JP3278360B2 - 磁気画板の消去装置 - Google Patents
磁気画板の消去装置Info
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- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
- Toys (AREA)
Description
文字や絵等を消去する消去装置に関する。
材からなる磁気パネルの表面に永久磁石を近づけると、
上記永久磁石が部材内の磁性粉を引き寄せ、表面上に浮
き出させることを利用した表示装置として磁気画板が知
られている。この磁気画板は図7に示すように磁気パネ
ル40の裏側に配置された消去装置である磁石41をレ
バー42をスライド操作して矢印方向に移動させると、
磁気パネル40の表面側に浮き上がっていたすべての磁
性粉を下方に吸引して表面に表示されていた図形43を
消去するものであった。
磁気画板では消去装置を磁気パネルの一端から他端まで
作動させると、磁気画板上のすべての図形が消去されて
しまい、単に文字や絵を描き、描いた文字や絵を消去す
るだけで、そこにはゲーム性などの発展性のある使用を
取り込むことはできなかった。
領域を越えてゲームや学習など多様性のある使用を選択
することができる磁気画板の消去装置を提供することを
その課題とする。
め、本発明に係る磁気画板の消去装置は、粘性流体中に
磁性粉を封入した小室の集合からなる磁気パネルの表面
上を磁気筆記具を用いて小室内の磁性粉を吸引して表示
させた絵や文字等の表示を消去する、以下の要件を備え
ることを特徴とする。(イ) 上記磁気パネルの下方には、少なくとも一対のス
ライダを磁気パネルの互いに反対の辺に沿ってそれぞれ
往復移動可能に配置し、該スライダの上面長手方向に沿
って上記絵や文字等の表示を消去する磁気手段を設ける
とともに、上記スライダを磁気画板の外部から個別に操
作可能に形成されていること (ロ)上記一対のスライダは先端同士を対向させた状態
で連結可能に形成され、該一対のスライダを一体で移動
可能にしたこと
の形態について説明する。
カバー1と磁気パネル2と下カバー3とから構成され、
磁気パネル2は下カバー3の受け部に収容され、下カバ
ー3に適宜手段で連結された上カバー1で固定されてい
る。
等の合成樹脂で形成され、中央には磁気パネル2の上面
を露出させる矩形状の開口部4を、一方の側部上面に
は、底面に面状の磁石を貼着した磁気スタンプ5を収容
する凹部6が形成されている。磁気パネル2は粘性流体
中に磁性粉を封入した小室を集合し、非磁性体の透明な
保護シートで表面を覆って形成したパネルで、磁気ペン
や磁気スタンプで小室内の磁性粉を吸引することにより
表面上に移動させ、文字や絵を表示するようにした公知
の磁気パネルで構成されている。
であるプラスチック等の合成樹脂で形成され、中央には
消去装置を収容する収容凹部10が形成され、この収容
凹部10の上部に連設して磁気パネル2を収容する凹部
11が形成され、一方の側部上面には先端に磁石を備え
た磁気ペン12を収容する凹部13が形成されている。
辺に沿って配置された一対のスライダ15、15で構成
され、このスライダ15は後端には操作用のレバー16
が形成され、棒状のスライダ部15aの上面には長手方
向に沿って長尺の磁石17(磁気手段)が配置されてい
る。そして、スライダ15の先端は、下カバー3の前面
と後面とに形成された長穴18からそれぞれ収容凹部1
0内に没入し、それぞれのスライダ15は先端がぶつか
ることなく左右に往復移動可能に配置されている。
面には凹溝20が形成され、下カバー3に形成されたレ
ール21に遊嵌するとともに、スライダ部15aに形成
された係合部22が収容凹部10に形成された係合溝2
3に遊嵌し、レール21と係合溝23とでスライダ15
が下カバー3上を平行移動できるように形成されてい
る。
収容凹部10内には左右方向に第2のレール24が形成
され、スライダ15は2本のレール21、24にそれぞ
れ案内されて磁気パネル2の下面に沿って消去用の磁石
17が水平に移動できるように形成されている。
ように一方のレバー16をスライド操作することによ
り、一方の磁石17がスライド移動し、磁気パネル上の
下半分のエリアに表示された文字や絵を消去することが
できる。いずれか一方のレバーをスライド操作した時
は、対応するエリアの表示のみ消去することができ、す
べての表示を消去することはないので、例えば女の子の
服装を変えようと思えば、下側のレバー16を操作し、
顔を変えようと思えば上側のレバー16をスライド操作
し、残った絵に加筆することにより絵を完成させること
ができる。
をすることができる。上半分に母親が問題aを書き、子
供がその問題を見て下半分に答bを書くようにし、答b
が誤っていれば、下側のレバー16をスライド操作して
答bのみを消去し、あらためて答を書かせればよい。こ
の時上半分に表示された問題aは消去されないので、そ
の都度問題を書き直す必要がなく、算数、漢字書き取
り、英単語など、母親とコミュニケーションを取りなが
ら楽しく学ぶことができ、学習効果の向上を期待するこ
とができる。
案内する溝を形成した透明なシートを利用してモンター
ジュ遊びをすることもできる。シート20に表示された
図形は磁気画板のスライダに対応して上半分と下半分と
が分離できるように形成しておけばよい。例えば図5に
示すように、上半分には頭部を、下半分には胴体部を表
示しておけばよい。そして、一つのシート20を使用し
て、一つの図形(猫)を描き上げる。その後、一方のス
ライダ16をスライド操作して図形の下半分を消去した
後、他のシート20’を使用して消去した部分に該当す
る図形(男の子の体)を加筆する。このことによって、
一旦描きあげた図形の一部と、他の図形の一部とを組み
合わせて新しい図形を作成することができ、絵を描く興
味を喚起して知育の発達、創造性の育成に貢献すること
ができる。
形成されている。図6(a) に示すように、スライダ1
5には長手方向に貫通孔31を形成し、この貫通孔31
の内部には係合軸32を配置する。この係合軸32は先
端32aが貫通孔31の内部に引っ込むとともに、後端
32bがレバー16の後端から常に突出するようにスプ
