JPH0834785A - キノリンカルボン酸4級塩化合物 - Google Patents

キノリンカルボン酸4級塩化合物

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JPH0834785A
JPH0834785A JP7107488A JP10748895A JPH0834785A JP H0834785 A JPH0834785 A JP H0834785A JP 7107488 A JP7107488 A JP 7107488A JP 10748895 A JP10748895 A JP 10748895A JP H0834785 A JPH0834785 A JP H0834785A
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JP
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compound
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dihydro
oxo
isopropyl
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JP7107488A
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English (en)
Inventor
Yutaka Ouchi
裕 大内
Masatoshi Suzuki
雅寿 鈴木
Hajime Asanuma
肇 浅沼
Sadakazu Yokomori
貞和 横森
Katsuo Hatayama
勝男 畑山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisho Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Taisho Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】新しいセロトニン4受容体刺激作用を有する化
合物及びその薬学的用途を提供することである。 【構成】 【化1】 (化1中、Xは、酸素原子またはイミノ基を示し、
1、R2は、同一または異なって炭素数1〜15のアル
キル基またはアラルキル基を示し、Qはハロゲン、また
はトシレートを示す。)で示されるキノリンカルボン酸
四級塩化合物

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セロトニン4受容体刺
激物としての作用を有するキノリンカルボン酸四級塩化
合物に関する。
【0002】
【従来の技術】セロトニンは生体内に広く存在する神経
伝達物質で極めて多彩な生理活性を有している。セロト
ニン受容体は、従来からのセロトニン1、セロトニン2
及びセロトニン3の3つのサブタイプに加えて、セロト
ニン4受容体の存在が1988年 Dumuis A
らにより報告された(Molecular Pharm
acology 第34巻、第880頁、1988
年)。
【0003】セロトニン4受容体は、モルモット回腸及
び上行結腸の収縮、ラット食道の弛緩などに関与してい
ると考えられており,セロトニン4受容体刺激剤である
シサプライド、レンザプライド等は胃腸管の運動促進に
より慢性胃炎、糖尿病、胃切除等の術後に伴う胸やけ、
食欲不振、上腹部痛、腹部膨満感等の消化器症状の改
善、及び逆流性食道炎、偽性腸閉塞および便秘などの治
療に有効であると考えられている(Alimentar
y Pharmacology and Therap
eutics 第6巻、第273頁、1992年)。
【0004】セロトニン受容体の拮抗作用または刺激作
用を有する複素環化合物としては特開平4−22698
0号公報にはセロトニン3受容体の拮抗作用を有するキ
ノリン誘導体が開示されている。
【0005】他方、胃腸障害などの治療に有効な複素環
化合物として、特開平3−197462号公報にはキナ
ゾリンカルボン酸誘導体が開示されている。しかしなが
らこの複素環化合物はムスカリン受容体に対する親和性
を有する化合物であり、セロトニン受容体に対する作用
については不明である。
【0006】上記したごとく、特にセロトニン4受容体
に対して優れた拮抗作用または刺激作用を有するキノリ
ンカルボン酸四級塩化合物については報告がなされてい
ない。
