JPH0836510A - ユーザインタフェース評価装置 - Google Patents

ユーザインタフェース評価装置

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JPH0836510A
JPH0836510A JP6170601A JP17060194A JPH0836510A JP H0836510 A JPH0836510 A JP H0836510A JP 6170601 A JP6170601 A JP 6170601A JP 17060194 A JP17060194 A JP 17060194A JP H0836510 A JPH0836510 A JP H0836510A
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英彦 岡田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】複数の操作者の対話履歴から、操作の正誤にか
かわらず操作時間に関する共通的傾向を自動的に抽出
し、操作者の個人差の影響を最小限に抑え客観的な評価
を可能にすること。 【構成】ユーザインタフェース評価装置1は、操作者が
被評価装置10を操作したときに収集した対話履歴を保
存する対話履歴保存装置12と接続している。内部に
は、対話履歴を受け、この中から任意に定めた条件を満
足するすべてのパタンのデータを抽出するパタン抽出装
置2と、パタン抽出条件を保存する条件保存装置3と、
抽出したパタンのデータを保存するパタン保存装置4
と、保存したパタンのデータに含まれる操作時間データ
を集計する集計装置5と、集計値の集合を保存する集計
値保存装置6と、操作時間データの集計値の集合から集
計結果を表す図表を作成し、外部の出力装置14を制御
して表示する表示制御装置7とがある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はユーザインタフェース評
価装置に関し、特にユーザインタフェース部を有する対
話システムの操作性(使いやすさ)を評価するユーザイ
ンタフェース評価装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、使いやすい対話システムを開
発するため、設計された対話システムに内在する使いに
くさの問題点を抽出しこれを改善することが試みられて
いる。例えば、被験者に被評価システムを実際に操作し
てもらい、このときの対話の状況を、ユーザインタフェ
ース評価装置で分析することによって、使いやすさを評
価することが行われているが、この場合、ユーザインタ
フェース評価装置によっては、被験者の個人差が評価結
果に大きな影響を与えることも考えられる。この個人差
の影響を低減させることが可能なユーザインタフェース
評価装置の一例として、情報処理学会研究報告、Vo
l.93、No.80、25頁〜32頁(1993年9
月17日発行)には、複数の被験者から得られた対話履
歴の間に共通する誤操作パタンを自動的に抽出し、誰も
が同じように行ってしまう誤操作を見つけることが可能
な、ユーザインタフェース評価装置が提案されている。
このユーザインタフェース評価装置の使用により、誤操
作の観点から、操作者の個人差の影響を最小限に抑えた
客観的な評価を行うことができるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のユーザ
インタフェース評価装置は、複数の被験者から得られた
対話履歴の間に共通する誤操作パタンを自動的に抽出
し、誰もが同じように行ってしまう誤操作を見つけるこ
とでは、個人差の影響を低減させている。しかし、誰も
が同じところで正しい操作を見つけるまでに長い時間が
かかってしまい使いにくいといった、操作時間の観点か
ら見た場合の問題個所については、このとき行われた操
作自体は正しいものであるため、誤操作パタンには該当
せず、共通的な誤操作を抽出するという従来のユーザイ
ンタフェース評価装置では、このような操作時間がかか
り過ぎて使いにくいといった、操作時間の観点から見た
問題個所を見つけることはできないという問題点があ
る。
【0004】本発明の目的は、複数の操作者の対話履歴
から、操作の正誤にかかわらず操作時間に関する共通的
傾向を自動的に抽出し、操作者の個人差の影響を最小限
に抑え客観的な評価を可能にするユーザインタフェース
