JPH0730157Y2 - 通水式電解イオン水生成装置の電解ユニット - Google Patents

通水式電解イオン水生成装置の電解ユニット

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JPH0730157Y2
JPH0730157Y2 JP7221789U JP7221789U JPH0730157Y2 JP H0730157 Y2 JPH0730157 Y2 JP H0730157Y2 JP 7221789 U JP7221789 U JP 7221789U JP 7221789 U JP7221789 U JP 7221789U JP H0730157 Y2 JPH0730157 Y2 JP H0730157Y2
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electrolysis
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diaphragm
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龍夫 岡崎
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は水を電解してアルカリイオン水と酸性イオン水
を生成する連続通水式電解イオン水生成装置の電解ユニ
ツトに関し、得意、電解用隔膜の組付構造の改良に関す
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
給水側ベース部材と排水側ベース部材の間に筒状の外側
電極を組付て電解槽を形成し、この電解槽内に上下支持
ガイドを介して内側電極を同芯的に配設するとともに、
内側電極間を円筒状の電解用隔膜によって内・外一対の
電解室に区画した電解装置は連続通水式電解イオン水生
成装置の電解ユニツトとして一般に使用されている。
この種の電解ユニツトには、内側電極を支持する上下支
持ガイドの外側に電解用隔膜の端部を緊縛し、内側電極
と電解用隔膜を一体として電解槽に挿入・取出しできる
ようにしたものがあるが、支持ガイドに薄い隔膜の先端
周囲を正確に緊縛することはきわめて困難であり、手間
のかかる作業である。
本考案の主たる目的は電解隔膜の組付けが容易な電解ユ
ニツトを提供することにある。本考案の他の目的は隔膜
の組付を容易にするとともに、隔膜組付部材で給水部に
内側導入路と外側導入路を形成し、これにより、外部か
らの電解薬液供給を給水部において所望の電解室に仕分
けて導入できるようにすることにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記主たる目的を達成するために、給水側ベー
ス部材と排水側ベース部材間に筒状の外側電極を支持さ
せた電解槽内に、内側電極を、上下の支持ガイドを介し
て略同芯に配設し、これら内・外電極間を筒状の電解用
隔膜によって内・外一対の電解室に区画してなる通水式
電解イオン水生成装置の電解ユニツトにおいて、内側電
極の少なくとも給水側支持ガイドを、着脱可能に嵌合さ
れる内側部材と外側部材で構成し、これら内側部材と外
側部材の圧接重合部で前記電解用隔膜の端部を支持させ
たことにある。
また、本考案の上記他の目的は、前記給水側ベース部材
の給水部に対向する給水側支持ガイドの先端を、吸水側
ベース部材の給水部に延在させ、該給水部を、前記内側
電解室に導かれる内側給水路と前記外側電解室に導かれ
る外側給水路に区画することによって達成することがで
きる。
支持ガイドの内側部材と外側部材の嵌合手段は内外重合
部分の全体を押込式に圧嵌する方法でもよく、また、内
外重合部分のうち電解隔膜をはさむ部分を当接係合さ
せ、残りの部分を内外螺子係合させるようにしてもよ
い。
また、隔膜先端部を挟持する内側部材と外側部材の当接
係合面は先端に向けて傾斜したテーパー面に形成する。
〔考案の作用〕
内側電極の両端に支持ガイドのそれぞれの内側部材を嵌
着し、これを電解用隔膜の内部に挿入する。電解用隔膜
の両先端の一定巾が両側の支持ガイド内側部材外周に掛
かるように位置合わせをした後、各々の支持ガイドの内
側部材に隔膜の両先端の前記一定巾をはさむようにして
支持ガイドの外側部材を外嵌すると電解用隔膜は内側電
極両端の支持ガイドにしっかりと張架される。
電解用隔膜の両端は支持ガイドの所定長さの内外当接係
合部に挟持されるので、隔膜の長さが多少違っていても
よい。
尚、支持ガイドの内外当接係合面をテーパー状にしてお
くと、外側部外の圧接または締め付けによって隔膜は支
持ガイドに液密に係着される。
また、給水ベース部材に設けられる支持ガイドの先端
を、給水側ベース部材の給水部まで延長させると給水部
の通水路が内側電極室向けと外側電極室向けに仕切られ
る。従って、外部からミネラルなどの電解薬液を所定の
電解室に導入する場合にきわめて都合がよい。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の実施例を添付の図面に基づいて説明す
る。
第1図において1は水を電解する複数の電解ユニツト2
を一体に組付た電解イオン水生成装置である。
電解ユニツト2は給水側ベース部材3と排水側ベース部
材4の間に筒状の外側電極5を組付た電解槽6を有し、
この電解槽6内に前記外側電極5とは異極の内側電極7
を上、下一対の支持ガイド9,8を介して略同芯に配設す
るとともに、両電極5,7間を筒状の電解用隔膜10によっ
て軸方向に通ずる内外一対の電極室11,12に仕切ってあ
る。
給水側ベース部材3(本実施例では下部支持ガイド)は
原水を導入する給水口3aを有するとともに電解槽6の下
方に、前記内外一対の電極室11,12に連通する共通の給
水部3bが設けられている。尚、図の実施例では給水側ベ
ース部材3の底部材3cは着脱自在の蓋になっており、蓋
を取外すことにより支持ガイド8,9に組付けられた内側
電極7と電解用隔膜10を一体に挿入、引出しできるよう
になっている。
他方、排水側ベース部材4は電解槽6の前記内外一対の
電極室11,12に各別に連通する一対の電解水排出口4a,4b
を有している。
かくして、電解イオン水生成装置1は内外電極5,7に直
流の電解電圧を印加することにより給水口3aから給送し
た原水を(必要に応じてミネラル等の電解薬液を添加し
て)電解槽6において電解し、アルカリイオン水と酸性
イオン水として一対の排水口4a,4bから別々に取り出す
ようになっている。
このような連続通水式の電解水生成装置の電解ユニツト
において、本考案では内側電極7の給水側及び排水側支
持ガイド9,8の双方または少なくとも給水側(上流側)
の支持ガイド8を、着脱自在に嵌合される内側部材8aと
外側部材8bで構成し、これら内側部材8a(9a)と外側部
材8b(9b)の重合面の圧接係合で電解用隔膜10の端部を
支持させてある。
すなわち、給水側の支持ガイド8は、第2a図及び第2b図
に示すような内側部材8aと、第3a図及び第3b図に示すよ
うな外側部材8bからなり、内側部材8aの嵌合部8a′に外
側部材8bの嵌合部8b′を螺合または圧嵌などの係合手段
で嵌合して内側部材8aの重合面8a″に外側部材8bの重合
面8b″を、電解用隔膜10の端部をはさんで圧接重合し、
これにより、第1図のように隔膜10の一方の端部を給水
側支持ガイド8に固定する。
より好ましくは、内側部材8aと外側部材8bの前記重合面
8a″,8b″は先端に向けて内側へ傾斜したテーパー面に
形成し、重合面8a″,8b″間に圧接されるようにする。
尚、図の実施例では内側部材8aは内側電極室11に連通す
る通水路13の入口側が斜面に形成されており、水が矢印
のように螺旋状に流れるようになっている。給水側支持
ガイド8の外側部材8bは外周に電解槽6の壁に当接する
リブ14を有し、リブ14,14間に外側電極室12へ通ずる通
水路が形成されるようになっている。
他方、排水側支持ガイド9(図では上部支持ガイド)も
第4a図乃至第4b図に示す内側部材9aと、第5a図乃至第5b
図に示す外側部材9bとからなり、給水側支持ガイド8と
同様に内側部材9aの嵌合部9a′に外側部材9bの嵌合部9
b′を螺合または圧嵌などの係合手段で嵌合して内側部
材9aの重合面9a″に外側部材9bの重合面9b″を電解用隔
