JPH0840469A - 二成分用パッケージ - Google Patents

二成分用パッケージ

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JPH0840469A
JPH0840469A JP7104618A JP10461895A JPH0840469A JP H0840469 A JPH0840469 A JP H0840469A JP 7104618 A JP7104618 A JP 7104618A JP 10461895 A JP10461895 A JP 10461895A JP H0840469 A JPH0840469 A JP H0840469A
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ケビン・ヒルトン
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ニナ・ウォーバートン
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    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
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    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 保管中は互いに独立し、パッケージを開けた
時に混合される二つの成分を貯蔵する二成分用パッケー
ジを提供する。 【構成】 二成分用パッケージは、ねじ込みネックを有
する第一成分用の外装容器2を備える。クロージャーキ
ャップ5を、ねじ込みネック3を閉めるために備える。
第二成分用のカプセルを外装容器2の内側に配し、外装
容器2のねじ込みネック3内にまで伸ばす。第一ラチェ
ット手段は、クロージャーキャップ5の底から下向きに
伸び、カプセル6の上部7で第二ラチェット手段と係合
し、それによってクロージャーキャップ5は、カプセル
6の上部7は回転させないで閉めることができるが、そ
の上部7も回転させなければクロージャーキャップ5は
容易に開けられない。その結果、クロージャーキャップ
5を開けると、カプセル6に捩り力が働く。ねじ山のよ
うな開放手段は、上記捩り力をかけるとカプセル6の中
身を開放するために設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、貯蔵中に互いに独立
し、パッケージを開けた時に混合される二成分を貯蔵す
るための二成分用パッケージに関する。
【0002】
【従来の技術】上記タイプの二成分用パッケージは、多
くの物に適用される。例えば、農薬のような濃縮された
活性配合剤を、使用直前にパッケージを開けた時にのみ
混合するようにして希釈剤から独立して貯蔵することが
好ましいことがある。消毒剤技術では、使用直前に次亜
塩素酸ナトリウム溶液のような消毒剤溶液を活性化する
ために、濃酸を添加することがしばしば必要である。こ
の理由は、ガス発生や殺菌力の低下を招くため、活性溶
液それ自身を長時間貯蔵出来ないからである。従って、
パッケージを開けた時に混合するようにして、消毒剤溶
液と濃酸を二成分用パッケージに独立して貯蔵すること
が必要である。
【0003】上記濃縮された活性配合剤と濃酸は、潜在
的に人間に有害であり、そのため、使用者がパッケージ
を開けた時にその濃縮物の操作を何ら必要とせずに、自
動的に混合するように二成分用パッケージを設計するこ
とが好ましい。むしろ、最初に希釈剤と混合しなければ
パッケージから濃縮物の取り出しが困難になり、それに
より使用者が未希釈濃縮物と接触する機会が最小となる
ように、二成分用パッケージを設計する必要がある。そ
の二成分用パッケージは、希釈剤用の一次容器内に完全
に密閉される濃縮物用の二次容器を備えることが好まし
い。この様にすれば二次容器が偶然破損しても一次容器
により防止される。
【0004】英国特許第1567394公報は、パッケ
ージのキャップを外した時に成分を自動的に混合する二
成分用パッケージを記載している。そのパッケージは、
希釈剤のような第1成分を容れるネックと胴体を有する
第1容器を備えている。クロージャーキャップは、例え
ば、ねじによりネックと嵌合して第1容器を閉める。取
付けスカートは、クロージャーキャップの底から第1容
器のネックに伸びて第2成分を容れる第2容器の一部と
なる。着脱可能なカップを取付けスカートに取付けて第
