JPH08338461A - 電気的に操作可能な車両ブレーキ用のブレーキ作動装置 - Google Patents
電気的に操作可能な車両ブレーキ用のブレーキ作動装置Info
- Publication number
- JPH08338461A JPH08338461A JP8123500A JP12350096A JPH08338461A JP H08338461 A JPH08338461 A JP H08338461A JP 8123500 A JP8123500 A JP 8123500A JP 12350096 A JP12350096 A JP 12350096A JP H08338461 A JPH08338461 A JP H08338461A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spindle
- brake
- electric motor
- roller
- rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H25/00—Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms
- F16H25/18—Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms for conveying or interconverting oscillating or reciprocating motions
- F16H25/20—Screw mechanisms
- F16H25/22—Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members
- F16H25/2247—Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members with rollers
- F16H25/2252—Planetary rollers between nut and screw
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D65/00—Parts or details
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D65/00—Parts or details
- F16D65/14—Actuating mechanisms for brakes; Means for initiating operation at a predetermined position
- F16D65/16—Actuating mechanisms for brakes; Means for initiating operation at a predetermined position arranged in or on the brake
- F16D65/18—Actuating mechanisms for brakes; Means for initiating operation at a predetermined position arranged in or on the brake adapted for drawing members together, e.g. for disc brakes
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D2121/00—Type of actuator operation force
- F16D2121/18—Electric or magnetic
- F16D2121/24—Electric or magnetic using motors
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D2125/00—Components of actuators
- F16D2125/18—Mechanical mechanisms
- F16D2125/20—Mechanical mechanisms converting rotation to linear movement or vice versa
- F16D2125/34—Mechanical mechanisms converting rotation to linear movement or vice versa acting in the direction of the axis of rotation
- F16D2125/40—Screw-and-nut
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電気的に操作可能な車両ブレーキにおいて、
付加的な伝動段または他の構成要素を持たないスピンド
ル装置を使用して、ブレーキをかけるために必要な力を
得る。 【解決手段】 電動機4によってブレーキパッドをブレ
ーキディスクに押しつけ可能であるブレーキ作動装置2
において、遊星−ローラ−ねじスピンドル16が使用さ
れる。電動機4はブレーキパッドの摺動方向に設けられ
たスピンドル16を介して、ブレーキパッドに作用する
軸方向に摺動可能に支承されたブレーキピストン32に
連結されている。電動機4の軸の延長部はスピンドルロ
ッド18として役立つ。ブレーキピストン32は回転し
ないように保持され、スピンドルナット20と共に摩擦
連結的なユニットを形成する。
付加的な伝動段または他の構成要素を持たないスピンド
ル装置を使用して、ブレーキをかけるために必要な力を
得る。 【解決手段】 電動機4によってブレーキパッドをブレ
ーキディスクに押しつけ可能であるブレーキ作動装置2
において、遊星−ローラ−ねじスピンドル16が使用さ
れる。電動機4はブレーキパッドの摺動方向に設けられ
たスピンドル16を介して、ブレーキパッドに作用する
軸方向に摺動可能に支承されたブレーキピストン32に
連結されている。電動機4の軸の延長部はスピンドルロ
ッド18として役立つ。ブレーキピストン32は回転し
ないように保持され、スピンドルナット20と共に摩擦
連結的なユニットを形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブレーキパッドが
電気駆動装置としての働きをする電動機によってブレー
キディスクに押しつけ可能であり、電動機がブレーキパ
ッドの摺動方向に設けられたスピンドルを介して、ブレ
ーキパッドに作用する軸方向に摺動可能に支承されたブ
レーキピストンに連結されている、電気的に操作可能な
車両ブレーキのためのブレーキ作動装置(ブレーキアク
ター、ブレーキアクチュエータ)に関する。
電気駆動装置としての働きをする電動機によってブレー
キディスクに押しつけ可能であり、電動機がブレーキパ
ッドの摺動方向に設けられたスピンドルを介して、ブレ
ーキパッドに作用する軸方向に摺動可能に支承されたブ
レーキピストンに連結されている、電気的に操作可能な
車両ブレーキのためのブレーキ作動装置(ブレーキアク
ター、ブレーキアクチュエータ)に関する。
【0002】
【従来の技術】ドイツ連邦共和国特許出願公開第341
0006号公報に、このようなブレーキ作動装置を駆動
する、ブレーキ装置を制御するための装置が記載されて
いる。このブレーキ装置は特に、電気的に操作可能な車
輪ブレーキがディスクブレーキとして形成され、そのブ
レーキパッドが電気駆動装置として働く電動機によって
ブレーキディスクに押しつけ可能であり、電動機がブレ
ーキパッドの摺動方向に設けられたスピンドルとボール
ねじ装置を介して、ブレーキパッドに作用する軸方向に
摺動可能に支承されたピストンに連結されているという
特徴がある。
0006号公報に、このようなブレーキ作動装置を駆動
する、ブレーキ装置を制御するための装置が記載されて
いる。このブレーキ装置は特に、電気的に操作可能な車
