JPH08340198A - 基板位置決め用吸着ピンユニット - Google Patents

基板位置決め用吸着ピンユニット

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JPH08340198A
JPH08340198A JP14639495A JP14639495A JPH08340198A JP H08340198 A JPH08340198 A JP H08340198A JP 14639495 A JP14639495 A JP 14639495A JP 14639495 A JP14639495 A JP 14639495A JP H08340198 A JPH08340198 A JP H08340198A
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suction pin
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Abstract

(57)【要約】 【目的】複数のバキュームテーブルが不用で、機種切り
換えにも短時間で対応できる基板位置決め用吸着ピンユ
ニットを提供する。 【構成】吸着ピン4は上方に開口する空洞部4−2cを
備え下部をバックアップピン支持プレート2のピン挿入
孔2−1に挿入されて所望の位置に配設される。空洞部
4−2cは内部に蛇腹パッド17を備え周壁に外気導入
孔19を備える。パッド17は開口部4−3の周縁より
も上方へ開口し、中空止め具18、空洞部4−2b、4
−2c、継ぎ手11及び接続チューブ12を介して減圧
ポンプに連通する。吸着ピン4はパッド17により基板
6を吸着して基板6を開口部4−2cの高さに位置決め
する。基板6裏面の部品との位置関係が不正であると、
部品が開口部4−2cの周縁又はパッド17の周縁に当
接して基板6裏面とパッド17間に間隙が形成され、そ
の間隙及び外気導入孔19からパッド17に外気が吸入
され、減圧連通路内の減圧不良により位置関係不良が検
出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、部品自動搭載装置に搬
入されてくるプリント基板を吸着して位置固定する基板
位置決め用吸着ピンユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、基板を供給する基板供給装
置、その供給された基板上の所定位置にペースト状の半
田クリーム等を添付又は塗布するディスペンサ、その半
田クリーム等が添付又は塗布された基板に電子部品を搭
載する部品搭載装置、その搭載された電子部品を基板上
に固定するリフロー炉、搭載部品が固定されて完成した
基板を収納する基板収納装置等からなる基板部品製造ラ
インがある。
【0003】このような基板部品製造ラインの中で、部
品搭載装置は、プリント基板上にIC、抵抗、コンデン
サ等の多数のチップ状電子部品を自動搭載する。この部
品搭載装置は、上下及び平面をたてよこに、3次元にわ
たり自在に移動可能に支持された部品搭載ヘッドによ
り、チップ状の電子部品を、収納パレット又はロールカ
ートリッジ等からピックアップして、自動搬入されたプ
リント基板上に自動的かつ迅速に搭載する。このとき、
部品搭載ヘッドが正確にチップ搭載位置を決めても、プ
リント基板の位置が正確に固定されていないと電子部品
を正しい位置に搭載することができない。
【0004】したがって、部品搭載装置内に搬入されて
きたプリント基板を位置決めするために、先ずプリント
基板を両側からレールで挟んで左右の位置決めを行い、
さらに前後から戻しストッパと基準ストッパで挟んで前
後の位置決めを行ない、次にプリント基板を下方からバ
ックアップピンで押し上げ、天板との間に挟んで上下の
位置決めを行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、電子
機器が小型化するにつれて、これに組込まれる電子部品
も、外部に張り出す配線端子を持たないリードレス型の
微小電子部品が多くなっており、また、これら微小電子
部品が搭載されるプリント基板には可撓性のある柔軟な
基板が用いられることが多くなっている。
【0006】このため部品搭載位置に搬入されるプリン
