JP3126675U - 磁石による回転旋回上昇玩具 - Google Patents

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Abstract

【課題】極めて簡単な構造でありながら外観上興味深い動きをなす、玩具のみならず、室内装飾としても可能な構成を有する回転旋回上昇玩具を得る。
【解決手段】密閉された非磁性体よりなる中空管内部に液体を満たすと共に、マグネットを有するフロートを液体内に封入した玩具本体と、前記フロートマグネットと互いに吸引しあうマグネットを有し、該中空管の表面に接する回転ディスプレイとよりなり、回転ディスプレイのマグネットは、中空管と接する面を弧面としている。
【選択図】図1

Description

本考案は、棒状に形成された玩具本体を立てた際、玩具本体周縁に磁力によって付着している回転装飾体が、回転しつつ棒状の玩具本体の周囲を螺旋状に旋廻上昇する玩具に関する。
従来、磁石の吸引力或は反発力を用いて可動体を移行させる玩具は多数提案されており、その中でも、動物、或は昆虫などが木登りの如く棒状体の側面を上昇するものが知られている。
その一つが、動物等の形をした玩具本体が、垂直の棒本体の外側面を摺って上方に移動するもので、その構成は次の如くである。液体が満たされ両端開口部は閉塞されている筒状の棒体本内に浮子を入れ、浮子の側面には磁石を固着する。一方、玩具本体は、適宜動物等の形をなし、前記浮子の磁石とは互いに異極が対向するようにして磁石を設けている。そして、前記浮子の磁石と玩具本体の磁石とが互いに吸引されている状態のもとで、浮子を棒本体の最下位に位置させて棒本体を立てると、浮子は棒本体の管内を浮上し、それにつれて浮子と吸引しあっている玩具本体も上昇を開始し、棒本体の頂部に至り停止する。このとき、棒本体を反転し浮子を最下位に位置させると、再度上昇を開始し、これを繰り返し行うことが出来る(特許文献1参照)。この玩具にあっては、棒状体の側面を直線状に常に頭部を上に保って上昇することになる。
第二の例として次の玩具がある。筒状の棒本体内に液体を満たし、磁石を有する浮子を封入した棒本体と、前記浮子の磁石と互いに吸引する磁石を、側面に有する玩具本体とよりなる玩具である点では前記第一の例と同一で、棒本体の側面を、浮子の上昇に従って玩具本体が上昇するが、この例にあっては、浮子の磁石の両端に発泡体を取り付けることによって、棒本体内における浮子の上昇端における衝撃を少なくしている(特許文献2参照)。第三の例として次の玩具がある。この例は、非磁性体よりなる筒状体内に、昇降軸により昇降自在に管内磁石を支持し、前記筒状体外周縁には、管外吸着体としての磁石を有する装飾体(飾板)を前記筒内磁石に吸引させて支持している。そして昇降軸を筒状体内で昇降させることで、管内磁石を上下動し、管内磁石と吸引し合う装飾体の磁石を介して装飾体を上下動する。管内磁石は前記した如く手動によって上下動,旋回動をするものであり、装飾体の磁石は、一つの極面を球面状とし、該面が筒状体外周と接しているために、装飾体の中心線は、下向きを保ち、管内磁石に吸引され、引き上げられると、前記中心線を中心に回転しつつ上昇する(特許文献3参照)ものであって、本願玩具のような回転マグネットの回転・螺旋移動による管内の浮子の軸回転を起こす点には特許文献3は言及されていない。
上記第1、第2の各玩具において、棒状体の側面に接し、浮子の上昇に伴って上昇する動物等を画いた玩具主体は、それが持っている磁石を棒状体に接触させているが、磁石の接触面は平面であり、棒状体は筒状のため、両者の接点は、直線となり、玩具主体が浮子の上昇に引かれて上昇する際の玩具主体と棒状体との接点の軌跡も直線となる。そのために、浮子が棒体内を浮上し、それにつれて玩具本体が上昇する際も、玩具本体は直線状に上昇することになる。第3の例にあっては、装飾体を移動させるためには、筒状体内の昇降軸を回転昇降させる操作が必要であり、また、装置全体の構成上からも、審美上からも、筒状体から突出した昇降軸の存在は、好ましいものではない。
実公昭46−30223号公報 実公昭50−33280号公報 特公昭53−3640号公報
本考案は、簡単な構造でありながら、外観上きわめて興味深い動きをする、玩具のみならず、室内装飾としても可能な構成を有する、回転旋回上昇玩具を得ることを目的とする。
