JPH0839067A - イオン水生成装置 - Google Patents

イオン水生成装置

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Publication number
JPH0839067A
JPH0839067A JP17792694A JP17792694A JPH0839067A JP H0839067 A JPH0839067 A JP H0839067A JP 17792694 A JP17792694 A JP 17792694A JP 17792694 A JP17792694 A JP 17792694A JP H0839067 A JPH0839067 A JP H0839067A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
electrolytic cell
rectifying
ionized water
electrolyzer
Prior art date
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Pending
Application number
JP17792694A
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English (en)
Inventor
Hirotaka Okita
大喜多宏隆
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電解槽内の水の流れを均一にさせることによ
り、電解槽内部において水の滞留を防止できるイオン水
生成装置を提供することである。 【構成】 電解槽7内に、隔膜15を介して、アルカリ
イオン水を生成するための負電極13及び酸性イオン水
を生成するための正電極12を設け、前記電解槽7の水
導入口8には、その電解槽7に導入される水の流れを均
一にさせる円錐整流面17Aを有する整流体17を設け
る。従って、電解槽7内において水に含まれるスケール
の滞留を防ぐことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水を電気分解すること
によりアルカリイオン水及び酸性イオン水を生成するよ
うにしたイオン水生成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のイオン水生成装置とし
て、例えば、図4に示されるものが見受けられる。この
図4において、イオン水生成装置の本体内には、水浄化
用部材である浄水カートリッジ30と、一対の電極3
1,32を有する電解槽33とが並設されている。前記
浄水カートリッジ30内には活性炭フィルタ34及び中
空糸フィルタ35が設けられている。前記電極31,3
2は、前記電解槽33内部において同心円状に隔膜36
を挟んで配置されている。
【0003】水道水は第1のホース38を介して浄水カ
ートリッジ30に供給され、浄水カートリッジ30に供
給された水は、活性炭フィルタ34及び中空糸膜フィル
タ35を通過することにより浄化された後、第2のホー
ス39を通して電解槽33内へ送られる。前記電解槽3
3内に送られた水は、一対の電極31,32により電気
分解され、その負電極32側でアルカリイオン水が生成
され、正電極31側で酸性イオン水が生成される。そし
て、アルカリイオン水は、第3のホース40を介して放
出される。一方、酸性イオン水は、第4のホース41を
介して本体の外へ放出されるように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ようなイオン水生成装置においては、第2のホース39
から電解槽33に導入される水は、電解槽33の下方内
周面部を通ることなく電極31,32によって電解さ
れ、第3のホース40及び第4のホース41から電解槽
33より排出されるため、電解槽33の内周面部には電
解にともなって発生するスケールが滞留し、電解効率を
低下させるといった問題があった。
【0005】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、電解槽内の水の流れを均一にし
て、電解槽内部において水の滞留を防止できるイオン水
生成装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明のイオン水生成装置は、電解槽内に隔膜を介
して一対の電極を配置し、その負電極側でアルカリイオ
ン水を生成すると共に、正電極側で酸性イオン水を生成
するようにしたイオン水生成装置において、前記電解槽
の水導入口に、その電解槽に導入される水の流れを均一
にさせるための整流手段を設けている。
【0007】また、前記整流手段は、水の導入側が先細
りの略円錐状に形成された円錐整流面を有する整流体に
よって構成してもよい。
【0008】
【作用】前記の構成を有する本発明のイオン水生成装置
によれば、電解槽の水導入口から導入された水は、その
水導入口に設けられた整流手段によって電解槽の内部で
均一に流れるように整流され、そして、一対の電極によ
って水の電気分解が行われ、その負電極側ではアルカリ
イオン水が生成され、陽電極側では酸性イオン水が生成
される。
【0009】また、前記整流手段を、水の導入側が先細
りの略円錐状に形成された円錐整流面を有する整流体に
よって構成した場合、導入された水は、前記円錐整流面
によって、電解槽の特に内周面部においてもとどこうる
ことなく整流される。
【0010】
【実施例】以下に、本発明を具体化した一実施例を図面
を参照して説明する。
【0011】先ず、イオン水生成装置の全体の構成につ
いて図1を用いて説明する。図1において、円筒形の浄
水カートリッジ1の底面には、中央に浄水流出路2が接
続され、外周面側に片寄って水道水を供給する原水流入
路3が接続されている。浄水カートリッジ1の内部に
は、中空糸フィルタ4と不織布5によって保持された活
性炭フィルタ6が充填されている。浄水カートリッジ1
