JPH08338923A - 光分岐器ユニット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 接続替えの際に、融着接続作業を必要とせ
ず、また、光分岐器収納ケースと余長収納トレイを一体
化した光分岐器ユニットを提供する。 【構成】 光分岐器を収納した収納ケース１０は、クロ
ージャ本体部１の支持基板３２に固定されている。収納
ケース１０の上部には、複数の余長収納トレイ２０が連
結部２１によって開閉可能に連結され、その反対側で、
ピン２２ａを連結するように着脱可能に設けられた固定
バンド２２ｂによって、作業時以外の余長収納トレイ２
０の開閉を規制している。光ケーブル３３ａ，３３ｂよ
りの光ファイバ３４ａ，３４ｂの余長は、余長収納トレ
イ２０に収納され、光ファイバコード３６に変換された
後、光コネクタ３４を光アダプタ１５，１６に接続され
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、光分岐器を利用したユ
ニットの構造に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来の光分岐器の例を図６に示す。図
中、５０は収納ケース、５１は光ファイバである。この
例では、光分岐器は収納ケース５０に収納され、光ファ
イバ５１が複数本収納ケース５０の外に出ている。

【０００３】このような収納状態の従来の分岐器では、
光ファイバ５１と外部の光ファイバとの接続は融着接続
で行なわれる。したがって、接続替えや、障害探索等の
ための測定器の接続の際には、その都度、融着接続作業
を必要とするため、手間がかかるという問題がある。

【０００４】もし、光ファイバ５１の一端に光コネクタ
を取り付けて、光アダプタを介して外部の光ファイバと
接続しようとした場合、光アダプタを固定するための部
品が別途必要である。また、そのような形態の場合、光
ファイバ５１に取り付けられた光コネクタは、光アダプ
タに接続されているから、外部の光ファイバとの接続作
業の際には、外部の光ファイバを光アダプタに接続すれ
ばよいから、光ファイバ５１には触れる必要がない。そ
れにもかかわらず、光ファイバ５１がむき出しの状態に
なっているため、作業中に光ファイバ５１に触れてしま
うことは避けられない。もしも、光ファイバ５１が、現
用回線である場合に、作業中に不用意に触れることで瞬
断事故を起こす可能性を大きくしているという問題があ
る。

【０００５】さらに、光分岐器を光ケーブル線路上に挿
入して使用する場合には、クロージャ等の光ケーブル接
続函の内部に光分岐器を収納することになるが、その場
合、光分岐器がクロージャ内で自由に動き回ることな
く、また、光ケーブルの接続作業および余長の収納作業
の妨げにならないように、光分岐器を光ケーブル接続函
内に固定する必要がある。

【０００６】これに加えて、分岐器からの光ファイバ５
１に取り付けた光コネクタの端面が直角や球面状である
と、送信された光パワーが、光コネクタの端面でフレネ
ル反射して、送信側に戻入し、光パワーが減衰してしま
うことになり、反射しない端面処理が必要となる。

【０００７】

【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、接続作業，接続替え作業や
障害探査等の際に、融着接続作業を必要とせず、また、
光分岐器収納ケースと余長収納トレイを一体化した光分
岐器ユニットを提供することを目的とするものである。

【０００８】

【課題を解決するための手段】本発明は、請求項１に記
載の発明においては、光分岐器ユニットにおいて、表面
に光アダプタが設けられ、内部に光分岐器を収納し、光
分岐器からの光ファイバが光コネクタにより前記光アダ
プタに接続された収納ケースと、前記光アダプタに接続
される光コネクタを取り付けた光コードとその接続部を
備えた複数の余長収納トレイを有し、該余長収納トレイ
は、開閉可能なように複数段重ねて前記収納ケースに一
体化されたことを特徴とするものである。

【０００９】請求項２に記載の発明においては、請求項
１に記載の光分岐器ユニットにおいて、斜研磨した光コ
ネクタを用いることを特徴とするものである。

【００１０】請求項３に記載の発明においては、請求項
１または２に記載の光分岐器ユニットにおいて、光分岐
器の未使用端に無反射処理を施したことを特徴とするも
のである。