輪ブレーキがディスクブレーキとして形成され、そのブ
レーキパッドが電気駆動装置として働く電動機によって
ブレーキディスクに押しつけ可能であり、電動機がブレ
ーキパッドの摺動方向に設けられたスピンドルとボール
ねじ装置を介して、ブレーキパッドに作用する軸方向に
摺動可能に支承されたピストンに連結されているという
特徴がある。
【0003】今まで使用された来たボールねじ装置は摩
擦係数が小さい。しかし、充分に大きな力を伝達するた
めには、小さなボールを選択することができない。実際
に行われた試験では、約3mmの直径のボールが最小で
あることが判明した。これは1回転あたり約4mmのス
ピンドルのピッチを必要とする。このように大きなピッ
チの場合には、ブレーキパッドに加える力にとって充分
に大きな力を伝達することは、簡単なスピンドル装置で
は達成できない。そのために通常は、少なくとも1つの
他の伝動段が必要である。
擦係数が小さい。しかし、充分に大きな力を伝達するた
めには、小さなボールを選択することができない。実際
に行われた試験では、約3mmの直径のボールが最小で
あることが判明した。これは1回転あたり約4mmのス
ピンドルのピッチを必要とする。このように大きなピッ
チの場合には、ブレーキパッドに加える力にとって充分
に大きな力を伝達することは、簡単なスピンドル装置で
は達成できない。そのために通常は、少なくとも1つの
他の伝動段が必要である。
【0004】1個の伝動段で間に合わせようとすると、
それに応じてトルクの大きな大型の電動機を必要とす
る。これは高価である。このような大型の電動機は更
に、車両のばね下質量を増大するという欠点がある。他
方では、第2の伝動段、例えば第2の遊星段を使用する
ことが既に提案された。これにより、大きな寸法の電動
機を省略することができるが、ブレーキ作動装置が第2
の遊星段によって複雑になる。従って、これは不利であ
る。というのは、1段の遊星歯車装置でさえ比較的に複
雑で、高価であるからである。
それに応じてトルクの大きな大型の電動機を必要とす
る。これは高価である。このような大型の電動機は更
に、車両のばね下質量を増大するという欠点がある。他
方では、第2の伝動段、例えば第2の遊星段を使用する
ことが既に提案された。これにより、大きな寸法の電動
機を省略することができるが、ブレーキ作動装置が第2
の遊星段によって複雑になる。従って、これは不利であ
る。というのは、1段の遊星歯車装置でさえ比較的に複
雑で、高価であるからである。
【0005】1段または複数段の遊星歯車装置は多少大
きな回転運動変速を行う。しかし、この回転運動をスピ
ンドルによって並進運動に変換しなければならない。ド
イツ連邦共和国特許出願公開第4229042号明細書
には、電動機とねじスピンドルを備えたブレーキ作動装
置が記載されている。その際、ねじスピンドルは電動機
によって駆動され、スピンドルナットは油圧室に接続さ
れた第1の油圧ピストンに係合している。第2の油圧ピ
ストンは制動を行うために摩擦パッドに作用可能であ
る。
きな回転運動変速を行う。しかし、この回転運動をスピ
ンドルによって並進運動に変換しなければならない。ド
イツ連邦共和国特許出願公開第4229042号明細書
には、電動機とねじスピンドルを備えたブレーキ作動装
置が記載されている。その際、ねじスピンドルは電動機
によって駆動され、スピンドルナットは油圧室に接続さ
れた第1の油圧ピストンに係合している。第2の油圧ピ
ストンは制動を行うために摩擦パッドに作用可能であ
る。
【0006】このようなブレーキ作動装置が、油圧によ
って力を伝達するにもかかわらず、過大寸法の電動機を
力源として必要とするので、電動機によって発生するト
ルクの充分な伝達を達成するために、ドイツ連邦共和国
特許出願公開第4229042号明細書に記載されたす
べての実施の形態において、電動機と変換装置との間に
接続配置された付加的な伝動装置が使用される。特に多
段であることにより、このようなブレーキ作動装置は全
体として複雑であり、従ってその製作にコストがかかる
だけでなく、運転中故障を起こしやすい。
って力を伝達するにもかかわらず、過大寸法の電動機を
力源として必要とするので、電動機によって発生するト
ルクの充分な伝達を達成するために、ドイツ連邦共和国
特許出願公開第4229042号明細書に記載されたす
べての実施の形態において、電動機と変換装置との間に
接続配置された付加的な伝動装置が使用される。特に多
段であることにより、このようなブレーキ作動装置は全
体として複雑であり、従ってその製作にコストがかかる
だけでなく、運転中故障を起こしやすい。
【0007】電気的に操作可能なコンパクトなブレーキ
作動装置を構成するために多数の試みがなされた。この
試みでは今まで、駆動電動機の回転運動を1段の伝動段
で、ブレーキの操作のために必要な力を加えることはで
きなかった。
作動装置を構成するために多数の試みがなされた。この
試みでは今まで、駆動電動機の回転運動を1段の伝動段
で、ブレーキの操作のために必要な力を加えることはで
きなかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、付加
的な伝動段や他の構成要素を持たないスピンドル直接駆
動装置を使用して、ブレーキをかけるために必要な力を
直接的に発生することである。
的な伝動段や他の構成要素を持たないスピンドル直接駆
動装置を使用して、ブレーキをかけるために必要な力を
直接的に発生することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題は本発明に従
い、スピンドルが遊星−ローラ−ねじスピンドルであ
り、この遊星−ローラ−ねじスピンドルがスピンドルロ
ッドとスピンドルナットを備え、スピンドルナットがケ
ーシングと、このケーシングとスピンドルの間に転動可
能に配置されたローラ状の転動体を備え、スピンドルロ
ッドが細かいねじを備え、ローラ状の転動体がこの細か
いねじに対応する外周成形部を備え、スピンドルナット
−ケーシングの内面が粗いリング状ウェブを備え、ロー
ラ状の転動体の外周面がこのウェブに対応する粗いリン
グ状の溝を備えていることによって解決される。この場
合、有利な実施形では、持ち運び可能なレーザー装置が
使用される。有利な実施形は従属請求項から明らかであ
る。
い、スピンドルが遊星−ローラ−ねじスピンドルであ
り、この遊星−ローラ−ねじスピンドルがスピンドルロ
ッドとスピンドルナットを備え、スピンドルナットがケ
ーシングと、このケーシングとスピンドルの間に転動可
能に配置されたローラ状の転動体を備え、スピンドルロ
ッドが細かいねじを備え、ローラ状の転動体がこの細か
いねじに対応する外周成形部を備え、スピンドルナット
−ケーシングの内面が粗いリング状ウェブを備え、ロー
ラ状の転動体の外周面がこのウェブに対応する粗いリン
グ状の溝を備えていることによって解決される。この場
合、有利な実施形では、持ち運び可能なレーザー装置が
使用される。有利な実施形は従属請求項から明らかであ
る。
【0010】電気的に操作可能なブレーキ作動装置にお
いて電動機の回転運動を摩擦パッドのゆっくりした軸方
向運動に変換するために遊星−ローラ−ねじスピンドル
を使用すると、1段だけの伝動装置で力を伝達すること
ができる。遊星−ローラ−ねじスピンドルは摩擦が非常
に小さい。ローラを使用するにもかかわらず、スピンド
ル装置の有効ピッチはきわめて小さくすることができ
る。それによって、それに相応した大きな力の伝達が行
われる。
いて電動機の回転運動を摩擦パッドのゆっくりした軸方
向運動に変換するために遊星−ローラ−ねじスピンドル
を使用すると、1段だけの伝動装置で力を伝達すること
ができる。遊星−ローラ−ねじスピンドルは摩擦が非常
に小さい。ローラを使用するにもかかわらず、スピンド
ル装置の有効ピッチはきわめて小さくすることができ
る。それによって、それに相応した大きな力の伝達が行
われる。
