JPH0834700A - 化合物半導体単結晶の表面清浄化方法及びエッチング液 - Google Patents
化合物半導体単結晶の表面清浄化方法及びエッチング液Info
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- JPH0834700A JPH0834700A JP19274894A JP19274894A JPH0834700A JP H0834700 A JPH0834700 A JP H0834700A JP 19274894 A JP19274894 A JP 19274894A JP 19274894 A JP19274894 A JP 19274894A JP H0834700 A JPH0834700 A JP H0834700A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 単結晶表面の平滑性がエッチング前後で劣化
せず、鏡面で清浄性に優れ、エピタキシャル成長等に適
したII-VI 族化合物半導体単結晶の表面清浄化方法、及
び、その方法に使用するエッチング液を提供しようとす
るものである。 【構成】 II-VI 族化合物半導体単結晶を過マンガン酸
カリウム、硫酸及び水の混合溶液でエッチングを行い、
次いで、ジクロルメタン又はトリクロルエチレン中で超
音波洗浄を行うか、200℃以上に加熱して熱処理する
か、常温の二硫化炭素で浸漬処理することを特徴とする
II-VI 族化合物半導体単結晶の表面清浄化方法、及び、
表面清浄化用エッチング液である。
せず、鏡面で清浄性に優れ、エピタキシャル成長等に適
したII-VI 族化合物半導体単結晶の表面清浄化方法、及
び、その方法に使用するエッチング液を提供しようとす
るものである。 【構成】 II-VI 族化合物半導体単結晶を過マンガン酸
カリウム、硫酸及び水の混合溶液でエッチングを行い、
次いで、ジクロルメタン又はトリクロルエチレン中で超
音波洗浄を行うか、200℃以上に加熱して熱処理する
か、常温の二硫化炭素で浸漬処理することを特徴とする
II-VI 族化合物半導体単結晶の表面清浄化方法、及び、
表面清浄化用エッチング液である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ZnSe、ZnSS
e、ZnS、ZnMgSe、ZnMgSSe、ZnTe
等のII-VI 族化合物半導体単結晶の表面清浄化方法、及
び、エッチング液に関する。
e、ZnS、ZnMgSe、ZnMgSSe、ZnTe
等のII-VI 族化合物半導体単結晶の表面清浄化方法、及
び、エッチング液に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ZnSe等のII-VI 族化合物半導
体単結晶の表面を清浄化するには、二クロム酸カリウム
系やアンモニア系の溶液によるエッチングが行われてい
た。(J. Crystal Growth. 86(1988)pp.342 〜347 参
照)その他、エッチャントとして、臭素−メタノール、
塩酸、硫酸、水酸化ナトリウム等がよく知られている。
体単結晶の表面を清浄化するには、二クロム酸カリウム
系やアンモニア系の溶液によるエッチングが行われてい
た。(J. Crystal Growth. 86(1988)pp.342 〜347 参
照)その他、エッチャントとして、臭素−メタノール、
塩酸、硫酸、水酸化ナトリウム等がよく知られている。
【0003】しかし、上記のエッチャントを用いると、
エッチング表面がエッチング前と比較してラフになる。
その結果、エッチング表面にエピタキシャル成長を行う
と、成長初期に3次元成長が起こり、高品質のエピタキ
シャル膜を成長させることができなかった。
エッチング表面がエッチング前と比較してラフになる。
その結果、エッチング表面にエピタキシャル成長を行う
と、成長初期に3次元成長が起こり、高品質のエピタキ
シャル膜を成長させることができなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、上
記の問題点を解消し、単結晶表面の平滑性がエッチング
前後で劣化せず、鏡面で清浄性に優れ、エピタキシャル
成長等に適したII-VI 族化合物半導体単結晶の表面清浄
化方法、及び、その方法に使用するエッチング液を提供
しようとするものである。
記の問題点を解消し、単結晶表面の平滑性がエッチング
前後で劣化せず、鏡面で清浄性に優れ、エピタキシャル
成長等に適したII-VI 族化合物半導体単結晶の表面清浄
化方法、及び、その方法に使用するエッチング液を提供
しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、特定のエッチ
ング液を用いたエッチング工程と、特定の後処理工程の
組み合わせにより、上記の課題の解決を可能にした。詳
細は以下のとおりである。
ング液を用いたエッチング工程と、特定の後処理工程の
組み合わせにより、上記の課題の解決を可能にした。詳
細は以下のとおりである。
【0006】(1) II-VI族化合物半導体単結晶を過マ
ンガン酸カリウム、硫酸及び水の混合溶液でエッチング
を行い、次いで、ジクロルメタン又はトリクロルエチレ
ン中で超音波洗浄を行うことを特徴とするII-VI 族化合
物半導体単結晶の表面清浄化方法。
ンガン酸カリウム、硫酸及び水の混合溶液でエッチング
を行い、次いで、ジクロルメタン又はトリクロルエチレ
ン中で超音波洗浄を行うことを特徴とするII-VI 族化合
物半導体単結晶の表面清浄化方法。
【0007】(2)II-VI 族化合物半導体単結晶を過マ
ンガン酸カリウム、硫酸及び水の混合溶液でエッチング
を行い、次いで、200℃以上、好ましくは200〜3
50℃の範囲に加熱して熱処理することを特徴とするII
-VI 族化合物半導体単結晶の表面清浄化方法。
ンガン酸カリウム、硫酸及び水の混合溶液でエッチング
を行い、次いで、200℃以上、好ましくは200〜3
50℃の範囲に加熱して熱処理することを特徴とするII
-VI 族化合物半導体単結晶の表面清浄化方法。
【0008】(3)II-VI 族化合物半導体単結晶を過マ
ンガン酸カリウム、硫酸及び水の混合溶液でエッチング
を行い、次いで、常温の二硫化炭素で浸漬処理すること
を特徴とするII-VI 族化合物半導体単結晶の表面清浄化
方法。
ンガン酸カリウム、硫酸及び水の混合溶液でエッチング
を行い、次いで、常温の二硫化炭素で浸漬処理すること
を特徴とするII-VI 族化合物半導体単結晶の表面清浄化
方法。
【0009】(4)上記(1)〜(3)の方法におい
て、エッチング液を25℃以下、好ましくは0〜25℃
の範囲に保持してエッチングを行うことを特徴とするII
-VI 族化合物半導体単結晶の表面を清浄化する方法。
て、エッチング液を25℃以下、好ましくは0〜25℃
の範囲に保持してエッチングを行うことを特徴とするII
-VI 族化合物半導体単結晶の表面を清浄化する方法。
【0010】(5) II-VI族化合物半導体単結晶を過マ
ンガン酸カリウム、硫酸及び水の混合溶液でエッチング
を行い、次いで、ジクロルメタン又はトリクロルエチレ
ン中で超音波洗浄を行う超音波洗浄法、200℃以上、
好ましくは200〜350℃の範囲に加熱して熱処理す
る熱処理法及び常温の二硫化炭素で浸漬処理する浸漬処
理法のうち2つ以上の方法を組み合わせて処理すること
を特徴とするII-VI 族化合物半導体単結晶の表面清浄化
方法。
ンガン酸カリウム、硫酸及び水の混合溶液でエッチング
を行い、次いで、ジクロルメタン又はトリクロルエチレ
ン中で超音波洗浄を行う超音波洗浄法、200℃以上、
好ましくは200〜350℃の範囲に加熱して熱処理す
る熱処理法及び常温の二硫化炭素で浸漬処理する浸漬処
理法のうち2つ以上の方法を組み合わせて処理すること
を特徴とするII-VI 族化合物半導体単結晶の表面清浄化
方法。
【0011】(6)上記(1)〜(5)の方法でSe等
のカルコゲン元素を含有するII-VI 族化合物半導体単結
晶の表面を清浄化する方法。
のカルコゲン元素を含有するII-VI 族化合物半導体単結
晶の表面を清浄化する方法。
【0012】(7)過マンガン酸カリウム、硫酸及び水
からなるエッチング液で、硫酸に対する過マンガン酸カ
リウムの質量比が1/5以下、好ましくは1/100〜
1/5の範囲であることを特徴とするII-VI 族化合物半
導体単結晶の表面清浄化用エッチング液。
からなるエッチング液で、硫酸に対する過マンガン酸カ
リウムの質量比が1/5以下、好ましくは1/100〜
1/5の範囲であることを特徴とするII-VI 族化合物半
導体単結晶の表面清浄化用エッチング液。
【0013】
【作用】本発明者等は、II-VI 族化合物半導体単結晶の
表面清浄化に適したエッチング液を鋭意検討する中で、
過マンガン酸カリウム、硫酸及び水の組み合わせが最適
であることを見いだし、かつ、上記エッチング液による
エッチング処理に続いて、ジクロルメタン、トリクロ
ルエチレン中での超音波洗浄法、200℃以上の温度
における熱処理法、常温での二硫化炭素への浸漬処理
法のいずれか1つ以上の後処理法を施すことにより、単
結晶表面に残存しやすいSe、Te、S等のカルコゲン
を除去することができ、平滑で清浄な結晶表面を得るこ
とができるようになった。
表面清浄化に適したエッチング液を鋭意検討する中で、
過マンガン酸カリウム、硫酸及び水の組み合わせが最適
であることを見いだし、かつ、上記エッチング液による
エッチング処理に続いて、ジクロルメタン、トリクロ
ルエチレン中での超音波洗浄法、200℃以上の温度
における熱処理法、常温での二硫化炭素への浸漬処理
法のいずれか1つ以上の後処理法を施すことにより、単
結晶表面に残存しやすいSe、Te、S等のカルコゲン
を除去することができ、平滑で清浄な結晶表面を得るこ
とができるようになった。
【0014】
【実施例】分子線エピタキシャル成長装置でGaAs
(100)基板上に成長させたNドープZnSeエピタ
キシャル結晶を用いて、結晶表面の清浄化試験を行っ
た。過マンガン酸カリウム、硫酸及び水を1:15:9
30の割合で混合した溶液(過マンガン酸カリウム系エ
ッチャント)中に浸し、25℃で30秒間エッチングを
行った。そして、結晶試料の一部をトリクロルエチレン
中で3分間超音波洗浄し、また、別の結晶試料の一部を
窒素雰囲気中で200℃で15分間熱処理を行った。
(100)基板上に成長させたNドープZnSeエピタ
キシャル結晶を用いて、結晶表面の清浄化試験を行っ
た。過マンガン酸カリウム、硫酸及び水を1:15:9
30の割合で混合した溶液(過マンガン酸カリウム系エ
ッチャント)中に浸し、25℃で30秒間エッチングを
行った。そして、結晶試料の一部をトリクロルエチレン
中で3分間超音波洗浄し、また、別の結晶試料の一部を
窒素雰囲気中で200℃で15分間熱処理を行った。
【0015】比較のために、硫酸系エッチャント(硫
酸:過酸化水素水:水=4:1:12、30℃、3分
間)、アンモニア系エッチャント(アンモニア水:過酸
化水素水:水=1:4:2、30℃、2分間)、臭素−
メタノール系エッチャント(臭素濃度=0.02%、3
0℃、5分間)をそれぞれ用い、上記のNドープZnS
eエピタキシャル結晶に対しウエットエッチングを行っ
た。硫酸系エッチャント並びにアンモニア系エッチャン
トによるエッチング処理後の結晶試料は、表面にSe系
の赤い膜が生成していたので、窒素雰囲気中で350℃
で15分間熱処理を行った。
酸:過酸化水素水:水=4:1:12、30℃、3分
間)、アンモニア系エッチャント(アンモニア水:過酸
化水素水:水=1:4:2、30℃、2分間)、臭素−
メタノール系エッチャント(臭素濃度=0.02%、3
0℃、5分間)をそれぞれ用い、上記のNドープZnS
eエピタキシャル結晶に対しウエットエッチングを行っ
た。硫酸系エッチャント並びにアンモニア系エッチャン
トによるエッチング処理後の結晶試料は、表面にSe系
の赤い膜が生成していたので、窒素雰囲気中で350℃
で15分間熱処理を行った。
【0016】図1及び図2は、上記のエッチング処理後
の結晶試料と、それに続く後処理を施した結晶試料につ
いて、ノーマルスキー顕微鏡で撮影した顕微鏡写真であ
る。なお、比較のために、ウエットエッチングを省略し
て、窒素雰囲気中で350℃で15分間熱処理を行った
結晶試料についても上記と同様に顕微鏡写真を撮影し
た。図1及び図2の顕微鏡写真を比較すると明らかなよ
うに、過マンガン酸カリウム系エッチャントを用いたウ
エットエッチング処理後の結晶試料及びその結晶試料を
さらにトリクロルエチレン中で超音波洗浄処理した結晶
試料は、表面の円滑性が優れていることが分かるが、そ
の他のエッチャントを用いた結晶試料及びその結晶試料
をさらに熱処理した結晶試料は、その表面がいずれもエ
ッチング処理前よりラフになっていることが分かる。
の結晶試料と、それに続く後処理を施した結晶試料につ
いて、ノーマルスキー顕微鏡で撮影した顕微鏡写真であ
る。なお、比較のために、ウエットエッチングを省略し
て、窒素雰囲気中で350℃で15分間熱処理を行った
結晶試料についても上記と同様に顕微鏡写真を撮影し
た。図1及び図2の顕微鏡写真を比較すると明らかなよ
うに、過マンガン酸カリウム系エッチャントを用いたウ
エットエッチング処理後の結晶試料及びその結晶試料を
さらにトリクロルエチレン中で超音波洗浄処理した結晶
試料は、表面の円滑性が優れていることが分かるが、そ
の他のエッチャントを用いた結晶試料及びその結晶試料
をさらに熱処理した結晶試料は、その表面がいずれもエ
ッチング処理前よりラフになっていることが分かる。
【0017】次に、過マンガン酸カリウム系エッチャン
トで処理した結晶試料と、その結晶試料をさらに超音波
洗浄処理した結晶試料と熱処理をした結晶試料につい
て、XPS分析(X線光電子分光法)を行い、表面残留
不純物を調査したところ、図3の結果を得た。図3よ
り、エッチャントの成分を含む不純物は結晶表面に残留
してないことが判明した。また、結晶表面のSe/Zn
組成比も合わせて調査を行った。その結果を表1に示
す。
トで処理した結晶試料と、その結晶試料をさらに超音波
洗浄処理した結晶試料と熱処理をした結晶試料につい
て、XPS分析(X線光電子分光法)を行い、表面残留
不純物を調査したところ、図3の結果を得た。図3よ
り、エッチャントの成分を含む不純物は結晶表面に残留
してないことが判明した。また、結晶表面のSe/Zn
組成比も合わせて調査を行った。その結果を表1に示
す。
【0018】
【表1】
【0019】表1より明らかなように、過マンガン酸カ
リウム系エッチャントで処理した結晶試料の表面は、若
干Seが過剰になっているが、上記の超音波洗浄若しく
は熱処理によりSe/Zn組成比がほぼ1になり、Zn
Se面に戻っていることが分かる。 このように、過マ
ンガン酸カリウム系エッチャントによるウエットエッチ
ング処理後に、トリクロルエチレン中での超音波洗浄若
しくは200℃以上で熱処理を行うことにより、非常に
平滑(鏡面)で、かつ清浄なZnSeエッチング表面を
得ることが可能であることが分かる。なお、上記のウエ
ットエッチング処理後に、常温で二硫化炭素中に浸漬処
理して上記と同様の試験を行ったところ、超音波洗浄及
び熱処理と同様に優れたZnSeエッチング表面を得る
ことができた。
リウム系エッチャントで処理した結晶試料の表面は、若
干Seが過剰になっているが、上記の超音波洗浄若しく
は熱処理によりSe/Zn組成比がほぼ1になり、Zn
Se面に戻っていることが分かる。 このように、過マ
ンガン酸カリウム系エッチャントによるウエットエッチ
ング処理後に、トリクロルエチレン中での超音波洗浄若
しくは200℃以上で熱処理を行うことにより、非常に
平滑(鏡面)で、かつ清浄なZnSeエッチング表面を
得ることが可能であることが分かる。なお、上記のウエ
ットエッチング処理後に、常温で二硫化炭素中に浸漬処
理して上記と同様の試験を行ったところ、超音波洗浄及
び熱処理と同様に優れたZnSeエッチング表面を得る
ことができた。
【0020】
【発明の効果】本発明は、上記の構成を採用することに
より、Seに代表されるカルコゲン元素を含有するII-V
I 族化合物半導体単結晶表面を、カルコゲンが付着して
いない、平滑で清浄なエッチング表面を得ることが可能
になった。
より、Seに代表されるカルコゲン元素を含有するII-V
I 族化合物半導体単結晶表面を、カルコゲンが付着して
いない、平滑で清浄なエッチング表面を得ることが可能
になった。
【図1】実施例並びに比較例において、未処理のもの、
硫酸系エッチャント、アンモニア系エッチャントを用い
て清浄化処理された結晶表面のノーマルスキー顕微鏡写
真である。
硫酸系エッチャント、アンモニア系エッチャントを用い
て清浄化処理された結晶表面のノーマルスキー顕微鏡写
真である。
【図2】実施例並びに比較例において、臭素−メタノー
ル系エッチャント、過マンガン酸カリウム系エッチャン
トを用いて清浄化処理された結晶表面のノーマルスキー
顕微鏡写真である。
ル系エッチャント、過マンガン酸カリウム系エッチャン
トを用いて清浄化処理された結晶表面のノーマルスキー
顕微鏡写真である。
【図3】実施例で清浄化処理された結晶表面のXPS分
析結果を示したグラフである。
析結果を示したグラフである。
Claims (4)
- 【請求項1】 II-VI 族化合物半導体単結晶を過マンガ
ン酸カリウム、硫酸及び水の混合溶液でエッチングを行
い、次いで、ジクロルメタン又はトリクロルエチレン中
で超音波洗浄を行うことを特徴とするII-VI 族化合物半
導体単結晶の表面清浄化方法。 - 【請求項2】 II-VI 族化合物半導体単結晶を過マンガ
ン酸カリウム、硫酸及び水の混合溶液でエッチングを行
い、次いで、200℃以上に加熱して熱処理することを
特徴とするII-VI 族化合物半導体単結晶の表面清浄化方
法。 - 【請求項3】 II-VI 族化合物半導体単結晶を過マンガ
ン酸カリウム、硫酸及び水の混合溶液でエッチングを行
い、次いで、常温の二硫化炭素で浸漬処理することを特
徴とするII-VI 族化合物半導体単結晶の表面清浄化方
法。 - 【請求項4】 過マンガン酸カリウム、硫酸及び水から
なるエッチング液で、硫酸に対する過マンガン酸カリウ
ムの質量比が1/5以下であることを特徴とするII-VI
族化合物半導体単結晶の表面清浄化用エッチング液。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19274894A JPH0834700A (ja) | 1994-07-26 | 1994-07-26 | 化合物半導体単結晶の表面清浄化方法及びエッチング液 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19274894A JPH0834700A (ja) | 1994-07-26 | 1994-07-26 | 化合物半導体単結晶の表面清浄化方法及びエッチング液 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0834700A true JPH0834700A (ja) | 1996-02-06 |
Family
ID=16296402
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19274894A Pending JPH0834700A (ja) | 1994-07-26 | 1994-07-26 | 化合物半導体単結晶の表面清浄化方法及びエッチング液 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0834700A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100373587C (zh) * | 2003-09-04 | 2008-03-05 | 南亚科技股份有限公司 | 金属内连线制程及清除金属硅化物层的方法 |
JP2010013689A (ja) * | 2008-07-02 | 2010-01-21 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | エッチング液、選択的エッチング方法及びこれを用いた配線板の製造方法 |
JP2013511844A (ja) * | 2009-11-18 | 2013-04-04 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | Ii〜vi半導体のための新規なウェットエッチング剤及び方法 |
-
1994
- 1994-07-26 JP JP19274894A patent/JPH0834700A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100373587C (zh) * | 2003-09-04 | 2008-03-05 | 南亚科技股份有限公司 | 金属内连线制程及清除金属硅化物层的方法 |
JP2010013689A (ja) * | 2008-07-02 | 2010-01-21 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | エッチング液、選択的エッチング方法及びこれを用いた配線板の製造方法 |
JP2013511844A (ja) * | 2009-11-18 | 2013-04-04 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | Ii〜vi半導体のための新規なウェットエッチング剤及び方法 |
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