JPH0841726A - ポリアミド縫い糸を製造するための方法 - Google Patents

ポリアミド縫い糸を製造するための方法

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JPH0841726A
JPH0841726A JP7109159A JP10915995A JPH0841726A JP H0841726 A JPH0841726 A JP H0841726A JP 7109159 A JP7109159 A JP 7109159A JP 10915995 A JP10915995 A JP 10915995A JP H0841726 A JPH0841726 A JP H0841726A
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polyamide
suture
sutures
nylon
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JP7109159A
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Jogendra Suryadevara
ジヨゲンドラ・スルヤデバラ
Irandokht Irene Nozad
イランドクト・イレネ・ノザド
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Ethicon Inc
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    • D01FCHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
    • D01F6/00Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof
    • D01F6/58Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from homopolycondensation products
    • D01F6/60Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from homopolycondensation products from polyamides
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L17/00Materials for surgical sutures or for ligaturing blood vessels ; Materials for prostheses or catheters
    • A61L17/04Non-resorbable materials
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 本発明は、新しいポリアミド縫い糸及びこの
縫い糸を製造するための方法を提供する。この縫い糸
は、ポリアミドフィラメントを溶融押出成形し、急冷し
そして延伸することによって作られる。次に、ポリアミ
ドフィラメントは、ラックの上に巻かれそして少なくと
も30分間約120℃〜約185℃の温度でアニールさ
れる。 【効果】 この方法によって製造された縫い糸は、改善
された結節強さ、引張強さ及び安定性を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明は、ポリアミド縫い糸、及びポリ
アミド縫い糸を製造するための方法に関する。更に特別
には、本発明は、改善された結節及び引張強さ並びに構
造安定性を有するポリアミド縫い糸、並びにこのポリア
ミド縫い糸を作るための方法に関する。
【0002】
【発明の背景】多くの特許が、ポリアミドポリマーから
繊維を製造するための方法を述べている。米国特許第
2,212,772号は、ポリアミドポリマーからの繊
維例えば剛毛、縫い糸、釣り糸及び類似物の製造を述べ
ている。この特許中で述べられた方法は、繊維を押出成
形すること、次にこの繊維を液体急冷浴中で急速に冷却
して繊維の延伸性を改善することから成る。後の特許
は、タイヤ強化材(例えば米国特許第4,009,51
1号中で述べられたような)又は釣り糸(例えば米国特
