JPH0834082B2 - 遠隔操作式回路遮断器の制御装置 - Google Patents

遠隔操作式回路遮断器の制御装置

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JPH0834082B2
JPH0834082B2 JP63268661A JP26866188A JPH0834082B2 JP H0834082 B2 JPH0834082 B2 JP H0834082B2 JP 63268661 A JP63268661 A JP 63268661A JP 26866188 A JP26866188 A JP 26866188A JP H0834082 B2 JPH0834082 B2 JP H0834082B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は遠隔操作式回路遮断器の制御装置に関する
ものである。
[従来の技術] 従来の遠隔操作式回路遮断器およびその制御装置の構
成を第2図〜第8図について説明する。
第2図は回路遮断器の主接点の閉状態を示す概略構成
図、第3図は同じく開状態を示す概略構成図、第4図は
トリップ状態を示す概略構成図、第5図は第2図の状態
において制御用のマイクロスイッチの動作状態を加えた
説明図、第6図は第3図の状態において制御用のマイク
ロスイッチの動作状態を加えた説明図、第7図は第4図
の状態において制御用のマイクロスイッチの動作状態を
加えた説明図、第8図は制御回路図である。
第2図〜第4図において、(1)はベース(1a)とカ
バー(1b)とからなるフレームで、各図はカバー(1b)
を外した図である。(2)はハンドル軸(2a)によりフ
レーム(1)に回転可能に取り付けられる操作ハンドル
で、内部側に操作ピン(3)とリセット用突起(4)と
を有する。(5)は一端の凹所(5a)が操作ピン(3)
にスライドかつ回転可能に係合される第1のリンク、
(5A)は第1のリンク(5)に設けた第1の突出片で、
後記する第1のマイクロスイッチを開閉する。(6)は
第1のリンク(5)の他端に一端が回転可能に接続され
る第2のリンク、(7)は第2のリンク(6)の他端に
一端が回転可能に接続されかつ中間部をフレーム(1)
の第1の枢支ピン(8)により回転可能に支持される可
動子枠、(7A)は可動子枠(7)に設けた第2の突出片
で、後記する第2のマイクロスイッチを開閉する。
(9)は第1の枢支ピン(8)に枢支される状態で可動
子枠(7)に保持される可動接触子、(10)は主接点の
一方を構成する可動接点、(11)は主接点の他方を構成
する固定接点で、アークランナー(12)により負荷端子
(13)に接続される。(14)はフレーム(1)の第2の
枢支ピン(15)により中間部を回転可能に支持されるレ
バーで、一端のリンクピン(16)により第1のリンク
(5)の中間部を支持する。(17)はフレーム(1)の
第3の枢支ピン(18)により中間部を回転可能に支持さ
れる引外し用ラッチで、レバー(14)の他端(14A)に
係脱可能に係合する。(19)はレバー(14)を引外し用
ラッチ(17)に係合する方向(図中反時計方向)に付勢
するトリップ用の駆動ばね、(20)は引外し用ラッチ
(17)をレバー(14)に係合する方向(図中時計方向)
に付勢するリセット用の復帰ばね、(21)は引外し用ラ
ッチ(17)を作動する過電流検出装置で、電磁石(21
a)とバイメタル(21b)とからなる。バイメタル(21
b)は調節ネジ(22)により引外し用ラッチ(17)の上
方を復帰ばね(20)に抗して押圧し、電磁石(21a)は
プランジャー(23)により引外し用ラッチ(17)の下方
を復帰ばね(20)に抗して押圧する。(24)はバイメタ
ル(21b)に接続される電源端子、(25)は遠隔制御信
号に応じて操作ハンドル(2)を主接点の開または閉方
向に駆動する操作用電磁石で、図示しない操作コイルを
内蔵すると共に操作リンク(26)により操作ハンドル
(2)に連結される。(27)は操作用電磁石(25)の操
作コイルに接続された制御回路用端子、(28)はアーク
消弧室、(29)はバイメタル(21b)と電磁石(21a)の
コイルとを接続する可撓銅撚線、(30)は電磁石(21
a)のコイルと可動接触子(9)とを接続する可撓銅撚
線である。
第5図〜第7図において、(31)は絶縁バリアで、フ
レーム(1)の内部を区画するようにベース(1a)に固
定される。(32)は開閉切換用の第1のマイクロスイッ
