JPH0838063A - オメガ−6及びオメガ−3脂肪酸含有ペットフード製品及び炎症皮ふ反応を低減する方法 - Google Patents
オメガ−6及びオメガ−3脂肪酸含有ペットフード製品及び炎症皮ふ反応を低減する方法Info
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- JPH0838063A JPH0838063A JP7092576A JP9257695A JPH0838063A JP H0838063 A JPH0838063 A JP H0838063A JP 7092576 A JP7092576 A JP 7092576A JP 9257695 A JP9257695 A JP 9257695A JP H0838063 A JPH0838063 A JP H0838063A
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- acid
- fatty acid
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- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23K—FODDER
- A23K50/00—Feeding-stuffs specially adapted for particular animals
- A23K50/40—Feeding-stuffs specially adapted for particular animals for carnivorous animals, e.g. cats or dogs
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23K—FODDER
- A23K20/00—Accessory food factors for animal feeding-stuffs
- A23K20/10—Organic substances
- A23K20/158—Fatty acids; Fats; Products containing oils or fats
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- Zoology (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ペット動物の炎症及びアレルギー反応を低減
させるペットフード製品を提供すること。 【構成】 オメガ−6及びオメガ−3脂肪酸を含有し、
そのオメガ−6脂肪酸:オメガ−3脂肪酸の比が3:1
ないし10:1でありかつ、全脂肪酸に占めるオメガ−
3脂肪酸の割合が少なくとも3%であるペットフード組
成物。
させるペットフード製品を提供すること。 【構成】 オメガ−6及びオメガ−3脂肪酸を含有し、
そのオメガ−6脂肪酸:オメガ−3脂肪酸の比が3:1
ないし10:1でありかつ、全脂肪酸に占めるオメガ−
3脂肪酸の割合が少なくとも3%であるペットフード組
成物。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は炎症及びアレルギー性皮
ふ反応を低減するのに使用するためのペットフード製品
に関し、さらに詳しくはオメガ−6(n−6)及びオメ
ガ−3(n−3)脂肪酸を含むペットフード組成物に関
する。
ふ反応を低減するのに使用するためのペットフード製品
に関し、さらに詳しくはオメガ−6(n−6)及びオメ
ガ−3(n−3)脂肪酸を含むペットフード組成物に関
する。
【0002】
【従来の技術】脂肪酸は動物の通常の成長及び機能のた
めに必要とされる。オメガ−6脂肪酸は必須脂肪酸であ
り、典型的な餌における最も一般的な脂肪酸類の一種で
ある。オメガ−6すなわちn−6脂肪酸の欠乏は、乾燥
したカサカサ肌、皮ふ病変、成育阻害、そして終局的に
は死をもたらしうる。しかし、n−6脂肪酸は皮ふのア
レルギー性及び炎症状態を促進する作用もなす。
めに必要とされる。オメガ−6脂肪酸は必須脂肪酸であ
り、典型的な餌における最も一般的な脂肪酸類の一種で
ある。オメガ−6すなわちn−6脂肪酸の欠乏は、乾燥
したカサカサ肌、皮ふ病変、成育阻害、そして終局的に
は死をもたらしうる。しかし、n−6脂肪酸は皮ふのア
レルギー性及び炎症状態を促進する作用もなす。
【0003】n−6脂肪酸の炎症効果を克服するための
いくつかの試みがなされてきている。少数の最近のペッ
トフードでは、n−6問題を軽減しようと試みるn−6
及びn−3脂肪酸の組合せが採用されている。しかしな
がら、これらの製品は、積極的効果が極めて小さいよう
な少量のn−3脂肪酸を用いているので、満足すべきも
のではない。
いくつかの試みがなされてきている。少数の最近のペッ
トフードでは、n−6問題を軽減しようと試みるn−6
及びn−3脂肪酸の組合せが採用されている。しかしな
がら、これらの製品は、積極的効果が極めて小さいよう
な少量のn−3脂肪酸を用いているので、満足すべきも
のではない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、n−6脂肪酸
の積極的効果を包含するもののその有害な炎症効果をn
−3脂肪酸を添加することにより充分に相殺するような
健康的な餌となるペットフード製品に対する要求が存在
する。
の積極的効果を包含するもののその有害な炎症効果をn
−3脂肪酸を添加することにより充分に相殺するような
健康的な餌となるペットフード製品に対する要求が存在
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ペットフード
製品ならびに特定の比率でオメガ−6及びオメガ−3脂
肪酸を含むフード組成物をペット動物に与えることから
なる炎症アレルギー反応を低減する方法によって前記の
要求に応えるものである。この餌は、健康的な動物を飼