【0007】
【発明の解決しようとする課題】本発明の目的は、新し
いセロトニン4受容体刺激作用を有する化合物及びその
薬学的用途を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、新しいセ
ロトニン4受容体刺激作用を有する化合物を鋭意検討を
重ねた結果、ある種のキノリンカルボン酸四級塩化合物
が強いセロトニン4受容体刺激作用を有することを見い
だし、さらにその知見に基づいて本発明を完成した。
【0009】すなわち本発明は、式
【0010】
【化1】
【0011】(式中、Xは、酸素原子またはイミノ基を
示し、R、R2は、同一または異なって炭素数1〜1
5のアルキル基またはアラルキル基を示し、Qはハロゲ
ン、またはトシレートを示す。)で示されるキノリンカ
ルボン酸四級塩化合物である。本発明の式(I)で示さ
れる化合物は、例えば次の製造スキームIの方法により
製造することができる。
【0012】(製造スキームI)
【0013】
【化2】
【0014】(スキーム中、X,R1,R2およびQは前
記と同意議である。) 出発原料の化合物(a)は、ジャーナル オブ ケミカ
ル ソサイアティー(J.Chem.Soc.、第34
62頁、1960年)に記載されている方法により製造
することが出来る。
【0015】化合物(a)から化合物(b)への還元的
閉環反応は通常のニトロ基の還元反応条件で良く、還元
と同時に閉環して化合物(b)を得ることが出来る。還
元反応条件は、例えば適当な溶媒中、パラジウム−炭
素や白金を用いる接触還元、適当な不活性溶媒中、鉄
や錫を用いる還元、硫化ナトリウム−塩化アンモニウム
を用いる還元方法などがある。
【0016】の還元反応として使える溶媒としては、
例えば水、酢酸、アルコール類、ヘキサン等の炭化水素
類、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン等のエーテ
ル類,N,N−ジメチルホルムアミド等の非プロトン性
極性溶媒類等、またはそれらの混合溶媒である。また、
の還元反応として使える溶媒としては、例えば水、酢
酸、メタノール、エタノール、ジオキサン等、またはそ
れらの混合溶媒である。
【0017】反応温度は、通常0℃〜溶媒の沸点までで
ある。反応時間は、通常30分〜12時間が適当であ
る。
【0018】化合物(b)から化合物(c)へのN−イ
ソプロピル化は通常の酸アミド基のN−アルキル化条件
でよく、適当な溶媒中、用いる塩基としては、例えばナ
トリウム、カリウムなどの金属アルカリ、水素化ナトリ
ウムなどの水素化アルカリ、ナトリウム エトキシド、
カリウムターシャリブトキシドなどのアルカリアルコキ
シド、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどの水酸化
アルカリ、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなどの炭酸
塩、トリエチルアミン、ピリジンなどのアミン類などで
ある。
【0019】用いる溶媒としては、例えば水、メタノー
ル、エタノール等のアルコール類、ジエチルエーテル、
ジオキサン、テトラヒドロフラン等のエーテル類、ヘキ
サン、ベンゼン等の炭化水素類、N,N−ジメチルホル
ムアミド等の非プロトン性極性溶媒等、またはそれらの
混合溶媒である。反応温度は、通常0℃〜溶媒の沸点ま
でである。
【0020】反応時間は、通常30分〜12時間が適当
である。
【0021】イソプロピル基を導入するための反応性誘
導体としては、例えばイソプロピルヨージドなどのハロ
ゲン化イソプロピルなどである。
【0022】化合物(c)から化合物(d)への加水分
解は通常の加水分解条件でよく、塩酸や酢酸などをもち
いた酸性加水分解、水酸化ナトリウムなどを用いたアル
カリ性加水分解などである。反応温度は、通常0℃〜溶
媒の沸点までである。反応時間は、通常30分〜12時
間が適当である。
【0023】化合物(d)から化合物(g)へのエステ
ル化またはアミド化は化合物(d)またはその反応性誘
導体とトロピン(化合物e)またはエンド−3−アミノ
−8−メチル−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタ
ン(化合物f)[ジャーナルオブ アメリカン ケミカ
ル ソサイアティー 第79巻、第4194頁、195
7年]を反応させて化合物(g)を製造することが出来
る。