【0011】回転運動を軸方向運動に変換するために遊
星−ローラ−ねじスピンドルを使用すること自体は知ら
れている(例えば他の証拠付のドイツ連邦共和国特許公
開第3739059号公報参照)。この伝動装置技術を
いろいろな分野に使用することにより、力の伝達におい
て新しい可能性が開拓された。例えばロボットの用途で
要求される、小さなピッチと高い精度のスピンドル装置
が、このような遊星−ローラ−ねじスピンドルによって
実現可能である。
星−ローラ−ねじスピンドルを使用すること自体は知ら
れている(例えば他の証拠付のドイツ連邦共和国特許公
開第3739059号公報参照)。この伝動装置技術を
いろいろな分野に使用することにより、力の伝達におい
て新しい可能性が開拓された。例えばロボットの用途で
要求される、小さなピッチと高い精度のスピンドル装置
が、このような遊星−ローラ−ねじスピンドルによって
実現可能である。
【0012】本発明により、それ自体知られている遊星
−ローラ−ねじスピンドルの伝動装置技術が、電気的に
操作可能な車両ブレーキのブレーキ作動装置の摩擦パッ
ドに電動機の力を伝達するために初めて使用される。ブ
レーキを駆動するために、コンパクトな電動機が使用さ
れる。この電動機は軽量で容積が小さく、従って車輪ブ
レーキに直接使用することができる。電動機のロータは
遊星−ローラ−ねじスピンドル(PWGスピンドル)の
スピンドルロッドに相対回転しないように連結されてい
る。スピンドルナットは回転しないように保持され、そ
れ自体、ブーキディスクに摩擦パッドを押しつけるブレ
ーキの操作ピストンに直接連結されている。
−ローラ−ねじスピンドルの伝動装置技術が、電気的に
操作可能な車両ブレーキのブレーキ作動装置の摩擦パッ
ドに電動機の力を伝達するために初めて使用される。ブ
レーキを駆動するために、コンパクトな電動機が使用さ
れる。この電動機は軽量で容積が小さく、従って車輪ブ
レーキに直接使用することができる。電動機のロータは
遊星−ローラ−ねじスピンドル(PWGスピンドル)の
スピンドルロッドに相対回転しないように連結されてい
る。スピンドルナットは回転しないように保持され、そ
れ自体、ブーキディスクに摩擦パッドを押しつけるブレ
ーキの操作ピストンに直接連結されている。
【0013】PWGスピンドルは、他のスピンドルでは
達成不可能な非常に小さな有効ピッチを実現することが
できる。例えば1/10mmの範囲のピッチを実現可能
である。それによって、一つの伝動段が、駆動電動機の
制限されたトルクを、ブレーキをかけるのに充分な長手
方向力に変換することができる。更に、このブレーキ作
動装置の場合、必要な摩耗調整を非常に簡単に達成可能
であるという利点がある。所望な調整はスピンドルロッ
ド上での付加的な移動距離として簡単に実施可能であ
る。
達成不可能な非常に小さな有効ピッチを実現することが
できる。例えば1/10mmの範囲のピッチを実現可能
である。それによって、一つの伝動段が、駆動電動機の
制限されたトルクを、ブレーキをかけるのに充分な長手
方向力に変換することができる。更に、このブレーキ作
動装置の場合、必要な摩耗調整を非常に簡単に達成可能
であるという利点がある。所望な調整はスピンドルロッ
ド上での付加的な移動距離として簡単に実施可能であ
る。
【0014】本発明の有利な実施形は請求項5の特徴部
分に記載されている。電動機はスピンドルナットに相対
回転しないよう連結されている。この場合、スピンドル
ロッドはブレーキピストンに作用する。更に、請求項6
の特徴部分では、電動機のロータがスピンドルロッドを
収容でき、調整運動を可能にする内径を有する。この構
成により、ブレーキ作動装置の構造長が短くなる。とい
うのは、電動機の範囲で調整運動が行われるからであ
る。
分に記載されている。電動機はスピンドルナットに相対
回転しないよう連結されている。この場合、スピンドル
ロッドはブレーキピストンに作用する。更に、請求項6
の特徴部分では、電動機のロータがスピンドルロッドを
収容でき、調整運動を可能にする内径を有する。この構
成により、ブレーキ作動装置の構造長が短くなる。とい
うのは、電動機の範囲で調整運動が行われるからであ
る。
【0015】本発明によるブレーキ作動装置は全体とし
て、コンパクトで軽量の構造である。ブレーキ作動装置
は少ない部品からなっている。小さな摩擦損失に基づい
て、ブレーキ作動装置は高い効率を有する。
て、コンパクトで軽量の構造である。ブレーキ作動装置
は少ない部品からなっている。小さな摩擦損失に基づい
て、ブレーキ作動装置は高い効率を有する。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、実施の形態に基づいて本発
明を詳しく説明する。図1には、ブレーキ作動装置(ブ
レーキアクター、ブレーキアクチュエータ)2の全体の
縦断面が示してある。このブレーキ作動装置は図の右側
に電動機4を備え、図の左側にブレーキパッド(摩擦パ
ッド)34を備えている。電動機4はステータ6とロー
タ8からなり、その間に空隙10を有する。電動機4は
遊星−ローラ−ねじスピンドル16を介してブレーキパ
ッド34に作用連結されている。この実施の形態の場合
には、軸受技術的な理由から、スピンドルロッド18が
駆動され、スピンドルナット20は駆動されない。スピ
ンドルロッド18は電動機4のロータ8に相対回転しな
いように連結されている。スピンドルロッド18は同時
に電動機4の軸を形成している。スピンドルロッド18
はその背側でラジアル軸受14と、本実施の形態では小
型の球面ころ軸受であるアキシャル軸受(押圧軸受)1
2とによって支持されている。この支持は必要である。
なぜなら、電動機4を介して伝達される軸方向の力をす
べて支持しなればならないからである。
明を詳しく説明する。図1には、ブレーキ作動装置(ブ
レーキアクター、ブレーキアクチュエータ)2の全体の
縦断面が示してある。このブレーキ作動装置は図の右側
に電動機4を備え、図の左側にブレーキパッド(摩擦パ
ッド)34を備えている。電動機4はステータ6とロー
タ8からなり、その間に空隙10を有する。電動機4は
遊星−ローラ−ねじスピンドル16を介してブレーキパ
ッド34に作用連結されている。この実施の形態の場合
には、軸受技術的な理由から、スピンドルロッド18が
駆動され、スピンドルナット20は駆動されない。スピ
ンドルロッド18は電動機4のロータ8に相対回転しな
いように連結されている。スピンドルロッド18は同時
に電動機4の軸を形成している。スピンドルロッド18
はその背側でラジアル軸受14と、本実施の形態では小
型の球面ころ軸受であるアキシャル軸受(押圧軸受)1
2とによって支持されている。この支持は必要である。
なぜなら、電動機4を介して伝達される軸方向の力をす
べて支持しなればならないからである。
【0017】ブレーキ作動装置2は次のように機能す
る。スピンドル16は電動機4によって駆動される。そ
の際、回転しないように取付けられたナット20はブレ
ーキピストン32に固定されたブレーキパッド34と共
に前進または後退させられる。摩耗時にあるいはブレー
キの空隙の正確な調節のために、スピンドルロッド18
は中空室38内でブレーキピストン32に対して約25
mmの調整距離36だけ調整可能である。ブレーキを強
く操作したとき、ブレーキピストン32およびブレーキ
パッド34のストロークは約1mmである。
る。スピンドル16は電動機4によって駆動される。そ
の際、回転しないように取付けられたナット20はブレ
ーキピストン32に固定されたブレーキパッド34と共
に前進または後退させられる。摩耗時にあるいはブレー
キの空隙の正確な調節のために、スピンドルロッド18
は中空室38内でブレーキピストン32に対して約25
mmの調整距離36だけ調整可能である。ブレーキを強
く操作したとき、ブレーキピストン32およびブレーキ
パッド34のストロークは約1mmである。
【0018】スピンドル16は本実施の形態では、スピ
