JPH08339548A - 光ディスク装置の制御回路 - Google Patents

光ディスク装置の制御回路

Info

Publication number
JPH08339548A
JPH08339548A JP14370195A JP14370195A JPH08339548A JP H08339548 A JPH08339548 A JP H08339548A JP 14370195 A JP14370195 A JP 14370195A JP 14370195 A JP14370195 A JP 14370195A JP H08339548 A JPH08339548 A JP H08339548A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tracking
carriage
information track
light beam
error signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14370195A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Nakano
淳一 中野
Kenichi Ito
憲一 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP14370195A priority Critical patent/JPH08339548A/ja
Priority to US08/659,668 priority patent/US5742568A/en
Publication of JPH08339548A publication Critical patent/JPH08339548A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 トラッキング制御用とアクセス制御用のコイ
ルを兼用としたアクチュエータを使用する装置において
も、十分な精度でのトラッキング制御と正確なアクセス
制御とを可能にする。 【構成】 光ディスク装置のトラッキング制御系には、
トラッキングエラー信号検出回路9の後段に、トラッキ
ングエラー信号の特定の周波数成分を減衰させるツイン
Tフィルタ11が設けられている。このツインTフィル
タ11を介して得られるトラッキングエラー信号の直流
成分から10kHzまでの成分を、トラッキングアクチ
ュエータドライバ12よりキャリッジ5を駆動するため
のコイルに駆動電流として帰還し、光ビーム4を光ディ
スク1上の目的の情報トラックに位置させるトラッキン
グ制御を行う。このトラッキング制御ループの一巡ゲイ
ン交点周波数を2kHz以上とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスク状の光学式記
録媒体に対して情報の記録再生を行う光ディスク装置の
制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスク装置のトラッキング制御系に
おいて低コスト化を実現するには、光学ヘッドのトラッ
キング制御とアクセス制御を同一のコイルの推力により
行う方法が有効である。すなわち、精アクチュエータ
(トラッキング制御用で可動範囲が狭いもの)と粗アク
チュエータ(アクセス制御用で可動範囲が広いもの)と
を別個に設けるのではなく、一つのアクチュエータで精
粗一体に駆動を行うような構成を用いることにより、装
置コストの低減を図ることができる。このような一つの
アクチュエータによりトラッキング制御とアクセス制御
とを可能にした装置の構成例は、特開昭63−2240
37号公報等に開示されている。
【0003】前記のような精粗両方の駆動制御が可能な
アクチュエータは、一般に高次共振周波数を高くするの
が困難であるため、トラッキング制御のゲインを上げら
れず(ゲイン交点周波数を高くできず)、高速のディス
ク回転に対応することが難しい。このため、たとえ任意
のトラックへ移動するシーク動作を高速化できたとして
も、ディスク回転数が遅い場合は、任意のセクタへアク
セスするアクセス時間は遅くなり、またアクセス後もデ
ータの転送レートを上げられないという問題点がある。
【0004】この問題点を解決するため、特開平4−3
01224号公報記載の技術では、アクチュエータの駆
動信号と光学ヘッドのフォトディテクタ出力より得られ
るトラッキングエラー信号とをそれぞれ適当なフィルタ
を通した後に加算するオブザーバを設け、このオブザー
バの出力をアクチュエータに帰還することによってアク
チュエータの共振を抑制し、かつサーボ帯域を高く設定
することを可能としている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開平4−301224号公報記載の技術によりサーボ帯
域を上げられる(すなわちループゲインを向上できる)
のは、目標位置に対する追従特性においてのみであり、
サーボの主目的である外乱の抑制(外乱への追従)とい
う点においては、ループゲインは向上していない。前記
公報の図1において、トラッキングの制御ループを目標