密閉された非磁性体よりなる中空管内部に液体を満たすと共に、マグネットを有するフロートを前記液体内に封入した中空管と、前記フロートのマグネットと互いに吸引しあうマグネットを有し、前記中空管表面に接する回転ディスプレイとよりなり、回転ディスプレイのマグネットは、前記中空管との接する面を突出した弧面となしたことを特徴としている。請求項2の考案は、請求項1記載の回転旋回上昇玩具において、回転ディスプレイに設けたマグネットの突出した弧面の反対側に位置して、装飾片を設けてなる。請求項3記載の考案は、請求項1または請求項2記載の回転旋回上昇玩具において、中空管の表面に接する回転ディスプレイのマグネットの回転軸が、中空管の表面と回転ディスプレイのマグネットの接点より上方に位置するよう、回転ディスプレイの重量と、回転ディスプレイのマグネットの弧面形状が設定されている。これにより、回転ディスプレイのスムーズな螺旋状の上昇運動が得られる。
本考案のマグネットによる回転旋回上昇玩具では、使用するマグネットは、最低計2個で十分であり、液体を充填した棒状に形成される玩具本体は、透明な素材を使用することにより、棒状の玩具本体の内部を上昇移動するマグネットを有するフロートをも同時に鑑賞することもでき、危険性がなく、幼児の使用にも適した玩具である。
本考案玩具は、棒状体とそれに吸着する回転ディスプレイよりなる簡単な構造でありながら、回転ディスプレイが外観上極めて興味深い動きをすると共に、その動きの原因となる棒状体内部の機構について棒状の玩具本体を不透明とすることで、その機構を外部より窺知することを出来なくすることによって回転ディスプレイの動きの原因について探究心を生じさせるというような心理上の効果も発揮させることが出来る。
使用方法も、棒状に形成される玩具本体を上下反対にするのみで、回転ディスプレーのスムーズな螺旋状の上昇運動を何回でも極めて簡単に楽しめる。また、砂時計の如き利用も可能である。
本考案を実施するための最良の形態を図面によって説明する。尚、本願玩具の部材にあっては、マグネット部分を除き非磁性体とし、図面の記載は、この考案を限定するものではない。
玩具本体1は、図1に示すように、非磁性体による中空管4の両端に、嵌合栓2,3を嵌合し、中空体管4の内部に水等の液体5を充填し、液体5中には、フロート6を挿入してなるものである。該フロート6は、マグネット7を内包し、浮力を有するスチロール等の発泡性樹脂8よりなる。マグネット7は、図2、図3に示すように、フロート6の表面にマグネット7が現出するように埋設される。このフロート6は、玩具本体1の上下を反転させることによって、浮力により中空管4の内面にマグネット7が接し或は接近する状態で中空管4内部の液体5中を上昇する。
図4、図5に、回転ディスプレー9を示す。回転ディスプレー9は、マグネット10を装飾片11に一体に設けてなるもので、マグネット10は、中央部が周縁部より厚味を有する円形をなし、その一面に装飾片11が固定されているが、装飾片11は、例えばキャラクターの顔、或は姿態、或は適宜図柄を画いた板状体等適宜である。回転ディスプレー9のマグネット10は、フロート6の表面のマグネット7とは反対の磁力を有しており、フロート6のマグネット7に回転ディスプレー9のマグネット10を接近すると、フロート6の有するマグネット7の磁力とマグネット10の相互作用により、回転ディスプレー9は、中空体管状体4の表面に吸着する。
そして、玩具本体1が水平方向に延びる状態のときは、フロート6は、静止状態を保つが、嵌合栓2又は3のどちらかが上になるように玩具本体1を立てると、フロート6は中空管4内の上昇を開始し、その動きにつれてフロート6のマグネット7が吸引している回転ディスプレイ9のマグネット10が、フロート6に内包されるマグネット7の浮力による上昇する動きに伴い、その磁力に引かれて玩具本体1の表面を回転ディスプレイ9は移動する。回転ディスプレイ9は、回転をしつつ玩具本体1の中空管4の周囲を螺旋状を画いて上昇するが、以下、この状態を図6と共に説明する。
