JPH0842522A - 流体分配器 - Google Patents
流体分配器Info
- Publication number
- JPH0842522A JPH0842522A JP20590894A JP20590894A JPH0842522A JP H0842522 A JPH0842522 A JP H0842522A JP 20590894 A JP20590894 A JP 20590894A JP 20590894 A JP20590894 A JP 20590894A JP H0842522 A JPH0842522 A JP H0842522A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- branch pipes
- cylinder
- center
- mirror plate
- Prior art date
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- Pending
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- Air Transport Of Granular Materials (AREA)
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】流体の配分に関し、複数個の分岐管からの吹き
出し量を均一にする。 【構成】分配筒の中心に吸入管を設け、吸入管から等間
隔の位置に分岐管を配してある。
出し量を均一にする。 【構成】分配筒の中心に吸入管を設け、吸入管から等間
隔の位置に分岐管を配してある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】流体の放出や充填作業に関し、一
箇所の吸入管から導入した流体を複数個の分岐管からの
吹き出し量を均一にし、一定時間内に同量の配分をする
為のものである。
箇所の吸入管から導入した流体を複数個の分岐管からの
吹き出し量を均一にし、一定時間内に同量の配分をする
為のものである。
【0002】
【従来の技術】従来の分岐管は、円筒形又は、長方形の
気密筒に分岐管が直列に配置されたものが普通である。
吸入口の位置から各分岐口迄の距離は夫々異なっている
から、気密筒内面の管摩擦による抵抗値の違いから、各
分岐管からの吹き出し量が異なるのである。その他、気
密筒が円筒に形成され、円筒の周囲から放射状に分岐管
を突出させたものも有るが、吸入管も円筒の周囲の一箇
所に設けられているので、気密筒内の流体の流れは乱流
となり、各分岐管からの吹き出し量は異なるのである。
従来、分岐管の使用目的は、一箇所の吸入管からの流体
は各分岐管を介して夫々別々の器具に接続して導き、別
々の作業を行なうのに使用されのが多く、夫々の必要に
よって減圧調整を行なっているから、分岐管からの吹き
出し量は均一でなくても差し支えなかったのである。気
密筒の容積を大きくすれば、管摩擦抵抗値の差は軽減さ
れるが、器具自体が大きなものになって実用的でないの
で、気密筒の容積は極力小さめ形成されているから、各
分岐管迄の管摩擦抵抗値の差により吹き出し量のバラツ
キが多いのである。
気密筒に分岐管が直列に配置されたものが普通である。
吸入口の位置から各分岐口迄の距離は夫々異なっている
から、気密筒内面の管摩擦による抵抗値の違いから、各
分岐管からの吹き出し量が異なるのである。その他、気
密筒が円筒に形成され、円筒の周囲から放射状に分岐管
を突出させたものも有るが、吸入管も円筒の周囲の一箇
所に設けられているので、気密筒内の流体の流れは乱流
となり、各分岐管からの吹き出し量は異なるのである。
従来、分岐管の使用目的は、一箇所の吸入管からの流体
は各分岐管を介して夫々別々の器具に接続して導き、別
々の作業を行なうのに使用されのが多く、夫々の必要に
よって減圧調整を行なっているから、分岐管からの吹き
出し量は均一でなくても差し支えなかったのである。気
密筒の容積を大きくすれば、管摩擦抵抗値の差は軽減さ
れるが、器具自体が大きなものになって実用的でないの
で、気密筒の容積は極力小さめ形成されているから、各
分岐管迄の管摩擦抵抗値の差により吹き出し量のバラツ
キが多いのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】流体の放出や充填を複
数箇所に同時に、同量行なう為、分岐管からの吹き出し
量を均一に出来る分配器を提供するものである。
数箇所に同時に、同量行なう為、分岐管からの吹き出し
量を均一に出来る分配器を提供するものである。
【0004】
【課題を解決する為の手段】上部鏡板の中心に下部鏡板
