JPH0843043A - Icパッケージ検査用撮像装置 - Google Patents

Icパッケージ検査用撮像装置

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JPH0843043A
JPH0843043A JP17424294A JP17424294A JPH0843043A JP H0843043 A JPH0843043 A JP H0843043A JP 17424294 A JP17424294 A JP 17424294A JP 17424294 A JP17424294 A JP 17424294A JP H0843043 A JPH0843043 A JP H0843043A
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JP
Japan
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package
imaging
image
image pickup
pickup device
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Application number
JP17424294A
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English (en)
Inventor
Yasuo Komatsu
保雄 小松
Katsuhisa Azuma
賀津久 東
Hajime Takeuchi
元 竹内
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Nidec Instruments Corp
Original Assignee
Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
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Application filed by Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd filed Critical Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】面実装型のICパッケージのリードピンの配列
ピッチの乱れ及び浮きの有無を能率良く検査できる新規
なICパッケージ検査用撮像装置の提供 【構成】面実装型のICパッケージの互いに対応する2
側面におけるリードピンの状態を同時に撮像するため
に、共通の結像レンズ12に対し、光軸に対して対称的
に傾いた2遮光線を結像光路として遮光線光路形成部材
14により設定し、被検ICパッケージの上記2側面の
像が、上記結像レンズ12により共通のエリアセンサー
10上に結像するようにした。上記2つの遮光線の光路
を、それぞれ第1および第2の反射面対(16A,18
A,16B,18B)により、被検ICパッケージ1の
セット領域の両側へ導く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はICパッケージ検査用
撮像装置、より詳細には、面実装型のICパッケージに
おけるリードピンの配列ピッチの乱れ及び浮きの有無を
検査するための撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ICパッケージを「配設基板」に実装す
るのに、リードピンを基板に設けられたホールに差し込
む方式のもののほかに、基板表面にリードピンを接合さ
せる方式のものがある。後者、即ち、リードピンを基板
表面に接合する方式のICパッケージは「面実装型」と
呼ばれ、QFP(クワット・フラット・パッケージ)や
SOP(スモール・アウトライン・パッケージ)が、こ
れに属する。
【0003】図8(a)において、符号1は、面実装型
のICパッケージの1例であるSOPを示している。本
体1Aの両側に、リードピン1a1,1a2,..,1
ai,...1anが設けられている。各リードピン1
aiの、下方に伸びた自由端部は、本体1Aの表面と平
行なるように滑らかに曲げられており、この部分が基板
表面への「接合部」になる。
【0004】SOP1を実装される配設基板2の表面に
は、各リードピン1aiの接合部の配置に応じたハンダ
2a1,2a2,.,2ai,..2anのパターンが
「印刷」により形成されている。このハンダのパターン
に合わせて、SOP1を配設基板2上に載置し、各リー
ドピン1aiの接合部が、対応するハンダ2ai上に位
置するようにする。
【0005】この状態でハンダのパターンを加熱し、ハ
ンダ付けにより各リードピンを配設基板2の表面に接合
するのである。
【0006】QFPは、矩形状の本体の、4つの辺のそ
れぞれにリードピンが設けられている点が上記SOPと
異なっているが、配設基板への接合は上に説明したSO