評価装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のユーザインタフ
ェース評価装置は、操作者がユーザインタフェース部を
有する対話システムを操作したときに得られる一つない
し複数の対話履歴の中から任意に定めた条件を満足する
すべてのパタンのデータを抽出するパタン抽出装置と、
前記パタン抽出装置で用いる任意に定めた条件の集合を
保存する条件保存装置と、前記パタン抽出装置が抽出し
たパタンのデータを保存するパタン保存装置と、前記パ
タン保存装置の保存するパタンのデータに含まれる操作
時間データを集計する集計装置と、前記集計装置が求め
た集計値の集合を保存する集計値保存装置と、前記集計
値保存装置が保存する操作時間データの集計値の集合か
ら集計結果を表す図表を作成し出力装置に表示する表示
制御装置とを有する構成である。
【0006】本発明のユーザインタフェース評価装置
は、前記条件保存装置の保存する任意に定めた条件が、
操作の分類および操作回数を含んでもよい。
【0007】
【作用】本発明のユーザインタフェース評価装置におい
ては、操作者の行った対話が特定の状況にあるときに要
した操作時間のデータを、複数の操作者の対話履歴のデ
ータの中から抽出し、集計する。このデータ抽出のため
に、注目すべき対話の状況を規定する条件を設定し、対
話履歴のデータの個々の要素(対話システムの各時点で
の状態と、そのときに操作者が行った操作)が条件を満
足するかどうかを判定する。この条件は、使いやすさ評
価の目的上ノイズとなるデータを計算から除外するため
のものであり、例えば「任意の状態Sのときに行った正
解操作の時間だけに注目する」、「任意の状態Sのとき
に行った1回目の操作の時間だけに注目する」などであ
る。条件を満足した操作時間データの集合を保存し、こ
のデータを用いて操作時間の統計量を計算する。さら
に、計算された統計量の値を図表の形式で出力装置に表
示する。
【0008】以上述べたように 本発明のユーザインタ
フェース評価装置は、複数の操作者の対話履歴のデータ
から、操作時間に関する共通的傾向を自動的に抽出し、
図表を用いて評価者に表示できるため、操作時間の側面
から、操作者の個人差の影響を最小限に抑えた客観的な
評価が可能となる。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0010】図1は本発明の一実施例のブロック図であ
る。
【0011】本発明のユーザインタフェース評価装置1
は、操作者がユーザインタフェース部を有する被評価装
置10を操作したときに得られる一つないし複数の対話
履歴を対話履歴収集装置11が収集し、この対話履歴収
集装置11が収集した対話履歴を保存する対話履歴保存
装置12と接続している。ユーザインタフェース評価装
置1の内部には、対話履歴保存装置12の保存する対話
履歴を受け、この中から任意に定めた条件を満足するす
べてのパタンのデータを抽出するパタン抽出装置2と、
パタン抽出装置2で用いる任意に定めた条件の集合を保
存する条件保存装置3と、パタン抽出装置2が抽出した
パタンのデータを保存するパタン保存装置4と、パタン
保存装置4の保存するパタンのデータに含まれる操作時
間データを集計する集計装置5と、集計装置5が求めた
集計値の集合を保存する集計値保存装置6と、集計値保
存装置6が保存する操作時間データの集計値の集合から
集計結果を表す図表を作成し、外部の出力装置14を制
御して表示する表示制御装置7とが備えられている。
【0012】図2は本実施例における操作者の対話履歴
と正解の対話履歴の構成対応図である。図2分図(a) は
操作者i(ただしi=1,2,…,I) の対話履歴Uiを表し、図2
分図(b) は正解の対話履歴U'を表す。
【0013】図3はパタン抽出装置のデータ処理のアル
ゴリズムを示す流れ図である。
【0014】図4は操作者の対話履歴からパタンを抽出
する条件の集合を説明するための説明図である。
【0015】図5は図4で示される条件の集合を形成す
る要素を説明するための説明図である。
【0016】図6は集計装置のデータ処理のアルゴリズ
ムを示す流れ図である。
【0017】図7は操作時間の平均と標準偏差とを表す
図表の一例を説明するための説明図である。
【0018】図8は操作時間の平均のみを表す図表の一
例を説明するための説明図である。
【0019】図9は実際の操作時間データの分布を表す
図表の一例を説明するための説明図である。