【００１１】請求項４に記載の発明においては、請求項
１ないし３のいずれか１項に記載の光分岐器ユニットに
おいて、前記収納ケースの底部を光ケーブル接続箱内に
固定したことを特徴とするものである。

【００１２】

【作用】請求項１に記載の発明によれば、表面に光アダ
プタが配置され、内部に収納された光分岐器からの光フ
ァイバが光コネクタにより光アダプタに接続されている
ことにより、外部の光ファイバとの接続は融着接続に比
べて接続作業を容易に行なうことができる。また、光ア
ダプタが収納ケースの表面に設けられているため、接続
作業を一層容易にすると同時に、収納ケース外に光アダ
プタの固定具を設ける必要がない。さらに、余長収納ト
レイを収納ケースに取り付けることによって、余長収納
トレイを使用した接続および収納の作業を容易にすると
同時に、余長収納トレイの開閉によって、光アダプタで
の接続作業をより一層容易にしている。

【００１３】請求項２に記載の発明によれば、斜研磨し
た光コネクタを用いることにより、光コネクタの端面で
の反射を防止できる。

【００１４】請求項３に記載の発明によれば、光分岐器
の未使用端に無反射処理を施したことにより光分岐器の
未使用端における反射を防止でき、送信側への戻入をな
くすことができる。

【００１５】請求項４に記載の発明によれば、収納ケー
スの底部を光ケーブル接続箱内に固定したことにより、
収納ケースと一体化した余長収納トレイも自ずから固定
され、接続函内で光ケーブルの接続作業および余長の収
納作業の妨げになることがない。

【００１６】

【実施例】図１は、本発明の光分岐器ユニットの収納ケ
ースの一実施例の概念図であり、図１（Ａ）は内部配置
を示す平面図、図１（Ｂ）は内部配置を示す正面図、図
１（Ｃ）は側面図である。図中、１０は収納ケース、１
１は光分岐器、１２は光ファイバ、１３，１４は光コネ
クタ、１５，１６は光アダプタである。収納ケース１０
の内部に光分岐器１１が取り付けられている。この実施
例では、光分岐器１１として２×１６スターカプラを用
いた。したがって、入力側に２本、出力側に１６本の光
ファイバ１２が光分岐器１１から出ている。光ファイバ
１２の先端には、光コネクタ１３または１４が取り付け
られ、収納ケース１０に設けられた光アダプタ１５に内
側から嵌合されている。光アダプタは、この実施例では
図１（Ｃ）に示すように、一方の側面側に１０個が設け
られ、図示しない他方の側面側に８個が設けられてい
る。図１（Ｃ）における一方の側面においては、外側に
配置された４個ずつ２列の光アダプタ１５は出力側の光
コネクタ１３のためのものであり、内側の２個の光アダ
プタ１６は、入力側の光コネクタ１４のためのものであ
る。入力側の２本の光ファイバは、そのうちの１本を現
用とし、残りの１本を予備用とする使用方法ができる。
他方の側面側に設けられた光アダプタは、正面側の４個
ずつ２列の光アダプタ１５と同じ配置がされている。光
コネクタ１３，１４は、同じ構造のものでよく、光アダ
プタ１５，１６も同じ構造のものでよい。外部の光ファ
イバはその一端に光コネクタが取り付けられていること
によって、光アダプタ１５，１６を介して光分岐器の任
意の光ファイバ１２との接続が可能である。

【００１７】なお、分岐器の分岐数はこの実施例に限定
されるものではなく、また、光コネクタは、単心のもの
を例示したが、多心の光コネクタでもよく、光アダプタ
は、用いられる光コネクタに適応するものが用いられれ
ばよく、その配置もこの実施例に限定されるものではな
い。

