JPH0838285A - 木製引き出し用抜け止め装置 - Google Patents

木製引き出し用抜け止め装置

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Publication number
JPH0838285A
JPH0838285A JP6177231A JP17723194A JPH0838285A JP H0838285 A JPH0838285 A JP H0838285A JP 6177231 A JP6177231 A JP 6177231A JP 17723194 A JP17723194 A JP 17723194A JP H0838285 A JPH0838285 A JP H0838285A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stopper
drawer
main body
wooden
side plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP6177231A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaaki Toyonaga
豊永高明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoei Kogyo KK
Hoei Industries Co Ltd
Original Assignee
Hoei Kogyo KK
Hoei Industries Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hoei Kogyo KK, Hoei Industries Co Ltd filed Critical Hoei Kogyo KK
Priority to JP6177231A priority Critical patent/JPH0838285A/ja
Publication of JPH0838285A publication Critical patent/JPH0838285A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】木製引き出しの本体への挿脱を迅速かつ確実に
行うことができ、かつ収容効率を向上させる抜け止め装
置を提供する。 【構成】木製引き出し3に形成される止め具1と、引き
出し3が収納される本体1に形成されるストッパー2と
によって引き出し3と本体4とを係合する。止め具1
は、引き出し3の後部に形成される。ストッパー2は、
本体4の側板内面の前部411に形成され、止め具1の
進退軌跡11上に選択的に進入して止め具1と衝合する
可動部22を有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、実験室などにおいて利
用される木製デスク等の引き出し用抜け止め装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の木製引き出し用抜け止め装置は、
引出しの奥板の上部に突設した止め具と、引出しの前板
の上部に位置する本体の幅木によって構成される。この
幅木は「ヌメ」と俗称される。前記止め具の進退軌跡上
に前記幅木が位置することによって、引き出しが本体か
ら抜け出す前に前記止め具が前記幅木と衝合し、抜け止
めを行う構造が一般的である。
【0003】止め具は、上部を上下方向に可動とした構
造とするものが一般的である。前記上部を前記幅木の下
端よりも低く移行することで、前記止め具は引き出しの
挿脱の際前記幅木と衝合しなくなり、引き出しの挿脱が
可能となる。前記上部を前記幅木の下端よりも高く移行
することで、前記止め具の進退軌跡上に前記幅木が位置
し、引き出しを抜き出す際前記止め具と前記幅木が衝合
して抜け止めが行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の木製引き出し用
抜け止め装置は、引き出しを挿入する際止め具の上部を
幅木を通過した後に上方に移行させる作業が必要であ
り、また引き出しを抜出す際止め具の上部を幅木を通過
する前に下方に移行させる作業が必要である。しかし、
止め具は引き出しの最も奥に位置するため、引き出しが
本体に装着されている際の操作は引き出しと幅木の隙間
から引き出しの内空間に手を差し入れることによらざる
を得ず、極めて繁雑となる。また、引き出しに一定以上
の高さがないと引き出しの内空間に手を差し込むことが
出来ないため、低い引き出しには従来の抜け止め装置は
形成することが出来ない。
【0005】さらに、本体に幅木が必要であり部品点数
が増加するうえ、引き出しの上方に幅木に相応した高さ
の収容能力のない空間が生じてしまう。
【0006】本発明は、このような課題に着目してなさ
れたものであって、引き出しの挿脱を容易なものとし、
かつ幅木を不要にする構造とすることを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる目的を
達成するために、次のような構成を採用したものであ
る。
【0008】すなわち、本発明に係る木製引き出し用抜
け止め装置は、木製引き出しに形成される止め具と、前
記引き出しが収納される本体に形成されるストッパーと
によって前記引き出しと前記本体とを係合するものであ
って、前記止め具は引き出しの後部に形成され、前記ス
