JPH083868B2 - 貨幣処理システムの精算処理方法 - Google Patents
貨幣処理システムの精算処理方法Info
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- JPH083868B2 JPH083868B2 JP24500885A JP24500885A JPH083868B2 JP H083868 B2 JPH083868 B2 JP H083868B2 JP 24500885 A JP24500885 A JP 24500885A JP 24500885 A JP24500885 A JP 24500885A JP H083868 B2 JPH083868 B2 JP H083868B2
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- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は銀行等の金融機関で用いられる貨幣処理機に
係り、特に収納されている貨幣を計数して精算する精算
処理方法に関する。
係り、特に収納されている貨幣を計数して精算する精算
処理方法に関する。
金融機関の窓口でテラー等が使用する貨幣処理機は、
硬貨や紙幣の入金、出金、入出金等を行なうようになっ
ている。そして、この処理機に内蔵されている金種別も
しくは一括の金庫の貨幣は、1日の営業時間終了後に貨
幣データを控えて全てテラーにより取り出され、または
金庫ごと持ち出され、例えば出納係のところに運ばれ
る。そして、出納で貨幣データを入力しこの貨幣を計数
して精算処理するようになっている。
硬貨や紙幣の入金、出金、入出金等を行なうようになっ
ている。そして、この処理機に内蔵されている金種別も
しくは一括の金庫の貨幣は、1日の営業時間終了後に貨
幣データを控えて全てテラーにより取り出され、または
金庫ごと持ち出され、例えば出納係のところに運ばれ
る。そして、出納で貨幣データを入力しこの貨幣を計数
して精算処理するようになっている。
しかしながら、通常は複数の貨幣処理機に対して単一
の出納が存在するのみであり、特に規模の大きな銀行支
店等ではテラーの数が多く、従って特定の時間帯(特に
1日の営業時間終了の直後)では出納が混雑する。すな
わち、貨幣処理機から取り出した貨幣を持ったテラーが
出納で列をなし、精算処理の順番を持つことになる。
の出納が存在するのみであり、特に規模の大きな銀行支
店等ではテラーの数が多く、従って特定の時間帯(特に
1日の営業時間終了の直後)では出納が混雑する。すな
わち、貨幣処理機から取り出した貨幣を持ったテラーが
出納で列をなし、精算処理の順番を持つことになる。
上記の如く特定の時間帯に出納の業務が集中し、現金
を持ったテラーが並んで混雑し、作業の効率が悪い。ま
た、テラーが現金のデータを控えて窓口から離れた出納
係の所まで行き、現金のデータを入力し、現金を計数し
て精算処理するため、データの見間違いや、データ入力
ミス等の処理ミスを生じ易い。更に、窓口業務で使用さ
れる貨幣処理機(入出金機)では、その内蔵金庫に実際
に収納されている貨幣の各金種別枚数と、入出金処理に
おけるテラーズマシンの在高の記録とが一致しない場合
が生じ得る。このような場合には、上記精算処理をより
一層混雑させる。
を持ったテラーが並んで混雑し、作業の効率が悪い。ま
た、テラーが現金のデータを控えて窓口から離れた出納
係の所まで行き、現金のデータを入力し、現金を計数し
て精算処理するため、データの見間違いや、データ入力
ミス等の処理ミスを生じ易い。更に、窓口業務で使用さ
れる貨幣処理機(入出金機)では、その内蔵金庫に実際
に収納されている貨幣の各金種別枚数と、入出金処理に
おけるテラーズマシンの在高の記録とが一致しない場合
が生じ得る。このような場合には、上記精算処理をより
一層混雑させる。
本発明は、上記の諸事情に鑑みてなされたもので、窓
口業務の入出金処理の精算を出納において集中的に行っ
ているために生じている。出納の混雑、能率の悪さ及び
処理ミスの発生という問題点を解決しようとするもので
ある。
口業務の入出金処理の精算を出納において集中的に行っ
ているために生じている。出納の混雑、能率の悪さ及び
処理ミスの発生という問題点を解決しようとするもので
ある。
上記問題点を解決するために、本発明の貨幣処理シス
テムの精算処理方法は、少なくとも入金された貨幣を取
込んで金種別に分類計数して金種別金庫に収納し、指令
に応じて前記金種別金庫から貨幣を出金する、貨幣処理
機と、上記貨幣処理機に窓口業務の入金処理或いは出金
処理を指令すると共に、上記金種別金庫に収納されてい
る貨幣の在高を管理する、テラーズマシンと、を有する
貨幣処理システムの精算処理方法において、上記テラー
ズマシンが、上記金種別金庫に収納されている貨幣の精
算処理をすべき精算モードの実行指令を受けたとき、上
記貨幣処理機に上記金種別金庫からの貨幣の取出しの許
可を発令するステップと、上記貨幣処理機が、上記金種
別金庫から取出された貨幣を識別して金種別に分類計数
すると共に、分類計数した貨幣の金種別計数値を上記テ
ラーズマシンに出力するステップと、上記分類計数で異
常として返却された貨幣があるときは、返却された貨幣
の手入力枚数を前記金種別計数値に加算するステップ
と、上記テラーズマシンが、上記貨幣の在高と上記金種
別計数値を比較し、各金種別枚数が一致するときに、各
金種別の枚数データを印字出力するステップと、を備え
ることを特徴とする。
テムの精算処理方法は、少なくとも入金された貨幣を取
込んで金種別に分類計数して金種別金庫に収納し、指令
に応じて前記金種別金庫から貨幣を出金する、貨幣処理
機と、上記貨幣処理機に窓口業務の入金処理或いは出金
処理を指令すると共に、上記金種別金庫に収納されてい
る貨幣の在高を管理する、テラーズマシンと、を有する
貨幣処理システムの精算処理方法において、上記テラー
ズマシンが、上記金種別金庫に収納されている貨幣の精
算処理をすべき精算モードの実行指令を受けたとき、上
記貨幣処理機に上記金種別金庫からの貨幣の取出しの許
可を発令するステップと、上記貨幣処理機が、上記金種
別金庫から取出された貨幣を識別して金種別に分類計数
すると共に、分類計数した貨幣の金種別計数値を上記テ
ラーズマシンに出力するステップと、上記分類計数で異
常として返却された貨幣があるときは、返却された貨幣
の手入力枚数を前記金種別計数値に加算するステップ
と、上記テラーズマシンが、上記貨幣の在高と上記金種
別計数値を比較し、各金種別枚数が一致するときに、各
金種別の枚数データを印字出力するステップと、を備え
ることを特徴とする。