2容器を作り、第1容器からその第2容器を独立させ
る。弾性フランジが容器の組み立て形状のネックの下に
なるように、その弾性フランジを、クロージャーキャッ
プあるいはその着脱可能なカップによりある位置に移
す。その弾性フランジは、第1容器のネック内に挿入さ
れるように半径方向に凹むが、第1容器から取り出され
た時には半径方向に凹まないように構成されている。そ
の結果として、クロージャーキャップを、第1容器のネ
ック上の密封位置から外へ動かす(例えば、ねじ込みキ
ャップをゆるめて)と、そのフランジは、第1容器のネ
ックの内側端部に接触し、そして、取付けスカートから
着脱可能なカップを引き離し、それにより第2成分を第
1容器に注ぐ。典型的には、第1成分は希釈剤であり、
第2成分は濃縮物である。
【0005】欧州特許第0190593号公報は、以下
に述べる二成分用パッケージシステムを記載している。
すなわち、その二成分用パッケージシステムは、ねじ込
みネックを持つボトルと濃縮物を容れるようにした容器
を備えたクロージャーキャップを設けており、そのクロ
ージャーキャップは、ボトルのネック上で回転でき、そ
してクロージャーキャップの底から半径方向に伸びるカ
ラーを備え、そのカラーは、濃縮物を容れた内部容器を
カラーのねじ山により受けるように配置され、そして:
その内部容器の外壁とボトルネックの内壁との間に、回
転ブロックを一ヵ所以上に配し、それによりその内部容
器が一方向あるいは二方向に自由に回転することを防止
するか;あるいは:カラーが、構造上その下端で接触端
を作るように角ばるかあるいは先が尖っており、しかも
底や分解できる内部容器の回りに伸びた環状の段差上
に、カラーねじ山にねじ止めされた内部容器がカラーね
じ山が閉まる方向に更に回転した時、その内部容器を弱
くなったラインに沿って使用し、一方で(イ)内部容器
の自由回転を、その内部容器の外壁に取付けた一以上の
回転ブロックによって一または二方向に防止するか、
(ロ)その内部容器が、その上部に、半径方向外側に向
かいボトルネックに接する環状ビードを備え、この環状
ビードが内部容器の吊り下げ深さを定め、ノブやノッチ
によって内部容器の自由回転を防止するかもしれない様
に載っている。
【0006】上記二成分用パッケージシステムは、濃縮
物を容れるための二次容器が希釈剤の一次容器の実質的
に内側に配置される利点がある。その一次容器のネック
から簡単にキャップを外せば、自動的に濃縮物を希釈剤
に注ぎ、すぐに使用できる。その濃縮物は、未希釈形態
ではパッケージから容易に取り出すことは出来ない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記二
成分用パッケージシステムは、重大な欠点がある。その
主な欠点は、クロージャーキャップが濃縮物を容れるた
めの二次容器の一体部になることである。どの場合でも
二次容器は、カップをクロージャーキャップの底から下
に伸びたカラーやスカートに嵌合することにより形成さ
れる。この様に形成された二次容器からの濃縮物の漏れ
を防止することは実際には非常に困難である。この様に
形成された二次容器からの濃縮物の漏れの問題は、例え
ば、欧州特許第0235806号公報に記載されてい
る。更にまた、クロージャーキャップを外した後、濃縮
物の跡がそのキャップの内側に残るかもしれず、この濃
縮物の跡が使用者に危険である。また、クロージャーキ
ャップの材料は、二次容器内の濃縮物にも、その二次容
器の他の部分を作っている材料にも十分には両立してい
ない。
【0008】欧州特許第019053号公報に記載され
た二成分用パッケージに関する他の問題は、そこに記載
されたクロージャーキャップが、従来の射出成形により
作ることができないことである。高価で、分離できる射
出成形型を使用するか、クロージャーキャップを、スナ
ップ嵌めされる二つの部品で作る必要がある。そこで、
本発明は、上記従来技術の欠点を招かない改良された二
成分用パッケージを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段および作用】上述の課題
は、本発明によれば、貯蔵中に互いに独立し、パッケー
ジを開けた時に混合される二成分を貯蔵するための二成
分用パッケージであって、第一成分を容れるための、ね
じ込みネックを有する容器と;その容器のねじ込みネッ
クを閉じるためのねじ込みクロージャーキャップと;第
二成分を容れるためのカプセルであって、前記容器のね
じ込みネックに伸びたカプセルの上端を有する前記容器
の内側に配置された前記カプセルと;前記クロージャー