チで、絶縁バリア(31)にねじなどの手段により固定さ
れる。(33)は第1のマイクロスイッチ(32)で作動片
で、主接点の閉状態において第1の突出片(5A)により
押圧され、第1のマイクロスイッチ(32)を開状態にす
る。(34)は開閉切換用の第2のマイクロスイッチで、
絶縁バリア(31)にねじなどの手段により固定される。
(35)は第2のマイクロスイッチ(34)の作動片で、主
接点の開状態において第2の突出片(7A)により押圧さ
れ、第2のマイクロスイッチ(34)を開状態にする。
第8図において、(36)は操作用電磁石(25)の操作
コイルである。
次に動作を説明する。まず第3図の主接点の開状態に
おいて主接点を閉に操作する場合を説明する。操作ハン
ドル(2)を手動により図において時計方向に回動して
操作ピン(3)を矢印(37)の方向に移動させるか、あ
るいは操作用電磁石(25)を矢印(38)の方向に操作し
て操作ピン(3)を矢印(37)の方向に移動させると、
第1のリンク(5)がリンクピン(16)を支点として反
時計方向に回転し、第2のリンク(6)を介して可動子
枠(7)が第1の枢支ピン(8)を支点として時計方向
に回転し、この可動子枠(7)と共に可動接触子(9)
が回転して可動接点(10)が閉じる。その際、レバー
(14)と引外し用ラッチ(17)とは各ばね(19),(2
0)により互いに押圧されて係合しているので、両者の
関係は変らない。
こうして第2図に示す閉状態になる。この状態では第
5図に示すように第1の突出片(5A)が第1のマイクロ
スイッチ(32)の作動片(33)を押圧して第1のマイク
ロスイッチ(32)が開いていると共に第2の突出片(7
A)が第2のマイクロスイッチ(34)の作動片(35)か
ら離れて第2のマイクロスイッチ(34)がフリー状態と
なってその接点が閉となっているので、第8図(A)に
示す遠隔操作用制御回路が構成される。この制御回路で
は端子(b)から端子(a)に至る矢印(a1)で示す電
流が操作コイル(36)に流れ、操作用電磁石(25)は主
接点を開とする方向に動作することになる。なお第2図
に示す主接点の閉状態では操作用電磁石(25)の吸着保
持力により各部材が現状のまま維持される。
次に第2図の閉状態において主接点を開に操作する場
合を説明する。操作ハンドル(2)を手動により図にお
いて反時計方向に操作して操作ピン(3)を矢印(39)
の方向に移動させるか、あるいは操作用電磁石(25)を
矢印(40)の方向に操作して操作ピン(3)を矢印(3
9)の方向に移動させると、第1のリンク(5)がリン
クピン(16)を支点として時計方向に回転し、第2のリ
ンク(6)を介して可動子枠(7)が第1の枢支ピン
(8)を支点として反時計方向に回転し、この可動子枠
(7)と共に可動接触子(9)が回転して可動接点(1
0)が開離する。
こうして第3図に示す開状態になるが、この状態では
第6図に示すように第1の突出片(5A)が第1のマイク
ロスイッチ(32)の作動片(33)から離れて第1のマイ
クロスイッチ(32)がフリー状態となってその接点が閉
となっていると共に第2の突出片(7A)が第2のマイク
ロスイッチ(34)の作動片(35)を押圧して第2のマイ
クロスイッチ(34)が開いているので、第8図(B)に
示す遠隔操作用制御回路が構成される。この制御回路で
は端子(a)から端子(c)に至る矢印(a2)で示す電
流が操作コイル(36)に流れ、操作用電磁石(25)は主
接点を閉とする方向に動作することになる。
さらに第2図の主接点の閉状態において過電流が流れ
た場合を説明する。第2図において電流は、電源端子
(24)→バイメタル(21b)→可撓銅撚線(29)→電磁
石(21a)のコイル→可撓銅撚線(30)→可動接触子
(9)→可動接点(10)→固定接点(11)→アークラン
ナー(12)→負荷端子(13)と流れる。この結果、バイ
メタル(21b)が弯曲して調節ネジ(22)で引外し用ラ
ッチ(17)を復帰ばね(20)に抗して矢印(41)の方向
に回動する。また、短絡電流等の場合には、電磁石(21
a)のプランジャー(23)が作動して引外し用ラッチ(1
7)の下端を押すことにより、復帰ばね(20)に抗して
矢印(41)の方向に引外し用ラッチ(17)を回動する。
従ってレバー(14)の他端(14A)が引外し用ラッチ(1
7)から外れて駆動ばね(19)のばね力により第2の枢
支ピン(15)を支点として矢印(42)の方向に回転す
る。このとき操作ハンドル(2)は操作用電磁石(25)
の主接点閉位置での吸着保持力によって保持されている
ので操作ピン(3)は動かない。よって凹所(5a)が操
作ピン(3)と係合した状態でスライドしながら操作ピ
ン(3)を支点として第1のリンク(5)がリンクピン
(16)と共に矢印(42)の方向に回転し、第2のリンク
(6)を介して可動子枠(7)が第1の枢支ピン(8)
を支点として反時計方向に回転し、この可動子枠(7)
と共に可動接触子(9)が回転して可動接点(10)が開
離する。これをトリップ状態といい、第4図に示す。
この第4図に示すトリップ状態では、第7図に示すよ
うに反時計方向に回転する可動子枠(7)の第2の突出
片(7A)が第2のマイクロスイッチ(34)の作動片(3
5)を押圧し、第2のマイクロスイッチ(34)を開状態
にするので第8図(C)に示す遠隔操作用制御回路が構
成される。この回路では第1および第2ののマイクロス
イッチ(32),(34)はいずれも開となり、操作コイル
(36)の付勢回路が形成されないためトリップ状態では
操作用電磁石(25)による操作はできず、リセット操作
は操作ハンドル(2)を手動で主接点の開方向に操作す
ることにより行う。これは、トリップ時に作業員が回路
遮断器の設置箇所へ出向き、トリップの原因を確認する
と共に、その原因を取り除くまではリセットができない
ようにするためである。リセット操作は、第4図におい
て操作ハンドル(2)を反時計方向に回動する。これに
よって操作ハンドル(2)のリセット用突起(4)がリ
ンクピン(16)に係合してリンクピン(16)即ちレバー
(14)を駆動ばね(19)に抗して矢印(43)の方向に回
転させ、最終的にレバー(14)の他端(14A)を引外し
用ラッチ(17)に係止させる。この時引外し用ラッチ
(17)も復帰ばね(20)により復帰している。このレバ
ー(14)の復帰により第1のリンク(5)は向きを変え
るにとどまるので第2のリンク(6)以降には変化はな
い。従って第3図に示すオフ状態に戻り、リセットされ
たことになる。
[発明が解決しようとする課題] 従来の遠隔操作式回路遮断器およびその制御装置は、
以上のように構成され、回路遮断器がトリップすると遠
隔操作によっては主接点の開状態へリセットすることが
できないようにされていた。
しかしながら回路遮断器がトリップした場合でも、定
格電流より若干大きな電流が流れた程度であるとか、一
時的に過負荷になったが、その状態がすぐ解消されたよ
うな場合あるいは過負荷の原因が確認されている場合な
ど、事故の原因が明確である場合には回路遮断器の設置
箇所である分電盤まで出向く必要もなく、この原因が取
り除かれた時点で遠隔操作によってリセットしても何ら
支障はないにもかかわらず上述のような構成であるが故
にそれができないという問題点があった。
この発明はこのような問題点を解消するためになされ
たもので、トリップ時においても遠隔操作でリセット可
能な制御装置を提供しようとすものである。
[課題を解決するための手段] この発明に係る遠隔操作式回路遮断器の制御装置は、
回路遮断器の操作ハンドルの動きに対応して開閉状態が
切り換えられる第1の切換スイッチと、回路遮断器の主
接点の開閉に対応して開閉状態が切り換えられる第2の
切換スイッチとを備え、回路遮断器本体のトリップ状態
に対応する位置に操作ハンドルがあるとき閉成される第
1の切換スイッチの第1の開閉接点と主接点が開放され
ているとき閉成される第2の切換スイッチの第3の開閉
接点とを直列に接続し、トリップ状態に対応する位置に
操作ハンドルがあるとき開放される第1の切換スイッチ
の第2の開閉接点と並列に第1の一方向導通素子を接続
し、トリップ状態に対応する位置に操作ハンドルがある
とき第3の開閉接点と第1の開閉接点と第1の一方向導
通素子とを介して操作用電磁石の操作コイルに操作ハン
ドルを開動作させる方向の電流を流しうるようにしたも
のである。
[作用] この発明によれば、回路遮断器本体のトリップ状態に
対応する位置に操作ハンドルがあるとき第1の開閉接点
および第3の開閉接点が共に閉じており、第2の開閉接
点は開放している。しかし、第2の開閉接点が開放して
いても第2の開閉接点と並列に第1の一方向導通素子が
接続されており第3の開閉接点と第1の開閉接点と第1
の一方向導通素子とを通過して操作ハンドルを開動作さ
せる方向の電流を操作コイルに流すことができるので、
トリップ時の遠隔操作によるリセットが可能になるもの
である。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を第1図に示す制御回路図
について説明する。
第1図の(A)は回路遮断器の主接点が閉の状態を示
すものであり、(B)は同じく開の状態、(C)は同じ
くトリップの状態を示すものである。
これらの図において(36A)は操作用電磁石(25)の
操作コイルで、その付勢方向に応じて操作用電磁石(2
5)を正逆方向に駆動し、これに連結されている回路遮
断器の操作ハンドル(2)を主接点の開または閉方向へ
駆動するようになされている。(32A)は第1の切換ス
イッチであるマイクロスイッチ、(34A)は第2の切換
スイッチであるマイクロスイッチで、いずれも従来の第
1および第2のマイクロスイッチ(32),(34)と同様
に構成、配設されている。また、(44)は開およびリセ
ット用ダイオード、(45)は閉用ダイオード、(46)は
第1および第2のマイクロスイッチ(32A),(34A)の
NO接点同士を接続するリセット用結線で、回路遮断器の
トリップ時にのみ第1および第2のマイクロスイッチ
(32A),(34A)のNO接点が共に閉となることを利用し
てリセット回路を形成するためのものであり、操作ハン
ドル(2)を主接点の開方向へ駆動するように操作コイ
ル(36A)を付勢する回路を形成するものである。
(a),(b),(c)はそれぞれ電源端子である。な
お、この発明においては、第1のマイクロスイッチ(32
A)の常開接点(C,NO)が第1の開閉接点、常閉接点
(C,NC)が第2の開閉接点、第2のマイクロスイッチ
(34A)の常開接点(C,NO)が第3の開閉接点、常閉接
点(C,NC)が第4の開閉接点である。回路遮断器は従来
と同じ構成であるため説明を省略する。
このような構成において回路遮断器の主接点が閉状態
にある場合は、第1および第2のマイクロスイッチ(32
A),(34A)の開閉状態は第1図(A)に示すような状
態になっている。従ってこの状態で端子(b),(a)
間に電圧を与えると、端子(b)から端子(a)に至る
矢印(a1)で示すような電流が流れ、操作コイル(36
A)は操作ハンドル(2)を主接点の開方向へ駆動する
方向に付勢され開操作を行うことができる。
また、回路遮断器の主接点が開状態にある場合は、第
1および第2のマイクロスイッチ(32A),(34A)の開
閉状態は第1図(B)に示すような状態になっている。
従ってこの状態で端子(a),(c)間に電圧を与える
と、端子(a)から端子(c)に至る矢印(a2)で示す
ような電流が流れ、操作コイル(36A)は操作ハンドル
(2)を主接点の閉方向へ駆動する方向に付勢され閉操
作を行うことができる。
なお、回路遮断器がトリップした場合は、操作ハンド
ル(2)が上述したように主接点の閉状態の位置に保持
されたままであるため、第1および第2のマイクロスイ
ッチ(32A),(34A)の開閉状態は第1図(C)に示す
ような状態となる。この場合には、リセット用結線(4
6)を経て端子(b)と端子(a)間に閉回路が形成さ
れるため、端子(b),(a)間に電圧を与えることに
より端子(b)から端子(a)に至る矢印(a3)で示す
ような電流が流れ、操作コイル(36A)は第1図(A)
の場合と同様に、主接点の開方向へ操作ハンドル(2)
を駆動するように付勢される。この操作によってリセッ
トが行われ、第1図(B)に示す状態となるため、第1
図(B)の電流によって操作コイル(36A)を付勢する
ことにより主接点を閉状態にすることができる。
[発明の効果] この発明は以上のように構成され、回路遮断器本体の
トリップ状態に対応する位置に操作ハンドルがあるとき
共に閉成する第1および第3の開閉接点を直列に接続
し、第2の開閉接点と並列に第1の一方向導通素子を接
続して、トリップ状態において第2の開閉接点が開放さ
れていても操作ハンドルを開動作させる方向の電流を操
作コイルに流すことができるようにしたので、トリップ
時においても遠隔操作によってリセットすることができ
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す制御回路図、第2図
〜第8図は従来の遠隔操作式回路遮断器を示すもので、
第2図は回路遮断器の主接点の閉状態を示す概略構成
図、第3図は同じく開状態を示す概略構成図、第4図は
トリップ状態を示す概略構成図、第5図は第2図の状態
において制御用のマイクロスイッチの動作状態を加えた
説明図、第6図は第3図の状態において制御用のマイク
ロスイッチの動作状態を加えた説明図、第7図は第4図
の状態において制御用のマイクロスイッチの動作状態を
加えた説明図、第8図は制御回路図である。 図において、(1)はフレーム、(2)は操作ハンド
ル、(21)は過電流検出装置、(25)は操作用電磁石、
(32A)は第1の切換スイッチ、(34A)は第2の切換ス
イッチ、(36A)は操作コイル、(46)はリセット用結
線である。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】操作ハンドル(2)によりリンク機構(5,
    6,7,8)を介して開閉される一対の主接点(10,11)と、
    前記主接点(10,11)を通る電流が所定値を超えるとき
    作動する過電流検出装置(21,22,23)により操作される
    引外用ラッチ(17)と、前記リンク機構に連結され前記
    引外用ラッチ(17)により引き外されて前記主接点(1
    0,11)を開にしてトリップ状態とするリンク(14)と、
    操作コイル(36A)を有しこの操作コイル(36A)に所定
    方向の電流を流すことにより前記操作ハンドル(2)を
    閉動作させ前記所定方向と逆方向の電流を流すことによ
    り前記操作ハンドル(2)を開動作させる操作用電磁石
    (25)とを有する回路遮断器本体を制御するものであっ
    て、 前記操作ハンドル(2)が前記回路遮断器本体の閉状態
    に対応する位置とトリップ状態に対応する位置とにある
    とき閉成され前記操作ハンドル(2)が前記回路遮断器
    本体の開状態に対応する位置にあるとき開放される第1
    の開閉接点(C,NO)および前記操作ハンドル(2)が前
    記回路遮断器本体の閉状態に対応する位置とトリップ状
    態に対応する位置とにあるとき開放され前記操作ハンド
    ル(2)が前記回路遮断器本体の開状態に対応する位置
    にあるとき閉成される第2の開閉接点(C,NC)を設けた
    第1の切換スイッチ32Aと、前記主接点(10,11)が閉成
    されているとき開放され開放されているとき閉成される
    第3の開閉接点(C,NO)と前記主接点(10,11)が閉成
    されているとき閉成され開放されているとき開放される
    第4の開閉接点(C,NC)とを設けた第2の切換スイッチ
    (34A)と、それぞれ一方向に電流を導通する第1およ
    び第2の一方向導通素子(44)、(45)とを有し、 前記第2の開閉接点の一方側(C)に前記第2の一方向
    導通素子(45)が接続され前記第2の一方向導通素子
    (45)と前記第2の開閉接点(C,NC)とを介して前記第
    2の開閉接点の他方側(NC)から前記操作コイル(36
    A)に前記所定方向の電流を流しうるようにされるとと
    もに前記第2の開閉接点(C,NC)と並列に前記所定方向
    の電流を阻止する方向に前記第1の一方向導通素子(4
    4)が接続され、 前記第4の開閉接点の一方側(NC)が前記第2の開閉接
    点の一方側(C)に接続され前記第4の開閉接点(C,N
    C)と前記第1の一方向導通素子(44)とを介して前記
    第2の開閉接点の他方側(NC)から前記操作コイル(36
    A)に前記所定の方向と逆方向の電流を流しうるように
    され、 前記第1の開閉接点(C,NO)と第3の開閉接点(C,NO)
    とが直列に接続されて直列回路が形成されこの直列回路
    の第1の開閉接点側(C)が前記第2の開閉接点の一方
    側(C)に接続され第3の開閉接点側(C)が前記第4
    の開閉接点の他方側(C)に接続され前記第3の開閉接
    点(C,NO)と前記第1の開閉接点(C,NO)と前記第1の
    一方向導通素子(44)とを介して前記第2の開閉接点の
    他方側(NC)から前記操作コイル(36A)に前記所定方
    向と逆方向の電流を流しうるようにされたものである 遠隔操作式回路遮断器の制御装置。
JP63268661A 1988-10-25 1988-10-25 遠隔操作式回路遮断器の制御装置 Expired - Lifetime JPH0834082B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02114427A (ja) 1990-04-26

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