JPH0843231A - 耐圧防爆形圧力センサ - Google Patents
耐圧防爆形圧力センサInfo
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- JPH0843231A JPH0843231A JP18162894A JP18162894A JPH0843231A JP H0843231 A JPH0843231 A JP H0843231A JP 18162894 A JP18162894 A JP 18162894A JP 18162894 A JP18162894 A JP 18162894A JP H0843231 A JPH0843231 A JP H0843231A
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- pressure receiving
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 耐圧防爆形圧力センサの小形化に伴い、結線
空間が少なくなっても、ケーブルに無理な力をかけるこ
となく、確実に配線作業をすることができるようにす
る。 【構成】 円筒状のケース１と、このケース１内に収容
された電気回路部４と、ケース１の軸心線と交差するよ
うに配設された端子板５と、この端子板５において、ケ
ース１の一端側に位置して固定され、電気回路部４に電
気的に接続される端子台６と、ケース１の一端に着脱自
在に取付けられ、端子台６を覆うカバー７と、ケース１
の他端側に設けられ、ケース１の軸心線に沿ってこのケ
ース１の外方に延び、かつケース１の外部から端子台６
にケーブル１６を導く管状のケーブルグランド１３と、
ケース１の軸心からそのケース１の円周方向に延びる線
上において、ケース１に螺合され、かつケース１の内部
に収容された受圧部２２とを備えている。
空間が少なくなっても、ケーブルに無理な力をかけるこ
となく、確実に配線作業をすることができるようにす
る。 【構成】 円筒状のケース１と、このケース１内に収容
された電気回路部４と、ケース１の軸心線と交差するよ
うに配設された端子板５と、この端子板５において、ケ
ース１の一端側に位置して固定され、電気回路部４に電
気的に接続される端子台６と、ケース１の一端に着脱自
在に取付けられ、端子台６を覆うカバー７と、ケース１
の他端側に設けられ、ケース１の軸心線に沿ってこのケ
ース１の外方に延び、かつケース１の外部から端子台６
にケーブル１６を導く管状のケーブルグランド１３と、
ケース１の軸心からそのケース１の円周方向に延びる線
上において、ケース１に螺合され、かつケース１の内部
に収容された受圧部２２とを備えている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、耐圧防爆形圧力セン
サに係り、とくに配線装置の改良に関するものである。
なお、耐圧防爆形の構造とはケース１内部で火災例えば
ケース１内の電気部品が燃えた場合に、ケース１外部に
炎が漏れず、したがってケース１の周囲に着火性のガス
が存在しても引火しない構造をいう。そして圧力センサ
の形状あるいは大きさによってケース、カバー、受圧部
あるいはケーブルグランド部間の連結部分の寸法が規定
されている。
サに係り、とくに配線装置の改良に関するものである。
なお、耐圧防爆形の構造とはケース１内部で火災例えば
ケース１内の電気部品が燃えた場合に、ケース１外部に
炎が漏れず、したがってケース１の周囲に着火性のガス
が存在しても引火しない構造をいう。そして圧力センサ
の形状あるいは大きさによってケース、カバー、受圧部
あるいはケーブルグランド部間の連結部分の寸法が規定
されている。
【０００２】
【従来の技術】図３は従来の防爆形圧力センサの構成を
一部取り除いて示す正面図、図４はケーブルグランドの
縦断面図である。図３において、１は円筒状のケース、
１３はケーブルグランド、２２は受圧部である。ケーブ
ルグランド１３は図４に示すように、ベース部１３ａと