Pの場合と同様に、リードピンの接合部の配列に合わせ
たハンダのパターンを配設基板に形成し、リードピンと
ハンダのパターンとのパターン合わせをして加熱し、接
合を行うのである。
【0007】このような接合が正常に行われるために
は、面実装型のICパッケージにおけるリードピンの配
列が、設計通りの配列ピッチを持ち、リードピンの接合
部が実質的に同一の平面上に位置していなければならな
い。
【0008】リードピンの配列ピッチに「乱れ」があっ
たり、あるいは、図8(b)に示すように、リードピン
1ajの接合部が浮き上がっている(この状態を、リー
ドピンの「浮き」と称する)と、配設基板上に印刷形成
されたハンダと接触しないリードピンが生じ、実装不良
となる。
【0009】QFPやSOPでは、リードピンのピン数
が「数十本から数百本」と多数であり、リードピンは極
めて細く、ICパッケージの取り扱い中に不用意な力を
受けて配列ピッチが「乱れ」たり、「浮き」が発生しや
すい。
【0010】このためICパッケージを面実装するに先
立ち、リードピンの配列ピッチに乱れがないか、接合部
の浮きが無いかを検査する必要がある。この検査が「I
Cパッケージ検査」である。
【0011】このような、ICパッケージ検査を行う装
置として、従来、透明板によるステージ上に、被検IC
パッケージをセットし、ステージ上に設置された4つの
ハーフミラーを介して、ステージ面と略平行に4方から
照明し、リードピンによる反射光を上記ハーフミラーに
より反射させて上記ステージの下位に配備された4つの
結像レンズに導き、4つの結像レンズによるリードピン
の像を4つのラインセンサー上にそれぞれ結像させ、4
つのラインセンサーを、結像面上でライン直交方向へ変
位させてリードピンの像を走査して、リードピンに関す
る2次元的な画像を得、この画像に基づき検査を行う方
式のものが意図されている。
【0012】このような装置は、4つのラインセンサー
を移動させてリードピンの像を走査するので、被検IC
パッケージ一つ当たりの検査時間が長く必要であり、検
査能率の向上が困難である。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上述した事
情に鑑みて成されたものであって、面実装型のICパッ
ケージのリードピンの配列ピッチの乱れ及び浮きの有無
を能率良く検査できる新規なICパッケージ検査用撮像
装置の提供を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明のICパッケー
ジ検査用撮像装置は「面実装型のICパッケージのリー
ドピンの、配列ピッチの乱れ及び浮きの有無を検査す
る」ための撮像装置であるが、請求項1記載の発明は、
「被検ICパッケージの、互いに対向する2つの側面部
の像を撮像する装置」である。
【0015】即ち、図8に即して説明したような「SO
P」は、本体の両側、即ち「互いに対向する2つの側面
部」にリードピンを有するが、このようなリードピンを
有する「互いに対向する2つの側面部」の像を同時に撮
像できる装置である。
【0016】請求項1記載のICパッケージ検査用撮像
装置は、1以上のエリアセンサーと1以上の結像レン
ズ、斜光線光路形成部材、第1および第2の反射面対
と、照明手段とを有する。
【0017】1以上の「エリアセンサ」ーは撮像用に用
いられる。2以上のエリアセンサーが用いられるとき
は、撮像すべき部分の像が分割されて個々のエリアセン
サーにより撮像される。
【0018】1以上の「結像レンズ」は、1:1にエリ
アセンサーに対応し、撮像すべき部分の像を対応するエ
リアセンサー上に結像させる。
【0019】「斜光線光路形成部材」は、結像レンズを
介してエリアセンサーと逆の側において、結像レンズの
光軸上に、2面の反射面を結像レンズから離れる向きに
開くようにV字型に組み合わせて設けられ、結像レンズ
の光軸に対して「対称に傾いた1対の結像光路」を構成
する。
【0020】「第1の反射面対」は、1対の反射面を所
定の角をなして組み合わせて成り、エリアセンサーから
結像レンズと「斜光線光路形成部材の一方の反射面」と
を介して、被検ICパッケージのセット領域の「所定の
側」に到る結像光路を形成する。
【0021】「第2の反射面対」は、1対の反射面を所
定の角をなして組み合わせて成り、エリアセンサーから
結像レンズと「斜光線光路形成部材の他方の反射面」と
を介して、被検ICパッケージのセット領域の、「上記
所定の側とは逆の側」に到る結像光路を形成する。
【0022】「照明手段」は、上記「セット領域」にセ
ットされた被検体ICパッケージを照明する手段であ
る。
【0023】上記結像レンズとして、合焦範囲の広いも
の、即ち、エリアセンサーに対して実質的な共役関係を
満たす物体側の領域が広く、被検ICパッケージのサイ
ズの変化に拘らず、常に、被検ICパッケージの互いに
対向する2つの側面部の像がエリアセンサー上に結像す
るような場合には、上記結像のピント合わせは不用であ
