JPH0838048A - 発泡性クリーミングパウダー - Google Patents
発泡性クリーミングパウダーInfo
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- JPH0838048A JPH0838048A JP6183369A JP18336994A JPH0838048A JP H0838048 A JPH0838048 A JP H0838048A JP 6183369 A JP6183369 A JP 6183369A JP 18336994 A JP18336994 A JP 18336994A JP H0838048 A JPH0838048 A JP H0838048A
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- creaming powder
- creaming
- acid
- coffee
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23C—DAIRY PRODUCTS, e.g. MILK, BUTTER OR CHEESE; MILK OR CHEESE SUBSTITUTES; MAKING THEREOF
- A23C2260/00—Particular aspects or types of dairy products
- A23C2260/20—Dry foaming beverage creamer or whitener, e.g. gas injected or containing carbonation or foaming agents, for causing foaming when reconstituted
Abstract
(57)【要約】
【構成】牛乳のクリームを粉末化したクリーミングパウ
ダーあるいは植物性油脂を乳蛋白で乳化し、粉末化した
クリーミングパウダーに酸剤の1種又は2種以上とアル
カリ剤の1種又は2種以上を添加することを特徴とする
発泡性クリーミングパウダー。 【効果】クリーミングパウダー製造時の粉末化工程の条
件に関係なく、きめ細かい泡を簡単に生成することがで
きる。
ダーあるいは植物性油脂を乳蛋白で乳化し、粉末化した
クリーミングパウダーに酸剤の1種又は2種以上とアル
カリ剤の1種又は2種以上を添加することを特徴とする
発泡性クリーミングパウダー。 【効果】クリーミングパウダー製造時の粉末化工程の条
件に関係なく、きめ細かい泡を簡単に生成することがで
きる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発泡性クリーミングパ
ウダーに関するものである。より詳しくは、コーヒー、
紅茶等の飲料に添加するだけで、撹拌することなく自ら
発泡し、クリーミーな泡を生成する発泡性クリーミング
パウダーに関する。
ウダーに関するものである。より詳しくは、コーヒー、
紅茶等の飲料に添加するだけで、撹拌することなく自ら
発泡し、クリーミーな泡を生成する発泡性クリーミング
パウダーに関する。
【0002】
【従来の技術】クリーミングパウダーはコーヒー等に添
加して、全体を白濁させクリーミーな状態にするもので
あるが、最近、このクリーミングパウダーでコーヒー等
の液面にクリーミーな泡を生成するものが考案されてい
る。この様に、クリーミングパウダーを飲料に添加した
ときにクリーミーな泡を発生させるには、クリーミング
パウダーの製造時、スプレードライ等粉末化工程を検討
し、ポーラスな状態になるように粉末化することによ
り、泡を発生させていた。この方法では、クリーミング
パウダーの組成等により、粉末化の条件をその都度検討
し直さなければならず、また、充分な泡を発生させるこ
とは困難であった。
加して、全体を白濁させクリーミーな状態にするもので
あるが、最近、このクリーミングパウダーでコーヒー等