本考案は、玩具本体1の表面に接する回転ディスプレイ9のマグネット10の形状に特徴を有する。マグネット10は、玩具本体1の表面と接する面が凸状(R状)であるため、フロート6の内包するマグネット7の磁力により玩具本体1の表面に接点14で吸着し、フロート6の上昇に伴って共に上昇するが、この場合、回転ディスプレイ9のマグネット10は、は、中空管4の表面との抵抗により、中空管4の表面を螺旋状の軌跡を画いて螺旋状に回転(自転)しながら上昇する。
図7は、回転ディスプレイ9をその回転軸13方向から見た正面図であり、回転ディスプレイ9は中心点12を有する。回転ディスプレイ9が回転・上昇するとき、回転ディスプレイ9は重力を有するので、回転ディスプレイ9は回転ディスプレイ9の中心点12を通る回転軸13から僅かに傾斜し、回転軸13下部に位置する接点14で中空管4の表面に接し、フロート6の上昇に伴ってフロート6の内包するマグネット7の磁力に引かれて螺旋状の軌道を描きながらフロート6共に上昇する。回転マグネット9の形状は、マグネットの密度、中空体内の液体密度、フロートの磁力等を勘案して、定めることが出来る。また、マグネットは、大きさ、磁力の組み合わせ等適宜選択できるが、材質上もどちらか一方がマグネットであれば、他方が例えば鉄のような磁性体でも、互いに引き合うので実施可能である。その場合に、磁力により吸着力を調整し、重量も調整することになる。
本考案の、回転旋回上昇玩具の製作の一例を述べるが、この寸法、構造の詳細は本考案を限定するものではない。
先ず、中空管として外径18cm、内径13cm、全長500mmのアクリル樹脂よりなる中空管を用意する。フロートとして、直径10mm、長さ70mmの発泡性樹脂に直径10mm、厚さ5mmの等方性フェライト磁石(62ミリステラ、mT)を用意した。
回転マグネット用磁石としては、直径5.2mmの円形外周を有し、厚み2.5mmの両面に弧面をゆする等方性フェライト磁石(60ミリステラ、mT)を用いた。フロートと、マグネットとの構成は、図4、5を参照されたい。このようにして構成した回転旋回上昇玩具は、図6に示すように、マグネット10を有する回転ディスプレイが玩具本体表面を、フロート7と共に螺旋状に旋回しながら上昇した。
本考案の磁石による回転旋回上昇玩具では、極めて構造が簡単で製造が容易であるにもかかわらず、棒状に形成される玩具本体を、上下反対にするのみで回転ディスプレーのスムーズな螺旋状の上昇運動を何回でも楽しむことが出来、装飾性をもかねているので、玩具としてばかりでなく、装飾品、砂時計的使用、広告媒体等に使用することが出来る。
玩具本体を示す縦断正面図である。 フロートを示す正面図である。 フロートを示す側面図である。 回転ディスプレイを示す正面図である。 回転ディスプレイを示す縦断側面図である。 回転ディスプレイが螺旋状に下方から回転しながら上昇する様を示す説明図である。 ディスプレイの回転マグネットをその回転軸方向から見た正面図である。 回転ディスプレイのマグネットが玩具本体表面に吸引されている状態を示す側面図である。
符号の説明
1 玩具本体
2,3 嵌合栓
4 中空管
5 液体
6 フロート
7 マグネット
8 発泡性樹脂
9 回転ディスプレイ
10 マグネット
11 装飾片
12 重心点
13 回転軸
14 接点

Claims (3)

  1. 密閉された非磁性体よりなる中空管内部に液体を満たすと共に、マグネットを有するフロートを前記液体内に封入した玩具本体と、前記フロートのマグネットと互いに吸引しあうマグネットを有し、前記中空管表面に接する回転ディスプレイとよりなり、回転ディスプレイのマグネットは、前記中空管との接する面が突出した弧面となるよう形成されていることを特徴とする回転旋回上昇玩具。
  2. 回転ディスプレイに設けたマグネットの突出した弧面の反対側に位置して、装飾片を設けてなる請求項1記載の回転旋回上昇玩具。
  3. 中空管の表面に接する回転ディスプレイのマグネットの回転軸が、中空管の表面と回転ディスプレイのマグネットとの接点より上方に位置するよう、回転ディスプレイの重量と、回転ディスプレイのマグネットの弧面形状が設定されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の回転旋回上昇玩具。
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