り、1以上の結像レンズと対応する1以上のエリアセン
サーとは、固定的に配備することができる。
【0024】勿論、上記請求項1記載のICパッケージ
検査用撮像装置は、被検ICパッケージの互いに対向す
る2つの側面部の像を、1以上のエリアセンサー上に結
像させるための「合焦手段」を有することができる(請
求項2)。
【0025】「合焦手段」は、後述する実施例における
場合のように、「1以上のエリアセンサーと1以上の結
像レンズとを一体として、結像レンズの光軸方向へ移動
させる」ようにしたものでもよいし、可変焦点式の結像
レンズを用い、結像レンズの焦点距離の調整により合焦
を行うようにしてもよい。
【0026】請求項1,2記載のICパッケージ検査用
撮像装置において、「斜光線光路形成部材と1以上の結
像レンズとの間の光路」を、1以上の反射面を有する
「光束ガイド手段」で屈曲させることができる(請求項
3)。
【0027】請求項1または2記載のICパッケージ検
査用撮像装置を「縦方向撮像用」とし、請求項3記載の
ICパッケージを「横方向撮像用」とし、これらを直角
をなすように組合せ、被検ICパッケージの「4側面
部」が同時に撮像可能であるように構成することができ
る(請求項4)。
【0028】上記の如く、請求項1または2または3ま
たは4記載のICパッケージ検査用撮像装置は、エリア
センサーおよび結像レンズを複数有することもできる
が、この場合、複数のエリアセンサーと、これらエリア
センサーに対応する複数の結像レンズは、「斜光線光路
形成部材の2面の反射面の組合せ稜線部に平行な方向」
へ所定間隔で配列される(請求項5)。
【0029】上記請求項1または2または3または4ま
たは5記載のICパッケージ検査用撮像装置において、
「斜光線光路形成部材」の2面の反射面と、第1の反射
面対の1対の反射面と、第2の反射面対の1対の反射
面」、即ち6面の反射面を「結像光ガイドユニット」と
して一体化することができる(請求項6)。
【0030】請求項6記載のICパッケージ検査用撮像
装置のように、6面の反射面を「結像光ガイドユニッ
ト」として一体化する場合、一体化は、種々の形態が可
能である。例えば、結像光ガイドユニットを、プラスチ
ックの中空構造で構成し、内面の必要な部分に反射面を
形成してもよい。
【0031】あるいは「結像光ガイドユニット」を、ガ
ラス等の透明材質により形成し、結像光束の出入部と、
反射面部分以外の部分は、少なくとも一部を拡散面処理
してもよい(請求項7)。この場合、「照明手段」は、
結像光ガイドユニットの結像光束の入射部近傍の拡散面
処理された部分を介して、拡散光により被検ICパッケ
ージを照明するようにすることができる(請求項7)。
【0032】
【作用】上記のように、この発明では、結像レンズによ
る結像光束は、光軸に関して対称に傾いた2つの斜光線
光束である。2つの斜光線光束は、物体側においては、
それぞれ3面の反射面により光路を屈曲され、被検IC
パッケージがセットされる領域の両側へ導かれる。
【0033】また、これら斜光線光束は、結像レンズの
像側においては、互いに光軸の反対側へ分離しつつも、
共通のエリアセンサー上に結像する。
【0034】従って、セット領域にセットされた被検I
Cパッケージの、互いに対向する2つの観察面の像を、
共通のエリアセンサーに同時に結像させることができ
る。
【0035】セット領域にセットされる被検ICパッケ
ージは、その中心部がセット領域の中心部と合致するよ
うにセットされるが、被検ICパッケージの形状やサイ
ズの違いにより、結像レンズに対する物体距離が異なる
ので、合焦動作が必要な場合には、合焦手段により、例
えば「結像レンズと、これに対応するエリアセンサーと
を一体として、結像レンズの光軸方向へ変位させ」た
り、あるいは可変焦点式の結像レンズを用いる場合は
「焦点距離を調整し」つつピント合わせを行う(請求項
2)。
【0036】このピント合わせは、エリアセンサーの出
力をモニターしながら手動で行うようにしてもよいし、
エリアセンサーの出力画像を画像処理しつつピント合わ
せを行う、従来から知られた自動合焦システムを用いて
行っても良く、あるいは、被検ICパッケージの種類や
サイズを情報として与えることにより、物体距離を自動
的に演算し、演算された物体距離を実現するようにエリ
アセンサーと結像レンズを変位させてピント合わせする
ようにしてもよい。
【0037】
【実施例】以下、具体的な実施例を説明する。
【0038】図1は、請求項1,2,5,6,7記載の
ICパッケージ検査用撮像装置の1実施例を説明するた
めの図である。
【0039】この実施例は、面実装型のICパッケージ
のリードピンの、配列ピッチの乱れ及び浮きの有無を検
査するために、被検ICパッケージの、互いに対向する
2つの側面部の像を撮像する装置である。
【0040】図1(a)に示すように、この実施例の撮
像装置は、1以上のエリアセンサー10に対応して1以
上の結像レンズ12が配備され、結像レンズ12を介し
てエリアセンサー10と逆の側に斜光線光路形成部材1