の液面にクリーミーな泡を生成するものが考案されてい
る。この様に、クリーミングパウダーを飲料に添加した
ときにクリーミーな泡を発生させるには、クリーミング
パウダーの製造時、スプレードライ等粉末化工程を検討
し、ポーラスな状態になるように粉末化することによ
り、泡を発生させていた。この方法では、クリーミング
パウダーの組成等により、粉末化の条件をその都度検討
し直さなければならず、また、充分な泡を発生させるこ
とは困難であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、クリーミーな
泡を発生させるのに、クリーミングパウダーの粉末化工
程を色々と検討せずに、簡単にきめ細かい泡を発生させ
るような発泡性クリーミングパウダーを提供することを
目的とする。
泡を発生させるのに、クリーミングパウダーの粉末化工
程を色々と検討せずに、簡単にきめ細かい泡を発生させ
るような発泡性クリーミングパウダーを提供することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明による泡の発生方
法は、発泡性クリーミングパウダー自身が溶解の際に自
ら炭酸ガス又はアンモニアガスを発生し、発泡するもの
であり、粉末化の条件を細かに検討する必要はなく、容
易に目的の泡を発生させることが出来る。本発明は、ク
リーミングパウダー自身が、炭酸ガス又はアンモニアガ
スを発生し発泡するように、酸剤とアルカリ剤を併用
し、クリーミングパウダーに発泡性を与えたものであ
る。
法は、発泡性クリーミングパウダー自身が溶解の際に自
ら炭酸ガス又はアンモニアガスを発生し、発泡するもの
であり、粉末化の条件を細かに検討する必要はなく、容
易に目的の泡を発生させることが出来る。本発明は、ク
リーミングパウダー自身が、炭酸ガス又はアンモニアガ
スを発生し発泡するように、酸剤とアルカリ剤を併用
し、クリーミングパウダーに発泡性を与えたものであ
る。
【0005】本発明で使用するクリーミングパウダー
は、牛乳から得られるクリームを乾燥粉末化したもの、
又は、ヤシ油等の植物性油脂にカゼインなど牛乳由来の
蛋白を添加し、乳化後乾燥粉末化したものであり、一般
に食品に乳風味を付与する目的で使用されているもので
ある。ここで使用する酸剤としては、ミョウバン(硫酸
アルミニウムアンモニウム、硫酸アルミニウムカリウ
ム)や有機酸、例えばアジピン酸、アスコルビン酸、ク
エン酸、グルコノデルタラクトン、酒石酸、乳酸、フマ
ル酸、リンゴ酸等及びこれらのナトリウム塩、カリウム
塩があげられ、また、リン酸塩、例えばリン酸3カルシ
ウム、リン酸1水素カルシウム、リン酸水素2カリウ
ム、リン酸水素2ナトリウムリン酸2水素カルシウム、
リン酸2水素カリウム、リン酸2水素ナトリウム、ピロ
リン酸4カリウム、メタリン酸カリウム、メタリン酸ナ
トリウム、ポリリン酸カリウム、ポリリン酸ナトリウム
等をあげることができ、これらの1種又は2種以上を併
用しても良い。
は、牛乳から得られるクリームを乾燥粉末化したもの、
又は、ヤシ油等の植物性油脂にカゼインなど牛乳由来の
蛋白を添加し、乳化後乾燥粉末化したものであり、一般
に食品に乳風味を付与する目的で使用されているもので
ある。ここで使用する酸剤としては、ミョウバン(硫酸
アルミニウムアンモニウム、硫酸アルミニウムカリウ
ム)や有機酸、例えばアジピン酸、アスコルビン酸、ク
エン酸、グルコノデルタラクトン、酒石酸、乳酸、フマ
ル酸、リンゴ酸等及びこれらのナトリウム塩、カリウム
塩があげられ、また、リン酸塩、例えばリン酸3カルシ
ウム、リン酸1水素カルシウム、リン酸水素2カリウ
ム、リン酸水素2ナトリウムリン酸2水素カルシウム、
リン酸2水素カリウム、リン酸2水素ナトリウム、ピロ
リン酸4カリウム、メタリン酸カリウム、メタリン酸ナ
トリウム、ポリリン酸カリウム、ポリリン酸ナトリウム
等をあげることができ、これらの1種又は2種以上を併
用しても良い。