キャップから内側に伸びた第一ラチェット手段と;前記
第一ラチェット手段と係合するために前記カプセルの上
部から伸びた第二ラチェット手段であって、それによっ
て前記クロージャーキャップが前記カプセルの上部を回
転させずにねじ止めされるが、前記クロージャーキャッ
プを外して前記カプセルの先端部をそのクロージャーキ
ャップで回転させる前記第二ラチェット手段と;前記ク
ロージャーキャップを外す方向への前記カプセルの下部
の回転を防止するために前記カプセルの外壁と前記容器
の内壁に設けられた1個以上の回転ブロックと;前記カ
プセルの上部が下部に対して回転した時、前記カプセル
から前記第二成分を開放するために前記カプセルに設け
られた開放手段を備える。
【0010】その容器では、ねじ込みネックに、注入あ
るいは注出のために更に開口を設けても良い。しかし、
ねじ込みネックは、容器への唯一の開口であるのが好ま
しい。これによってカプセルの中身を容器の中身に同時
に開放しなければその容器は開けられない。ねじ込みネ
ックには1個あるいは多くのねじ切りを設けても良い。
【0011】ねじ込みクロージャーキャップには1個あ
るいは多くのねじ切りを設けても良い。クロージャーキ
ャップの口には、容器の外面に接するようにシールリッ
プを設けることが好ましい。クロージャーキャップには
一体型のタンパーエビデントバンドを設けても良い。ク
ロージャーキャップは、熱可塑性材料から射出成形され
ることが好ましい。クロージャーキャップは、濃縮され
た第二成分を容れるカプセルの一部を構成しないので、
クロージャーキャップのざいりょうは、その化学的な抵
抗よりむしろその密封効果から選択される。
【0012】第二成分(通常は濃縮された第二成分)を
容れるカプセルは、完全に、あるいは、ほぼ完全に容器
内に収納される。カプセルは、その容器とは別に形成さ
れ、充填され、密閉され、そして容器内に導入されるこ
とが好ましい。カプセルの上部には、カプセルを充填す
るためのねじ込み開口が設けられ、そのねじ込み開口が
カプセルクロージャーキャップで封鎖されることが好ま
しい。
【0013】カプセルにはスナップ嵌め手段を設けて、
カプセルを容器の内側に設けた補助受け手段に固定する
のが好ましい。そのスナップ嵌め手段は、容器のねじ込
みネックに伸びたカプセルの上部に縦に固定した位置
で、カプセルを固定する。そのスナップ嵌め手段は、カ
プセルの胴体か、カプセルクロージャーキャップかに取
付けることができる。半径方向に圧縮できるフィンは、
カプセルの軸線の方へ内側に曲げられる、通常、フレキ
シブル熱可塑性フィンである。そのフィンは、垂直軸の
回りに曲げても良く、その場合はカプセルの軸線を中心
とした円に接して配置されることが好ましい。また、フ
ィンは水平軸の回りに曲げても良い。フィンはカプセル
を容器に導入するために加圧され、容器のネックの内側
で補助受け手段と弾力的に係合するためにばね性を持
つ。例えば、補助受け手段は、容器のネックの内側にフ
ランジを備えても良い。その場合、そのフランジは、カ
プセルに対して半径方向に可圧できるフィンの先端に設
けられたノッチと係合することが好ましい。また、フィ
ンの先端は、容器のネックの内側に設けられた溝で係合
しても良い。
【0014】クロージャーキャップが開く方向への回転
が、カプセルの先端部の回転を必然的に引き起こし、一
方、クロージャーキャップが閉まる方向への回転が、カ
プセルの先端部に対しその方向へは回転力が少しかほと
んどないように、第一及び第二ラチェット手段は、どの
ような補助ラチェット手段でも良い。その第一ラチェッ
ト手段は、クロージャーキャップの底から下に伸びる1
個以上の駆動ペグを備え、第二ラチェット手段は、カプ
セルの上部から上に伸びる1個以上のリブを備え、前記
駆動ペグとリブの一方、あるいは共にフレキシブルであ
ることが好ましい。他の好ましい態様によれば、第一ラ
チェット手段は、クロージャーキャップの底から下に伸
びるカラーを備え、クロージャーキャップにはそのカラ
ーの内周あるいは外周に1個以上の隣接手段があり、そ
して第二ラチェット手段は、カプセルの先端にシリンダ
ーを備え、前記シリンダーがカラーに嵌合し、またその
シリンダーには、内周あるいは外周に1個以上の隣接手
段が設けられており、その第一及び第二隣接手段の少な
くとも一方はフレキシブルである。更に他の好ましい態
様によれば、第一ラチェット手段は、クロージャーキャ
ップの側壁から内側に突き出た駆動リブを備え、そして
第二ラチェット手段は、カプセルの上部から上に突き出