許第4,338,277号及び米国特許第5,082,
610号中で述べられたような)として使用される重い
デニールのポリアミド繊維を作るための方法を述べてい
る。不幸にも、これらの後の特許の方法は、縫い糸の製
造には容易には適合させられない。
【0003】縫い糸は、上で述べたタイヤコード及び釣
り糸とは違って、物理的特性の特異な組み合わせを要求
する。理想的には、ポリアミド縫い糸は、ちくちくせ
ず、柔軟性であり、そして高い引張強さ及び結節強さを
持たなければならない。付加的には、縫い糸は、慣用的
な処理例えば染色、殺菌及び再殺菌の後でそれらの物理
的特性を保留しなければならない。所望の組み合わせの
物理的特性を得ることは、ポリアミド縫い糸が通常は非
常に小さな径のフィラメントとして製造されるという事
実によって更に複雑化される。例えば、目の手術におい
て通常使用されるナイロン縫い糸は、僅かに20〜29
ミクロンの径を有するに過ぎない。
【0004】現在は、ポリアミド縫い糸は、ポリアミド
ポリマーを紡糸口金を通して急冷媒体中に押出し、次に
生成する繊維を延伸して所望の程度の延伸を得ることに
よって製造される。次に、縫い糸を所望の色に染色し、
針に取り付け、包装しそして殺菌する。そして、縫い糸
は、外科医、病院又は供給業者に直接販売することがで
きる。しばしば、病院又は供給業者に販売された後で、
縫い糸は外科用キット中に再包装されそして再殺菌され
る。
【0005】上で述べたようにして製造されたポリアミ
ド縫い糸は受け入れられる物理的特性を有するけれど
も、これらの縫い糸を改善することができればそれは望
ましい。かくして、本発明の一つの目的は、改善された
引張強さ、並びに染色、殺菌及び再殺菌の間の縫い糸の
劣化に対するより大きな抵抗を有するポリアミド縫い糸
を提供することである。本発明のもう一つの目的は、改
善された引張強さ、並びに染色、殺菌及び再殺菌の間の
縫い糸の劣化に対するより大きな抵抗を有するポリアミ
ド縫い糸を作るための方法を提供することである。
【0006】
【発明の要約】130KPSIよりも大きな引張強さを
有するポリアミド縫い糸を含んで成る改善されたポリア
ミド縫い糸が見い出された。
【0007】また、フィラメントを供給するために適切
な条件下でポリアミドを押出成形すること;制御された
環境中で急冷して、急冷されたフィラメントを供給する
こと;約3.0〜約5.5Xの延伸比で前記の急冷され
たフィラメントを延伸して、延伸されたフィラメントを
供給すること;及び次に約120℃〜約185℃の温度
で約30分〜約8時間の範囲の間、前記の延伸されたフ
ィラメントをアニールすることを含んで成る、縫い糸に
おける使用のために適切な細いデニールのポリアミドフ
ィラメントを製造するための方法も見い出された。 〔発明の詳細な説明〕
【0008】本発明は、新規なポリアミド縫い糸、及び
この縫い糸を製造するための方法を提供する。本発明に
よって供給される新規なポリアミド縫い糸は、以前に製
造された縫い糸を凌ぐ顕著な改善である。本発明の縫い
糸は増大された強さ及び改善された安定性を有し、これ
が、縫い糸がその引張及び結節強さにおける有意の損失
なしに殺菌されそして再殺菌されることを可能にする。
本発明の方法は、細いデニールの縫い糸、特に約7/0
〜約11/0のサイズ(約69〜約10ミクロン)の縫
い糸を製造するために非常に適している。この方法は4
つの別個のステップを含んで成る。第一に、ポリアミド
ポリマーを押出成形してフィラメントとする。第二に、
このフィラメントを制御された環境中で急冷する。第三
に、この急冷されたフィラメントをその元の長さの約3
X〜約5.5Xに延伸する。第四に、このフィラメント
をフィラメントの結晶化度を最適化するために十分な時
間の間、約120℃〜約185℃の温度でアニールす
る。この熱は、好ましくは約140℃〜約185℃の温
度で乾いた熱として又は好ましくは約120℃〜約16
0℃の温度で湿った熱の形で付与することができる。一
般には、フィラメントは約30分〜約8時間の範囲でこ
れらの温度に曝され、そして好ましくはフィラメントは
約2時間〜約4時間の範囲でこれらの温度に曝されるで
あろう。
【0009】本発明の方法によって製造される縫い糸
は、以前に利用可能な縫い糸と比較して、改善された安
定性、結節強さ及び引張強さを有する。本発明の方法に
よって製造されるフィラメントは、殺菌及び再殺菌に起
因する強さ損失に対するそれらの抵抗力のために縫い糸