ト基板には、凸型の反りがしばし発生する。しかし、上
述したようにプリント基板をバックアップピンによって
下方から突き上げる方式とか、あるいは前後左右から挟
み込む方式では、プリント基板に発生している凸型の反
りを矯正ができないため、微小な電子部品を正しい位置
に搭載することが出来ないという問題があった。
【0007】もっとも、上記の問題を解決するものとし
て、バキュームテーブル方式が知られている。これらは
プリント基板の下面を吸着してプリント基板を平らに位
置決めするものである。しかしながら、それらの方式
は、いずれの場合も、プリント基板の機種毎に対応して
複数のバキュームテーブルを備える必要があるために、
このことがコスト上昇の要因となるという問題があっ
た。また、そればかりでなく、機種切り換えに対応して
バキュームテーブルを交換する作業に多大の時間を要し
て作業能率の向上を阻害するという問題もあった。
【0008】本発明の課題は、上記従来の実情に鑑み、
複数のバキュームテーブルの備えを不用とし、機種切り
換えにも短時間で対応できる基板位置決め用吸着ピンユ
ニットを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段及び作用】以下に、本発明
に係わる基板位置決め用吸着ピンユニットの構成を述べ
る。本発明の基板位置決め用吸着ピンユニットは、チッ
プ状電子部品を自動装着されるべく部品自動搭載装置内
に搬入されてくるプリント基板を吸着して位置固定する
吸着ピンと、該吸着ピンを着脱自在に保持して固定する
保持固定手段と、該保持固定手段により位置固定された
上記吸着ピンに着脱自在に連結される減圧チューブとを
備えて構成される。
【0010】上記保持固定手段は、例えば請求項2記載
のように、バックアップピンを保持固定するバックアッ
プテーブルであり、該バックアップテーブルのバックア
ップピン保持孔に上記吸着ピンが着脱自在に増設又は移
設される。また、上記吸着ピンは、例えば請求項3記載
のように、吸着口と、該吸着口内に配設された吸着パッ
ドと、上記吸着口の側壁に形成され吸着口の内部と外部
とを連通させる少なくも1個の孔とを備えて構成され
る。
【0011】これにより、吸着パッドが正しくプリント
基板に密着していないときは、吸着口とプリント基板間
の隙間、又は吸着口の内部と外部を連通する孔を介して
外気が吸入されて減圧チューブの減圧を不具合とし、こ
の不具合により吸着位置の不正又は吸着ピンの不正を検
出する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1(a) は、一実施例に係わる基板位置決め
用吸着ピンユニットが配設されたプリント基板(以下、
単に基板という)の位置固定装置の平面図であり、同図
(b) はその基板搬送方向から見た側面図である。これら
位置固定装置の構成は、部品(電子部品)搭載装置又は
ディスペンサの内部構成の一部となるものであるが、そ
の部品搭載装置(又はディスペンサ)の全体構成は図示
を省略している。
【0013】図(a),(b) に示すように、基板の位置固定
装置は、2本の案内レール1a、1bと、これらの下方
に在る支持プレート2と、その支持プレート2に差し込
まれた複数のバックアップピン(支持ピン)3及び複数
の吸着ピン4と、支持プレート2を保持する昇降機5等
からなっている。
【0014】案内レール1a、1bの、一方の案内レー
ル1aは部品搭載装置の不図示の基台に固定されてお
り、他方の案内レール1bは上記固定側の案内レール1
aに接離する方向に移動可能に配設され、処理する基板
6の機種に合わせて予め移動を行って間隔が設定され
る。案内レール1a、1bは、基板6を部品の搭載位置
まで案内して基板6の左右の位置を固定する。
【0015】支持プレート2は、多数のピン挿入孔2−
1を備え、昇降機5に固定されて支持されている。上記
ピン挿入孔2−1には、作業開始前に予め基板6に対応
する適宜の位置に複数の支持ピン3及び複数の吸着ピン
4が差込まれて立設されている。
【0016】昇降機5は、本体上端に上記支持プレート
2を保持し、本体側部には、部品搭載装置の基台に固定
されているスライド溝7に滑動自在に嵌合するスライド
レール5−1を備え、本体下部は、これも部品搭載装置
の基台に固定された油圧シリンダ8のピストン8−1に
連結されている。