4が配備されている。
【0041】斜光線光路形成部材14は、結像レンズ1
2の光軸(鎖線で示す)上に、2面の反射面14A,1
4Bを、結像レンズ12から離れる向きに開くようにV
字型に組み合わせて設けられている。
【0042】「第1の反射面対」を構成する1対の反射
面16A,18Aは、互いに所定の角をなして組み合わ
せられ、エリアセンサー10から結像レンズ12と、斜
光線光路形成部材14の反射面14Aとを介して、被検
ICパッケージ1のセット領域の所定の側(図1(a)
で右側)への結像光路を形成する。
【0043】「第2の反射面対」を構成する1対の反射
面16B,18Bは、互いに所定の角をなして組み合わ
せられ、エリアセンサー10から結像レンズ12と、斜
光線光路形成部材14の反射面14Bを介して、被検I
Cパッケージ1のセット領域の、上記所定の側とは逆の
側(図の左方)への結像光路を形成する。
【0044】符号20A,20Bは、上記「セット領
域」にセットされた被検体ICパッケージ1を照明する
照明手段を示している。
【0045】第1の反射面対(16A,18A)は、セ
ット領域に図のようにセットされた被検ICパッケージ
1の、図で右側の側面部からの結像光束を「コ字状」に
屈曲させて、斜光線光路形成部材14の反射面14Aに
導く。
【0046】即ち、反射面18A,16A,14Aは、
結像レンズ12による一つの斜光線光路(結像レンズ1
2の光軸に対して時計回りに傾いている)形成し、被検
ICパッケージ1の右側面部の像は、この斜光線結像光
路を通り、結像レンズ12によりエリアセンサー10
の、図で左側の領域に縮小結像される。
【0047】第2の反射面対(16B,18B)は、セ
ット領域に図のようにセットされた被検ICパッケージ
1の、図で左側の側面部からの結像光束を「逆コ字状」
に屈曲させて、斜光線光路形成部材14の反射面14B
に導く。
【0048】即ち、反射面18B,16B,14Bは、
結像レンズ12による一つの斜光線光路(結像レンズ1
2の光軸に対して反時計回りに傾いている)を形成し、
被検ICパッケージ1の右側面部の像は、この斜光線結
像光路を通り、結像レンズ12によりエリアセンサー1
0の、図で右側の領域に縮小結像される。
【0049】1以上のエリアセンサー10と1以上の結
像レンズ12とは一体として、結像レンズ10の光軸方
向へ移動可能であり、ステッピングモーターを用いた移
動機構50によりピント合わせのために図1(a)の上
下方向に変位させられるように成っている(請求項
2)。
【0050】移動機構50は、撮像装置を制御する制御
手段(コンピュータ等)による自動合焦システムで制御
される。
【0051】エリアセンサー10および結像レンズ12
は、原理的には、それぞれ1個でよいが、この実施例で
は、エリアセンサーと結像レンズの組みを3組用い、3
個のエリアセンサー10A,10B,10Cと、対応す
る3個の結像レンズ12A,12B,12Cを、図1
(b)に示すように並列的に配列して使用している(請
求項5)。
【0052】図1(b)における左右方向(エリアセン
サー、結像レンズの配列方向)は、図1(a)において
は図面に直交する方向であり、斜光線光路形成部材14
における反射面14A,14Bの組合せ稜線部に平行な
方向である。
【0053】各結像レンズ12A,12B,12Cは、
図に示すように、隣接する結像レンズの結像領域が端部
において、互いに重なりあうように配備され、エリアセ
ンサー10A,10B,10Cで撮像した画像を「一つ
の画像として合成できる」ようになっている。
【0054】エリアセンサー10A,10B,10C
と、結像レンズ12A,12B,12Cとの距離、即
ち、各結像レンズの像側距離は一定距離に固定されてい
る。
【0055】図1(b)において、符号11で示す面
は、結像レンズ12A,12B,12Cによりエリアセ
ンサー10A,10B,10Cの受光面と共役関係にあ
る共役面であり、ピント合わせは、この共役面11を被
検ICパッケージの側面部に合致させる操作に他ならな
い。
【0056】結像レンズ10が単一であると、エリアセ
ンサー12も単一ですみ、撮像装置のコスト低下の面か
らは有効であるが、必要な観察領域を単一の結像レンズ
でカバーしようとすると、広角なレンズが必要と成っ
て、コストの低減性が損なわれたり、あるいは、結像の
光路長が長くなって、撮像装置の小型化が困難になった
りする。
【0057】エリアセンサーと結像レンズを複数組用い
れば、コストの高い広角の結像レンズを用いる必要が無
く、装置の小型化が可能となる。
【0058】図1(a)に戻ると、斜光線光路形成部材
14、第1の反射面対を構成する反射面16A,18
A、第2の反射面対を構成する反射面16B,18B
は、結像光ガイドユニットとして一体化されている(請
求項6)。
【0059】即ち、この結像光ガイドユニットは、全体
をガラスプリズムを組み合わせて一体化した構成を有
し、実線で示す部分は研磨面とし、破線で示す部分は拡
散面処理を施され、且つ、拡散面処理を施された部分
は、黒色遮光材を塗布されている(請求項7)。
【0060】反射面14A,14B,16A,16B
は、研磨面に反射膜を形成することにより反射面とさ
れ、反射面18A,18Bは、研磨面に「ハーフミラー
処理」を施すことにより反射面となっている。
【0061】符号19A,19Bで示す研磨面部分は、
結像光束の入り口部であり、符号15で示す研磨面部分
は、結像光束の出口部分をなしている。
【0062】照明手段20A,20Bは、蛍光ランプや
ハロゲンランプ等の光源ランプである。
【0063】以下、この実施例装置による被検ICパッ
ケージの撮像を説明する。被検ICパッケージ1(図の
ようにSOPであるとする)は、一定の方向に向きを揃
えられて、図示されない搬送ラインを搬送される。
【0064】このように搬送されてくる被検ICパッケ
ージ1は、プログラム制御されたアームロボット(図示
されず)の吸引式の保持部100により吸引保持され、
図1(a)に示すように、所定のセット位置にセットさ
れる。
【0065】このとき、被検ICパッケージ1の種類
等、サイズに関する情報が制御手段に予め与えられ、こ
の情報に基づき、制御手段が移動機構50を制御して、
ピント合わせが成されている。
【0066】照明手段20A,20Bを点灯すると、照
明光は、ハーフミラーによる反射面18A,18Bを透
過して、被検ICパッケージ1の左右両側の面を照明す
る。
【0067】被検ICパッケージ1の右側の面からの反
射光束は、研磨面19Aから結像光ガイドユニットに入
射し、反射面18A,16A,14Aを介して斜め結像
光束として結像レンズ12に入射し、エリアセンサー1
0上に結像する。
【0068】被検ICパッケージ1の左側の面からの反
射光束は、研磨面19Bから結像光ガイドユニットに入
射し、反射面18B,16B,14Bを介して斜め結像
光束として結像レンズ12に入射し、エリアセンサー1
0上に結像する。
【0069】エリアセンサー10(10A,10B,1
0C)に結像した像は、各エリアセンサーにより撮像さ
れる。各エリアセンサーの出力は、図示されない画像処
理装置(コンピュータ等)へ送られる。以上が、ICパ
ッケージ検査用撮像装置による撮像動作である。
【0070】各エリアセンサー10A,10B,10C
の出力を受けた画像処理装置は、各エリアセンサーの撮
像画像を1画像に合成して、リードピンの配列ピッチの
乱れや「浮き」の有無を検査する(プログラムされた画
像処理工程で実行される)とともに、上記合成された画
像をモニターディスプレイに表示する。
【0071】図3は、モニターディスプレイに表示され
た合成画像である。画像の上半分は、被検ICパッケー
ジ1の右側面の画像、下半分は左側面の画像である。リ
ードピンの「浮き」や配列ピッチの「乱れ」が明瞭に捕
らえられている。
【0072】図2は、請求項3,5,6,7記載の発明
の1実施例を説明するための図である。
【0073】符号10’は1以上のエリアセンサー、符
号12’は1以上の結像レンズ、符号17は結像光ガイ
ドユニット、符号25は光束ガイド手段をそれぞれ示
し、符号20A’、20B’は照明手段を、また符号5
0’はピント合わせのための移動機構を示している。
【0074】結像光ガイドユニット17は、斜光線光路
形成部材14’をなす反射面14a,14bと、第1の
反射面対をなす反射面16a,18a、第2の反射面対
をなす反射面16b,18bを、ガラスプリズムを組み
合わせて一体的に形成したものである。
【0075】反射面14a,14b,16a,16bは
研磨面に反射面を形成した構成であり、反射面18a,
18bは研磨面にハーフミラーを形成した構成である。
【0076】研磨面19a,19bは結像光束の入射
部、研磨面15’は結像光束の出口部であり、他の部分
は拡散面処理されて黒色遮光処理されている。
【0077】光束ガイド手段25は、ガラスプリズムを
板状に組合せてなり、互いに平行な反射面25a,25
bを有する。
【0078】図に示すように、被検ICパッケージ1を
セット領域にセットし、移動機構50’によりピント合
わせを行い、照明手段20A’,20B’により被検I
Cパッケージ1を照明すると、被検ICパッケージ1の
右側面からの光は、研磨面19a,反射面18a,16
a,14a,25a,25bを介して、結像レンズ1
2’に入射し、エリアセンサー10’上に結像する。
【0079】被検ICパッケージ1の左側面からの光
は、研磨面19b,反射面18b,16b,14b,2
5a,25bを介して結像レンズ12’に入射し、エリ
アセンサー10’上に結像する。
【0080】従って、図1の実施例と同様に、被検IC
パッケージ1の左右の面における画像を撮像できる。
【0081】図1,図2の実施例において、QFP(4
つの面に、リードピン配列がある)の検査を行う場合に
は、上記の手順で、先ず「左右方向の側面」におけるリ
ードピンの状態を撮像して検査を行い、しかる後に、被