クランプ部１３ｂとから構成される。ベース部１３ａは
一端にケース１と連結するためのねじ部１４を有し、他
端に雌ねじ３０を有している。この雌ねじ３０にはクラ
ンプ部１３ｂのねじ部３１が螺合される。ベース部１３
ａとクランプ部１３ｂとの間には両者間のシールを司る
耐圧ゴムパッキン１８が設けられる。このような構成を
有するケーブルグランド１３は端子板（図示せず）の配
設位置との関係において、ケース１に対し、このケース
１の軸心線と交差する線に沿って、すなわちケース１の
円周に対し、その割線上において連結される。またケー
ス１の円周において、その中心から放射状に延びる線上
には筒部３２が一体に突設される。この筒部３２の外端
部には雌ねじ２０が設けられている。受圧部２２は一端
に圧力検出子２４を有し、かつその受圧部２２の外周に
筒部３２の雌ねじ２０と螺合するねじ部２５を有してい
る。ケース１内には端子板１０が設けられ、この端子板
１０には端子台６が設けられる。ケーブル１６はケース
１の外側からケーブルグランド１３に挿入され、このケ
ーブルグランド１３に案内されて、ケース１内に導かれ
る。この状態でケーブル１６の各線１６ａ，１６ｂ，１
６ｃ，１６ｄの先端に取付けた端子片２８を端子台６に
固定する。
一部取り除いて示す正面図、図４はケーブルグランドの
縦断面図である。図３において、１は円筒状のケース、
１３はケーブルグランド、２２は受圧部である。ケーブ
ルグランド１３は図４に示すように、ベース部１３ａと
クランプ部１３ｂとから構成される。ベース部１３ａは
一端にケース１と連結するためのねじ部１４を有し、他
端に雌ねじ３０を有している。この雌ねじ３０にはクラ
ンプ部１３ｂのねじ部３１が螺合される。ベース部１３
ａとクランプ部１３ｂとの間には両者間のシールを司る
耐圧ゴムパッキン１８が設けられる。このような構成を
有するケーブルグランド１３は端子板（図示せず）の配
設位置との関係において、ケース１に対し、このケース
１の軸心線と交差する線に沿って、すなわちケース１の
円周に対し、その割線上において連結される。またケー
ス１の円周において、その中心から放射状に延びる線上
には筒部３２が一体に突設される。この筒部３２の外端
部には雌ねじ２０が設けられている。受圧部２２は一端
に圧力検出子２４を有し、かつその受圧部２２の外周に
筒部３２の雌ねじ２０と螺合するねじ部２５を有してい
る。ケース１内には端子板１０が設けられ、この端子板
１０には端子台６が設けられる。ケーブル１６はケース
１の外側からケーブルグランド１３に挿入され、このケ
ーブルグランド１３に案内されて、ケース１内に導かれ
る。この状態でケーブル１６の各線１６ａ，１６ｂ，１
６ｃ，１６ｄの先端に取付けた端子片２８を端子台６に
固定する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の耐圧防爆形圧力
センサは、上述のように構成されているので、小形化を
図る場合には、先ず主体であるケース１の円筒形の半径
を短くする必要がある。したがってケーブルグランド１
３を通してケース１内に導入されたケーブル１６をケー
ス１内において急角度で曲げなくてはならず、このよう
に無理に曲げた状態ではケーブル１６の各線１６ａ，１
６ｂ，１６ｃ，１６ｄの端部すなわち端子片２８の位置
が順にずれるため、配線作業がきわめてしにくいという
問題点がある。またケーブルグランド１３がケース１の
円周上において、その割線方向に長く突き出ているので
圧力センサの取り付け場所を十分に確保する必要がある
という問題点がある。また受圧部２２はケース１の中心
からその円周を横切る線上において、ケース１の外方に
突出して設けられるため、これまた広い取り付け空間を
必要とする。さらにケース１の小形化につれ、ケーブル
１６の端子片２８の端子台６に対する取付け時にケーブ
ル１６に無理な力が加わり、しかも配線作業の確実性が
失われる怖れがあるなどの問題点を有している。
センサは、上述のように構成されているので、小形化を
図る場合には、先ず主体であるケース１の円筒形の半径