た1個以上のカプセルリブを備え、その駆動リブとカプ
セルリブの少なくとも一方はフレキシブルである。
【0015】第二ラチェット手段は、カプセルの胴体に
取付けられても良く、またカプセルクロージャーキャッ
プに取付けられても良い。後者の場合、カプセルクロー
ジャーキャップをゆるめる方向は、一般に、容器のクロ
ージャーキャップをゆるめる方向と反対であり、それに
よって容器のクロージャーキャップをゆるめても、カプ
セルクロージャーキャップは同時に簡単にはゆるまない
が、その代わり上記開放手段を動かすために必要な捩り
力を与える。
【0016】上記回転ブロックは、カプセルクロージャ
ーキャップをゆるめる方向にそのカプセルの下部の回転
を防止するいかなる手段を備えても良い。用語”外壁”
及び”内壁”は、カプセルと容器の側壁の他にそれぞれ
の底を含む。容器の側壁から内側に突き出た1個以上の
リブに隣接する底の周囲に、フランジが設けられること
が好ましい。また、リブや凸縁部材がカプセルの下部か
ら突き出し、容器の内側に設けられた対応するくぼみに
係合させても良い。他の態様として、カプセルの下部は
非円形断面とし、それに対応した形状の容器の内壁と係
合させることによって回転を防止しても良い。更に、そ
の他の好ましい態様によれば、スロットくぼみは、カプ
セルの底に設けられ、容器の底の内側でキー突起を係合
する。
【0017】上記開放手段は、カプセルの上部がカプセ
ルの下部に対して回転した時、すなわち、捩り力がカプ
セルにかかった時、そのカプセルから第二成分を開放す
るいかなる手段でも良い。例えば、その開放手段は、カ
プセルの壁に形成されたもろいライン、好ましくは、も
ろい螺旋ラインを備えても良い。その開放手段は、カプ
セルの上部と下部に結合するねじ山を備えていることが
より好ましい。そのねじ山は、容器のネックを閉めるね
じ山と同じ方向性があり、それによってカプセルのねじ
山は、そのカプセルの先端部をクロージャーキャップを
開ける方向に回転させることによりゆるめられる。その
ねじ山は、ねじ山を介してカプセルから第二成分が漏れ
ないようにシーラント部材やガスケットのような密封手
段を更に備えることが好ましい。また、そのカプセル
は、開放手段を働かせた後、そのカプセルの上部と下部
を駆動するために、付勢されたバイアス手段を備えるこ
とが好ましい。
【0018】カプセルに貯蔵した濃酸のような濃縮物
が、保管中にガスを発生する場合がある。カプセル内の
危険な圧力増加を防ぐために、カプセルからガス抜きす
ることが望ましい。このガス抜きは、いかなる濃縮物も
カプセルから漏らすことなく行われる必要がある。この
ガス抜きは、半透膜で覆った開口を備えたガス抜き手段
をそのカプセルに設けることにより、好ましく達成され
る。用語”半透膜”は、カプセルに保管された液体ある
いは固体の通過を阻止する一方で、ガスの通過が可能な
すべての膜を含む。その半透膜は、ポリエチレンやポリ
テトラフルオロエチレンのような疎水性ポリマーからつ
くられた微孔性半透膜(例えば、孔サイズが50ミクロ
ン以下)が代表的なものである。そのような半透膜は、
カプセルから濃酸のような水性濃縮物の通過を阻止す
る。
【0019】半透膜で覆った開口は、カプセルの上部で
簡単にねじ込み開口となり、カプセルを充填するのに用
いられる。従って、その半透膜は、カプセルクロージャ
ーキャップを閉めることによって所定位置に保持され
る。そのカプセルクロージャーキャップの底には、その
半透膜を通してガス抜きされたガスを通す穴が設けられ
ている。半透膜は、カプセル内に伸びたフレキシブルな
ガス抜きチューブの端部で開口を覆うことが好ましい。
そのフレキシブルなガス抜きチューブにはその端部近く
に浮きのような浮遊手段が設けられている。その浮遊手
段は、カプセルの向きに関係なく濃縮物表面上のガスが
充満した空間内にガス抜きチューブを浮上させており、
その結果、特にその濃縮物が液体濃縮物の場合、効果的
なガス抜きを行える。フレキシブルなガス抜きチューブ
が分岐いており、分岐された各チューブの端部開口が半
透膜で覆われることがより好ましい。これによってカプ
セルの向きに関係なく、濃縮物表面上のガスが充満した
空間内に少なくとも一つの開口が常に確実に存在するこ
とになる。
【0020】
【実施例】続いて、本発明の実施例を添付図面を参照し
て説明する。図1と図2を参照すれば、二成分用パッケ
ージ1は、ねじ込みネック3と取っ手4を有する容器2
を備え、全て吹き込み成形された熱可塑性樹脂から一体
物に作られる。射出成形された熱可塑性樹脂のねじ込み
クロージャーキャップ5は、容器2のねじ込みネック3