【００１８】入力側の光コネクタ１４の端面は、斜めに
研磨され、送信側からの光信号が光コネクタの端面で送
信側に反射しないよう考慮を払っている。また、出力側
の光コネクタ１３の端面も同様の処理を施して、接続さ
れない分岐器のポートからの反射を防止している。出力
側の光コネクタに反射防止処理を施す代わりに、接続さ
れない光コネクタが嵌合されている光アダプタに無反射
処理をした光コネクタを無反射端として接続するように
してもよい。

【００１９】図２は、本発明の光分岐器ユニットの余長
収納トレイの一実施例の概念図であり、図２（Ａ）は平
面図、図２（Ｂ）は一部を破断した正面図、図２（Ｃ）
は重ねた状態の正面図、図２（Ｄ）はバンドの平面図、
図２（Ｅ）は重ねた状態の側面図である。図中、２０は
余長収納トレイ、２１は連結部、２２ａはピン、２２ｂ
は固定バンド、２２ｃは結合孔、２３は光ファイバ導入
部、２３ａは弾性体、２４はガイド部材、２５は跳ね防
止部材、２６は接続部保持部である。

【００２０】余長収納トレイ２０は、図２（Ｃ），
（Ｅ）に示すように、複数枚が重ねられ、一方の縁部に
おいて、連結部２１によって、本を開くように上下の余
長収納トレイ２０が開閉可能に連結されている。連結部
２１は、軸やピンを用いた回動機構を用いたり、蝶番を
用いたり、可撓性の薄肉の合成樹脂で連結したり、適宜
の構造を採用できる。図１で説明した２×１６分岐器に
適応させた余長収納トレイの実施例では、５枚の余長収
納トレイ２０を重ねた。最下部の１枚の余長収納トレイ
には、入力用の光ファイバの余長を収納し、その上の４
枚の余長収納トレイには、４本ずつの出力用の光ファイ
バの余長の収納に割り当てている。しかし、枚数を含
め、この割り当てに限られるものではない。

【００２１】開閉構造も、上述の構造に限られるもので
はなく、図３に示すように、回動軸２１ａに対して直角
な平面内において回動する構造など、下に重ねられた余
長収納トレイにアクセスできる適当な構造を採用でき
る。

【００２２】複数枚が重ねられた状態で、開閉をロック
するために、固定部が設けられている。固定部は、箱の
蓋を止めるような周知のロック機構を採用できる。この
実施例では、各余長収納トレイの前側面にピン２２ａを
取り付け、このピン２２ａの配列に合致した結合孔２２
ｃを設けた固定バンド２２ｂによって、ピン２２ａを連
結し、各余長収納トレイ２０が開かないようにした。固
定バンド２２ｂをピン２２ａから外すことによって、余
長収納トレイ２０を開くことができる。

【００２３】図２（Ａ），（Ｂ）に示すように、余長収
納トレイ２０の内部には、余長を収納するために必要な
機構、すなわち、光ファイバの曲げ半径を制限するガイ
ド部材２４、丸められた光ファイバが、外部に飛び出さ
ないように設けられた跳ね防止部材２５、光ファイバの
接続部、例えば、融着接続部，メカニカル接続部，コネ
クタ等を保持するための接続部保持部２６等が設けられ
ている。また、余長収納トレイ２０への光ファイバの導
入のために、光ファイバ導入部２３が設けられている。
光ファイバ導入部２３には、光ファイバを押さえるため
に、スポンジ等の弾性体２３ａが設けられている。

【００２４】この実施例の開閉機構は、連結部２１とし
て、ヒンジと呼ばれる可撓性の薄肉の合成樹脂を用い
た。余長収納トレイ２０をそれぞれ上下に連結し、固定
と開閉を行なうようにした。連結部２１の反対側に設け
られたピン２２ａおよび各ピンを連結するように着脱可
能に設けられた固定バンド２２ｂによって作業時以外の
余長収納トレイ２０の開閉を規制している。ピン２２ａ
は先端の径をやや大きくして球状体を形成し、軟質の合
成樹脂で形成された固定バンドの結合孔に押し込むこと
ができるようにした。なお、連結部２１と固定部は、重
ねた余長収納トレイ２０を収納ケースに固定するにも用
いた。