精算モードが指定され、金庫に収納されている貨幣が
取出されて識別して計数される。テラーズマシンに記憶
されている、入出金処理の累計による現在の収納金額で
ある在高と精算モード時に実際に収納されている貨幣を
計数した各金種別枚数とが比較される。比較結果が一致
していれば精算確定として貨幣を金庫に収納すると共に
印字出力する。
取出されて識別して計数される。テラーズマシンに記憶
されている、入出金処理の累計による現在の収納金額で
ある在高と精算モード時に実際に収納されている貨幣を
計数した各金種別枚数とが比較される。比較結果が一致
していれば精算確定として貨幣を金庫に収納すると共に
印字出力する。
また、分類計数時に異常として返却された紙幣があれ
ばその手入力されたデータを金種別計数値に加算し、そ
の金種別計数値と収納メモリに記憶された金種別の在高
とを必ず一致させることができるので、テラーは窓口業
務の精算処理を常に正常に終了させることができる。在
高と計数した各金種別枚数との一致を確認するのは、テ
ラーズマシンに記録される在高と、貨幣処理機の内蔵金
庫に実際に収納されている貨幣の合計値とが、貨幣ジャ
ムやオペレータの手続ミスなどの種々の理由によって、
常に一致しているとは限らないからである。
ばその手入力されたデータを金種別計数値に加算し、そ
の金種別計数値と収納メモリに記憶された金種別の在高
とを必ず一致させることができるので、テラーは窓口業
務の精算処理を常に正常に終了させることができる。在
高と計数した各金種別枚数との一致を確認するのは、テ
ラーズマシンに記録される在高と、貨幣処理機の内蔵金
庫に実際に収納されている貨幣の合計値とが、貨幣ジャ
ムやオペレータの手続ミスなどの種々の理由によって、
常に一致しているとは限らないからである。
この結果、窓口に配置されたテラーズマシンと貨幣処
理機とを含む貨幣処理システムにおいて独自に精算を行
うことが可能となるので、出納部門における精算処理の
混雑が緩和される。
理機とを含む貨幣処理システムにおいて独自に精算を行
うことが可能となるので、出納部門における精算処理の
混雑が緩和される。
第1図は本発明の実施に用い得るテラーズマシンと、
紙幣自動入出金機、硬貨入金機、硬貨出金機等の貨幣処
理機とを組合わせてなる貨幣処理システムを示したもの
である。図示の例では2台のテラーズマシンTML,TMR
(そのうち、TMRは単にブロック図で示すが、TMLと同様
のものである)の間に1台の硬貨入金機5や1台の紙幣
自動入出金機6が配置され、テラーズマシンTML,TMRに
接続されている。そして、通常それぞれテラーズマシン
に面して座り、それぞれテラーズマシンを操作する2人
のテラーにより、1台の紙幣自動入出金機6と硬貨入金
機5が共用されるようになっている。また、図示の例で
は、2台のテラーズマシンにそれぞれ対応して2台の硬
貨投出機PCL,PCR(PCRはブロックで示すが、PCLと同様
のものである)が設けられ、それぞれに対応するテラー
ズマシンTML,TMRに接続されている。すなわち、紙幣自
動入出金機に対応する硬貨自動入出金機は、硬貨入金機
5と硬貨投出機PCR,PCLにより構成される。
紙幣自動入出金機、硬貨入金機、硬貨出金機等の貨幣処
理機とを組合わせてなる貨幣処理システムを示したもの
である。図示の例では2台のテラーズマシンTML,TMR
(そのうち、TMRは単にブロック図で示すが、TMLと同様
のものである)の間に1台の硬貨入金機5や1台の紙幣
自動入出金機6が配置され、テラーズマシンTML,TMRに
接続されている。そして、通常それぞれテラーズマシン
に面して座り、それぞれテラーズマシンを操作する2人
のテラーにより、1台の紙幣自動入出金機6と硬貨入金
機5が共用されるようになっている。また、図示の例で
は、2台のテラーズマシンにそれぞれ対応して2台の硬
貨投出機PCL,PCR(PCRはブロックで示すが、PCLと同様
のものである)が設けられ、それぞれに対応するテラー
ズマシンTML,TMRに接続されている。すなわち、紙幣自
動入出金機に対応する硬貨自動入出金機は、硬貨入金機
5と硬貨投出機PCR,PCLにより構成される。
一方のテラーズマシンTMLの内部構成および他の装置
との接続は、第1図の下側に示すようになっている。同
図で、テラーズマシンTMLの全体制御を行なうCPU(中央
処理装置)1には種々のデータや案内等を表示する表示
装置2と、演算処理されたデータ等を伝票に印字出力す
るプリンタ3と、CPU1の制御プログラムを格納している
ROM4とが接続される。また、CPU1にはデータや指令等を
入力するためキーボード10と、一取引の演算結果を一時
的に記憶する一時記憶部30と、一取引の終了毎に各取引
結果を集計記憶する主記憶部40とが接続されている。
との接続は、第1図の下側に示すようになっている。同
図で、テラーズマシンTMLの全体制御を行なうCPU(中央
処理装置)1には種々のデータや案内等を表示する表示
装置2と、演算処理されたデータ等を伝票に印字出力す
るプリンタ3と、CPU1の制御プログラムを格納している
ROM4とが接続される。また、CPU1にはデータや指令等を
入力するためキーボード10と、一取引の演算結果を一時
的に記憶する一時記憶部30と、一取引の終了毎に各取引
結果を集計記憶する主記憶部40とが接続されている。
キーボード10のキーには、当座、普通、定期等の取引
科目を指示入力する科目キー110と、現金、当店券、他
店券等の取引分類を指示入力するための取引分類キー12
0と、紙幣や硬貨の金種(硬貨については、五百円硬
貨、百円硬貨、五十円硬貨、十円硬貨、五円硬貨、一円
硬貨)を指示入力する金種キー130−と、入金を指示す
る入金キー140と、取引の出金を指示する出金キー150
と、硬貨や紙幣の精算処理を行なう為の精算モードを指
定する精算キー155と、取引時のゼロプルーフを行なう
為の照合キー160と、取引装置の終了を指示入力する為
の完了キー170と、金額や数値等の数値情報を入力する
ためのテンコー180と、紙幣の再鑑(確認のための計
数)を行なわせるための受取キー190と、紙幣自動入出
金機や硬貨自動入出金機の各入金した計数貨幣の返却を
指示するための返却キー195とを有している。
科目を指示入力する科目キー110と、現金、当店券、他
店券等の取引分類を指示入力するための取引分類キー12
0と、紙幣や硬貨の金種(硬貨については、五百円硬
貨、百円硬貨、五十円硬貨、十円硬貨、五円硬貨、一円
硬貨)を指示入力する金種キー130−と、入金を指示す
る入金キー140と、取引の出金を指示する出金キー150
と、硬貨や紙幣の精算処理を行なう為の精算モードを指
