JPH08338498A - トルク感応型回転制御装置 - Google Patents

トルク感応型回転制御装置

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JPH08338498A
JPH08338498A JP7172925A JP17292595A JPH08338498A JP H08338498 A JPH08338498 A JP H08338498A JP 7172925 A JP7172925 A JP 7172925A JP 17292595 A JP17292595 A JP 17292595A JP H08338498 A JPH08338498 A JP H08338498A
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cam
ball
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spline
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    • F16D7/00Slip couplings, e.g. slipping on overload, for absorbing shock
    • F16D7/04Slip couplings, e.g. slipping on overload, for absorbing shock of the ratchet type
    • F16D7/06Slip couplings, e.g. slipping on overload, for absorbing shock of the ratchet type with intermediate balls or rollers
    • F16D7/08Slip couplings, e.g. slipping on overload, for absorbing shock of the ratchet type with intermediate balls or rollers moving axially between engagement and disengagement

Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジン補機の仕事量、すなわち回転速度
を、エンジンのある回転領域以上で直結の場合に対して
減少させるような回転制御装置を提供する。 【構成】 入力ギヤ14に取付けたられた保持器5は、
ボール4を介してトルクカム3に回転を伝達する。一
方、トルクカム3は、ボールスプライン7を介して出力
軸18に支持され、軸方向の動きを滑らかにしつつ、回
転トルクを伝達できる。トルクカム3の反力を受け持つ
スプリング11は、出力軸18に嵌合されたスプリング
ホルダ12上に円周等配され、スプリングストッパ6お
よびスプラインハウジング8を介して、トルクカム3に
アキシアル力を加える。なお、スプラインハウジング8
の外周に4部材13,12,8,6で形成される円筒状
の油室42を備え、給油口10より供給される油量とオ
リフィス絞り9により、一方向ダンパ43を構成する。
オリフィス絞り9は、トルクカム3がボール4に近接す
る方向にはダンパとして機能せず、離反する方向にダン
パとして機能する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、エンジンの補機や、
モータ等の他の原動機を動力とする機械、設備等に使用
されるトルク感応型回転制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンの補機は、一般にエンジンのク
ランクシャフトよりプーリまたはギヤによって取り出さ
れる回転により直接に駆動される。図13はその一例を
示す。エンジン101の補機であるオイルポンプ102
に、クランクシャフト103をクランクギヤ104とオ
イルポンプギヤ105の噛み合いによって連結してい
る。ポンプ102はギヤ式ポンプである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、いずれ
も、オイルポンプ102等のエンジン補機は、エンジン