育するのに、そして皮ふ炎及び掻痒のような皮ふ病の炎
症を予防及び/または軽減するのに有用である。
製品ならびに特定の比率でオメガ−6及びオメガ−3脂
肪酸を含むフード組成物をペット動物に与えることから
なる炎症アレルギー反応を低減する方法によって前記の
要求に応えるものである。この餌は、健康的な動物を飼
育するのに、そして皮ふ炎及び掻痒のような皮ふ病の炎
症を予防及び/または軽減するのに有用である。
【0006】本発明のペットフード製品は、多様なタン
パク源及び添加剤を含むことができ、イヌ、ネコ、ウマ
及びさらにテンジクネズミのような珍しい動物の如きペ
ット動物を処置し飼育するのに適している。本発明の重
要な特徴は、オメガ−6及びオメガ−3の両方の脂肪酸
が製品中に存在することである。これらの脂肪酸は、
3:1ないし10:1のオメガ−6脂肪酸:オメガ−3
脂肪酸の比で存在する。好ましい具体例においては、ペ
ットフード製品は5:1ないし10:1、そして最も好
ましくは5:1ないし7.5:1のオメガ−6脂肪酸:
オメガ−3脂肪酸の比を有する。
パク源及び添加剤を含むことができ、イヌ、ネコ、ウマ
及びさらにテンジクネズミのような珍しい動物の如きペ
ット動物を処置し飼育するのに適している。本発明の重
要な特徴は、オメガ−6及びオメガ−3の両方の脂肪酸
が製品中に存在することである。これらの脂肪酸は、
3:1ないし10:1のオメガ−6脂肪酸:オメガ−3
脂肪酸の比で存在する。好ましい具体例においては、ペ
ットフード製品は5:1ないし10:1、そして最も好
ましくは5:1ないし7.5:1のオメガ−6脂肪酸:
オメガ−3脂肪酸の比を有する。
【0007】好ましくは、本発明のペットフード組成物
中の全脂肪酸のうちの少なくとも3%がオメガ−3脂肪
酸である。このようにすることにより、n−3脂肪酸が
動物中に、有意な積極的効果を有するのに充分な量で存
在しうることが確保される。また、ペットフード組成物
中の全脂肪酸のうちの少なくとも15%がn−6(オメ
ガ−6)脂肪酸であることも好ましい。
中の全脂肪酸のうちの少なくとも3%がオメガ−3脂肪
酸である。このようにすることにより、n−3脂肪酸が
動物中に、有意な積極的効果を有するのに充分な量で存
在しうることが確保される。また、ペットフード組成物
中の全脂肪酸のうちの少なくとも15%がn−6(オメ
ガ−6)脂肪酸であることも好ましい。
【0008】本発明ではいずれのオメガ−3脂肪源も使
用できる。しかし、魚油及び亜麻が好ましいオメガ−3
脂肪源であり、魚油が最も好ましい。またいずれのn−
3脂肪酸も使用しうるが、エイコサペンタエン酸、ドコ
サヘキサエン酸及びアルファ・リノレン酸が好ましい。
最も好ましくは、3種の脂肪酸のすべてからなる組合せ
が用いられる。
用できる。しかし、魚油及び亜麻が好ましいオメガ−3
脂肪源であり、魚油が最も好ましい。またいずれのn−
3脂肪酸も使用しうるが、エイコサペンタエン酸、ドコ
サヘキサエン酸及びアルファ・リノレン酸が好ましい。
最も好ましくは、3種の脂肪酸のすべてからなる組合せ
が用いられる。
【0009】従って、本発明の一目的は、ペット動物に
オメガ−6及びオメガ−3脂肪酸のバランスされた餌を
与えることによりペット動物の炎症及びアレルギー性皮
ふ反応を低減させるペットフード組成物を提供すること
である。
オメガ−6及びオメガ−3脂肪酸のバランスされた餌を
与えることによりペット動物の炎症及びアレルギー性皮
ふ反応を低減させるペットフード組成物を提供すること
である。
【0010】本発明は、オメガ−6脂肪酸の炎症効果を
低減するためにオメガ−3脂肪酸を使用することにより
ペット動物の皮ふ炎症及びアレルギー性皮ふ反応を有効
に低減させる。n−6(オメガ−6)脂肪酸による炎症
反応は、脂肪酸が体中でロイコトリエン(leukotrien
e)Bの異性体に転化するということから生じる。n−
6脂肪酸から誘導されるロイコトリエンBの異性体はロ
イコトリエンB4(LTB4と略記)である。LTB4 受
容体の刺激は、皮ふにおける炎症反応を永続させるカス
ケード反応を開始させる主要過程の一つである。
低減するためにオメガ−3脂肪酸を使用することにより
ペット動物の皮ふ炎症及びアレルギー性皮ふ反応を有効
に低減させる。n−6(オメガ−6)脂肪酸による炎症
反応は、脂肪酸が体中でロイコトリエン(leukotrien
e)Bの異性体に転化するということから生じる。n−
6脂肪酸から誘導されるロイコトリエンBの異性体はロ
イコトリエンB4(LTB4と略記)である。LTB4 受
容体の刺激は、皮ふにおける炎症反応を永続させるカス
ケード反応を開始させる主要過程の一つである。
【0011】他方、オメガ−3(n−3)脂肪酸は炎症
誘発性がはるかに低い。n−3脂肪酸から誘導されるロ
イコトリエンBの異性体、すなわちロイコトリエンB5
(LTB5 と略記)はロイコトリエンB受容体の刺激に
おいて、対応するn−6脂肪酸から誘導されたLTB4
よりも、30分の1ないし100分の1の活性である。
誘発性がはるかに低い。n−3脂肪酸から誘導されるロ
イコトリエンBの異性体、すなわちロイコトリエンB5
(LTB5 と略記)はロイコトリエンB受容体の刺激に
おいて、対応するn−6脂肪酸から誘導されたLTB4
よりも、30分の1ないし100分の1の活性である。
【0012】またオメガ−3脂肪酸は、体組織中への導
入についての競合によって皮ふ中に存在するオメガ−6
脂肪酸の量を削除させる。n−3脂肪酸に富む餌は、イ
ヌ、ブタ、ウサギ、ラット及びヒトの皮ふ、心臓、大動
脈、血小板、赤血球、精巣及び脂肪組織等を包含するい
くつかの組織におけるアラキドン酸のようなn−6脂肪
酸の濃度の減少をもたらしうる。またn−6及びn−3
脂肪酸は、ロイコトリエンへの酵素による転化において
相互に競合する。
入についての競合によって皮ふ中に存在するオメガ−6
脂肪酸の量を削除させる。n−3脂肪酸に富む餌は、イ
ヌ、ブタ、ウサギ、ラット及びヒトの皮ふ、心臓、大動