【0006】また、アルカリ剤としては、炭酸塩、例え
ば炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸水素ア
ンモニウム、炭酸アンモニウム、炭酸カリウム、炭酸ナ
トリウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム等や、ア
ンモニウム塩、例えば塩化アンモニウム等であり、これ
らの1種又は2種以上を併用しても良い。本発明では、
上記酸剤とアルカリ剤を併用しガスを発生させるもので
あるが、これら、酸剤、アルカリ剤の粒子が20メッシ
ュ未満の粒子では生成する泡のきめが粗く、見た目も悪
く、泡保ちも悪い。そこで、この粒子の大きさについて
検討したところ、20メッシュ以上ものを、好ましくは
40〜100メッシュのものを使用することによって、
泡のきめが滑らかで、泡保ちの良い発泡性クリーミング
パウダーとなった。
ば炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸水素ア
ンモニウム、炭酸アンモニウム、炭酸カリウム、炭酸ナ
トリウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム等や、ア
ンモニウム塩、例えば塩化アンモニウム等であり、これ
らの1種又は2種以上を併用しても良い。本発明では、
上記酸剤とアルカリ剤を併用しガスを発生させるもので
あるが、これら、酸剤、アルカリ剤の粒子が20メッシ
ュ未満の粒子では生成する泡のきめが粗く、見た目も悪
く、泡保ちも悪い。そこで、この粒子の大きさについて
検討したところ、20メッシュ以上ものを、好ましくは
40〜100メッシュのものを使用することによって、
泡のきめが滑らかで、泡保ちの良い発泡性クリーミング
パウダーとなった。
【0007】酸剤及びアルカリ剤の使用量は、発泡の量
をどれくらいにするかによって変わってくるが、酸剤は
クリーミングパウダー100部(重量部、以下同じ)に
対し2〜40部、アルカリ剤は1〜20部であれば良
い。酸剤とアルカリ剤の混合比は任意であり、泡を生成
するように配合すればよい。
をどれくらいにするかによって変わってくるが、酸剤は
クリーミングパウダー100部(重量部、以下同じ)に
対し2〜40部、アルカリ剤は1〜20部であれば良
い。酸剤とアルカリ剤の混合比は任意であり、泡を生成
するように配合すればよい。
【0008】また、クリーミングパウダーの原料成分と
して乳清蛋白を使用することが出来る。乳清蛋白をクリ
ーミングパウダーに使用することにより、生成した泡の
保ちがよく、酸剤による蛋白の凝集もなく、クリーミー
な泡を長時間保持できる。本発明で用いる乳清蛋白と
は、牛乳中の脂肪とカゼインを除く大部分の水溶性蛋白
であり、チーズやカゼイン製造の際、副生物として得ら
れるものである。本発明においては、精製された純粋な
乳清蛋白の他、乳清蛋白を濃縮、分離、変性、分画、沈
殿その他各種処理をして得た乳清蛋白処理物も使用する
ことが出来るが、一般に蛋白含量が65〜95重量%を
含むものが好ましい。乳清蛋白の使用量は、クリーミン
グパウダーの原料配合比によって大きく変化するため限
定は出来ないが、一般にクリーミングパウダー製造時
に、その原料成分の1種である油100部に対し、1〜
100部使用すると、生成した泡の保ちが良く、酸剤に
よる蛋白の凝集もなく、クリーミーな泡を長時間保持す
ることが出来る。
して乳清蛋白を使用することが出来る。乳清蛋白をクリ
ーミングパウダーに使用することにより、生成した泡の
保ちがよく、酸剤による蛋白の凝集もなく、クリーミー
な泡を長時間保持できる。本発明で用いる乳清蛋白と
は、牛乳中の脂肪とカゼインを除く大部分の水溶性蛋白
であり、チーズやカゼイン製造の際、副生物として得ら
れるものである。本発明においては、精製された純粋な
乳清蛋白の他、乳清蛋白を濃縮、分離、変性、分画、沈
殿その他各種処理をして得た乳清蛋白処理物も使用する
ことが出来るが、一般に蛋白含量が65〜95重量%を
含むものが好ましい。乳清蛋白の使用量は、クリーミン
グパウダーの原料配合比によって大きく変化するため限
定は出来ないが、一般にクリーミングパウダー製造時
に、その原料成分の1種である油100部に対し、1〜
100部使用すると、生成した泡の保ちが良く、酸剤に
よる蛋白の凝集もなく、クリーミーな泡を長時間保持す
ることが出来る。
【0009】また、本発明で用いる水溶性糖は、デキス
トリン、ブドウ糖、乳糖、粉末水飴等の1種又は2種以
上の併用したものを用いることが出来る。水溶性糖を発
泡性クリーミングパウダーに混合することにより、発泡
性クリーミングパウダーの分散性・溶解性が向上し、均
一なきめの細かな泡が生成する。この水溶性糖の使用量
は、クリーミングパウダー1部に対し水溶性糖類0.5
〜6部の範囲でよい。
トリン、ブドウ糖、乳糖、粉末水飴等の1種又は2種以
上の併用したものを用いることが出来る。水溶性糖を発
泡性クリーミングパウダーに混合することにより、発泡
性クリーミングパウダーの分散性・溶解性が向上し、均
一なきめの細かな泡が生成する。この水溶性糖の使用量
は、クリーミングパウダー1部に対し水溶性糖類0.5
〜6部の範囲でよい。
【0010】以下実施例を示すが、実施例は本発明を説
明するためのものであり、本発明を制限するものではな
い。
明するためのものであり、本発明を制限するものではな
い。
【0011】
実施例1 カゼインナトリウム3部、乳糖17部、デキストリン5
0部、水150部の混合物にヤシ油30部を加え、乳化
後、噴霧乾燥して得られたクリーミングパウダー100
部に炭酸水素ナトリウム10部、クエン酸2部、酒石酸
8部を混合して、発泡性クリーミングパウダーを得た。
この発泡性クリーミングパウダー4部を、冷たいコーヒ
ー150部に添加すると、コーヒーの液面にきめの細か
いクリーム状の泡が生成した。ここで得られたクリーム
状の泡は、約5分間保持された。尚、酸剤、アルカリ剤
は40〜60メッシュのものを使用した。
0部、水150部の混合物にヤシ油30部を加え、乳化
後、噴霧乾燥して得られたクリーミングパウダー100
部に炭酸水素ナトリウム10部、クエン酸2部、酒石酸
8部を混合して、発泡性クリーミングパウダーを得た。
この発泡性クリーミングパウダー4部を、冷たいコーヒ
ー150部に添加すると、コーヒーの液面にきめの細か
いクリーム状の泡が生成した。ここで得られたクリーム
状の泡は、約5分間保持された。尚、酸剤、アルカリ剤
は40〜60メッシュのものを使用した。
【0012】実施例2 乳清蛋白3部、乳糖17部、デキストリン50部、水1
50部の混合物にヤシ油30部を加え、乳化後、噴霧乾
燥して得られたクリーミングパウダー100部に、炭酸
水素ナトリウム10部、クエン酸2部、酒石酸8部を混
合して発泡性クリーミングパウダーを得た。この発泡性
クリーミングパウダー4部を冷たいコーヒー150部に
添加すると、コーヒーの液面にきめの細かいクリーム状
の泡を生成した。ここで得られたクリーム状の泡は実施
例1よりもきめが細かく、泡の保持時間は約20分であ
った。尚、酸剤、アルカリ剤は40〜60メッシュのも
のを使用した。
50部の混合物にヤシ油30部を加え、乳化後、噴霧乾
燥して得られたクリーミングパウダー100部に、炭酸
水素ナトリウム10部、クエン酸2部、酒石酸8部を混
合して発泡性クリーミングパウダーを得た。この発泡性
クリーミングパウダー4部を冷たいコーヒー150部に
添加すると、コーヒーの液面にきめの細かいクリーム状
の泡を生成した。ここで得られたクリーム状の泡は実施
例1よりもきめが細かく、泡の保持時間は約20分であ
った。尚、酸剤、アルカリ剤は40〜60メッシュのも
のを使用した。
【0013】実施例3 乳清蛋白3部、乳糖17部、デキストリン50部、水1
50部の混合物にヤシ油30部を加え、乳化後、噴霧乾