膜の端部をはさんで圧接重合し、これにより第1図のよ
うに隔膜10の他方の端部を排水側支持ガイド9に固定す
る。好ましくは、内外部材9a,9bの重合面は9a″,9b″は
前記同様にテーパ状にする。
尚、より好ましくは第1図に示すように、給水側支持ガ
イド8の外側部材8bはその先端16を給水ベース部材3の
給水部3bの途中まで延長させる。このように形成する
と、給水部3bの水は内側電極室11に送られるものと外側
電極室12に送られるものに仕分けられるので原水にミネ
ラル弁の電解薬液を添加する場合は第1図のように外部
からの導入管15を仕分けられた給水路に向けるだけで所
望の電極室に薬液を送ることが可能になる。
支持ガイド8,9の内側部材8a,9aと外側部材8b,9bの重合
面は一定の巾を保有し、該巾の範囲で隔膜10の先端が固
定されるようになっている。
〔考案の効果〕 本考案は上記の構成により、支持ガイドの内側部材と外
側部材の間に電解用隔膜をはさんで嵌合するだけで電解
用隔膜が支持ガイドに緊密に組付けられるので、組立作
業がきわめて容易になる。
また、内側部材と外側部材の一定巾の圧接係合面で隔膜
端部を挟持する構造であるから隔膜の長さが多少異なっ
ても支障がなく、従来のような厳格な精度は不要にな
る。
さらに、給水ベース部材側の支持ガイド先端を給水ベー
ス部材の給水部まで延長させた場合は、給水部に内側電
極室向けの給水路と外側電極室向けの給水路が形成され
るので外部から導入するミネラル等の電解薬液を供給部
において所望の電極室に分けて送ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の電解ユニツトを使用した電解イ
オン水生成装置の部分縦断面図、第2a図は給水側支持ガ
イドの内側部材の平面図、第2b図は第2a図のII−II線縦
断面図、第3a図は給水側支持ガイドの外側部材の平面
図、第3b図は第3a図のIII−III線縦断面図、第4a図は排
水側支持ガイドの内側部材の底面図、第4b図は排水側支
持ガイドの縦断面図、第5a図は排水側支持ガイドの外側
部材の底面図、第5b図は排水側支持ガイドの縦断面図で
ある。 2……電解ユニツト、3……給水側ベース部材、4……
排水側ベース部材、5……外側電極、7……内側電極、
8……給水側支持ガイド、8a……給水側支持ガイドの内
側部材、8b……給水側支持ガイドの外側部材、9……排
水側支持ガイド、9a……排水側支持ガイドの内側部材、
9b……排水側支持ガイドの外側部材、10……電解用隔
膜。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】給水側ベース部材と排水側ベース部材間に
    筒状の外側電極を支持させた電解槽内に、内側電極を、
    上下の支持ガイドを介して略同芯に配設し、これら内・
    外電極間を筒状の電解用隔膜によって内・外一対の電解
    室に区画してなる通水式電解イオン水生成装置の電解ユ
    ニツトにおいて、内側電極の少なくとも給水側支持ガイ
    ドを、着脱可能に嵌合される内側部材と外側部材で構成
    し、これら内側部材と外側部材の圧接重合部で前記電解
    用隔膜の端部を支持させたことを特徴とする電解ユニツ
    ト。
  2. 【請求項2】給水側ベース部材の給水部に対向する給水
    側支持ガイドの先端を、給水側ベース部材の給水部に延
    在させ、該給水部を、前記内側電解室に導かれる内側給
    水路と前記外側電解室に導かれる外側給水路に区画した
    ことをさらに特徴とする請求項(1)記載の電解ユニツ
    ト。
JP7221789U 1989-06-20 1989-06-20 通水式電解イオン水生成装置の電解ユニット Expired - Lifetime JPH0730157Y2 (ja)

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JPH0311495U JPH0311495U (ja) 1991-02-05
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