としての使用のために特に良く適している。実施例2に
おいて示すように、1.5のI.V.を有する本発明の
縫い糸は、慣用の方法によって製造された縫い糸と比較
して殺菌及び再殺菌後により高い結節強さ及びより大き
なパーセントの伸びを一般に保留した。本発明の方法に
よって製造される縫い糸は、130KPSIよりも大き
いそして好ましくは約132KPSI〜約145KPS
Iの範囲のそして最も好ましくは約134KPSI〜約
145KPSIの範囲の引張強さを有するであろう。
【0010】例えば、ナイロン6及びナイロン66縫い
糸のパーセント結晶化度は、アニールなしで製造された
縫い糸の結晶化度よりも10%大きいであろう。好まし
くは、アニールは、40%よりも大きく約46%までの
結晶化度の範囲の結晶化度を与えるように制御されるで
あろう。そして最も好ましくは結晶化度は、ナイロン6
フィラメントに関しては42〜46%の範囲にあるであ
ろう。好ましくは、結晶領域の結晶構造は主にα結晶で
あろう。本発明の縫い糸中に含まれるα結晶はまた、好
ましくは、主に細かな結晶組織を有し、これは広角X線
回折によって測定して結晶サイズが結晶幅(breat
h)において平均60オングストローム未満であろうこ
とを意味する。
【0011】理論的には、しかし決して本発明の範囲を
限定することはないが、結晶構造における変化は、種々
の効果によって縫い糸を改善すると信じられる。第一
に、α結晶形態は最も安定な微結晶構造であると信じら
れ、これは、フィラメントを弱める可能性がある微結晶
変化に対する縫い糸の抵抗を増す。更に、縫い糸中の結
晶の細かな組織はまた、縫い糸の結節強さ及び伸び特性
に直接に影響する。本発明の縫い糸の細かな組織によっ
て授与される改善された安定性は、実施例2において提
示されるエチレンオキシド再殺菌後のI.V. 1.5
のナイロン6縫い糸に関して提示される強さ及び伸びの
データ並びに図2中に提示されるDMSデータにおいて
明瞭に見ることができる。それ故、適切な条件下でフィ
ラメントをアニールすることによって、そのような改善
された結晶形態を作ることができると信じられる。
【0012】任意の無毒性の実質的にちくちくしないポ
リアミドを、本発明の実施において使用することができ
る。これらは、ポリヘキサメチレンアジポアミド(ナイ
ロン66)、ポリヘキサメチレンセバクアミド(ナイロ
ン610)、ポリカプルアミド(ナイロン6)、ポリド
デカンアミド(ナイロン12)及びポリヘキサメチレン
イソフタルアミド(ナイロン61)及び類似物のような
ホモポリマーを含むがこれらに限定されない。また、こ
れらのコポリマー及びブレンドされたポリマーも含まれ
る。現在のところ、ナイロン66及びナイロン6のホモ
ポリマーが好ましい。
【0013】適切なポリアミドは、約30,000〜約
55,000の重量平均分子量を持たなければならな
い。最も好ましくは、縫い糸を作るために使用されるポ
リアミドは、約48,000〜約55,000の重量平
均分子量であると本出願に関しては規定される、高い重
量平均分子量を有するであろう。縫い糸フィラメントの
全体としての強さを増すために、高い重量平均分子量の
ポリマーが縫い糸を製造するために好ましい。
【0014】ポリアミドポリマーは、一般に、ペレット
又は粉末の形で供給される。本発明において使用される
ポリマーの水分含量は、0.03重量%未満でなければ
ならない。次に、適切なサイズの紡糸口金を有する慣用
の押出機を通してポリアミドポリマーを押出成形し、1
本以上のフィラメントを供給する。非常に小さな断面積
を有する縫い糸を製造するためには、ポリアミドフィラ
メントを制御された環境中で急冷する。制御された環境
は、フィラメントの剛性を改善するための特定の温度の
1以上の温度ゾーンを有する。制御された環境を供給す
る一つの適切な手段は、加熱要素を有する煙突を使用す
ることである。例えば、ナイロン6は、長さが約8〜約
20インチ(約20〜約50cm)の範囲の煙突を通し
てフィラメントを押出成形することによって約480°
F〜約550°Fの温度で好ましくは維持される。ポリ
アミドフィラメントが煙突を出た後で、雰囲気への暴露
又は水の中への浸漬によってそれを室温に冷却(急冷)
することができる。製造の容易さのために、雰囲気への
暴露はシュート中で行うべきである。
【0015】ポリアミドフィラメントは、次に、フィラ
メントを延伸することによって配向される。延伸条件