リング34で付勢され、係合軸32をスプリング34に
抗して押し込むと,先端32aを対向するスライダ15
の貫通孔31に嵌入させることができるように形成され
ている。
向する状態で、一方のスライダの係合軸32をスプリン
グ34に抗して押し込み操作すると、係合軸32の先端
32aは他方のスライダ15の貫通孔31に嵌入する。
この状態でレバー16をスライド操作することにより、
1対のスライダを一体でスライド移動させることがで
き、磁気パネル上のすべての表示を一括消去することが
できる。
ー16上に起立した摘み36を回動可能に形成し、この
摘み36の支軸37に偏心カム38を固定し、この偏心
カム38に係合軸39の後端を係合させ、摘み36を1
80度回動させることにより偏心カム38の最大径が係
合軸39を前方に最大量押し出し、先端を対向するスラ
イダの貫通孔に嵌入させることができるようにしてもよ
い。
先端が対向した状態で、一方のスライダの摘み36を1
80度回動して偏心カム38が係合軸39をスプリング
に抗して前方に押し出し、係合軸39の先端が他方のス
ライダの貫通孔に嵌入する。摘み36を回動させたまま
レバー16をスライド操作することにより、1対のスラ
イダを一体でスライド移動させることができ、磁気パネ
ル上のすべての表示を一括消去することができる。
画板の前後両側部に配置し、左右方向に移動可能に配置
したが、磁気画板の左右両側部に配置し、前後方向に移
動可能に配置してもよい。
された図示しない電池や、AC電源を直流に変換するA
Cアダプターを電源として作動する電磁石で構成しても
かまわない。磁気手段を電磁石で構成した場合は、摘ん
だことを検知するセンサ又はスイッチをレバーに配置
し、レバーをスライド操作しようとした時に電磁石に通
電するように制御すればよい。そして、上記スイッチを
上カバーの適宜位置に配置し、スイッチをONさせなが
らレバーをスライド操作して磁気パネル上の表示を消去
するようにしてもよい。この場合は、表示の消去したい
部分までレバーをスライド操作し、そこでスイッチをO
Nさせることにより、限定したエリアの表示を消去する
ことができる。
ば、スライダを連結可能にしたことにより、スライダを
分割使用するか一体化して使用するかを選択することが
でき、分割した場合にはスライダを磁気パネルの一端か
ら他端まで移動させても、磁気パネル上のすべての表示
は消去されることはないので、消去するエリアに対応し
たスライダを選択することにより、一旦描いた文字や絵
のすべてを消去することなく描き直し、手直しをして絵
を完成させることができるので単に描画するだけではな
く、ゲームや学習等その利用範囲に拡張性を持たせるこ
とができる。
一方のスライダのスライド操作で消去することができ
る。
要部横断面図
Claims (1)
- 【請求項1】 粘性流体中に磁性粉を封入した小室の集
合からなる磁気パネルの表面上を磁気筆記具を用いて小
室内の磁性粉を吸引して表示させた絵や文字等の表示を
消去する、以下の要件を備えることを特徴とする磁気画
板の消去装置。(イ) 上記磁気パネルの下方には、少なくとも一対のス
ライダを磁気パネルの互いに反対の辺に沿ってそれぞれ
往復移動可能に配置し、該スライダの上面長手方向に沿
って上記絵や文字等の表示を消去する磁気手段を設ける
とともに、上記スライダを磁気画板の外部から個別に操
作可能に形成されていること (ロ)上記一対のスライダは先端同士を対向させた状態
で連結可能に形成され、該一対のスライダを一体で移動
可能にしたこと
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26133896A JP3278360B2 (ja) | 1996-09-10 | 1996-09-10 | 磁気画板の消去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26133896A JP3278360B2 (ja) | 1996-09-10 | 1996-09-10 | 磁気画板の消去装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1091105A JPH1091105A (ja) | 1998-04-10 |
JP3278360B2 true JP3278360B2 (ja) | 2002-04-30 |
Family
ID=17360444
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26133896A Expired - Fee Related JP3278360B2 (ja) | 1996-09-10 | 1996-09-10 | 磁気画板の消去装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3278360B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001051584A (ja) | 1999-08-13 | 2001-02-23 | Kyowa Electric & Chem Co Ltd | 文字練習用の書き込み用具 |
NL2007168C2 (nl) * | 2011-07-22 | 2013-01-24 | Franciscus Martines Gerardes Creij | Inrichting voor het weergeven en magnetisch wissen van visuele informatie. |
CN109331482B (zh) * | 2018-10-24 | 2020-12-15 | 浙江五饼二鱼实业有限公司 | 一种投影式儿童绘图玩具 |
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-
1996
- 1996-09-10 JP JP26133896A patent/JP3278360B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH1091105A (ja) | 1998-04-10 |
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