JPH083950A - プラスチック中空標示器 - Google Patents
プラスチック中空標示器Info
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- JPH083950A JPH083950A JP13274394A JP13274394A JPH083950A JP H083950 A JPH083950 A JP H083950A JP 13274394 A JP13274394 A JP 13274394A JP 13274394 A JP13274394 A JP 13274394A JP H083950 A JPH083950 A JP H083950A
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- Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
Abstract
より、保管スペースなどを節約できると共に、現場作業
者の負担が軽減され、かつ、安定設置が可能である実用
的なプラスチック中空標示器を提供すること。 【構成】 脚部において起立可能なるごとく中空に一体
成形されたプラスチック板体であって、当該板体側面に
は流動体を給入および排出可能な給排口が内空部に連通
して形成され、かつ、この板体の頭部にはブリッジ部材
を架掛すべき第1係合部が設けられると共に、この第1
係合部の下方にはステー部材を連結すべき第2係合部が
設けられたプラスチック中空標示器を構成した。 【効果】 中空に一体成形された給排口付きプラスチッ
ク板体を使用しているので、現場作業者の負担が軽減さ
れ、かつ、流動体の充填により安定設置が可能になる。
Description
止め標示器の改良、更に詳しくは、中空に一体成形され
たプラスチック板体から成る軽量部材を必要な設置場所
で簡単に組み立てることができ、内空部に水などの流動
体を充填することにより安定設置が可能であると共に、
運搬時には軽いので作業能率がよくかつ取り扱い上の安
全性に優れた頗る実用的なプラスチック中空標示器に関
するものである。
場などの危険防止のために建築・土木の分野において広
く使用されている。
倒れることがないよう金属製の重たい部材を用いて頑丈
な構造に形成したものが広く利用されている。また、こ
の標示器は一体型のものが多く、運搬時や保管時には嵩
張って大きなスペースが必要であった。このような重く
て嵩張る標示器を使用すると、現場の作業者にとっては
大変な重労働であり、標示器の運搬や保管を行う業者に
とっては広い占有スペースにかかる手間や経済的負担が
大きかった。
ために、より軽量の材質やより薄くて細い形状の部材を
用いて標示器を構成した。また、運搬時や保管時に占有
されるスペースを少しでも小さくするために、より小型
サイズの標示器や折畳み式構造の標示器を採用した。
ては、軽すぎると風などにより倒れてしまい、標示器の
最も重要な機能である警告の役割を果たさなくなるとい
う重大な欠点があり、また薄くて細い材料を用いると標
示器の強度が弱くなり、耐久性が悪くなるという欠点が
あった。
っては、標示器のサイズを小型にするといっても限度が
あり、警告機能を果たすのに必要な大きさは最小限備え
ていなければならず、また折畳み式の構造を採用しても
大幅にスペースを削減することはできなかった。
険防止のために使用する標示器に前述の如き問題があっ
たことに鑑みて為されたものであり、中空の軽量部材を
使用することにより、現場作業者の負担が軽減され、か
つ、内空部に水などの流動体を充填することにより安定
設置が可能である実用的なプラスチック中空標示器を提
供することを技術的課題とするものである。
の軽量部材を使用することにより、保管スペースなどを
大幅に削減することができ、かつ、必要な設置場所で簡
単に組み立てることができるプラスチック中空標示器を
提供することにある。
的課題を解決するために採用した手段を、添附図面を参
照して説明すれば、次のとおりである。
なるごとく中空に一体成形されたプラスチック板体1で
あって、当該板体1側面には流動体Wを給入および排出
可能な給排口2が内空部に連通して形成され、かつ、こ
の板体1の頭部11にはブリッジ部材5を架掛すべき第1
係合部3が設けられたプラスチック中空標示器を採用す
ることによって、上記技術的課題を解決した点に特徴が
ある。
いて更に詳しく説明する。なお、図1は本発明の第1実
施例の斜視図、図2は組立て前の図1で使用したプラス
チック板体の側面図、図3は本発明の第2実施例の斜視
図、図4は組立て前の図3の一部を示す拡大説明図、図
5は本発明の第3実施例の斜視図、図6は組立て前の図
5の一部を示す拡大分解説明図、図7は本発明の第3実
施例の標示器を連結した状態の平面図である。
て説明する。図1および図2に示すように、第1実施例
の標示器は、脚部12において起立可能なるごとく中空に
一体成形された一対のプラスチック板体1の間に、ブリ
ッジ部材5およびステー部材6を挟んで構成してある。
このプラスチック板体1は、ブロー成形法によって成形
することが可能である。当該プラスチック板体1の側面
には、流動体Wを給入および排出可能な給排口2が内空
部に連通して形成してある。標示器を設置する際に、給
入口21から水などの流動体Wを給入し、標示器を除去す
る際に、排出口22から内部の流動体Wを排出する。この