を密封する。
【0021】容器2内には、その上部が容器2のネック
3内に伸びるカプセル6が配置される。カプセル6は、
カプセル6上の半径方向に伸びるフレキシブルフィン8
によって所定位置に保持される。フレキシブルフィン8
は、カプセル6の軸線を中心とする円に接して伸びる。
フレキシブルフィン8は、その先端にノッチ9を有し、
ノッチ9は、容器2のネック3の内側に伸びる内部フラ
ンジと係合する。各フレキシブルフィン8の下部17
は、はすに切られている。
【0022】カプセル6は、射出成形された熱可塑性材
料から二つの部分に作られる。上部7と下部8は、ねじ
山12で合わされ、そのねじ山は保管中にカプセル6の
中身が漏れないように密閉される。カプセル6の下部1
1には底の回りに、容器の内面でリブに隣接しカプセル
6の下部の回転を阻止するフランジが設けられている。
コイルばねはカプセル6の回りで、付勢され、フレキシ
ブルフィン8とフランジ13に隣接する。
【0023】カプセル6の上部に、カプセル6を充填し
ガス抜きをするためにねじ込み開口26が設けられてい
る。ねじ込み開口26内には一端にフランジ20を有す
るフレキシブルチューブ19が挿入されており、ねじ込
み開口26のリップ上にある。フレキシブルチューブ1
9の他端は、カプセル6内にあり、半透過性微孔質疎水
性膜21で覆われ、カプセル6内のいかなる液体の表面
にでも浮上させるため浮き22が配される。カプセルク
ロージャーキャップ23は、ねじ込み開口26にねじ止
めされ、カプセルに対し液体密閉を図る。ガス抜き用の
ノズル24は、カプセルクロージャーキャップ23から
主クロージャーキャップ5の中心にある孔25を通して
下に伸びる。容器の中身が保管中に孔から確実に漏れな
いようにするため、ノズル24と主クロージャーキャッ
プ5の中心にある孔25の間を密閉する。
【0024】第一ラチェット手段は、主クロージャーキ
ャップ5の底から下へ伸びるフレキシブル駆動ペグ15
の形態でねじ込み主クロージャーキャップ5が設けられ
る。駆動ペグ15はフィン形状で、クロージャーキャッ
プの回転軸の回りに描いた円の接線方向に向けられてい
る。
【0025】第二ラチェット手段は、カプセル6から上
に伸びるリブ16の形態でカプセル6の上部に設けられ
る。リブ16はカプセルの軸線を中心とした円に対し接
線方向である。
【0026】二成分用パッケージは、以下のように組み
立てられる。先ず、パッケージすべき第一成分(通常、
希釈剤)を容器2内へ添加する。次に、パッケージすべ
き第2成分(通常、濃酸のような濃縮物)を、ねじ込み
開口26を介してカプセルに充填する。第一成分は、第
2成分の存在で変色し、その結果いつ第一成分と第二成
分が混合したかを示す指示薬成分を含むことが好まし
い。次に、フランジ20がねじ込み開口26のリップ上
に載るまで、フレキシブルチューブ19をカプセル6内
に挿入する。次に、カプセルクロージャーキャップ23
でねじ込み開口26に蓋をする。カプセル6のフレキシ
ブルフィン8に設けたノッチを、容器2の内側に伸びる
フランジ10にスナップ嵌めすることにより、カプセル
6を容器2内へ導入する。カプセルの挿入はフレキシブ
ルフィン8を圧縮によりなされ、そフィンのはすに切っ
た下端がその挿入の補助をする。フレキシブルフィン8
は、外側に付勢して環状フランジ10と確実なスナップ
嵌めを形成する。従ってその後、カプセル6を外すのは
非常に困難であるが、カプセルの上部はその軸線の回り
にまだ回転することができる。カプセル6の上部7は容
器2のねじ込みネック3内に伸びるが、カプセル6の上
部7とねじ込みネック3の内側との間にまだ十分な隙間
があり、パッケージを開けた後、カプセル6の先の容器
2の内部から液が漏れ出す。
【0027】最後に、クロージャーキャップ5をねじ込
みネック3にねじ締めしてねじ込みネック3とノズル2
4の周囲を密閉する。クロージャーキャップ5の駆動ペ
グ15とカプセル6の上部7のリブ16とは、クロージ
ャーキャップ5をねじ締めするにつれて接触するが、駆
動ペグ15は曲がりリブ15上を通り、それによって僅
かな捩り力がカプセル6の上部7にかかる。カプセル6
の上部と下部を繋ぐねじ山12を、ねじ込みネック3の
ねじ山に同様に与え、それによってクロージャーキャッ
プ5を閉めてカプセル6に生じた捩り力は、ねじ山12
を常に締めつけることになる。
【0028】一旦クロージャーキャップ5を充分に閉め
た場合、タンパーエビデント破損シール(図示せず)を
容器2のネック3にあてる。次に、その二成分用パッケ