検ICパッケージを吸引により保持する保持部100に
より、被検ICパッケージ(QFP)を90度回転さ
せ、「前後両面」のリードピンの状態を撮像して検査を
行えば良い。
【0082】図4〜図6に、請求項4,5,6,7記載
の発明の1実施例を示す。この実施例は、図1に即して
説明した請求項1,2記載の発明の実施例と、図2に即
して説明した請求項3記載の発明の実施例を組み合わせ
たもの(請求項4)である。従って、混同の慮がないと
思われるものについては、図1および図2において用い
たのと同一の符号を伏する。
【0083】図4は当該実施例の平面図を、照明手段を
省いて示している。
【0084】符号1A’で示す被検ICパッケージは
「QFP」であって、4つの辺のそれぞれにリードピン
を有している。符号13で示す部分は、図1(a)に即
して説明した実施例におけると同様の結像光ガイドユニ
ットを示し、符号17’で示す部分は、図2の実施例に
おけると同様の結像光ガイドユニットを示す。また、符
号25で示す部分は、図2の実施例におけると同じ光束
ガイド手段を示す。
【0085】反射面18A’,18B’,18a’,1
8b’は、図1,2の実施例におけるハーフミラーと異
なり、全反射ミラー(通常の反射鏡)である。
【0086】図5は、図4のV−V断面図を示す。
【0087】被検ICパッケージ1A’は、吸引式の保
持部100によりセット領域にセットされる。照明手段
200a,200bはLEDであり、結像光ガイドユニ
ット17’を介して、被検ICパッケージ1A’を左右
方向から照明する。
【0088】即ち、結像光ガイドユニット17’の研磨
面19a’,19b’および反射面18a’,18b’
の下位の部分は拡散面処理されているが遮光塗装はなさ
れていない。従って、照明手段200a,200bを発
光させると、光は上記拡散面処理された部分を通り、拡
散光となって被検ICパッケージ1A’を照明する(請
求項7)。
【0089】被検ICパッケージ1A’の「左右のリー
ドピン部」からの光は、結像光ガイドユニット17’と
光束ガイド手段25により結像レンズ12’(図6に示
すように、3個の結像レンズ12A’,12B’,12
C’を、図5の図面に直交する方向へ配列してなる)に
導かれ、エリアセンサー10’(図6に示すように、3
個のエリアセンサー10A’,10B’,10C’を、
図5の図面に直交する方向へ配列してなる)上に結像
し、撮像される。
【0090】ここで注意すべきことは、照明手段200
bは、被検ICパッケージ1A’の、図5における右側
のリードピン部分の撮像用の照明手段であり、照明手段
200aは、左側のリードピン部分の撮像用の照明手段
であることである。
【0091】リードピンは金属でできており、その表面
は通常、剥き出しの金属表面で高い反射率を有する。こ
のため、図1,2の実施例のように、照明光束で直接に
リードピン部分を照明すると、反射によるハレーション
で、リードピン部分の撮像画像の解像度が悪くなる場合
がある。
【0092】説明中の実施例のように、例えば、図5で
照明手段200bにより被検ICパッケージ1A’の右
側のリードピン部を照明すると、この右側のリードピン
は、エリアセンサー10’側から見て、所謂「逆光」で
照明されることになるから、リードピン部は、拡散光で
ある逆光をバックにシルエット像として「くっきり」と
浮かび上がり、エリアセンサー10’により鮮明に撮像
することが可能になるのである。
【0093】図6は、図4のVI−VI断面図を示す。
【0094】被検ICパッケージ1A’は、吸引式の保
持部100によりセット領域にセットされる。照明手段
200A,200BはLEDであり、結像光ガイドユニ
ット13の、研磨面19A’,19B’および反射面1
8A’,18B’の下位の拡散面処理された光通過部を
介して、被検ICパッケージ1A’を、図6の左右方向
から照明する。
【0095】図6において、被検ICパッケージ1A’
の「左右のリードピン部」からの光は、結像光ガイドユ
ニット13により、結像レンズ12(図5に示すよう
に、3個の結像レンズ12A,12B,12Cを、図6
の図面に直交する方向へ配列してなる)に導かれ、エリ
アセンサー10(図5に示すように、3個のエリアセン
サー10A,10B,10Cを、図5の図面に直交する
方向へ配列してなる)上に結像し、撮像される。
【0096】照明手段200Bは、被検ICパッケージ
1A’の、図6における右側のリードピン部分の撮像用
の照明手段であり、照明手段200Aは、左側のリード
ピン部分の撮像用の照明手段である。
【0097】図6における左右方向のリードピン部も、
エリアセンサー10側から見て、拡散光である逆光をバ
ックに、シルエット像として「くっきり」と浮かび上が
り、エリアセンサー10により鮮明に撮像できる。
【0098】従って、被検ICパッケージ1A’の4側
面における各リードピン列の状態を同時に撮像すること
ができる。
【0099】なお、エリアセンサー10と結像レンズ1
2、エリアセンサー10’と結像レンズ12’をそれぞ