ンドル(ロッド)18とその上をらせん状に転がる(ス
ピンドル)ナット20だけから構成されていない。スピ
ンドル(ロッド)18はここでは或る数のローラ状の転
動体22によって取り囲まれている。外周成形部31を
備えたローラ22はスピンドルナット20内でスピンド
ルロッド18とスピンドルナット20のケーシング24
の間にある。
ンドル(ロッド)18とその上をらせん状に転がる(ス
ピンドル)ナット20だけから構成されていない。スピ
ンドル(ロッド)18はここでは或る数のローラ状の転
動体22によって取り囲まれている。外周成形部31を
備えたローラ22はスピンドルナット20内でスピンド
ルロッド18とスピンドルナット20のケーシング24
の間にある。
【0019】スピンドルローラ22の保持および軸承の
ために、スピンドルナット20のケーシング24の内面
は粗い溝26とウェブ28を備えている(図3)。この
粗い溝26とウェブ28はピッチを有しておらず、同心
的に設けられている。細かいねじ30に対応する外周成
形部31はピッチを有するよう形成可能であり、またピ
ッチを有しないよう形成可能である。
ために、スピンドルナット20のケーシング24の内面
は粗い溝26とウェブ28を備えている(図3)。この
粗い溝26とウェブ28はピッチを有しておらず、同心
的に設けられている。細かいねじ30に対応する外周成
形部31はピッチを有するよう形成可能であり、またピ
ッチを有しないよう形成可能である。
【0020】ローラ22の内面がスピンドル(ロッド)
18の細かいねじ30上を転動するのに対し、ローラ2
2の外面は細かいねじ30上を転動せず、ローラ22は
その粗い溝26によってスピンドルナットケーシング2
4の内面上にある粗いウェブ28上を転動する。その
際、スピンドルナットケーシング24の内面のウェブ
(歯)28はローラ22を案内するために役立つ。この
場合、リング状のウェブ28はローラ22の外周に設け
られた同心的な溝26に係合する。それによって、ロー
ラ22とスピンドルナットケーシング24との間で軸方
向の移動は生じない。
18の細かいねじ30上を転動するのに対し、ローラ2
2の外面は細かいねじ30上を転動せず、ローラ22は
その粗い溝26によってスピンドルナットケーシング2
4の内面上にある粗いウェブ28上を転動する。その
際、スピンドルナットケーシング24の内面のウェブ
(歯)28はローラ22を案内するために役立つ。この
場合、リング状のウェブ28はローラ22の外周に設け
られた同心的な溝26に係合する。それによって、ロー
ラ22とスピンドルナットケーシング24との間で軸方
向の移動は生じない。
【0021】ローラ状の転動体22とスピンドルロッド
18との間の有効半径が、転動体22とスピンドルナッ
ト20のケーシング24との間の有効半径に一致してい
ないので、得ようとする変速比を具体化するための付加
的な自由度が生じる。その結果生じる変速がスピンドル
ピッチの自由度によって与えられるだけでなく、ローラ
22で転動すべき幾何学を考慮してねじピッチ零を実現
可能である。
18との間の有効半径が、転動体22とスピンドルナッ
ト20のケーシング24との間の有効半径に一致してい
ないので、得ようとする変速比を具体化するための付加
的な自由度が生じる。その結果生じる変速がスピンドル
ピッチの自由度によって与えられるだけでなく、ローラ
22で転動すべき幾何学を考慮してねじピッチ零を実現
可能である。
【0022】図4に示した、本発明によるブレーキ作動
装置2の他の実施の形態は同様に、電動機4(図の右
側)と、ブレーキパッド(図示していない)を有するブ
レーキピストン32(図の左側)を備えている。その
際、ステータ6とローラ8からなる電動機4は同様に、
遊星−ローラ−ねじスピンドル16を介してブレーキピ
ストン32に作用連結されている。この実施の形態では
しかし、スピンドルロッド18′でなくスピンドルナッ
ト20が電動機4のロータ8によって駆動される。その
際、スピンドルナット20は電動機4のロータ8に相対
回転しないよう連結され、スピンドルロッド18′はロ
ータ8の回転時に前進運動する。電動機4のロータ8は
スピンドルロッド18′を収容するための中空軸を備え
ている。ロータ8はその後側でラジアル軸受14とアキ
シャル軸受(押圧軸受)12によって支持されている。
装置2の他の実施の形態は同様に、電動機4(図の右
側)と、ブレーキパッド(図示していない)を有するブ
レーキピストン32(図の左側)を備えている。その
際、ステータ6とローラ8からなる電動機4は同様に、
遊星−ローラ−ねじスピンドル16を介してブレーキピ
ストン32に作用連結されている。この実施の形態では
しかし、スピンドルロッド18′でなくスピンドルナッ
ト20が電動機4のロータ8によって駆動される。その
際、スピンドルナット20は電動機4のロータ8に相対
回転しないよう連結され、スピンドルロッド18′はロ
ータ8の回転時に前進運動する。電動機4のロータ8は
スピンドルロッド18′を収容するための中空軸を備え
ている。ロータ8はその後側でラジアル軸受14とアキ
シャル軸受(押圧軸受)12によって支持されている。
【0023】ブレーキ作動装置2の操作時に、スピンド
ルナット20は電動機4のロータ8によって駆動され
る。スピンドルナット20を回転させることにより、相
対回転しないスピンドルロッド18′と、ブレーキピス
トン32に固定されたブレーキパッドは前進(または後
退)する。上記の実施の形態と同様に、この実施の形態
でも、摩耗時あるいはブレーキの空隙の正確な調節のた
めに、スピンドルナット20はブレーキピストン32と
相対的に約25mmの調整距離だけ調整可能である。こ
の実施の形態の場合にも、ブレーキを強く操作したとき
のブレーキピストン32のストロークは約1mmであ
る。
ルナット20は電動機4のロータ8によって駆動され
る。スピンドルナット20を回転させることにより、相
対回転しないスピンドルロッド18′と、ブレーキピス
トン32に固定されたブレーキパッドは前進(または後
退)する。上記の実施の形態と同様に、この実施の形態
でも、摩耗時あるいはブレーキの空隙の正確な調節のた
めに、スピンドルナット20はブレーキピストン32と
相対的に約25mmの調整距離だけ調整可能である。こ
の実施の形態の場合にも、ブレーキを強く操作したとき
のブレーキピストン32のストロークは約1mmであ
る。
【0024】上記の実施の形態の場合と同様に、スピン
ドル16はスピンドル(ロッド)18′と、その上をら
せん状に転動する(スピンドル)ナット20だけから構
成されていない。ここでも、スピンドルロッド18′は
外周成形部31を備えた或る数のローラ状の転動体22
によって取り囲まれている。この転動体はスピンドルナ
ット20内でスピンドルロッド18′とスピンドルナッ
ト20のケーシング24の間に設けられている。
ドル16はスピンドル(ロッド)18′と、その上をら
せん状に転動する(スピンドル)ナット20だけから構
成されていない。ここでも、スピンドルロッド18′は
外周成形部31を備えた或る数のローラ状の転動体22
によって取り囲まれている。この転動体はスピンドルナ
ット20内でスピンドルロッド18′とスピンドルナッ
ト20のケーシング24の間に設けられている。
【0025】この実施の形態では、保持および軸承のた
めに、スピンドルローラ22とそれに対応するスピンド
ルナット20のケーシング24の内面が、粗い溝26と
ウェブを備えている(図3)。この実施の形態でも、粗
い溝26とウェブ28はピッチを有しておらず、同心的
に配置されている。細かいねじ30に対応する細かい外
周成形部31はピッチを有するように形成可能である
し、またピッチを有しないようにも形成可能である。
めに、スピンドルローラ22とそれに対応するスピンド
ルナット20のケーシング24の内面が、粗い溝26と
ウェブを備えている(図3)。この実施の形態でも、粗
い溝26とウェブ28はピッチを有しておらず、同心的