脈、血小板、赤血球、精巣及び脂肪組織等を包含するい
くつかの組織におけるアラキドン酸のようなn−6脂肪
酸の濃度の減少をもたらしうる。またn−6及びn−3
脂肪酸は、ロイコトリエンへの酵素による転化において
相互に競合する。
【0013】n−6脂肪酸の吸収の低減とn−3脂肪酸
の吸収の増加との正味(総合)効果は、炎症誘発性LT
B4の量の大幅な減少及び炎症誘発性がはるかに低いL
TB5の量の増加となって現れる。これは、皮ふ炎症や
掻痒のような一般的な皮ふの病気の炎症及びアレルギー
反応を低減させる助けとなる。
の吸収の増加との正味(総合)効果は、炎症誘発性LT
B4の量の大幅な減少及び炎症誘発性がはるかに低いL
TB5の量の増加となって現れる。これは、皮ふ炎症や
掻痒のような一般的な皮ふの病気の炎症及びアレルギー
反応を低減させる助けとなる。
【0014】本発明のペットフード組成物は、その好ま
しい態様において、3:1ないし10:1、好ましくは
5:1ないし10:1、そして最も好ましくは5:1な
いし7.5:1のオメガ−6脂肪酸:オメガ−3脂肪酸
の比である。このような比は、一つの便利な飼料源にお
いてn−6及びn−3両脂肪酸の最高の利益を与える。
完全にバランスされたペットフードにおいて両脂肪酸を
併用する利点は、その他の方法では脂肪酸の適正比を達
成するのが困難であることである。補充は正確でなく、
その理由は正確な補充を行なうには飼育者(飼主)が脂
肪酸を効果的にバランスさせるためにペットによって摂
取されるすべてのフード及び趣好物の脂肪酸分布(含
量)、脂肪含量及び量を知る必要があるからである。こ
れは実行するには適さない。さらには、本発明の製品を
使用することの簡易さはペットが適切な脂肪酸バランス
を定常的に受け入れることを確保する。
しい態様において、3:1ないし10:1、好ましくは
5:1ないし10:1、そして最も好ましくは5:1な
いし7.5:1のオメガ−6脂肪酸:オメガ−3脂肪酸
の比である。このような比は、一つの便利な飼料源にお
いてn−6及びn−3両脂肪酸の最高の利益を与える。
完全にバランスされたペットフードにおいて両脂肪酸を
併用する利点は、その他の方法では脂肪酸の適正比を達
成するのが困難であることである。補充は正確でなく、
その理由は正確な補充を行なうには飼育者(飼主)が脂
肪酸を効果的にバランスさせるためにペットによって摂
取されるすべてのフード及び趣好物の脂肪酸分布(含
量)、脂肪含量及び量を知る必要があるからである。こ
れは実行するには適さない。さらには、本発明の製品を
使用することの簡易さはペットが適切な脂肪酸バランス
を定常的に受け入れることを確保する。
【0015】ペットフード組成物中の全脂肪酸の少なく
とも15%がn−6脂肪酸であるのが好ましい。また、
本発明のペットフード組成物中の全脂肪酸の少なくとも
3%はオメガ−3(n−3)脂肪酸であるのが好まし
い。このようにすると、n−3脂肪酸は有意な積極的効
果を発揮するのに充分な量で動物中に存在しうるように
なる。
とも15%がn−6脂肪酸であるのが好ましい。また、
本発明のペットフード組成物中の全脂肪酸の少なくとも
3%はオメガ−3(n−3)脂肪酸であるのが好まし
い。このようにすると、n−3脂肪酸は有意な積極的効
果を発揮するのに充分な量で動物中に存在しうるように
なる。
【0016】もう一つの好ましい具体例において、本発
明製品中のオメガ−3脂肪酸の脂肪源は、魚油及び亜麻
からなる群より選択される1種またはそれ以上の混合物
である。さらには、オメガ−3脂肪酸は、好ましくは、
エイコサペンタエン酸、ドコサヘキサエン酸及びアルフ
ァ・リノレン酸からなる群より選択される1種またはそ
れ以上の化合物である。最も好ましくは、すべての3種
の脂肪酸の組合せが用いられる。最後に、本発明のペッ
トフード製品はいずれのペット動物を処置し、飼育する
のに使用されうるが、それはイヌ、ネコまたはウマを処
置するのに好ましく用いられ、最も好ましくはイヌに用
いられる。
明製品中のオメガ−3脂肪酸の脂肪源は、魚油及び亜麻
からなる群より選択される1種またはそれ以上の混合物
である。さらには、オメガ−3脂肪酸は、好ましくは、
エイコサペンタエン酸、ドコサヘキサエン酸及びアルフ
ァ・リノレン酸からなる群より選択される1種またはそ
れ以上の化合物である。最も好ましくは、すべての3種
の脂肪酸の組合せが用いられる。最後に、本発明のペッ
トフード製品はいずれのペット動物を処置し、飼育する
のに使用されうるが、それはイヌ、ネコまたはウマを処
置するのに好ましく用いられ、最も好ましくはイヌに用
いられる。
【0017】本発明をさらに容易に理解するために以下
の実施例を挙げるが、本発明はこれに限定されるもので
はない。
の実施例を挙げるが、本発明はこれに限定されるもので
はない。
【0018】<実施例>1才の研究室用に増殖されたビ
ーグル犬30匹を1群6匹の5群に性により均等に配分
した。すべてのイヌは寄生虫を保持せず、ワクチン接種
を受けていた。イヌは水飲み自由の状態で温度制御され
た室内犬小屋に収容された。イヌは1日1回給餌され
た。
ーグル犬30匹を1群6匹の5群に性により均等に配分
した。すべてのイヌは寄生虫を保持せず、ワクチン接種
を受けていた。イヌは水飲み自由の状態で温度制御され
た室内犬小屋に収容された。イヌは1日1回給餌され
た。
【0019】食餌処置に先立って、すべてのイヌを基礎
餌で8週間平準化させた。基礎餌は30〜34%の粗タ
ンパク、20〜23%の粗脂肪、1.5〜4.0%の粗繊
維、5〜8%の無機物/灰分及び5〜10%の水分を、
残物をなす炭水化物(窒素不含有抽出物)と共に含んで
いた。この基礎餌は、タンパク源としての新鮮チキン及
びチキン副生肉;炭水化物源としてのコーン及び米;そ
して脂質源としてのチキン脂肪;を用いて、全体のn−
6:n−3脂肪酸比が28:1となるように、配合し
た。5つの実験用餌を、上記基礎餌と同じ粗タンパク、
粗脂肪及び粗繊維濃度とし、オメガ−6:オメガ−3の
