JPH0837819A - 堆肥散布機 - Google Patents

堆肥散布機

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JPH0837819A
JPH0837819A JP20134994A JP20134994A JPH0837819A JP H0837819 A JPH0837819 A JP H0837819A JP 20134994 A JP20134994 A JP 20134994A JP 20134994 A JP20134994 A JP 20134994A JP H0837819 A JPH0837819 A JP H0837819A
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晃 村木
Tsutomu Tauchi
努 田内
Manabu Muneshige
学 宗重
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 破砕ビーター5自体の構造を、該破砕ビータ
ー5が、荷枠2の後端側に床コンベア3により運ばれて
くる堆肥を破砕するときに、堆肥類を堆肥散布機Wの前
方の上方に向けて弾き飛ばすことなく、散布ビーター6
に向けて崩し出していくように構成する。 【構成】 床面に床コンベア3を設けた荷枠2の後端側
に、その床コンベア3により後送される堆肥を破砕する
よう装設する破砕ビーター5を、それの破砕羽根51…
が略前後方向に沿う軸心線で回転する回転軸50中心に
回動するように装設し、その破砕ビーター5の下方に
は、散布ビーターフレーム6aを荷枠2に対し所望の傾
斜角度に調節自在に装設して、その散布ビーターフレー
ム6aに散布ビーター6を組付け支架せしめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、牛糞・豚糞等の堆肥
を散布するための堆肥散布機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の肥料散布機としては、例えば図1
または図3に示すようなものがある。図1および図3に
示した堆肥散布機は、車巾より大幅に広く堆肥を散布す
るタイプの代表的な堆肥散布機である。
【0003】図1に示す堆肥散布機Wは、前端側に設け
た牽引桿10をトラクタ等の車体に連結して牽引するこ
とにより、走行輪11…により走行するようにした被牽
引型の車体1の上面に、前壁20と左右の側壁21…と
床板22とにより上面側と後面側が開放する荷箱状に形
成した荷枠2を装架し、その荷枠2の床面には、搬送面
が床板22の上面に沿いエンドレスに回動する床コンベ
ア3を装設し、車体1の後端側で荷枠2の後端の後方部
位には、後面視においてゲート状に形成した支持機枠4
を、荷枠2を後方に延長するように装設して、それの内
腔に、図2に示している如く、床コンベア3の搬送方向
の後端側を突入させる。
【0004】そして、この支持機枠4の内腔で床コンベ
ア3の後端部の上方に、左右方向の回転軸50中心に破
砕羽根51…が駆動回転する破砕ビーター5を軸支し、
支持機枠4の内腔の底部で前記床コンベア3の後端部の
下方における後方位置に、上下方向の回転軸60中心に
回転するディスク状の平板部61と散布羽根62とから
なる散布ビーター6を軸支しておき、荷枠2内に積み込
まれて床コンベア3により後送されてくる堆肥を、破砕
ビーター5で破砕し、それを散布ビーター6により後方
に拡散して散布するようにした構成のものである。
【0005】また、図3に示している堆肥散布機Wは、
前述の図1および図2に示す堆肥散布機Wから、横軸で
回転する破砕ビーター5を取り除いて、散布ビーター6
の上面側の中心部位に、該散布ビーター6と一体に回転
する垂直な方向の回転軸60を立設して、これの周面に
放射方向に突出する羽根64…を設けて、これが破砕ビ
ーター5の役割を果すようにした構成の形態のものであ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図1・図2および図3
に示す従前の堆肥散布機Wは、それの破砕ビーター5ま
たは破砕ビーター5の役割を果すよう竪方向の回転軸6
3により回転する羽根64によって、堆肥を破砕してい
くときに、回転する破砕羽根51または羽根64が、堆
肥または堆肥に混入している異物、特に石等を、支持機
枠4の上方前面側に垂設してあるゴム垂れ40を押しの
けて、前方に弾き飛ばす場合がある。この前方に弾き飛