に配置されている。細かいねじ30に対応する細かい外
周成形部31はピッチを有するように形成可能である
し、またピッチを有しないようにも形成可能である。
【0026】この第2の実施の形態で使用される遊星−
ローラ−ねじスピンドルの作用は、最初に述べた第1の
実施の形態の作用と同じである。
ローラ−ねじスピンドルの作用は、最初に述べた第1の
実施の形態の作用と同じである。
【図1】本発明によるブレーキ作動装置の縦断面図であ
る。
る。
【図2】ブレーキ作動装置の遊星−ローラ−ねじスピン
ドルの横断面AA′を示す図である。
ドルの横断面AA′を示す図である。
【図3】図1,4の部分Bを示す図である。
【図4】本発明によるブレーキ作動装置の他の実施の形
態の縦断面図である。
態の縦断面図である。
【符号の説明】 2 ブレーキ作動装置 4 電動機 6 ステータ 8 ロータ 10 (ステータとロータの間の)空隙 12 アキシャル軸受(押圧軸受) 14 ラジアル軸受 16 遊星−ローラ−ねじスピンドル 18 スピンドルロッド、電動機軸 18′ スピンドルロッド 20 スピンドルナット 22 ローラ状の転動体 24 スピンドルナットのケーシング 26 ローラ状転動体の粗い溝 28 スピンドルナットのケーシングの内面
の粗いウェブ(歯) 30 (細かい)ねじ 31 (細かい)外周成形部 32 ブレーキピストン 34 ブレーキパッド 36 調整距離 38 中空室
の粗いウェブ(歯) 30 (細かい)ねじ 31 (細かい)外周成形部 32 ブレーキピストン 34 ブレーキパッド 36 調整距離 38 中空室
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年6月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
フロントページの続き (71)出願人 591122901 ダイムラー−ベンツ アクチエンゲゼルシ ヤフト DAIMLER−BENZ AKTIEN GESELLSCHAFT ドイツ連邦共和国、70567シユトウツトガ ルト、 エツプレストラーセ、225 (72)発明者 フリードヘルム・ベルクマン ドイツ連邦共和国、31812 バード・ピル モント、バーンホーフストラーセ、14 (72)発明者 トマース・デイックマン ドイツ連邦共和国、30982 パッテンゼン、 ダーメメル・ストラーセ、4 (72)発明者 フーベルトウス・プリンツレル ドイツ連邦共和国、30853 ランゲンハー ベン、ウエールホーフストラーセ、18 (72)発明者 ハンス−ペーター・シエーナー ドイツ連邦共和国、60528 フランクフル ト、ゴールドシユタインストラーセ、235
Claims (6)
- 【請求項1】 ブレーキパッドが電気駆動装置としての
働きをする電動機(4)によってブレーキディスクに押
しつけ可能であり、電動機(4)がブレーキパッドの摺
動方向に設けられたスピンドルを介して、ブレーキパッ
ドに作用する軸方向に摺動可能に支承されたブレーキピ
ストン(32)に連結されている、電気的に操作可能な
車両ブレーキのためのブレーキ作動装置(2)におい
て、スピンドルが遊星−ローラ−ねじスピンドル(1
6)であり、この遊星−ローラ−ねじスピンドルがスピ
ンドルロッド(18)とスピンドルナット(20)を備
え、スピンドルナット(20)がケーシング(24)
と、このケーシング(24)とスピンドル(18)の間
に転動可能に配置されたローラ状の転動体(22)を備
え、スピンドルロッド(18)が細かいねじ(30)を
備え、ローラ状の転動体(22)がこの細かいねじに対
応する外周成形部(31)を備え、スピンドルナット−
ケーシング(24)の内面が粗いリング状ウェブ(2
8)を備え、ローラ状の転動体(22)の外周面がこの
ウェブに対応する粗いリング状の溝(26)を備えてい
ることを特徴とするブレーキ作動装置。 - 【請求項2】 電動機(4)の軸がスピンドルロッド
(18)として働くことを特徴とする請求項1記載のブ
レーキ作動装置。 - 【請求項3】 ブレーキピストン(32)が回転しない
ように保持され、かつスピンドルナット(20)と共に
ユニットを形成していることを特徴とする請求項1また
は2記載のブレーキ作動装置。 - 【請求項4】 ブレーキピストン(32)がスピンドル
ストロークを吸収するための中空室(38)を有し、こ
の中空室の長さがブレーキのための調整距離(36)と
しての働きをすることを特徴とする請求項1〜3のいず
れか一つに記載のブレーキ作動装置。 - 【請求項5】 電動機(4)がスピンドルナット(2
0)に相対回転しないよう連結され、スピンドルロッド
(18′)がブレーキピストン(32)上で静止してい
ることを特徴とする請求項1記載のブレーキ作動装置。 - 【請求項6】 電動機(4)のロータ(8)が、スピン
ドルロッド(18′)を収容可能で調整運動を可能にす
る内径を有することを特徴とする請求項5記載のブレー
キ作動装置。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19518412 | 1995-05-19 | ||
DE19543098:0 | 1995-11-18 | ||
DE19518412:2 | 1995-11-18 | ||
DE19543098A DE19543098C2 (de) | 1995-05-19 | 1995-11-18 | Bremsaktor für elektrisch betätigbare Fahrzeugbremse |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08338461A true JPH08338461A (ja) | 1996-12-24 |
Family
ID=26015286
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8123500A Pending JPH08338461A (ja) | 1995-05-19 | 1996-05-17 | 電気的に操作可能な車両ブレーキ用のブレーキ作動装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5788023A (ja) |
EP (1) | EP0743470B1 (ja) |
JP (1) | JPH08338461A (ja) |
ES (1) | ES2151976T3 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006075641A1 (ja) * | 2005-01-13 | 2006-07-20 | Ntn Corporation | 電動式直動アクチュエータおよび電動式ブレーキ装置 |
WO2007013542A1 (ja) * | 2005-07-27 | 2007-02-01 | Ntn Corporation | 電動式直動アクチュエータおよび電動式ブレーキ装置 |
JP2012032001A (ja) * | 2011-09-28 | 2012-02-16 | Ntn Corp | 電動式ブレーキ装置 |
WO2013054695A1 (ja) * | 2011-10-11 | 2013-04-18 | Ntn株式会社 | 直動アクチュエータ用の磁気式荷重センサおよび直動アクチュエータ |
Families Citing this family (58)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5971110A (en) * | 1995-09-21 | 1999-10-26 | Lucas Industries Public Limited Companuy | Electrically-operated disc brake assemblies for vehicles |
GB9522631D0 (en) * | 1995-11-04 | 1996-01-03 | Lucas Ind Plc | Improvements in electrically-operated disc brake assemblies for vehicles |
GB9823199D0 (en) | 1998-10-24 | 1998-12-16 | Lucas Ind Plc | Vehicle brake having brake de-adjust |
DE19629936C1 (de) * | 1996-07-24 | 1997-11-20 | Siemens Ag | Bremsanlage für ein Kraftfahrzeug |
DE19631592A1 (de) * | 1996-08-05 | 1998-02-12 | Bosch Gmbh Robert | Elektromechanisch betätigbare Bremse |
CA2267212A1 (en) * | 1996-10-03 | 1998-04-09 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Braking system including motor-driven disc brake equipped with self-servo mechanism |
DE19652230A1 (de) * | 1996-12-16 | 1998-06-18 | Teves Gmbh Alfred | Elektromechanisch betätigbare Scheibenbremse |
DE19703417A1 (de) * | 1997-01-30 | 1998-08-06 | Siemens Ag | Bremsanlage, insbesondere Scheibenbremse in Schwimmsattel-Bauart, für ein Kraftfahrzeug |
DE19705106A1 (de) * | 1997-02-12 | 1998-08-13 | Schaeffler Waelzlager Ohg | Vorrichtung zur Betätigung einer Fahrzeugbremse |
DE19719510A1 (de) * | 1997-05-09 | 1998-11-12 | Schaeffler Waelzlager Ohg | Vorrichtung zur Umwandlung einer Drehbewegung in eine geradlinige Bewegung |
CA2291244C (en) * | 1997-05-29 | 2008-02-05 | Periclase Pty. Ltd. | Encapsulation of hazardous waste materials |
NL1006542C2 (nl) * | 1997-07-10 | 1999-01-12 | Skf Ind Trading & Dev | Remklauw met slijtagecompensatie. |
NL1006543C2 (nl) * | 1997-07-10 | 1999-01-12 | Skf Ind Trading & Dev | Elektrische actuator en remklauw met een dergelijke actuator. |
DE19732168C2 (de) | 1997-07-25 | 2003-06-18 | Lucas Ind Plc | Hydraulische Fahrzeugbremse mit Feststelleinrichtung und Verfahren zum Betreiben derselben |
DE19740867A1 (de) * | 1997-09-16 | 1999-03-18 | Itt Mfg Enterprises Inc | Elektromechanisch betätigbare Scheibenbremse |
DE19747074A1 (de) * | 1997-10-24 | 1999-04-29 | Schaeffler Waelzlager Ohg | Lageranordnung |
DE19807328C2 (de) * | 1998-02-20 | 2003-08-28 | Lucas Ind Plc | Elektromechanisch betätigbare Scheibenbremse |
NL1008593C2 (nl) * | 1998-03-13 | 1999-09-14 | Skf Eng & Res Centre Bv | Actuator met verbeterde nauwkeurigheid. |
US6325182B1 (en) * | 1998-03-27 | 2001-12-04 | Tokico, Ltd. | Motor-driven brake system |
GB9823198D0 (en) * | 1998-10-24 | 1998-12-16 | Lucas Ind Plc | Vehicle brake having electric motor control of brake running clearance |
DE69908733T2 (de) | 1998-10-24 | 2004-05-13 | Meritor Automotive Inc., Troy | Feststellbremse in Fahrzeugen mit konventionellen Bremssystemen |
GB9823203D0 (en) | 1998-10-24 | 1998-12-16 | Lucas Ind Plc | Parking-braking in vehicles |
GB9823200D0 (en) | 1998-10-24 | 1998-12-16 | Lucas Ind Plc | Parking-braking in vehicles |
NL1011142C2 (nl) * | 1999-01-27 | 2000-07-31 | Skf Eng & Res Centre Bv | Compacte actuator. |
DE10017477B4 (de) * | 2000-04-07 | 2004-04-15 | Degudent Gmbh | Gelenkfräsarm für ein zahntechnisches Fräsgerät |
DE10114471A1 (de) * | 2001-03-24 | 2002-09-26 | Bosch Gmbh Robert | Kupplung, die Kupplung ausweisende Vorrichtung zur Betätigung einer Bremse eines Fahrzeugs und Verfahren zum Anlauf der Vorrichtung |
US6631960B2 (en) | 2001-11-28 | 2003-10-14 | Ballard Power Systems Corporation | Series regenerative braking torque control systems and methods |
US7293842B2 (en) * | 2003-07-02 | 2007-11-13 | Haldex Brake Products Ltd. | Control network for vehicle dynamics and ride control systems having distributed electronic control units |
US6959968B2 (en) * | 2003-07-02 | 2005-11-01 | Haldex Brake Products Ltd. | Central electronic control network for vehicle dynamics and ride control systems in heavy vehicles |