比を各処置餌の間で変えて、配合した。これらの実験用
餌で用いた成分は基礎餌に用いたものと同様であった
が、特定のオメガ−3またはオメガ−6脂肪酸に富む追
加の脂肪源を用いた。メンヘーデン油(エイコサペンタ
エン酸20:5n−3、及びドコサヘキサエン酸22:
6n−6の濃度源)。亜麻油(アルファ・リノレン酸2
2:6n−3の濃厚源)及びヒマワリ油(リノレン酸1
8:2n−6の濃厚源)を用いて5:1,10:1,2
5:1,50:1及び100:1の餌中オメガ−6:オ
メガ−3脂肪酸比となるようにしたが、実際に得られた
ものの分析値はそれぞれ5.3:1,10.4:1,2
4.1:1,51.6:1及び95.8:1であった。そ
れらの名目比5:1,10:1,25:1,50:1及
び100:1のそれぞれの餌について、オメガ−3脂肪
酸は全脂肪酸の3.4,1.8,0.8,0.5及び0.4
%であつた。またそれらの名目比5:1,10:1,2
5:1,50:1及び100:1の餌についてのオメガ
−6脂肪酸は、それぞれ全脂肪酸の18.1,18.7,
19.3,25.8及び28.3%であった。
餌で8週間平準化させた。基礎餌は30〜34%の粗タ
ンパク、20〜23%の粗脂肪、1.5〜4.0%の粗繊
維、5〜8%の無機物/灰分及び5〜10%の水分を、
残物をなす炭水化物(窒素不含有抽出物)と共に含んで
いた。この基礎餌は、タンパク源としての新鮮チキン及
びチキン副生肉;炭水化物源としてのコーン及び米;そ
して脂質源としてのチキン脂肪;を用いて、全体のn−
6:n−3脂肪酸比が28:1となるように、配合し
た。5つの実験用餌を、上記基礎餌と同じ粗タンパク、
粗脂肪及び粗繊維濃度とし、オメガ−6:オメガ−3の
比を各処置餌の間で変えて、配合した。これらの実験用
餌で用いた成分は基礎餌に用いたものと同様であった
が、特定のオメガ−3またはオメガ−6脂肪酸に富む追
加の脂肪源を用いた。メンヘーデン油(エイコサペンタ
エン酸20:5n−3、及びドコサヘキサエン酸22:
6n−6の濃度源)。亜麻油(アルファ・リノレン酸2
2:6n−3の濃厚源)及びヒマワリ油(リノレン酸1
8:2n−6の濃厚源)を用いて5:1,10:1,2
5:1,50:1及び100:1の餌中オメガ−6:オ
メガ−3脂肪酸比となるようにしたが、実際に得られた
ものの分析値はそれぞれ5.3:1,10.4:1,2
4.1:1,51.6:1及び95.8:1であった。そ
れらの名目比5:1,10:1,25:1,50:1及
び100:1のそれぞれの餌について、オメガ−3脂肪
酸は全脂肪酸の3.4,1.8,0.8,0.5及び0.4
%であつた。またそれらの名目比5:1,10:1,2
5:1,50:1及び100:1の餌についてのオメガ
−6脂肪酸は、それぞれ全脂肪酸の18.1,18.7,
19.3,25.8及び28.3%であった。
【0020】すべてのイヌに基礎餌を8週間次いで実験
用餌を12週間与えた。8週の予備期間後、及び実験用
給餌開始後6週及び12週のときにロイコトリエン合成
のため皮ふバイオプシー、血漿及び単離好中球を得た。
用餌を12週間与えた。8週の予備期間後、及び実験用
給餌開始後6週及び12週のときにロイコトリエン合成
のため皮ふバイオプシー、血漿及び単離好中球を得た。
【0021】<実施例1>微生物リポポリサッカライド
(LPS)の皮内注射によってイヌの皮ふ内にロイコト
リエンB合成を誘起した。予備実験は、無刺激のイヌ皮
ふにおけるLTB4の基礎濃度が低度から検知不能水準
へ変化したことを示した。すべてのイヌにおいて皮内L
PS注射が皮ふLTB4 濃度をタンパク1mg当り約2
0〜45pgLTB4 の容易に測定しうる濃度にまで増
加させた。
(LPS)の皮内注射によってイヌの皮ふ内にロイコト
リエンB合成を誘起した。予備実験は、無刺激のイヌ皮
ふにおけるLTB4の基礎濃度が低度から検知不能水準
へ変化したことを示した。すべてのイヌにおいて皮内L
PS注射が皮ふLTB4 濃度をタンパク1mg当り約2
0〜45pgLTB4 の容易に測定しうる濃度にまで増
加させた。
【0022】5:1及び10:1強化n−3脂肪餌はイ
ヌの皮ふにおけるLTB合成に二重の影響を与えた。n
−3強化餌の消費後にn−6LTB4 の表ふ濃度は減少
し(図1参照)、そしてLTB4 の対応するn−3異性
体LTB5 の濃度は増加した(図2参照)。給餌12週
間後、5:1餌は、LPS誘起皮ふLTB4 濃度を34
+/−9ピコグラム(pg)/ミリグラム(mg)タン
パクの基礎濃度から13+/−3pg/mgタンパクに
まで62%低減させた(図1参照)。10:1餌は、1
2週間のところで、皮ふLTB4 濃度を31+/−5p
g/mgタンパクの基礎濃度から16+/−4pg/m
gタンパクまで48%低減させた。25:1,50:1
及び100:1の餌は、各グループについての予備処置
での濃度と比較したときに、イヌの皮ふ中のLTB4 合
成を顕著には変化させなかった。
ヌの皮ふにおけるLTB合成に二重の影響を与えた。n
−3強化餌の消費後にn−6LTB4 の表ふ濃度は減少
し(図1参照)、そしてLTB4 の対応するn−3異性
体LTB5 の濃度は増加した(図2参照)。給餌12週
間後、5:1餌は、LPS誘起皮ふLTB4 濃度を34
+/−9ピコグラム(pg)/ミリグラム(mg)タン
パクの基礎濃度から13+/−3pg/mgタンパクに
まで62%低減させた(図1参照)。10:1餌は、1
2週間のところで、皮ふLTB4 濃度を31+/−5p
g/mgタンパクの基礎濃度から16+/−4pg/m
gタンパクまで48%低減させた。25:1,50:1
及び100:1の餌は、各グループについての予備処置
での濃度と比較したときに、イヌの皮ふ中のLTB4 合
成を顕著には変化させなかった。
【0023】5:1及び10:1餌をイヌに12週間与
えた後に皮ふ中で高いLPS誘起LTB5 免疫反応性が
検出された。基礎ラインでのすべての群の皮ふ組織にお