定する精算キー155と、取引時のゼロプルーフを行なう
為の照合キー160と、取引装置の終了を指示入力する為
の完了キー170と、金額や数値等の数値情報を入力する
ためのテンコー180と、紙幣の再鑑(確認のための計
数)を行なわせるための受取キー190と、紙幣自動入出
金機や硬貨自動入出金機の各入金した計数貨幣の返却を
指示するための返却キー195とを有している。
一時記憶部30はテラーズマシン内での通常計算モード
で使用する通常計算エリア310と、出入金の照合を行な
うバッファエリア(照合バッファ)330とで構成されて
いる。主記憶部40は硬貨自動入出金機や紙幣自動入出金
機6の各々の金種別金庫に収納されている硬貨や紙幣の
収納枚数(在高)を金種別に記憶する収納メモリを有す
る。
で使用する通常計算エリア310と、出入金の照合を行な
うバッファエリア(照合バッファ)330とで構成されて
いる。主記憶部40は硬貨自動入出金機や紙幣自動入出金
機6の各々の金種別金庫に収納されている硬貨や紙幣の
収納枚数(在高)を金種別に記憶する収納メモリを有す
る。
次に、第2図により第1図に示す紙幣自動入出金機の
一例を説明する。第2図の循環式自動入出金機は紙幣の
投入、識別、表裏反転および支払返却等を行なう本体10
0と、金種別に紙幣を一時的に保留する一時保留ユニッ
ト200と、投入された紙幣を支払返却可能な状態で収納
する収納ユニット300とから構成される。
一例を説明する。第2図の循環式自動入出金機は紙幣の
投入、識別、表裏反転および支払返却等を行なう本体10
0と、金種別に紙幣を一時的に保留する一時保留ユニッ
ト200と、投入された紙幣を支払返却可能な状態で収納
する収納ユニット300とから構成される。
投入口101から投入された入金紙幣102はパルスモータ
TM1により駆動される取込機構103により一枚ずつ内部に
取込まれ、搬送路a,bを経て紙幣識別部104に送られる。
入金紙幣102には金庫の異なるもの、損券などが混在し
ており、紙幣識別部104では入金紙幣の真偽、金種、正
損、表裏、厚さ、斜行(斜めの状態で搬送されているこ
と)、連鎖(複数枚の紙幣は連なっていること)等が識
別される(高級識別)。識別された入金紙幣は紙幣表裏
反転部105に送られ、例えば上側の面が裏面と判断され
た紙幣の表裏が反転される。こうして、全ての入金紙幣
の上側の面が例えば表面に揃えられて紙幣表裏反転部10
5から送出される。
TM1により駆動される取込機構103により一枚ずつ内部に
取込まれ、搬送路a,bを経て紙幣識別部104に送られる。
入金紙幣102には金庫の異なるもの、損券などが混在し
ており、紙幣識別部104では入金紙幣の真偽、金種、正
損、表裏、厚さ、斜行(斜めの状態で搬送されているこ
と)、連鎖(複数枚の紙幣は連なっていること)等が識
別される(高級識別)。識別された入金紙幣は紙幣表裏
反転部105に送られ、例えば上側の面が裏面と判断され
た紙幣の表裏が反転される。こうして、全ての入金紙幣
の上側の面が例えば表面に揃えられて紙幣表裏反転部10
5から送出される。
入金時にはパルスモータTM1によってレバー106が上を
向いているので、紙幣表裏反転部105から送出された紙
幣は搬送路eを介して一時保留ユニット200に送られ
る。但し、入金紙幣が偽札、厚さ異常、斜行、連鎖等で
あるときは、レバー106は下を向いて紙幣は返却される
ことになる。パルスモータKM4,KM3,KM2,KM5により駆
動されるレバー201,202,203,204は、紙幣識別部104の識
別結果にもとづいて搬送路を切り換える。その切換えの
タイミングは紙幣の先端がセンサS3,S4,S5により検知
されたときであり、復帰のタイミングは紙幣の後端がセ
ンサS2,S6,S7,S8により検知されたときである。こう
して、例えば10,000円札は搬送路h,iを経て第1の一時
保留部205へ、5,000円札は搬送路hを経て第2の一時保
留部206へ、1,000円札は搬送路gを経て第3の一時保留
部207へ、500円札(500円硬貨に切り換えるために回
収)や損券等の回収すべき紙幣は搬送路h.i,jを経てリ
ジェクト用一時保留部208へ送られる。なお、一時保留
部205〜208に紙幣が保留されていることの検知は、セン
サS9,S10,S11,S12によりなされる。そして、パルス
モータSM2,SM3,SM4,SM1によって保持片209,210,211,
212が開かれると、入金紙幣は金種ごとに第1,第2,第3
の収納カセット部302,303,304およびジェクトカセット
部305に収納される。
向いているので、紙幣表裏反転部105から送出された紙
幣は搬送路eを介して一時保留ユニット200に送られ
る。但し、入金紙幣が偽札、厚さ異常、斜行、連鎖等で
あるときは、レバー106は下を向いて紙幣は返却される
ことになる。パルスモータKM4,KM3,KM2,KM5により駆
動されるレバー201,202,203,204は、紙幣識別部104の識
別結果にもとづいて搬送路を切り換える。その切換えの
タイミングは紙幣の先端がセンサS3,S4,S5により検知
されたときであり、復帰のタイミングは紙幣の後端がセ
ンサS2,S6,S7,S8により検知されたときである。こう
して、例えば10,000円札は搬送路h,iを経て第1の一時
保留部205へ、5,000円札は搬送路hを経て第2の一時保
留部206へ、1,000円札は搬送路gを経て第3の一時保留
部207へ、500円札(500円硬貨に切り換えるために回
収)や損券等の回収すべき紙幣は搬送路h.i,jを経てリ
ジェクト用一時保留部208へ送られる。なお、一時保留
部205〜208に紙幣が保留されていることの検知は、セン
サS9,S10,S11,S12によりなされる。そして、パルス
モータSM2,SM3,SM4,SM1によって保持片209,210,211,
212が開かれると、入金紙幣は金種ごとに第1,第2,第3
の収納カセット部302,303,304およびジェクトカセット
部305に収納される。
リジェクト部301、第1,第2,第3の収納カセット部30
2,303,304およびリジェクトカセット部305に紙幣が収納
されていることの検知は、センサS13〜S17によりなされ
る。また各収納カセット部302〜304およびリジェクトカ
セット部305は本体100から一括して引出すことができる
ようになっており、カセット内の紙幣102a,102b,102c,1
02dは別々に引出してテラーが回収できるようになって
いる。
2,303,304およびリジェクトカセット部305に紙幣が収納
されていることの検知は、センサS13〜S17によりなされ
る。また各収納カセット部302〜304およびリジェクトカ