【0020】次に動作について説明する。説明には主に
図1を使用し、適宜他の図面を引用する。
【0021】対話履歴収集装置11は、操作者が被評価
装置10を用いて任意の作業を行うとき、操作者が被評
価装置10に対して行う入力操作と、操作者がこの入力
操作を選択するまでに要した時間と、該当の入力に対す
る応答を行った後の被評価装置10の内部状態とをモニ
タして収集する。対話履歴の内容は、入力操作と内部状
態と操作時間の3つを基本単位としたものである。
【0022】即ち、操作者i(ただしi=1,2,…,I) の対話
履歴Uiは、図2分図(a) に示すように、Ui={Si(0),T
i(1),ti(1),Si(1),…,Ti(j),ti(j), Si(j),…,Ti(Ji),t
i(Ji),Si(Ji)} となる。ここで、Si(j)(ただしj=0,1,
…,Ji)は、対話の各時点j における被評価装置10の内
部状態(特にSi(0) は初期状態、Si(Ji)は最終状態)で
あり、Ti(j)(ただしj=1,2,…,Ji)は、対話の各時点j に
おける被評価装置10に対する操作者の入力操作(特に
Ti(Ji)は最終操作)であり、ti(j)(ただしj=1,2,…,Ji)
は、被評価装置10が状態Si(j-1) に遷移して入力待ち
状態になってから、操作者が入力操作Ti(j) を選択する
までにかかった時間である。
【0023】又、操作者が行った作業に関する被評価装
置の正解の操作手順(設計者の意図する操作手順であ
り、通常は、任意の作業を達成するために必要かつ最小
な手順のこと)に従って、一つ一つの操作に標準的な時
間をかけて作業を行った場合を想定し(この標準時間
は、例えば理論的な式を用いて計算する)、図2分図
(b)に示すように、正解の対話履歴U'={S'(0),T'(1),t'
(1),S'(1),…,T'(k),t'(k),S'(k),…,T'(K),t'(K),S'
(K)} を対話履歴Uiと同形式で記録する。
【0024】これらの対話履歴{U1,U2,…,UI,U'} を対
話履歴保存装置12に保存する。
【0025】次に、ユーザインタフェース評価装置1で
は、パタン抽出装置2が、対話履歴{U1,U2, …,UI}のな
かから、任意の条件Rp(ただしp=1,2,…,P)を満足する
パタンをすべて抽出する。対象とする操作が、正解操作
か誤操作かを判定するため、正解の対話履歴U'も条件判
定に用いる。このパタン抽出に用いる条件{R1,R2, …,R
P}は、条件保存装置3に保存してある。パタン抽出装置
2は、抽出したパタンのデータをパタン保存装置4に保
存する。
【0026】集計装置5では、パタン保存装置4に保存
されたパタンのデータに含まれる操作時間データを読み
込み、このデータを用いて、例えば操作時間の平均や標
準偏差の値を計算することにより、複数の操作者に関す
る操作時間の集計を行う。
【0027】次に、パタン抽出装置2におけるデータ処
理のアルゴリズムを図3を用いて説明する。
【0028】動作を開始すると、ステップ(以下Stと
記す)1〜3では、条件番号pと、正解対話の時点k
と、操作者番号iとのそれぞれについて、順次初期設定
する。次に、St4では、抽出パタンを示す添字集合C
pkiを空集合{φ}として初期化し、St5で操作者i
の対話の時点jを初期設定する。続いてSt6〜11で
は、操作者i(=1,2,…,I)の対話履歴Uiのなかから、条件
Rpを満足するパタンを抽出し、その部分を表す添字jを
集合Cpkiの要素として追加していく。例えば、「任意の
状態Sにおける操作Tが正解操作(又は誤操作)」とい
う条件や、「任意の状態Sにおける操作Tが1回目の操
作(又は2回目以降の操作)」という条件を用いる場
合、条件Rpは図4のように表される。ただし、図4の例
ではP=9 である。又、図4の中のq1〜q7は、具体的には
図5に示す内容である。例えば条件R4を用いる場合で
は、Si(j-1)=S'(k-1) でかつSi(j)=S'(k) であり、かつ
Ti(j)=T'(k) である場合に、添字j で示される対話履歴
Ui中のパタンのデータ{Ti(j),ti(j),Si(j)} が条件を満
足すると判定され、j が集合Cpkiの要素として追加され
る。条件R1〜R3は、正解の操作と誤操作の両方を対象と
する場合の条件であり、条件R4〜R6は、正解の操作だけ
を対象とする場合の条件であり、条件R7〜R9は、誤操作