いては、少量のLPS誘起LTB5 免疫反応性が検出さ
れた。5:1及び10:1のn−3強化餌は、それぞ
れ、皮ふLPS誘起LTB5 免疫反応性を79%及び4
8%増加させた(図2参照)。5:1餌は、12週間の
ところで皮ふLTB5免疫反応性を29+/−4pg/
mgタンパクの基礎ラインから52+/−6pg/mg
タンパクまで増加させた。10:1餌は皮ふLTB5 免
疫反応性を21+/−3pg/mgタンパクの基礎ライ
ン濃度から35+/−4pg/mgタンパクにまで増加
させた。その他の餌による処置は、イヌの皮ふでのLP
S誘起LTB5 免疫反応性を顕著には変えなかった。
えた後に皮ふ中で高いLPS誘起LTB5 免疫反応性が
検出された。基礎ラインでのすべての群の皮ふ組織にお
いては、少量のLPS誘起LTB5 免疫反応性が検出さ
れた。5:1及び10:1のn−3強化餌は、それぞ
れ、皮ふLPS誘起LTB5 免疫反応性を79%及び4
8%増加させた(図2参照)。5:1餌は、12週間の
ところで皮ふLTB5免疫反応性を29+/−4pg/
mgタンパクの基礎ラインから52+/−6pg/mg
タンパクまで増加させた。10:1餌は皮ふLTB5 免
疫反応性を21+/−3pg/mgタンパクの基礎ライ
ン濃度から35+/−4pg/mgタンパクにまで増加
させた。その他の餌による処置は、イヌの皮ふでのLP
S誘起LTB5 免疫反応性を顕著には変えなかった。
【0024】<実施例2>イヌの単離好中球を10μM
のカルシウムイオノフォA23187(Sigma ケミカル
社製)で刺激したところ、5−リポキシナーゼの活性化
及びLTB合成が生じた。10分のインキュベーション
時間での対応する基礎、無刺激LTB4 及びLTB5 合
成を越えるカルシウムイオノフォ誘起LTB4 及びLT
B5 合成の量を図3及び4に示す。多量のLTB4 が、
基礎給餌調整後の5グルプすべてのイヌから得られた好
中球から容易に合成された(図3参照)。対照的に基礎
給餌調整後のイヌからは少量のLTB5 が合成され、放
出された(図4参照)。
のカルシウムイオノフォA23187(Sigma ケミカル
社製)で刺激したところ、5−リポキシナーゼの活性化
及びLTB合成が生じた。10分のインキュベーション
時間での対応する基礎、無刺激LTB4 及びLTB5 合
成を越えるカルシウムイオノフォ誘起LTB4 及びLT
B5 合成の量を図3及び4に示す。多量のLTB4 が、
基礎給餌調整後の5グルプすべてのイヌから得られた好
中球から容易に合成された(図3参照)。対照的に基礎
給餌調整後のイヌからは少量のLTB5 が合成され、放
出された(図4参照)。
【0025】イヌの好中球から合成され放出されたLT
B4 の平均濃度は5:1及び10:1餌をイヌに6週間
及び12週間与えた後に減少した(図3参照)。5:1
餌は基礎ラインA23187誘起LTB濃度を77+/
−8pg/1.2×106好中球から6週間のところで5
4+/−7pg/1.2×106好中球まで、そして12
週間のところで33+/−8pg/1.2×106好中球
まで低減された。10:1餌は基礎ラインA23187
誘起LTB濃度を78+/−11pg/1.2×106
好中球から6週間のところで53+/−8pg/1.2
×106好中球まで、そして12週間のところで56+
/−6pg/1.2×106好中球まで低減させた。その
他の餌による処理はA23187誘起LTB4 合成を著
しくは変えなかった。
B4 の平均濃度は5:1及び10:1餌をイヌに6週間
及び12週間与えた後に減少した(図3参照)。5:1
餌は基礎ラインA23187誘起LTB濃度を77+/
−8pg/1.2×106好中球から6週間のところで5
4+/−7pg/1.2×106好中球まで、そして12
週間のところで33+/−8pg/1.2×106好中球
まで低減された。10:1餌は基礎ラインA23187
誘起LTB濃度を78+/−11pg/1.2×106
好中球から6週間のところで53+/−8pg/1.2
×106好中球まで、そして12週間のところで56+
/−6pg/1.2×106好中球まで低減させた。その
他の餌による処理はA23187誘起LTB4 合成を著
しくは変えなかった。
【0026】ロイコトリエンB5 は、5:1及び10:
1餌を6及び12週間与えられたイヌから単離された好
中球で容易に合成され、放出された(図4参照)。5:
1餌を与えたイヌにおいて、A23187誘起LTB5
免疫反応性は7+/−4pg/1.2×106好中球の基
礎濃度から6週間のところで33+/−3pg/1.2
×106好中球まで、そして12週間のところで42+
/−7pg/1.2×106好中球まで増加した。このこ
とは6週間及び12週間でのそれぞれ370%及び50
0%の増加を表わすものである。イヌに10:1餌を与
えたときには、A23187誘起LTB5 免疫反応性の
濃度は、6+/−3pg/1.2×106好中球から6週
間のところで36+/−3pg/1.2×106好中球ま
で、そして12週間のところで29+/−9pg/1.
2×106好中球まで増加した。このことは、6週間及
び12週間でのそれぞれ500%及び385%の増加を
表わすものである。
1餌を6及び12週間与えられたイヌから単離された好
中球で容易に合成され、放出された(図4参照)。5:
1餌を与えたイヌにおいて、A23187誘起LTB5
免疫反応性は7+/−4pg/1.2×106好中球の基
礎濃度から6週間のところで33+/−3pg/1.2
×106好中球まで、そして12週間のところで42+
/−7pg/1.2×106好中球まで増加した。このこ
とは6週間及び12週間でのそれぞれ370%及び50
0%の増加を表わすものである。イヌに10:1餌を与
えたときには、A23187誘起LTB5 免疫反応性の
濃度は、6+/−3pg/1.2×106好中球から6週
間のところで36+/−3pg/1.2×106好中球ま
で、そして12週間のところで29+/−9pg/1.