101のクランクシャフト103によって直接駆動され
るため、エンジン101の低回転時における補機の能力
を十分に確保した場合、高回転時には、補機の能力は過
剰となり、エンジン出力のロスとなる。一方、補機の設
計の面からも、本来、能力過剰となる高回転域での寿命
を確保せざるを得ないため、装置の小型化を阻み、燃費
悪化の一因となっている。
【0004】この発明の目的は、エンジン等からの入力
回転を、予め設定したトルク値を境界として、減速して
エンジン補機等へ伝達できるトルク感応型回転制御装置
を提供することである。この発明の他の目的は、カム面
の追随性に優れ、被駆動側の回転速度を適正なレベルに
保つことができるトルク感応型回転制御装置を提供する
ことである。この発明のさらに他の目的は、エンジンの
クランクシャフトと補機の間に介在され、エンジン高回
転域での補機駆動速度を必要かつ十分な能力のレベルに
保つことによって、補機の小型化および燃費の向上が実
現できるトルク感応型回転制御装置を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明のトルク感応型
回転制御装置は、同心に配置された入力側回転部材と出
力軸との間にトルクリミッタ機構を有する回転制御装置
であって、前記トルクリミッタ機構は、入力側回転部材
に対面して係脱自在に噛み合うトルクカムを、ボールス
プラインやインボリュートスプライン等のスプラインを
介して出力軸の外周に軸方向移動自在に取付け、前記ト
ルクカムが係合する方向へ作用するスプリングを設けた
ものである。入力側回転部材は、例えば入力ギヤと、ボ
ール保持用の保持器等で構成される。上記構成におい
て、前記トルクカムに軸方向へ油圧を作用させる油室
と、この油室の排油経路に設けた絞りとで一方向ダンパ
を構成することが好ましい。前記トルクカムは、周方向
に並ぶ複数個のボールを介して前記入力側回転部材と噛
み合うものとし、トルクカムのボール転走面となるカム
面を、深さが円周方向に正弦波状に変化する円周溝形状
としても良い。前記スプラインをインボリュートスプラ
インとした場合、前記油室の絞り流路を、スプラインの
摺動面に向かって開口するものとすることが好ましい。
このトルク感応型回転制御装置をエンジンの補機駆動用
とする場合、前記入力側回転部材をエンジンのクランク
シャフトに連結し、出力軸をエンジン補機に連結する。
【0006】この発明の好ましい構成を説明する。この
発明は、上記目的を達成するために、伝達トルクの制
御、すなわち、トルクと回転速度の関係が一対一に対応
している補機類を対象とし、伝達回転速度の制御手段と
して、入力側回転部材を構成する保持器に円周方向に等
配されたボールと、被駆動側のカム面を有するトルクカ
ムと、伝達回転速度あるいはトルクに見合った反力を生
み出すスプリングとを有し、出力軸よりボールスプライ
ンで支持された構造を持つ、トルクカム方式のトルクリ
ミッタ機構を採用する。加えて、予め設定した回転速度
に達した後、駆動側と被駆動側の相対回転を許容しつ
つ、被駆動側の回転速度を適正なレベルに保つ手段とし
て、前記のボールとカム面の追随性を制御するための、
円筒状の油室を有した一方向ダンパを採用する。
【0007】
【作用】上記の油室、ボール等を備え、補機駆動用に使
用した場合の作用を説明する。エンジンのクランクシャ
フトより入力側ギヤ等の入力側回転部材に回転が伝えら
れると、その保持器等に設けられたポケット内のボール
を通じて、トルクカムのカム面に回転が伝達される。こ
のとき、トルクカムは、出力軸よりボールスプライン等
のスプラインを介して支持されているので、トルクの大
きさに応じてカム面をボールが移動するにつれ、軸方向
に変位が生じる。その結果、ボールがカム面の頂点を乗
り越えようとするが、トルクカムのスプリングの反力に
応じたトルクの大きさまでは、ボールがカム面の頂点を
乗り越えることなく、入力ギヤとトルクカムの間には相
対回転が生じない。すなわち、予め設定されたトルク値
までは、入力ギヤと、ボールスプラインを介してトルク
カムを支持している出力軸の回転速度は一致し、クラン
クシャフトの回転がそのままエンジン補機に伝えられ
る。一方、トルクカムのスプリングの反力を超えるトル
クが入力された場合は、ボールがカム面の頂点を乗り越