セット部305は本体100から一括して引出すことができる
ようになっており、カセット内の紙幣102a,102b,102c,1
02dは別々に引出してテラーが回収できるようになって
いる。
出金の際にはパルスモータTM2〜TM5により駆動される
取出機構306,307,308,309によって一枚ずつ紙幣が取出
され、搬送路l,m,n,o,p,q,r,bを経て、紙幣識別部104に
送出される。搬送路pの途中には斜行紙幣をリジェクト
部301に回収するための排出手段400が設けられている。
紙幣識別部104では金種、表裏、厚さ、連鎖等が識別さ
れる(低級識別)。上側の面が裏面であると識別された
ときは紙幣表裏反転部105で表裏が反転され、搬送路f
を経て返却口107に送出される。また、紙幣識別部104で
損券と識別された紙幣は搬送路h,i,j,kを経てリジェク
ト部301に送られる。なお、センサS22はレバー106の復
帰タイミングのためのもので、センサS23は出金された
ことを検知するためのものである。また、各カセット部
からの紙幣102a〜102dの取出はセンサS18〜S21によって
検知される(取出枚数計数用として利用される)。セン
サS24は、排出手段400の作動のタイミングのためのもの
で、センサS25,S26は紙幣の斜行を検知するためのもの
である。モータHM1,HM2,HM3は各搬送路を駆動するモ
ータである。
取出機構306,307,308,309によって一枚ずつ紙幣が取出
され、搬送路l,m,n,o,p,q,r,bを経て、紙幣識別部104に
送出される。搬送路pの途中には斜行紙幣をリジェクト
部301に回収するための排出手段400が設けられている。
紙幣識別部104では金種、表裏、厚さ、連鎖等が識別さ
れる(低級識別)。上側の面が裏面であると識別された
ときは紙幣表裏反転部105で表裏が反転され、搬送路f
を経て返却口107に送出される。また、紙幣識別部104で
損券と識別された紙幣は搬送路h,i,j,kを経てリジェク
ト部301に送られる。なお、センサS22はレバー106の復
帰タイミングのためのもので、センサS23は出金された
ことを検知するためのものである。また、各カセット部
からの紙幣102a〜102dの取出はセンサS18〜S21によって
検知される(取出枚数計数用として利用される)。セン
サS24は、排出手段400の作動のタイミングのためのもの
で、センサS25,S26は紙幣の斜行を検知するためのもの
である。モータHM1,HM2,HM3は各搬送路を駆動するモ
ータである。
テラーによる紙幣の補充には、主に収納ユニット300
を引出して各カセット部302〜305に直接搬入する場合
と、紙幣投入口101から補充する場合とがあるが、後者
の場合には紙幣識別部104でいわゆる低級識別がなさ
れ、各収納カセット部302〜305に収納される。
を引出して各カセット部302〜305に直接搬入する場合
と、紙幣投入口101から補充する場合とがあるが、後者
の場合には紙幣識別部104でいわゆる低級識別がなさ
れ、各収納カセット部302〜305に収納される。
次に、第3図を参照して、硬貨入金機の一例として
の、硬貨選別計数機を内部構成を示す。入金硬貨を機枠
501上面に開設された投入口502から投入すると、シュー
トを通じて水平円盤503上に送り込まれる。スタートボ
タン562Lまたは562Rを押すことにより水平円盤503が回
転し、この水平円盤503の回転による遠心力等によって
順次1枚ずつ異金種硬貨判別排除通路504に送り込まれ
るようになっている。通路504の途中に設けられた識別
部520は、通路する硬貨の金種等を識別するもので、図
示しないメモリに接続され、該メモリに情報を送って硬
貨の計数を行なわせるものである。識別部520による識
別の結果は、硬貨をリジェクト部505に導くか一時保留
部に導くかの制御にも用いられる。例えば、初鑑計数処
理中に識別部520で指定金種以外の金種と判定された硬
貨や、識別不可能の硬貨は、図示しないシュートを通し
てリジェクト部505に導かれる。
の、硬貨選別計数機を内部構成を示す。入金硬貨を機枠
501上面に開設された投入口502から投入すると、シュー
トを通じて水平円盤503上に送り込まれる。スタートボ
タン562Lまたは562Rを押すことにより水平円盤503が回
転し、この水平円盤503の回転による遠心力等によって
順次1枚ずつ異金種硬貨判別排除通路504に送り込まれ
るようになっている。通路504の途中に設けられた識別
部520は、通路する硬貨の金種等を識別するもので、図
示しないメモリに接続され、該メモリに情報を送って硬
貨の計数を行なわせるものである。識別部520による識
別の結果は、硬貨をリジェクト部505に導くか一時保留
部に導くかの制御にも用いられる。例えば、初鑑計数処
理中に識別部520で指定金種以外の金種と判定された硬
貨や、識別不可能の硬貨は、図示しないシュートを通し
てリジェクト部505に導かれる。
一方、該当金種の硬貨は、異金種硬貨判別排除通路50
4を経て、その後方に設けられている硬貨分類通路506へ
送り込まれる。分類通路506は通路504とともに搬送部を
構成するもので、小径から大径金種の順すなわち1円、
50円、5円、100円、10円、500円の順に設けられた選別
孔506a〜506f上を通過させ、その通過時に各金種硬貨を
対応する選別孔506a〜506fへ落ち込む。
4を経て、その後方に設けられている硬貨分類通路506へ
送り込まれる。分類通路506は通路504とともに搬送部を
構成するもので、小径から大径金種の順すなわち1円、
50円、5円、100円、10円、500円の順に設けられた選別
孔506a〜506f上を通過させ、その通過時に各金種硬貨を
対応する選別孔506a〜506fへ落ち込む。
そして選別孔506a〜506fを落し込まれた硬貨は、金種
別導出空間を金種数分備えたシュート507を通して一時
保留部508の金種別保留部508a〜508fに送り込まれ、保
留される。一時保留部508はモータ50Mに連動されて移動
される駆動板509に連結されている。
別導出空間を金種数分備えたシュート507を通して一時
保留部508の金種別保留部508a〜508fに送り込まれ、保
留される。一時保留部508はモータ50Mに連動されて移動
される駆動板509に連結されている。
入金硬貨が分類されて各金種別保留部508a〜508fに保
留された状態で、モータ50M、駆動板509を通じて一時保
留部508が前面側へ押動されると、返却部510の上部まで
移動する。各金種別保留部508a〜508fは紙面開放状態
で、図示の定位置では図示しない基台上に位置してお