だけを対象とする場合の条件である。又、条件要素q6
含む条件(即ちR2、R5、R8)は、操作者がある状態で1
回目に行った操作だけを対象とする場合の条件であり、
条件要素q7を含む条件(即ちR3、R6、R9)は、操作者が
ある状態で行った操作のなかで2回目以降のものだけを
対象とする場合の条件であり、条件要素q6とq7のどちら
も含まない条件(即ちR1、R4、R7)は、操作者がある状
態で行った操作を、何回目であっても構わずに対象とす
る場合の条件である。このパタン抽出処理が、St12
〜15ですべての k( =1,2,…,K) およびすべての p
(=1,2,…,P) についての設定を順次行うことで、すべ
ての組合せで実行可能となる。
【0029】集合Cpki(ただしp =1,2,…,Pおよびk=1,
2,…,Kおよびi =1,2,…,I)と、この集合Cpkiの要素j
によって指し示されるすべてのパタンのデータ{Ti(j),t
i(j),Si(j)} が、パタン保存置4に保存される。
【0030】次に集計装置5におけるデータ処理のアル
ゴリズムを図6を用いて説明する。
【0031】St21〜22では、条件番号pと、正解
対話の時点kとのそれぞれについて、順次初期設定す
る。次に、St23では、条件Rpを満足したパタンが対
話履歴{U1,U2, …,UI} のなかにいくつあったかを
カウントし、すなわち集合Cpkiの要素の数を表している
|Cpki|を積算し、その値をZ に格納する。次に、St
24で Z=0 であることは、条件を満足するパタンが一
つもなかったことを表しているので、St29,30で
状態S'(k) において操作者が要した操作時間の平均μpk
と、標準偏差σpkとを、それぞれμpk=0、σpk=0とす
る。
【0032】次に、St24で Z≠0 のときは、St2
5〜28で条件を満足したパタンのデータに含まれる操
作時間データTi(j) を用いて、μpkとσpkを計算する。
以下、この計算が、St31〜34ですべての k( =1,
2,…,K) およびすべての p(=1,2,…,P) についての設
定を順次行うことで、すべての組合せで実行可能とな
る。
【0033】計算されたμpkとσpk(ただしp=1,2,…,P
およびk=1,2,…,K)の値は集計値保存装置6に保存され
る。
【0034】表示制御装置7では、対話履歴保存装置1
2に保存された正解の対話履歴U'、パタン保存装置4に
保存されたパタンのデータに含まれる操作時間データti
(j)(ただしi=1,2,…,Iおよび j∈Cpki)、および集計
値保存装置6に保存されたμpk、σpk(ただしp=1,2,
…,Pおよびk=1,2,…,K)の値を用いて、出力装置14に
図表を表示させる。図7〜図9はこの図表の例である。
図7に示すノード701およびアーク702は、それぞ
れ正解の対話履歴U'における状態S'(k) および操作T'
(k) を表しており(図中の他のノードとアークも同様で
ある)、グラフ記号703、704はそれぞれ、任意の
pに関する平均μpkと標準偏差σpkの大きさを表してい
る(k=1,2,…,K)。このグラフにより、正解の対話履歴
U'の各状態S'(k) ごとの、複数の操作者が要した操作時
間の平均や標準偏差の値の大きさを、グラフ記号703
や704の大きさによって視覚的に把握することができ
る。又、図8では、ノード801とアーク802とは、
図7と同様、それぞれ正解の対話履歴U'における状態S'
(k) および操作T'(k) を表しており、ノードの大きさ
(面積)が平均μpkの値に比例するよう表示している。
このグラフにより、基準対話の状態遷移の流れを、操作
時間の情報と関連させて直感的に把握することができ
る。又、図9では、ノード901とアーク902とは、
図7と同様、それぞれ正解の対話履歴U'における状態S'
(k) および操作T'(k) を表しており、プロット点903
は、任意の pに関するti(j) の値を表す(ただしi=1,2,
…,Iおよび j∈Cpki)。このグラフにより、平均μpk
標準偏差σpkとの値だけからでは把握できない実際のデ
ータ分布を、プロット点によって視覚的に把握すること
ができるようになる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、操作者
が対話システムを操作したことで得られる対話履歴から
任意に定めた条件を満足するすべてのパタンのデータを
抽出し、このパタンのデータに含まれる操作時間データ
