JPH083861Y2 - 排気ダクトの外気量制御装置 - Google Patents

排気ダクトの外気量制御装置

Info

Publication number
JPH083861Y2
JPH083861Y2 JP3044589U JP3044589U JPH083861Y2 JP H083861 Y2 JPH083861 Y2 JP H083861Y2 JP 3044589 U JP3044589 U JP 3044589U JP 3044589 U JP3044589 U JP 3044589U JP H083861 Y2 JPH083861 Y2 JP H083861Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust
exhaust duct
differential pressure
outside air
damper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3044589U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02120635U (ja
Inventor
正幸 関根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujita Corp
Original Assignee
Fujita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujita Corp filed Critical Fujita Corp
Priority to JP3044589U priority Critical patent/JPH083861Y2/ja
Publication of JPH02120635U publication Critical patent/JPH02120635U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH083861Y2 publication Critical patent/JPH083861Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ventilation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はエンジン実験室に沿って延出し、実験室に設
置された複数のエンジンの排気が排出される排気ダクト
に関する。
(従来の技術) エンジン実験室に沿って延出し、実験室に設置された
複数のエンジンの排気が排出される排気ダクトでは、従
来、排気ダクト内の静圧を所定値に保たせようという考
えはなく、その一端に外気供給口を設け、他端に排出口
を設け、排出口側に単に排風機を配設しているのみのも
のが多い。
また、別の技術としては、第4図に断面平面図で、第
5図に概略図で示すようなものが知られている。
図中1は隔壁で仕切られた複数のエンジン実験室、3
はエンジン実験室1に沿って配設された排気ダクト、5
は各実験室に設置されたエンジン、7はコントロール室
で、夫々のエンジン5はその排気管9を対応する排気ダ
クト3部分に連結している。
そして、排気ダクト3の排出口3A側に排風機11を設け
ると共に、外気供給口3B側にモータダンパー13と消音器
15を設けている。
また、排風機11の吸込口側に夫々圧力検出部17Aを有
する風量計測装置17を設け、風量計測装置17により排風
量を計測し、制御回路19により排風量に比例させてモー
タダンパー13の開閉量を制御し、排気ダクト3内の静圧
を所定値に保つようにしており、第5図中21はAC/DC変
換器を示す。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、排気ダクト3の排出口3A側に単に排風
機11を設けるのみの従来構造では、複数のエンジン5の
排気が排出される関係上、排気ダクト3内の静圧が不安
定となり、正確な実験を行なうことができない。
また、排風量とモータダンパー13の開閉量を比例させ
る方式のものでは、排風量に基づくため排気ダクト3内
の静圧を所定値に維持し難い。また、風量計測装置17が
排気ダクト3の最下流に位置するため、風量計測装置17
は常に高温の排気や排気ガスにさらされ、風量計測装置
17の寿命が短く、また、保守を頻繁に要し、設備コスト
及び保守コストが増大する問題がある。
本考案は前記事情に鑑み案出されたものであって、本
考案の目的は、エンジンからの排気が排出される排気ダ
クト内の静圧を、エンジンからの排気による影響を受け
ずに所定値に保ってエンジンの種々の実験を正確に行な
うことができ、更には、設備コスト及び保守コストの面
で有利な排気ダクトの外気量制御装置を提供するにあ
る。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するための本考案の構成を実施例に対
応する第1図及び第2図を参照して説明する。
本考案はエンジン実験室1に沿って延出しその一端に
外気供給口3Bが、他端に排出口3Aが設けられ、実験室1
に設置された複数のエンジン5の排気が前記外気供給口
3Bと排出口3Aとの間における部分に排出される排気ダク
ト3であって、前記排出口3A側に排風機11が設けられた
排気ダクト3において、前記外気供給口3B側に開閉自在
なダンパー33を設け、前記ダンパー33を開閉させる動力
手段を設け、前記ダンパー33における空気流れの上流側
の静圧及び下流側の静圧と、それら両静圧の差とを検出
する差圧検出器35を設け、差圧検出器35により検出され
た差圧に基づき排気ダクト3内の静圧を所定値に保つよ
うに前記動力手段を制御する差圧調節器37を設けたこと
を特徴とする。
(作用) 大気側と排気ダクト3内との差圧に基づきダンパー33
が開閉され、排気ダクト3内の静圧Pは所定の静圧値P0
に保たれる。
また、差圧検出器35、差圧調節器37等は高温な排気ガ
スの影響を受けにくいので、差圧検出器35、差圧調節器
37等の機器の寿命上有利で、また保守作業を簡易化で