を短くする必要がある。したがってケーブルグランド１
３を通してケース１内に導入されたケーブル１６をケー
ス１内において急角度で曲げなくてはならず、このよう
に無理に曲げた状態ではケーブル１６の各線１６ａ，１
６ｂ，１６ｃ，１６ｄの端部すなわち端子片２８の位置
が順にずれるため、配線作業がきわめてしにくいという
問題点がある。またケーブルグランド１３がケース１の
円周上において、その割線方向に長く突き出ているので
圧力センサの取り付け場所を十分に確保する必要がある
という問題点がある。また受圧部２２はケース１の中心
からその円周を横切る線上において、ケース１の外方に
突出して設けられるため、これまた広い取り付け空間を
必要とする。さらにケース１の小形化につれ、ケーブル
１６の端子片２８の端子台６に対する取付け時にケーブ
ル１６に無理な力が加わり、しかも配線作業の確実性が
失われる怖れがあるなどの問題点を有している。
【０００４】請求項１の発明は、耐圧防爆形圧力センサ
の小形化に伴い、結線空間が少なくなっても、ケーブル
に無理な力をかけることなく、確実に配線作業をするこ
とができるようにすることを目的とする。
の小形化に伴い、結線空間が少なくなっても、ケーブル
に無理な力をかけることなく、確実に配線作業をするこ
とができるようにすることを目的とする。
【０００５】請求項２の発明は、請求項１と同様に、耐
圧防爆形圧力センサの小形化に伴い、結線空間が少なく
なっても、ケーブルに無理な力をかけることなく、確実
に配線作業をすることができると共に、ケーブルグラン
ド部をさらに小形化できるようにすることを目的とす
る。
圧防爆形圧力センサの小形化に伴い、結線空間が少なく
なっても、ケーブルに無理な力をかけることなく、確実
に配線作業をすることができると共に、ケーブルグラン
ド部をさらに小形化できるようにすることを目的とす
る。
【０００６】請求項３の発明は、耐圧防爆形圧力センサ
の受圧部取付部の小形化を図り、受圧部取付部の密閉性
を確実に実施し、さらに受圧部の取付けを強固にできる
ようにすることを目的とする。
の受圧部取付部の小形化を図り、受圧部取付部の密閉性
を確実に実施し、さらに受圧部の取付けを強固にできる
ようにすることを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明は、円筒
状のケースと、このケース内に収容された電気回路部
と、ケースの軸心線と交差するように配設された端子板
と、この端子板におい、ケースの一端側に位置して固定
され、電気回路部に電気的に接続される端子台と、ケー
スの一端に着脱自在に取付けられ、端子台を覆うカバー
と、ケースの他端側に設けられ、ケースの軸心線に沿っ
てこのケースの外方に延び、かつケースの外部から端子
台にケーブルを導く管状のケーブルグランドと、ケース
の軸心からそのケースの円周方向に延びる線上におい
て、ケースに螺合され、かつケースの内部に収容された
受圧部とを備えている。
状のケースと、このケース内に収容された電気回路部
と、ケースの軸心線と交差するように配設された端子板
と、この端子板におい、ケースの一端側に位置して固定
され、電気回路部に電気的に接続される端子台と、ケー
スの一端に着脱自在に取付けられ、端子台を覆うカバー
と、ケースの他端側に設けられ、ケースの軸心線に沿っ
てこのケースの外方に延び、かつケースの外部から端子
台にケーブルを導く管状のケーブルグランドと、ケース
の軸心からそのケースの円周方向に延びる線上におい
て、ケースに螺合され、かつケースの内部に収容された
受圧部とを備えている。
【０００８】請求項２の発明は、請求項１において、ケ
ーブルグランドの小型化を図るもので、ケーブルグラン
ドのケース内に延びるねじ筒にねじ部（１４）を螺合
し、ケーブルグランドのベース部（１３ａ）と同等構成
である耐圧パッキンをクランプ部のねじによって押圧す
る機構を持たせたものである。
ーブルグランドの小型化を図るもので、ケーブルグラン
ドのケース内に延びるねじ筒にねじ部（１４）を螺合
し、ケーブルグランドのベース部（１３ａ）と同等構成