位置のところで切断して考えると、オブザーバの働きで
ループゲインが高くなっているが、外乱の加算点(フォ
トディテクタの直前)で切断して考えると、ループゲイ
ンは高くなってはいない。
【0006】ゆえに、特開平4−301224号公報記
載の技術では、ディスクの回転数を高くするなどしてデ
ィスク上のトラックの偏心加速度が大きく発生した場
合、あるいは外部から大きな振動が加わった場合などに
は、外乱により変動するトラック位置に対して追従しよ
うとするゲインが不足し、トラッキングの精度を確保す
ることができなくなるという問題点がある。
【0007】また、同公報では、アクセス制御(シーク
制御とも称する)について、対物レンズがトラッキング
方向(ディスクの半径方向)に固定されているため対物
レンズに対する制御は不要であり、光学ヘッドの絶対位
置検出による制御だけで十分であるとしているが、実際
にはフォーカス制御が光ディスクの面振れに追従するた
めに、対物レンズはフォーカシング方向(ディスクに対
して垂直方向)に数百μmというオーダーで動いてお
り、トラッキング方向にも変位が生じうる。例えば、対
物レンズの支持を板バネで行っている構成の場合には、
対物レンズはフォーカス制御によるフォーカシング方向
の変位によりトラッキング方向にも10μm程度の変位
が生じうるが、これはトラックピッチの数倍とかなり大
きいものである。
【0008】つまり、一つのアクチュエータでトラッキ
ング制御とアクセス制御とを行う構成では、シーク制御
の際に光学ヘッド位置に対して制御を行っても、実際の
対物レンズの位置(すなわち光ビームの位置)が十分な
精度で制御されているとは限らず、シーク制御を正しく
行うことは困難である。このため補正シーク動作が必要
となり、結果的に目標のトラックやセクタに到達するま
でのシーク時間、アクセス時間が遅くなるという欠点が
ある。
【0009】本発明は、これらの事情に鑑みてなされた
もので、トラッキング制御用とアクセス制御用のコイル
を兼用としたアクチュエータを使用する光ディスク装置
においても、十分な精度でのトラッキング制御と正確な
アクセス制御とが可能な光ディスク装置の制御回路を提
供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による光ディスク
装置の制御回路は、対物レンズを、該対物レンズを通し
て光ディスクに照射される光ビームの光軸方向に可動
に、かつ光ディスク上の情報トラックと直交する方向に
略固定して支持するフォーカス可動手段が設けられ、少
なくとも前記情報トラックが存在する範囲で前記情報ト
ラックと略直交する方向に前記光ビームを移動させるキ
ャリッジと、前記キャリッジを駆動するキャリッジ駆動
手段と、前記光ビームの情報トラック中央からの変位量
を示すトラッキングエラー信号を検出するトラッキング
エラー検出手段と、を有するものにおいて、請求項1の
構成は、前記トラッキングエラー信号の直流成分から少
なくとも10kHzまでの成分を前記キャリッジ駆動手
段に帰還してトラッキング制御を行うトラッキング制御
ループを形成し、前記トラッキング制御ループ内に、前
記フォーカス可動手段あるいは前記キャリッジの前記情
報トラックを横切る方向における共振周波数近傍の周波
数に対し該トラッキング制御ループのゲインを減衰させ
るフィルタ手段を設け、前記トラッキング制御ループの
一巡ゲイン交点周波数を2kHz以上としたものであ
る。
【0011】請求項2の構成は、前記キャリッジを移動
させる際に、前記トラッキングエラー信号の周期から前
記光ビームの移動速度を算出する速度検出手段と、前記
速度検出手段で検出された移動速度と目標速度との差と
して速度誤差信号を求める速度誤差検出手段とを有し、
前記速度誤差信号を前記キャリッジ駆動手段に帰還して
速度制御を行う速度制御ループを形成したものである。
【0012】
【作用】請求項1の構成では、フィルタ手段の働きによ
り前記共振周波数付近のゲインが低下するため、前記フ
ォーカス可動手段あるいは前記キャリッジの前記情報ト
ラックを横切る方向における共振周波数が低くても前記
ゲイン交点周波数を高く設定することが可能となる。
【0013】請求項2の構成では、光ビームと情報トラ
ックとの相対速度を制御できるので、補正シーク動作が
発生する確率が低くなり、結果的にアクセス時間を短縮
可能となる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明の第1実施例に係る光ディスク装置
の制御回路を含むトラッキング制御系の構成を示すブロ
ック図である。ここでは、本実施例の説明に直接関係の
ない部分、例えば、再生信号の処理回路、ホストコンピ
ュータとのインターフェイス回路、あるいはフォーカス
制御回路といったものは省略している。
【0015】光ディスク装置は、情報を記録するための
情報トラックが設けられた光ディスク1を装着し該光デ
ィスク1を回転駆動するスピンドルモータ2を備えると
共に、前記光ディスク1に対して情報の記録、再生を行
うための光学ヘッドの構成要素として、前記光ディスク
1の情報トラック上に光ビーム4を照射するための対物
レンズ3と、前記対物レンズ3を光軸方向(図の上下方
向、フォーカシング方向)に駆動するフォーカス可動手
段としてのフォーカスアクチュエータ6と、前記対物レ
ンズ3及びフォーカスアクチュエータ6等を搭載し前記
光ディスク1の半径方向に移動可能なキャリッジ5と、
光源となるレーザダイオードやフォトディテクタを含む
光学系7と、を備えている。
【0016】また、第1実施例では、前記フォトディテ
クタの出力電流を増幅するヘッドアンプ8と、前記フォ
トディテクタの出力よりトラッキングエラー信号を検出
するトラッキングエラー信号検出回路(TES検出回
路)9と、トラッキング制御系を安定化するため前記ト
ラッキングエラー信号の位相補償を行う位相補償回路1
0と、前記位相補償回路10の出力信号の特定の周波数
成分を減衰させるツインTフィルタ(ノッチフィルタ)
11と、前記ツインTフィルタ11の出力信号に基づき
前記キャリッジ5を駆動するためのコイルに駆動電流を
供給するトラッキングアクチュエータドライバ12と、
を有してトラッキング制御回路13が構成されている。
【0017】前記キャリッジ5は、トラッキングアクチ
ュエータドライバ12から供給される駆動電流ITRによ
り、光ディスク1上の情報トラックを横切る方向(図の
左右方向、トラッキング方向)に、光ビーム4がすべて
の情報トラックを照射可能なように対物レンズ3及びフ
ォーカスアクチュエータ6と共に移動することができ
る。このキャリッジ5及びフォーカスアクチュエータ6
の周辺は、例えば図2のように構成可能である。
【0018】図2に示したように、フォーカスアクチュ
エータ6は、対物レンズ3を固定するためのホルダ2
1、対物レンズ3をフォーカシング方向に可動に、かつ
トラッキング方向に略固定に支持する板バネ22a及び
22b、対物レンズ3を駆動するためのフォーカスコイ
ル23a及び23bから構成される。そして、キャリッ
ジ5は、前記フォーカスアクチュエータ6を上部に搭載
し、両側部にキャリッジを駆動するためのキャリッジ駆
動手段としてトラッキングコイル24a及び24bを設
けている。
【0019】このような構成のキャリッジ5及びフォー
カスアクチュエータ6を、図3に示すようにガイド軸3
1a及び31b、磁気回路32a及び32bとともに組
み付けて光学ヘッドを構成すれば、フォーカスコイル2
3a,23bへの通電によりフォーカスアクチュエータ
6をフォーカシング方向に駆動でき、また、トラッキン
グコイル24a,24bへの通電によりキャリッジ5を
トラッキング方向に駆動することができる。なお、フォ
ーカスアクチュエータ6を組み付ける際には、図3に示
すようにカバー33により板バネ22a,22bの部分
を覆うようにする。
【0020】次に、このように構成したトラッキング制
御系の動作を説明する。
【0021】まず、図示しないモータ制御回路によりス
ピンドルモータ2を所定の速度で回転させ、また図示し
ないレーザ制御回路の駆動制御により光学系7に含まれ
るレーザダイオードを所定出力で発光させる。続いて、
図示しないフォーカス制御回路によりフォーカスアクチ
ュエータ6を駆動制御し、光ビーム4が光ディスク1の
情報トラックに対して焦点を結ぶように対物レンズ3の
フォーカシング方向の位置制御を行う。この光ビーム4
の光ディスク1からの反射光は、光学系7のフォトディ
テクタで受光され、ヘッドアンプ8により増幅されてト
ラッキングエラー信号検出回路9へ出力される。
【0022】この状態で、トラッキングエラー信号検出
回路9は、前記フォトディテクタの出力に基づき、光ビ
ーム4が情報トラックの中心からどれだけずれた位置を
照射しているかを示す、トラッキングエラー信号TES
を生成する。通常、トラッキングエラー信号は、情報ト
ラックの中央とトラック間のほぼ中間点とでゼロレベル
となり、光ビームの変位に対して正弦波状に変化する信
号となる。
【0023】トラッキングエラー信号検出回路9の出力
のトラッキングエラー信号は、位相補償回路10に入力
されて位相補償が行われる。位相補償回路10の周波数
特性の一例を図4に示す。図4は位相補償回路10のゲ
イン−周波数特性と位相−周波数特性を示しており、例
えば、位相が最も進む周波数は6kHz、このときの最
大の位相進み量は100度程度に設定される。このよう
な位相補償回路10は、中心周波数6kHz、最大位相
進み量50度の位相進み回路を2段直列接続することに
よって実現することができる。
【0024】位相補償回路10の出力は、ツインTフィ
ルタ11に入力されて特定の周波数成分が減衰される。
ツインTフィルタ11は、CR素子(コンデンサ及び抵
抗器)でT型フィルタ回路を構成したものであり、T型
に接続したCR素子のCとRを入れ替えたものを並列に
設けたツインT回路を有してなり、共振周波数でディッ
プ点を持つ伝送特性を有している。ツインTフィルタ1
1の周波数特性は、図5に示すように、特定の周波数近
辺の成分だけを大きく減衰させ、それ以外の周波数成分
についてはほとんど減衰させないものとなっている。図
5はツインTフィルタ11のゲイン−周波数特性と位相
−周波数特性の一例を示しており、ゲインが最も低下す
る周波数(ディップ周波数)はキャリッジ5やフォーカ
スアクチュエータ6のトラッキング方向の共振周波数に
合わせて、例えば10kHzに設定される。また、ツイ
ンTフィルタ11のQは、例えば1.0程度とすれば良
い。
【0025】ツインTフィルタ11の出力は、トラッキ
ングアクチュエータドライバ12に入力され、トラッキ
ングアクチュエータドライバ12からの駆動電流ITRに
よってキャリッジ5はトラッキングエラー信号検出回路
9により検出された光ビーム4の位置ずれを補正する方
向に駆動される。
【0026】このように、トラッキングエラー信号をキ
ャリッジを駆動するトラッキングコイル24a,24b
に帰還することにより、光ビーム4が情報トラック中央
に追従するようにするトラッキング制御が行われる。こ
こで、図1に示した構成のトラッキング制御ループの一
巡ゲインが0dBとなる周波数(ゲイン交点)は、例え
ば3kHz程度に設定すると、光ディスク1を高速で回
転させた場合でも十分なトラッキング精度を得ることが
できる。
【0027】前記ゲイン交点は、以下のような演算を行
って決定すればよい。光ディスクを4000rpmで回
転させ偏心加速度が15m/s2 発生するものとして、
これに対し0.1μmの精度で追従できるサーボ系を構
成するとすれば、周波数f[Hz]での必要ゲインG
は、 G=15/(2πf)2 /0.1×10-6 である。このときのゲインと周波数の関係を図6に示
す。ゲイン交点周波数はこのゲインGが1(0dB)と
なる周波数であるから、前記条件の場合には約2kHz
となる。ここで、低域のゲインが同じになるようにして
位相進み補償を追加するとゲイン交点は1.5倍程度と
なり、位相補償後のゲイン交点は約3kHzとなる。な
お、ディスクの回転数が低く偏心加速度が小さければゲ
イン交点はさらに低くても良いが、仮に3000rpm
としても、位相進み補償後のゲイン交点として2kHz
程度は必要となる。
【0028】なお、本実施例では電気的なフィルタとし
ては位相進み補償回路とツインTフィルタだけを設ける
ようにしたが、これに低周波での追従性を向上させるた
めの位相遅れ補償フィルタや、高域ノイズの影響を軽減
するための高域遮断フィルタ(ローパスフィルタ、LP
F)などを追加しても良い。高域遮断フィルタを追加す
る場合には、カットオフ周波数を低くするとゲイン交点
での位相遅れが増大し制御系が不安定になる。ゲイン交
点が2kHzとしても、ゲイン交点での位相遅れを10
度以下とするにはカットオフ周波数は10kHz以上で
ある必要がある。従って、高域遮断フィルタを追加する
場合でもカットオフ周波数は少なくとも10kHzより
高くし、トラッキングエラー信号の10kHz以上の成
分までトラッキングコイル24a,24bに帰還される
ようにするのが望ましい。
【0029】以上説明したように本実施例によれば、ト
ラッキング制御用のコイルとアクセス制御(シーク制
御)用のコイルを兼用としたアクチュエータを使用する
光ディスク装置のトラッキング制御系において、フォー
カスアクチュエータやキャリッジのトラッキング方向の
共振周波数付近の周波数成分を減衰させるツインTフィ
ルタを設けることにより、トラッキング制御ループのゲ
イン交点を高く設定できるようにしたため、アクチュエ
ータの高次共振周波数が低くても安定な制御系を構成す
ることができる。
【0030】なお、通常光ディスク上の情報トラックは
同心円状ではなくスパイラル状に設けられているため、
光ビームを所定のトラックに位置させておくにはディス
クが一回転するごとに1トラック分だけ光ビームを戻
す、トラックジャンプ動作が必要となる。
【0031】トラックジャンプ動作を行うためのトラッ
キング制御系の構成例を図7に示す。この場合、図1の
構成に加えて、ツインTフィルタ11とトラッキングア
クチュエータドライバ12との間に、トラッキング制御
ループを開閉するスイッチ41と、ツインTフィルタ1
1の出力にジャンプパルスを付加する加算器42とを設
けてトラッキング制御回路43を構成するようにする。
【0032】この構成において、トラックジャンプする
期間に、スイッチ41によりトラッキング制御ループを
一時的にオフとして加算器42によりジャンプパルス発
生回路からのジャンプパルスを加え、ジャンプパルス終
了後にスイッチ41をオンして再びトラッキング制御ル
ープをオンとすればよい。このとき、図7のように加算
器42をツインTフィルタ11よりも後に(トラッキン
グアクチュエータ側に)設けることにより、ジャンプパ
ルスがツインTフィルタの影響を受けないようにでき、
光ビームを意図したとおりのパルスで駆動することが可
能となる。
【0033】次に第2実施例として、シーク(アクセ
ス)制御系の構成例を説明する。図8は本発明の第2実
施例に係る光ディスク装置の制御回路を含むシーク制御
系の構成を示すブロック図である。ここでは、本実施例
の説明に直接関係のない部分については省略している。
なお、第1実施例と同一の構成要素には同一符号を付し
て説明を省略する。
【0034】第2実施例では、トラッキングエラー信号
検出回路9の後段に、トラッキングエラー信号TESか
ら光ビーム4の光ディスク1上の情報トラックに対する
相対速度を検出するための速度検出回路51と、シーク
の残りトラック数により決まる速度目標値と速度検出回
路51により検出された実際の速度との差を求め速度誤
差信号とする速度誤差検出手段としての減算器52と、
シーク制御系の動作を安定化するための位相補償を行う
位相補償回路53と、を有して速度制御回路54が構成
されている。
【0035】速度検出回路51は、トラッキングエラー
信号検出回路9から出力されるトラッキングエラー信号
のゼロクロスの周期を求め、ゼロクロスの間隔(通常は
トラックピッチの半分の距離)を周期で除算することに
より、光ビーム4が実際に情報トラックを横切っている
速度を検出する。この光ビームの移動速度は、先に述べ
たフォーカスアクチュエータ駆動時の対物レンズのトラ
ッキング方向への変位、あるいは情報トラックの偏心の
影響を受けるため、キャリッジ5の絶対的な移動速度と
一致するとは限らない。
【0036】次に、このように構成されたシーク制御系
の動作について説明する。
【0037】光ビーム4を目的のトラック位置へ移動さ
せるシーク動作が開始されると、トラッキング制御はオ
フとなり、速度制御回路54による速度制御が開始され
る。光ビーム4が光ディスク1上の情報トラックを1ト
ラック横切ると、前に述べたようにトラッキングエラー
信号検出回路9によって正弦波状のトラッキングエラー
信号が一周期分得られる。このトラッキングエラー信号
を監視することによりトラックカウントを行うことがで
き、シークの残りトラック数がわかるので、図示しない
コントローラにより残りトラック数に応じた速度目標値
を求めて減算器52に出力する。
【0038】そして減算器52によって、前記速度目標
値と速度検出回路51で検出された速度検出値の差であ
る速度誤差が演算され、位相補償回路53により位相補
償が行われた後、速度誤差信号としてトラッキングアク
チュエータドライバ12に入力される。この速度誤差信
号を基にトラッキングアクチュエータドライバ12から
出力される駆動電流ITRによってキャリッジ5は速度誤
差が小さくなる(速度検出値が速度指示値に近づく)よ
うに駆動される。この動作を継続して行うことにより、
速度制御が行われる。なお、目標トラックに到達する直
前にこの速度制御はオフとされ、トラッキング制御に復
帰する。
【0039】ここで、速度制御ループの一巡ゲイン交点
は、例えば500Hz程度に設定すると、フォーカスア
クチュエータ駆動による対物レンズのトラッキング方向
の変位、情報トラックの偏心等があっても情報トラック
に対する相対速度を必要十分な精度で制御することが可
能となる。
【0040】前記ゲイン交点は、以下のような演算を行
って決定することができる。第1実施例と同じく光ディ
スクの偏心加速度が15m/s2 で、これに対し速度誤
差が5mm/s以下となる速度サーボ系を構成するとす
れば、周波数f[Hz]での必要ゲインGは、 G=15/(2πf)/5×10-3 であるから、ゲイン交点周波数すなわちゲインGが1
(0dB)となる周波数は、480Hz程度となる。速
度サーボ系は一次系のため位相進み補償がなくても安定
で、これをそのままゲイン交点とすればよい。
【0041】なお、ゲイン交点をこれより高く設定すれ
ば速度制御を更に高い精度で行うことも可能となるが、
アクチュエータの高次共振により制御系が不安定になる
可能性が発生する。その場合には第1実施例のようなツ
インTフィルタを追加することによって安定化も行える
が、ツインTフィルタの分だけ制御系が複雑になってし
まう。速度制御ループのゲイン交点は300〜1000
Hz程度とすれば十分な速度制御の精度が得られ、か
つ、高次共振の影響を受けずに済むので、ツインTフィ
ルタなしでも制御系を安定化することが可能となる。
【0042】以上説明したように本実施例によれば、対
物レンズをフォーカシング方向に可動に、トラッキング
方向に略固定に支持してトラッキング制御用のコイルと
アクセス制御用のコイルを兼用としたアクチュエータに
よりシーク動作を行う際、光ビームの情報トラックに対
する相対速度の誤差信号をキャリッジを駆動するコイル
に帰還するようにし、その一巡ループゲイン交点を30
0Hz以上に設定することにより、対物レンズのフォー
カシング方向の駆動によるトラッキング方向への変位が
発生してもその変位も含めて光ビームの相対移動速度が
制御されるため、安定したシーク動作を行うことがで
き、結果としてアクセス時間を短縮することが可能とな
る。また、速度制御ループのゲイン交点を500Hz程
度とトラッキング制御ループのゲイン交点よりも低く設
定したため、コイルに帰還される信号帯域が低くなり、
アクチュエータの高次共振に対応したツインTフィルタ
が不要となるので、制御系を簡略化することが可能とな
る。
【0043】なお、以上の実施例において、各フィルタ
はアナログ回路のフィルタであることを前提としていた
が、これらはDSP(Digital Signal Processor)など
で、ソフトウェア的にディジタルフィルタを構成して実
現してもよい。また、実施例に示したものにさらにフィ
ルタを追加して、制御特性をさらに高めることも可能で
ある。例えば、位相遅れ補償フィルタを追加すれば、低
周波領域での追従性を向上することができる。また、高
域遮断フィルタを適当なカットオフ周波数で追加すれ
ば、高周波のノイズの影響を軽減することができる。
【0044】また、第2実施例においても必要であれば
ツインTフィルタを設けてよい。ツインTフィルタの数
も一つである必要はなく、複数設けてもよい。
【0045】[付記] (1) 対物レンズを、該対物レンズを通して光ディス
クに照射される光ビームの光軸方向に可動に、かつ光デ
ィスク上の情報トラックと直交する方向に略固定して支
持するフォーカス可動手段が設けられ、少なくとも前記
情報トラックが存在する範囲で前記情報トラックと略直
交する方向に前記光ビームを移動させるキャリッジと、
前記キャリッジを駆動するキャリッジ駆動手段と、前記
光ビームの情報トラック中央からの変位量を示すトラッ
キングエラー信号を検出するトラッキングエラー検出手
段と、を有する光ディスク装置の制御回路において、前
記トラッキングエラー信号の直流成分から少なくとも1
0kHzまでの成分を前記キャリッジ駆動手段に帰還し
てトラッキング制御を行うトラッキング制御ループを形
成し、前記トラッキング制御ループ内に、前記フォーカ
ス可動手段あるいは前記キャリッジの前記情報トラック
を横切る方向における共振周波数近傍の周波数に対し該
トラッキング制御ループのゲインを減衰させるフィルタ
手段を設け、前記トラッキング制御ループの一巡ゲイン
交点周波数を2kHz以上としたことを特徴とする光デ
ィスク装置の制御回路。
【0046】付記1の構成によれば、前記フォーカス可
動手段あるいは前記キャリッジの前記情報トラックを横
切る方向における共振周波数が低くてもトラッキング制
御ループのゲイン交点周波数を高く設定することが可能
となり、光ディスクを高速で回転させた場合でもトラッ
キング精度を確保できる。
【0047】(2) 前記光ビームを隣接するトラック
に向かって加速するパルス及び減速するパルスを発生す
るジャンプパルス発生手段を有し、前記ジャンプパルス
発生手段の出力を前記トラッキング制御ループに加算す
る加算手段を、前記フィルタ手段と前記キャリッジ駆動
手段との間に設けたことを特徴とする付記1に記載の光
ディスク装置の制御回路。
【0048】付記2の構成によれば、ジャンプパルス発
生手段の出力のジャンプパルス波形がフィルタ手段の影
響を受けなくなるため、意図したとおりのジャンプパル
スでキャリッジを駆動することができ、安定したトラッ
クジャンプ動作が行える。
【0049】(3) 対物レンズを、該対物レンズを通
して光ディスクに照射される光ビームの光軸方向に可動
に、かつ光ディスク上の情報トラックと直交する方向に
略固定して支持するフォーカス可動手段が設けられ、少
なくとも前記情報トラックが存在する範囲で前記情報ト
ラックと略直交する方向に前記光ビームを移動させるキ
ャリッジと、前記キャリッジを駆動するキャリッジ駆動
手段と、前記光ビームの情報トラック中央からの変位量
を示すトラッキングエラー信号を検出するトラッキング
エラー検出手段と、を有する光ディスク装置の制御回路
において、前記キャリッジを移動させる際に、前記トラ
ッキングエラー信号の周期から前記光ビームの移動速度
を算出する速度検出手段と、前記速度検出手段で検出さ
れた移動速度と目標速度との差として速度誤差信号を求
める速度誤差検出手段とを有し、前記速度誤差信号を前
記キャリッジ駆動手段に帰還して速度制御を行う速度制
御ループを形成したことを特徴とする光ディスク装置の
制御回路。
【0050】付記3の構成によれば、光ビームの光軸方
向(フォーカシング方向)への対物レンズ駆動による情
報トラックと直交する方向(トラッキング方向)への光
ビームの変位、あるいは光ディスク上の情報トラックの
偏心などが生じる場合においても、光ビームと情報トラ
ックとの相対速度を制御できるので、補正シーク動作が
発生する確率が低くなり、結果的にアクセス時間が短縮
できる。
【0051】(4) 前記速度制御ループの一巡ゲイン
交点周波数を300Hzから1kHzの間に設定したこ
とを特徴とする付記3に記載の光ディスク装置の制御回
路。
【0052】付記4の構成によれば、光ビームと情報ト
ラックとの相対速度を必要十分な精度で制御できるの
で、シーク動作をより正確に行うことが可能となる。
【0053】(5) 対物レンズを、該対物レンズを通
して光ディスクに照射される光ビームの光軸方向に可動
に、かつ光ディスク上の情報トラックと直交する方向に
略固定して支持するフォーカス可動手段が設けられ、少
なくとも前記情報トラックが存在する範囲で前記情報ト
ラックと略直交する方向に前記光ビームを移動させるキ
ャリッジと、前記キャリッジを駆動するキャリッジ駆動
手段と、前記光ビームの情報トラック中央からの変位量
を示すトラッキングエラー信号を検出するトラッキング
エラー検出手段と、を有する光ディスク装置の制御回路
において、前記光ビームを前記情報トラックを横切るよ
う制御するシーク制御中に前記キャリッジ駆動手段に帰
還される信号の帯域を、前記光ビームを前記情報トラッ
クに追従させるトラッキング制御中に前記キャリッジ駆
動手段に帰還される信号の帯域よりも低くすることを特
徴とする光ディスク装置の制御回路。
【0054】付記5の構成によれば、シーク動作におけ
る速度制御時のキャリッジ駆動手段に帰還される信号帯
域が低いため、速度制御ループ中にはツインTフィルタ
等のフィルタ手段を挿入する必要がなくなり、速度制御
系の簡略化が可能となる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ト
ラッキング制御用とアクセス制御用のコイルを兼用とし
たアクチュエータを使用する光ディスク装置において
も、十分な精度でのトラッキング制御と正確なアクセス
制御とが可能な光ディスク装置の制御回路を提供できる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る光ディスク装置にお
けるトラッキング制御系の構成を示すブロック図
【図2】光学ヘッドのキャリッジ及びフォーカスアクチ
ュエータ周辺の構成例を示す斜視図
【図3】図2のキャリッジ及びフォーカシングアクチュ
エータを磁気回路と共に組み付けた光学ヘッド周辺の構
成例を示す斜視図
【図4】第1実施例において設けられる位相補償回路の
周波数特性を示す特性図
【図5】第1実施例において設けられるツインTフィル
タの周波数特性を示す特性図
【図6】トラッキング制御ループのゲイン−周波数特性
を示す特性図
【図7】トラックジャンプ動作を行うためのトラッキン
グ制御系の構成例を示すブロック図
【図8】本発明の第2実施例に係る光ディスク装置にお
けるシーク制御系の構成を示すブロック図
【符号の説明】
1…光ディスク 3…対物レンズ 4…光ビーム 5…キャリッジ 6…フォーカスアクチュエータ 7…光学系 9…トラッキングエラー信号検出回路 10…位相補償回路 11…ツインTフィルタ 12…トラッキングアクチュエータドライバ 24a,24b…トラッキングコイル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対物レンズを、該対物レンズを通して光
    ディスクに照射される光ビームの光軸方向に可動に、か
    つ光ディスク上の情報トラックと直交する方向に略固定
    して支持するフォーカス可動手段が設けられ、少なくと
    も前記情報トラックが存在する範囲で前記情報トラック
    と略直交する方向に前記光ビームを移動させるキャリッ
    ジと、 前記キャリッジを駆動するキャリッジ駆動手段と、 前記光ビームの情報トラック中央からの変位量を示すト
    ラッキングエラー信号を検出するトラッキングエラー検
    出手段と、を有する光ディスク装置の制御回路におい
    て、 前記トラッキングエラー信号の直流成分から少なくとも
    10kHzまでの成分を前記キャリッジ駆動手段に帰還
    してトラッキング制御を行うトラッキング制御ループを
    形成し、 前記トラッキング制御ループ内に、前記フォーカス可動
    手段あるいは前記キャリッジの前記情報トラックを横切
    る方向における共振周波数近傍の周波数に対し該トラッ
    キング制御ループのゲインを減衰させるフィルタ手段を
    設け、 前記トラッキング制御ループの一巡ゲイン交点周波数を
    2kHz以上としたことを特徴とする光ディスク装置の
    制御回路。
  2. 【請求項2】 対物レンズを、該対物レンズを通して光
    ディスクに照射される光ビームの光軸方向に可動に、か
    つ光ディスク上の情報トラックと直交する方向に略固定
    して支持するフォーカス可動手段が設けられ、少なくと
    も前記情報トラックが存在する範囲で前記情報トラック
    と略直交する方向に前記光ビームを移動させるキャリッ
    ジと、 前記キャリッジを駆動するキャリッジ駆動手段と、 前記光ビームの情報トラック中央からの変位量を示すト
    ラッキングエラー信号を検出するトラッキングエラー検
    出手段と、を有する光ディスク装置の制御回路におい
    て、 前記キャリッジを移動させる際に、前記トラッキングエ
    ラー信号の周期から前記光ビームの移動速度を算出する
    速度検出手段と、 前記速度検出手段で検出された移動速度と目標速度との
    差として速度誤差信号を求める速度誤差検出手段とを有
    し、 前記速度誤差信号を前記キャリッジ駆動手段に帰還して
    速度制御を行う速度制御ループを形成したことを特徴と
    する光ディスク装置の制御回路。
  3. 【請求項3】 対物レンズを、該対物レンズを通して光
    ディスクに照射される光ビームの光軸方向に可動に、か
    つ光ディスク上の情報トラックと直交する方向に略固定
    して支持するフォーカス可動手段が設けられ、少なくと
    も前記情報トラックが存在する範囲で前記情報トラック
    と略直交する方向に前記光ビームを移動させるキャリッ
    ジと、 前記キャリッジを駆動するキャリッジ駆動手段と、 前記光ビームの情報トラック中央からの変位量を示すト
    ラッキングエラー信号を検出するトラッキングエラー検
    出手段と、を有する光ディスク装置の制御回路におい
    て、 前記光ビームを前記情報トラックを横切るよう制御する
    シーク制御中に前記キャリッジ駆動手段に帰還される信
    号の帯域を、前記光ビームを前記情報トラックに追従さ
    せるトラッキング制御中に前記キャリッジ駆動手段に帰
    還される信号の帯域よりも低くすることを特徴とする光
    ディスク装置の制御回路。
JP14370195A 1995-06-09 1995-06-09 光ディスク装置の制御回路 Pending JPH08339548A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14370195A JPH08339548A (ja) 1995-06-09 1995-06-09 光ディスク装置の制御回路
US08/659,668 US5742568A (en) 1995-06-09 1996-06-05 Tracking controller and seek controller for optical recording device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14370195A JPH08339548A (ja) 1995-06-09 1995-06-09 光ディスク装置の制御回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08339548A true JPH08339548A (ja) 1996-12-24

Family

ID=15344966

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14370195A Pending JPH08339548A (ja) 1995-06-09 1995-06-09 光ディスク装置の制御回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08339548A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6028826A (en) Optical disk apparatus performing correction of phase difference tracking error signal, adjustment of focus position and process of gain adjustment
JPH06111345A (ja) 光ヘッド制御装置
JPH1083615A (ja) デ−タ再生方法及び装置
US5742568A (en) Tracking controller and seek controller for optical recording device
US4918680A (en) Focus-servo correction utilizing storage of detected focus errors
JPH1079156A (ja) デ−タ再生方法及び装置
WO1998047137A1 (en) Runout calibration for disc drive system
WO1998047137A9 (en) Runout calibration for disc drive system
JP3642720B2 (ja) 記憶装置、トラッキング制御方法及びそのトラッキング制御装置
JPH0877589A (ja) 光ディスク装置
US6549492B1 (en) Method and apparatus for run-out correction in a disk drive
US5875162A (en) Optical information recording and/or reproducing apparatus improved in servo characteristics
JPH0652563A (ja) 光ディスク装置の制御方式
EP1615209B1 (en) Optical disk apparatus
JPH08339548A (ja) 光ディスク装置の制御回路
KR20070044044A (ko) 광 저장 시스템에서의 틸트 보상방법 및 장치
JP2000242321A (ja) フィードバック制御装置、ディジタルフィルタ装置、および記憶装置
JP4247679B2 (ja) サーボ制御装置及び制御方法
JP2718052B2 (ja) トラッキングサーボのゲイン調整装置
JP3932217B2 (ja) 光ディスク装置
JPH09320070A (ja) 光ディスク装置のフォーカス制御装置
JPH0944863A (ja) 光ディスク装置の制御回路
JPH0830986A (ja) 光デイスク記録再生装置
WO2009154003A1 (ja) 焦点位置制御装置及びそれを備えた光ディスク装置並びに焦点位置制御方法
JP3695863B2 (ja) 光ディスク装置とそのトラッキング制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030903