【0024】このエステル化反応またはアミド化反応
は、それ自体公知の方法で行うことが出来る。
【0025】例えば、化合物(d)の反応性誘導体、例
えば酸ハライド、低級アルキルエステル、または活性エ
ステル、イミダゾリドまたは混合酸無水物などと化合物
(e)または化合物(f)を適宜反応させる方法、また
は化合物(d)と化合物(e)または化合物(f)を縮
合剤を用いて直接結合する方法などを用いることが出来
る。
【0026】酸ハライドを用いる場合、反応に不活性な
溶媒中、塩基の存在下または非存在下通常0℃〜溶媒の
沸点までで化合物(d)のハライドと化合物(e)また
は化合物(f)を反応させる。
【0027】溶媒としては、例えばエーテル、テトラヒ
ドロフラン、ジオキサン、塩化メチレン、クロロホル
ム、ジクロロエタン、ベンゼン、トルエン、キシレン、
水またはこれらの混合物である。
【0028】塩基としては、例えば、炭酸カリウム、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム、ピリジン、トリエチ
ルアミン、N,N−ジメチルアニリン、水素化ナトリウ
ム、n−ブチルリチウムなどを用いることが出来る。
【0029】反応時間は、通常30分〜12時間が適当
である。
【0030】縮合剤を用いて直接結合する場合、反応に
不活性な溶媒中、縮合剤の存在下、通常0℃〜溶媒の沸
点までで化合物(d)と化合物(e)または化合物
(f)を反応させる。
【0031】溶媒としては、前述のものを用いることが
出来る。
【0032】縮合剤としては、例えばジシクロヘキシル
カルボジイミド、2−クロロ−N−メチルピリジニウム
ヨージド、ジフェニルホスホリルアジド、ジエチル
シアノホスホネート、カルボニルジイミダゾール等を用
いることが出来る。
【0033】ついで、上記で得られた化合物(g)を脱
メチル化して化合物(h)とした後、式 R1−Q (i) (式中、R1は前記と同意義、Qはハロゲン、トシレー
ト等の脱離基を表す。)と反応させて得た化合物(j)
を式 R2−Q (k) (式中、R2、Qは前記と同意義である。)と反応させ
ることによって本発明化合物が得られる。
【0034】ここで行う脱メチル化反応としては例えば
ブロモシアン等を用いる方法やクロロエチル、クロロホ
ルメート等のアルキルハロホルメート等を用いる方法、
ヨウ素またはNーブロモスクシンイミド等を用いる方法
などがある。
【0035】また、化合物(j)は、化合物(d)また
はその反応性誘導体と式(II)
【0036】
【化3】
【0037】(式中、XおよびR1は前記と同意義であ
る。) で表される化合物と反応させて得ることもでき、
さらに化合物(j)を式(k)で表される化合物とをク
ロロホルム、エタノール、トルエン、N,N−ジメチル
ホルムアミド、テトラヒドロフラン等の溶媒中0〜溶媒
の沸点までで反応させることによっても本発明化合物を
得ることができる。
【0038】ここで用いられる化合物(h)は次の製造
スキームIIの方法によっても得ることができる。
【0039】(製造スキームII)
【0040】
【化4】
【0041】(スキーム中、Xは前記と同意議であ
る。) 即ち化合物(l)をBoc化して得られた化合物(m)
を化合物(d)と縮合させ、化合物(n)とした後脱B
oc化反応で化合物(h)を得る方法などがある。
【0042】本発明医薬の有効成分である化1で表され
る化合物の投与量は、症状によって異なるが、通常成人
に対する1日の投与量は経口投与の場合、0.1〜50
0mg/ヒト、静脈内投与の場合、0.001〜100
mg/ヒトが通常で、1日1回あるいは1日数回に分割
して投与することが出来る。
【0043】本発明医薬組成物は、錠剤、丸剤、カプセ
ル剤、顆粒剤などの固形製剤、あるいは注射剤、液剤、
乳剤、座剤などに調製して使用できる。
【0044】上記各製剤を調製するためには、慣用的な
製剤技術に従って製造されるが、必要に応じて助剤、安
定剤、乳化剤、希釈剤などの通常使用される添加剤を使
用することが出来る。
【0045】
【発明の効果】本発明化合物は、セロトニン4受容体に
対して作用しセロトニン様の受容体刺激作用を有する。
即ち、消化管運動賦活作用を有し、慢性胃炎、糖尿病、
胃切除等の術後に伴う胸やけ、食欲不振、上腹部痛、腹
部膨満感等の消化器症状の改善、及び逆流性食道炎、偽
性腸閉塞および便秘などの治療に有効である。
【0046】試験例 以下、本発明の化合物のセロトニン4受容体刺激作用を
具体的に示す。