の中心にに向けて開口した吸入管を設け、吸入管から等
間隔の位置に複数個の分岐管を配して、吸入管から各分
岐管迄の管摩擦値を同じにし、複数個の分岐管からの吹
き出し量を一定にする。
の中心にに向けて開口した吸入管を設け、吸入管から等
間隔の位置に複数個の分岐管を配して、吸入管から各分
岐管迄の管摩擦値を同じにし、複数個の分岐管からの吹
き出し量を一定にする。
【0005】
【作用】円筒状の気密管の中心に吸入口を配したから、
円筒内への吹き出しは円筒内に、むらなく平均拡散す
る。複数個の分岐管は吸入口から等間隔の位置に配して
いるから、吸入口から分岐管に至る迄の管摩擦値は同じ
であり、分岐管からの吹き出し量は一定となる。
円筒内への吹き出しは円筒内に、むらなく平均拡散す
る。複数個の分岐管は吸入口から等間隔の位置に配して
いるから、吸入口から分岐管に至る迄の管摩擦値は同じ
であり、分岐管からの吹き出し量は一定となる。
【0006】
【実施例】図1は、従来の直列に分岐管を配した分配器
を示すもので、吸入管(4)から取り入れられた流体は
ダクト(6)を介して分岐管(5)から放出される。各
分岐管(5)は図示のごとく吸入管(4)迄の距離が異
なっていて、距離が離れる程管摩擦抵抗が増すから、分
岐管(5)からの吹き出し量は吸入管(4)に近い程多
くなる。ダクト(6)は円筒状が多いが、細長く形成さ
れているから、遠近の管摩擦抵抗の差が大きくなるのは
避けられないのである。図3は従来の分配筒(11)が
円筒状のものであって、分岐管(5)は分配筒(11)
の周縁に配いされているが、吸入管(4)も分配筒(1
1)の周縁に形成されている。吸入管(4)から導かれ
た流体は、ダクト(6)の中心に向け流れ、円筒内壁に
当たって左右に拡散する。図1の直列形とは異なるが、
管摩擦抵抗の差があり、分岐管(5)の吹き出し量は変
化する。図5及び図6は、本発明の一実施例を示すもの
で、円筒(1)を直角に輪切りにし、両方の切り口を上
部鏡板(2)と下部鏡板(3)で塞いで気密筒を形成
し、上部鏡板(2)の中心に、下部鏡板(3)の中心に
向け開口した吸入管(4)を上部鏡板(2)の上方に突
出させ、上部鏡板(2)上の、吸入管(4)から等間隔
の位置に、複数個の分岐管(5)を設けてある。図7及
び図8は本発明の他の実施例を示すもので、円筒(1)
を直角に輪切りにし、両方の切り口を上部鏡板(2)と
下部鏡板(3)で塞いで気密筒を形成し、上部鏡板
(2)の中心に、下部鏡板(3)の中心に向け開口した
吸入管(4)を上部鏡板(2)の上方に突出させ、円筒
(1)の周縁に複数個の分岐管(5)を設けてある。図
5及び図7に示すように吸入管(4)は分配筒(11)
を形成する上部鏡板(2)の中心に設けられ、複数個の
分岐管(5)は、吸入管(4)から同距離の位置に吸入
管(4)を中心として放射状に配しているから、図5.
6に示した実施例のものと、同様の機能を持つものであ
る。
を示すもので、吸入管(4)から取り入れられた流体は
ダクト(6)を介して分岐管(5)から放出される。各
分岐管(5)は図示のごとく吸入管(4)迄の距離が異
なっていて、距離が離れる程管摩擦抵抗が増すから、分
岐管(5)からの吹き出し量は吸入管(4)に近い程多
くなる。ダクト(6)は円筒状が多いが、細長く形成さ
れているから、遠近の管摩擦抵抗の差が大きくなるのは
避けられないのである。図3は従来の分配筒(11)が
円筒状のものであって、分岐管(5)は分配筒(11)
の周縁に配いされているが、吸入管(4)も分配筒(1
1)の周縁に形成されている。吸入管(4)から導かれ
た流体は、ダクト(6)の中心に向け流れ、円筒内壁に
当たって左右に拡散する。図1の直列形とは異なるが、
管摩擦抵抗の差があり、分岐管(5)の吹き出し量は変
化する。図5及び図6は、本発明の一実施例を示すもの
で、円筒(1)を直角に輪切りにし、両方の切り口を上
部鏡板(2)と下部鏡板(3)で塞いで気密筒を形成
し、上部鏡板(2)の中心に、下部鏡板(3)の中心に
向け開口した吸入管(4)を上部鏡板(2)の上方に突
出させ、上部鏡板(2)上の、吸入管(4)から等間隔
の位置に、複数個の分岐管(5)を設けてある。図7及
び図8は本発明の他の実施例を示すもので、円筒(1)
を直角に輪切りにし、両方の切り口を上部鏡板(2)と
下部鏡板(3)で塞いで気密筒を形成し、上部鏡板
(2)の中心に、下部鏡板(3)の中心に向け開口した
吸入管(4)を上部鏡板(2)の上方に突出させ、円筒
(1)の周縁に複数個の分岐管(5)を設けてある。図
5及び図7に示すように吸入管(4)は分配筒(11)
を形成する上部鏡板(2)の中心に設けられ、複数個の
分岐管(5)は、吸入管(4)から同距離の位置に吸入
管(4)を中心として放射状に配しているから、図5.
6に示した実施例のものと、同様の機能を持つものであ
る。
【0007】
【発明の効果】従来の分配器は、分岐管からの吹き出し
量が異なるから、別々の作業には使用出来るが、同じ目
的の複数作業の場合は使用出来なかった。本発明にかか
る分岐管は複数個の分岐管からの吹き出し量を同じにし
たから、今まで出来なかった作業が出来る事となり、大
幅に作業範囲を広げる事となったので、効果は計り知れ
ないものである。
量が異なるから、別々の作業には使用出来るが、同じ目
的の複数作業の場合は使用出来なかった。本発明にかか
る分岐管は複数個の分岐管からの吹き出し量を同じにし
たから、今まで出来なかった作業が出来る事となり、大
幅に作業範囲を広げる事となったので、効果は計り知れ
ないものである。
【図1】は、従来の直列に分岐管を配した分配器の側面
図、
図、
【図2】は、図1の正面図、
【図3】は、従来の円筒の周縁に分岐管と吸入管を配し
た分配器の平面図、
た分配器の平面図、
【図4】は、図3の側面図、
【図5】は、本発明の一実施例を示す平面図、
【図6】は、図5の側面図、
【図7】は、本発明の他の実施例を示す平面図、
【図8】は、図7の側面図である。
【符号の説明】 1…円筒 5…分岐管 2…上部鏡板 6…ダクト 3…下部鏡板 11…分配筒 4…吸入管
Claims (1)
- 【請求項1】金属又は合成樹脂製の円筒を直角に輪切
り、両方の切り口を鏡板で塞いで気密筒を形成し、上部
鏡板の中心に、下部鏡板の中心に向け開口した吸入管を
上部鏡板の上方に突出させ、該吸入管から等間隔の位置
に、複数個の分岐管を設けた事を特徴とする流体分配
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20590894A JPH0842522A (ja) | 1994-07-27 | 1994-07-27 | 流体分配器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20590894A JPH0842522A (ja) | 1994-07-27 | 1994-07-27 | 流体分配器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0842522A true JPH0842522A (ja) | 1996-02-13 |
Family
ID=16514750
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20590894A Pending JPH0842522A (ja) | 1994-07-27 | 1994-07-27 | 流体分配器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0842522A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007054740A (ja) * | 2005-08-25 | 2007-03-08 | Fuji Xerox Co Ltd | 塗布装置、塗布方法、及び無端ベルトの製造方法 |
WO2008007452A1 (fr) * | 2006-07-10 | 2008-01-17 | Kirin Beverage Company, Limited | distributeur |
-
1994
- 1994-07-27 JP JP20590894A patent/JPH0842522A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007054740A (ja) * | 2005-08-25 | 2007-03-08 | Fuji Xerox Co Ltd | 塗布装置、塗布方法、及び無端ベルトの製造方法 |
WO2008007452A1 (fr) * | 2006-07-10 | 2008-01-17 | Kirin Beverage Company, Limited | distributeur |
US8424564B2 (en) | 2006-07-10 | 2013-04-23 | Kirin Beverage Company, Limited | Distributor |
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