き、設備コスト及び保守コストの面で有利となる。
(実施例) 以下、本考案の好適一実施例を添付図面に従って説明
する。
第1図は本考案に係る外気量制御装置の断面平面図
で、第2図は同・概略図を示す。
従来構造と同一部材・箇所に同一符号を付して説明す
ると、本考案に係る排気ダクト3の外気量制御装置31
は、ハイトルクモータダンパー33と、差圧検出器35と、
差圧調節器37等からなる。
ハイトルクモータダンパー33は外気供給口3Bに配設す
る。ハイトルクモータダンパー33はダンパー及びこのダ
ンパーを開閉する動力手段が一体化されたものである。
差圧検出器35は二つの圧力検出部35Aを有し、圧力検
出部35Aはハイトルクモータダンパー33における空気流
れの上流側と下流側に夫々配設する。実施例では、ハイ
トルクモータダンパー33の上流側と消音器15の下流側に
夫々配設している。
差圧調節器37はハイトルクモータダンパー33の動力部
と接続し、差圧調節器37は差圧検出器35からの信号に基
づいて排気ダクト3内の静圧Pを演算し、排気ダクト3
内の静圧Pが与えられた静圧値P0と等しくなるようにハ
イトルクモータを駆動させ、ダンパーと開閉するもの
で、実施例では排気ダクト3内の静圧Pを負圧50mmAqに
保たせるようにしてある。
尚、図中39は排風機11の上流部分に設けられた蛇行状
の通路で、蛇行状の通路39は互いに対向するダクト壁面
から交互に突出する壁体41で構成されている。
次に、外気量制御装置31の動作について第3図に示す
フローチャートを参照して説明する。
まず、エンジン5の排気は外気供給口3Bから導入され
た外気と共に排風機11により排出口3Aから排出される。
そして、差圧検出器35の圧力検出部35Aによりハイト
ルクモータダンパー33の上流側と消音器15の下流側の静
圧が検出され、両静圧の差圧が読み取られ(ステップS
1)、電気的信号に変換され差圧調節器37に出力され
る。
差圧調節器37では差圧検出器35からの信号に基づいて
排気ダクト3内の静圧Pを演算し(ステップS2)、予め
与えられた静圧値P0と比較する。
そして、排気ダクト3内の静圧Pが与えられた静圧値
P0よりも大きい時にはその差圧に応じてダンパーの開度
を減少させる方向にハイトルクモータダンパー33を駆動
する(ステップS3,S4)。また、小さい時にはダンパー
の開度を増大させる方向にハイトルクモータダンパー33
を駆動する(ステップS5,S6)。また、等しい時には現
状の開度を保持し、排気ダクト3内の静圧Pは与えられ
た静圧値P0に保たれる。
従って本実施例によれば、大気側と排気ダクト3内と
の差圧に基づきハイトルクモータダンパー33を開閉させ
るのでエンジン5からの排気が排出される排気ダクト3
内の静圧を、エンジン5からの排気による影響を受けず
に所定値に保つことができ、エンジン5の種々の実験を
正確に行なうことができる。
また、差圧検出器35、差圧調節器37等は全て外気供給
口3Bの近傍に位置しており、高温な排気ガスの影響を受
けにくいので、これら差圧検出器35、差圧調節器37等の
機器の寿命上有利で、また保守作業を簡易化でき、設備
コスト及び保守コストの面で有利である。
尚、実施例では、排気ダクト3内の静圧Pと与えられ
た静圧値P0とを比較しつつダンパーを駆動した場合につ
いて説明したが、差圧検出器35の圧力検出部35Aで検出
した差圧に比例させてダンパーを駆動するように構成し
てもよい。
(考案の効果) 以上の説明で明らかなように本考案によれば、エンジ
ンからの排気による影響を受けずに排気ダクト内の静圧
を一定に保ち、エンジンの種々の実験を正確に行うこと
ができ、更には、設備コスト及び保守コストの面で有利
な排気ダクトの外気量制御装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る外気量制御装置の断面平面図で、
第2図は同・概略図、第3図は外気量制御装置の動作を
示すフローチャート、第4図は従来装置の断面平面図、
第5図は同・概略図である。 尚図中1はエンジン実験室、3は排気ダクト、3Aは排出
口、3Bは外気供給口、5はエンジン、7はコントロール
室、9は排気管、11は排風機、31は外気量制御装置、33
はハイトルクモータダンパー、35は差圧検出器、37は差
圧調節器である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジン実験室に沿って延出しその一端に
    外気供給口が、他端に排出口が設けられ、実験室に設置
    された複数のエンジンの排気が前記外気供給口と排出口
    との間における部分に排出される排気ダクトであって、 前記排出口側に排風機が設けられた排気ダクトにおい
    て、 前記外気供給口側に開閉自在なダンパーを設け、 前記ダンパーを開閉させる動力手段を設け、 前記ダンパーにおける空気流れの上流側の静圧及び下流
    側の静圧と、それら両静圧の差とを検出する差圧検出器
    を設け、 前記差圧検出器により検出された差圧に基づき前記排気
    ダクト内の静圧を所定値に保つように前記動力手段を制
    御する差圧調節器を設けた、 ことを特徴とする排気ダクトの外気量制御装置。
JP3044589U 1989-03-16 1989-03-16 排気ダクトの外気量制御装置 Expired - Lifetime JPH083861Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3044589U JPH083861Y2 (ja) 1989-03-16 1989-03-16 排気ダクトの外気量制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3044589U JPH083861Y2 (ja) 1989-03-16 1989-03-16 排気ダクトの外気量制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02120635U JPH02120635U (ja) 1990-09-28
JPH083861Y2 true JPH083861Y2 (ja) 1996-01-31