【００２５】図４は、実施例の光分岐器をクロージャへ
収納した状態の説明図であり、図４（Ａ）は正面図（透
視図）、図４（Ｂ）は側面図（透視図）である。図中、
図１，図２と同様な部分には同じ符号を付して説明を省
略する。３０はクロージャ、３１はクロージャ本体部、
３２は支持基板、３３ａ，３３ｂは光ケーブル、３４
ａ，３４ｂは光ファイバ、３５はネジ孔、３６は光ファ
イバコード、３７は光コネクタである。クロージャ本体
部１は、この実施例では、円筒形状に構成され、上下に
２分割され、上部を開けてクロージャ内部への接続作業
が可能なようにされている。接続作業が終了した後は、
上部を閉めて、図示しない締結バンドで締結して、内部
への雨水の侵入を防止している。光分岐器の基台の下面
に固定用のネジが取り付けられており、収納ケース１０
の下部のネジ穴とクロージャに設けられた支持基板３２
のネジ孔３５を通して、ネジ締結によってクロージャ３
０に固定される。

【００２６】収納ケース下部にクロージャへの取付部を
設けたことにより、クロージャへの固定を可能にし、収
納ケース上部に余長収納トレイを取り付けさらに開閉可
能としたことにより、光ファイバの接続および余長収納
と、光コネクタの着脱作業を容易にすることができる。

【００２７】また、収納ケース１０の上部に設けられた
ヒンジと呼ばれる可撓性の薄肉の合成樹脂を用いた連結
部２１によって、余長収納トレイ２０の固定と開閉を行
ない、連結部２１の反対側に設けられたピン２２ａおよ
び各ピンを連結するように着脱可能に設けられた固定バ
ンド２２ｂによって作業時以外の余長収納トレイ２０の
開閉を規制している。

【００２８】光ケーブル３３ａ，３３ｂの光ファイバ３
４ａ，３４ｂは、余長収納トレイ２０内で融着接続によ
って光コネクタ３４を取り付けた光ファイバコード３６
に変換された後、光コネクタ３４を光アダプタ１５，１
６に接続される。例えば、光ケーブル３３ａを局側から
の光ケーブルとすれば、そのうちの１本の光ファイバの
余長が余長収納トレイ２０の１つに収納され、融着接続
された光ファイバコードの先端の光コネクタが収納ケー
ス１０の光アダプタに接続される。収納ケース１０に収
納された分岐器からの出力側に光アダプタに接続された
光コネクタを取り付けた光ファイバコードは、余長収納
トレイ２０において、光ケーブル３３ｂから取り出され
た光ファイバの余長に融着接続される。このようにし
て、光ケーブル３３ａからの光ファイバが分岐され、光
ケーブル３３ｂの光ファイバに接続される。なお、光ケ
ーブル３３ａ，３３ｂから取り出された光ファイバの余
長と光コネクタを取り付けた光ファイバコードとの接続
は、融着接続に限られるものではなく、光コネクタを用
いても、メカニカルスプライス接続によってもよい。

【００２９】図５は、無反射処理を施した光コネクタの
フェルール断面図である。図中、４０はフェルール、４
１は光ファイバのコア、４２はクラッド、４３は研磨
面、４４は放射光、４５は反射光である。コア４１，ク
ラッド４２よりなる光ファイバをフェルール４０の挿入
孔に固定した後、端面を研磨する。研磨面４３は、この
例では８゜である。光コネクタに他の光コネクタが接続
されていない状態では、右側から伝送された光信号は、
一部は放射光４４として外部に放射されるが、一部は反
射光４５として反射される。しかし、反射光４５は、反
射面である研磨面４３が傾斜していることにより、臨界
角より大きな角度で反射され、コア４１内を進行するこ
となく、クラッド４２側に抜けて、送信側への戻り光を
減少させることができる。