ージを、その成分を混合せずに無期限に保管することが
できる。
【0029】上記二成分用パッケージは、図3に示すよ
うに開けられる。クロージャーキャップ5を容器2のね
じ込みネック3から簡単に取り外す。クロージャーキャ
ップ5を取り外すと、クロージャーキャップ5に付けた
駆動ペグは、カプセルの上部7のリブ16からはずれ、
それによってカプセルの上部7がクロージャーキャップ
5の回転方向に回転する。カプセル6の下部11は、カ
プセル6に付いたフランジ13と容器2に付いたリブ1
4との接触によって回転が阻止される。カプセル6の上
部と下部の相対運動によってその上部と下部を繋ぐねじ
山が外れる。次に、その下部11を付勢コイルばねによ
って上部7から離し、カプセル6の中身と容器2の中身
を迅速に混合する。
【0030】カプセル6の上部と下部を繋ぐねじ山12
の位置を選んでカプセル6の中身と容器2の中身の混合
を効果的にする。従って、カプセル6が容器2内の液体
よりも濃い液体を含む場合は、ねじ山12をカプセル6
の底のフランジ13近くに下げて配置するのが好まし
い。他の好ましい態様によれば、コイルばね18は不用
であり、カプセル6の下部11を浮遊性とし、それによ
って、開放時、容器内の液体表面で傾き、中身を容器内
にこぼす。
【0031】いずれの場合でも、カプセル6と容器2の
中身を完全に混合することは、容器のクロージャーキャ
ップ5を閉め、直ちに初期のゆるめる動作で開放手段の
開放を続け、更に容器を振ることによって行われる。こ
の完全な混合は、容器の上部に空間があれば助長され
る。
【0032】容器内の希釈剤は、カプセル6の中身によ
り変色する指示薬を含むのが好ましい。従って、容器2
の中身全体に均一に変色すれば混合が完全である指示と
して使用される。例えば、カプセルに濃酸が入っていれ
ば、容器内の希釈剤にリトマスのような酸/塩基指示薬
を含むのが好ましい。カプセルに濃縮過酸化物あるいは
過酢酸溶液が入っていれば、容器内の希釈剤には、酸化
還元指示薬を含むのが好ましい。成分の混合が完全に行
われたら、その混合物を開ける前にクロージャーキャッ
プ3を取っても良い。
【0033】次に、図4〜図6を参照すれば、本発明に
かかる容器を混合する他の例として、ねじ込みネック3
1を有する容器30とその容器30に挿入されたカプセ
ル32を備える。カプセル32の上部33は容器30の
ネック31内に伸びている。カプセル32の上部33周
囲に伸びるカラー34は、カプセル32から突き出た半
径方向リブ35によりカプセル32に取り付けられる。
多くのフレキシブルフィン36がカラー34から上向き
に出ている。カプセル32は、容器30のネックの内側
に設けられた環状凹み内でカラー34とフレキシブルフ
ィン36の係合によって、容器30内で縦に固定した位
置に保持される。
【0034】カプセル32の上部には、カプセルクロー
ジャーキャップ39で蓋がされる充填用ねじ込み開口3
8が設けられている。疎水性半透膜40は、充填用開口
38の上部に張られカプセルクロージャーキャップ39
により所定位置に保持される。カプセル32内部からの
過剰ガスは、半透膜40を通し、そして次にカプセルク
ロージャーキャップ39の底に設けられた小さな穴41
を通してガス抜きされる。
【0035】ねじ込みクロージャーキャップ42は、容
器30のねじ込みネック31上に嵌まり、その二つで密
閉係合状態を作る。カプセルクロージャーキャップ39
は、ねじ込みクロージャーキャップ42の底にある穴に
嵌まる。ねじ込みクロージャーキャップ42の底にある
穴の回りに設けたリップ43は、カプセルクロージャー
キャップ39の側面に嵌合した接触封鎖部材を構成す
る。
【0036】細長い断面をした複数のフレキシブル駆動
ペグ44は、カプセル32の上部33から上方へ突き出
たラチェットペグ45と係合する。実質的にラチェット
ペグ45に回転力を与えずに、ラチェットペグ45上に
載っている駆動ペグ44を用いてねじ込みクロージャー
キャップ42が閉まるように、駆動ペグ44とラチェッ
トペグ45が形成される。しかし、ねじ込みクロージャ
ーキャップ42をゆるめると、駆動ペグ44がラチェッ
トペグ45と係合し、そしてカプセル32の上部33を
ゆるめる方向へ回転させる。
【0037】図5によれば、カプセル32の下部48か
ら突き出た凸縁46を、容器30のネック31の内側に
形成した縦溝内で係合させることによってカプセル32
の下部48の回転が阻止される。
【0038】カプセル32の下部48と上部33は、ね
じ山49で接合される。ねじ山49は、ねじ込みクロー
ジャーキャップ42をゆるめた時、カプセル32の中身
を開放する開放手段としても機能する。この理由は、カ
プセル32の上部33が回転した場合、その下部48は
固定しているもののねじ山49をゆるめるからである。
【0039】本発明のこの例では図1〜図3の例と同様
の方法で組み立てられる。充填され、密閉されたカプセ
ルを容器30のネック31内に挿入する。フレキシブル
フィン36は内側に曲がりその挿入を可能にし、外側に
スナップして環状凹み37に係合する。次に、ねじ込み
クロージャーキャップ42を容器30のねじ込みネック
41に閉める。このようにして得られた二成分用パッケ
ージは、容器とカプセル内に貯蔵した成分を混合せずに
無期限に保管される。
【0040】この二成分用パッケージは、図1〜図3の
例により説明したと同様に開けられる。開放後直ちにね
じ込みクロージャーキャップ42を再び閉め直し、カプ
セル32と容器30から出た成分を完全に混合するため
に容器30を振ることが好ましい。
【0041】本発明の具体的な実施態様は以下の通りで
ある。 1)前記カプセルは、容器の内側でそのカプセルを補助
受け手段に固定するために、スナップ嵌め手段を有する
請求項1記載の二成分用パッケージ。 2)前記スナップ嵌め手段は、カプセルから伸びた半径
方向に圧縮可能な複数のフィンを有する上記実施態様
1)記載の二成分用パッケージ。 3)前記補助受け手段は、容器のネックの内側にフラン
ジを有する上記実施態様1)又は2)記載の二成分用パ
ッケージ。 4)前記補助受け手段は、容器のネックの内側周囲に伸
びた環状溝を有する上記実施態様1)又は2)記載の二
成分用パッケージ。 5)前記第一ラチェット手段は、底からクロージャーキ
ャップへ下向きに伸びた1個以上の駆動ペグを有し、前
記第二ラチェット手段は、カプセルの上部から上向きに
伸びた1個以上のリブを有し、前記駆動ペグ及び/又は
リブがフレキシブルである請求項1又は上記実施態様
1)ないし4)のいずれかに記載の二成分用パッケー
ジ。 6)前記第一ラチェット手段は、クロージャーキャップ
の底から下向きに伸びたカラーを有し、そのカラーの内
周あるいは外周に1個以上の第一隣接手段を備え、そし
て前記第二ラチェット手段は、カプセルの上部にシリン
ダーを有し、そのシリンダーはカラーに嵌合しており、
その外周あるいは内周に第二隣接手段を設け、その第一
及び/又は第二隣接手段がフレキシブルである請求項1
又は上記実施態様1)ないし4)のいずれかに記載の二
成分用パッケージ。 7)前記回転ブロックは、カプセルの下部にフランジと
そのフランジに隣接するために容器の内壁にリブとを有
する請求項1又は上記実施態様1)ないし6)のいずれ
かに記載の二成分用パッケージ。 8)前記回転ブロックは、容器の内壁で縦溝と係合した
カプセルの下部に凸縁を有する請求項1又は上記実施態
様1)ないし6)のいずれかに記載の二成分用パッケー
ジ。 9)前記開放手段は、カプセルの壁に形成した1列の脆
い部位を有する請求項1又は上記実施態様1)ないし
8)のいずれかに記載の二成分用パッケージ。 10)前記開放手段は、カプセルの上部と下部に接合す
るねじ山を有する請求項1又は上記実施態様1)ないし
9)のいずれかに記載の二成分用パッケージ。 11)前記開放手段を開放した後、カプセルの上部と下
部を押し離すためにさらに付勢バイアス手段を有する請
求項1又は上記実施態様1)ないし10)のいずれかに
記載の二成分用パッケージ。 12)前記バイアス手段は、カプセルの軸線に対してほ
ぼ同心のコイルばねを有する請求項1又は上記実施態様
1)ないし11)のいずれかに記載の二成分用パッケー
ジ。 13)前記カプセルは、半透膜で覆った開口を有したガ
ス抜き手段を備える請求項1又は上記実施態様1)ない
し12)のいずれかに記載の二成分用パッケージ。 14)前記開口はカプセル内に伸びたフレキシブルチュ
ーブの端部にあり、前記フレキシブルチューブには、浮
遊手段が設けられる上記実施態様13)に記載の二成分
用パッケージ。 15)前記フレキシブルチューブは分岐し、各分岐チュ
ーブの端部は半透膜で覆われている上記実施態様14)
に記載の二成分用パッケージ。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の二成分用
パッケージによれば多くの利点を有する。本発明の二成
分用パッケージは、独立して貯蔵して使用直前に混合す
る二つの成分をいつまでも保管することができる。通
常、カプセルには濃酸のような濃縮物を容れ、容器には
次亜塩素酸塩溶液のような希釈材を容れる。カプセルは