トッパーは本体の側板内面の前部に形成され前記止め具
の進退軌跡上に選択的に進入して止め具と衝合する可動
部を有することを特徴とする。
【0009】ストッパーの具体的な実施の一態様として
は、ストッパーの可動部がストッパー本体に回動可能に
枢着され、回動によって前記止め具の進退軌跡上に選択
的に進入するものが挙げられる。
【0010】止め具の具体的な実施の一態様としては、
引き出しの後部において、引き出しの側板の上端よりも
上方に突出した位置に形成されてなるものが挙げられ
る。
【0011】
【作用】このような構成のものであれば、木製引き出し
を本体に対して収納もしくは抜出す際には、ストッパー
の可動部を止め具の進退軌跡上に位置しないように移行
しておくことによって、引き出しの本体への収納もしく
は抜出しの際前記ストッパーと前記止め具は衝合せず、
抜け止めは行われずに引き出しの挿脱が可能になる。木
製引き出しを本体に収納中には、ストッパーの可動部が
止め具の進退軌跡上に位置するように移行しておくこと
によって止め具の前端がストッパーの可動部に衝合し
て、引き出しの抜け止めが行われる。ストッパーの可動
部を移行する操作は極めて迅速かつ確実に行うことがで
きる。
【0012】このように、本発明において、必要な操作
を行うのはストッパーに対してであり、そのストッパー
は側板内面の前部に形成されているため、ストッパーの
可動部を移行する作業は、手を奥まで差し入れることな
く、目視により迅速かつ確実に行うことができる。ま
た、高さの低い引き出しにおいてもこのストッパー可動
部の移行作業は可能であり、従来の方法では形成できな
かったより低い引き出しに対してもこの抜け止め装置を
形成することが可能となる。
【0013】さらに、従来の木製引き出し用抜け止め装
置に必要であった幅木は不要となり部品点数の削減に寄
与するばかりでなく、幅木によって生じていた収納能力
のない空間を無くすことができ本体の収納効率が向上す
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図1〜図5を参
照して説明する。
【0015】この木製引出し用抜け止め装置は、実験室
などで用いる木製デスクなどの引き出しに適用されるも
ので、図1に示すように、止め具1と、ストッパー2と
から構成され、これらにより木製引き出し3と本体4と
を係合する。
【0016】木製引き出し3は、その側板31の外面3
11に長手方向に伸びる溝を有したレ−ル32を添設し
ている。本体4の側板内面41には、レ−ル32と高さ
を一にして長手方向に伸び前記レ−ル32の溝と係合す
る突条を有したガイド42が添設される。木製引き出し
3は、レ−ル32とガイド42との間の摺動によって、
本体4にスライド可能に支持される。
【0017】止め具1は、図3に示すように、樹脂素材
からなる平板状のもので、下面に突設したダボ状の突部
を介して引き出し3の側板31の後部上端312に装着
される。
【0018】ストッパー2は、樹脂製のもので、図2お
よび図3に示すように、側面に突設したダボ状の突部を
介して本体4の側板内面41の前部411に装着され
る。図2に示すように、ストッパー2は、ストッパー本
体21と、ストッパー可動部22とからなる。ストッパ
ー本体21は一端に水平方向の軸孔211を有し、スト
ッパー可動部22は軸孔211に嵌装される軸部221
を有する。ストッパー本体21の軸孔211にストッパ
ー可動部22の軸部221を嵌装し先端をかしめること
で、ストッパー可動部22はストッパー本体21に回動
可能に枢着される。ストッパー可動部22には、止め具
1と衝合する為のストッパー突出部222が設けてあ
る。ストッパ−可動部22の回動可能な範囲は、図2に
示すように、ストッパー可動部22の一部223がスト
ッパー本体21の一部212に当接してそれ以上の回動
動作が禁止されることにより制限される。図3に示すよ
うに、ストッパー可動部22の回動によって、ストッパ
ー突出部222が止め具1の進退軌跡11上に位置しな
いモードと位置するモードとを切り替えることが可能に
なるようにストッパー本体21の位置が設定される。
【0019】このような構成のものであれば、図4に示
すように、引き出し3を本体4に対して収納もしくは抜
出す際には、ストッパー可動部22をストッパー突出部
222が止め具1の進退軌跡11上に位置しないように
回動しておくことによってストッパー2と止め具1は衝
合せず、抜け止めは行われずに引き出し3の収納もしく
は抜出しが可能になる。図5に示すように、引き出し3
を本体4に収納中には、ストッパー可動部22をストッ
パー突出部222が止め具1の進退軌跡11上に位置す
るように回動しておくことによって、止め具1の前端が
ストッパー突出部222に衝合して抜け止めが行われ
る。ストッパーの可動部を移行する操作は極めて迅速か
つ確実に行うことができる。
【0020】このように、本実施例において、必要な操
作を行うのはストッパー2に対してであり、そのストッ
パー2は本体4の側板内面41の前部411に形成され
ているため、ストッパーの可動部22を移行する作業
は、手を奥まで差し入れる必要がなく、目視により迅速
かつ確実に行うことができる。また、高さの低い引き出
しにおいてもこのストッパー可動部22の移行作業は可
能であり、従来の構造では実現できなかったより低い引
き出しに対しての適用も可能となる。
【0021】さらに、従来の木製引き出し用抜け止め装