れ一体として、結像レンズ12,12’の光軸方向へ変
位させてピント合わせを行うことは、図1,図2の実施
例の場合と同様である。
【0100】エリアセンサー10,10’の出力は図示
されない画像処理装置へ送られ、各リードピン列におけ
るリードピンの「浮き」や、配列ピッチの「乱れ」の検
査に供される。
【0101】被検ICパッケージ1A’の、対向する2
側面における1ラインのリードピン列ごとに、1画面と
してモニターディスプレイに表示されるが、この2画面
は、1つのディスプレイ上に別個に表示しても良いし、
異なるモニターディスプレイに1つずつ表示してもよ
い。
【0102】図7に変形例を要部のみ示す。
【0103】図7(a)において、符号19A’,19
B’,19a’,19b’は、図4〜6に即して説明し
た実施例における撮像光の入り口と成る研磨面を一般的
に示し、符号18A’,18B’,18a’,18b’
は反射面を一般的に示している。
【0104】図4〜図6に即して説明した実施例では、
前述の如く、照明手段200A,200B,200a,
200bによる照明光は、拡散光と成って、照明目的と
するリードピン部分を斜め下方から斜め上方へ向かうよ
うに照明する。
【0105】そこで、このような場合、撮像光を研磨面
19A’等から有効に取り込むために、図7の実施例で
は研磨面19A’等に、断面くさび型のプリズム500
を一体に設け、プリズム面での屈折により、撮像光が研
磨面19A’等に直交する方向に近づくようにして、撮
像光の有効な取り込みを図っている。
【0106】また、プリズム500には、図7(b)に
示すように、細い直線パターン501が印付けられてい
る。直線パターン501は、例えば、被検ICパッケー
ジの一つの側面のリードピン配列状況を、3つのエリア
センサー10A,10B,10Cで撮像し、各エリアセ
ンサーの撮像画像を1つの画像に合成する場合の基準と
して用いられる。
【0107】なお、吸引式の保持部は、例えば「アーム
ロボット」とし、方向を揃えられて搬送されてくる被検
ICパッケージを、プログラム制御により自動的にチャ
ッキングしてステージ上にセットし、検査後は、不良品
を回収部に、良品を組立てライン上に戻すようにするの
が良い。
【0108】被検ICパッケージのセットは、これに限
らず、適当なステージ(結像光ガイドユニットの水平な
面を利用することもできる)上に、透明な直方体状の支
持台を置き、この支持台の上に手動もしくは自動的にセ
ットするようにしてもよい。
【0109】上記実施例では、結像レンズとこれに対応
するエリアセンサーとを一体として合焦動作を行う場合
を説明したが、合焦動作を必要としない場合には、勿
論、エリアセンサー・結像レンズとも、固定的な配備で
よいし、結像レンズとして、可変焦点式のものを用い、
結像レンズの焦点距離調整でピント合わせを行っても良
いことは言うまでもない。
【0110】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明によれ
ば新規なICパッケージ検査用撮像装置を提供できる。
この発明のICパッケージ検査用撮像装置は、エリアセ
ンサーにより撮像を行うため、検査の能率を高めること
ができる。
【0111】請求項1,2または3記載の発明によれ
ば、被検ICパッケージの互いに対向する2つの側面に
おけるリードピン列の状態を同時に撮像できるが、上記
2側面の状態を共通の結像レンズとエリアセンサーで撮
像するので、装置をコンパクト化できる。
【0112】請求項4記載の発明によれば、被検ICパ
ッケージ4つの側面におけるリードピン列の状態を同時
に撮像できるが、対向する2側面ごとの状態を、それぞ
れ共通の結像レンズとエリアセンサーで撮像するので、
装置をコンパクト化できる。
【0113】請求項5記載の発明によれば、高コストの
広画角結像レンズを用いること無く、被検ICパッケー
ジセット領域とエリアセンサーとの間の光路長を短縮で
き、撮像装置のコンパクト化に有効である。
【0114】請求項6,7記載の発明では、遮光線光路
形成部材と第1及び第2の反射面対を結像光ガイドユニ
ットとして一体化されているので、撮像装置の組付けに
おける位置合わせが容易であり、撮像装置本体の組立て
能率が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明の1実施例を説明するため
の図である。
【図2】請求項3記載の発明の1実施例を説明するため
の図である。
【図3】上記実施例層値より撮像下画像をモニターディ
スプレイに表示した状態を説明するための図である。
【図4】請求項4記載の発明の1実施例を説明するため
の図で、要部平面図である。
【図5】図4の実施例装置のV−V断面図である。
【図6】図4の実施例装値のVI−VI断面図である。
【図7】図4〜図6に示す実施例の変形例を特徴部分の
み示す図である。
【図8】ICパッケージの1例であるSOPを説明する
ための図である。
【符号の説明】