【0047】試験例1.セロトニン4受容体刺激作用 (検体) 検体1:エンド−N−(8−(n−ヘプチル)−8−メ
チル−8−アゾニアビシクロ[3.2.1]オクト−3
−イル)−1−イソプロピル−2−オキソ−1,2−ジ
ヒドロ−3−キノリンカルボキサミド ブロマイド 検体2:エンド−N−(8−(n−ブチル)−8−メチ
ル−8−アゾニアビシクロ[3.2.1]オクト−3−
イル)−1−イソプロピル−2−オキソ−1,2−ジヒ
ドロ−3−キノリンカルボキサミド ブロマイド 検体3:エンド−N−(8−ベンジル−8−メチル−8
−アゾニアビシクロ[3.2.1]オクト−3−イル)
−1−イソプロピル−2−オキソ−1,2−ジヒドロ−
3−キノリンカルボキサミド ブロマイド (試験方法)ザ ジャーナル オブ ファルマコロジー
アンド エクスペリメンタル セラプーチクス(Th
e Journal of Pharmacology
and experimental Therape
utics、第252巻、第1378頁、1990年)
に記載の方法に準じ、モルモット回腸縦走筋標本におけ
る電気刺激収縮作用(twitch respons
e)を検討した。
【0048】ハートレー系モルモットより、回盲部から
近位25cmの回腸を摘出し、近位から約4cmずつ2
本の条片から得られた縦走筋を実験に用いた。縦走筋の
標本はKrebs solution(32〜34℃)
中に懸垂し、約0.8gの負荷をかけ、95%O2、5
%CO2を通気した。
【0049】反応は、isometric trans
ducerを介して記録した。電気刺激条件は、0.2
Hz、1msec durationとし、supra
maximal voltageにして約1時間放置し
て、安定化させた。10-8M濃度の5−HTでtwit
ch responseが増強されることを確認した
後、検体の作用について試験した。
【0050】検体の添加は、標本を少なくとも45分間
休ませてから累積的に行った。
【0051】結果 試験化合物及び試験結果を表1に示した。
【0052】
【表1】
【0053】
【実施例】以下、参考例、実施例を挙げて本発明を更に
具体的に説明する。
【0054】参考例1エンド−(8−メチル−8−アザビシクロ[3.2.
1]オクト−3−イル) 1−イソプロピル−2−オキ
ソ−1,2−ジヒドロ−3−キノリンカルボキシレート
の製造 1) 2−オキソ−1,2−ジヒドロ−3−キノリンカ
ルボン酸 エチル 酢酸700mlに2−ニトロベンジリデンマロン酸 ジ
エチル(J.Org.Chem.、第3462頁、19
60年)45gを溶解し80℃に保ちながら鉄粉53g
を数回に分けて加え、更に2時間撹拌した。
【0055】室温に戻した後、セライト濾過し濾液を減
圧下濃縮した。得られた油状物をシリカゲルカラムクロ
マト(クロロホルム−メタノール=10:1)精製し、
2−オキソ−1,2−ジヒドロ−3−キノリンカルボン
酸 エチル 21.3gを得た。
【0056】mp:160〜3.2℃(酢酸エチル) 2)1−イソプロピル−2−オキソ−1,2−ジヒドロ
−3−キノリンカルボン酸 エチル 水素化ナトリウム4.45gを含むDMF100ml溶
液に2−オキソ−1,2−ジヒドロ−3−キノリンカル
ボン酸 エチル20gを加えた後、よう化イソプロピル
31.5gを加え70℃で8時間撹拌した。DMFを減
圧下留去した後、残渣を水にあけ酢酸エチルで抽出し
た。有機層を水、飽和食塩水で洗浄後無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥した。
【0057】溶媒を減圧下留去し、得られた油状物をシ
リカゲルカラムクロマト(酢酸エチル:n−ヘキサン=
4:1)精製に付し、1−イソプロピル−2−オキソ−
1,2−ジヒドロ−3−キノリンカルボン酸 エチル
1.55gを得た。
【0058】mp:54〜7℃(酢酸エチル) 3)1−イソプロピル−2−オキソ−1,2−ジヒドロ
−3−キノリンカルボン酸 1−イソプロピル−2−オキソ−1,2−ジヒドロ−3
−キノリンカルボン酸エチル1.55g、水酸化ナトリ
ウム0.28gを含むエタノール10mlと水2mlの
混合溶液を室温下一晩撹拌した。溶媒を留去した後、希
塩酸を加え析出した固体を濾取水洗乾燥して1−イソプ
ロピル−2−オキソ−1,2−ジヒドロ−3−キノリン
カルボン酸 0.24gを得た。
【0059】mp:167.7〜8.1℃(酢酸エチ
ル) 4)エンド−(8−メチル−8−アザビシクロ[3.