である耐圧パッキンをクランプ部のねじによって押圧す
る機構を持たせたものである。
【０００９】請求項３の発明は、請求項１において、受
圧部の取付部の小型化を図るもので、受圧部をケース内
部に延びるねじ筒に螺合し、受圧部とねじ筒との間にＯ
リングを設け、ケースには受圧部に対し、この受圧部の
軸心線と交差する方向において係合し、この受圧部に設
けた凹部にかん合するように止めねじを施し、ケースに
対する緩み止めを司ったものである。
圧部の取付部の小型化を図るもので、受圧部をケース内
部に延びるねじ筒に螺合し、受圧部とねじ筒との間にＯ
リングを設け、ケースには受圧部に対し、この受圧部の
軸心線と交差する方向において係合し、この受圧部に設
けた凹部にかん合するように止めねじを施し、ケースに
対する緩み止めを司ったものである。
【００１０】
【作用】請求項１の発明は、ケーブルがケースの軸心線
に沿ってその他端からケース内に引き込まれ、このケー
スの一端において端子台に結線される。
に沿ってその他端からケース内に引き込まれ、このケー
スの一端において端子台に結線される。
【００１１】請求項２の発明は、請求項１と同様に、ケ
ーブルがケースの軸心線に沿ってその他端からケース内
に引き込まれ、このケースの一端において端子台に結線
される。またケーブルグランドのケース内に延びるねじ
筒にねじ部を螺合し、ケーブルグランドのベース部と同
等構成である耐圧パッキンをクランプ部のねじ部で押圧
する。
ーブルがケースの軸心線に沿ってその他端からケース内
に引き込まれ、このケースの一端において端子台に結線
される。またケーブルグランドのケース内に延びるねじ
筒にねじ部を螺合し、ケーブルグランドのベース部と同
等構成である耐圧パッキンをクランプ部のねじ部で押圧
する。
【００１２】請求項３の発明は、請求項１と同様に、ケ
ーブルがケースの軸心線に沿ってその他端からケース内
に引き込まれ、このケースの一端において端子台に結線
される。また受圧部はケース内部に延びるねじ筒に螺合
する。受圧部とねじ筒との間のシールはＯリングによっ
て確保される。さらに受圧部のケースに対する緩み止め
は受圧部に設けた凹部とかん合された止めねじによって
なされる。
ーブルがケースの軸心線に沿ってその他端からケース内
に引き込まれ、このケースの一端において端子台に結線
される。また受圧部はケース内部に延びるねじ筒に螺合
する。受圧部とねじ筒との間のシールはＯリングによっ
て確保される。さらに受圧部のケースに対する緩み止め
は受圧部に設けた凹部とかん合された止めねじによって
なされる。
【００１３】
【実施例】以下、この発明における耐圧防爆形圧力セン
サの一実施例について、図を参照して説明する。１は金
属、例えば、アルミダイキャストにより成形された円筒
状のケースで、このケース１の一端には開口部２が設け
られ、またそのケース１の他端には壁部３が設けられ
る。４はこの円筒状のケース１内に収容された電気回路
部で、この電気回路部４は電気回路を構成するプリント
回路基板により構成される。この電気回路部４すなわち
プリント回路基板はケース１の軸心線に沿って配設され
る。５はケース１の内部において、その配設位置を工夫
して開口部側に配設した端子板で、この端子板５の面は
ケース１の軸心線と直交している。６は端子板５の一方
の面すなわちケース１の開口部２側の面に取り付けた端
子台で、電気回路部４に電気的に接続される。７はケー
ス１の開口部２を覆うカバーで、このカバー７の外周に
はねじ部８が設けられ、このねじ部８はケース１の開口
部２の内周に設けた雌ねじ９と螺合するようにされてい
る。１０はケース１とカバー７との間のシールを司るシ
ール部材である。なお、１０はＯリング等により、ねじ
部８，９の外側に位置してもよい。ケース１の他端には
この壁部３を貫通し、かつケース１の軸心線に沿って延
びる案内壁１１により形成されたねじ穴１２が設けられ
る。１３はケーブルグランドで、中空部材により管状に
形成され、このケーブルグランド部１３の一端にはねじ
穴１２と螺合するねじ部１４が形成され、またその他端