2×106好中球まで増加した。このことは、6週間及
び12週間でのそれぞれ500%及び385%の増加を
表わすものである。
【0027】<実施例3>基礎給餌調整後のイヌから得
た血漿は測定可能量のLTB4 を有していた(図5参
照)。同じ群のイヌからの血漿中のLTB5 免疫反応性
の分析によつて、LTB5 濃度(図6参照)がLTB4
のそれのほぼ2分の1または以下であることが示され
た。イヌに5:1及び10:1餌を与えたときに、6週
間及び12週間のところで平均血漿LTB4 濃度は低減
し、平均血漿LTB5 濃度は増加した。5:1餌を与え
たイヌについてのLTB4 血漿濃度は44+/−6pg
/mlの基礎濃度から6週間のところで26+/−5p
g/mlまで、そして12週間のところで10+/−8
pg/mlまで低減した。10:1餌を与えたイヌにつ
いてのLTB4 血漿濃度は63+/−8pg/mlの基
礎濃度から6週間で46+/−6pg/mlまで、そし
て12週間で22+/−6pg/mlまで低減した。2
5:1、50:1及び100:1餌は血漿LTB4 濃度
を著しくは変化させなかった。
た血漿は測定可能量のLTB4 を有していた(図5参
照)。同じ群のイヌからの血漿中のLTB5 免疫反応性
の分析によつて、LTB5 濃度(図6参照)がLTB4
のそれのほぼ2分の1または以下であることが示され
た。イヌに5:1及び10:1餌を与えたときに、6週
間及び12週間のところで平均血漿LTB4 濃度は低減
し、平均血漿LTB5 濃度は増加した。5:1餌を与え
たイヌについてのLTB4 血漿濃度は44+/−6pg
/mlの基礎濃度から6週間のところで26+/−5p
g/mlまで、そして12週間のところで10+/−8
pg/mlまで低減した。10:1餌を与えたイヌにつ
いてのLTB4 血漿濃度は63+/−8pg/mlの基
礎濃度から6週間で46+/−6pg/mlまで、そし
て12週間で22+/−6pg/mlまで低減した。2
5:1、50:1及び100:1餌は血漿LTB4 濃度
を著しくは変化させなかった。
【0028】イヌに5:1及び10:1餌を与えたとき
に血漿LTB5 濃度は増加した(図6参照)。5:1餌
を与えたイヌについての平均LTB5 血漿濃度は13+
/−4pg/mlの基礎濃度から6週間のところで40
+/−6pg/mlまで、そして12週間のところで4
4+/−4pg/mlまで増加した。10:1餌を与え
たイヌについての平均LTB5 血漿濃度は22+/−5
pg/mlの基礎濃度から6週間のところで47+/−
8pg/mlまで、そして12週間のところで41+/
−4pg/mlまで増加した。25:1,50:1及び
100:1餌の血漿LTB5 濃度に対する著しい影響は
認められなかった。
に血漿LTB5 濃度は増加した(図6参照)。5:1餌
を与えたイヌについての平均LTB5 血漿濃度は13+
/−4pg/mlの基礎濃度から6週間のところで40
+/−6pg/mlまで、そして12週間のところで4
4+/−4pg/mlまで増加した。10:1餌を与え
たイヌについての平均LTB5 血漿濃度は22+/−5
pg/mlの基礎濃度から6週間のところで47+/−
8pg/mlまで、そして12週間のところで41+/
−4pg/mlまで増加した。25:1,50:1及び
100:1餌の血漿LTB5 濃度に対する著しい影響は
認められなかった。
【0029】上記における、例えば「5:1餌」、「1
0:1餌」等の表現は、オメガ−6(n−6):オメガ
−3(n−3)脂肪酸比が5:1の餌、10:1の餌を
それぞれ意味する。25:1,50:1及び100:1
餌も同様である。
0:1餌」等の表現は、オメガ−6(n−6):オメガ
−3(n−3)脂肪酸比が5:1の餌、10:1の餌を
それぞれ意味する。25:1,50:1及び100:1
餌も同様である。
【0030】<実施例4>種々の餌に含まれるオメガ−
3脂肪酸及びオメガ−6脂肪酸の量を測定するために市
販品等を試験した。試験した5種の餌組成物は、市販の
アイアムズ(Iams)社の「ユーカヌバ・ライト(Eukanub
a Light)、「ユーカヌバ・ラム・アンド・ライス(Euk
anuba Lamb and Rice)」、ならびにアイアムズ(Iam
s)社の「ユーカヌバ・オリジナル」(試験餌1)、
「ユーカヌバ・パピー」(試験餌2)及び「ユーカヌバ
・アダルト」(試験餌3)にオメガ−3及びオメガ−6
脂肪酸を強化(増量)した3種の実験餌であった。これ
らの餌についてのn−3及びn−6脂肪酸の量は、全脂
肪量及び各餌組成の全重量とのそれぞれに対する百分率
で測定した。結果を表1に示す。実施例1〜3で用いた
5:1餌及び10:1餌で使用されたn−3及びn−6
脂肪酸の百分率も表1に示されている。
3脂肪酸及びオメガ−6脂肪酸の量を測定するために市
販品等を試験した。試験した5種の餌組成物は、市販の
アイアムズ(Iams)社の「ユーカヌバ・ライト(Eukanub
a Light)、「ユーカヌバ・ラム・アンド・ライス(Euk
anuba Lamb and Rice)」、ならびにアイアムズ(Iam
s)社の「ユーカヌバ・オリジナル」(試験餌1)、
「ユーカヌバ・パピー」(試験餌2)及び「ユーカヌバ
・アダルト」(試験餌3)にオメガ−3及びオメガ−6
脂肪酸を強化(増量)した3種の実験餌であった。これ
らの餌についてのn−3及びn−6脂肪酸の量は、全脂
肪量及び各餌組成の全重量とのそれぞれに対する百分率
で測定した。結果を表1に示す。実施例1〜3で用いた
5:1餌及び10:1餌で使用されたn−3及びn−6
脂肪酸の百分率も表1に示されている。
【0031】各餌の全脂肪酸に対する個々の脂肪酸の百
分率も測定された。その結果を表2に示す。
分率も測定された。その結果を表2に示す。
【0032】表1及び表2に示されている各データ点
は、当該カテゴリーにおいて各餌について採ったある範
囲のデータの平均である。「ユーカヌバ・ライト」は4
回試験され、各カテゴリーについてのデータ範囲は下記
の通りである:脂肪全量(FAP)に対するn−3は
3.7〜4.5%;脂肪全量に対するn−6は18.4〜
19.2%;餌中のn−3は0.35〜0.41%;餌中
のn−6は1.77〜1.85%;n−6:n−3比は
4.3〜5.2%;脂肪全量(FAP)に対するALA
(アルファ・リノレン酸)は1.4〜1.7%;脂肪全量
に対するEPA(エイコサペンタエン酸)は0.8〜1.
0%;脂肪全量に対するDHA(ドコサペキサエン酸)
は0.8〜0.9%。
は、当該カテゴリーにおいて各餌について採ったある範
囲のデータの平均である。「ユーカヌバ・ライト」は4
回試験され、各カテゴリーについてのデータ範囲は下記
の通りである:脂肪全量(FAP)に対するn−3は
3.7〜4.5%;脂肪全量に対するn−6は18.4〜
19.2%;餌中のn−3は0.35〜0.41%;餌中
のn−6は1.77〜1.85%;n−6:n−3比は
4.3〜5.2%;脂肪全量(FAP)に対するALA
(アルファ・リノレン酸)は1.4〜1.7%;脂肪全量
に対するEPA(エイコサペンタエン酸)は0.8〜1.
0%;脂肪全量に対するDHA(ドコサペキサエン酸)
は0.8〜0.9%。
【0033】「ユーカヌバ・ラム・アンド・ライス」は
3回試験され、各カテゴリーについてのデータ範囲は下
記の通りである:脂肪全量(FAP)に対するn−3は
1.8〜2.5 ;脂肪全量に対するn−6は11.2〜1
2.8%;餌中のn−3は0.27〜0.37%;餌中の
n−6は1.70〜1.93%;n−6:n−3の比は
5.1〜6.2%;FAPに対するALAは0.6〜0.8
%;FAPに対するEPAは0.3〜0.5%;FAPに
対するDHAは0.4〜0.7%。
3回試験され、各カテゴリーについてのデータ範囲は下
記の通りである:脂肪全量(FAP)に対するn−3は
1.8〜2.5 ;脂肪全量に対するn−6は11.2〜1
2.8%;餌中のn−3は0.27〜0.37%;餌中の
n−6は1.70〜1.93%;n−6:n−3の比は
5.1〜6.2%;FAPに対するALAは0.6〜0.8
%;FAPに対するEPAは0.3〜0.5%;FAPに
対するDHAは0.4〜0.7%。
【0034】試験餌1は4回試験され、各カテゴリーに
ついてのデータ範囲は下記の通りである:FAPに対す
るn−3は3.2〜3.5%;FAPに対するn−6は2
0.1〜23.9%;餌中のn−3は0.48〜0.68
%;餌中のn−6は3.54〜4.27%;n−6:n−
3比は6.3〜7.5;FAPに対するALAは1.1〜
1.3%;FAPに対するEPAは0.7〜0.8%;F
APに対するDHAは0.6〜0.7%。
ついてのデータ範囲は下記の通りである:FAPに対す
るn−3は3.2〜3.5%;FAPに対するn−6は2
0.1〜23.9%;餌中のn−3は0.48〜0.68
%;餌中のn−6は3.54〜4.27%;n−6:n−
3比は6.3〜7.5;FAPに対するALAは1.1〜
1.3%;FAPに対するEPAは0.7〜0.8%;F
APに対するDHAは0.6〜0.7%。
【0035】試験餌1は5回試験され、各カテゴリーに
ついてのデータ範囲は下記の通りである:FAPに対す
るn−3は3.5〜4.2%;FAPに対するn−6は1
9.3〜19.6%;餌中のn−3は0.81〜0.94
%;餌中のn−6は4.23〜4.55%;n−6:n−
3比は4.6〜5.6;FAPに対するALAは1.1〜
1.2%;FAPに対するEPAは1.1〜1.3%;F
APに対するDHAは0.9〜1.1%。
ついてのデータ範囲は下記の通りである:FAPに対す
るn−3は3.5〜4.2%;FAPに対するn−6は1
9.3〜19.6%;餌中のn−3は0.81〜0.94
%;餌中のn−6は4.23〜4.55%;n−6:n−
3比は4.6〜5.6;FAPに対するALAは1.1〜
1.2%;FAPに対するEPAは1.1〜1.3%;F
APに対するDHAは0.9〜1.1%。
【0036】試験餌3は2回試験され、各カテゴリーに
ついてのデータ範囲は次の通りである:FAPに対する
n−3は3.2〜3.7%;FAPに対するn−6は2
0.2〜20.4%;餌中のn−3は0.52〜0.64
%;餌中のn−6は3.33〜3.49%;n−6:n−
3比は5.0〜6.4;FAPに対するALAは1.1〜
1.1%;FAPに対するEPAは0.9〜1.0%;F
APに対するDHAは0.8〜0.9%。
ついてのデータ範囲は次の通りである:FAPに対する
n−3は3.2〜3.7%;FAPに対するn−6は2
0.2〜20.4%;餌中のn−3は0.52〜0.64
%;餌中のn−6は3.33〜3.49%;n−6:n−
3比は5.0〜6.4;FAPに対するALAは1.1〜
1.1%;FAPに対するEPAは0.9〜1.0%;F
APに対するDHAは0.8〜0.9%。
【0037】上記においてn−3はn−3(オメガ−
3)脂肪酸を、そしてn−6はn−6(オメガ−6)脂
肪酸を表す。
3)脂肪酸を、そしてn−6はn−6(オメガ−6)脂
肪酸を表す。
【0038】
【表1】
【表2】
【図1】リポポリサッカライド注射90分後のイヌの皮
ふ中のリポポリサッカライド誘起LTB4 合成に対する
餌中のオメガ−6:オメガ−3脂肪酸比の影響を示すグ
ラフ。
ふ中のリポポリサッカライド誘起LTB4 合成に対する
餌中のオメガ−6:オメガ−3脂肪酸比の影響を示すグ
ラフ。
【図2】リポポリサッカライド注射90分後のイヌの皮
ふ中のリポポリサッカライド誘起LTB5 合成に対する
餌中のオメガ−6:オメガ−3脂肪酸比の影響を示すグ
ラフ。
ふ中のリポポリサッカライド誘起LTB5 合成に対する
餌中のオメガ−6:オメガ−3脂肪酸比の影響を示すグ
ラフ。
【図3】イヌの好中球におけるカルシウムイオノフォA
23187誘起LTB4 合成に対する餌中のオメガ−
6:オメガ−3脂肪酸比の影響を示すグラフ。
23187誘起LTB4 合成に対する餌中のオメガ−
6:オメガ−3脂肪酸比の影響を示すグラフ。
【図4】イヌの好中球におけるカルシウムイオノフォA
23187誘起LTB5 合成に対する餌中のオメガ−
6:オメガ−3脂肪酸比の影響を示すグラフ。
23187誘起LTB5 合成に対する餌中のオメガ−
6:オメガ−3脂肪酸比の影響を示すグラフ。
【図5】イヌ血漿中のLTB4 に対する餌中のオメガ−
6:オメガ−3脂肪酸比の影響を示すグラフ。
6:オメガ−3脂肪酸比の影響を示すグラフ。
【図6】イヌ血漿中のLTB5 に対する餌中のオメガ−
6:オメガ−3脂肪酸比の影響を示すグラフ。各グラフ
における数値は1群6匹のイヌについての「平均値」プ
ラス/マイナス(+/−)「平均値の標準誤差(se
m)」である。
6:オメガ−3脂肪酸比の影響を示すグラフ。各グラフ
における数値は1群6匹のイヌについての「平均値」プ