2.1]オクト−3−イル 1−イソプロピル−2−
オキソ−1,2−ジヒドロ−3−キノリンカルボキシレ
ート 1−イソプロピル−2−オキソ−1,2−ジヒドロ−3
−キノリンカルボン酸1gを含むテトラヒドロフラン1
0mlの懸濁液に塩化チオニル1.6mlを加え80℃
で1時間撹拌した。溶媒を減圧下留去した後テトラヒド
ロフラン10mlを加え、再度減圧下留去した。残渣に
テトラヒドロフラン20mlを加え酸クロライドのテト
ラヒドロフラン溶液を得た。
【0060】トロピン740mgを含むテトラヒドロフ
ラン10ml溶液に氷冷下n−ブチルリチウム3.5m
l(1.56Mn−ヘキサン溶液)を滴下し30分間撹
拌した。この溶液に先に調製した酸クロライドのテトラ
ヒドロフラン溶液を滴下し、室温で一昼夜撹拌した。溶
媒を留去後2N塩酸を加え酢酸エチルで洗浄した。水層
を炭酸水素ナトリウムで塩基性とした後、クロロホルム
で抽出しクロロホルム層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し
た。溶媒を留去後、得られた残渣をシリカゲルカラムク
ロマト(クロロホルム:メタノール=20:1)精製
し、エンド−(8−メチル−8−アザビシクロ[3.
2.1]オクト−3−イル) 1−イソプロピル−2−
オキソ−1,2−ジヒドロ−3−キノリンカルボキシレ
ート530mgを得た。
【0061】MS(m/z):354(M+)、31
0、269、172、124 IR(νcm-1,Neat):2937、1733、1
652、1211、1034、754. NMR(ppm,CDCl3):1.66(6H,d,
J=6.9Hz)、1.88(1H,s)、1.92
(1H,s)、2.00〜2.30(6H,m)、2.
32(3H,s)、3.17(2H,s)、5.27
(1H,t,J=5.4Hz)、5.30〜5.70
(1H,bs)、7.19〜7.30(1H,m)、
7.55〜7.68(3H,m)、8.22(1H,
s)。
【0062】参考例2エンド−N−(8−メチル−8−アザビシクロ[3.
2.1]オクト−3−イル)−1−イソプロピル−2−
オキソ−1,2−ジヒドロ−3−キノリンカルボキサミ
ドの製造 1−イソプロピル−2−オキソ−1,2−ジヒドロ−3
−キノリンカルボン酸0.5gを含む塩化チオニル5m
l溶液を2時間還流撹拌した。塩化チオニルを減圧下充
分留去した後、ベンゼン3mlを加えた。エンド−3−
アミノ−8−メチル−8−アザビシクロ[3.2.1]
オクタン0.36gを含むベンゼン3ml溶液を氷冷
下、上記酸クロライドのベンゼン溶液中に滴下し、室温
で2時間撹拌した。酢酸エチルを加えた後、有機層を
水、飽和重曹水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し
た。溶媒を減圧下留去後、得られた残渣をアルミナカラ
ムクロマト(クロロホルム)精製し、エンド−N−(8
−メチル−8−アザビシクロ[3.2.1]オクト−3
−イル)−1−イソプロピル−2−オキソ−1,2−ジ
ヒドロ−3−キノリンカルボキサミド390mgを得
た。
【0063】m.p.175.8〜177.8℃。
【0064】MS(m/z):353(M+)、21
4、172、84。
【0065】IR(νcm-1,Neat):3263、
1673、1528、1206。
【0066】NMR(ppm,CDCl3):1.68
(6H,d,J=7.2Hz)、1.76(1H,
s)、1.83(1H,s)、2.00〜2.40(6
H,m)、2.34(3H,s)、3.10〜3.28
(2H,m)、4.30(1H,q,J=7.2H
Z)、5.40〜5.90(1H,m)、7.22〜
7.33(1H,m)、7.55〜7.70(2H,
m)、7.75(1H,d,J=7.8Hz)、8.8
3(1H,s),10.48(1H,d)。
【0067】実施例1エンド−N−(8−(n−ヘプチル)−8−メチル−8
−アゾニアビシクロ[32.1]オクト−3−イル)
−1−イソプロピル−2−オキソ−1,2−ジヒドロ−
3−キノリンカルボキサミド ブロマイドの製造 エンド−N−(8−メチル−8−アザビシクロ[3.