にはクランプ１５が設けられる。ケーブルグランド１３
はケーブル１６をケース１外部からその内部に導くもの
である。ねじ穴１２のケース１内における端部には凹所
１７が形成され、この凹所１７内にはケース１とケーブ
ルグランド１３と間のシールを司るゴム製の耐圧パッキ
ン１８が設けられる。１９はケーブルグランド１３に螺
合し、ケース１と当接する緩み止めの止めねじで、ケー
ブルグランド１３がケース１に対して緩むのを防止す
る。ケース１の外周壁にはねじ穴２０が設けられ、この
ねじ穴２０はケース１内において、このケース１の軸心
からそのケース１の円周に向かう放射状の線上に沿って
設けた案内壁２１によって形成される。２２は受圧部
で、この受圧部は受圧筒２３と、この受圧筒２３の一端
に取付けられた圧力検出素子２４を有し、また受圧筒２
３の外周にはねじ穴２０と螺合するねじ部２５が設けら
れる。また案内壁２１と受圧筒２３との間にはＯリング
２６が取付けられる。このＯリング２６によって受圧部
２２とねじ筒２０との間のシールが確保される。受圧部
２２のねじ部２５はケース１内部に延びるねじ筒２０に
螺合される。止めねじ２７はケース１に螺合され、その
先端部が受圧部２２の凹部と当接する緩み止め用の止め
ねじで、受圧部２２がケース１に対して緩むのを防止す
るものである。２８はケーブル１６の各線１６ａ，１６
ｂ，１６ｃ，１６ｄの一端に固定した端子片、２９は端
子片２８を端子台に対し、締め付ける締め付けねじであ
る。
サの一実施例について、図を参照して説明する。１は金
属、例えば、アルミダイキャストにより成形された円筒
状のケースで、このケース１の一端には開口部２が設け
られ、またそのケース１の他端には壁部３が設けられ
る。４はこの円筒状のケース１内に収容された電気回路
部で、この電気回路部４は電気回路を構成するプリント
回路基板により構成される。この電気回路部４すなわち
プリント回路基板はケース１の軸心線に沿って配設され
る。５はケース１の内部において、その配設位置を工夫
して開口部側に配設した端子板で、この端子板５の面は
ケース１の軸心線と直交している。６は端子板５の一方
の面すなわちケース１の開口部２側の面に取り付けた端
子台で、電気回路部４に電気的に接続される。７はケー
ス１の開口部２を覆うカバーで、このカバー７の外周に
はねじ部８が設けられ、このねじ部８はケース１の開口
部２の内周に設けた雌ねじ９と螺合するようにされてい
る。１０はケース１とカバー７との間のシールを司るシ
ール部材である。なお、１０はＯリング等により、ねじ
部８，９の外側に位置してもよい。ケース１の他端には
この壁部３を貫通し、かつケース１の軸心線に沿って延
びる案内壁１１により形成されたねじ穴１２が設けられ
る。１３はケーブルグランドで、中空部材により管状に
形成され、このケーブルグランド部１３の一端にはねじ
穴１２と螺合するねじ部１４が形成され、またその他端
にはクランプ１５が設けられる。ケーブルグランド１３
はケーブル１６をケース１外部からその内部に導くもの
である。ねじ穴１２のケース１内における端部には凹所
１７が形成され、この凹所１７内にはケース１とケーブ
ルグランド１３と間のシールを司るゴム製の耐圧パッキ
ン１８が設けられる。１９はケーブルグランド１３に螺
合し、ケース１と当接する緩み止めの止めねじで、ケー
ブルグランド１３がケース１に対して緩むのを防止す
る。ケース１の外周壁にはねじ穴２０が設けられ、この
ねじ穴２０はケース１内において、このケース１の軸心
からそのケース１の円周に向かう放射状の線上に沿って
設けた案内壁２１によって形成される。２２は受圧部
で、この受圧部は受圧筒２３と、この受圧筒２３の一端
に取付けられた圧力検出素子２４を有し、また受圧筒２
３の外周にはねじ穴２０と螺合するねじ部２５が設けら
れる。また案内壁２１と受圧筒２３との間にはＯリング
２６が取付けられる。このＯリング２６によって受圧部
２２とねじ筒２０との間のシールが確保される。受圧部
２２のねじ部２５はケース１内部に延びるねじ筒２０に
螺合される。止めねじ２７はケース１に螺合され、その