燥して得られたクリーミングパウダー100部に炭酸水
素ナトリウム8部、炭酸カリウム2部、硫酸アルミニウ
ムカリウム4部、ピロリン酸二水素ナトリウム0.5部
を混合して発泡性クリーミングパウダーを得た。この発
泡性クリーミングパウダー4部を暖かいコーヒー150
部に添加すると、コーヒーの液面にクリーム状の泡を生
成した。尚、酸剤、アルカリ剤は40〜60メッシュの
ものを使用した。
50部の混合物にヤシ油30部を加え、乳化後、噴霧乾
燥して得られたクリーミングパウダー100部に炭酸水
素ナトリウム8部、炭酸カリウム2部、硫酸アルミニウ
ムカリウム4部、ピロリン酸二水素ナトリウム0.5部
を混合して発泡性クリーミングパウダーを得た。この発
泡性クリーミングパウダー4部を暖かいコーヒー150
部に添加すると、コーヒーの液面にクリーム状の泡を生
成した。尚、酸剤、アルカリ剤は40〜60メッシュの
ものを使用した。
【0014】実施例4 乳清蛋白1部、カゼインナトリウム3部、乳糖17部、
デキストリン50部、水150部の混合物にヤシ油30
部を加え、乳化後、噴霧乾燥して得られたクリーミング
パウダー100部に、炭酸水素ナトリウム6部、グルコ
ノデルタラクトン8部、アジピン酸1部を混合して発泡
性クリーミングパウダーを得た。この発泡性クリーミン
グパウダー4部を暖かいコーヒー150部に添加する
と、コーヒーの液面にクリーム状の泡を生成した。ここ
で得られたクリーム状の泡の保持時間は約20分であっ
た。尚、酸剤、アルカリ剤は60〜80メッシュのもの
を使用した。
デキストリン50部、水150部の混合物にヤシ油30
部を加え、乳化後、噴霧乾燥して得られたクリーミング
パウダー100部に、炭酸水素ナトリウム6部、グルコ
ノデルタラクトン8部、アジピン酸1部を混合して発泡
性クリーミングパウダーを得た。この発泡性クリーミン
グパウダー4部を暖かいコーヒー150部に添加する
と、コーヒーの液面にクリーム状の泡を生成した。ここ
で得られたクリーム状の泡の保持時間は約20分であっ
た。尚、酸剤、アルカリ剤は60〜80メッシュのもの
を使用した。
【0015】実施例5 乳清蛋白1部、カゼインナトリウム3部、乳糖17部、
デキストリン50部、水150部の混合物にヤシ油30
部を加え、乳化後、噴霧乾燥して得られたクリーミング
パウダー100部に、炭酸水素ナトリウム10部、炭酸
水素カリウム2部、アスコルビン酸2部、硫酸アルミニ
ウムカリウム2部を混合して、発泡性クリーミングパウ
ダーを得た。この発泡性クリーミングパウダー4部と粉
末のインスタントコーヒー4部を混合し、80℃のお湯
150部に添加した。このものは、コーヒーの表面にク
リーム状の泡を形成し、カプチーノ風のコーヒーとなっ
た。尚、酸剤、アルカリ剤は60〜80メッシュのもの
を使用した。
デキストリン50部、水150部の混合物にヤシ油30
部を加え、乳化後、噴霧乾燥して得られたクリーミング
パウダー100部に、炭酸水素ナトリウム10部、炭酸
水素カリウム2部、アスコルビン酸2部、硫酸アルミニ
ウムカリウム2部を混合して、発泡性クリーミングパウ
ダーを得た。この発泡性クリーミングパウダー4部と粉
末のインスタントコーヒー4部を混合し、80℃のお湯
150部に添加した。このものは、コーヒーの表面にク
リーム状の泡を形成し、カプチーノ風のコーヒーとなっ
た。尚、酸剤、アルカリ剤は60〜80メッシュのもの
を使用した。
【0016】実施例6 乳清蛋白1部、カゼインナトリウム3部、乳糖17部、
デキストリン50部、水150部の混合物にヤシ油30
部を加え、乳化後、噴霧乾燥して得られたクリーミング
パウダー100部に、塩化アンモニウム3部、炭酸水素
ナトリウム10部を混合して発泡性クリーミングパウダ
ーを得た。この発泡性クリーミングパウダー4部を粉末
のインスタントコーヒー5部に混合し、80℃の湯15
0部に添加して、コーヒーの液面にクリーム状の泡を有
したカプチーノ風のコーヒーを得た。尚、酸剤、アルカ
リ剤は40〜60メッシュのものを使用した。
デキストリン50部、水150部の混合物にヤシ油30
部を加え、乳化後、噴霧乾燥して得られたクリーミング
パウダー100部に、塩化アンモニウム3部、炭酸水素
ナトリウム10部を混合して発泡性クリーミングパウダ
ーを得た。この発泡性クリーミングパウダー4部を粉末
のインスタントコーヒー5部に混合し、80℃の湯15
0部に添加して、コーヒーの液面にクリーム状の泡を有
したカプチーノ風のコーヒーを得た。尚、酸剤、アルカ
リ剤は40〜60メッシュのものを使用した。
【0017】実施例7 乳清蛋白1部、カゼインナトリウム3部、乳糖17部、
デキストリン50部、水150部の混合物にヤシ油30
部を加え、乳化後、噴霧乾燥して得られたクリーミング
パウダー100部に、デキストリン100部、塩化アン
モニウム3部、炭酸水素ナトリウム10部を混合して発
泡性クリーミングパウダーを得た。この発泡性クリーミ
ングパウダー4部を粉末のインスタントコーヒー4部に
混合し、80℃の湯150部に添加して、カプチーノコ
ーヒー風の、コーヒーの液面にクリーム状の泡を有した
コーヒーを得た。この時、発泡性クリーミングパウダー
とコーヒーの混合物は、実施例6よりも溶解性に優れて
いた。尚、酸剤、アルカリ剤は40〜60メッシュのも
のを使用した。
デキストリン50部、水150部の混合物にヤシ油30
部を加え、乳化後、噴霧乾燥して得られたクリーミング
パウダー100部に、デキストリン100部、塩化アン
モニウム3部、炭酸水素ナトリウム10部を混合して発
泡性クリーミングパウダーを得た。この発泡性クリーミ
ングパウダー4部を粉末のインスタントコーヒー4部に
混合し、80℃の湯150部に添加して、カプチーノコ
ーヒー風の、コーヒーの液面にクリーム状の泡を有した
コーヒーを得た。この時、発泡性クリーミングパウダー
とコーヒーの混合物は、実施例6よりも溶解性に優れて
いた。尚、酸剤、アルカリ剤は40〜60メッシュのも
のを使用した。
【0018】実施例8 乳清蛋白1部、カゼインナトリウム3部、乳糖17部、
デキストリン50部、水150部の混合物にヤシ油30
部を加え、乳化後、噴霧乾燥して得られたクリーミング
パウダー100部に炭酸水素ナトリウム3部、硫酸アル
ミニウムカリウム5分、フマル酸1部、炭酸カルシウム
0.05部を混合し、発泡性クリーミングパウダーを得
た。この発泡性クリーミングパウダー5部をを暖かいコ
ーヒー150部に添加すると、コーヒーの液面にクリー
ム状の泡を生成した。尚、酸剤、アルカリ剤は40〜6
0メッシュのものを使用した。
デキストリン50部、水150部の混合物にヤシ油30
部を加え、乳化後、噴霧乾燥して得られたクリーミング
パウダー100部に炭酸水素ナトリウム3部、硫酸アル
ミニウムカリウム5分、フマル酸1部、炭酸カルシウム
0.05部を混合し、発泡性クリーミングパウダーを得
た。この発泡性クリーミングパウダー5部をを暖かいコ
ーヒー150部に添加すると、コーヒーの液面にクリー
ム状の泡を生成した。尚、酸剤、アルカリ剤は40〜6
0メッシュのものを使用した。
【0019】実施例9 乳清蛋白1部、カゼインナトリウム3部、乳糖17部、
デキストリン50部、水150部の混合物にヤシ油30
部を加え、乳化後、噴霧乾燥して得られたクリーミング
パウダー100部に、炭酸水素ナトリウム3部、炭酸水
素カリウム1部、酒石酸水素カリウム1部、リン酸二水
素ナトリウム3部、ポリリン酸ナトリウム0.1部を混
合して発泡性クリーミングパウダーを得た。この発泡性
クリーミングパウダー4部を温かいコーヒー150部に
添加すると、コーヒーの液面にクリーム状の泡を生成し
た。尚、酸剤、アルカリ剤は60〜80メッシュのもの
を使用した。
デキストリン50部、水150部の混合物にヤシ油30
部を加え、乳化後、噴霧乾燥して得られたクリーミング
パウダー100部に、炭酸水素ナトリウム3部、炭酸水
素カリウム1部、酒石酸水素カリウム1部、リン酸二水
