JPH083848Y2 - ドロップインコンロ - Google Patents

ドロップインコンロ

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JPH083848Y2
JPH083848Y2 JP3363591U JP3363591U JPH083848Y2 JP H083848 Y2 JPH083848 Y2 JP H083848Y2 JP 3363591 U JP3363591 U JP 3363591U JP 3363591 U JP3363591 U JP 3363591U JP H083848 Y2 JPH083848 Y2 JP H083848Y2
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JP
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air
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valve
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JP3363591U
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茂 吉村
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Rinnai Corp
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Rinnai Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野及び考案の概要】本考案は、調理台
や流し台等のカウンターボードに形成した開口に、バー
ナやそれを制御する制御装置等を収容した本体ケースを
落し込むようにして設置するドロップインコンロに関す
るものであり、本体ケースの側壁から内部の空気が排出
される不都合を防止するとともに該本体ケースの下方に
ファンを設けることにより、本体ケース内を積極的に空
冷して、内部の制御装置が過熱されないようにするもの
である。
【0002】
【従来技術及びその問題点】従来のドロップインコンロ
は、調理台や流し台のワークトップ(W)に形成した開
口(40)に該コンロの本体ケース(2)を落し込んで
固定させているもので、該本体ケース(2)には、バー
ナの炎孔部より下方部や該バーナの上流側に接続されて
いるバルブ装置及びこれを制御する制御回路が組み込ま
れた制御基板等が収容されている。本体ケース(2)に
は通気孔が形成されているものの、本体ケース(2)内
の各種装置を運転状態にすると、該装置群からの輻射熱
により本体ケース(2)内の温度はかなり上昇せしめら
れる。この本体ケース(2)内の空気の過熱を防止する
ために、従来は、本体ケース(2)の下方が収納室
(S)となっている場合では、図3に示すように、本体
ケース(2)の下方の収納室(S)側から空気を取り入
れ、本体ケース(2)の前面壁(21)側に設けた通気
孔から逃散させていた。しかしながら、本体ケース
(2)内の空気は上記したようにかなり過熱されるもの
であるから、図4に示すように、本体ケース(2)を落
し込むキャビネットの前面パネルが木製の場合、本体ケ
ース(2)の前面壁(21)から排出される過熱された
空気によって木板が過熱されてしまい、好ましくないと
いう問題がある。そこで、本体ケース(2)の前面壁
(21)から内部の空気が排出しないように、該前面壁
(21)の通気孔を閉鎖させてしまうと、本体ケース
(2)内で空気が対流しなくなるので、本体ケース
(2)内部の空気が過熱され、それに伴って、バルブ装
置や制御基板等が異状過熱せしめられてしまう不都合が
ある。特に、制御基板には熱に弱い電子部品群が載置さ
れているので、該制御基板が過熱せしめられることは耐
久性の点で好ましくない上に、安全性の面でも問題であ
る。
【0003】
【技術的課題】本考案は、このような『調理台や流し台
等のワークトップ(W)に形成した開口(40)に本体
ケース(2)を落し込んで固定させる形式のドロップイ
ンコンロ』において、本体ケース(2)内で過熱された
空気が本体ケース(2)の前面壁側に悪影響を与えるこ
となく、本体ケース(2)内に収容されている熱に弱い
制御装置を空冷できるようにするために、本体ケース
(2)に積極的に空気を送り込めるようにするとともに
該空気を本体ケース(2)の前面壁(21)から逃散さ
せないようにすることをその技術的課題とする。
【0004】
【技術的手段】上記課題を解決するための本考案の技術
的手段は、『本体ケース(2)の一側壁近傍に、該本体
ケース(2)の高さよりもやや高い案内板(1)を設
け、該案内板(1)の内方側近傍を、バルブ装置(1
1)や制御基板(12)等の制御装置が収容されるバル
ブ収容部(33)とし、このバルブ収容部(33)を下
方に連通させるとともに、該バルブ収容部(33)内に
空気を送り込むファン(F)を設け、前記案内板(1)