先端部が受圧部２２の凹部と当接する緩み止め用の止め
ねじで、受圧部２２がケース１に対して緩むのを防止す
るものである。２８はケーブル１６の各線１６ａ，１６
ｂ，１６ｃ，１６ｄの一端に固定した端子片、２９は端
子片２８を端子台に対し、締め付ける締め付けねじであ
る。
【００１４】上記構成において、ケーブルグランド１３
は予めケース１内に延びるねじ筒１２と螺合し、そのケ
ーブルグランド１３の一端がケース１内に進入した状態
でケース１と連結している。またケーブル１６の各線１
６ａ，１６ｂ，１６ｃ，１６ｄの一端には予め端子片２
８が取付けられる。ケーブル１６はケーブルグランド１
３内にこの他端から引き込まれ、ケース１の軸心線に沿
ってケース１内に導かれ、さらにケース１の一端に引き
出される。ケーブル１６の各線１６ａ，１６ｂ，１６
ｃ，１６ｄは端子板５の面に沿って曲げられ、かつケー
ブルグランド１３を中心に拡げられる。このため各端子
片２８の端部はほぼ同じ位置すなわちほぼ同じ高さに揃
うことになる。この状態において各端子片２８は端子台
６に締め付けねじ２９により締め付けられる。
は予めケース１内に延びるねじ筒１２と螺合し、そのケ
ーブルグランド１３の一端がケース１内に進入した状態
でケース１と連結している。またケーブル１６の各線１
６ａ，１６ｂ，１６ｃ，１６ｄの一端には予め端子片２
８が取付けられる。ケーブル１６はケーブルグランド１
３内にこの他端から引き込まれ、ケース１の軸心線に沿
ってケース１内に導かれ、さらにケース１の一端に引き
出される。ケーブル１６の各線１６ａ，１６ｂ，１６
ｃ，１６ｄは端子板５の面に沿って曲げられ、かつケー
ブルグランド１３を中心に拡げられる。このため各端子
片２８の端部はほぼ同じ位置すなわちほぼ同じ高さに揃
うことになる。この状態において各端子片２８は端子台
６に締め付けねじ２９により締め付けられる。
【００１５】
【発明の効果】以上説明したように、請求項１の発明に
よれば、ケースの外部から端子台にケーブルを導く管状
のケーブルグランドがケースの他端側に設けられ、かつ
ケースの軸心線に沿ってこのケースの外方に延び、また
受圧部はケースの軸心からそのケースの円周方向に延び
る線上において、ケースに螺合され、かつケースの内部
に収容されているので、ケーブルをケース内に引き込ん
だ状態で、そのケーブルを端子台に取り付ける際、ケー
ブルを端子台に引き出す方向がケーブルの押入方向と一
致するので容易にケーブルを引き出すことができ、ケー
ブルの先端が寸法的に揃うので、端子台に対する取り付
けがきわめて容易であり、かつケーブルに無理な力が加
わらないという効果がある。
よれば、ケースの外部から端子台にケーブルを導く管状
のケーブルグランドがケースの他端側に設けられ、かつ
ケースの軸心線に沿ってこのケースの外方に延び、また
受圧部はケースの軸心からそのケースの円周方向に延び
る線上において、ケースに螺合され、かつケースの内部
に収容されているので、ケーブルをケース内に引き込ん
だ状態で、そのケーブルを端子台に取り付ける際、ケー
ブルを端子台に引き出す方向がケーブルの押入方向と一
致するので容易にケーブルを引き出すことができ、ケー
ブルの先端が寸法的に揃うので、端子台に対する取り付
けがきわめて容易であり、かつケーブルに無理な力が加
わらないという効果がある。
【００１６】請求項２の発明によれば、請求項１におい
て、ケーブルグランドの一端外周にねじ部を設け、この
ねじ部をケース内に延びるケーブルグランドのベース部
構造を構成しているねじ筒に螺合させているので、ケー
ブルグランドがケースから突出する寸法がきわめて短縮
されるため、容易に小形化を図ることができるという効
果がある。
て、ケーブルグランドの一端外周にねじ部を設け、この
ねじ部をケース内に延びるケーブルグランドのベース部
構造を構成しているねじ筒に螺合させているので、ケー
ブルグランドがケースから突出する寸法がきわめて短縮
されるため、容易に小形化を図ることができるという効
果がある。
【００１７】請求項３の発明によれば、請求項１におい