え入力ギヤとトルクカムの間には相対回転が生じ、トル
クカムは一自由度の振動系を構成する。ここで、目的と
する相対回転数を振動系の共振周波数より低く設定し、
かつ、円筒状の油室を持つ一方向ダンパを利用して、入
力軸とトルクカムの間での、間欠的なトルクの伝達が可
能となる。すなわち、エンジンの高回転域の予め設定さ
れた伝達トルクの値を超える入力があった場合は、入力
ギヤと出力軸の間に相対回転が生じ、クランクシャフト
の回転は減速され、エンジン補機に伝えられる。
【0008】
【実施例】この発明の第1の実施例を図1ないし図5に
基づいて説明する。図1,図2は、エンジン補機に取付
けられるトルク感応型回転制御装置の軸方向断面図およ
び横断面図を各々示す。入力ギヤ14は、ベアリング1
5によって出力軸18に対して回転自在に支持され、同
じく出力軸18はベアリング16,17によってエンジ
ンブロック本体19,20に対して回転自在に支持され
る。入力ギヤ14と対向する出力軸18の軸端は、図1
2のエンジン補機50の入力部に結合される。同図のエ
ンジン補機50は、ギヤポンプからなるオイルポンプで
ある。
【0009】図1のように、入力ギヤ14には、複数
(本実施例では4つ)のポケットを持つ保持器5が、ピ
ンまたはキーを介して一体回転するように結合され、こ
れら入力ギヤ14と保持器5とで入力側回転部材40が
構成される。保持器5のポケットには、それぞれ、ポケ
ットの半径よりも僅かに小さい径のボール4が入ってお
り、ボール4は、図3ないし図5のように対向配置され
た正弦波状のカム面22を有したトルクカム3と、スプ
リング11の押し付け力により接している。カム面22
はボール転走面となるものであって、円周溝状に形成さ
れ、その深さが円周方向に沿って前記の正弦波状に変化
している。トルクカム3、円筒状のスプラインハウジン
グ8、およびボールスプライン7は、それぞれキー1お
よびキー2を介して一体に組み合わされ、軸方向に滑ら
かに動きつつ、出力軸18へのトルクの伝達を許容する
構造となっており、トルクリミッタ41を構成してい
る。
【0010】出力軸18に嵌合状態に止め付けられたス
プリングハウジング12には、円周上に並べてスプリン
グ11が複数(本実施例では4つ)設けられ、スプリン
グ11の反力はスプラインハウジング8に嵌合したスプ
リングストッパ6およびスプラインハウジング8を介し
て、トルクカム3に作用する。スプラインハウジング8
は円筒状のものであり、スプリングストッパ6はリング
板状に形成されてスプラインハウジング8に外嵌し、ス
プラインハウジング8の小径部と大径部との段差面に係
合している。スプリングハウジング12は、一端にハブ
部を有する円筒状に形成されてスプラインハウジング8
の外周に相対的に軸方向移動自在に外嵌し、前記ハブ部
で出力軸18に取付けられている。
【0011】スプリングハウジング12とスプリングス
トッパ6の外周にわたり、エンジンブロック本体19に
固定されたハウジング13が相対回転および軸方向移動
自在に外嵌しており、スプリングホルダ12、スプライ
ンハウジング8、スプリングストッパ6、およびハウジ
ング13で形成される円筒状の空間が油室42となる。
油室42には、ハウジング13の給油口10が開口し、
オイルポンプから一定量の油が逆止弁(図示せず)を通
じて供給される。供給された油室42内の油は、スプリ
ングストッパ6に形成された排油路となるオリフィス絞
り9から排出可能とされ、油室42とオリフィス絞り9
とで一方向ダンパ43が構成される。
【0012】上記構成の動作を説明する。まず、エンジ
ン回転速度が遅い場合、エンジンのクランクシャフトよ
り取り出されたトルクが入力ギヤ14に伝達されると、
保持器5を通じてボール4に伝わる。ボール4はトルク
カム3のカム面22を乗り越えようとして、ボールスプ
ライン7によって出力軸18に支持されたトルクカム3
に、軸方向変位を与えてスプリングホルダ12の方向へ
押しやろうとするが、トルクが小さいため、スプリング
11の反力に負けて、カム面22の途中に止まる。結果
的に、トルクカム3、スプラインハウジング8、ボール
スプライン7を経て、入力されたトルクのほぼ100%
を出力軸18へ伝達し、エンジン補機を駆動する。この
状態を図5(A),(B)に示す。