【0017】油圧シリンダ8の油圧が増圧してピストン
8−1がシリンダから進出すれば昇降機5が降下し、油
圧シリンダ8の油圧が減圧してピストン8−1がシリン
ダに退入すれば昇降機5が上昇する。
【0018】上記の昇降機5は基板6の搬入前には降下
しており、基板6が部品搭載位置に搬入されて左右前後
の位置が固定されるに応じて、同図(b) に示す位置決め
完了位置まで矢印Aで示すように上昇する。
【0019】これにより、同図(b) に示すように、支持
プレート2の複数の支持ピン3が、天板9との間に基板
6を挟持して下方から支持して基板6の沈下を防止し、
吸着ピン4が基板6を下方に吸着して図の破線6−1で
示す基板6の浮き上がり(凸状の反り)を防止する。
【0020】上記の支持ピン3及び吸着ピン4は、通常
は支持プレート2上に平均に配置され、電子部品を裏面
に搭載済みの基板6を支持する場合は、それらの電子部
品に当接しない位置に選択的に配設される。
【0021】吸着ピン4には、着脱自在な自在継ぎ手1
1によって接続チューブ12が連結されている。この接
続チューブ12の他端は、固定側の案内レール1aを支
持する支持台10の下部の要所要所に配設された自在継
ぎ手13に連結されている。自在継ぎ手13は、減圧チ
ューブ14によって不図示の減圧ポンプに接続されてい
る。上記の自在継ぎ手11及び13はチューブの連結を
解除すると自動的に通気が閉鎖され、チューブを連結す
ると自動的に通気が導通する。
【0022】図2(a) は、上記吸着ピン4の外観を示す
側面図であり、同図(b) はその断面図である。同図(b)
は、上に平面図も示している。同図(a),(b) に示すよう
に、吸着ピン4は、下方の差込み部4−1の周面の切り
込み溝にゴム製のOリング16を備えている。これによ
って、吸着ピン4の差込み部4−1を支持プレート2の
ピン挿入孔2−1に挿入するだけで、吸着ピン4が支持
プレート2に強固に固定される。
【0023】吸着ピン4の内部には内径に3段の段差を
有する空洞部4−2が形成されている。この空洞部4−
2は、一番内径の小さな下方の空洞部4−2aに、上述
した継ぎ手11を介して接続チューブ12が連結されて
いる。この空洞部4−2aの下端にはメス螺子が切られ
ており、この下端は、上述の差込み部4−1上部に形成
されているオス螺子との螺合により封止されている。空
洞部4−2の中央から上方へは内径が中位の段差を有す
る空洞部4−2bが形成され、これに続く最上部は一番
大きな内径の空洞部4−2cが形成され、上方に開口し
て吸着ピン4の開口部4−3を形成している。上記最上
部の空洞部4−2c内にはゴム又は軟質合成樹脂等から
なる蛇腹チューブで形成されたパッド17が収納されて
いる。
【0024】このパッド17の下部は、中空のビス状止
め具18によって、空洞部4−2bと4−2cとの境界
の段差部に固着されている。そして、パッド17の上部
は、吸着ピン4の開口部4−3の周縁よりもやや上方へ
競り出して開口している。この開口は、上記中空のビス
状止め具18、中段の空洞部4−2b、下段の空洞部4
−2c、継ぎ手11及び接続チューブ12を介して図外
の減圧ポンプに連通する。
【0025】そして、上記最上部の空洞部4−2cには
周壁に4個の外気導入孔19が穿設されている。この外
気導入孔19については詳しくは後述する。図3(a),
(b) は、上記構成の吸着ピン4における動作状態図(そ
の1)である。同図(a) は、図2(b) に示した断面図上
部の拡大図であり、支持プレート2に配設されて、基板
6を未吸着の状態を示している。図3(b) は、部品搭載
装置内に搬入されてきた基板6を吸着した状態を示して
いる。いずれも正常に動作している状態を示している。
この図3(a) に示す正常な状態における基板6を未吸着
の状態のパッド17の上部は、前述したように吸着ピン
4の開口部4−3の周縁よりもやや上方へ競り出して開
口するように設定されているから、同図(b) に示すよう
に、基板6が案内レール1a、1bによって(図1(a),
(b) 参照)案内されて支持プレート2上方の所定の位置
に搬入され、前後左右を位置固定された基板6に対し、
吸着ピン4が支持プレート2によって下方から上昇して
その先端が基板6の裏面に当接するとき、上記吸着ピン
4の開口部4−3の周縁よりもやや上方に競り出してい