ばされる堆肥または石等は、堆肥散布機Wを牽引するト
ラクタを運転操作している作業者にとって非常に危険
で、傷害事故を起す問題がある。このため、堆肥散布機
Wには、図1および図3に示しているようなストーンガ
ードSGを荷枠2の前端部についたて状に設けて、この
前方に飛ばされる堆肥・石等からオペーレーターをガー
ドするようにしている堆肥散布機が多い。しかし、この
ストーンガードSGによるガードは完全なものではない
問題がある。
【0007】この発明は、従来手段に生じている問題を
解決するためになされたもので、破砕ビーター5自体の
構造を、該破砕ビーター5が、荷枠2の後端側に床コン
ベア3により運ばれてくる堆肥を破砕するときに、堆肥
類を堆肥散布機Wの前方の上方に向けて弾き飛ばすこと
なく、散布ビーター6に向けて崩し出していくように構
成する新たな手段を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】そして、本発明において
は、上述の目的を達成するための手段としてし、床面に
床コンベア3を設けた荷枠2の後端側に、その床コンベ
ア3により後送される堆肥を破砕するよう装設する破砕
ビーター5を、それの破砕羽根51…が略前後方向に沿
う軸心線で回転する回転軸50中心に回動するように装
設し、その破砕ビーター5の下方には、散布ビーターフ
レーム6aを荷枠2に対し所望の傾斜角度に調節自在に
装設して、その散布ビーターフレーム6aに散布ビータ
ー6を組付け支架せしめた堆肥散布機を提起するもので
ある。
【0009】
【作用】このように構成する本発明手段においては、破
砕ビーター5が、図4にあるように、軸心線が、前方に
向い幾分下降傾斜する略前後方向に沿う回転軸50をも
って回転することから、この回転軸50のまわりに設け
た破砕羽根51は、床コンベア3で後送されてくる堆肥
を破砕していくときに、その堆肥の後端部を後面側から
削り落すように崩し出し、それを、回転軸50から放射
方向に突出する破砕羽根51…が、散布ビーター6の上
面に向けて払い落していくようになる。
【0010】このとき、破砕羽根51…に付着し、また
は、からみついて、ともまいするようになる堆肥は、上
方に跳ね飛ばされるようになることで、支持機枠4の天
板41に衝突していくようになる。このため、破砕羽根
51…により振り出され、または弾き飛ばされる堆肥・
石塊等は、堆肥散布機Wの機体前方には飛ばされないよ
うになる。そして、このことから、支持機枠4の上部側
の前縁に垂れ下げるゴム垂れ40は、乾いた堆肥を散布
するときに破砕ビーター5の周面に発生する土埃を抑え
る程度にあればよく、省略しても良いようになる。
【0011】
【実施例】次に実施例を図面に従い詳述する。なお、図
面符号は、従前手段のものと同効の構成部材については
同一の符号を用いるものとする。
【0012】図4は、本発明を実施せる堆肥散布機Wの
一部破断した全体の側面図で、1は車体、2は車体1に
装架した荷枠、3は床コンベア、4は荷枠2の後端側に
装設した支持機枠、5は支持機枠4の内腔の上部に軸支
した破砕ビーター、6は散布ビーターを示す。
【0013】車体1は、この例においては、前端側(図
において左端側)に設けた牽引桿10を、トラクタ等の
牽引車に連結して牽引することで、走行輪11により走
行する被牽引型に作られているが、走行輪11を駆動す
るエンジンおよびミッション部を装架して、自走して走
行する自走型に構成する場合もある。
【0014】荷枠2は、前壁20と左右の側壁21…と
床板22とにより、後方が開放する前後に長い平箱状に
形成したもので、それの床面には、搬送面が床板22の
上面に沿い後方に回動する床コンベア3が装設してあ
る。
【0015】支持機枠4は、前後方向視においてゲート
状に形成してあり、それの上端側が荷枠2の側壁21…
の上縁よりも上方に突出する状態として、荷枠2の後端
部に、その荷枠2を後方に延長するように装設してあ
る。
【0016】そして、この支持機枠4には、それの内腔
の上半側に破砕ビーター5が軸支され、下端側には散布
ビーター6が軸支される。
【0017】破砕ビーター5は、回転軸50に放射方向
に突出する破砕羽根51…を放射状に設けて構成する
が、それの回転軸50の軸心線が図5に示している如
く、略前後方向に沿う姿勢として装設してあり、その回
転軸50の軸心線が前方に向い下降していくように幾分
前傾した姿勢としてある。
【0018】そして、該破砕ビーター5は、それの回転
軸50の基端側に、ディスク状の底板52が一体的に連
結し、破砕羽根51…はこの底板52の表面に沿い放射
状に装設してある。
【0019】前記支持機枠4には、この破砕ビーター5
の前記底板52の背面側に、その底板52と平行する案
内壁42が配位されて該支持機枠4に固定支持されてい
る。
【0020】そして、この案内壁42の後面側には、ギ
ヤボックスGBが装設されて、これに前記破砕ビーター
5の回転軸50の基端側が軸支してあって、この案内壁
42を貫通して前方に突出する回転軸50の先端側に前
記底板52および破砕羽根51…が装設してある。
【0021】また、このギヤボックスGBには、トラク
タ等の牽引車のPTO軸とユニバーサルジョイント軸を
介して伝導するよう車体1に設ける伝導軸70の後端側
から、支持機枠4の前端側の下部に横架軸支せる左右方
向の第1中間伝導軸71および伝導機構72を介して伝
導する左右方向の第2中間伝導軸73を経て回転動力が
伝導される。
【0022】このとき、案内壁42の後面側に設けるギ
ヤボックスGBは、支持機枠4の内腔の上半側に装設す
る破砕ビーター5の数に対応させて、左右に多連に並列
させて設け、それらに、軸心線の方向を左右方向とした
前述の第2中間伝導軸73が貫通するようにする。
【0023】この第2中間伝導軸73と回転軸50との
伝導は、ギヤボックスGB内に収蔵するベベルギヤ等の
伝導機構を介し、回転軸50が第2中間伝導軸73に対
し垂直な姿勢となって伝導するようにし、これにより、
破砕ビーター5の回転軸50が前述した姿勢で前後方向
に沿う状態となるようにしてある。
【0024】散布ビーター6は、ディスク状の平板部6
1の軸心部位を貫通する回転軸60を一体に連結して設
け、その回転軸60の平板部61の上面側に突出する部
の周囲に、放射方向に突出する散布羽根62…を、ディ
スク状の平板部61の上面に沿うように設けて構成する
通常のものである。
【0025】この散布ビーター6の支持機枠4に対する
組付けは、支持機枠4の下端側の後端に寄る部位に、前
記第1中間伝導軸71を中心に上下に自在に回動する散
布ビーターフレーム6aを支架して、このフレーム6a
を支持機枠4に、それの外面側に図1の従前手段のもの
の如く装備せしめる手動の操作手段の操作によって作動
する保定機構(図示省略)または、図7に示す如く、支
持機枠4と散布ビーターフレーム6aとの間に設ける油
圧シリンダまたは電動シリンダ等のアクチエーターCY
の作動により、所望の傾斜角度に回動させた位置に保定
し得るように支持せしめる。
【0026】この散布ビーターフレーム6aには、図6
にあるように、それの平らな台板状に形成してあるデッ
キプレート63の下面側に、図5にあるよう前述の第1
中間伝導軸71と伝導機構74を介して伝導する第3中
間伝導軸75が前記第1中間伝導軸71と平行する姿勢
として横架軸支してあり、かつ、この伝導軸75と伝導
する伝導機構(図示省略)を収蔵した伝導機筐64が一
体的に連結して組付けてある。
【0027】そして、散布ビーター6は、この散布ビー
ターフレーム6aのデッキプレート63の上面に、図6
にあるように、左右に所望の連数に並列させて、それぞ
れの回転軸60の下端側を、デッキプレート63の下面
側に設けた伝導機筐65に軸支するとともにそこに収蔵
せしめる伝導機構を介して第3中間伝導軸75と伝導
し、これにより、図6にて矢印に示している方向に駆動
回転するようにしてある。
【0028】次に図8は別の実施例を示している。この
実施例は、散布ビーター6の機体後方に向う傾斜角度
(放出角度)を、荷枠2の床面に設けた床コンベア3の
送り量に関連させて変化させるようにした例である。
【0029】即ち、散布ビーター6により機体の後方に
堆肥類を散布していくとき、床コンベア3の送り量が大
きく、従って、散布ビーター6に対する堆肥類の供給量
が多い場合には、散布ビーター6を後方に向けて上向き
に傾斜させて、放出距離を大きくすることで広い範囲に
拡散させた状態に散布していくことが必要となる。ま
た、逆に、床コンベア3の送り量を小さくして、散布ビ
ーター6に対する堆肥の供給量を少なくしたときには、
散布ビーター6は後方に向けて下向きに傾斜させて、散
布ビーター6からの堆肥の放出が速やかに行われるよう
にすることが、作業能率を高める上において有効であ
る。
【0030】このことから、床コンベア3のコンベアチ
ェン30の送り量を変更調節するよう、その床コンベア
3の駆動プーリー31の軸31aと前述の第1中間伝導
軸71との間に設ける間欠送り機構8の送り量調節盤8
aを、リンク機構Lを介して散布ビーターフレーム6a
に連繋しておき、この送り量調節盤8aを、機体の外面
側に装設する操作レバー(図示省略)等の適宜の手段の
操作で調節したときに、リンク機構Lにより、この作動
に連動してその調節盤8aの回動量に対応する角度分だ
け、散布ビーターフレーム6aが傾斜回動して、散布ビ
ーター6の傾斜角度が変化するようにしてある。
【0031】間欠送り機構8は、第1中間伝導軸71に
装着したクランクホイル80と、これに設けたクランク
ピン81に連繋する往復動杆82と、その往復動杆82
に連繋して床コンベア3の駆動プーリー31の軸31a
中心に往復回動する作動アーム83と、このアーム83
に基端側を軸支したラチェット爪84と、この爪84に
周面の歯部が噛合うよう前記駆動プーリー31の軸31
aに一体に装着したラチェットギヤ85と、ラチェット
爪84のラチェットギヤ85の周面の歯部に対する噛合
い範囲を変更させる送り量調節盤8aと、からなる通常
のもので、送り量調節盤8aを、それに設けた調節アー
ム86の作動で、図8において時計回わりに回動させて
いくと、ラチェット爪84の、ラチェットギヤ85周面
の歯部に対する噛合い許容範囲が次第に狭められて、そ
れに伴い往復動杆82のストローク当りのラチェット爪
84の送り出し量が小さくなるようにしてある。
【0032】そして、この送り量調節盤8aの調節アー
ム86がリンク機構Lを介して散布ビーターフレーム6
aに連繋してあって、その調節アーム86の操作で送り
量調節盤8aを図7において時計回わりに回動させると
散布ビーターフレーム6aが下方に傾斜回動していくよ
うにしてある。
【0033】また、このことから、この実施例は、散布
ビーターフレーム6aを、それの後端側が下降する方向
に傾斜回動させると、間欠送り機構8の送り量調節盤8
aが、送り巾を狭める方向に動いて、床コンベア3の送
り量を小さくしていき、また、逆に散布ビーターフレー
ム6aを上向きに回動させると、送り量調節盤8aが送
り量を多くする方向に動いて、床コンベア3の送り量を
大きくしていくようになる。
【0034】次に、図9および図10はさらに別の実施
例を示している。この実施例は、前述の図8に示してい
る如く、床コンベア3の間欠送り機構8の送り量調節盤
8aと連動させて散布ビーターフレーム6aを傾斜回動
させたとき、または、前述の図5および図7に示してい
る如く、支持機枠4と散布ビーターフレーム6aとの間
に設ける電動シリンダ等のアクチエーターCYにより散
布ビーターフレーム6aを傾斜回動させたときに、その
フレーム6aの傾斜角度が、堆肥散布機Wの機体の前方
から目視により確認できるようにした例である。
【0035】即ち、この実施例では、堆肥散布機Wの機
体の上面に、散布ビーターフレーム6aと連繋機構90
を介してそれの傾斜回動の動作に連動して作動する指針
91とそれの作動位置を指示すさ標識板92とを、堆肥
散布機Wの機体の前方からの直視により視認し得るよう
に前方に向けて装設しておくことで、堆肥散布機Wを牽
引走行さす牽引車を運転するオペーレーターが、その位
置から後方を目視して指針91の作動位置を視認するこ
とで、散布ビーターフレーム6aの傾斜角度が確認でき
るようにしてある。
【0036】散布ビーターフレーム6aの傾斜回動の作
動と指針91の作動とを連動連繋させる連繋機構90
は、図示する例においては、連繋ロッドを用いている
が、レリーズワイヤーまたはケーブルを用いてもよい。
【0037】また、指針91は支点軸93中心に回動す
るようにしているが、昇降作動するようにしても良い。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による堆肥
散布機Wは、荷枠2の床コンベア3により順次後送され
る堆肥を破砕するよう荷枠2の後端側に装設する破砕ビ
ーター5を、それの破砕羽根51…が軸心線を前後方向
に沿わせた回転軸50中心に回動するように装設してあ
ることで、床コンベア3により後送されくる堆肥を破砕
するときに、破砕した堆肥を振り出す方向が、前後方向
に沿う回転軸50の放射方向となることで、振り出され
る堆肥類が堆肥散布機Wの前方に弾き飛ばされることが
なくなり、また、上方に堆肥・石等が振り出されても、
荷枠2の後端側に設けられる支持機枠4の天板41およ
び側壁の内面に衝突して下方に反射するようになるの
で、ストーンガードSGを用いないで安全が確保できる
ようになる。
【0039】そして、散布ビーター6が散布ビーターフ
レーム6aの傾斜角度の調節で、後方への堆肥の放出角
度が所望に変更できることから、床コンベア3により後
送されてくる堆肥の性状および移送量に適応するように
散布ビーター6による散布状態を調節できるようにな
る。
【0040】また、散布ビーターフレーム6aと床コン
ベア3の送り量を調節する送り量調節盤8aとを、連繋
リンクLで連繋しておくことで、床コンベア3の送り量
と散布ビーター6の堆肥の放出角度とが連動して変化す
るようになる。
【0041】また、散布ビーターフレーム6aの傾斜角
度が、そのフレーム6aの傾斜回動の作動と連繋機構9
0を介し連繋する指針91により、堆肥散布機Wの前面
側から目視により読取れるようになることで、堆肥散布
機Wを牽引する牽引車側から、散布ビーターフレーム6
aの傾斜回動による散布ビーター6の放出角度の変更制
御を、油圧シリンダまたは電動シリンダ等のアクチエー
ターCYにより遠隔操作したときに、その散布ビーター
6の放出角度が牽引車を運転する位置から適確にコント
ロールできるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従前の堆肥散布機の全体の一部破断した側面図
である。
【図2】同上の要部の一部破断した側面図である。
【図3】従前の別の形態の堆肥散布機の一部破断した側
面図である。
【図4】本発明による堆肥散布機の一部破断した側面図
である。
【図5】同上の要部の縦断側面図である。
【図6】同上の要部の横断平面図である。
【図7】同上の要部の後面図である。
【図8】同上の別の実施例の要部の縦断側面図である。
【図9】同上のさらに別の実施例の要部の正面図であ
る。
【図10】同上実施例の要部の側面図である。
【符号の説明】
W…堆肥散布機、L…リンク機構、SG…ストーンガー
ド、GB…ギヤボックス、CY…アクチエーター、1…
車体、10…牽引桿、11…走行輪、2…荷枠、20…
前壁、21…側壁、22…床板、3…床コンベア、30
…コンベアベルト、31…駆動プーリー、31a…軸、
4…支持機枠、40…ゴム垂れ、41…天板、42…案
内壁、5…破砕ビーター、50…回転軸、51…破砕羽
根、52…底板、6…散布ビーター、6a…散布ビータ
ーフレーム、60…回転軸、61…平板部、62…散布
羽根、63…デッキプレート、64…羽根、65…伝導
機筐、70…伝導軸、71…第1中間伝導軸、72…伝
導機構、73…第2中間伝導軸、74…伝導機構、75
…第3中間伝導軸、8…間欠送り機構、8a…送り量調
節盤、80…クランクホイル、81…クランクピン、8
2…往復動杆、83…作動アーム、84…ラチェット
爪、85…ラチェットギヤ、86…調節アーム、90…
連繋機構、91…指針、92…標識板、93…支点軸。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面に床コンベア3を設けた荷枠2の後
    端側に、その床コンベア3により後送される堆肥を破砕
    するよう装設する破砕ビーター5を、それの破砕羽根5
    1…が略前後方向に沿う軸心線で回転する回転軸50中
    心に回動するように装設し、その破砕ビーター5の下方
    には、散布ビーターフレーム6aを荷枠2に対し所望の
    傾斜角度に調節自在に装設して、その散布ビーターフレ
    ーム6aに散布ビーター6を組付け支架せしめた堆肥散
    布機。
  2. 【請求項2】 散布ビーター6を組付けて荷枠2に対し
    傾斜回動自在に装架せる散布ビーターフレーム6aと、
    荷枠2の床コンベア3の送り量を調節する送り量調節盤
    8aとを、床コンベア3の送り量を大きく調節するに従
    い散布ビーターフレーム6aが上向きに傾斜していくよ
    うリンク機構Lを介して連繋せしめて、散布ビーター6
    の放出角度の変動に連動して床コンベア3の送り量が変
    化するようにした堆肥散布機。
  3. 【請求項3】 荷枠2の外面に、その荷枠2に対し傾斜
    回動自在に支架せる散布ビーターフレーム6aと連繋機
    構90を介して連繋して、そのフレーム6aの前記荷枠
    2に対する傾斜角度を表示するよう作動する指針91
    を、堆肥散布機Wの前方よりの目視により視認し得るよ
    うに装設した堆肥散布機。
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KR101504099B1 (ko) * 2014-02-04 2015-03-24 서경산업주식회사 고형물 살포 장치

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