US7347304B2 (en) | 2003-09-26 | 2008-03-25 | Haldex Brake Products Ab | System for control of brake actuator |
US6991302B2 (en) * | 2003-09-26 | 2006-01-31 | Haldex Brake Products Ab | Brake system with distributed electronic control units |
US7314257B2 (en) | 2003-09-26 | 2008-01-01 | Haldex Brake Products Ab | Tire slip model |
US20050071070A1 (en) * | 2003-09-26 | 2005-03-31 | Peter Nilsson | Brake system with distributed electronic control units responsive to sensor input |
US7096108B2 (en) * | 2003-09-26 | 2006-08-22 | Haldex Brake Products Ab | Brake system with distributed electronic control units incorporating failsafe mode |
US7448701B2 (en) | 2003-09-26 | 2008-11-11 | Haldex Brake Products Ab | System for control of brake actuator based at least in part upon tire/road friction force |
US7396088B2 (en) * | 2003-09-29 | 2008-07-08 | Haldex Brake Products Ab | Power supply network for brake system |
US7150506B2 (en) * | 2003-09-29 | 2006-12-19 | Haldex Brake Products Ab | Control network for brake system |
US7359786B2 (en) * | 2003-09-29 | 2008-04-15 | Haldex Brake Products Ab | Control and power supply network for vehicle braking system |
US6984001B2 (en) * | 2003-09-29 | 2006-01-10 | Haldex Brake Products Ab | Power supply network for brake system |
US20060151260A1 (en) * | 2005-01-05 | 2006-07-13 | Drennen David B | Electric park brake |
US20060253243A1 (en) * | 2005-05-06 | 2006-11-09 | Jacob Svendenius | System and method for tire/road friction estimation |
US20070024112A1 (en) * | 2005-07-08 | 2007-02-01 | Anders Lindqvist | Brake system with auxiliary power supply |
US9732813B2 (en) * | 2006-12-29 | 2017-08-15 | Haldex Brake Products Ab | Park lock and pad wear adjusting arrangement for electrically actuated brake |
DE102007015985B4 (de) * | 2007-04-03 | 2015-09-10 | Narr Beteiligungs Gmbh | Vorrichtung zur Umwandlung einer Drehbewegung in eine Axialbewegung |
US7837278B2 (en) | 2007-05-30 | 2010-11-23 | Haldex Brake Products Ab | Redundant brake actuators for fail safe brake system |
US20110092324A1 (en) * | 2008-03-12 | 2011-04-21 | Borgwarner Inc. | Continuously variable belt drive system |
US8511417B2 (en) | 2008-11-18 | 2013-08-20 | Ted H. CORRIHER | Braking system for front caster wheels of a self-propelled vehicle |
CA2743159C (en) * | 2008-11-18 | 2016-09-06 | Tc Corriher Implement Company Inc. | Braking system for front caster wheels of a self-propelled vehicle |
CN102562885A (zh) * | 2012-01-10 | 2012-07-11 | 西北工业大学 | 汽车电子机械制动系统执行器 |
DE102013213888B3 (de) | 2013-07-16 | 2014-11-13 | Robert Bosch Gmbh | Elektrohydraulischer Aktuator |
FR3024513B1 (fr) * | 2014-07-30 | 2018-01-19 | Chassis Brakes International B.V. | Actionneur de freinage pour vehicule |
KR101619643B1 (ko) * | 2014-11-18 | 2016-05-10 | 현대자동차주식회사 | 하이브리드 이엠비 시스템의 브레이크 장치 |
DE102015202744B4 (de) * | 2015-02-16 | 2017-08-24 | Saf-Holland Gmbh | Nachstelleinheit |
KR101701291B1 (ko) * | 2015-07-21 | 2017-02-02 | 계양전기 주식회사 | 전자식 파킹 브레이크 액추에이터 조립체 |
TWI625030B (zh) * | 2017-05-31 | 2018-05-21 | 建準電機工業股份有限公司 | 吊扇馬達 |
US11746839B2 (en) | 2017-08-25 | 2023-09-05 | Akebono Brake Industry Co., Ltd. | Brake system |
US10808778B2 (en) | 2017-08-25 | 2020-10-20 | Akebono Brake Industry Co., Ltd | Brake system |
TWI679830B (zh) * | 2019-01-04 | 2019-12-11 | 建準電機工業股份有限公司 | 馬達及具有該馬達之吊扇 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2298742A1 (fr) * | 1975-01-21 | 1976-08-20 | Tech Integrale | Dispositif de roulement a rou |
