JPH0273632A - 化合物半導体基板こエッチング方法 - Google Patents

化合物半導体基板こエッチング方法

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JPH0273632A
JPH0273632A JP22540988A JP22540988A JPH0273632A JP H0273632 A JPH0273632 A JP H0273632A JP 22540988 A JP22540988 A JP 22540988A JP 22540988 A JP22540988 A JP 22540988A JP H0273632 A JPH0273632 A JP H0273632A
Authority
JP
Japan
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substrate
etchant
etching
temperature
semiconductor substrate
Prior art date
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Pending
Application number
JP22540988A
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English (en)
Inventor
Akio Shimura
志村 昭夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は砒化ガリウム(GaAs)半導体基板のエツチ
ング方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、GaAs基板にイオン注入層を形成し、或いはエ
ピタキシャル成長を行う場合には、この基板の前処理と
して基板表面のエツチングを行っている。即ち、一般に
提供されているGaAs基板は、MC(Mechano
 Chemical)研磨によるミラー仕上げ加工を施
しているため、基板表面に加工歪が残されたままであり
、この加工歪層を除去するために硫酸、過酸化水素系の
エツチング液を用いた基板のエツチングを行っている。
この場合、エツチング液の液温を50℃以上に保持し、
その中に室温に保持された基板を浸し、液を撹拌してエ
ツチングを行っている。
〔発明が解決しようとする課題] 上述した従来のエツチング方法では、比較的高温のエツ
チング液の中に、これに比べて低温の室温の基板を浸す
ため、液温度と基板との温度差が大きく、エツチングの
初期に基板の表面に気泡が付着し易い。このため、この
気泡がエツチング液と基板表面との接触を妨害し、エツ
チング後の基板表面に直径20〜30μm程度のエツチ
ングされない突起状部分が発生する。この突起状部分が
生じたまま、基板にエピタキシャル成長を行うと、膜厚
不均一性や異常成長が生じ、これが原因となって半導体
装置の特性の劣化をまね(という問題がある。
本発明はエツチングに際しての気泡の発生を防止して、
好適なエツチングを可能としたエツチング方法を堤供す
ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のエツチング方法は、エツチングする化合物半導
体基板を、エツチング液の温度に対して15℃以内の温
度差となるように加熱した上でエツチング液に浸漬して
エツチングを実行する。
(作用) 上述した方法では、エツチング液と半導体基板との温度
差が小さいため、両者の温度差が原因とされる半導体基
板の表面への気泡の付着が発生せず、半導体基板におけ
る突起状部分の発生を防止する。
〔実施例] 次に、本発明を図面を参照して説明する。
硫酸、過酸化水素系のエツチング液は、硫酸:過酸化水
素:水を10:1:1の組成比で作製し、液温を少なく
とも50℃以上、ここでは70±2℃に制御しておく。
一方、第1図に示すように、CaAs基板1はホットプ
レート2上に載せ、前記エツチング液と15℃以下の温
度差となる温度、ここで75〜80℃に加熱する。そし
て、第2図のように、容器3内に前記エツチング液4を
入れ、このエツチング液4内に前記加熱されたGaAs
基板1を浸漬する。
このとき、エツチング液4を十分に撹拌しなから略90
秒間エツチングを行う。
その後、GaAs基板1を容器3から取出し、純水で十
分な洗浄を行う。
したがって、このエツチング方法では、GaAs基板1
を予めエツチング液4と略等しい温度にまで加熱した上
でエツチング液に浸漬させるため、両者の温度差が小さ
くなり、GaAs基板1の表面に気泡が付着することは
ない。エツチング液中の気泡はエツチング液の表面に浮
上し、消滅される。これにより、GaAs基板1の表面
に気泡によるエツチング不能部分が生じることがなく、
突起状部分が形成されることもない。したがって、後工
程のエピタキシャル層の成長を好適に行い、特性劣化の
ない半導体装置の製造が可能となる。
ここで、インジウムドープGaAs基板をエツチングす
る際には、硫酸:過酸化水素:水を10:1:1の組成
比で構成したエツチング液を70±2℃に設定し、かつ
該GaAs基板を60〜70℃に加熱した上でエツチン
グ液に浸漬させて約90秒間のエツチングを行えばよい
。これにより、インジウムドープGaAs基板の表面に
突起状部分が生じることなく好適なエツチングを実現で
きる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、化合物半導体基板を、エ
ツチング液の温度に対して15℃以内の温度差となるよ
うに加熱してエツチング液に浸漬しているので、エツチ
ング液と半導体基板との温度差が小さくなり、両者の温
度差が原因とされる半導体基板の表面への気泡の付着が
発生せず、半導体基板における突起状部分の発生を防止
する。これにより、後工程のエピタキシャル層を好適に
成長でき、製造する半導体装置の特性劣化を未然に防止
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法におけるCraAs基板を加熱する
工程を示す斜視図、第2図は本発明方法におけるエツチ
ング工程を示す一部破断斜視図である。 1・・・GaAs基板、2・・・ホットプレート、3・
・・容器、4・・・エツチング液。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、化合物半導体基板を硫酸、過酸化水素系のエッチン
    グ液を用いて表面エッチングするに際し、前記エッチン
    グ液を50℃以上の温度に設定するとともに、前記化合
    物半導体基板はエッチング液の温度に対して15℃以内
    の温度差となるように加熱してエッチング液に浸漬する
    ことを特徴とする化合物半導体基板のエッチング方法。
JP22540988A 1988-09-08 1988-09-08 化合物半導体基板こエッチング方法 Pending JPH0273632A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02228486A (ja) * 1989-03-01 1990-09-11 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> エッチング方法
US7097784B2 (en) 2002-12-27 2006-08-29 Kabushiki Kaisha Toshiba Etching method and apparatus for semiconductor wafers
JP2009004675A (ja) * 2007-06-25 2009-01-08 Shin Etsu Handotai Co Ltd シリコンウエーハのエッチング方法及び装置
CN101943868A (zh) * 2010-08-03 2011-01-12 无锡科硅电子技术有限公司 去除光刻胶的方法与装置

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