に近接して電解槽7が配置されており、電解槽7の底面
には水導入口8が設けられ、前記浄水カートリッジ1と
電解槽7とを接続する浄水流出路2の一端が接続されて
いる。前記電解槽7は全体として二重円筒状に構成さ
れ、上部にはアルカリイオン水排出路9と酸性イオン水
排出路10とが設けられている。
【0012】次に、電解槽7のさらに詳細な構成を図2
に基づいて説明する。前記電解槽7の内部には、電解槽
ケース11の外側外壁11aの内側に予め決められた所
要間隔を隔てて配設された筒状の正電極12と、電解槽
ケース11の内側外壁11bから所要間隔を隔てて配設
された筒状の負電極13とが設けられ、それぞれ電解槽
ケース11の上面に一端を露出させ端子14が形成され
ている。前記正電極12と負電極13との間には、円筒
状の隔膜15が配設されており、この隔膜15により電
解槽7の内部が二つの部屋、具体的には、内側のアルカ
リイオン室と外側の酸性イオン室とに仕切られている。
前記電解槽ケース11の下面には、前記水導入口8が設
けられており、前記浄水流出路2の一端が接続されてい
る。前記水導入口8のすぐ内側の電解槽7の内部には導
入された水を整流するための整流手段としての整流体1
7が設けられている。水導入口8との接続部にはOリン
グ18が嵌られている。前記電解槽ケース11の上面に
は、前記アルカリイオン室と前記酸性イオン室とに対応
する位置にそれぞれ前記アルカリイオン水排出路9と前
記酸性イオン水排出路10が設けられている。
【0013】次に、前記水整流体17の構造を図3に基
づいて説明する。浄水流出路2の先端部には、複数の支
柱19が円弧に沿って所定間隔置きに配設され、その各
支柱19の上端部には、前記整流体17が固定されてい
る。その整流体17は、水の導入側が先細りの略円錐状
に形成された円錐整流面17Aを有している。その円錐
整流面17Aは、図示のように、上方に行くに従って徐
々に外側に湾曲する形状に形成されている。
【0014】次に前記のように構成されたイオン水生成
装置の動作を図1、2、3を用いて説明する。
【0015】前記原水流入路3より浄水カートリッジ1
に供給された水道水は、不織布5を介して活性炭フィル
タ6を通され、有機物が吸着除去される。次に、浄水カ
ートリッジ1の上部に充填された中空糸フィルタ4に通
されることによって細かい不純物が除去されて浄化が行
われる。浄水カートリッジ1内で浄化された浄水は浄水
流出路2から排出されて電解槽7の水導入口8から電解
槽7に供給される。このとき、水は浄水流出路2の先端
部に設けられた整流体17円錐整流面17Aによって、
円筒形状の電解槽ケース11の内周面部に向かって誘導
される。このため、電解槽7の内部、特に、その内周面
部においても底面部に連なる最下部から均一な水の流れ
を生じ、電解に伴って発生するスケールが滞留するよう
なことがなく、電解効率の低下を確実に防ぐことができ
る。
【0016】そして、電解槽7に供給された水は、電解
槽7の上部に露出する各端子14から直流電圧が印加さ
れる正電極12及び負電極13によって電気分解される
ようになっている。その電気分解によって、負電極13
が配置されたアルカリイオン室でアルカリイオン水が生
成されると共に、正電極12が配置された酸性イオン室
で酸性水が生成される。生成されたアルカリイオン水及
び酸性イオン水は、電解槽7上部に設けられたアルカリ
イオン水排出路9及び酸性イオン水排出路10を通し
て、電解槽7より排出され使用に供される。
【0017】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明のイオン水生成装置によれば、電解槽の水導入口に
電解槽内での水の流れを整流する整流手段を備えたの
で、電解槽の中央部では勿論のこと内周面部においても
水の均一な流れを生じ、電解槽内部においてスケールの
滞留を確実に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】イオン水生成装置の要部断面図である。
【図2】電解槽の要部断面図である。
【図3】整流体の斜視図である。
【図4】従来のイオン水生成装置の要部断面図である。
【符号の説明】
7 電解槽 8 水導入口 12 正電極 13 負電極 15 隔膜 17 整流体 17A 円錐整流面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電解槽内に隔膜を介して一対の電極を配
    置し、その負電極側でアルカリイオン水を生成すると共
    に、正電極側で酸性イオン水を生成するようにしたイオ
    ン水生成装置において、 前記電解槽の水導入口に、その電解槽に導入される水の
    流れを均一にさせるための整流手段を設けたことを特徴
    とするイオン水生成装置。
  2. 【請求項2】 前記整流手段は、水の導入側が先細りの
    略円錐状に形成された円錐整流面を有する整流体によっ
    て構成したことを特徴とする請求項1に記載のイオン水
    生成装置。
JP17792694A 1994-07-29 1994-07-29 イオン水生成装置 Pending JPH0839067A (ja)

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JP17792694A JPH0839067A (ja) 1994-07-29 1994-07-29 イオン水生成装置

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JP17792694A JPH0839067A (ja) 1994-07-29 1994-07-29 イオン水生成装置

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JPH0839067A true JPH0839067A (ja) 1996-02-13

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