【0013】次に、エンジン回転速度が高くなり、トル
クがスプリング11の反力を上回った場合、同じく、エ
ンジンのクランクシャフトより取り出されたトルクは、
入力ギヤ14に伝達され、保持器5を通じてボール4に
伝わるが、図4(A),(B)に示すように、ボール4
はトルクカム3のカム面22の頂点を乗り越えてしま
い、入力ギヤ14と出力軸18の間に相対回転が生じ、
一旦、出力軸18へのトルクの伝達は絶たれてしまう。
しかし、スプリング11によって再びトルクカム3は、
ボール4に接触して、トルクを伝達し、両者の間での間
欠的なトルクの伝達が起こる。結果として、トルクカム
3、スプラインハウジング8、およびボールスプライン
7を経て、入出力の相対回転を許容した形で、入力され
るトルクを制限しつつ、出力軸18へ伝達し、エンジン
補機を駆動することができる。高周波になると、この間
欠的なトルク伝達は、チャタリングという現象を発生し
て、結果としてトルク伝達できなくなるが、トルクカム
3がボール4から離反する方向に一方向ダンパがあっ
て、ダンピング作用するため、チャタリングを防止で
き、間欠的なトルク伝達が可能となる。
【0014】この実施例によると、このようにしてエン
ジンのトルク、あるいは回転速度の大きさに応じて、伝
達するトルク、あるいは回転速度を制限することが可能
であり、そのため従来のように、エンジンとエンジン補
機を直結した場合と異なり、エンジンの高回転域におい
て、エンジン補機の回転速度を抑制することができる。
したがって、エンジンのパワーロスおよびエンジン補機
の小型化が実現できる。
【0015】図6はこの発明の第2の実施例を示す軸方
向断面図である。この例は、トルクカム3と出力軸18
との間にトルク伝達要素として、スプラインハブ21に
設けられたインボリュートスプラインを採用した。これ
によって、ボールスプラインの使用に場合に比べて、部
品点数の削減および小型化を実現する。なお、ハウジン
グ13b、スプリングホルダ12b、およびスプライン
ハブ21で構成される一方向ダンパ43bのオリフィス
絞り9bの出口は、インボリュートスプラインの隙間内
に開放され、スプラインの摺動抵抗を油潤滑によって低
減する構造となっている。その他の構成は図1の実施例
と同じであり、同一部分には同一符号を付してある。
【0016】図7ないし図11はこのこの発明の第3の
実施例を示す。図7は軸方向断面で、図8は図7のVIII
-VIII 断面を入力ギヤ側から眺めた図である。この例
は、トルクカム3aの形状として、図9〜11のような
V字形断面の放射状の溝23をカム面としたものであ
る。この構成によると、トルクリミッタ機構41の感応
トルク値の設定の簡便化を図ることができる。なお、図
9(A)は、トルクカム3aの正面図で、静止時の状態
を示しているが、複数(この実施例では4つ)の等間隔
に設けたられた溝23が、ボール4のピッチ円に沿って
ボール案内溝24によって結ばれ、ボール4はそのV字
形の溝底に位置している。また、ボール案内溝24は、
ボール4とトルクカム3aの接触面圧を低減し、トルク
カム3aの早期損傷を防ぐため、その断面形状はボール
径に呼応した円弧状になっている。図9(B)は、ボー
ル4とV字形の溝23の位置関係を、より明確にするた
めに、トルクカム3aをボール4のピッチ円に沿って断
面して示す図である。同じく図10(A),(B)は、
伝達トルクが設定値を超えて、ボール4がV字形の溝2
3のカム面を乗り上げ、入力ギヤ14と出力軸18が相
対回転している状態を示す。図11(A),(B)は、
伝達トルクが設定値内で、ボール4がV字形の溝23の
カム面の途中で止まり、トルクを伝達している状態を示
している。
【0017】
【発明の効果】この発明のトルク感応型回転制御装置
は、上記のように、エンジン等からの入力回転を、予め
設定したトルク値を境界として、減速してエンジン補機
等へ伝達できる。換言すれば、トルクから回転速度は一
義的に求められるので、目標とする回転速度を設定する
ことで、それ以上の高回転領域でのエンジン補機等の回
転を抑制し、直結の場合に過剰となる仕事量を減少させ
ることができる。請求項2の発明の場合は、油室と絞り
とによる一方向ダンパを設けたため、カム面の係脱の追
随性が良く、駆動側と被駆動側の相対回転を許容しつ
