JPH0838960A - 加圧流体によって操作される遮断要素を備える、加圧状態で霧化流体を分配するためのディスペンサ - Google Patents
加圧流体によって操作される遮断要素を備える、加圧状態で霧化流体を分配するためのディスペンサInfo
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- JPH0838960A JPH0838960A JP7126403A JP12640395A JPH0838960A JP H0838960 A JPH0838960 A JP H0838960A JP 7126403 A JP7126403 A JP 7126403A JP 12640395 A JP12640395 A JP 12640395A JP H0838960 A JPH0838960 A JP H0838960A
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- B05B11/00—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
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- B05B11/0062—Outlet valves actuated by the pressure of the fluid to be sprayed
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- B05B11/0067—Lift valves having a valve seat located downstream the valve element (take precedence)
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B1/00—Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means
- B05B1/34—Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means designed to influence the nature of flow of the liquid or other fluent material, e.g. to produce swirl
- B05B1/3405—Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means designed to influence the nature of flow of the liquid or other fluent material, e.g. to produce swirl to produce swirl
- B05B1/341—Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means designed to influence the nature of flow of the liquid or other fluent material, e.g. to produce swirl to produce swirl before discharging the liquid or other fluent material, e.g. in a swirl chamber upstream the spray outlet
- B05B1/3468—Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means designed to influence the nature of flow of the liquid or other fluent material, e.g. to produce swirl to produce swirl before discharging the liquid or other fluent material, e.g. in a swirl chamber upstream the spray outlet with means for controlling the flow of liquid entering or leaving the swirl chamber