を集計し、この集計値の集合から操作時間に関する共通
的傾向を自動的に抽出し、図表を用いて評価者に表示す
るようにしたので、操作時間の観点から、操作者の個人
差の影響を最小限に抑えた客観的な評価が可能になると
いう効果が有る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】本実施例における操作者の対話履歴と正解の対
話履歴の構成対応図である。
【図3】パタン抽出装置および集計装置のデータ処理の
アルゴリズムを示す流れ図である。
【図4】操作者の対話履歴からパタンを抽出する条件の
集合を説明するための説明図である。
【図5】図4で示される条件の集合を形成する要素を説
明するための説明図である。
【図6】集計装置のデータ処理のアルゴリズムを示す流
れ図である。
【図7】操作時間の平均と標準偏差とを表す図表の一例
を説明するための説明図である。
【図8】操作時間の平均のみを表す図表の一例を説明す
るための説明図である。
【図9】実際の操作時間データの分布を表す図表の一例
を説明するための説明図である。
【符号の説明】
1 ユーザインタフェース評価装置 2 パタン抽出装置 3 条件保存装置 4 パタン保存装置 5 集計装置 6 集計値保存装置 7 表示制御装置 10 被評価装置 11 対話履歴収集装置 12 対話履歴保存装置 14 出力装置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年11月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】 動作を開始すると、ステップ(以下St
と記す)1〜3では、条件番号pと、正解対話の時点k
と、操作者番号iとのそれぞれについて、順次初期設定
する。次に、St4では、抽出パタンを示す添字集合C
pkiを空集合{φ}として初期化し、St5で操作者i
の対話の時点jを初期設定する。続いてSt6〜11で
は、操作者 i(=1,2,…,I) の対話履歴Uiのなかから、条
件Rpを満足するパタンを抽出し、その部分を表す添字
を集合Cpkiの要素として追加していく。例えば、「任意
の状態Sにおける操作Tが正解操作(又は誤操作)」と
いう条件や、「任意の状態Sにおける操作Tが1回目の
操作(又は2回目以降の操作)」という条件を用いる場
合、条件Rpは図4のように表される。ただし、図4の例
ではP=9 である。又、図4の中のq1〜q7は、具体的には
図5に示す内容である。例えば条件R4を用いる場合で
は、Si(j-1)=S'(k-1) でかつSi(j)=S'(k) であり、かつ
Ti(j)=T'(k) である場合に、添字で示される対話履歴
Ui中のパタンのデータ{Ti(j),ti(j),Si(j)} が条件を満
足すると判定され、が集合Cpkiの要素として追加され
る。条件R1〜R3は、正解の操作と誤操作の両方を対象と
する場合の条件であり、条件R4〜R6は、正解の操作だけ
を対象とする場合の条件であり、条件R7〜R9は、誤操作
だけを対象とする場合の条件である。又、条件要素q6
含む条件(即ちR2、R5、R8)は、操作者がある状態で1
回目に行った操作だけを対象とする場合の条件であり、
条件要素q7を含む条件(即ちR3、R6、R9)は、操作者が
ある状態で行った操作のなかで2回目以降のものだけを
対象とする場合の条件であり、条件要素q6とq7のどちら
も含まない条件(即ちR1、R4、R7)は、操作者がある状
態で行った操作を、何回目であっても構わずに対象とす
る場合の条件である。このパタン抽出処理が、St12
〜15ですべての k(=1,2,…,K) およびすべての p(=1,
2,…,P) についての設定を順次行うことで、すべての組
合せで実行可能となる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】 集合Cpki(ただしp=1,2,…,Pおよびk=1,
2,…,Kおよびi=1,2,…,I)と、この集合Cpkiの要素jに
よって指し示されるすべてのパタンのデータ{Ti(j),t
i(j),Si(j)} が、パタン保存置4に保存される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】 St21〜22では、条件番号pと、正
解対話の時点kとのそれぞれについて、順次初期設定す
る。次に、St23では、条件Rpを満足したパタンが対