【００３０】

【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、光分岐器と外部光ファイバの接続に光コネク
タを用いることにより、例えば、光ファイバケーブルの
支障移設などで配線替えの必要が生じた場合などにも心
線の切断や融着による再接続を必要とせず、光アダプタ
を介して、測定器等を接続することが可能なため、容易
に障害探索も行なうことができる。

【００３１】また、光アダプタを収納ケースの表面に配
列することにより、前記作業をより容易にし、さらには
光分岐器と光アダプタの間の光ファイバの余長を収納ケ
ースの内部に収納できるので、作業時に不用意に活線の
余長に触れて瞬断事故を引き起こすことを防止すること
もできる。

【００３２】また、収納ケース上部に余長収納トレイを
取り付けさらに開閉可能としたことにより、光ファイバ
の接続および余長収納と、光コネクタの着脱作業を容易
にすることができる。収納ケースの底部を光ケーブル接
続箱内に固定したことにより、接続函内で光ケーブルの
接続作業および余長の収納作業の妨げになることがな
い。

【００３３】さらに、斜研磨した光コネクタを用いるこ
と、光分岐器の未使用端に無反射処理を施したことによ
り、反射光を防止できるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の光分岐器ユニットの収納ケースの一実
施例の概念図であり、図１（Ａ）は内部配置を示す平面
図、図１（Ｂ）は内部配置を示す正面図、図１（Ｃ）は
側面図である。

【図２】本発明の光分岐器ユニットの余長収納トレイの
一実施例の概念図であり、図２（Ａ）は平面図、図２
（Ｂ）は一部を破断した正面図、図２（Ｃ）は重ねた状
態の正面図、図２（Ｄ）はバンドの平面図、図２（Ｅ）
は重ねた状態の側面図である。

【図３】開閉構造の他の実施例の説明図である。

【図４】実施例の光分岐器をクロージャへ収納した状態
の説明図であり、図４（Ａ）は正面図（透視図）、図４
（Ｂ）は側面図（透視図）である。

【図５】無反射処理を施した光コネクタのフェルール断
面図である。

【図６】従来の光分岐器の説明図である。

【符号の説明】

１０…収納ケース、１１…分岐器、１２…光ファイバ、
１３…コネクタ、１４…光アダプタ、２０…余長収納ト
レイ、２１…連結部、２２…固定部、２２ａ…ピン、２
２ｂ…固定バンド、２３…光ファイバ導入部、２４…ガ
イド部材、２５…跳ね防止部材、２６…接続部保持部、
３０…クロージャ、３１…クロージャ本体部、３２…支
持基板、３３ａ，３３ｂ…光ケーブル、３４ａ，３４ｂ
…光ファイバ、３５…ネジ孔、３６…光ファイバコー
ド、３７…光コネクタ、４０…フェルール、４１…光フ
ァイバのコア、４２…クラッド、４３…研磨面、４４…
放射光、４５…反射光。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清家 健夫 神奈川県横浜市栄区田谷町１番地 住友電 気工業株式会社横浜製作所内

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 表面に光アダプタが設けられ、内部に光
   分岐器を収納し、光分岐器からの光ファイバが光コネク
   タにより前記光アダプタに接続された収納ケースと、前
   記光アダプタに接続される光コネクタを取り付けた光コ
   ードとその接続部を備えた複数の余長収納トレイを有
   し、該余長収納トレイは、開閉可能なように複数段重ね
   て前記収納ケースに一体化されたことを特徴とする光分
   岐器ユニット。
2. 【請求項２】 斜研磨した光コネクタを用いることを特
   徴とする請求項１に記載の光分岐器ユニット。
3. 【請求項３】 光分岐器の未使用端に無反射処理を施し
   たことを特徴とする請求項１または２に記載の光分岐器
   ユニット。
4. 【請求項４】 前記収納ケースの底部を光ケーブル接続
   箱内に固定したことを特徴とする請求項１ないし３のい
   ずれか１項に記載の光分岐器ユニット。