2.1]オクト−3−イル)−1−イソプロピル−2−
オキソ−1,2−ジヒドロ−3−キノリンカルボキサミ
ド1.0g及び臭化n−ヘプチル1.5mlを含むトル
エン30ml溶液を8時間加熱還流した。反応終了後析
出した生成物を濾取した後、エタノール−酢酸エチルか
ら再結晶してエンド−N−(8−(n−ヘプチル)−8
−メチル−8−アゾニアビシクロ[3.2.1]オクト
−3−イル)−1−イソプロピル−2−オキソ−1,2
−ジヒドロ−3−キノリンカルボキサミド ブロマイド
0.55gを得た。
【0068】mp:246〜247℃(分解)。
【0069】IR(νcm-1、KBr);3190、2
939、1672、1538、1204。
【0070】MS(m/z);452。
【0071】NMR(ppm,CDCl3);0.82
〜0.95(3H,m)、1.19〜1.52(8H,
m)、1.68(6H,d,J=7Hz)、1.70〜
1.87(2H,m)、2.07(2H,m)、2.5
2(4H,brs)、2.73〜2.95(2H,
m)、3.46(3H,s)、3.61〜3.76(2
H,m)、4.33〜4.55(3H,m)、5.15
〜5.87(1H,brs)、7.28〜7.37(1
H,m)、7.62〜7.72(2H,m)、7.78
(1H,s、J=8Hz)、8.82(1H,s)、1
0.87(1H,d,J=7Hz)。
【0072】実施例2エンド−N−(8−(n−ブチル)−8−メチル−8−
アゾニアビシクロ[3.2.1]オクト−3−イル)−
1−イソプロピル−2−オキソ−1,2−ジヒドロ−3
−キノリンカルボキサミド ブロマイドの製造 実施例1と同様にしてエンド−N−(8−メチル−8−
アザビシクロ[3.2.1]オクト−3−イル)−1−
イソプロピル−2−オキソ−1,2−ジヒドロ−3−キ
ノリンカルボキサミド2.0gと臭化n−ブチル4.0
gからエンド−N−(8−(n−ブチル)−8−メチル
−8−アゾニアビシクロ[3.2.1]オクト−3−イ
ル)−1−イソプロピル−2−オキソ−1,2−ジヒド
ロ−3−キノリンカルボキサミド ブロマイド0.98
gを得た。
【0073】mp:270℃以上(エタノール)。
【0074】IR(νcm-1,KBr);3271、2
966、1676、1525、1208。
【0075】MS(m/z);410。
【0076】NMR(ppm,DMSO−d6);0.
95(3H,t,J=7.2Hz)、1.27〜1.4
2(2H,m)、1.60(6H,d,J=7.0H
z)、1.64〜1.76(2H,m)、1.88〜
2.02(2H,m)、2.21〜2.32(2H,
m)、2.39〜2.48(2H,m)、2.56〜
2.70(2H,m)、3.11(3H,s)、3.1
7〜3.29(2H,m)、3.94(2H,br
s)、4.32(1H,q,J=7.2Hz)、5.3
6〜5.74(1H,brs)、7.34〜7.43
(1H,m)、7.71〜7.80(1H,m)、7.
92(1H,d,J=8.9Hz)、8.03(1H,
d,J=7.9Hz)、8.82(1H,s)、10.
50(1H,d,J=7.2Hz)。
【0077】実施例3エンド−N−(8−ベンジル−8−メチル−8−アゾニ
アビシクロ[3.2.1オクト−3−イル)−1−イ
ソプロピル−2−オキソ−1,2−ジヒドロ−3−キノ
リンカルボキサミド ブロマイドの製造 実施例1と同様にしてエンド−N−(8−メチル−8−
アザビシクロ[3.2.1]オクト−3−イル)−1−
イソプロピル−2−オキソ−1,2−ジヒドロ−3−キ
ノリンカルボキサミド2.0gと臭化ベンジル2.0m
lからエンド−N−(8−ベンジル−8−メチル−8−
アゾニアビシクロ[3.2.1]オクト−3−イル)−
1−イソプロピル−2−オキソ−1,2−ジヒドロ−3
−キノリンカルボキサミド ブロマイド1.26gを得
た。
【0078】mp:252〜253℃(メタノール−酢
酸エチル)。
【0079】IR(νcm-1,KBr);3235、2
968、1678、1531、1205。
【0080】MS(m/z);444。
【0081】NMR(ppm,DMSO−d6);1.
70(6H,d,J=6Hz)、2.03〜2.20
(2H,m)、2.50〜3.03(6H,m)、3.
35(3H,s)、4.33〜4.53(3H,m)、
5.11(2H,s)、5.30〜5.90(1H,b
rs)、7.28〜7.38(1H,m)、7.41〜
7.52(3H,m)、7.60〜7.74(4H,
m)、7.78(1H,d,J=7Hz)、8.83
(1H,s)、10.94(1H,d,J=7Hz)。
【0082】実施例4エンド−8−エチル−8−(n−ヘプチル)−8−アゾ
ニアビシクロ[3.2.1]オクト−3−イル 1−イ
ソプロピル−2−オキソ−1,2−ジヒドロ−3−キノ
リンカルボキシレート ヨージドの製造 a)エンド−(8−メチル−8−アザビシクロ[3.
2.1]オクト−3−イル 1−イソプロピル−2−
オキソ−1,2−ジヒドロ−3−キノリンカルボキシレ
ート 1−イソプロピル−2−オキソ−1,2−ジヒドロ−3
−キノリンカルボン酸1gを含むテトラヒドロフラン1
0mlの懸濁液に塩化チオニル1.6mlを加え80℃
で1時間撹拌した。溶媒を減圧下留去した後テトラヒド
ロフラン10mlを加え、再度減圧下留去した。
【0083】残渣にテトラヒドロフラン20mlを加え
酸クロライドのテトラヒドロフラン溶液を得た。トロピ
ン740mgを含むテトラヒドロフラン10ml溶液に
氷冷下n−ブチルリチウム3.5ml(1.56Mn−
ヘキサン溶液)を滴下し30分間撹拌した。この溶液に
先に調製した酸クロライドのテトラヒドロフラン溶液を
滴下し、室温で一昼夜撹拌した。
【0084】溶媒を留去後2N塩酸を加え酢酸エチルで
洗浄した。水層を炭酸水素ナトリウムで塩基性とした
後、クロロホルムで抽出しクロロホルム層を無水硫酸ナ
トリウムで乾燥した。
【0085】溶媒を留去後、得られた残渣をシリカゲル
カラムクロマト(クロロホルム:メタノール=20:
1)精製し、エンド−(8−メチル−8−アザビシクロ
[3.2.1]オクト−3−イル) 1−イソプロピル
−2−オキソ−1,2−ジヒドロ−3−キノリンカルボ
キシレート530mgを得た。
【0086】MS(m/z):354(M+)、31
0、269、172、124。
【0087】IR(νcm-1,Neat):2937、
1733、1652、1211、1034、754。
【0088】NMR(ppm,CDCl3):1.66
(6H,d,J=6.9Hz)、1.88(1H,
s)、1.92(1H,s)、2.00〜2.30(6
H,m)、2.32(3H,s)、3.17(2H,
s)、5.27(1H,t,J=5.4Hz)、5.3
0〜5.70(1H,brs)、7.19〜7.30
(1H,m)、7.55〜7.68(3H,m)、8.
22(1H,s)。
【0089】b)エンド−(8−アザビシクロ[3.
2.1]オクト−3−イル) 1−イソプロピル−2−
オキソ−1,2−ジヒドロ−3−キノリンカルボキシレ
ート エンド−(8−メチル−8−アザビシクロ[3.2.
1]オクト−3−イル)1−イソプロピル−2−オキソ
−1,2−ジヒドロ−3−キノリンカルボキシレート
2.0g及び1−クロロエチル クロロホルメート0.
61gの1,2−ジクロロエタン50ml溶液を1時間
加熱還流した。溶媒を減圧下留去した後メタノール30
mlを加え30分間加熱撹拌した。溶媒を留去し得られ
た残渣をシリカゲルカラムクロマト(クロロホルム:N
H3飽和メタノール=40:1)に付し、イソプロピル
エーテルから再結晶してエンド−(8−アザビシクロ
[3.2.1]オクト−3−イル) 1−イソプロピル
−2−オキソ−1,2−ジヒドロ−3−キノリンカルボ
キシレート1.60gを得た。
【0090】mp;137〜140℃。
【0091】IR(νcm-1、KBr);3284、1
694、1647。
【0092】MS(m/z);340(M+)、17
2、109。
【0093】NMR(ppm,CDCl3);1.67
(6H,d,J=7Hz)、1.81〜2.34(8
H,m)、2.45〜2.62(1H,brs)、3.
53〜3.67(2H,m)、5.33(1H,t,J
=7Hz)、5.30〜5.75(1H,brs)、
7.19〜7.27(1H,m)、7.54〜7.68
(3H,m)、8.23(1H,s)。
【0094】c)エンド−(8−エチル−8−アザビシ
クロ[3.2.1]オクト−3−イル 1−イソプロ
ピル−2−オキソ−1,2−ジヒドロ−3−キノリンカ
ルボキシレート エンド−(8−アザビシクロ[3.2.1]オクト−3
−イル) 1−イソプロピル−2−オキソ−1,2−ジ
ヒドロ−3−キノリンカルボキシレート1.0g、炭酸
カリウム0.41g、臭化エチル0.22mlのN,N
−ジメチルホルムアミド10ml溶液を50℃で2時間
加熱撹拌した。
【0095】反応終了後、水を加えクロロホルムで抽出
した。無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、シリカゲルカ
ラムクロマト(クロロホルム:メタノール=4:1)精
製し、エンド−(8−エチル−8−アザビシクロ[3.
2.1]オクト−3−イル)1−イソプロピル−2−オ
キソ−1,2−ジヒドロ−3−キノリンカルボキシレー
ト0.89gを得た。
【0096】d)実施例1と同様にしてエンド−(8−
エチル−8−アザビシクロ[3.2.1]オクト−3−
イル) 1−イソプロピル−2−オキソ−1,2−ジヒ
ドロ−3−キノリンカルボキシレート0.8gとヨウ化
n−ヘプチル1.8mlからエンド−(8−エチル−8
−(n−ヘプチル)−8−アゾニアビシクロ[3.2.
1]オクト−3−イル) 1−イソプロピル−2−オキ
ソ−1,2−ジヒドロ−3−キノリンカルボキシレート
ヨージド0.17gを得た。
【0097】IR(νcm-1,KBr);2927,1
733,1653,1211。
【0098】MS(m/z);467。
【0099】NMR(ppm,CDCl3);0.86
〜0.92(3H,m),1.12〜1.66(17
H,m),1.75〜1.85(2H,m),2.22
〜2.47(4H,m),2.73〜2.97(4H,
m),3.24〜3.36(2H,m),3.68〜
3.38(2H,m),4.25(2H,brs),
5.39〜5.53(2H,m),7.21〜7.29
(1H,m),7.55〜7.74(3H,m),8.
32(1H,s)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横森 貞和 東京都豊島区高田3丁目24番1号 大正製 薬株式会社内 (72)発明者 畑山 勝男 東京都豊島区高田3丁目24番1号 大正製 薬株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式 【化1】 (式中、Xは、酸素原子またはイミノ基を示し、R1
    2は、同一または異なって炭素数1〜15のアルキル
    基またはアラルキル基を示し、Qはハロゲン、またはト
    シレートを示す。)で示されるキノリンカルボン酸四級
    塩化合物
JP7107488A 1994-05-17 1995-05-01 キノリンカルボン酸4級塩化合物 Pending JPH0834785A (ja)

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JP6-101438 1994-05-17
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005049608A1 (en) * 2003-11-24 2005-06-02 Pfizer Japan, Inc. Quinolonecarboxylic acid compounds having 5-ht4 receptor agonistic activity

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005049608A1 (en) * 2003-11-24 2005-06-02 Pfizer Japan, Inc. Quinolonecarboxylic acid compounds having 5-ht4 receptor agonistic activity
US7964727B2 (en) 2003-11-24 2011-06-21 Pfizer Inc. Quinolonecarboxylic acid compounds having 5-HT4 receptor agonistic activity

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