置に必要であった幅木は不要となり、部品点数の削減に
寄与するばかりでなく、幅木によって生じていた収納能
力のない空間を無くすことができ、収納効率を確実に向
上させることができる。
【0022】なお、止め具1とストッパー2の形状は、
以上説明したものに限定されないのは勿論である。ま
た、ストッパー可動部22の移行の方法は鉛直軸回りの
回動であってもよく、さらには回動に限定されるもので
はなく、例えば上下動に変更することも可能である。さ
らに、止め具の位置は、側板上端に限定されるものでは
なく、引き出し及び抜け止め装置の機能を損なわないか
ぎりにおいて、例えば引き出しの側板外面に変更するこ
とも可能である。
【0023】その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で
種々変形が可能である。
【0024】
【発明の効果】本発明の木製引き出し用抜け止め装置
は、以上詳述したように、本体の側板内面の前部に形成
されるストッパーと引き出しの後部に形成される止め具
とから成るものであって、ストッパーに止め具の進退軌
跡上に選択的に進入して止め具と衝合する可動部を形成
したものである。ストッパーの可動部が本体の内面前部
に位置することによって、ストッパー可動部を移行する
作業は迅速かつ確実なものになり、引き出しの本体への
挿脱を容易に行うことが可能となる。また、従来抜け止
め装置を形成できなかった高さのより低い引き出しにも
本発明を適用することが可能である。さらに、従来必要
だった幅木が不要になり、部品点数が削減されかつ本体
の収納効率が向上する効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を一部省略して示す斜視図。
【図2】同実施例の止め具とストッパーを示す分解斜視
図。
【図3】同実施例の使用状態を示す拡大斜視図。
【図4】同実施例の止め具とストッパーが衝合しない使
用状態を示す側面図。
【図5】同実施例の止め具とストッパーが衝合する使用
状態を示す側面図。
【符号の説明】
1…止め具 2…ストッパー 3…木製引き出し 4…本体 11…止め具の進退軌跡 21…ストッパー本体 22…ストッパー可動部 31…引き出しの側板 41…本体の側板内面 411…本体の側板内面の前部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】木製引き出しに形成される止め具と、前記
    引き出しが収納される本体に形成されるストッパーとに
    よって前記引き出しと前記本体とを係合する木製引き出
    し用抜け止め装置であって、 前記止め具は、引き出しの後部に形成されており、 前記ストッパーは、本体の側板内面の前部に形成され、
    前記止め具の進退軌跡上に選択的に進入して止め具と衝
    合する可動部を有することを特徴とする木製引き出し用
    抜け止め装置。
  2. 【請求項2】前記ストッパーの可動部が、ストッパー本
    体に回動可能に枢着され、回動によって前記止め具の進
    退軌跡上に選択的に進入することを特徴とする請求項1
    記載の木製引き出し用抜け止め装置。
  3. 【請求項3】前記止め具が、引き出しの後部において、
    該引き出しの側板上端よりも上方に突出した位置に形成
    されていることを特徴とする請求項1記載の木製引き出
    し用抜け止め装置。
JP6177231A 1994-07-28 1994-07-28 木製引き出し用抜け止め装置 Pending JPH0838285A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6177231A JPH0838285A (ja) 1994-07-28 1994-07-28 木製引き出し用抜け止め装置

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JP6177231A JPH0838285A (ja) 1994-07-28 1994-07-28 木製引き出し用抜け止め装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0838285A true JPH0838285A (ja) 1996-02-13

Family

ID=16027450

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6177231A Pending JPH0838285A (ja) 1994-07-28 1994-07-28 木製引き出し用抜け止め装置

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JP (1) JPH0838285A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007136032A (ja) * 2005-11-22 2007-06-07 Kokuyo Co Ltd 収納ケース
JP2010277073A (ja) * 2009-04-28 2010-12-09 Brother Ind Ltd 画像形成装置
JP2016062049A (ja) * 2014-09-22 2016-04-25 キヤノン株式会社 画像形成装置

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