り、一時保留されている硬貨は各金種別保留部508a〜50
8f内で金種別に区分された状態で、その基台上に載って
いるが、一時保留部508が返却部510の上部まで移動する
と、硬貨は落下して返却部510内へ放出される。その
後、一時保留部508は後退して定位置へ復帰する。
留された状態で、モータ50M、駆動板509を通じて一時保
留部508が前面側へ押動されると、返却部510の上部まで
移動する。各金種別保留部508a〜508fは紙面開放状態
で、図示の定位置では図示しない基台上に位置してお
り、一時保留されている硬貨は各金種別保留部508a〜50
8f内で金種別に区分された状態で、その基台上に載って
いるが、一時保留部508が返却部510の上部まで移動する
と、硬貨は落下して返却部510内へ放出される。その
後、一時保留部508は後退して定位置へ復帰する。
一方、硬貨が取込むべきときは、一時保留部508がモ
ータ50M、駆動板509を通じて導出シュート511の上部ま
で移動し、金種別一時保留部508a〜508fの底面が基台か
ら離れて硬貨はすべて導出シュート511へ送り込まれ
る。その後、一時保留部508はモータ50M、駆動板509を
通じて定位置へ復帰する。
ータ50M、駆動板509を通じて導出シュート511の上部ま
で移動し、金種別一時保留部508a〜508fの底面が基台か
ら離れて硬貨はすべて導出シュート511へ送り込まれ
る。その後、一時保留部508はモータ50M、駆動板509を
通じて定位置へ復帰する。
導出シュート511には金種毎に区画された図示しない
金種別シュート部が形成されており、各金種別シュート
部の下部開口部は機枠501の下部に設けられた収納部512
に格納された各金種別の収納箱513a〜513fの上部開口部
に臨んで設けられている。したがって、金種別一時保留
部508a〜508fから導出シュート511の金種別シュート部
を通じ、各金種別硬貨が対応する各金種別の収納箱513a
〜513fへ送り込まれて収納される。
金種別シュート部が形成されており、各金種別シュート
部の下部開口部は機枠501の下部に設けられた収納部512
に格納された各金種別の収納箱513a〜513fの上部開口部
に臨んで設けられている。したがって、金種別一時保留
部508a〜508fから導出シュート511の金種別シュート部
を通じ、各金種別硬貨が対応する各金種別の収納箱513a
〜513fへ送り込まれて収納される。
硬貨計数機5の表面には図示しないが、操作部および
表示部が設けられている。操作部はスタート/ストップ
押ボタンスイッチ511L,511R、返却押ボタンスイッチ512
L,512Rを有する。スタート/ストップ押ボタンスイッチ
511L,511Rは、計数開始(それぞれの計数値にさらに加
算していく)および停止のために操作されるもので、停
止中に押されると計数を開始させ、計数中に押されると
停止される。返却押ボタンスイッチ512L.512Rは、一時
保留部の硬貨を返却部に移すことを指示するためのもの
である。スイッチ511L.511R,512L,512Rは左右のテラー
ズマシンに対して別個に設けられており、左側のテラー
は左側スイッチ511L,512Lを、右側のテラーはスイッチ5
11R,512Rを操作するようになっている。
表示部が設けられている。操作部はスタート/ストップ
押ボタンスイッチ511L,511R、返却押ボタンスイッチ512
L,512Rを有する。スタート/ストップ押ボタンスイッチ
511L,511Rは、計数開始(それぞれの計数値にさらに加
算していく)および停止のために操作されるもので、停
止中に押されると計数を開始させ、計数中に押されると
停止される。返却押ボタンスイッチ512L.512Rは、一時
保留部の硬貨を返却部に移すことを指示するためのもの
である。スイッチ511L.511R,512L,512Rは左右のテラー
ズマシンに対して別個に設けられており、左側のテラー
は左側スイッチ511L,512Lを、右側のテラーはスイッチ5
11R,512Rを操作するようになっている。
硬貨計数機5の表示部は計数した硬貨の枚数を金種毎
に表示する枚数表示部、および異常発生を表示する表示
部を有する。表示部はさらにオペレート表示部517L,517
Rを有する。オペレート表示部517L,517Rは、計数機5と
が左右いずれかのテラーズマシンに占有されているとき
は、対応する側の表示部のみが点灯し、いずれのテラー
ズマシンにも占有されておらず、占有の受付可能の状態
のときは、両方の表示部が点灯する。
に表示する枚数表示部、および異常発生を表示する表示
部を有する。表示部はさらにオペレート表示部517L,517
Rを有する。オペレート表示部517L,517Rは、計数機5と
が左右いずれかのテラーズマシンに占有されているとき
は、対応する側の表示部のみが点灯し、いずれのテラー
ズマシンにも占有されておらず、占有の受付可能の状態
のときは、両方の表示部が点灯する。
次に、精算処理方法の一例を具体的に説明する。第4
図は貨幣処理機の基本動作のフローチャートである。装
置が稼動し、オペレータ(例えばテラー)によって取引
モードが指定され(601)、かつテラーにより入金取引
が指示されると(602)入金処理がなされる(603)。入
金取引が指示されないで出金取引が指示されると(602,
604)、出金処理が実行される(605)。テラーによって
取引モードが指令されずに補充モードが指示されると
(601,606)補充処理がなされ(607)、補充モードが指
示されずに精算モードが指示されたとき(606,608)は
精算処理が実行される(609)。精算モードが指示され
ずに事故回収モードが指定されたとき(608,610)は事
故回収処理が実行される(611)。
図は貨幣処理機の基本動作のフローチャートである。装
置が稼動し、オペレータ(例えばテラー)によって取引
モードが指定され(601)、かつテラーにより入金取引
が指示されると(602)入金処理がなされる(603)。入
金取引が指示されないで出金取引が指示されると(602,
604)、出金処理が実行される(605)。テラーによって
取引モードが指令されずに補充モードが指示されると
(601,606)補充処理がなされ(607)、補充モードが指
示されずに精算モードが指示されたとき(606,608)は
精算処理が実行される(609)。精算モードが指示され
ずに事故回収モードが指定されたとき(608,610)は事
故回収処理が実行される(611)。
第5図は第4図にステップ609で示した精算処理を詳
細に示したフローチャートである。まず、ステップ608
で精算モードが指定されると、収納メモリの内容が表示
部にて表示される(501)そして、収納貨幣の計数終了