素ナトリウム3部、ポリリン酸ナトリウム0.1部を混
合して発泡性クリーミングパウダーを得た。この発泡性
クリーミングパウダー4部を温かいコーヒー150部に
添加すると、コーヒーの液面にクリーム状の泡を生成し
た。尚、酸剤、アルカリ剤は60〜80メッシュのもの
を使用した。
【0020】実施例10 乳清蛋白1部、カゼインナトリウム3部、乳糖17部、
デキストリン50部、水150部の混合物にヤシ油30
部を加え、乳化後、噴霧乾燥して得られたクリーミング
パウダー100部に炭酸水素ナトリウム6部、酒石酸水
素カリウム1部、リン酸二水素ナトリウム0.2部、リ
ン酸水素カルシウム1部を混合して発泡性クリーミング
パウダーを得た。この発泡性クリーミングパウダー4部
を暖かいコーヒー150部に添加すると、コーヒーの液
面にクリーム状の泡を生成した。尚、酸剤、アルカリ剤
は60〜80メッシュのものを使用した。
デキストリン50部、水150部の混合物にヤシ油30
部を加え、乳化後、噴霧乾燥して得られたクリーミング
パウダー100部に炭酸水素ナトリウム6部、酒石酸水
素カリウム1部、リン酸二水素ナトリウム0.2部、リ
ン酸水素カルシウム1部を混合して発泡性クリーミング
パウダーを得た。この発泡性クリーミングパウダー4部
を暖かいコーヒー150部に添加すると、コーヒーの液
面にクリーム状の泡を生成した。尚、酸剤、アルカリ剤
は60〜80メッシュのものを使用した。
【0021】実施例11 牛乳を遠心分離することにより得られたクリームを噴霧
乾燥して得られたクリーミングパウダー100部にデキ
ストリン100部、炭酸水素ナトリウム5部、炭酸カル
シウム0.5部グルコノデルタラクトン6部を混合して
発泡性クリーミングパウダーを得た。この発泡性クリー
ミングパウダー4部を暖かいコーンスープ150部に添
加すると、スープの液面にクリーム状の泡を生成した。
尚、酸剤、アルカリ剤は40〜60メッシュのものを使
用した。
乾燥して得られたクリーミングパウダー100部にデキ
ストリン100部、炭酸水素ナトリウム5部、炭酸カル
シウム0.5部グルコノデルタラクトン6部を混合して
発泡性クリーミングパウダーを得た。この発泡性クリー
ミングパウダー4部を暖かいコーンスープ150部に添
加すると、スープの液面にクリーム状の泡を生成した。
尚、酸剤、アルカリ剤は40〜60メッシュのものを使
用した。
【0022】実施例12 市販されているクリーミングパウダー100部にグルコ
ノデルタラクトン15部、炭酸水素ナトリウム10部、
デキストリン100部を混合して発泡性クリーミングパ
ウダーを得た。この発泡性クリーミングパウダー6部を
暖かいコーヒー150部に添加すると、コーヒーの液面
にクリーム状の泡を生成した。尚、酸剤、アルカリ剤は
40〜60メッシュのものを使用した。
ノデルタラクトン15部、炭酸水素ナトリウム10部、
デキストリン100部を混合して発泡性クリーミングパ
ウダーを得た。この発泡性クリーミングパウダー6部を
暖かいコーヒー150部に添加すると、コーヒーの液面
にクリーム状の泡を生成した。尚、酸剤、アルカリ剤は
40〜60メッシュのものを使用した。
Claims (4)
- 【請求項1】 クリーミングパウダーに酸剤の1種又は
2種以上とアルカリ剤の1種又は2種以上を添加するこ
とを特徴とする発泡性クリーミングパウダー。 - 【請求項2】 クリーミングパウダーに酸剤の1種又は
2種以上とアルカリ剤の1種又は2種以上及び水溶性糖
を添加することを特徴とする発泡性クリーミングパウダ
ー。 - 【請求項3】 クリーミングパウダーに乳清蛋白が含有
することを特徴とする請求項1又は2に記載の発泡性ク
リーミングパウダー。 - 【請求項4】 酸剤及びアルカリ剤が20メッシュ以上
の粒子であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか
1項に記載の発泡性クリーミングパウダー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18336994A JP3390259B2 (ja) | 1994-08-04 | 1994-08-04 | 発泡性クリーミングパウダー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18336994A JP3390259B2 (ja) | 1994-08-04 | 1994-08-04 | 発泡性クリーミングパウダー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0838048A true JPH0838048A (ja) | 1996-02-13 |
JP3390259B2 JP3390259B2 (ja) | 2003-03-24 |
Family
ID=16134569
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18336994A Expired - Fee Related JP3390259B2 (ja) | 1994-08-04 | 1994-08-04 | 発泡性クリーミングパウダー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3390259B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1797772A1 (en) | 2005-12-13 | 2007-06-20 | Nestec S.A. | Self-foaming liquid culinary aids and processes |
JP2008502337A (ja) * | 2004-06-15 | 2008-01-31 | ネステク ソシエテ アノニム | 自己発泡性液体クリーマーおよび方法 |
JP2009500046A (ja) * | 2005-07-11 | 2009-01-08 | ネステク ソシエテ アノニム | ディスペンサーを介して泡の生成及び質を向上させるための方法及びシステム |
WO2023013578A1 (ja) * | 2021-08-03 | 2023-02-09 | 味の素株式会社 | インスタント飲料用キット |
-
1994
- 1994-08-04 JP JP18336994A patent/JP3390259B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008502337A (ja) * | 2004-06-15 | 2008-01-31 | ネステク ソシエテ アノニム | 自己発泡性液体クリーマーおよび方法 |
JP2009500046A (ja) * | 2005-07-11 | 2009-01-08 | ネステク ソシエテ アノニム | ディスペンサーを介して泡の生成及び質を向上させるための方法及びシステム |
EP1797772A1 (en) | 2005-12-13 | 2007-06-20 | Nestec S.A. | Self-foaming liquid culinary aids and processes |
WO2023013578A1 (ja) * | 2021-08-03 | 2023-02-09 | 味の素株式会社 | インスタント飲料用キット |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3390259B2 (ja) | 2003-03-24 |
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Date | Code | Title | Description |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |