JPH083727Y2 - フロントフオーク - Google Patents

フロントフオーク

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JPH083727Y2
JPH083727Y2 JP11846889U JP11846889U JPH083727Y2 JP H083727 Y2 JPH083727 Y2 JP H083727Y2 JP 11846889 U JP11846889 U JP 11846889U JP 11846889 U JP11846889 U JP 11846889U JP H083727 Y2 JPH083727 Y2 JP H083727Y2
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神田  剛
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動二輪車等の車体と車軸間に介装されて路
面からの振動を減衰する緩衝器とフオークを兼ねたフロ
ントフオークに関する。
〔従来の技術〕
この種、従来のフロントフオークとしては、例えば第
3図に示すものが開発されている。
これは車体側チユーブ1内に車輪側チユーブ2は摺動
自在に嵌合し、車輪側チユーブ2内に設けた懸架スプリ
ング3はスペーサ4とキヤツプ部材5を介して車体側チ
ユーブ1とピストンロツド6を常時伸び方向に付勢して
いる。
スペーサ4はキヤツプ部材5の下部に支持されるガイ
ド7とパイプ9とパイプ9にかしめ10で結合されたスプ
リングシート部8とからなつている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記の懸架スプリング支持用のスペーサ4はガイド7
とパイプ9とシート部8とからの三つの部材からなり、
パイプ9とシート部8とはかしめ10で結合されている為
に部品点数が多く構造が複雑となり、又加工性、組立性
も悪くて経済性に劣るものである。
そこで、本考案の目的は懸架スプリングを支持するス
ペーサの構造の簡素化と、加工性、組立性を改善したフ
ロントフオークを提供することである。
〔課題を解決するための手〕
上記の目的を達成するため、本考案の構成は車体側チ
ユーブ内に車輪側チユーブが摺動自在に挿入され、車輪
側チユーブ内にダンパーシリンダが起立し、ダンパーシ
リンダ内にピストンを介して移動自在に挿入されたピス
トンロツドがキヤツプ部材を介して車体側チユーブと連
動し、車輪側チユーブ内に挿入されている懸架スプリン
グがキヤツプ部材とスペーサを介して車体側チユーブを
常時伸び方向に付勢しているフロントフオークに於て、
スペーサがキヤツプ部材と懸架スプリング間に配置さ
れ、当該スペーサはパイプ本体とパイプ本体をバルジ加
工にて外方に屈曲成形した一体のスプリングシート部と
からなり、スプリングシート部で懸架スプリングの端部
を支持していることを特徴とするものである。
〔作用〕
シート部で懸架スプリングを担持し、パイプ本体とキ
ヤツプ部材を介して車体側チユーブが伸び方向に付勢さ
れ、パイプ本体とシート部は一体であるから部品点数が
少なく、加工性、組立性が良好となる。
〔実施例〕
以下本考案の実施例を第1図、第2図に基づいて説明
する。
アウターチユーブたる車体側チユーブ1内にインナー
チユーブたる車輪側チユーブ2が摺動自在に挿入され、
車輪側チユーブ2の下部中央からダンパーシリンダが起
立し、ダンパーシリンダ内にピストンを介してピストン
ロツド6が移動自在に挿入され、ピストンロツド6はキ
ヤツプ部材5を介して車体側チユーブ1と連結してい
る。
車輪側チユーブ2内には、例えばダンパーシリンダ上
に懸架スプリング3が配置され、この懸架スプリング3
はスペーサ4aとキヤツプ部材5を介して車体側チユーブ
1とピストンロツド6を常時伸び方向に付勢している。
スペーサ4aはガイド7とパイプ本体11とパイプ本体11
に設けたシート部12とから構成されている。
第2図に示すように、シート部12は一本のパイプ本体
11の下方をバルジ加工によつて外方に屈曲して成形さ
れ、パイプ本体11とシート部12とを一体にして構造の簡
素化と加工性、組立性を向上させている。
キヤツプ部材5は車体側チユーブ1に螺合されたキヤ
ツプ本体13とキヤツプ本体13の中央に上下移動自在に螺
合された中空ねじ桿14と、ねじ桿14に上下移動自在に螺
合されたプツシユロツド15とからなり、スペーサ4aのガ
イド7はねじ桿14の下部に当接し、プツシユロツド15は
減衰力調整用コントロールロツド16と当接している。
懸架スプリング3の上部はシート部12に支持され、ね
じ桿14を外部より上下動操作するとスペーサ4aが上下動
して懸架スプリング3のイニシヤルが調整される。
〔考案の効果〕
本考案によれば、スペーサを構成するパイプ本体とシ
ート部とは一体であり、シート部はバルジ加工により外
部に屈曲成形しただけであるから、スペーサ自在の構造
が簡単であり、部品点数が少なく、加工性、組立性が向
上し、経済性にもすぐれている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るフロントフオークの一部縦断正面
図、第2図はスペーサにおけるパイプ本体とシート部の
拡大断面図、第3図は従来のフロントフオークの一部縦
断正面図である。 1……車体側チユーブ、2……車輪側チユーブ、3……
懸架スプリング、4a……スペーサ、5……キヤツプ部
材、11……パイプ本体、12……シート部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体側チユーブ内に車輪側チユーブが摺動
    自在に挿入され、車輪側チユーブ内にダンパーシリンダ
    が起立し、ダンパーシリンダ内にピストンを介して移動
    自在に挿入されたピストンロツドがキヤツプ部材を介し
    て車体側チユーブと連動し、車輪側チユーブ内に挿入さ
    れている懸架スプリングがキヤツプ部材とスペーサを介
    して車体側チユーブを常時伸び方向に付勢しているフロ
    ントフオークに於て、スペーサがキヤツプ部材と懸架ス
    プリング間に配置され、当該スペーサはパイプ本体とパ
    イプ本体をバルジ加工にて外方に屈曲成形した一体のス
    プリングシート部とからなり、スプリングシート部で懸
    架スプリングの端部を支持していることを特徴とするフ
    ロントフオーク。
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JPH0357533U JPH0357533U (ja) 1991-06-03
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