るパッド17の開口が最初に基板6の裏面に当接する。
このとき図外の減圧ポンプに連通するパッド17の開口
は減圧ポンプの減圧により外気を開口内に吸入してい
る。この外気吸入により基板6の裏面がパッド17の開
口に吸着されて、パッド17の開口と基板6の裏面とが
密着する。そして、この密着によりパッド17の内部が
減圧され、この減圧により蛇腹チューブ製のパッド17
が基板6裏面を吸着したまま下方向に収縮し、吸着ピン
4の開口部4−3の周縁と同一の高さに基板6裏面を位
置決めする。
【0026】続いて、図4(a),(b),(c) は、吸着ピン4
の動作状態図(その2)であり、いずれも非正常な動作
状態を示している。先ず、吸着ピン4の支持プレート2
への配設位置が正しくない場合は、例えば同図(a) に示
すように、基板6の裏面に搭載済みの部品21aが吸着
ピン4の開口部4−3の周縁に当接する。これによっ
て、基板6の裏面が吸着ピン4の開口部4−3周縁に対
し、パッド17の競り出し位置よりも上方に浮いて非吸
着状態になる。このため基板6の裏面とパッド17の開
口との間に間隙22が生じて、この間隙22から外気が
パッド17内に吸入される。即ち減圧ポンプによる減圧
にも拘らず、パッド17の開口から減圧ポンプまでに至
る上述した連通路内は所定の圧力に減圧されないままの
状態に維持される。上記連通路内には、特には図示しな
いが、適宜の位置に圧力センサが配設されており、連通
路内の圧力を監視している。この圧力センサの出力が、
上記吸着ピン4が上昇して所定の基板位置決め位置で停
止した後も、所定時間が経過して尚連通路内の気圧が所
定値以下にならないときは、不図示の制御部において吸
着ピン4と基板6との位置関係が正しくないと判断され
る。
【0027】また、例えば同図(b) に示すように、基板
6の裏面に搭載済みの部品21bが吸着ピン4の開口部
4−3の周縁に当接しない場合でも、部品21bが上記
の開口部4−3内に入り込んだ状態では、部品21bが
パッド17の上縁に当接してその当接した部分の、蛇腹
による柔構造をなすパッド17の上縁を押し下げること
になり、この場合も、基板6の裏面とパッド17の開口
との間に間隙が生じる。この場合、基板6の裏面と吸着
ピン4の開口部4−3との間には間隙はないが、開口部
4−3を形成する空洞部4−2cの周壁には前述した4
個の外気導入孔19が設けられており、この外気導入孔
19から外気が流入して基板6裏面とパッド17の開口
間に形成された間隙からパッド17内に吸入される。こ
れにより、この場合も、パッド17の開口から減圧ポン
プまでに至る連通路内が所定の圧力に減圧されないまま
の状態に維持され、このため、上記制御部において吸着
ピン4と基板6との位置関係が正しくないと判断され
る。
【0028】上記の2例は、いずれも吸着ピン4が誤っ
て不正な位置に配設されていた場合、又は基板6が正し
い位置に停止していない場合は、或いは基板の材種が異
なる場合の位置関係の不正を検出する動作状態である
が、同図(c) は、吸着ピン4と基板6の位置関係は正し
いが、パッド17が経時変化により劣化して正常に動作
しなくなった場合の例を示している。同図(c) に示すよ
うに、パッド17が劣化して、へたりを生じ、外部から
当接等の力が加えられていないにも拘らず、下方に縮ん
でその開口と正常位置にある基板6の裏面との間に間隙
を形成している。この場合も、基板6の裏面と吸着ピン
4の開口部4−3との間に間隙がなくても、空洞部4−
2cの周壁の外気導入孔19から外気が流入して、その
外気が基板6裏面とパッド17の開口間に形成された間
隙からパッド17内に吸入される。これにより、パッド
17の開口から減圧ポンプまでに至る連通路内が所定の
圧力に減圧されないままの状態に維持されて、上記制御
部において吸着ピン4と基板6との関係において正常な
状態ではないと判断される。
【0029】上記の各判断は、例えば、吸着ピン4の配
置交換の直後であれば配設位置の異常又は経時変化と判
断され、吸着ピン4による位置決めが少なくとも1回は
実行された後、2回目以降に生じた異常であれば、経時
変化又は基板の機種が異常であると判断される。
【0030】また、吸着ピン4の上述した3段の段差構
造は、内部が広ければ減圧ポンプからの減圧力の伝導が
緩やかであり、内部が狭ければ速やかである。これらの
ことを勘案して上記の3段構造が決定される。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
通常に配置されているバックアッププレートを用いて吸
着ピンを所望の位置に配設するので、複数のバキューム
テーブルの設備が不用となり、したがって生産コストが
低減する。また、基板の機種切り換えには吸着ピンの差
し替えで対応できるので、切り換え作業が容易であり切
り換え作業が短時間で終了するので全体として作業能率
が向上する。また、吸着ピンの吸着口を硬軟異なる材質
による二重構造にしてその外壁に外気導入孔を設けてい
るので、位置関係の異常に応じて吸着不良状態を容易に
形成することができ、したがって、吸着ピンと基板裏面
の部品との位置関係が不正である場合又は吸着ピンの構
成に経時変化が生じた場合等による基板吸着異常を簡単
に検知して異常に対処することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) はプリント基板の位置固定装置の平面図、
(b) はその基板搬送方向から見た側面図である。
【図2】(a) は吸着ピンの外観を示す側面図、(b) はそ
の断面図である。
【図3】吸着ピンの動作状態図(その1)であり、(a)
は正常な基板未吸着状態を示す図、(b) は正常な基板吸
着状態を示す図である。
【図4】(a),(b),(c) は吸着ピンの動作状態図(その
2)であり、いずれも非正常な動作状態を示す図であ
る。
【符号の説明】
1a、1b 案内レール 2 支持プレート 2−1 ピン挿入孔 3 バックアップピン(支持ピン) 4 吸着ピン 4−1 差込み部 4−2 空洞部 4−2a 下段空洞部 4−2b 中段空洞部 4−2c 上段空洞部 4−3 開口部 5 昇降機 5−1 スライドレール 6 基板 7 スライド溝 8 油圧シリンダ 8−1 ピストン 9 天板 10 支持台 11、13 自在継ぎ手 12 接続チューブ 14 減圧チューブ 16 Oリング 17 蛇腹チューブパッド 18 中空ビス状止め具 19 外気導入孔 21a、21b 電子部品

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チップ状電子部品を自動装着されるべく
    部品自動搭載装置内に搬入されてくるプリント基板を吸
    着して位置固定する吸着ピンと、 該吸着ピンを着脱自在に保持して固定する保持固定手段
    と、 該保持固定手段により位置固定された前記吸着ピンに着
    脱自在に連結される減圧チューブと、 を備えたことを特徴とする基板位置決め用吸着ピンユニ
    ット。
  2. 【請求項2】 前記保持固定手段は、バックアップピン
    を保持固定するバックアップテーブルであり、該バック
    アップテーブルのバックアップピン保持孔に前記吸着ピ
    ンは着脱自在に増設又は移設されることを特徴とする請
    求項1記載の基板位置決め用吸着ピンユニット。
  3. 【請求項3】 前記吸着ピンは、吸着口と、該吸着口内
    に配設された吸着パッドと、前記吸着口の側壁に形成さ
    れ吸着口の内部と外部とを連通させる少なくも1個の孔
    と、を備えることを特徴とする請求項1又は2記載の基
    板位置決め用吸着ピンユニット。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1117397A (ja) * 1997-06-23 1999-01-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd ワークの下受装置
JPH11297789A (ja) * 1998-04-09 1999-10-29 Tokyo Electron Ltd 処理装置
JP2008004856A (ja) * 2006-06-26 2008-01-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 部材支持方法
CN106378790A (zh) * 2016-11-24 2017-02-08 广州数控设备有限公司 一种机器人吸盘装置

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