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- B05B11/01—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
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- B05B11/1001—Piston pumps
- B05B11/1016—Piston pumps the outlet valve having a valve seat located downstream a movable valve element controlled by a pressure actuated controlling element
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- Closures For Containers (AREA)
- Nozzles (AREA)
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、加圧流体によって操作される遮断
要素を備える、加圧状態で霧化した流体を分配するため
のディスペンサを提供する。 【構成】 ディスペンサは、突起が突き出している移動
可能なピストンを収容する圧縮チャンバを含み、突起
は、休止状態ではバネによって、前記チャンバを閉鎖す
る本体中に設けられた吐出穴を密閉するよう強制され、
前記チャンバは、加圧流体ポンプのステム端を挿入でき
る座と連通し、前記チャンバ内の流体圧力がバネの抵抗
を克服すると、ピストンが移動して、その突起が吐出穴
を自由にする。ピストンの突起に近い端は、ブッシュの
空洞内で、密閉した状態でスライド可能である。圧縮チ
ャンバと吐出穴との間の連絡ダクトは、ピストンの前記
端が引っ込んでブッシュの空洞から出た時にしか自由に
ならない。
要素を備える、加圧状態で霧化した流体を分配するため
のディスペンサを提供する。 【構成】 ディスペンサは、突起が突き出している移動
可能なピストンを収容する圧縮チャンバを含み、突起
は、休止状態ではバネによって、前記チャンバを閉鎖す
る本体中に設けられた吐出穴を密閉するよう強制され、
前記チャンバは、加圧流体ポンプのステム端を挿入でき
る座と連通し、前記チャンバ内の流体圧力がバネの抵抗
を克服すると、ピストンが移動して、その突起が吐出穴
を自由にする。ピストンの突起に近い端は、ブッシュの
空洞内で、密閉した状態でスライド可能である。圧縮チ
ャンバと吐出穴との間の連絡ダクトは、ピストンの前記
端が引っ込んでブッシュの空洞から出た時にしか自由に
ならない。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、加圧流体の作用によっ
て操作される遮断要素を備える、加圧状態で霧化流体を
分配するためのディスペンサに関する。
て操作される遮断要素を備える、加圧状態で霧化流体を
分配するためのディスペンサに関する。
【０００２】
【従来の技術】加圧液体を細かく霧化した形で分配する
には、中空の液体出口ステムを有し、ステム上にチャン
バを組み込んだ分配ヘッドが取り付けられ、チャンバに
ポンプのステムから加圧された液体が到達する、手動ポ
ンプを使用することが知られている。加圧液体は、吐出
穴を通過した後に霧化した形で外側に出る。吐出穴の中
にはチャンバに通じる螺旋状の溝が設けられ、流体が、
外側に噴出される前に強力な渦巻運動を行う。
には、中空の液体出口ステムを有し、ステム上にチャン
バを組み込んだ分配ヘッドが取り付けられ、チャンバに
ポンプのステムから加圧された液体が到達する、手動ポ
ンプを使用することが知られている。加圧液体は、吐出
穴を通過した後に霧化した形で外側に出る。吐出穴の中
にはチャンバに通じる螺旋状の溝が設けられ、流体が、
外側に噴出される前に強力な渦巻運動を行う。
【０００３】吐出穴の外側から液体を滴らせずに、良好
かつ一定の霧化を得るには、この穴における液体の圧力
が、吐出開始時に最初から十分高くなければならない。
この問題は、圧力が十分に高い場合にのみ液体が出てく
るポンプを組み立てて使用することにより、以前に部分
的に解決されていた。
かつ一定の霧化を得るには、この穴における液体の圧力
が、吐出開始時に最初から十分高くなければならない。
この問題は、圧力が十分に高い場合にのみ液体が出てく
るポンプを組み立てて使用することにより、以前に部分
的に解決されていた。
【０００４】しかし、このようなポンプはかなり複雑な
構造で、その費用はきわめて高い。さらに、ポンプから
射出する液体は、分配の開始時に、分配ヘッド中に設け
られた様々な通路を通り抜けて、圧力を損失する傾向が
ある。
構造で、その費用はきわめて高い。さらに、ポンプから
射出する液体は、分配の開始時に、分配ヘッド中に設け
られた様々な通路を通り抜けて、圧力を損失する傾向が
ある。
【０００５】分配される流体が乾燥しやすくて、吐出穴
に通じる流体通路を遮るような場合（これは、たとえ
ば、流体がヘアスプレー、仕上げ糊流体などの場合に、
非常に起きやすい）、ポンプと分配ヘッド中の吐出穴と
の間に存在する流体の残留物を空気から隔離するため
に、分配作業が終了するたびに分配穴を閉じなければな
らない。
に通じる流体通路を遮るような場合（これは、たとえ
ば、流体がヘアスプレー、仕上げ糊流体などの場合に、
非常に起きやすい）、ポンプと分配ヘッド中の吐出穴と
の間に存在する流体の残留物を空気から隔離するため
に、分配作業が終了するたびに分配穴を閉じなければな
らない。
【０００６】この問題を克服するため、米国特許US-A-
4,182,496号には、圧縮チャンバを有する分配ヘッドが
記載されている。この圧縮チャンバは、その限界を設定
する挿入物内に設けられた吐出穴に向かって延びる突起
を備えたスライド可能なピストンを収容する。ピストン
に作用するバネがあり、これは、休止状態時にはその自
由端を前記挿入物に突き当て、吐出穴を密閉するので、
前記チャンバ内に存在するいかなる流体も空気との接触
から隔離される。ポンプが作動すると、前記チャンバに
到達した加圧流体によって、ピストンがバネの作用に対
抗し、その結果、その突起の自由端が吐出穴から引っ込
む。
4,182,496号には、圧縮チャンバを有する分配ヘッドが
記載されている。この圧縮チャンバは、その限界を設定
する挿入物内に設けられた吐出穴に向かって延びる突起
を備えたスライド可能なピストンを収容する。ピストン
に作用するバネがあり、これは、休止状態時にはその自
由端を前記挿入物に突き当て、吐出穴を密閉するので、
前記チャンバ内に存在するいかなる流体も空気との接触
から隔離される。ポンプが作動すると、前記チャンバに
到達した加圧流体によって、ピストンがバネの作用に対
抗し、その結果、その突起の自由端が吐出穴から引っ込
む。
【０００７】米国特許US-A-4,182,496号の分配ヘッドお
よびドイツ特許DE-A-1750186号に提示された分配ヘッド
（似ているが、前者ほど洗練されていない）には、可動
ピストンが、それに作用するバネの作用を克服して休止
位置から移動し始める前に、液体が高圧に達していたと
しても、分配を開始すると、（圧力の大幅な低下の結
果）吐出穴を通過する液体が少なくとも多少は滴る（そ
の結果、吐出穴の外側に付着物が形成される）という欠
点がある。各分配の終了時にピストンの突起が吐出穴を
閉じる直前に、同様の不快な現象が生じる。
よびドイツ特許DE-A-1750186号に提示された分配ヘッド
（似ているが、前者ほど洗練されていない）には、可動
ピストンが、それに作用するバネの作用を克服して休止
位置から移動し始める前に、液体が高圧に達していたと
しても、分配を開始すると、（圧力の大幅な低下の結
果）吐出穴を通過する液体が少なくとも多少は滴る（そ
の結果、吐出穴の外側に付着物が形成される）という欠
点がある。各分配の終了時にピストンの突起が吐出穴を
閉じる直前に、同様の不快な現象が生じる。
【０００８】この点で、分配の開始時に、圧縮チャンバ
内が特定の圧力に達すると、ピストンが徐々に移動し始
め、その突起の端を吐出穴から徐々に引っ込めて、吐出
穴への液体通路を徐々に開放する。吐出穴が完全に自由
になるのは、ピストンの突起の自由端が吐出穴から十分
に離れた後だけであるが、このピストンが達する前に特
定量の液体が既に細い通路を通って出てしまうので、圧
力が失われる。
内が特定の圧力に達すると、ピストンが徐々に移動し始
め、その突起の端を吐出穴から徐々に引っ込めて、吐出
穴への液体通路を徐々に開放する。吐出穴が完全に自由
になるのは、ピストンの突起の自由端が吐出穴から十分
に離れた後だけであるが、このピストンが達する前に特
定量の液体が既に細い通路を通って出てしまうので、圧
力が失われる。
【０００９】分配の終了時には、反対の現象が生じる。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
主な目的は、前述のタイプのディスペンサ、つまり休止
状態ではディスペンサの吐出穴を気密に密閉し、しかも
開放中も閉鎖中も分配される流体のほぼ一定の圧力を確
保して、流体の滴下を防止できるディスペンサを提供す
ることである。
主な目的は、前述のタイプのディスペンサ、つまり休止
状態ではディスペンサの吐出穴を気密に密閉し、しかも
開放中も閉鎖中も分配される流体のほぼ一定の圧力を確
保して、流体の滴下を防止できるディスペンサを提供す
ることである。
【００１１】さらに別の目的は、非常に単純で安価な機
械的ポンプと一緒に使用することもでき、一定でない圧
力でポンピングした流体を分配することも可能な前述の
タイプのディスペンサを提供することである。
械的ポンプと一緒に使用することもでき、一定でない圧
力でポンピングした流体を分配することも可能な前述の
タイプのディスペンサを提供することである。
【００１２】最後に、さらに別の目的は、流体の分配を
突然開始し、それによって、以前に吐出穴内に溜まって
いた物質をすべて放出することができるディスペンサを
提供することである。
突然開始し、それによって、以前に吐出穴内に溜まって
いた物質をすべて放出することができるディスペンサを
提供することである。
【００１３】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、ポンプの
ステムの自由端に接続するための座を備えた中空ヘッド
を有し、中空ヘッド中に、前記座と連通しており、流体
が大気中に吐出される穴の通り抜ける本体によって一端
が限定されている細長い圧縮チャンバが設けられ、前記
チャンバが、圧縮チャンバの他端を限定するシール・リ
ップを備えたピストンを移動可能な状態で収容し、前記
ピストンから突起が突き出し、前記中空ヘッド内に収容
されてピストンに作用するバネによって仕向けられた休
止位置に突起がある場合に、突起の自由端が前記吐出穴
を閉鎖し、前記突起が、前記チャンバ内に供給された加
圧流体の作用によって、前記穴から引っ込んで分配位置
になり、前記バネの作用に対抗してピストンに作用し
て、圧縮された流体が前記吐出穴を通じて前記チャンバ
から霧化した状態で出られるようにし、前記ヘッドの空
洞が、前記ピストンの突起が挿入されて貫通する穴が横
断しているブッシュを収容していること、ならびに前記
ブッシュから、空洞を規定する管状壁が延び、空洞内に
ピストンの前記突起近傍の部分が挿入されて密閉状態で
スライドすることができ、前記管状壁および前記ピスト
ンの長さが、前記突起が前記吐出穴から引っ込んで、前
記ブッシュ内に設けられかつピストンによって閉鎖可能
な少なくとも１つのチャネルを通して、前記圧縮チャン
バから生じる加圧液体が出られるのに十分な程度移動し
た後にしか、ピストンの円筒形部分がブッシュの管状壁
で規定された空洞から出ることができない長さであるデ
ィスペンサによって達成できる。本発明によるディスペ
ンサの構造および特徴は、添付図を参照し、非限定的な
例で以下に与えられた本発明の１実施例の説明により、
さらに明白になる。
ステムの自由端に接続するための座を備えた中空ヘッド
を有し、中空ヘッド中に、前記座と連通しており、流体
が大気中に吐出される穴の通り抜ける本体によって一端
が限定されている細長い圧縮チャンバが設けられ、前記
チャンバが、圧縮チャンバの他端を限定するシール・リ
ップを備えたピストンを移動可能な状態で収容し、前記
ピストンから突起が突き出し、前記中空ヘッド内に収容
されてピストンに作用するバネによって仕向けられた休
止位置に突起がある場合に、突起の自由端が前記吐出穴
を閉鎖し、前記突起が、前記チャンバ内に供給された加
圧流体の作用によって、前記穴から引っ込んで分配位置
になり、前記バネの作用に対抗してピストンに作用し
て、圧縮された流体が前記吐出穴を通じて前記チャンバ
から霧化した状態で出られるようにし、前記ヘッドの空
洞が、前記ピストンの突起が挿入されて貫通する穴が横
断しているブッシュを収容していること、ならびに前記
ブッシュから、空洞を規定する管状壁が延び、空洞内に
ピストンの前記突起近傍の部分が挿入されて密閉状態で
スライドすることができ、前記管状壁および前記ピスト
ンの長さが、前記突起が前記吐出穴から引っ込んで、前
記ブッシュ内に設けられかつピストンによって閉鎖可能
な少なくとも１つのチャネルを通して、前記圧縮チャン
バから生じる加圧液体が出られるのに十分な程度移動し
た後にしか、ピストンの円筒形部分がブッシュの管状壁
で規定された空洞から出ることができない長さであるデ
ィスペンサによって達成できる。本発明によるディスペ
ンサの構造および特徴は、添付図を参照し、非限定的な
例で以下に与えられた本発明の１実施例の説明により、
さらに明白になる。
【００１４】
【実施例】図面に示されたディスペンサは、手動で操作
される度に加圧流体を射出できる周知のいずれかのタイ
プの、機械的ポンプ（図示せず）の中空ステム３の自由
端が挿入され、保持される座（管状壁２で規定される）
を備えた中空ヘッド１を含む。
される度に加圧流体を射出できる周知のいずれかのタイ
プの、機械的ポンプ（図示せず）の中空ステム３の自由
端が挿入され、保持される座（管状壁２で規定される）
を備えた中空ヘッド１を含む。
【００１５】ヘッド１には、穴５を介して前記座に通じ
る圧縮チャンバ４が設けてある。ヘッド１の空洞は、以
下で説明するように、霧化された流体が吐出する穴７が
通り抜ける本体６（図面から明白なように、空洞内に挿
入され、スナップ固定されている）によって閉じられて
いる。
る圧縮チャンバ４が設けてある。ヘッド１の空洞は、以
下で説明するように、霧化された流体が吐出する穴７が
通り抜ける本体６（図面から明白なように、空洞内に挿
入され、スナップ固定されている）によって閉じられて
いる。
【００１６】本体６はブッシュ８を収容して保持し、ブ
ッシュの表面は本体６に支えられ、穴７のすぐ上流にあ
る中央チャンバ１０に通じる螺旋状溝９を含む。溝９
は、その外側端で環状チャンバ１１に向かって開口し、
環状チャンバに向かって、ブッシュ８を通過する１本ま
たはそれ以上の通路１２が開口する。
ッシュの表面は本体６に支えられ、穴７のすぐ上流にあ
る中央チャンバ１０に通じる螺旋状溝９を含む。溝９
は、その外側端で環状チャンバ１１に向かって開口し、
環状チャンバに向かって、ブッシュ８を通過する１本ま
たはそれ以上の通路１２が開口する。
【００１７】ヘッド１中の空洞はピストン１３を収容
し、ピストンは空洞内でスライド可能であり、リップ１
４が設けられ、リップはヘッド１内の空洞の対応する円
筒形表面に接して密閉状態でスライドする。図面から理
解できるように、ピストン１３上で圧縮されたバネ１５
が作用し、圧縮バネの力が、穴７から噴出する流体の射
出圧力を決定する。最後に、本体６に面したピストン１
３の端から、ブッシュ８中に設けられた穴を密閉式に通
過して（図１で示すように、ディスペンサが休止状態に
ある場合に）自由端が本体６に対抗するよう強制された
細長い突起１７が突き出し、吐出穴７を密閉する。
し、ピストンは空洞内でスライド可能であり、リップ１
４が設けられ、リップはヘッド１内の空洞の対応する円
筒形表面に接して密閉状態でスライドする。図面から理
解できるように、ピストン１３上で圧縮されたバネ１５
が作用し、圧縮バネの力が、穴７から噴出する流体の射
出圧力を決定する。最後に、本体６に面したピストン１
３の端から、ブッシュ８中に設けられた穴を密閉式に通
過して（図１で示すように、ディスペンサが休止状態に
ある場合に）自由端が本体６に対抗するよう強制された
細長い突起１７が突き出し、吐出穴７を密閉する。
【００１８】以上で説明したディスペンサの構造は、米
国特許US-A-4,182,496号の構造とほぼ等しい。
国特許US-A-4,182,496号の構造とほぼ等しい。
【００１９】本発明によるディスペンサの基本的な根本
の特徴は、ブッシュ８から円筒形の空洞を規定する管状
壁１８が延び、突起１７に近いピストン１３の円筒形部
分を、密閉状態で挿入でき、スライドできることであ
る。
の特徴は、ブッシュ８から円筒形の空洞を規定する管状
壁１８が延び、突起１７に近いピストン１３の円筒形部
分を、密閉状態で挿入でき、スライドできることであ
る。
【００２０】ディスペンサの特徴を明白に図示するた
め、ここで図を参照して、その操作を説明する。
め、ここで図を参照して、その操作を説明する。
【００２１】図１は休止状態にあるものとし、突起１７
の自由端は穴７を密閉し、したがって中央チャンバ１０
内に存在する流体の残留物の空気との接触を完全に隔離
する。この状態にある場合、前記ピストンの円筒形部分
が、ブッシュ８の管状壁１８の内部表面に接して密閉し
ているので、チャンバ１０、環状チャンバ１１、および
通路１２は、圧縮チャンバ４と連通しない。
の自由端は穴７を密閉し、したがって中央チャンバ１０
内に存在する流体の残留物の空気との接触を完全に隔離
する。この状態にある場合、前記ピストンの円筒形部分
が、ブッシュ８の管状壁１８の内部表面に接して密閉し
ているので、チャンバ１０、環状チャンバ１１、および
通路１２は、圧縮チャンバ４と連通しない。
【００２２】ここで、ヘッド１が（図に対して）下げら
れ、それと共にステム３も下げられたとする。これによ
って、ステムが一部を形成するポンプが作動し、その結
果、ポンプによって射出され、ステム３に沿って上昇し
て圧縮チャンバ４に入る加圧流体が、ピストン１３、１
４に作用し、それを（図面に対して）右側に移動させ、
バネ１５を圧縮する。ピストンと共に突起１７も移動
し、穴７から引っ込んでチャンバ１０内に引っ込む。
れ、それと共にステム３も下げられたとする。これによ
って、ステムが一部を形成するポンプが作動し、その結
果、ポンプによって射出され、ステム３に沿って上昇し
て圧縮チャンバ４に入る加圧流体が、ピストン１３、１
４に作用し、それを（図面に対して）右側に移動させ、
バネ１５を圧縮する。ピストンと共に突起１７も移動
し、穴７から引っ込んでチャンバ１０内に引っ込む。
【００２３】ピストンの移動の初期段階において、ピス
トンとブッシュの管状壁１８とが密閉状態で接触してい
る間は（図２）、圧縮チャンバ４とチャンバ１０とは通
じていないが、突起１７はチャンバ１０から後退してい
る。
トンとブッシュの管状壁１８とが密閉状態で接触してい
る間は（図２）、圧縮チャンバ４とチャンバ１０とは通
じていないが、突起１７はチャンバ１０から後退してい
る。
【００２４】ピストンが右側に移動し続け（図３）、チ
ャンバ４内に所定の圧力が得られると、ピストンは管状
壁１８から完全に自由になり、加圧流体は、通路１２、
チャンバ１１および溝９を通り抜けた後、チャンバ１０
内に激しく入り込む（したがって、分配のまさに開始時
から高圧で、細かく霧化した形で穴７の外側に排出され
る）。
ャンバ４内に所定の圧力が得られると、ピストンは管状
壁１８から完全に自由になり、加圧流体は、通路１２、
チャンバ１１および溝９を通り抜けた後、チャンバ１０
内に激しく入り込む（したがって、分配のまさに開始時
から高圧で、細かく霧化した形で穴７の外側に排出され
る）。
【００２５】ピストン１３が管状壁１８から自由になっ
た時点で、相対的に大きい寸法の自由な環状通路が即座
に生じ、その最小寸法が比較的大きいピストンの外寸法
に対応するので、この環状通路の寸法は即座に、チャン
バ１０（すでに突起１７から自由になっている）の寸法
よりはるかに大きくなることに留意されたい。
た時点で、相対的に大きい寸法の自由な環状通路が即座
に生じ、その最小寸法が比較的大きいピストンの外寸法
に対応するので、この環状通路の寸法は即座に、チャン
バ１０（すでに突起１７から自由になっている）の寸法
よりはるかに大きくなることに留意されたい。
【００２６】その結果、加圧流体が高圧（実質的に、関
連する収縮はない）でチャンバ１０内に激しく入り込
み、チャンバ１０から高速で排出され、チャンバ内また
は排出穴の近傍に存在する残留物をすべて除去する。
連する収縮はない）でチャンバ１０内に激しく入り込
み、チャンバ１０から高速で排出され、チャンバ内また
は排出穴の近傍に存在する残留物をすべて除去する。
【００２７】同様に、閉鎖時において、チャンバ４とチ
ャンバ１０との連通は最初に、そして非常に突然に中断
され、その結果、チャンバ１０内の流体圧力が即座に失
われる。ピストン１３の自由端が穴７を閉鎖すると同時
に、チャンバ１０（実質上、完全に突起１７に占有され
る）内に存在する流体の残留物が穴７から押し出され
（ただし、無限に短い時間の後）、危険な付着物の形成
が防止される。
ャンバ１０との連通は最初に、そして非常に突然に中断
され、その結果、チャンバ１０内の流体圧力が即座に失
われる。ピストン１３の自由端が穴７を閉鎖すると同時
に、チャンバ１０（実質上、完全に突起１７に占有され
る）内に存在する流体の残留物が穴７から押し出され
（ただし、無限に短い時間の後）、危険な付着物の形成
が防止される。
【００２８】チャンバ１０に対する加圧液体の「シュー
ティング」効果を高めて射出するために、ブッシュに面
するピストンの端およびブッシュ自体を、ピストンがブ
ッシュの管状壁から自由になる前の瞬間にスナップ式に
克服される障害を形成するよう形作ることができる。こ
れは、たとえばピストンと管状壁との対向する協働面を
円錐状に形作るか、あるいはこの２個の部品の一方およ
び他方に、各々対応する環状溝を付けた小さい環状リブ
を形成することによって達成できる。
ティング」効果を高めて射出するために、ブッシュに面
するピストンの端およびブッシュ自体を、ピストンがブ
ッシュの管状壁から自由になる前の瞬間にスナップ式に
克服される障害を形成するよう形作ることができる。こ
れは、たとえばピストンと管状壁との対向する協働面を
円錐状に形作るか、あるいはこの２個の部品の一方およ
び他方に、各々対応する環状溝を付けた小さい環状リブ
を形成することによって達成できる。
【００２９】本明細書に記述されたディスペンサは、非
常に単純で安価な構造のポンプにも適用でき、それで
も、所定の圧力を上回った後にのみ、ポンピングされた
流体が射出されることを確実にするのに必要な（費用の
かかる）手段がいらないことに留意されたい。
常に単純で安価な構造のポンプにも適用でき、それで
も、所定の圧力を上回った後にのみ、ポンピングされた
流体が射出されることを確実にするのに必要な（費用の
かかる）手段がいらないことに留意されたい。
【００３０】さらに、ディスペンサは、ブッシュの管状
壁の寸法を変更し、その結果としてピストンの寸法を変
更するだけで、様々な量の流体を分配するよう、簡単に
調整することができる。
壁の寸法を変更し、その結果としてピストンの寸法を変
更するだけで、様々な量の流体を分配するよう、簡単に
調整することができる。
【００３１】ディスペンサは、（図面で示されているよ
うに）片手の指で操作するか、あるいは既知の方法で、
レバーなどで操作するように製造することができる。
うに）片手の指で操作するか、あるいは既知の方法で、
レバーなどで操作するように製造することができる。
【図１】休止位置にあるディスペンサの縦断面である。
【図２】流体の分配時に中間位置をとっている同じディ
スペンサを示す。
スペンサを示す。
【図３】流体の分配時に最終位置をとっている同じディ
スペンサを示す。
スペンサを示す。
１ 中空ヘッド ２ 管状壁 ３ 中空ステム ４ 圧縮チャンバ ５ 穴 ６ 本体 ７ 穴 ８ ブッシュ ９ 螺旋状溝 １０ 中央チャンバ １１ 環状チャンバ １２ 通路 １３ ピストン １４ リップ １５ 圧縮バネ １８ 環状壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フランコ・カルラツピ イタリー国、ピー・チ、29010・ピアネツ ロ・バルテイドーネ、トレツタ・デイ・ト レボツツオ（番地なし)
Claims (3)
- 【請求項１】 加圧流体の作用によって操作される遮断
要素を備える、加圧状態で霧化流体を分配するためのデ
ィスペンサであって、ポンプのステムの自由端に接続す
るための座を備えた中空ヘッドを有し、中空ヘッド中
に、前記座と連通しており、流体が大気中に吐き出され
る穴の通り抜ける本体によって一端が限定されている細
長い圧縮チャンバが設けられ、前記チャンバが、圧縮チ
ャンバの他端を限定するシール・リップを備えたピスト
ンを移動可能な状態で収容し、前記ピストンから突起が
突き出し、前記中空ヘッド内に収容されてピストンに作
用するバネによって仕向けられた休止位置に突起がある
場合に、突起の自由端が前記吐出穴を閉鎖し、前記突起
が、前記チャンバ内に供給された加圧流体の作用によっ
て前記穴から引っ込んで分配位置になり、前記バネの作
用に対抗してピストンに作用して、圧縮された流体が前
記吐出穴を通じて前記チャンバから霧化した状態で出ら
れるようにし、前記ヘッドの空洞が、前記ピストンの突
起が挿入されて貫通する穴が通り抜けているブッシュを
収容していること、ならびに前記ブッシュから、空洞を
規定する管状壁が延び、空洞内にピストンの前記突起近
傍の部分が挿入されて密閉状態でスライドすることがで
き、前記管状壁および前記ピストンの長さが、前記突起
が前記吐出穴から引っ込んで、前記ブッシュ内に設けら
れかつピストンによって閉鎖可能な少なくとも１つのチ
ャネルを通して、前記チャンバから生じる加圧液体が出
られるのに十分な程度移動した後にしか、ピストンの円
筒形部分がブッシュの管状壁で規定された空洞から出る
ことができない長さであることを特徴とするディスペン
サ。 - 【請求項２】 前記ブッシュ内の空洞に挿入でき、その
中で密閉状態でスライドできるピストンの前記部分が、
円筒形であることを特徴とする、請求項１に記載のディ
スペンサ。 - 【請求項３】 ブッシュ内の前記空洞が、前記ピストン
と干渉するが、前記空洞から出る瞬間にピストンによっ
てスナップ式に克服されるような形状であることを特徴
とする、請求項１または２に記載のディスペンサ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| ITMI941061A IT1270138B (it) | 1994-05-25 | 1994-05-25 | Erogatore di fluidi in pressione nebulizzati , provvisto do otturatore mobile per azione del fluido in pressione |
| IT94A001061 | 1994-05-25 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0838960A true JPH0838960A (ja) | 1996-02-13 |
Family
ID=11368976
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7126403A Pending JPH0838960A (ja) | 1994-05-25 | 1995-05-25 | 加圧流体によって操作される遮断要素を備える、加圧状態で霧化流体を分配するためのディスペンサ |
Country Status (8)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5558258A (ja) |
| EP (1) | EP0686433B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0838960A (ja) |
| CN (1) | CN1116969A (ja) |
| AT (1) | ATE183411T1 (ja) |
| DE (1) | DE69511466T2 (ja) |
| ES (1) | ES2135610T3 (ja) |
| IT (1) | IT1270138B (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP4877623B2 (ja) * | 1999-12-22 | 2012-02-15 | エムサー インコーポレーテッド | 圧搾ボトル噴霧器の供給ヘッド、圧搾ボトル噴霧器、噴霧供給器を有するボトル |
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- 1995-03-10 US US08/401,902 patent/US5558258A/en not_active Expired - Lifetime
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- 1995-03-15 ES ES95103727T patent/ES2135610T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1995-03-15 DE DE69511466T patent/DE69511466T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1995-03-15 EP EP95103727A patent/EP0686433B1/en not_active Expired - Lifetime
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- 1995-05-25 JP JP7126403A patent/JPH0838960A/ja active Pending
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
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| EP0686433B1 (en) | 1999-08-18 |
| ITMI941061A0 (it) | 1994-05-25 |
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| DE69511466D1 (de) | 1999-09-23 |
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| IT1270138B (it) | 1997-04-29 |
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