話履歴{U1,U2, …,UI}のなかにいくつあったかをカウン
トし、すなわち集合Cpkiの要素の数を表している|Cpki
|を積算し、その値をに格納する。次に、St24で
Z=0 であることは、条件を満足するパタンが一つもな
かったことを表しているので、St29,30で状態S'
(k) において操作者が要した操作時間の平均μpkと、標
準偏差σpkとを、それぞれμpk=0、σpk=0とする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】 次に、St24で Z≠0 のときは、St
25〜28で条件を満足したパタンのデータに含まれる
操作時間データti (j) を用いて、μpkとσpkを計算す
る。以下、この計算が、St31〜34ですべての k(=
1,2,…,K) およびすべての p(=1,2,…,P) についての設
定を順次行うことで、すべての組合せで実行可能とな
る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】 表示制御装置7では、対話履歴保存装置
12に保存された正解の対話履歴U'、パタン保存装置4
に保存されたパタンのデータに含まれる操作時間データ
ti(j) (ただしi=1,2,…,Iおよび j∈Cpki)、および集
計値保存装置6に保存されたμpk、σpk(ただしp=1,2,
…,Pおよびk=1,2,…,K)の値を用いて、出力装置14に
図表を表示させる。図7〜図9はこの図表の例である。
図7に示すノード701およびアーク702は、それぞ
れ正解の対話履歴U'における状態S'(k) および操作T'
(k) を表しており(図中の他のノードとアークも同様で
ある)、グラフ記号703、704はそれぞれ、任意の
に関する平均μpkと標準偏差σpkの大きさを表してい
る(k=1,2,…,K)。このグラフにより、正解の対話履歴
U'の各状態S'(k) ごとの、複数の操作者が要した操作時
間の平均や標準偏差の値の大きさを、グラフ記号703
や704の大きさによって視覚的に把握することができ
る。又、図8では、ノード801とアーク802とは、
図7と同様、それぞれ正解の対話履歴U'における状態S'
(k) および操作T'(k) を表しており、ノードの大きさ
(面積)が平均μpkの値に比例するよう表示している。
このグラフにより、基準対話の状態遷移の流れを、操作
時間の情報と関連させて直感的に把握することができ
る。又、図9では、ノード901とアーク902とは、
図7と同様、それぞれ正解の対話履歴U'における状態S'
(k) および操作T'(k) を表しており、プロット点903
は、任意のに関するti(j) の値を表す(ただしi=1,2,
…,Iおよび j∈Cpki)。このグラフにより、平均μpk
標準偏差σpkとの値だけからでは把握できない実際のデ
ータ分布を、プロット点によって視覚的に把握すること
ができるようになる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】 パタン抽出装置のデータ処理のアルゴリズム
を示す流れ図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作者がユーザインタフェース部を有す
    る対話システムを操作したときに得られる一つないし複
    数の対話履歴の中から任意に定めた条件を満足するすべ
    てのパタンのデータを抽出するパタン抽出装置と、前記
    パタン抽出装置で用いる任意に定めた条件の集合を保存
    する条件保存装置と、前記パタン抽出装置が抽出したパ
    タンのデータを保存するパタン保存装置と、前記パタン
    保存装置の保存するパタンのデータに含まれる操作時間
    データを集計する集計装置と、前記集計装置が求めた集
    計値の集合を保存する集計値保存装置と、前記集計値保
    存装置が保存する操作時間データの集計値の集合から集
    計結果を表す図表を作成し出力装置に表示する表示制御
    装置とを有することを特徴とするユーザインタフェース
    評価装置。
  2. 【請求項2】 前記条件保存装置の保存する任意に定め
    た条件が、操作の分類および操作回数を含むことを特徴
    とする請求項1記載のユーザインタフェース評価装置。
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