Family

ID=31255522

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3044589U Expired - Lifetime JPH083861Y2 (ja) 1989-03-16 1989-03-16 排気ダクトの外気量制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH083861Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5854641B2 (ja) * 2011-05-27 2016-02-09 株式会社テクノ菱和 可変風量制御装置

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
内丸最一郎著「送風機及圧縮機」第3版昭和29年10月25日技報堂発行第119〜120頁

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02120635U (ja) 1990-09-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6561014B1 (en) Altitude simulator for dynamometer testing
KR101574682B1 (ko) 실내 급배기 연계 실험실용 흄 후드 시스템
JPH04369471A (ja) 酸素濃度検出装置
KR20200012175A (ko) 음압형 특수시설의 공기조화시스템
JP2002206498A (ja) 排気ファン風量制御システム
EP0205979B1 (en) Tunnel ventilating system
EP0400627B1 (en) Nox concentration measuring apparatus
JPH083861Y2 (ja) 排気ダクトの外気量制御装置
JPS6285161A (ja) 機関の排気ガス再循環制御装置
US20090038941A1 (en) Device for Determining the Concentration of a Component in a Gas Mixture
DE50009458D1 (de) Funktionsüberwachung eines Luftmassenregelsystems
JPS62276328A (ja) 燃焼制御装置
KR0149551B1 (ko) 엔진 제어용 대기압 검출 시스템
JP2739491B2 (ja) 排気ガス測定装置
JP3480402B2 (ja) 換気装置
JPS58154638A (ja) 空気サンプリング装置
JPS61145236U (ja)
JP3628353B2 (ja) 火葬炉の排気装置
JP3081338B2 (ja) 酸素分析装置
JP3410083B2 (ja) 空調制御方法および空調制御システム
US4732127A (en) Air/fuel ratio control system for an internal combustion engine with a function for preventing the blackening phenomenon of oxygen concentration sensor
CN116428155B (zh) 泵体清扫系统及泵体清扫控制方法
JPS60243316A (ja) エンジンの2次空気制御装置
JPH0453564Y2 (ja)
JP2597033Y2 (ja) ミニダイリューショントンネルの希釈排気ガスサンプリング装置