後に取出許可信号が出力され(502)、これにより貨幣
あるいは硬貨の取り出しが可能となる。すなわち、装置
の取出扉のロックが解除される。
細に示したフローチャートである。まず、ステップ608
で精算モードが指定されると、収納メモリの内容が表示
部にて表示される(501)そして、収納貨幣の計数終了
後に取出許可信号が出力され(502)、これにより貨幣
あるいは硬貨の取り出しが可能となる。すなわち、装置
の取出扉のロックが解除される。
テラーは紙幣、硬貨を紙幣自動入出金機6や硬貨入金
機5にそれぞれ投入して計数させる。そして、計数が終
了すると、計数データが入出金機等からテラーズマシン
に入力され(503)、精算メモリに記憶された後に照合
キーがオンになると(504)、収納メモリの内容と精算
メモリの内容が一致しているか否か判断される(50
5)。
機5にそれぞれ投入して計数させる。そして、計数が終
了すると、計数データが入出金機等からテラーズマシン
に入力され(503)、精算メモリに記憶された後に照合
キーがオンになると(504)、収納メモリの内容と精算
メモリの内容が一致しているか否か判断される(50
5)。
こられメモリの内容が一致しないときは、その旨の表
示を表示部にて行ない(506)、テラーズマシンは入出
金機に返却指令を出力して貨幣はテラーに返される。不
一致が生ずる原因は、例えば、紙幣や硬貨のジャム処理
の再に正しい処理手順で行わないために、実際の貨幣ほ
収納枚数と収納メモリとの値にずれが生じた場合、手操
作で内蔵の金庫(収納カセット)から貨幣を出金或いは
内蔵金庫に入金し、その際に、収納メモリの値を訂正し
なかった場合等がある。メモリの内容が一致していると
きは、テラーズマシンから入出金機に収納指令が出力さ
れ(508)で貨幣が金庫に収納され、精算結果が印字出
力されて(509)精算メモリの内容がクリアされる(51
0)。
示を表示部にて行ない(506)、テラーズマシンは入出
金機に返却指令を出力して貨幣はテラーに返される。不
一致が生ずる原因は、例えば、紙幣や硬貨のジャム処理
の再に正しい処理手順で行わないために、実際の貨幣ほ
収納枚数と収納メモリとの値にずれが生じた場合、手操
作で内蔵の金庫(収納カセット)から貨幣を出金或いは
内蔵金庫に入金し、その際に、収納メモリの値を訂正し
なかった場合等がある。メモリの内容が一致していると
きは、テラーズマシンから入出金機に収納指令が出力さ
れ(508)で貨幣が金庫に収納され、精算結果が印字出
力されて(509)精算メモリの内容がクリアされる(51
0)。
第6図(a),(b)は第2図の紙幣入出金機による
具体的な精算処理のフローチャートである。まず、テラ
ーがテラーズマシンTMLの精算キー155を操作すると精算
モードになる。モードが指定されるとテラーズマシンTM
Lの表示部2に主記憶部40の収納メモリの内容が表示す
る。次にテラーが紙幣自動入出金機から取出した紙幣を
投入口101に投入すると、センサS1がこれを検知し(70
1)、取込機構103によって1枚づつ内部に取込まれる
(702)。
具体的な精算処理のフローチャートである。まず、テラ
ーがテラーズマシンTMLの精算キー155を操作すると精算
モードになる。モードが指定されるとテラーズマシンTM
Lの表示部2に主記憶部40の収納メモリの内容が表示す
る。次にテラーが紙幣自動入出金機から取出した紙幣を
投入口101に投入すると、センサS1がこれを検知し(70
1)、取込機構103によって1枚づつ内部に取込まれる
(702)。
1枚づつ取込まれた紙幣は紙幣識別部104で高級識別
される(703)。そして、厚み異常、斜行、連鎖または
偽券であること等が識別されたときは(704)、レバー1
06が切換って搬送路fに送られ、返却口107から返却さ
れる(705)、正常であると識別されたときは、紙幣自
動入出金機に設けられている計数メモリの当該金種のと
ころに「+1」がなされる(706)。
される(703)。そして、厚み異常、斜行、連鎖または
偽券であること等が識別されたときは(704)、レバー1
06が切換って搬送路fに送られ、返却口107から返却さ
れる(705)、正常であると識別されたときは、紙幣自
動入出金機に設けられている計数メモリの当該金種のと
ころに「+1」がなされる(706)。
紙幣識別部104で上側面が裏面であると識別されてい
るときは(707)、紙幣表裏反転部105を通過する際に表
裏が反転される(708)損券であると識別されていると
きは(709)この紙幣を出金用紙幣とすることができな
いので、リジェクト用一時保留部208に収納される(71
0)。正券のときには金種ごとに分けられ、該当金種の
一時保留部205〜207に収納される(711)。
るときは(707)、紙幣表裏反転部105を通過する際に表
裏が反転される(708)損券であると識別されていると
きは(709)この紙幣を出金用紙幣とすることができな
いので、リジェクト用一時保留部208に収納される(71
0)。正券のときには金種ごとに分けられ、該当金種の
一時保留部205〜207に収納される(711)。
以後、次の紙幣をセンサS1が検知している間は取込動
作が継続される(712)。
作が継続される(712)。
全ての金種の紙幣が取込まれると、上記計数メモリの
内容がテラーズマシンTMLに送られ、精算メモリに各々
記憶される(720)。その後、テラーが照合キー160を押
すとテラーズマシン405の主記憶部40内の精算メモリの
内容と収納メモリの内容が比較される(721)。そし
て、これらが一致しているときは次のブロックへ進む
(713)。
内容がテラーズマシンTMLに送られ、精算メモリに各々
記憶される(720)。その後、テラーが照合キー160を押
すとテラーズマシン405の主記憶部40内の精算メモリの
内容と収納メモリの内容が比較される(721)。そし
て、これらが一致しているときは次のブロックへ進む
(713)。
何枚かの紙幣が入出金機から返却されても、これらの
紙幣は手入力されて計数値に加算入力される。他方、上
記不一致のため取引をやめたい場合には返却キーが操作
され、メモリクリヤされることがある(714,715)。こ
の場合にはテラーは一時保留ユニット200を手で引き出
し、紙幣を取り出してテラー返却する(716)。その
後、不一致の原因を明確にさせて回金処理をやり直す。
紙幣は手入力されて計数値に加算入力される。他方、上
記不一致のため取引をやめたい場合には返却キーが操作
され、メモリクリヤされることがある(714,715)。こ
の場合にはテラーは一時保留ユニット200を手で引き出
し、紙幣を取り出してテラー返却する(716)。その
後、不一致の原因を明確にさせて回金処理をやり直す。
承認キーが操作されたときに収納メモリと精算メモリ
が一致していると、テラーズマシンから収納指令が紙幣
入出金機に出力される。そして、各一時保留部205〜208
に保留されていた紙幣は、保持片209〜212が動作するこ
とにより各カセット部302〜305に収納される(717)。
そして、入金合計金額メモリGKM、入金計数メモリ10000
KMM,5000KMM,1000KMMがクリアされる(718)。その後、
プリンタ3にて精算処理のうち紙幣についての計数値が
精算データとして印字される。
が一致していると、テラーズマシンから収納指令が紙幣
入出金機に出力される。そして、各一時保留部205〜208
に保留されていた紙幣は、保持片209〜212が動作するこ
とにより各カセット部302〜305に収納される(717)。
そして、入金合計金額メモリGKM、入金計数メモリ10000
KMM,5000KMM,1000KMMがクリアされる(718)。その後、
プリンタ3にて精算処理のうち紙幣についての計数値が
精算データとして印字される。
第7図は硬貨についての精算処理を行なう場合の、硬
貨入金機の動作を具体的に示したフローチャートであ
る。テラーが各金庫から取出した硬貨を投入してスター
トボタンを押すと(304)、計数メモリエリアをクリア
し(306)、円盤上に硬貨が装填されるのを持って(30
7)搬送部を動作させ(308)、円盤を回転させる(30
9)。この結果、硬貨が相次いで繰出され搬送される。
硬貨が識別部505を通過する時、その金種等が識別され
計数が行なわれる(310)。即ち、硬貨入金機に設けら
れている計数メモリエリアの該当金種の計数値に「+
1」する。そして、該当金種の正常硬貨の場合は硬貨を
一時保留部508に導き(312)、そうでないときはリジェ
クト部505に導く(313)。その後、円盤上に尚も硬貨が
あるかどうかをチェックする(314)。尚、ステップ310
〜314は回転盤上の硬貨がなくなるまで並行してかつ繰
返し行なわれる。ステップ314で硬貨が無くなれば、円
盤および搬送部を停止させる(315)。そして、計数デ
ータをテラーズマシンTMLに出力する(318)計数が正常
に終了し、計数データが計数値5からテラーズマシンTM
Lに送られると、そのデータはテラーズマシンTMLの精算
メモリに記憶され、その内容を示す表示がなされる。そ
こで、テラーが照合キー160を押すと(319)、収納メモ
リと精算メモリの内容が比較される。そして、一致する
ことが確認されれば、収納指令がテラーズマシンから硬
貨入金機に出力されて金箱に収納され(321)、不一致
であれば返却指令が出力されて返却される(320,32
2)。
貨入金機の動作を具体的に示したフローチャートであ
る。テラーが各金庫から取出した硬貨を投入してスター
トボタンを押すと(304)、計数メモリエリアをクリア
し(306)、円盤上に硬貨が装填されるのを持って(30
7)搬送部を動作させ(308)、円盤を回転させる(30
9)。この結果、硬貨が相次いで繰出され搬送される。
硬貨が識別部505を通過する時、その金種等が識別され
計数が行なわれる(310)。即ち、硬貨入金機に設けら
れている計数メモリエリアの該当金種の計数値に「+
1」する。そして、該当金種の正常硬貨の場合は硬貨を
一時保留部508に導き(312)、そうでないときはリジェ
クト部505に導く(313)。その後、円盤上に尚も硬貨が
あるかどうかをチェックする(314)。尚、ステップ310
〜314は回転盤上の硬貨がなくなるまで並行してかつ繰
返し行なわれる。ステップ314で硬貨が無くなれば、円
盤および搬送部を停止させる(315)。そして、計数デ
ータをテラーズマシンTMLに出力する(318)計数が正常
に終了し、計数データが計数値5からテラーズマシンTM
Lに送られると、そのデータはテラーズマシンTMLの精算
メモリに記憶され、その内容を示す表示がなされる。そ
こで、テラーが照合キー160を押すと(319)、収納メモ
リと精算メモリの内容が比較される。そして、一致する
ことが確認されれば、収納指令がテラーズマシンから硬
貨入金機に出力されて金箱に収納され(321)、不一致
であれば返却指令が出力されて返却される(320,32
2)。
その後、全てのメモリとフラグをオフにして動作を終
了する(323)。
了する(323)。
上記金箱(金庫、収納カセット)は、印字された精算
データと共に出納係に持参される。
データと共に出納係に持参される。
本発明は上記の実施例に限定されるものではなく、種
々の変形が可能である。例えば、実施例では紙幣を自動
入出金機で処理し硬貨を個別の入金機および出金機で処
理するようにしているが、これに限られるものではな
い。
々の変形が可能である。例えば、実施例では紙幣を自動
入出金機で処理し硬貨を個別の入金機および出金機で処
理するようにしているが、これに限られるものではな
い。
〔発明の効果〕 以上の通り本発明では、精算モードが指示されたとき
は貨幣処理機から取出された貨幣を識別して金種別に分
類計数して計数結果をテラーズマシンに出力し、テラー
ズマシンで金種別計数値と、収納メモリに記憶された台
帳の金種別の在高を比較して一致したとき結果を印字出
力するようにしたので、テラーが窓口業務の精算処理を
各貨幣処理機において行える(窓口で行える)。また、
分類計数時に異常として返却された紙幣があればそのデ
ータを手入力して金種別計数値に加算入力し、金種別計
数値と収納メモに記憶された金種別の在高を必ず一致さ
せることができるので、テラーは窓口業務の精算処理を
いつも正常に終了させることができる。従って、窓口業
務を管理する出納業務の混雑を管理する出納業務の混雑
を緩和して精算処理の能率を向上させることが可能とな
る。また、精算処理時のデータが取扱いが自動化される
ので、処理ミスの発生を可及的に抑えることが可能とな
る。
は貨幣処理機から取出された貨幣を識別して金種別に分
類計数して計数結果をテラーズマシンに出力し、テラー
ズマシンで金種別計数値と、収納メモリに記憶された台
帳の金種別の在高を比較して一致したとき結果を印字出
力するようにしたので、テラーが窓口業務の精算処理を
各貨幣処理機において行える(窓口で行える)。また、
分類計数時に異常として返却された紙幣があればそのデ
ータを手入力して金種別計数値に加算入力し、金種別計
数値と収納メモに記憶された金種別の在高を必ず一致さ
せることができるので、テラーは窓口業務の精算処理を
いつも正常に終了させることができる。従って、窓口業
務を管理する出納業務の混雑を管理する出納業務の混雑
を緩和して精算処理の能率を向上させることが可能とな