ラス/マイナス(+/−)「平均値の標準誤差(se
m)」である。
Claims (20)
- 【請求項1】 オメガ−6及びオメガ−3脂肪酸含有ペ
ットフード組成物からなる炎症アレルギー反応低減用ペ
ットフード製品であって、そのオメガ−6脂肪酸:オメ
ガ−3脂肪酸の比が3:1ないし10:1であり、かつ
その組成物中の全脂肪酸の少なくとも15%がオメガ−
6脂肪酸である上記ペットフード製品。 - 【請求項2】 その組成物中の全脂肪酸の少なくとも1
3%がオメガ−3脂肪酸である請求項1のペットフード
製品。 - 【請求項3】 オメガ−6脂肪酸:オメガ−3脂肪酸の
比が5:1ないし10:1である請求項1のペットフー
ド製品。 - 【請求項4】 オメガ−6脂肪酸:オメガ−3脂肪酸の
比が5:1ないし7.5:1である請求項3のペットフ
ード製品。 - 【請求項5】 オメガ−3脂肪酸の脂肪源が魚油及び亜
麻からなる群より選択される1またはそれ以上の混合物
である請求項1のペットフード製品。 - 【請求項6】 オメガ−3脂肪酸が、エイコサペンタエ
ン酸、ドコサヘキサエン酸及びアルファ・リノレン酸か
らなる群より選択される1またはそれ以上の化合物であ
る請求項1のペットフード製品。 - 【請求項7】 オメガ−3脂肪酸がアルファ・リノレン
酸である請求項6のペットフード製品。 - 【請求項8】 オメガ−6及びオメガ−3脂肪酸含有ペ
ットフード組成物からなる炎症アレルギー反応低減用ペ
ットフード製品であって、オメガ−6脂肪酸:オメガ−
3脂肪酸の比が3:1ないし10:1であり、そのオメ
ガ−3脂肪酸がエイコサペンタエン酸、ドコサヘキサエ
ン酸及びアルファ・リノレン酸の組合せから主としてな
る上記ペットフード製品。 - 【請求項9】 オメガ−6脂肪酸:オメガ−3脂肪酸の
比が5:1ないし10:1である請求項8のペットフー
ド製品。 - 【請求項10】 オメガ−6脂肪酸:オメガ−3脂肪酸
の比が5:1ないし7.5:1である請求項8のペット
フード製品。 - 【請求項11】 オメガ−6及びオメガ−3脂肪酸を含
有し、そのオメガ−6脂肪酸:オメガ−3脂肪酸の比が
3:1ないし10:1であり、かつ含有全脂肪酸の少な
くとも15%がオメガ−6脂肪酸であるペットフード組
成物から実質的になる餌をペット動物に与えることから
なるペット動物の炎症及びアレルギー性皮ふ反応を低減
する方法。 - 【請求項12】 組成物中の含有全脂肪酸の少なくとも
3%がオメガ−3脂肪酸である請求項11の方法。 - 【請求項13】 オメガ−6脂肪酸:オメガ−3脂肪酸
の比が5:1ないし10:1である請求項11の方法。 - 【請求項14】 オメガ−6脂肪酸:オメガ−3脂肪酸
の比が5:1ないし7.5:1である請求項13の方
法。 - 【請求項15】 オメガ−3脂肪酸の脂肪源が魚油及び
亜麻からなる群より選択される1またはそれ以上の混合
物である請求項11の方法。 - 【請求項16】 オメガ−3脂肪酸がエイコサペンタエ
ン酸、ドコサヘキサエン酸及びアルファ・リノレン酸か
らなる群より選択される1またはそれ以上の化合物であ
る請求項11の方法。 - 【請求項17】 オメガ−3脂肪酸が、エイコサペンタ
エン酸、ドコサヘキサエン酸及びアルファ・リノレン酸
の組合せから実質的になる請求項16の方法。 - 【請求項18】 オメガ−3脂肪酸がアルファ・リノレ
ン酸である請求項17の方法。 - 【請求項19】 ペット動物がイヌ、ネコ及びウマから
なる群より選択される請求項11の方法。 - 【請求項20】 ペット動物がイヌである請求項19の
方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US22866994A | 1994-04-18 | 1994-04-18 | |
US228669 | 1994-04-18 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0838063A true JPH0838063A (ja) | 1996-02-13 |
Family
ID=22858135
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7092576A Pending JPH0838063A (ja) | 1994-04-18 | 1995-04-18 | オメガ−6及びオメガ−3脂肪酸含有ペットフード製品及び炎症皮ふ反応を低減する方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0678247A1 (ja) |
JP (1) | JPH0838063A (ja) |
AU (1) | AU1652095A (ja) |
CA (1) | CA2147109A1 (ja) |
Cited By (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2003514558A (ja) * | 1999-11-24 | 2003-04-22 | ジ・アイアムズ・カンパニー | イヌおよびネコの生殖能力を亢進させるためのプロセス |
JP2003522788A (ja) * | 2000-02-17 | 2003-07-29 | ジ・アイアムズ・カンパニー | 発育中のイヌにおける骨造形及び軟骨細胞機能を向上する方法 |
JP2004510404A (ja) * | 2000-05-01 | 2004-04-08 | ザ・アイムス・カンパニー | ネコにおける炎症反応を減少させるためのペットフード組成物 |
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JP2007300849A (ja) * | 2006-05-11 | 2007-11-22 | Oji Paper Co Ltd | ペットフード |
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JP2009500337A (ja) * | 2005-06-29 | 2009-01-08 | ヒルズ・ペット・ニュートリシャン・インコーポレーテッド | 炎症性疾患を予防または治療するための方法および組成物 |
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