て、受圧部が上記ケース内部に延びるねじ筒に螺合し、
受圧部とねじ筒との間にＯリングを設け、ケースには受
圧部に対し、この受圧部の軸心線と交差する方向におい
て係合し、この受圧部のケースに対する緩み止めを司る
止めねじを設けているので、受圧部がケースから突出す
る寸法がきわめて短縮されるため、容易に小型化を図
り、かつ、受圧部とケース部間の密閉性を高め、防塵防
滴性を確保することができるという効果がある。
て、受圧部が上記ケース内部に延びるねじ筒に螺合し、
受圧部とねじ筒との間にＯリングを設け、ケースには受
圧部に対し、この受圧部の軸心線と交差する方向におい
て係合し、この受圧部のケースに対する緩み止めを司る
止めねじを設けているので、受圧部がケースから突出す
る寸法がきわめて短縮されるため、容易に小型化を図
り、かつ、受圧部とケース部間の密閉性を高め、防塵防
滴性を確保することができるという効果がある。
【図１】この発明における耐圧防爆形圧力センサの一実
施例を示す縦断面図である。
施例を示す縦断面図である。
【図２】図１における耐圧防爆形圧力センサを、そのカ
バーを取り外して示す正面図である。
バーを取り外して示す正面図である。
【図３】従来の耐圧防爆形圧力センサの正断面図であ
る。
る。
【図４】図３におけるケーブルグランドの縦断面図であ
る。
る。
１ ケース ４ 電気回路部 ５ 端子板 ６ 端子台 ７ カバー １２ ねじ筒 １３ ケーブルグランド １３ａ ベース部 １３ｂ クランプ部 １４ ねじ部 １６ ケーブル １８ 耐圧パッキン ２０ ねじ穴 ２１ 案内壁 ２２ 受圧部 ２２ａ 凹所 ２４ 圧力検出素子 ２５ ねじ部 ２６ Ｏリング ２７ 止めねじ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉川 康秀 神奈川県藤沢市川名１丁目12番２号 山武 ハネウエル株式会社藤沢工場内 (72)発明者 市田 俊司 神奈川県藤沢市川名１丁目12番２号 山武 ハネウエル株式会社藤沢工場内
Claims (3)
- 【請求項１】 円筒状のケース（１）と、このケース
（１）内に収容された電気回路部（４）と、上記ケース
（１）の軸心線と交差するように配設された端子板
（５）と、この端子板（５）において、上記ケース
（１）の一端側に位置して固定され、上記電気回路部
（４）に電気的に接続される端子台（６）と、上記ケー
ス（１）の一端に着脱自在に取付けられ、上記端子台
（６）を覆うカバー（７）と、上記ケース（１）の他端
側に設けられ、上記ケース（１）の軸心線に沿ってこの
ケース（１）の外方に延び、かつ上記ケース（１）内に
このケース（１）の外部からケーブル（１６）を導く管
状のケーブルグランド（１３）と、上記ケース（１）の
軸心からそのケース（１）の円周方向に延びる線上にお
いて、上記ケース（１）に螺合され、かつ上記ケース
（１）の内部に収容された受圧部（２２）とを備えた耐
圧防爆形圧力センサ。 - 【請求項２】 上記ケーブルグランドのクランプ部（１
３ｂ）は、一端の外周にねじ部（１４）を設け、このね
じ部を上記ケース（１）内に延びるねじ筒（１２）に螺
合し、ケーブルグランドのベース部（１３ａ）と同等で
ある耐圧パッキン（１８）をねじ部（１４）で押圧する
ように構成した請求項１の耐圧防爆形圧力センサ。 - 【請求項３】 上記受圧部（２２）は上記ケース（１）
内部に延びるねじ筒（２０）に螺合し、上記受圧部（２
２）と上記ねじ筒（２０）との間にＯリング（２６）を
設け、上記ケース（１）には上記受圧部（２２）に対
し、この受圧部（２２）の軸心線と交差する方向におい
て係合し、この受圧部（２２）に凹部を設け、その凹部
にかん合するように上記ケース（１）に対する緩み止め
を司る止めねじ（２７）を設けた請求項１の耐圧防爆形