容器で完全に覆われるので、カプセルが破損しても容器
の外側には漏れない。また、希釈剤内に濃縮物を開けな
ければ、クロージャーキャップはゆるめられず、それに
よって濃縮物は独立して周囲に確実に放出されない。カ
プセルキャップが他の容器と同様にゆるめられるので、
パッケージを簡単に使用できる。
【0043】その上更に本発明の二成分用パッケージ
は、従来の二成分用パッケージより多くの実用的な利点
を与える。一つの利点は、カプセルが容器とキャップか
ら完全に独立して製造され、充填されることである。こ
れはカプセルの形状と材料を自由に選び、保管中のカプ
セルの中身の漏れを最小にすることができることを意味
する。クロージャーキャップをカプセルのどの部分とも
一体成形する必要もないので、より複雑なカプセル形状
を採ることができる。もう一つの利点は、クロージャー
キャップがカプセル内の濃縮物に直接接触しないことで
ある。これはキャップを取り除いた後、カプセル内に保
管された潜在的に有害な濃縮成分の跡がそのキャップに
生じないことを意味する。また、その他の利点としてカ
プセルに上記ガス抜き手段を容易に加えることができる
ことにある。
【0044】上記実施態様は実施例のみによって説明さ
れたことが理解されるだろう。添付特許請求範囲内に入
るその他多くの実施態様が当業者に明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る二成分用パッケージ部分破断側
面図であり;
【図2】 二成分用パッケージの第一及び第二ラチェッ
ト手段を示す図1の水平断面図であり;
【図3】 二成分用パッケージの開放効果を示す図1の
パッケージ部分の一部断面立面図であり;
【図4】 本発明の他の実施例を示した、図3と同様の
一部断面立面図であり;
【図5】 図4の実施例のIーI線に沿った横断図であ
り;
【図6】 図4の実施例のIIーII線に沿った横断図であ
る。
【符号の説明】
1 二成分用パッケージ 2,30 容器 3,31 ねじ込みネック 5,42 ねじ込みクロージャーキャップ 6,32 カプセル 8,36 フレキシブルフィン 12,49 ねじ山 13,20 フランジ 14,35 リブ 18 コイルばね 19 フレキシブルチューブ 21,40 半透膜 22 浮き 23 カプセルクロージャーキャップ 24 ノズル 25 穴 26,38 ねじ込み開口 34 カラー 44 駆動ペグ 45 ラチェットペグ
フロントページの続き (72)発明者 ケビン・ヒルトン イギリス国、エヌイー15 6エルイー、ニ ューキャスル、ローワー・デリバル、ホウ ムランド 17 (72)発明者 ニナ・ウォーバートン イギリス国、エヌイー64 6イーエイ、ノ ーサンバーランド、ニュービギン・バイ・ ザ・シー、ロビンソン・スクウェアー 7 (72)発明者 ブライアン・ウィルソン イギリス国、ニューキャスル−アポン−タ イン、ウエスト・デントン、ザ・チェスタ ーズ 6

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯蔵中に互いに独立し、パッケージを開
    けた時に混合される二成分を貯蔵するための二成分用パ
    ッケージであって、第一成分を容れるための、ねじ込み
    ネックを有する容器と;その容器のねじ込みネックを閉
    じるためのねじ込みクロージャーキャップと;第二成分
    を容れるためのカプセルであって、前記容器のねじ込み
    ネックに伸びたカプセルの上端を有する前記容器の内側
    に配置された前記カプセルと;前記クロージャーキャッ
    プから内側に伸びた第一ラチェット手段と;前記第一ラ
    チェット手段と係合するために前記カプセルの上部から
    伸びた第二ラチェット手段であって、それによって前記
    クロージャーキャップが前記カプセルの上部を回転させ
    ずにねじ止めされるが、前記クロージャーキャップを外
    して前記カプセルの先端部をそのクロージャーキャップ
    で回転させる前記第二ラチェット手段と;前記クロージ
    ャーキャップを外す方向への前記カプセルの下部の回転
    を防止するために前記カプセルの外壁と前記容器の内壁
    に設けられた1個以上の回転ブロックと;前記カプセル
    の上部が下部に対して回転した時、前記カプセルから前
    記第二成分を開放するために前記カプセルに設けられた
    開放手段を備える二成分用パッケージ。
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