ように流動体Wを内空部に充填することにより、軽量の
プラスチック材質を使用しても標示器の安定設置が可能
になる。前記流動体Wとして、水を用いることが多いけ
れども、倒れ難くするために水よりも比重の大きい砂な
どの粒状体を使用してもよい。前記プラスチック板体1
の頭部11には引掛バー31が形成された第1係合部3が設
けられ、この引掛バー31にブリッジ部材5が自在クラン
プ7を介して連結される。このブリッジ部材5に危険を
知らせる警告マークなどを簡単に付加することができ
る。そして、前記第1係合部3の下方にはステー部材6
を連結すべき第2係合部4が設けてあり、このステー部
材6を一対の前記板体1の脚部12に連結することによ
り、標示器が安定に保持される。上記の標示器は分離タ
イプの軽量部材を使用しているので、各部材(プラスチ
ック板体1、ブリッジ部材5、ステー部材6)毎に分離
して収容することにより、保管時および運搬時には大幅
に占有スペースを節約でき、かつ、運搬作業も重労働を
伴うことなく能率よく安全に行うことが可能になる。
3および図4に基づいて説明する。第2実施例の標示器
は、前述の第1実施例の標示器とほぼ同様であるけれど
も、プラスチック板体1の頭部11に形成された第1係合
部3にブリッジ部材5を連結するための構造が異なる。
このプラスチック板体1およびブリッジ部材5は、ブロ
ー成形法によって成形することが可能である。図3およ
び図4に示すように、前記板体1の頭部11には縦長の蟻
溝32・32が対向して形成された第1係合部3が設けら
れ、ブリッジ部材5の両端には蟻ほぞ51・51が突設され
ている。そして、当該蟻ほぞ51・51の上部には突起部53
・53を有するロック部材52が設けられ、かつ、当該第1
係合部3の上部内側には狭隘部33・33が突設されてお
り、これらを連結する際には、前記狭隘部33・33を弾性
変形によって押し広げるようにして前記ロック部材52の
突起部53・53を下方に挿入し、挿着された後は前記狭隘
部33・33が元通りに復帰するため前記ブリッジ部材5が
簡単に抜けることなくロックされる。このように蟻継構
造を使用しているので、前記ブリッジ部材5の蟻ほぞ51
・51を順次連結することにより、標示器を簡単に増設す
ることができる。
5および図6に基づいて説明する。第3実施例の標示器
は、前述の第2実施例の標示器とほぼ同様であるけれど
も、プラスチック板体1の頭部11に形成された第1係合
部3にブリッジ部材5を連結するための構造が異なる。
このプラスチック板体1およびブリッジ部材5は、ブロ
ー成形法によって成形することが可能である。図5およ
び図6に示すように、第3実施例では、ヒンジ連結部材
8を介してプラスチック板体1とブリッジ部材5とを連
結する構造を採用している。この連結部材8は電池収納
部83を備えた第1嵌合筒81とその両側に対称的に併設さ
れた第2嵌合筒82・82とから成り、プラスチック板体1
とは別に射出成形される。前記板体1の頭部11には突起
部34が形成された第1係合部3が設けられ、ブリッジ部
材5の両端には嵌合ロッド54・54が突設されている。そ
して、この突起部34に前記連結部材8の第1嵌合筒81が
挿着され、かつ、前記連結部材8の第2嵌合筒82・82に
前記ブリッジ部材5の嵌合ロッド54・54が挿着されるこ
とにより、プラスチック板体1とブリッジ部材5とが連
結される。このように嵌合構造を使用しているので、図
7に示すように、標示器を自在に連結できる。よって、
広範囲に及ぶ危険箇所を囲むために設置する場合には、
本実施例の標示器は極めて有用である。また、前記連結
部材8の電池収納部83に電池を入れ、そこから配線して
標示灯を適宜取付けることにより、暗闇の中でも的確に
危険防止を行うことが可能になる。
が、本発明は前述の実施例に限定されるものでは決して
なく、「特許請求の範囲」の記載内において種々の変更
が可能であって、例えばプラスチック板体の形状を変え
たり、プラスチック板体の給排口の形状や取付位置を変
えたりすることも可能であり、これら何れの変更態様も
本発明の技術的範囲に属することはいうまでもない。
発明によれば、中空に一体成形されたプラスチック板体
を使用しているので、極めて軽量になり、運搬時および
設置時における現場作業者の負担が大幅に軽減される。
また、このプラスチック板体の内空部に水などの流動体
を充填することにより、軽量部材を使用しているにもか
かわらず標示器の安定設置が可能になる。さらに、分離
タイプの軽量部材を使用しているので、保管スペースな
どを大幅に削減することができ、その結果経済的負担が
低減される。よって、上記のように多数の効果を奏し、
産業上の実用価値は頗る大である。
側面図である。
る。
ある。
平面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 脚部12において起立可能なるごとく中空
に一体成形されたプラスチック板体1であって、当該板
体1側面には流動体Wを給入および排出可能な給排口2
が内空部に連通して形成され、かつ、この板体1の頭部
11にはブリッジ部材5を架掛すべき第1係合部3が設け
られると共に、この第1係合部3の下方にはステー部材
6を連結すべき第2係合部4が設けられたことを特徴と
するプラスチック中空標示器。 - 【請求項2】 脚部12において起立可能なるごとく中空