の外方側における本体ケース(2)の底面部に排出孔
(20)を設けた』ことである。
【0005】
【作用】上記技術的手段は次のように作用する。本体ケ
ース(2)内のバルブ収容部(33)は下方に連通して
いるとともに該バルブ収容部(33)内に空気を送り込
むファン(F)が設けられているから、該ファン(F)
を作動させることにより、バルブ収容部(33)内には
空気が積極的に送り込まれる。このバルブ収容部(3
3)内に送り込まれた空気は、そのまま案内板(1)に
沿ってバルブ収容部(33)内を上昇するとともに該案
内板(1)の外方側を下降し、木体ケース(2)の下端
部に形成した排出孔(20)から本体ケース(2)の下
方へ排気されることとなる。このように、本体ケース
(2)の下方に設けたファン(F)によって、本体ケー
ス(2)内のバルブ収容部(33)に、空気の流れが積
極的に生じることとなるから、該バルブ収容部(33)
内に収容されているバルブ装置(11)や制御基板(1
2)は空冷されることとなる。
【0006】
【効果】ファン(F)によって、本体ケース(2)のバ
ルブ収容部(33)内に空気の流れが生じ、該バルブ収
容部(33)に収容されているバルブ装置(11)や制
御基板(12)は常時空冷されることとなるから、これ
ら制御装置が異常過熱せしめられる危険性がない。又、
本体ケース(2)内に送り込まれた空気は、案内板
(1)の外方側における本体ケース(2)の底面部から
排気させるようにして、本体ケース(2)の側壁からは
排気されないようにしたから、本体ケース(2)を落し
込むキャビネットの壁面部が木製の場合であっても、本
体ケース(2)内で過熱された空気がこの木板を過熱す
る不都合がない。
【0007】
【実施例】次に、上記した本考案の実施例を図面に従っ
て詳述する。本考案実施例のものは、図1に示すよう
に、後方域にバーナ(1O)の炎孔部より下方部を収容
し、前方域に該バーナ(10)の上流端側に接続筒を介
して接続せしめられているバルブ装置(11)を収容す
る上方開放の箱体である本体ケース(2)と、該本体ケ
ース(2)の上方を被覆し且中央に前記バーナ(10)
の炎孔部が突出する開口が形成されている上ケース(2
3)とからなり、該本体ケース(2)を調理台等のワー
クトップ(W)に形成した開口(40)に嵌め込んで固
定する所謂ドロップインコンロに実施したものであり、
該本体ケース(2)の下方には、図2に示すように、台
所用品等を収容するための収納室(S)が設けられてい
るものとする。
【0008】さらに、この実施例のものでは、本体ケー
ス(2)内において、前記バルブ装置(11)と、その
後方側に収容されているバーナ(10)との間に、仕切
板(5)を設けるとともに、該バルブ装置(11)のさ
らに前方側に案内板(1)を設けることにより、本体ケ
ース(2)内を前後に三分割する構成とした。該案内板
(1)及び前記仕切板(5)の幅は本体ケース(2)の
両側面間の寸法に略一致させており、該案内板(1)の
高さは本体ケース(2)のそれよりもやや高く設定する
とともに、該仕切板(5)の高さは本体ケース(2)の
それよりもやや低く設定し、その上端辺からは被覆片
(51)を前方に延長させ、該被覆片(51)の上面と
前記上ケース(21)の下面との間は間隙が生じないよ
うにシールしておく。又、前記仕切板(5)の所定位置
には、バーナ(10)とバルブ装置(11)とを繋ぐ接
続筒を密に貫通させている。
【0009】すなわち、この実施例のものでは、案内板
(1)及び仕切板(5)を本体ケース(2)内の所定位
置に挿入させることにより、本体ケース(2)内におい
て、該案内板(1)と仕切板(5)で囲まれる範囲がバ
ルブ収容部(33)となり、該仕切板(5)の後方側が
燃焼器部(30)となる。さらに、案内板(1)と本体
ケース(2)の前面壁(21)との間が、排気筒部(3
1)となる。そして、該バルブ収容部(33)の底面部
にのみ、通気孔(22)(22)を形成して、下方に連
通状態とし、燃焼器部(30)の底面部には通気孔を設
けない構成とし、前記排気筒部(31)の底面部には排
出孔(20)を開口させる構成とする。
【0010】又、この実施例のものでは、本体ケース
(2)の下方に上方開放の箱体である空冷室(3)を外
付けするようにしたもので、この空冷室(3)内の後方
域にはファン(F)を設置するとともにその前方側に電
子部品群を載置させた制御基板(12)を収容し、前記
ファン(F)が収容されている空冷室(3)の後方域の
底面部には通気孔(32)(32)を多数形成する構成
とした。尚、この空冷室(3)の上端開放部の対向する
所定位置には取付け片(35)(35)が具備されてお
り、この取付け片(35)(35)で本体ケース(2)
の底部下面の所定位置に添設固定させている。これによ
り、該空冷室(3)は本体ケース(2)の下方に独立分
離して連設するとともに本体ケース(2)の前方側のバ
ルブ収容部(33)と連通する構成となる。
【0011】又、空冷室(3)からは、先端に電源プラ
グを具備する電気コードが延長しており、該電気コード
は前記制御基板(12)の電子部品群と電気的に接続し