つ、被駆動側の回転速度を適正なレベルに保ことができ
る。請求項3の発明の場合は、トルクカムのボール転走
面となるカム面を、深さが円周方向に正弦波状に変化す
る円周溝形状としたため、円滑なトルク制限動作が得ら
れる。請求項4の発明の場合は、トルクカムを係合させ
るスプラインをインボリュートスプラインとし、かつ絞
り流路をスプラインの摺動面に向かって開口するものし
たため、小型化の可能なインボリュートスプラインを用
いながら、絞り流路から排出される油で良好な潤滑が行
える。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例にかかる回転制御装置
の軸方向断面図である。
【図2】図1のII-II 線断面図である。
【図3】(A),(B)は各々静止時の状態におけるト
ルクカムの正面図およびボールピッチ円に沿った断面図
である。
【図4】(A),(B)は各々カム面乗り上げ時の状態
におけるトルクカムの正面図およびボールピッチ円に沿
った断面図である。
【図5】(A),(B)は各々トルク伝達時の状態にお
けるトルクカムの正面図およびボールピッチ円に沿った
断面図である。
【図6】この発明の第2の実施例にかかる回転制御装置
の軸方向断面図である。
【図7】この発明の第3の実施例にかかる回転制御装置
の軸方向断面図である。
【図8】図7のVIII-VIII 線断面図である。
【図9】(A),(B)は各々静止時の状態におけるト
ルクカムの正面図およびボールピッチ円に沿った断面図
である。
【図10】(A),(B)は各々カム面乗り上げ時の状
態におけるトルクカムの正面図およびボールピッチ円に
沿った断面図である。
【図11】(A),(B)は各々トルク伝達時の状態に
おけるトルクカムの正面図およびボールピッチ円に沿っ
た断面図である。
【図12】第1の実施例の回転制御装置と補機とを連結
した状態を示す軸方向断面図である。
【図13】従来のエンジンと補機との関係を示す概略斜
視図である。
【符号の説明】 1,2…キー、3…トルクカム、4…ボール、5…保持
器、6…スプリングストッパ、7…ボールスプライン、
8…スプラインハウジング、9…オリフィス絞り、10
…給油口、11…スプリング、12…スプリングホル
ダ、13…ハウジング、14…入力ギヤ、15〜17…
ベアリング、18…出力軸、19,20…エンジンブロ
ック本体、22…正弦波状カム面、23…V字形の溝、
24…ボール案内溝、40…入力側回転部材、41…ト
ルクリミッタ機構、42…油室、43…一方向ダンパ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同心に配置された入力側回転部材と出力
    軸との間にトルクリミッタ機構を有する回転制御装置で
    あって、前記トルクリミッタ機構は、前記入力側回転部
    材に対面して係脱自在に噛み合うトルクカムを、スプラ
    インを介して出力軸の外周に軸方向移動自在に取付け、
    前記トルクカムが係合する方向へ作用するスプリングを
    設けたトルク感応型回転制御装置。
  2. 【請求項2】 前記トルクカムに軸方向へ油圧を作用さ
    せる油室と、この油室の排油経路に設けた絞りとで一方
    向ダンパを構成した請求項1記載のトルク感応型回転制
    御装置。
  3. 【請求項3】 前記トルクカムが、周方向に並ぶ複数個
    のボールを介して前記入力側回転部材と噛み合うもので
    あり、前記トルクカムのボール転走面となるカム面を、
    深さが円周方向に正弦波状に変化する円周溝形状とした
    請求項1または請求項2記載のトルク感応型回転制御装
    置。
  4. 【請求項4】 前記スプラインをインボリュートスプラ
    インとし、前記絞り流路を、スプラインの摺動面に向か
    って開口するものとした請求項2記載のトルク感応型回
    転制御装置。
  5. 【請求項5】 前記入力側回転部材をエンジンのクラン
    クシャフトに連結し、出力軸をエンジン補機に連結した
    請求項1または請求項2または請求項3または請求項4
    記載のトルク感応型回転制御装置。
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