JPH08339858A - リテーナ取付構造 - Google Patents

リテーナ取付構造

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Publication number
JPH08339858A
JPH08339858A JP17020695A JP17020695A JPH08339858A JP H08339858 A JPH08339858 A JP H08339858A JP 17020695 A JP17020695 A JP 17020695A JP 17020695 A JP17020695 A JP 17020695A JP H08339858 A JPH08339858 A JP H08339858A
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JP
Japan
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retainer
engaging
connector housing
deformation
engaging projection
Prior art date
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Pending
Application number
JP17020695A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukinori Saka
幸則 阪
Kiyobumi Ichida
清文 市田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リテーナの装着を容易にする。 【構成】 箱状に形成されたリテーナ2の内壁面には、
係合突部10が設けられており、その係合突部10は係
止部11とガイド部12とが接続部15を介して連続し
ている。また、係合突部10が設けられた内壁部には、
その内部がリテーナ2の開口縁部から係合突部10に至
る所定深さ位置まで穿孔されて変形許容空間13が形成
されている。これによって、係止部11を撓ませること
なく、ガイド部12を撓み変形させることができ、リテ
ーナ2の装着の際には、係止部11が端子収容部4の外
側面の外方向に容易に案内されて、リテーナ2の装着が
容易となる。また、係合突部10が係合凹部14に嵌り
込んだ後、係止部11が撓み変形しないからリテーナ2
が容易に抜けてしまうことが防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コネクタにおけるリテ
ーナ取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コネクタのコネクタハウジング内
に挿入された端子金具を抜け止め状態に保持するため
に、リテーナが組み付けられることがある。そして、そ
の中にはフロントリテーナと呼ばれるタイプのものがあ
る。これは相手側コネクタハウジングの嵌合方向、つま
り当該コネクタハウジングに対する前方から組み付けら
れるタイプのものである。このようなタイプのものは、
リテーナはフード状に形成されてコネクタハウジング側
の前部に嵌め込まれるようになっている。そして、リテ
ーナとハウジングとの嵌め合わされる面には、係合突部
とこれに係合し合う係合凹部とがそれぞれ配されてお
り、これらの係合位置までリテーナを押し嵌めて組み付
けが行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、係合突部は
リテーナのフード部分の壁面から一体に突出して形成さ
れ、係合凹部はコネクタハウジング側の壁面に凹み形成
されるものであり、リテーナの組み付け作業を行う場
合、これらが係合し合う位置までは係合突部はコネクタ
ハウジングの壁面に圧接する。しかし、従来では係合突
部が設けられている面についての撓みは考慮されておら
ず、係合突部と係合凹部との嵌め合いは、いわゆる無理
嵌めとなっており、従来より嵌合力が高いという点が問
題点として指摘されていた。本発明は、上記事情に鑑み
てなされたもので、その目的は、リテーナの装着が容易
となるリテーナ取付構造を提供するところにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のリテーナ取付構造は、コネクタハウジング
と、このコネクタハウジング側に組み付け可能に形成さ
れたリテーナとのそれぞれの組み付け時の対向面の一方
には係合突部が配され、他方にはコネクタハウジングと
リテーナとの組み付け時に前記係合突部と係合可能な係
合凹部が配されるとともに、係合突部が設けられている
面において、この係合突部の基部側を薄肉に切り欠くこ
とで、この切り欠き部分に係合突部が係合凹部との組み
付け時における撓みを許容する変形許容空間が形成され
ていることに特徴を有する(請求項1の発明)。
【0005】また、リテーナはコネクタハウジング側へ
嵌め込み可能でかつコネクタハウジング側へ開口するフ
ード状に形成されるとともに、係合突部はこのフード状
をなしてコネクタハウジングと嵌合される部分の内壁面
において、リテーナの開口面から所定深さ位置に配され
る一方、リテーナの開口端面からはほぼ係合突部が設け
られている深さ位置まで穿孔されることによって、係合
突部の撓み変形を許容する変形許容空間が形成されてい
てもよい(請求項2の発明)。
【0006】さらに、係合突部は、コネクタハウジング
に対する組み付け方向に関する前部に、組み付けを案内
するためのガイド面が傾斜状に形成され、これより後部
側には係合凹部に係合する係止面がほぼ直立して切り落
とし形成され、かつ変形許容空間はガイド面側から係止
面側へ向けて除肉することによって形成されていてもよ
い(請求項3の発明)。
【0007】
【作用】請求項1の発明によれば、変形許容空間を形成
したことにより、係合突部の基部側が薄肉に切り欠かれ
るため、係合突部はその基部側から容易に撓み変形す
る。即ち、リテーナをコネクタハウジング側に装着する
際に、係合突部は係合凹部が設けられた側の壁面に圧さ
れて撓み変形し、そして、係合凹部の位置まで移動して
そこに嵌り込む。
【0008】請求項2の発明によれば、係合突部はフー
ド状に形成されたリテーナの内壁面に形成され、変形許
容空間は、このリテーナの開口端面から係合突部の設け
られている深さ位置まで穿孔している。即ち、リテーナ
をコネクタハウジング側に嵌め込む際に、係合突部はコ
ネクタハウジング側の壁面に圧せられて撓み変形し、そ
の後、コネクタハウジング側に形成された係合凹部まで
移動してそこに嵌め込まれる。
【0009】請求項3の発明によれば、係合突部は、組
み付け方向に対する前部側にガイド面が形成されている
ため、リテーナをコネクタハウジング側に装着する際に
は、まずガイド面が相手側の壁面に圧される。そして、
係合突部は徐々に撓み変形しつつ相手側の壁面に圧接さ
れた後、係合凹部まで移動してそこに嵌合する。する
と、係合突部の係止面が係合凹部に係合してリテーナは
抜け止めされる。
【0010】
【発明の効果】上述したように請求項1の発明によれ
ば、変形許容部を設けたから、係合突部を容易に撓み変
形させることができ、もってリテーナの装着が容易とな
る効果を奏する。また、リテーナがフード状に形成され
て撓みにくい構造となっている請求項2の発明において
も、リテーナに変形許容空間を設けたことにより、係合
突部が容易に撓み変形し、リテーナの装着が容易とな
る。さらに、請求項3の発明によれば、係合突部にガイ
ド面が形成されているから、係合突部をリテーナの装着
とともに徐々に撓ませることができ、リテーナの装着が
円滑となる。
【0011】
【実施例】
<第一実施例>以下、本発明のリテーナ取付構造を適用
した防水コネクタの第一実施例について図1乃至図6を
参照して説明する。本実施例の防水コネクタは、図2及
び図3に示すように、雌端子金具(図示せず)が収容さ
れるコネクタハウジング1と、そのコネクタハウジング
1に装着されて各雌端子金具を抜け止めするためのリテ
ーナ2とを備えて構成される。
【0012】コネクタハウジング1は、前面が開口する
フード部3を備え、そのフード部3内には、直方体をな
す端子収容部4が突出形成されている。この端子収容部
4の周囲には、フード部3との間にハウジング収容空間
5が形成されており、ここに相手側である雄コネクタの
コネクタハウジング(図示せず)が嵌り込むようになっ
ている。また、端子収容部4内には、多数のキャビティ
6が並設されており、コネクタハウジング1の後面に形
成された各端子組付口(図示せず)を介してそれぞれキ
ャビティ6内に雌端子金具を組み付けることができるよ
うになっている。さらに、図示しないが各キャビティ6
内には、ランスが形成されており、キャビティ6内に組
み付けられた雌端子金具に係合して雌端子金具を一次係
止するようになっている。
【0013】リテーナ2は、後面が開口する箱状に形成
されており、上記端子収容部4に前方から外嵌可能とな
っている。そのリテーナ2の前面には、端子収容部4内
の各キャビティ6に対応して端子挿入口7が形成されて
おり、フード部3内に結合された雄コネクタの雄端子金
具がここからキャビティ6内に挿入されるようになって
いる。また、リテーナ2内には、図1に示すように、各
端子挿入口7の下縁部に、係止片8が突設されており、
リテーナ2を端子収容部4に嵌め込むと、各係止片8が
それぞれキャビティ6内のランスの下側に潜り込んで解
離方向の撓みを規制することで既に一次係止されている
雌端子金具をさらに二次係止するようになっている。
【0014】また、端子収容部4には、その基部にシー
ル部材9が嵌め込まれている。このシール部材9は、ゴ
ム製であり、その外周面には、全周にリップ部9aが前
後方向に3個形成されている。そして、リテーナ2が端
子収容部4に嵌め込まれるとその開口縁部によって抜け
止めされる。また、雄コネクタが結合されると、フード
部3内のハウジング収容空間5に収容された相手側のコ
ネクタハウジングがシール部材9を圧入して端子収容部
4が水密状態とされる。
【0015】さらに、本実施例では、箱状に形成された
リテーナ2の内壁部のうち、左右両側壁面にはほぼ中央
高さ位置でかつ開口面より所定深さ入り込んだ位置に係
合突部10が一体に形成されている。この係合突部10
は、内壁面からほぼ垂直に立ち上り形成された係止部1
1と、その後方に内壁面に対して傾斜するガイド部12
と、これらを内壁面と平行な面(接続部15)で連続さ
せる水平面とからなる。また、係合突部10が設けられ
た左右両内壁部内は、その開口縁部から係合突部10に
至る所定深さ位置まで穿孔されている。これにより、係
合突部10の基部側は薄肉に切り欠かれることになり、
本発明にいう変形許容空間13が形成される。この変形
許容空間13の上下方向の幅は、図2に示すように、係
合突部10の上下方向の幅より広く形成され、深さ寸法
は、図4に示すように、その奥端部13aがほぼガイド
部12と接続部15との境界部分に至る寸法に設定され
ている。即ち、本例の変形許容空間13は、ガイド部1
2に対しては撓み変形を容易にするが係止部11に対し
ては直接は許容しないようにその深さ寸法が設定されて
いる。
【0016】一方、端子収容部4の左右両外側面のうち
ほぼ中央部、即ち外嵌されるリテーナ2の係合突部10
に対応する位置に係合凹部14が形成されている。この
係合凹部14は、方形状に切り欠かれており、ここに嵌
り込んだ係合突部10の係止部11前面(図4中左側
面)がこの係合凹部14内の前面(図4中、左側面)に
係合することによりリテーナ2が抜け止めされるように
なっている。
【0017】次に、本実施例の作用について述べる。リ
テーナ2をコネクタハウジング1に装着するには、リテ
ーナ2の開口を端子収容部4側に向けた姿勢とし、そし
て、開口を介してリテーナ2を端子収容部4に嵌め込
む。この嵌め込みの際、まず、係合突部10のガイド部
12は、その立ち上がり部分が端子収容部4の前端縁に
当接(図4参照)するが、その後、リテーナ2が押し込
まれるのに伴って係合突部10より後側(開口側)は変
形許容空間内へ退避変形する(図5参照)。これによっ
て、係合突部10の係止部11は、円滑に端子収容部4
の外側面の外側方向へ案内されつつ変位する。その後、
リテーナ2は接続部15が端子収容部4の外側面を摺動
して行くことになるが、ここに至る間ガイド部12の退
避変形によりリテーナ2の押し込み力は従来より低いも
のとなっている。そして、接続部15を通過する間は、
従来同様の操作力が必要であるが、この間はごく僅かで
あるため作業全体としては操作力の低下が感得される。
その後、接続部15を通過して係止部11に至れば係合
凹部14に係合突部10が嵌り込みリテーナ2の装着が
終了する(図6参照)。
【0018】係合凹部14に係合突部10が嵌り込む
と、図6に示すように、係止部11の前面(図中、左側
面)が係合凹部14内の前面(図中、左側面)に係合し
て、リテーナ2は抜け止めされる。また、この状態で、
リテーナ2を取り外す方向に引っ張ったとしても、係止
部11は変形許容空間13によって撓みが許容されてい
ないから、撓んで係止部11と係合凹部14との係合が
外れてしまうことがない。
【0019】このように本実施例では、リテーナ2を装
着する際に、係合突部10のガイド部12を撓み変形さ
せることにより、係止部11を円滑に端子収容部4の外
側面に係合させることができ、もって、リテーナ2の装
着が容易となる効果を奏する。さらに、変形許容空間1
3は係止部11に対しては撓み変形を許容しないから、
係合凹部14に係合突部10が係合した状態では、係合
突部10が係合凹部14から容易に外れてしまうことが
なく、リテーナ2の装着が確実なものとなる効果を奏す
る。
【0020】なお、リテーナ2の挿入力の低減と抜けに
くさを両立させるためには、変形許容空間13の深さ寸
法は、その奥端部13aが係止部11とガイド部12と
が連続する位置となる寸法でなくても、奥端部13aが
ガイド部12の上がり始め部分から係止部11の前端縁
との間(図4中Aで示す部分)に位置する寸法であれば
よい。
【0021】<第二実施例>本実施例と第一実施例との
相違は、本実施例では、変形許容空間は内壁部内に形成
されるのではなく、内壁部と係合突部との間に形成され
ている。その他の部分については、第一実施例同様であ
るため、ここでは説明を省略する。
【0022】即ち、本実施例では、図7及び図8に示す
ように、箱状に形成されたリテーナ21の左右両側内壁
面には、対向して前後に延びる一対のリブ22が形成さ
れており、そのリブ22のほぼ中央部に係合突部23が
形成されている。この係合突部23は、上記第一実施例
同様、リブ22からほぼ垂直に立ち上がり形成された係
止部24と、その係止部24の後方に内壁面に対して傾
斜するガイド部25とが接続部27を介して連続してい
る。さらに、このリブ22は、リテーナ21の開口側か
ら、前方にかけて所定深さ位置まで切り欠かれており、
本発明にいう変形許容空間26が形成されている。つま
り、リブ22の先端側が自由端となっているわけであ
る。この変形許容空間26の深さ寸法は、その奥端部2
6aが係止部24とガイド部25とが連続する部分に至
る寸法に設定されている。なお、第一実施例同様に、変
形許容空間26の深さ寸法は、その奥端部26aがガイ
ド部25が立ち上がる部分から係止部24の前端縁との
間(図7中Bで示す部分)に位置する寸法であればよ
い。これにより、係合突部23の係止部24に対して撓
み変形を許容することなく、ガイド部25に対してのみ
撓み変形を許容することができる。
【0023】さて、リテーナ21を端子収容部に装着す
ると、その嵌め込みの際には、第一実施例と同様に、ま
ずガイド部25が端子収容部の前端縁に当接する。そし
て、このガイド部25は、リテーナ21が押し込まれる
のに伴って撓み変形するから、係止部24が容易に端子
収容部の外側面に案内される。その後、さらにリテーナ
21を端子収容部の奥側へと押し込めば、係合突部23
は端子収容部の外側面を摺動して係合凹部に嵌り込む。
これによって、リテーナ21の装着が終了し、係止部2
4と係合凹部とが係合してリテーナ21は抜け止めされ
る。また、係止部24は変形許容空間26によって撓み
変形が許容されていないから、この状態でリテーナ21
が外れる方向に引っ張られたとしても、係止部24が撓
んで係合凹部から外れてしまうことがない。
【0024】従って、第一実施例同様に、ガイド部25
を撓み変形させることにより、係止部24を容易に端子
収容部の外側面に係合させることができ、もってリテー
ナ21の装着が容易となり、また、装着した後には、係
止部24は撓み変形しないからリテーナ21が容易に外
れてしまうことを防止できる。
【0025】なお、本発明は上記各実施例に限定される
ものではなく、例えば次のように変形して実施すること
ができ、これらの実施態様も本発明の技術的範囲に属す
る。 (1) 上記各実施例では、変形許容空間13,26の
深さ寸法は、その奥端部13a,26aがガイド部1
2,25の立ち上がり部分から係止部11,24の前端
縁の間に位置するように設定されていたが、単にリテー
ナの挿入力を低減させる観点のみからすれば変形許容空
間の奥端部が係止部の前端縁からさらにその奥側(リテ
ーナの前方)に至るように設定されていてもよい。
【0026】(2) 上記各実施例では、リテーナ2,
21は箱状に形成されたものであったが、これに限らず
ハウジングの側面から串刺し状に挿入されるタイプであ
ってもよく、要するに、係合突部と係合凹部との嵌め合
いによって固定されるリテーナであれば、本発明のリテ
ーナ取付構造を適用できる。その他、本発明は要旨を逸
脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施例の全体を示す横断面図である。
【図2】同実施例において、リテーナが端子収容部に嵌
め込まれた状態を示す縦断面図である。
【図3】同実施例の全体を示す分解斜視図である。
【図4】同実施例において、ガイド部に端子収容部が当
接した状態を示す断面図である。
【図5】同実施例において、ガイド部が撓み変形した状
態を示す断面図である。
【図6】同実施例において、リテーナが装着された状態
を示す断面図である。
【図7】第二実施例の係合突部及び変形許容空間を示す
断面図である。
【図8】同実施例のリテーナを示す一部切欠斜視図であ
る。
【符号の説明】
1…コネクタハウジング 2,21…リテーナ 10,23…係合突部 11,24…係止部(係止面) 12,25…ガイド部(ガイド面) 13,26…変形許容空間 14…係合凹部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタハウジングと、このコネクタハ
    ウジング側に組み付け可能に形成されたリテーナとのそ
    れぞれの組み付け時の対向面の一方には係合突部が配さ
    れ、他方にはコネクタハウジングとリテーナとの組み付
    け時に前記係合突部と係合可能な係合凹部が配されると
    ともに、前記係合突部が設けられている面において、こ
    の係合突部の基部側を薄肉に切り欠くことで、この切り
    欠き部分に前記係合突部が前記係合凹部との組み付け時
    における撓みを許容する変形許容空間が形成されている
    ことを特徴とするリテーナ取付構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のものにおいて、前記リテ
    ーナは前記コネクタハウジング側へ嵌め込み可能でかつ
    前記コネクタハウジング側へ開口するフード状に形成さ
    れるとともに、前記係合突部はこのフード状をなして前
    記コネクタハウジングと嵌合される部分の内壁面におい
    て、リテーナの開口面から所定深さ位置に配される一
    方、前記リテーナの開口端面からはほぼ前記係合突部が
    設けられている深さ位置まで穿孔されることによって、
    前記係合突部の撓み変形を許容する変形許容空間が形成
    されていることを特徴とするリテーナ取付構造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載のものにおい
    て、前記係合突部は、前記コネクタハウジングに対する
    組み付け方向に関する前部に、組み付けを案内するため
    のガイド面が傾斜状に形成され、これより後部側には前
    記係合凹部に係合する係止面がほぼ直立して切り落とし
    形成され、かつ前記変形許容空間は前記ガイド面側から
    係止面側へ向けて除肉することによって形成されている
    ことを特徴とするリテーナ取付構造。
JP17020695A 1995-06-12 1995-06-12 リテーナ取付構造 Pending JPH08339858A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013545231A (ja) * 2010-10-29 2013-12-19 デルフィ・コネクション・システムズ・ホールディング・フランス 車両用電源のためのコネクタデバイスおよびコネクタアセンブリ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013545231A (ja) * 2010-10-29 2013-12-19 デルフィ・コネクション・システムズ・ホールディング・フランス 車両用電源のためのコネクタデバイスおよびコネクタアセンブリ

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