ている。又、前記上ケース(23)の外表面に突出する
操作部(4)は、前記制御基板(12)の制御回路と電
気的に又は機構的に接続しており、該操作部(4)を操
作することによって、該制御基板(12)の制御回路に
各種信号が入力され、それにより、本体ケース(2)内
のバルブ装置(11)に内蔵せしめられている電磁弁や
点火装置等の出力装置からの出力が制御されることとな
って、前記バーナ(10)の点火・消火及び火力調節等
の操作が行なえることとなる。
【0012】この実施例のものでは、本体ケース(2)
の下方の収納室(S)から、空冷室(3)の後方側底面
部に形成されている通気孔(32)(32)を通過し
て、該空冷室(3)内へ流入した空気は、ファン(F)
によって、その前方側へ送られ、通気孔(22)(2
2)から本体ケース(2)のバルブ収容部(33)内へ
送られる。そして、そのままバルブ収容部(33)内を
上昇するとともに上ケース(23)の下面に到達して、
案内板(1)と本体ケース(2)の前面壁(21)との
間の排気筒部(31)を降下し、その底面部に設けられ
ている排出孔(20)から、本体ケース(2)の下方へ
排気されることとなる。このように、空冷室(3),バ
ルブ収容部(33)及び排気筒部(31)内には、ファ
ン(F)によって積極的に空気の対流が生じることとな
るから、空冷室(3)内の制御基板(12)及びバルブ
収容部(33)内のバルブ装置(11)、さらには、排
気筒部(31)の上方に位置し、従来、空冷されにくか
った操作部(4)が積極的に空冷されることとなり、熱
に弱いこれら制御装置が異常過熱せしめられる危険性が
ないものとなる。
【0013】又、この実施例では、本体ケース(2)の
側壁を密閉させ、本体ケース(2)の下端から排気させ
る構成としたので、木体ケース(2)の前面壁(21)
側、すなわち、収納室(S)の扉(D)及びその上方域
が木製の場合であっても、木体ケース(2)内で過熱さ
れた空気によってその木板が過熱される不都合もなく、
さらに、バルブ収容部(33)と燃焼器部(30)との
間に仕切板(5)を設けて燃焼器部(30)を上方にの
み開放するようにしたから、ファン(F)によって送ら
れる空気や、収納室(S)の扉(D)を閉める際に生じ
る風圧が、燃焼器部(30)内のバーナ(10)の炎孔
部に悪影響を及ぼす恐れもない。
【0014】尚、この実施例では、空冷室(3)を本体
ケース(2)の底部より下方に連設したため、ワークト
ップ(W)の開口(40)内に本体ケース(2)を落し
込む際に、該空冷室(3)が邪魔になることはなく且電
気プラグも電源に接続し易いものとなっている。又、こ
の実施例のものでは、空冷室(3)内に制御基板(1
2)を収容したが、案内板(1)上に制御基板(12)
を設ける構成としても良い。さらに、この実施例では、
ドロップインコンロに実施したが、ドロップイン式の炊
飯器にも実施できることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例の説明図。
【図2】ドロップインコンロの使用状態の説明図。
【図3】従来例の説明図。
【図4】従来例の説明図。
【符合の説明】
(1)・・・案内板 (11)・・・バルブ装置 (12)・・・制御基板 (2)・・・本体ケース (20)・・・排出孔 (33)・・・バルブ収容部 (40)・・・開口 (F)・・・ファン (W)・・・ワークトップ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調理台や流し台等のワークトップ(W)
    に形成した開口(40)に本体ケース(2)を落し込ん
    で固定させる形式のドロップインコンロにおいて、本体
    ケース(2)の一側壁近傍に、該本体ケース(2)の高
    さよりもやや高い案内板(1)を設け、該案内板(1)
    の内方側近傍を、バルブ装置(11)や制御基板(1
    2)等の制御装置が収容されるバルブ収容部(33)と
    し、このバルブ収容部(33)を下方に連通させるとと
    もに、該バルブ収容部(33)内に空気を送り込むファ
    ン(F)を設け、前記案内板(1)の外方側における本
    体ケース(2)の底面部に排出孔(20)を設けたドロ
    ップインコンロ。
JP3363591U 1991-02-15 1991-02-15 ドロップインコンロ Expired - Lifetime JPH083848Y2 (ja)

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JP3363591U JPH083848Y2 (ja) 1991-02-15 1991-02-15 ドロップインコンロ

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Publication Number Publication Date
JPH04103507U JPH04103507U (ja) 1992-09-07
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