JPH084077Y2 - 浮揚玩具 - Google Patents

浮揚玩具

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JPH084077Y2
JPH084077Y2 JP1991106688U JP10668891U JPH084077Y2 JP H084077 Y2 JPH084077 Y2 JP H084077Y2 JP 1991106688 U JP1991106688 U JP 1991106688U JP 10668891 U JP10668891 U JP 10668891U JP H084077 Y2 JPH084077 Y2 JP H084077Y2
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JP
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magnet
toy
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movable member
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JP1991106688U
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Inventor
宏 杉原
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宏 杉原
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、2つの磁石を同一極
と対向して配置し、該同一極の磁石の反発力を利用し、
浮揚部材を上下方向に浮揚させるようにした玩具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、動物や人、マンガなどのキャラク
ター等を模したデザイン体を磁石の反発力を利用して、
デザイン体の一部を空間に静止した状態で浮揚させるよ
うにした浮揚玩具は公知である。しかしながら、従来公
知の浮揚玩具は浮揚した状態で静止しているのみであっ
て、上下方向に移動させることが出来ないため、視覚的
に変化がなく、玩具としての面白味に欠け、遊戯性の乏
しいものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】この考案は、磁石の反
発力を利用した玩具であって、浮揚部材に配した磁石
と、該磁石に対して接離自在に配した磁石との磁極の反
発力を利用して浮揚部材を任意に上下方向に浮揚させる
ようにせんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この考案が採った手段は、玩具本体と、浮揚部材
と、該浮揚部材の移動を案内する案内部材とからなり、
浮揚部材に第1磁石を定着し、玩具本体に第2磁石を配
置し、第1、第2磁石を同一極性を対向させると共に、
第2磁石を第1磁石に対して接離自在となし、第1磁石
と第2磁石の極性の反発により浮揚部材を上下方向に移
動可能とした浮揚玩具において、所望のデザインを施し
てデサイン体とした案内部材に、上下方向に移動自在に
第1の可動部材を取り付け、該第1の可動部材の下部に
第1磁石を固定し、更に該第1の可動部材と案内部材と
に第2の可動部材をピンで軸支して、第1の可動部材の
上下動により第2の可動部材を揺動させるようにした
とを特徴とする。
【0005】以下に図面を参照しつつ、この考案の好ま
しい実施例を詳細に説明する。図において、(1)は浮
揚部材であって、動物、人、マンガのキャラクター等を
模したデザイン体からなり、その底部には第1磁石
(4)が固着され、玩具本体(2)の上部に浮揚部材の
移動を案内する案内部材(3)が配置される。該案内部
材(3)はプラスチック、ガラス製からなる一方を閉塞
した透明の円筒体であり、該案内部材(3)内において
浮揚部材(1)が上下方向に移動自在に案内される。案
内部材(3)は円筒状に限られるものではない。浮揚部
材(1)が案内部材(3)によって上下方向に移動可能
であれば良く、例えば玩具本体上部に案内柱を立設し、
該案内柱に浮揚部材(1)を上下方向移動自在に案内さ
せるようにしても良い。円筒状の玩具本体(2)の内部
には円板状からなる第2磁石(5)が玩具本体(2)の
一部に軸支された逆L字状作動部材(6)の上面に固着
される。相対向する第1、第2磁石の極性は、N極同士
若しくはS極同士というように同一極同士を対向させ
る。該作動部材(6)の他端はレバー部(7)に形成さ
れ、本体(2)に穿設された長孔(8)から突出してい
る。常時は第2磁石(5)の重みで、レバー部(7)が
玩具本体(2)の外方へ突出するように移動され、第
1、第2の磁石(4)(5)は双方の磁力が互に作用し
ない位置、すなわち第1磁石(4)に対して略直角の位
置に退避しており、作動部材(6)のレバー部(7)は
長孔(8)より突出した状態に位置している。したがっ
て、浮揚部材(1)はその第1の磁石(4)に第2磁石
(5)の磁力が作用しないため、下降し案内筒(3)の
最下部に着座した状態にある。
【0006】長孔(8)より突出しているレバー部
(7)を指で押圧すると、該レバー部(7)に連設する
作動部材(6)は上方へ回動して、第2磁石(5)が浮
揚部材の下方に接近する。第1、第2磁石(4)(5)
の接近によって、互いに反発しあい案内筒内部の浮揚部
材(1)が上昇する。レバー部(7)から指を離すと第