る。また、精算処理時のデータが取扱いが自動化される
ので、処理ミスの発生を可及的に抑えることが可能とな
る。
第1図は本発明の実施に用いるテラーズマシンシステム
の構成図、第2図は第1図に示す紙幣自動入出金機の一
例の内部構成図、第3図は第1図に示す硬貨入金機の一
例の内部構成図、第4図は基本動作のフローチャート、
第5図は精算処理のフローチャート、第6図は第2図の
紙幣入出金機による精算処理のフローチャート、第7図
は第3図の硬貨入金機による精算処理のフローチャート
である。 TML,TMR……テラーズマシン、5……硬貨計数機、100…
…紙幣入出金機本体、101……投入口、102,102a〜102d
……紙幣、103,306〜309……取込機構、104……紙幣識
別部、105……紙幣表裏反転部、106,201〜204……レバ
ー、107……返却口、130……金種キー、180……テンキ
ー、200……一時保留ユニット、205〜208……一時保留
部、209〜212……保持片、300……収納ユニット、301…
…リジェクト部、302〜304……収納カセット部、305…
…リジェクトカセット部、306〜309……取込機構、S1〜
S26……センサ、HM1〜HM3……モータ、TM1〜TM5,KM1〜
KM5,SM1〜SM4,GM1……パルスモータ、a,b,e〜r……
搬送路、502……投入口、503……回転円盤、505……リ
ジェクト部、508……一時保留部、510……返却部、512
……収納部、520……識別部。
の構成図、第2図は第1図に示す紙幣自動入出金機の一
例の内部構成図、第3図は第1図に示す硬貨入金機の一
例の内部構成図、第4図は基本動作のフローチャート、
第5図は精算処理のフローチャート、第6図は第2図の
紙幣入出金機による精算処理のフローチャート、第7図
は第3図の硬貨入金機による精算処理のフローチャート
である。 TML,TMR……テラーズマシン、5……硬貨計数機、100…
…紙幣入出金機本体、101……投入口、102,102a〜102d
……紙幣、103,306〜309……取込機構、104……紙幣識
別部、105……紙幣表裏反転部、106,201〜204……レバ
ー、107……返却口、130……金種キー、180……テンキ
ー、200……一時保留ユニット、205〜208……一時保留
部、209〜212……保持片、300……収納ユニット、301…
…リジェクト部、302〜304……収納カセット部、305…
…リジェクトカセット部、306〜309……取込機構、S1〜
S26……センサ、HM1〜HM3……モータ、TM1〜TM5,KM1〜
KM5,SM1〜SM4,GM1……パルスモータ、a,b,e〜r……
搬送路、502……投入口、503……回転円盤、505……リ
ジェクト部、508……一時保留部、510……返却部、512
……収納部、520……識別部。
Claims (2)
- 【請求項1】少なくとも入金された貨幣を取込んで金種
別に分類計数して金種別金庫に収納し、指令に応じて前
記金種別金庫から貨幣を出金する、貨幣処理機と、 前記貨幣処理機に窓口業務の入金処理或いは出金処理を
指令すると共に、前記金種別金庫に収納されている貨幣
の在高を管理する、テラーズマシンと、 を有する貨幣処理システムの精算処理方法であって、 前記テラーズマシンが、前記金種別金庫に収納されてい
る貨幣の精算処理をすべき精算モードの実行指令を受け
たとき、前記貨幣処理機に前記金種別金庫からの貨幣の
取出しの許可を発令するステップと、 前記貨幣処理機が、前記金種別金庫から取出された貨幣
を識別して金種別に分類計数すると共に、分類計数した
貨幣の金種別計数値を前記テラーズマシンに出力するス
テップと、 前記分類計数で異常として返却された貨幣があるとき
は、返却された貨幣の手入力枚数を前記金種別計数値に
加算するステップと、 前記テラーズマシンが、前記貨幣の在高と前記金種別計
数値を比較し、各金種別枚数が一致するときに、各金種
別の枚数データを印字出力するステップと、 を備えることを特徴とする貨幣処理システムの精算処理
方法。 - 【請求項2】前記精算モードの指令が別途設けた精算キ
ーを操作することによりなされる、 ことを特徴とする請求項1記載の貨幣処理システムの精
算処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24500885A JPH083868B2 (ja) | 1985-10-31 | 1985-10-31 | 貨幣処理システムの精算処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24500885A JPH083868B2 (ja) | 1985-10-31 | 1985-10-31 | 貨幣処理システムの精算処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62105298A JPS62105298A (ja) | 1987-05-15 |
JPH083868B2 true JPH083868B2 (ja) | 1996-01-17 |
Family
ID=17127200
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24500885A Expired - Fee Related JPH083868B2 (ja) | 1985-10-31 | 1985-10-31 | 貨幣処理システムの精算処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH083868B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5687162A (en) * | 1979-12-18 | 1981-07-15 | Laurel Bank Mach Co Ltd | Accounting system |
JPS60123990A (ja) * | 1983-12-07 | 1985-07-02 | 株式会社東芝 | 貨幣処理装置 |
JPS6128187A (ja) * | 1984-07-18 | 1986-02-07 | 株式会社日立製作所 | 現金自動取引装置 |
-
1985
- 1985-10-31 JP JP24500885A patent/JPH083868B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62105298A (ja) | 1987-05-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |