JPH0833915B2 - 3次元情報処理方法 - Google Patents
3次元情報処理方法Info
- Publication number
- JPH0833915B2 JPH0833915B2 JP60276084A JP27608485A JPH0833915B2 JP H0833915 B2 JPH0833915 B2 JP H0833915B2 JP 60276084 A JP60276084 A JP 60276084A JP 27608485 A JP27608485 A JP 27608485A JP H0833915 B2 JPH0833915 B2 JP H0833915B2
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- Japan
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- optical
- information processing
- processing method
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は3次元情報処理方法に係り、さらに詳細には
アクティブ方式により物体の形状を測定する3次元情報
処理方法に関する。
アクティブ方式により物体の形状を測定する3次元情報
処理方法に関する。
[従来の技術] 従来より、画像センサなどを用いて3次元形状に関す
る情報を取得する方法として、光切断法(スリット
法)、ステレオ法などが知られている。
る情報を取得する方法として、光切断法(スリット
法)、ステレオ法などが知られている。
光切断法は、対象物表面にスリット光を投射し、対象
物面上の投射線を投射方向と別の方向から観測し、対象
物の断面形状、距離などの情報を得るものである。この
方法では、撮像側は固定され、スリット投射方向を少し
ずつ換えながら複数枚の画像をスリット1本ごとに撮像
して3次元情報を取得する。
物面上の投射線を投射方向と別の方向から観測し、対象
物の断面形状、距離などの情報を得るものである。この
方法では、撮像側は固定され、スリット投射方向を少し
ずつ換えながら複数枚の画像をスリット1本ごとに撮像
して3次元情報を取得する。
また、出願人が提案した特願昭59−44920号などにお
けるステレオ法は、像倍率の等しい光学系と組み合わさ
れた2次元の撮像素子を所定基線長だけ離して配置し、
異なる方向からみた2次元画像を得、2枚の画情報のず
れから対象物の各位置の高さ(撮像系までの距離)を算
出するものである。
けるステレオ法は、像倍率の等しい光学系と組み合わさ
れた2次元の撮像素子を所定基線長だけ離して配置し、
異なる方向からみた2次元画像を得、2枚の画情報のず
れから対象物の各位置の高さ(撮像系までの距離)を算
出するものである。
[発明が解決しようとする問題点] ところが、光切断法では、撮像時のスリット投射方向
の制御が面倒で、撮像に時間がかかる問題がある。ま
た、複数枚のスリット画像から3次元情報を得るため、
処理する情報量が多く、最終的な情報取得までに多大な
時間を要する欠点がある。
の制御が面倒で、撮像に時間がかかる問題がある。ま
た、複数枚のスリット画像から3次元情報を得るため、
処理する情報量が多く、最終的な情報取得までに多大な
時間を要する欠点がある。
また、ステレオ法ではスリット走査などの制御が必要
ないが、一般に従来方式はパッシブ方式であるため、対
象物表面が滑らかで、一様な輝度を有している場合には
2つの撮像素子で得られる像のコントラストが低下し、
2枚の画像の比較による距離測定が不可能になる問題が
ある。このような測定が不可能になってしまうケースは
像倍率が大きくなる近距離において出現頻度が多く、し
たがって、対象物の形状、色、サイズ、距離などが限定
されてしまう。
ないが、一般に従来方式はパッシブ方式であるため、対
象物表面が滑らかで、一様な輝度を有している場合には
2つの撮像素子で得られる像のコントラストが低下し、
2枚の画像の比較による距離測定が不可能になる問題が
ある。このような測定が不可能になってしまうケースは
像倍率が大きくなる近距離において出現頻度が多く、し
たがって、対象物の形状、色、サイズ、距離などが限定
されてしまう。
[問題点を解決するための手段] 以上の目的を解決するために、本発明においては、光
軸を平行に、且つ基線距離隔てて配置された複数の光学
系と、前記光学系の1つを通して光軸に交差する面内で
2次元的に分散する複数のパターン光束を対象物に照射
する手段と、対象物上の前記パターン光束による像を前
記と異なる光学系を通して受像する画像センサとを設
け、この画像センサにより検出された前記対象物上のパ
ターン光束による光像の位置から各光像の距離を測定
し、対象物の3次元情報を取得することを特徴とする。
軸を平行に、且つ基線距離隔てて配置された複数の光学
系と、前記光学系の1つを通して光軸に交差する面内で
2次元的に分散する複数のパターン光束を対象物に照射
する手段と、対象物上の前記パターン光束による像を前
記と異なる光学系を通して受像する画像センサとを設
け、この画像センサにより検出された前記対象物上のパ
ターン光束による光像の位置から各光像の距離を測定
し、対象物の3次元情報を取得することを特徴とする。
[作用] 以上の構成によれば、平行配置された光学系の基線方
向に沿ったパターン光束の光像位置を画像センサで検出
することにより各光像に対応した対象物の距離を各々測
定でき、これによって対象物の3次元形状に関する情報
を取得することができる。
向に沿ったパターン光束の光像位置を画像センサで検出
することにより各光像に対応した対象物の距離を各々測
定でき、これによって対象物の3次元形状に関する情報
を取得することができる。
[実施例] 以下、図面に示す実施例に基づいて本発明を詳細に説
明する。
明する。
第1図は本発明の3次元情報処理方式を採用した測定
装置の一実施例を示しており、図において符号1、2は
所定の基線距離だけ離して配置されたレンズで、レンズ
1、2は等しい焦点距離を有し、その光軸は平行に配置
されている。各レンズ1、2の後方にはそれぞれマスク
板3と2次元の電荷結合素子などから成る画像センサ4
が配置され、これらのマスク板3、画像センサ4はレン
ズ1、2の光軸と直角な同一の平面上に配置されてい
る。
装置の一実施例を示しており、図において符号1、2は
所定の基線距離だけ離して配置されたレンズで、レンズ
1、2は等しい焦点距離を有し、その光軸は平行に配置
されている。各レンズ1、2の後方にはそれぞれマスク
板3と2次元の電荷結合素子などから成る画像センサ4
が配置され、これらのマスク板3、画像センサ4はレン
ズ1、2の光軸と直角な同一の平面上に配置されてい
る。
マスク板3の後方には照明用の光源(たとえばハロゲ
ンランプなど)5が配置されており、前記レンズ1はこ
の光源の点灯によりマスク板3のスリットのパターンを
対象物6上に投影する。
ンランプなど)5が配置されており、前記レンズ1はこ
の光源の点灯によりマスク板3のスリットのパターンを
対象物6上に投影する。
第1図において、6、6′は被写体の異なる位置をそ
れぞれ示しており、レンズ1、2の被写界深度はこれら
の2つの位置を充分カバーできる深さを有するものとす
る。
れぞれ示しており、レンズ1、2の被写界深度はこれら
の2つの位置を充分カバーできる深さを有するものとす
る。
第2図はマスク板3の開口パターンの一例を示したも
ので、図示するように、マスク板3には細い長方形状の
スリット状の窓3nが複数個配列されている。図におい
て、窓Cnはその横方向の中心を細線3″で示すように、
水平方向に疎、垂直方向に比較的密な配列パターンとな
っており、結果として斜め方向に延びるスリット列を形
成している。窓Cnの密度、配列は必要な測定精度、使用
する画像センサの縦横の解像力に応じて定めればよいの
で、上記のような構成に限定されるものではなく、種々
のパターンを使用可能である。マスク板3の窓Wnの水平
方向の密度を第2図のように比較的低くしたのは、後述
のように対象物6の距離により光像の位置が水平方向に
移動するため、検出を行なえる距離範囲を大きくとるた
めである。
ので、図示するように、マスク板3には細い長方形状の
スリット状の窓3nが複数個配列されている。図におい
て、窓Cnはその横方向の中心を細線3″で示すように、
水平方向に疎、垂直方向に比較的密な配列パターンとな
っており、結果として斜め方向に延びるスリット列を形
成している。窓Cnの密度、配列は必要な測定精度、使用
する画像センサの縦横の解像力に応じて定めればよいの
で、上記のような構成に限定されるものではなく、種々
のパターンを使用可能である。マスク板3の窓Wnの水平
方向の密度を第2図のように比較的低くしたのは、後述
のように対象物6の距離により光像の位置が水平方向に
移動するため、検出を行なえる距離範囲を大きくとるた
めである。
第1図、第2図の構成において、光源5で照明され、
窓3nのうちW1、W2を通過した光束はレンズ1を通ってそ
れぞれ対象物6上の符号F1、F2に示す位置に光像を結
ぶ。そして光像F1、F2はそれぞれレンズ2を通って画像
センサ4上の位置D1、D2に光像を結ぶ。
窓3nのうちW1、W2を通過した光束はレンズ1を通ってそ
れぞれ対象物6上の符号F1、F2に示す位置に光像を結
ぶ。そして光像F1、F2はそれぞれレンズ2を通って画像
センサ4上の位置D1、D2に光像を結ぶ。
ステレオ法の原理から分るように、光像Dnの位置は反
射点の距離、すなわち対象物6上の構造6nの距離によ
り、レンズ1、2の配置方向に平行な直線上(基線方
向)を移動することになる。したがって、対象物6表面
の測定装置からの距離分布を光像Dnの水平方向の密度の
分布として検出することが可能となる。すなわち、画像
センサ4の出力波形をコンピュータシステムなどを用い
た画像処理装置により観測することにより対象物6表面
の光像位置(光束投射点)までの距離を3角測量の原理
により容易に求めることができる。
射点の距離、すなわち対象物6上の構造6nの距離によ
り、レンズ1、2の配置方向に平行な直線上(基線方
向)を移動することになる。したがって、対象物6表面
の測定装置からの距離分布を光像Dnの水平方向の密度の
分布として検出することが可能となる。すなわち、画像
センサ4の出力波形をコンピュータシステムなどを用い
た画像処理装置により観測することにより対象物6表面
の光像位置(光束投射点)までの距離を3角測量の原理
により容易に求めることができる。
第3図は画像センサ4としてTVカメラ用の2次元CCD
センサを用いた場合の1本の走査線(第2図の細線3″
に対応)の出力波形Oを示したものである。ここでは図
の左右方向を画像センサ4の水平方向の距離に対応させ
てある。上記から明らかなように、この走査線と同一直
線上にあるマスク板3上の窓Wnに対応して出力値が極大
値Mを示す。1つの窓Wnに対応して出現する出力波形の
極大値の左右位置はその位置が限定されており、他の透
孔窓による極大値出現範囲と分離されているので、窓Wn
とその窓を通過した光束の画像センサ4への入射位置は
容易に対応づけることができる。したがって、従来のス
テレオ法におけるように近距離におけるコントラスト低
下による測定不能などの不都合を生じることなく、確実
に対象物6の3次元情報を取得することができる。ま
た、従来のステレオ方式と異なり、光源を用いて照明を
行なうアクティブ方式を採用しているので、近距離の対
象物の測定では光源の光量が小さくて済む利点がある。
また、画像センサ出力の極大値の大きさから、対象物の
光像位置の傾斜角を推定することも可能である。
センサを用いた場合の1本の走査線(第2図の細線3″
に対応)の出力波形Oを示したものである。ここでは図
の左右方向を画像センサ4の水平方向の距離に対応させ
てある。上記から明らかなように、この走査線と同一直
線上にあるマスク板3上の窓Wnに対応して出力値が極大
値Mを示す。1つの窓Wnに対応して出現する出力波形の
極大値の左右位置はその位置が限定されており、他の透
孔窓による極大値出現範囲と分離されているので、窓Wn
とその窓を通過した光束の画像センサ4への入射位置は
容易に対応づけることができる。したがって、従来のス
テレオ法におけるように近距離におけるコントラスト低
下による測定不能などの不都合を生じることなく、確実
に対象物6の3次元情報を取得することができる。ま
た、従来のステレオ方式と異なり、光源を用いて照明を
行なうアクティブ方式を採用しているので、近距離の対
象物の測定では光源の光量が小さくて済む利点がある。
また、画像センサ出力の極大値の大きさから、対象物の
光像位置の傾斜角を推定することも可能である。
以上のようにして、対象物6表面の測定系からの距離
を2次元の画像センサ4を介して測定することができ
る。以上の構成によれば、光切断法のように機械的な走
査を行なう必要なく、対象物6全面の3次元情報を1回
の画像読み取りで抽出することができる。
を2次元の画像センサ4を介して測定することができ
る。以上の構成によれば、光切断法のように機械的な走
査を行なう必要なく、対象物6全面の3次元情報を1回
の画像読み取りで抽出することができる。
また、後の画像処理も光像の左右方向の分布のみに関
して行なえばよいので、簡単かつ高速な処理が可能であ
る。さらに、本実施例によれば、画像センサ4上の構造
の画像をそのまま2値化するなどしてCRTディスプレイ
や、ハードコピー装置に出力して視覚的な3次元表現を
行なうことができる。
して行なえばよいので、簡単かつ高速な処理が可能であ
る。さらに、本実施例によれば、画像センサ4上の構造
の画像をそのまま2値化するなどしてCRTディスプレイ
や、ハードコピー装置に出力して視覚的な3次元表現を
行なうことができる。
本実施例による3次元情報処理方式は、いわば多数の
触針を物体に押し付けて触針の基準面からの突出量の変
化により物体形状を知覚する方法を光学的に非接触で行
なうものであり、高速かつ正確な処理が可能なため、実
時間処理が必要とされるロボットなどの視覚センサとし
て用いることが可能である。特に比較的近距離に配置さ
れた対象物の形状、姿勢などを知覚し、対象物の把握、
回避などの動作を行なわせる場合に有効である。
触針を物体に押し付けて触針の基準面からの突出量の変
化により物体形状を知覚する方法を光学的に非接触で行
なうものであり、高速かつ正確な処理が可能なため、実
時間処理が必要とされるロボットなどの視覚センサとし
て用いることが可能である。特に比較的近距離に配置さ
れた対象物の形状、姿勢などを知覚し、対象物の把握、
回避などの動作を行なわせる場合に有効である。
以上では対象物6に対する光束投射パターンを光源お
よびマスク板3により形成したが、マスク板3の平面位
置に発光ダイオードなどの点光源を複数配置することに
よっても同様の効果を得ることが可能である。
よびマスク板3により形成したが、マスク板3の平面位
置に発光ダイオードなどの点光源を複数配置することに
よっても同様の効果を得ることが可能である。
また、以上の説明では、簡略化のために、装置の主要
部のみを図示し、光源背面の反射鏡、光源光の週光光学
系、遮閉のための筐体の図示を省略したが、これらの部
材は必要に応じて当業者において従来どおり適当なもの
を設ければよい。また光学系は単レンズのみを図示した
が、複数エレメントから成る光学系、ミラーなどを含む
光学系を用いることもできる。
部のみを図示し、光源背面の反射鏡、光源光の週光光学
系、遮閉のための筐体の図示を省略したが、これらの部
材は必要に応じて当業者において従来どおり適当なもの
を設ければよい。また光学系は単レンズのみを図示した
が、複数エレメントから成る光学系、ミラーなどを含む
光学系を用いることもできる。
第4図は、第1図、第2図の構成の変形例を示したも
のである。上記の構成では、正確な測定のために対象物
がレンズ1、2の被写界深度内の測定範囲内に位置して
いる必要があるが、第4図の構成は3次元情報の取得に
先だって、対象物を測定範囲内に位置させる制御をも可
能にするためのものである。
のである。上記の構成では、正確な測定のために対象物
がレンズ1、2の被写界深度内の測定範囲内に位置して
いる必要があるが、第4図の構成は3次元情報の取得に
先だって、対象物を測定範囲内に位置させる制御をも可
能にするためのものである。
第4図において、符号7は半導体レーザ素子で、第2
の光源としてマスク板3の背面近傍に設けてある。半導
体レーザ素子7のレーザ光はレンズ8によってレンズ1
の焦点面上に結像するように集光され、反射鏡9によっ
て反射され、マスク板3の窓3nのひとつを透過して対象
物6上に投射される。その他の構成は前記と同じであ
る。
の光源としてマスク板3の背面近傍に設けてある。半導
体レーザ素子7のレーザ光はレンズ8によってレンズ1
の焦点面上に結像するように集光され、反射鏡9によっ
て反射され、マスク板3の窓3nのひとつを透過して対象
物6上に投射される。その他の構成は前記と同じであ
る。
対象物6が測定範囲外にある場合には光学系の合焦位
置から外れるため、光源5による投射光束の像のぼけは
大きくなるが、レーザ光束は光学系8とレンズ1によっ
て平行光束として投射されるのでぼけは小さく、投射エ
ネルギー密度が高いので、画像センサ4の出力波形Oは
第5図に示すように対象物6上の物点像に対応した極大
値MLが高くなり、他の光像の出力と識別することが可能
になる。したがって、レーザ光束の照射される物体上の
点までの距離を求め、対象物を測定範囲内に位置づける
情報とし得る。前記と同様に、対象物6の距離はレーザ
光の画像センサ4上の水平方向の位置として測定するこ
とができ、測定された距離に応じて測定系、あるいは対
象物6を移動することにより対象物6を測定範囲内に位
置づけることが可能となる。
置から外れるため、光源5による投射光束の像のぼけは
大きくなるが、レーザ光束は光学系8とレンズ1によっ
て平行光束として投射されるのでぼけは小さく、投射エ
ネルギー密度が高いので、画像センサ4の出力波形Oは
第5図に示すように対象物6上の物点像に対応した極大
値MLが高くなり、他の光像の出力と識別することが可能
になる。したがって、レーザ光束の照射される物体上の
点までの距離を求め、対象物を測定範囲内に位置づける
情報とし得る。前記と同様に、対象物6の距離はレーザ
光の画像センサ4上の水平方向の位置として測定するこ
とができ、測定された距離に応じて測定系、あるいは対
象物6を移動することにより対象物6を測定範囲内に位
置づけることが可能となる。
上記の各実施例では、2つの同一焦点距離の光学系を
用いる構成を示したが、必要に応じて異なる焦点距離の
光学系を3系統以上を用いることも考えられる。ただ
し、諸収差のそろった同一焦点距離の同一の光学系を用
いるのが最も簡単である。
用いる構成を示したが、必要に応じて異なる焦点距離の
光学系を3系統以上を用いることも考えられる。ただ
し、諸収差のそろった同一焦点距離の同一の光学系を用
いるのが最も簡単である。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、光
軸を平行に、且つ基線距離隔てて配置された複数の光学
系と、前記光学系の1つを通して光軸に交差する面内で
2次元的に分散する複数のパターン光束を対象物に照射
する手段と、対象物上の前記パターン光束による像を前
記と異なる光学系を通して受像する画像センサとを設
け、この画像センサにより検出された前記対象物上のパ
ターン光束による光像の位置から各光像の距離を測定
し、対象物の3次元情報を取得する構成を採用している
ため、簡単な構造により、高速、かつ信頼性の高い3次
元情報の処理が可能な優れた3次元情報処理方法を提供
することができる。
軸を平行に、且つ基線距離隔てて配置された複数の光学
系と、前記光学系の1つを通して光軸に交差する面内で
2次元的に分散する複数のパターン光束を対象物に照射
する手段と、対象物上の前記パターン光束による像を前
記と異なる光学系を通して受像する画像センサとを設
け、この画像センサにより検出された前記対象物上のパ
ターン光束による光像の位置から各光像の距離を測定
し、対象物の3次元情報を取得する構成を採用している
ため、簡単な構造により、高速、かつ信頼性の高い3次
元情報の処理が可能な優れた3次元情報処理方法を提供
することができる。
第1図は本発明の3次元情報処理方法による測定装置の
一実施例を示した説明図、第2図は第1図のマスク板の
構成を示した説明図、第3図は第1図の構成における動
作を説明した波形図、第4図は第1図の構成の変形例を
示した説明図、第5図は第4図の構成における動作を示
した波形図である。 1、2、8…レンズ、3…マスク板 4…画像センサ、5…光源 6…対象物、7…半導体レーザ素子
一実施例を示した説明図、第2図は第1図のマスク板の
構成を示した説明図、第3図は第1図の構成における動
作を説明した波形図、第4図は第1図の構成の変形例を
示した説明図、第5図は第4図の構成における動作を示
した波形図である。 1、2、8…レンズ、3…マスク板 4…画像センサ、5…光源 6…対象物、7…半導体レーザ素子
Claims (6)
- 【請求項1】光軸を平行に、且つ基線距離隔てて配置さ
れた複数の光学系と、前記光学系の1つを通して光軸に
交差する面内で2次元的に分散する複数のパターン光束
を対象物に照射する手段と、対象物上の前記パターン光
束による像を前記と異なる光学系を通して受像する画像
センサとを設け、この画像センサにより検出された前記
対象物上のパターン光束による光像の位置から各光像の
距離を測定し、対象物の3次元情報を取得することを特
徴とする3次元情報処理方法。 - 【請求項2】前記複数の光学系の焦点距離が等しいこと
を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の3次元情報
処理方法。 - 【請求項3】前記照射手段が前記光学系の焦点面に配置
された複数の2次元的に分散する開口部からなるマスク
パターンを有するマスク板及びこのマスク板後方に配置
された光源から構成され、前記照射側と異なる光学系の
焦点面に配置された画像センサと同一の平面内に配置さ
れることを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項
に記載の3次元情報処理方法。 - 【請求項4】前記光学系の光軸が前記マスク板と画像セ
ンサの配置面に直交して配置されることを特徴とする特
許請求の範囲第3項に記載の3次元情報処理方法。 - 【請求項5】前記照射手段が1つの光学系の焦点面に配
列された複数の点光源から構成されることを特徴とする
特許請求の範囲第1項に記載の3次元情報処理方法。 - 【請求項6】前記パターン光束のうち少なくとも1つが
レーザ光束であり、このレーザ光束の対象物上の光像の
位置を前記画像センサで検出することにより対象物の距
離を測定し、この測定値に基づき対象物を測定範囲内に
位置づけることを特徴とする特許請求の範囲第1項から
5項までのいずれか1項に記載の3次元情報処理方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60276084A JPH0833915B2 (ja) | 1985-12-10 | 1985-12-10 | 3次元情報処理方法 |
DE19863642051 DE3642051A1 (de) | 1985-12-10 | 1986-12-09 | Verfahren zur dreidimensionalen informationsverarbeitung und vorrichtung zum erhalten einer dreidimensionalen information ueber ein objekt |
FR868617220A FR2591329B1 (fr) | 1985-12-10 | 1986-12-09 | Appareil et procede de traitement d'informations tridimensionnelles |
US07/289,456 US4867570A (en) | 1985-12-10 | 1988-12-22 | Three-dimensional information processing method and apparatus for obtaining three-dimensional information of object by projecting a plurality of pattern beams onto object |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60276084A JPH0833915B2 (ja) | 1985-12-10 | 1985-12-10 | 3次元情報処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62135980A JPS62135980A (ja) | 1987-06-18 |
JPH0833915B2 true JPH0833915B2 (ja) | 1996-03-29 |
Family
ID=17564579
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60276084A Expired - Fee Related JPH0833915B2 (ja) | 1985-12-10 | 1985-12-10 | 3次元情報処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0833915B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0749935B2 (ja) * | 1987-07-01 | 1995-05-31 | キヤノン株式会社 | 物体認識装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0246984B2 (ja) * | 1984-03-09 | 1990-10-18 | Canon Kk | Butsutaijohoshorisochi |
-
1985
- 1985-12-10 JP JP60276084A patent/JPH0833915B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62135980A (ja) | 1987-06-18 |
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