圧力センサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06181628A JP3142721B2 (ja) | 1994-08-02 | 1994-08-02 | 耐圧防爆形圧力センサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06181628A JP3142721B2 (ja) | 1994-08-02 | 1994-08-02 | 耐圧防爆形圧力センサ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0843231A true JPH0843231A (ja) | 1996-02-16 |
| JP3142721B2 JP3142721B2 (ja) | 2001-03-07 |
Family
ID=16104104
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06181628A Expired - Lifetime JP3142721B2 (ja) | 1994-08-02 | 1994-08-02 | 耐圧防爆形圧力センサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3142721B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998014763A1 (en) * | 1996-10-04 | 1998-04-09 | Rosemount Inc. | Process control transmitter with electrical feedthrough assembly |
| JP2008005570A (ja) * | 2006-06-20 | 2008-01-10 | Yokogawa Electric Corp | フィールド機器 |
| US11047754B2 (en) | 2018-06-27 | 2021-06-29 | Nagano Keiki Co., Ltd. | Physical quantity measuring device |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101924404B1 (ko) * | 2017-02-23 | 2019-02-20 | (주)현태엔지니어링 | 압력 스위치용 방폭함 |
-
1994
- 1994-08-02 JP JP06181628A patent/JP3142721B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998014763A1 (en) * | 1996-10-04 | 1998-04-09 | Rosemount Inc. | Process control transmitter with electrical feedthrough assembly |
| US5954526A (en) * | 1996-10-04 | 1999-09-21 | Rosemount Inc. | Process control transmitter with electrical feedthrough assembly |
| JP2008005570A (ja) * | 2006-06-20 | 2008-01-10 | Yokogawa Electric Corp | フィールド機器 |
| US11047754B2 (en) | 2018-06-27 | 2021-06-29 | Nagano Keiki Co., Ltd. | Physical quantity measuring device |
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| Publication number | Publication date |
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| JP3142721B2 (ja) | 2001-03-07 |
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