2磁石(5)は第1磁石(4)から離れるため磁石の反
発力が低下し、浮揚部材(1)は下降し案内筒(3)の
最下部に着座する。すなわち、レバー部(7)を操作す
るのみで浮揚部材(1)は案内筒(3)の内部空間を上
下方向に浮揚し、変化のある視覚的におもしろい玩具が
得られる。
【0007】更に他の実施例では、本体(2)の上部に
固着されたデザイン体(9)に可動部材(10)(1
1)を取り付け、該可動部材(10)の下部に第2磁石
(5)の上面の極性と同一極の側を下方に配置した第1
磁石(4)を定着させ、前記と同様にレバー部(7)の
操作により第1、第2磁石(4)(5)を接離させて、
可動部材(10)を作動させデザイン体(9)自体に動
きをもたらしても良い。図9を参照して、第1可動部材
(10)は案内部材であるデサイン体(9)に、長孔
(13)に係入する2本のピン(12)で垂直方向に上
下動自在で取り付けられており、その下部に第1磁石
(4)が定着されている。又、第2可動部材(11)は
前記第1可動部材(10)に回動自在に軸支され、且デ
サイン体(9)に取り付けられた支点ピン(14)で揺
動可能に支持されており、第1の可動部 材(10)が上
下動するとき、支点ピン(14)を中心にして揺動す
る。
【0008】本体(2)は図6に示すように、シャープ
ペン、ボールペン等の筆記具のノック部を構成する筒形
状に形成しても、図7、8に示すように、筆記具の先端
に挿脱自在な筒体としても良い。更に図7、8に示すよ
うに、本体(2)とデザイン体(9)との間を透明な筒
部(15)に形成して、図9に示すように第1磁石
(4)を該筒部の上方に位置づけ、第2の磁石(5)を
筒部の下方に位置づけて互に接していない状態とし、外
部から視認しても、利用者に可動機構の存在を見せるこ
とがないようにする。これにより可動構造について疑問
を生じさせるようにし、玩具としての興味を一段と向上
させることが出来る。
【0009】本考案の玩具は単なる玩具としてのみでは
なく、シャープペン等のノック部に小型の本機構玩具を
備えることにより、勉強や書き物の途中で一休みする際
の気分転換ともなり得る。
【0010】又、浮揚部材並びに玩具本体、案内部材、
デサイン体は本考案のものに限らず、あらゆるデザイ
ン、形状、大きさでも良いことは勿論である。
【0011】
【作 用】浮揚部材に定着した第1磁石に、同一の極性
を対向させた第2磁石を接近させることにより、磁石の
反発力で浮揚部材は上昇する。更に第2磁石を元の位置
に戻すと上昇した浮揚部材は下降する。
【0012】
【考案の効果】 この考案によれば、操作レバーを操作
し、第2磁石を第1磁石に接離させるのみで浮揚部材は
案内部材に沿って上下方向に浮揚し、視覚的に変化のあ
るおもしろい玩具を提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】外観斜視図
【図2】浮揚した状態の外観図
【図3】第1磁石と第2磁石との作動を示す図
【図4】第1磁石と第2磁石との作動を示す図
【図5】第1磁石と第2磁石との作動を示す斜視図
【図6】シャープペンに装着した状態を示す外観斜視図
【図7】他の実施例の外観図
【図8】他の実施例の浮揚した状態を示す外観図
【図9】他の実施例の作動を示す背面図
【符号の説明】
(1) 浮揚部材 (2) 玩具本体 (3) 案内部材 (4) 第1磁石 (5) 第2磁石 (6) 作動部材 (7) レバー部 (8) 長孔 (9) デサイン体 (10) 可動部(11) 可動部 (12) ピン (13) 長孔 (14) 支点ピン (15) 透明な筒部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 玩具本体と、浮揚部材と、該浮揚部材の
    移動を案内する案内部材とからなり、浮揚部材に第1磁
    石を定着し、玩具本体に第2磁石を配置し、第1、第2
    磁石を同一極性を対向させると共に、第2磁石を第1磁
    石に対して接離自在となし、第1磁石と第2磁石の極性
    の反発により浮揚部材を上下方向に移動可能とした浮揚
    玩具において、所望のデサインを施してデサイン体とし
    た案内部材に、上下方向に移動自在に第1の可動部材を
    取り付け、該第1の可動部材の下部に第1磁石を固定
    し、更に該第1の可動部材と案内部材とに第2の可動部
    材をピンで軸支して、第1の可動部材の上下動により第
    2の可動部材を揺動させるようにしたことを特徴とする
    浮揚玩具。
  2. 【請求項2】 玩具本体が筆記具のノック部を構成して
    いることを特徴とする請求項(1)記載の浮揚玩具。
  3. 【請求項3】 玩具本体が筆記具の先端に挿脱自在な筒
    体に形成されていることを特徴とする請求項(1)記載
    の浮揚玩具。
  4. 【請求項4】 玩具本体と案内部材との間に透明な筒部
    を形成し、該筒部の上方に第1磁石を、筒部の下方に第
    2の磁石を位置づけるようにしたことを特徴とする請求
    項(1)(2)又は(3)記載の浮揚玩具。
JP1991106688U 1991-11-29 1991-11-29 浮揚玩具 Expired - Lifetime JPH084077Y2 (ja)

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JPH0680499U JPH0680499U (ja) 1994-11-15
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