に一体成形されたプラスチック板体1であって、当該板
体1側面には流動体Wを給入および排出可能な給排口2
が内空部に連通して形成され、かつ、この板体1の頭部
11には引掛バー31が形成された第1係合部3が設けら
れ、この引掛バー31にブリッジ部材5が自在クランプ7
を介して連結されると共に、前記第1係合部3の下方に
はステー部材6を連結すべき第2係合部4が設けられた
ことを特徴とするプラスチック中空標示器。 - 【請求項3】 脚部12において起立可能なるごとく中空
に一体成形されたプラスチック板体1であって、当該板
体1側面には流動体Wを給入および排出可能な給排口2
が内空部に連通して形成され、かつ、この板体1の頭部
11には蟻溝32を設け、かつ、この蟻溝32の少なくとも一
方の側壁には上部に狭隘部33を突設した第1係合部3が
設けられ、この蟻溝32にブリッジ部材5が蟻継状態に連
結されたことを特徴とするプラスチック中空標示器。 - 【請求項4】 脚部12において起立可能なるごとく中空
に一体成形されたプラスチック板体1であって、当該板
体1側面には流動体Wを給入および排出可能な給排口2
が内空部に連通して形成され、かつ、この板体1の頭部
11には突起部34が形成された第1係合部3が設けられ、
この突起部34にヒンジ連結部材8の第1嵌合筒81が挿着
され、かつ、この連結部材8の第2嵌合筒82・82にブリ
ッジ部材5の両端に突設された嵌合ロッド54・54が挿着
されて連結されたことを特徴とするプラスチック中空標
示器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6132743A JP2751005B2 (ja) | 1994-06-15 | 1994-06-15 | プラスチック中空標示器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6132743A JP2751005B2 (ja) | 1994-06-15 | 1994-06-15 | プラスチック中空標示器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH083950A true JPH083950A (ja) | 1996-01-09 |
JP2751005B2 JP2751005B2 (ja) | 1998-05-18 |
Family
ID=15088558
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6132743A Expired - Lifetime JP2751005B2 (ja) | 1994-06-15 | 1994-06-15 | プラスチック中空標示器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2751005B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005226228A (ja) * | 2004-02-10 | 2005-08-25 | Yagikuma:Kk | バリケード用支持脚のクランプ取付構造 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US3089682A (en) * | 1961-11-21 | 1963-05-14 | Parker John Henry | Street barricade |
US3456100A (en) * | 1968-07-01 | 1969-07-15 | Byron D Green | Safety barricade |
US3950873A (en) * | 1975-04-22 | 1976-04-20 | Best Barricade Company | Support post for use with a plurality of traffic warning devices |
JPS59121014A (ja) * | 1982-12-28 | 1984-07-12 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | ビハインド絞りを有するテツサ型レンズ |
JPH01102210A (ja) * | 1987-10-16 | 1989-04-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 給排気筒 |
JPH07173807A (ja) * | 1993-12-06 | 1995-07-11 | Masao Hirose | 移動柵 |
-
1994
- 1994-06-15 JP JP6132743A patent/JP2751005B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP2005226228A (ja) * | 2004-02-10 | 2005-08-25 | Yagikuma:Kk | バリケード用支持脚のクランプ取付構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2751005B2 (ja) | 1998-05-18 |
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