1 被検ICパッケージ 10 エリアセンサー 12 結像レンズ 14 斜光線光路形成部材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】面実装型のICパッケージのリードピン
    の、配列ピッチの乱れ及び浮きの有無を検査するため
    に、被検ICパッケージの、互いに対向する2つの側面
    部の像を撮像する装置であって、 1以上のエリアセンサー(10)と、各エリアセンサー
    (10)上に検査部の像を結像させる1以上の結像レン
    ズ(12)と、 上記結像レンズ(12)を介して上記エリアセンサー
    (10)と逆の側において、上記結像レンズ(12)の
    光軸上に、2面の反射面(14A,14B)を結像レン
    ズ(12)から離れる向きに開くようにV字型に組み合
    わせて設けられ、上記結像レンズの光軸に対して対称に
    傾いた1対の結像光路を構成するための斜光線光路形成
    部材(14)と、 1対の反射面(16A,18A)を所定の角をなして組
    み合わせて成り、上記エリアセンサー(10)から上記
    結像レンズ(12)と斜光線光路形成部材(14)の一
    方の反射面(14A)とを介して、被検ICパッケージ
    のセット領域の所定の側への結像光路を形成する第1の
    反射面対と、 1対の反射面(16B,18B)を所定の角をなして組
    み合わせて成り、上記エリアセンサー(10)から上記
    結像レンズ(12)と斜光線光路形成部材(14)の他
    方の反射面(14B)を介して、被検ICパッケージの
    セット領域の、上記所定の側とは逆の側への結像光路を
    形成する第2の反射面対と、 上記セット領域にセットされた被検体ICパッケージ
    (1)を照明する照明手段(20A,20B)とを有す
    ることを特徴とする、ICパッケージ検査用撮像装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のICパッケージ検査用撮像
    装置において、 被検ICパッケージの、互いに対向する2つの側面部の
    像を、1以上のエリアセンサー上に結像させるための合
    焦手段を有することを特徴とする、ICパッケージ検査
    用撮像装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のICパッケージ検
    査用撮像装置において、 斜光線光路形成部材と1以上の結像レンズとの間の光路
    を、1以上の反射面を有する光束ガイド手段で屈曲させ
    たことを特徴とするICパッケージ検査用撮像装置。
  4. 【請求項4】請求項1または2記載のICパッケージ検
    査用撮像装置を縦方向撮像用とし、請求項3記載のIC
    パッケージを横方向撮像用とし、これらを直角をなすよ
    うに組合せ、被検ICパッケージの4側面部を同時に撮
    像可能とするように構成したことを特徴とするICパッ
    ケージ検査用撮像装置。
  5. 【請求項5】請求項1または2または3または4記載の
    ICパッケージ検査用撮像装置において、 複数のエリアセンサーと、これらエリアセンサーに対応
    する複数の結像レンズが、斜光線光路形成部材における
    反射面の組合せ稜線部に平行な方向へ所定間隔で配列さ
    れていることを特徴とするICパッケージ検査用撮像装
    置。
  6. 【請求項6】請求項1または2または3または4または
    5記載のICパッケージ検査用撮像装置において、 2面の反射面(14A,14B)による斜光線光路形成
    部材と、1対の反射面(16A,18A)による第1の
    反射面対と、1対の反射面(16B,18B)による第
    2の反射面対とを結像光ガイドユニットとして一体化し
    たことを特徴とするICパッケージ検査用撮像装置。
  7. 【請求項7】請求項6記載のICパッケージ検査用撮像
    装置において、 結像光ガイドユニットが、透明材質により形成され、結
    像光束の出入部と、反射面部分以外の部分は、少なくと
    も一部が拡散面処理されており、 照明手段は、結像光ガイドユニットの結像光束の入射部
    近傍の拡散面処理された部分を介して、拡散光により被
    検ICパッケージを照明することを特徴とするICパッ
    ケージ検査用撮像装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101969232B1 (ko) * 2017-10-31 2019-04-17 주식회사 이노비즈 측면 비전 장치
WO2019172689A1 (ko) * 2018-03-07 2019-09-12 (주)제이티 비전검사모듈, 그를 가지는 소자검사시스템 및 그를 이용한 소자검사방법

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