は、勿論、使用される特定のポリマー及び所望の引張強
さ特性に応じて変わるであろう。一般に、ポリアミドフ
ィラメントは1以上ステップで約3.0〜約5.5Xの
範囲で延伸されなければならず、好ましくはフィラメン
トは約3.0〜約4.2Xそして最も好ましくは4X延
伸されるであろう。単一ステップ延伸方法は、通常は、
フィラメントを延伸するために次第に速くなる回転速度
で運転される2〜3のロール又はゴデットを利用する。
フィラメントを2本のロールの間で延伸しそして第二ロ
ールを約155°F〜約225°Fの範囲のそして好ま
しくは175°F〜195°Fの範囲の温度に加熱する
ことが本発明の実施のために好ましい。次に、延伸され
たフィラメントを貯蔵又は直ちの処理のための移送のた
めに巻取スピンドルに巻取る。
【0016】フィラメントをスピンドルからラックに移
送することが本発明の実施のためには好ましい。均一な
張力の下でフィラメントをラックの上に載せることによ
って、本発明によって製造されるフィラメントは、特性
のより大きな均一性を有しそしてくぼみ及びキンクを得
ることを回避するであろう。
【0017】次に、フィラメントに実質的に均一な熱を
供給するオーブン中にフィラメントを置くことによって
フィラメントをアニールする。特定のフィラメントをア
ニールする時間及び温度は、フィラメントのパーセント
結晶化度、動的機械的応力応答及び結晶組織を追跡する
ことにより縫い糸の形態をモニターすることによって最
適化することができる。高過ぎる温度でのアニールは、
フィラメントの配向を破壊するであろう。低過ぎる温度
でのアニールは、不十分な結晶化をもたらすであろう。
一般に、ナイロン6のフィラメントは、約120℃〜1
85℃の範囲の温度でオーブン中にフィラメントを置く
ことによってアニールされるであろう。ナイロン6のフ
ィラメントは、約30分〜約8時間の範囲でそして好ま
しくは約2時間〜約4時間の範囲でオーブン中でアニー
ルすべきである。
【0018】ポリアミドフィラメントのアニールは、細
かなサイズの縫い糸の製造のためには重大である。本発
明の方法のこのステップは小さな径の縫い糸中の結晶形
態を改善すると信じられ、そしてこれがこれらの縫い糸
の安定性を実質的に改善する。
【0019】アニールステップの後では、慣用の技術を
使用して縫い糸フィラメントを染色し、針に取り付け、
包装しそして殺菌することができる。くぼみ及び類似物
を回避するために、縫い糸は好ましくはまだラックの上
にある間に染色される。
【0020】上で述べた方法によって製造される縫い糸
は、顕著に改善された安定性を有し、そして比較的高い
分子量のポリアミドが使用される場合には改善された結
節強さを有するであろう。高分子量ポリアミドポリマー
に関して本発明の方法を使用することは、サイズ7/0
〜11/0の縫い糸の特性を顕著に改善する。これらの
縫い糸は、モノフィラメント縫い糸として使用すること
もできるし、又は編まれたマルチフィラメント縫い糸に
することもできる。実施例4は、本発明の縫い糸に対す
る従来の方法で製造された縫い糸の比較を与える。
【0021】図1を参照して説明すると、乾燥されたポ
リアミドペレット(又は粉末)は、まずバレル6のホッ
パー4中に装填される。このポリアミドはバレル押出機
6中で加熱される。計量された量の溶融されたポリアミ
ドが、計量ポンプ8によって制御された圧力で紡糸パッ
ク10を無理に通される。溶融されたポリアミドは、紡
糸口金12中の穴を通過しそして煙突16に入る。煙突
16は、制御された環境中で押出されたフィラメントを
空気急冷するように設計されている。煙突16は一般に
長さが8〜20インチ(20〜50cm)である。フィ
ラメント15は煙突を出てそしてシュート17に入り、
そこでそれは実質的に室温まで冷える。フィラメント1
5がシュート17を出る時に、この点で油差し装置18
によってフィラメントに油を差すことができる。次に、
フィラメントは駆動ローラーの下を通りそして延伸ロー
ル22に供給される。フィラメント17は、延伸ロール
22の回りに数回巻かれる。次に、フィラメントは延伸
ロールから加熱されたロール24に進む。延伸ロール2
2及び加熱されたロール24の相対的速度は、約3〜約
5.5Xの延伸比を与えるように調節される。フィラメ
ントは加熱されたロール24の回りに数回巻かれる。加
熱されたロール24は、約140℃〜約205℃の範囲
の高められた温度で維持されている。次に、フィラメン
トは、フィラメントの上の張力を維持するのに十分な速
度で回転されているレットダウン(let down)
ロール26に供給される。次に、フィラメントは巻取ス
プール28の上に集められる。次に、フィラメントは、
ラック、例えばGregoryJ.Listnerへの
米国特許第3,630,205号(引用によって本明細
書中に組み込まれる)中に述べられたラックの上に置か
れそしてアニールされる。
【0022】
【実施例】以下の非限定的な実施例は、本発明の実施を
更に説明するために与えられる。実施例1この実施例は
本発明の方法を使用する10/0の縫い糸の製造を述べ
る。この方法において使用されたポリアミドは、約4
9,000の分子量及び1.775の固有粘度を有する
ナイロン6であった。このナイロン6は、使用の前に
0.03重量%未満の水分含量に乾燥されそして押出機
に加えられるまで真空下で保持された。
【0023】フィラメントを以下の条件下で作った:
【0024】
【表1】
【0025】
【表2】
【0026】この方法によって製造されたフィラメント
を、次に、ラックの上に巻きつけた。ラックをアニール
オーブン中に置きそして160℃でアニールした。
【0027】実施例2 この実施例は、本発明の方法に従って製造された時に縫
い糸が有する改善された特性を示す。
【0028】実施例1中に明記された条件下で2つの異
なるナイロン6樹脂を使用して縫い糸を製造した。第一
のナイロン6樹脂は、約35,000の重量平均分子量
及び1.5の固有粘度を有していた。第二のナイロン6
樹脂は、約49,000の重量平均分子量及び1.77
5の固有粘度を有していた。これらのナイロン6樹脂
は、ペレットの形で供給された。これらのナイロン6ペ
レットを、使用前に0.03重量%未満の水分含量まで
乾燥しそして押出機に移送するまで真空下で保持した。
押出成形及び延伸は、実施例1中で述べたように行っ
た。この方法によって製造された縫い糸を0、4、6及
び8時間アニールした。次に、染色、そして引き続いて
コバルトによる殺菌次にエチレンオキシドによる再殺菌
の後で、引張強さ、結節強さ及び伸びパーセントを測定
した。
【0029】本発明の縫い糸の特徴的特性を、慣用的な
試験手順によって測定した。本明細書中で示す引張特性
(即ち、直線部及び結節引張強さ並びに伸び)は、イン
ストロン引張試験機によって測定した。直線部引張、結
節引張及び破断時の伸びを測定するために使用された設
定条件は、特記しない限り以下の通りであった:
【0030】
【表3】
【0031】破断への力を縫い糸の初期断面積で割るこ
とによって、直線部引張強さを計算した。破断時の伸び
は、サンプルの応力−歪曲線から直接に読んだ。
【0032】縫い糸の結節強さは、別個の試験で測定し
た。外科医の結節は、自由端がループを1回ではなく2
回通過し、そして単一の結節が複合の結節の上に重ねら
れるように両端がぴんと張って引張られるこま結びであ
った。第一の結節は右端を越えて(over)左端から
始まり、そして結節をしっかりと結ぶために十分な張力
がかけられた。
【0033】標本を、結節がクランプの間のほぼ中間に
くるようにしてインストロン引張試験機中に置いた。破
断のために必要とした力を繊維の初期断面積で割ること
によって、結節引張強さを計算した。引張強さの値は、
KPSI(PSI X 103)で報告する。
【0034】表3は、ナイロン6から作られた10/0
の縫い糸の特性を与える。サンプル1、19、2、2
0、3及び21は、49,000の重量平均分子量を有
するナイロン6樹脂で作られた。サンプル7、25、
8、26、9及び27は、37,000の重量平均分子
量を有するナイロン6樹脂で作られた。
【0035】
【表4】
【0036】1 縫い糸は、約210°Fで固着塩を含
む水性浴中でログウッド染料によって染色した。
【0037】2 縫い糸は、コバルト60ソースからの
γ線によって殺菌した。
【0038】3 縫い糸は、エチレンオキシドによって
再殺菌した。
【0039】表4は、ナイロン66樹脂から作られた1
0/0の縫い糸の特性を与える。
【0040】
【表5】
【0041】1 縫い糸は、約210°Fで固着塩を含
む水性浴中でログウッド染料によって染色した。
【0042】2 縫い糸は、コバルト60ソースからの
γ線によって殺菌した。
【0043】3 縫い糸は、エチレンオキシドによって
再殺菌した。
【0044】表3及び4は、本発明の方法によって製造
された縫い糸は、染色の後で改善された引張強さ並びに
殺菌及び再殺菌の後で顕著により高い結節及び引張強さ
を有することを決定的に証明する。
【0045】実施例3 この実施例は、本発明の縫い糸が有する改善された機械
的特性を示す。
【0046】この実験においては、3本の異なるナイロ
ン6の縫い糸を試験した。第一及び第二の縫い糸は、実
施例1中で述べたようにして製造されたそれぞれ37,
000及び49,000の重量平均分子量を有するナイ
ロン6ポリマー(実施例2においてそれぞれ項目19及
び25として同定された)から作られた。第三の縫い糸
は、縫い糸をアニールしなかった以外は実施例1中で述
べたようにして製造された37,000の重量平均分子
量を有するナイロン6ポリマー(実施例2において項目
7として同定された)から作られた。
【0047】次に、これらの縫い糸を、縫い糸の引張弾
性率を特徴付けるためにSeikoInstrumen
tsからのDMS200動的機械的分光計で個別に試験
した。各々の繊維にサイン曲線の振動を施し、そして機
械的応答を測定した。前記の機器は、10mmのゲージ
長さ、−150℃の初期温度で始まり170℃の温度で
終わる2℃/分の加熱速度及び400gの初期力を有す
る自動張力変形モードにセットした。3本のすべての縫
い糸に関する弾性率応答対温度を、6つの異なる周波数
(0.5、1、2、5、10及び20Hz)で測定し
た。これらの3本の繊維に関して得られた周波数多重デ
ータを、時間−温度重ね合わせの原理を基にした弾性率
応答マスター曲線を発生させるために使用した。図2中
に示されたのは、37℃で3本の縫い糸に関して得られ
た弾性率マスター曲線である。これらの曲線は、この温
度で縫い糸の長期特性を評価するために使用することが
できる。3本のすべての縫い糸は周波数又は時間に関し
て弾性率応答における幾らかの変化を示し、そしてこれ
らの変化は3本の縫い糸に関して顕著に異なる。
【0048】図2中の弾性率マスター曲線は、本発明の
方法に従って製造された縫い糸がアニールなしで製造さ
れた縫い糸と比較して実質的に改善された機械的特性を
有することを図式的に示す。
【0049】実施例4 この実施例は、表3及び4中で述べられたサンプル(項
目#)と同じ樹脂から作られそして同様にして製造され
た縫い糸サンプルに関する広角X線回折データを与え
る。例えば、サンプル28は、表3の項目1と同じやり
方で製造された。同様に、サンプル10は項目19と同
じやり方で、サンプル12は項目21と同じやり方で、
サンプル16は項目25と同じやり方で、そしてサンプ
ル13は項目22と同じやり方で製造された。結晶構造
の詳細を広角X線回折(WADX)によって測定した
が、これらの検討からのデータを以下の表5中に提示す
る。
【0050】
【表6】
【0051】実施例5 この実施例は、商業的に入手できるポリアミド縫い糸と
本発明の縫い糸との比較を与える。
【0052】商業的に製造されたモノフィラメント縫い
糸は、約1.5の粘度及び約37,000の分子量を有
するナイロン6から作られていた。この縫い糸の特性を
実施例2中で明記した試験手順に従って測定した。これ
らの試験からのデータを以下の表6中に(“商業的製
品”という見出しの下で)与える。
【0053】サイズ10/0の縫い糸を実施例1中で述
べた方法によって製造しそして4時間アニールした。こ
の縫い糸は、約1.775の粘度及び約49,000の
重量平均分子量を有するナイロン6から作られた。この
本発明の縫い糸の物理的特性を実施例2中で述べたよう
にして測定したが、それらを以下の表6中に提示する。
【0054】
【表7】
【0055】データは、本発明の縫い糸が商業的に入手
できる縫い糸と比較して顕著に改善された特性を有する
ことを示す。
【0056】本発明の主なる特徴及び態様は以下の通り
である。
【0057】1.130KPSIよりも大きな引張強さ
を有するポリアミド縫い糸を含んで成る改善されたポリ
アミド縫い糸。
【0058】2.縫い糸が、ポリヘキサメチレンアジポ
アミド(ナイロン66)、ポリヘキサメチレンセバクア
ミド(ナイロン610)、ポリカプルアミド(ナイロン
6)、ポリドデカンアミド(ナイロン12)及びポリヘ
キサメチレンイソフタルアミド(ナイロン61)及びこ
れらの2以上の組み合わせから成る群から選ばれたポリ
アミドから作られる、上記1記載の縫い糸。
【0059】3.ポリアミドがポリカプルアミド(ナイ
ロン6)及びポリヘキサメチレンアジポアミド(ナイロ
ン66)から成る群から選ばれる、上記2記載の縫い
糸。
【0060】4.ポリアミドが約48,000〜約5
5,000の重量平均分子量を有する、上記3記載の縫
い糸。
【0061】5.縫い糸がモノフィラメント縫い糸であ
る、上記4記載の縫い糸。
【0062】6.縫い糸が約10〜約69ミクロンの範
囲の径を有する、上記5記載の縫い糸。
【0063】7.フィラメントを供給するために適切な
条件下でポリアミドを押出成形すること、制御された環
境中でこのフィラメントを急冷して、急冷されたフィラ
メントを供給すること、約3.0〜約5.5Xの延伸比
で前記の急冷されたフィラメントを延伸して、延伸され
たフィラメントを供給すること、及び約120℃〜約1
85℃の範囲の温度で約30分〜約8時間の範囲の間、
前記の延伸されたフィラメントをアニールすることを含
んで成る、縫い糸における使用のために適切な細いデニ
ールのポリアミドフィラメントを製造するための方法。
【0064】8.ポリアミドが、ポリヘキサメチレンア
ジポアミド(ナイロン66)、ポリヘキサメチレンセバ
クアミド(ナイロン610)、ポリカプルアミド(ナイ
ロン6)、ポリドデカンアミド(ナイロン12)及びポ
リヘキサメチレンイソフタルアミド(ナイロン61)及
びこれらの2以上の組み合わせから成る群から選ばれ
る、上記7記載の方法。
【0065】9.ポリアミドがポリカプルアミド(ナイ
ロン6)及びポリヘキサメチレンアジポアミド(ナイロ
ン66)から成る群から選ばれる、上記8記載の方法。
【0066】10.フィラメントが約3.8〜約4.2
Xの範囲で延伸される、上記9記載の方法。
【0067】11.延伸が少なくとも2本のロールの間
で行われそして第二ロールが約の範囲の温度に加熱され
る、上記9記載の方法。
【図面の簡単な説明】
【図1】ポリアミド縫い糸の押出成形、急冷及び延伸の
略図である。
【図2】従来の方法によって製造された縫い糸と比較し
た、本発明の方法によって製造された縫い糸の引張弾性
率のグラフでの比較である。
【符号の説明】
4 ホッパー 6 バレル 8 計量ポンプ 10 紡糸パック 12 紡糸口金 15 フィラメント 16 煙突 17 シュート 22 延伸ロール 24 加熱されたロール 26 レットダウンロール 28 巻取ロール
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年6月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0067
【補正方法】変更
【補正内容】
【0067】11.延伸が少なくとも2本のロールの間
で行われそして第2ロールが約175℃〜約195℃の
範囲の温度に加熱される、上記9記載の方法。 12.アニールを約2時間〜約4時間の範囲の間、実施
する、上記9記載の方法。 13.延伸されたフィラメントをラックの上に巻そして
該ラックの上でアニールする、上記11記載の方法。 14.延伸されたフィラメントをアニールした後で、ま
だラックの上にある間に延伸されたフィラメントを染色
する、上記13記載の方法。 15.ポリアミドが高分子量ポリアミドである、上記7
記載の方法。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 130KPSIよりも大きな引張強さを
    有するポリアミド縫い糸を含んで成る改善されたポリア
    ミド縫い糸。
  2. 【請求項2】 フィラメントを供給するために適切な条
    件下でポリアミドを押出成形すること、 制御された環境中でこのフィラメントを急冷して、急冷
    されたフィラメントを供給すること、 約3.0〜約5.5Xの延伸比で前記の急冷されたフィ
    ラメントを延伸して、延伸されたフィラメントを供給す
    ること、及び約120℃〜約185℃の範囲の温度で約
    30分〜約8時間の範囲の間、前記の延伸されたフィラ
    メントをアニールすることを含んで成る、縫い糸におけ
    る使用のために適切な細いデニールのポリアミドフィラ
    メントを製造するための方法。
JP7109159A 1994-04-11 1995-04-11 ポリアミド縫い糸を製造するための方法 Pending JPH0841726A (ja)

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