DE3410006A1 (de) * | 1984-03-19 | 1985-09-19 | Alfred Teves Gmbh, 6000 Frankfurt | Verfahren zur steuerung einer bremsanlage fuer kraftfahrzeuge und vorrichtung zur durchfuehrung des verfahrens |
US4865162A (en) * | 1986-12-15 | 1989-09-12 | Opus Acquisition Corporation | Electrically actuated aircraft brakes |
US4793447A (en) * | 1986-12-23 | 1988-12-27 | Allied-Signal Inc. | Electrically operated disc brake |
DE3739059A1 (de) * | 1987-11-17 | 1989-05-24 | Deutsche Forsch Luft Raumfahrt | Vorrichtung zur umwandlung einer drehbewegung in eine axialbewegung |
US5348123A (en) * | 1991-09-02 | 1994-09-20 | Akebono Brake Industry Co., Ltd. | Brake actuating apparatus for a vehicle |
US5628387A (en) * | 1994-07-01 | 1997-05-13 | Arctco, Inc. | Infinitely self-adjusting mechanical brake |
-
1996
- 1996-05-14 ES ES96107642T patent/ES2151976T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1996-05-14 EP EP96107642A patent/EP0743470B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1996-05-17 JP JP8123500A patent/JPH08338461A/ja active Pending
- 1996-05-17 US US08/649,233 patent/US5788023A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006075641A1 (ja) * | 2005-01-13 | 2006-07-20 | Ntn Corporation | 電動式直動アクチュエータおよび電動式ブレーキ装置 |
JP2006194356A (ja) * | 2005-01-13 | 2006-07-27 | Ntn Corp | 電動式直動アクチュエータおよび電動式ブレーキ装置 |
US7810616B2 (en) | 2005-01-13 | 2010-10-12 | Ntn Corporation | Electric direct-acting actuator and electric brake device |
WO2007013542A1 (ja) * | 2005-07-27 | 2007-02-01 | Ntn Corporation | 電動式直動アクチュエータおよび電動式ブレーキ装置 |
US8109370B2 (en) | 2005-07-27 | 2012-02-07 | Ntn Corporation | Electric linear-motion actuator and electric brake assembly |
US8827051B2 (en) | 2005-07-27 | 2014-09-09 | Ntn Corporation | Electric linear-motion actuator and electric brake assembly |
JP2012032001A (ja) * | 2011-09-28 | 2012-02-16 | Ntn Corp | 電動式ブレーキ装置 |
WO2013054695A1 (ja) * | 2011-10-11 | 2013-04-18 | Ntn株式会社 | 直動アクチュエータ用の磁気式荷重センサおよび直動アクチュエータ |
JP2013083550A (ja) * | 2011-10-11 | 2013-05-09 | Ntn Corp | 直動アクチュエータ用の磁気式荷重センサおよび直動アクチュエータ |
US9429487B2 (en) | 2011-10-11 | 2016-08-30 | Ntn Corporation | Magnetic load sensor unit for use in a linear motion actuator, and linear motion actuator |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5788023A (en) | 1998-08-04 |
EP0743470A1 (de) | 1996-11-20 |
EP0743470B1 (de) | 2000-08-09 |
ES2151976T3 (es) | 2001-01-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH08338461A (ja) | 電気的に操作可能な車両ブレーキ用のブレーキ作動装置 | |
EP1837555B1 (en) | Electric direct-acting actuator and electric brake device | |
JP5282998B2 (ja) | 電動式直動アクチュエータおよび電動式ブレーキ装置 | |
CN1114770C (zh) | 具有小型齿轮减速机构的致动器 | |
KR100388337B1 (ko) | 모듈러 액추에이터 및 이러한 액추에이터를 포함하는브레이크 캘리퍼 | |
US6491140B2 (en) | Electric disc brake | |
JPH11513471A (ja) | 車の電気作動ディスクブレーキ組立体の改良 | |
CN1037684A (zh) | 一种传动装置 | |
KR19990066969A (ko) | 자동차 차륜 브레이크를 작동하기 위한 장치 | |
US6059076A (en) | Drive for an electrically actuatable vehicle brake | |
JP2000145845A (ja) | 車輛ブレ―キ作動装置 | |
WO2011040217A1 (ja) | 電動式直動アクチュエータおよび電動式ディスクブレーキ装置 | |
JPH08296674A (ja) | ブレーキ装置 | |
JP2011179542A (ja) | 電動式直動アクチュエータおよび電動式ブレーキ装置 | |
JP5585865B2 (ja) | 電動式直動アクチュエータおよび電動式ブレーキ装置 | |
CN1201966C (zh) | 电力致动器以及装配该电力致动器的自行车变速装置 | |
JP4501021B2 (ja) | 電動ディスクブレーキ | |
JP2007127205A (ja) | 電動式直動アクチュエータおよび電動式ブレーキ装置 | |
US6880680B2 (en) | Electrically actuatable disc brake | |
JP2008089084A (ja) | 電動式直動アクチュエータおよび電動式ブレーキ装置 | |
JP2009041581A (ja) | 電動式直動アクチュエータおよび電動式ブレーキ装置 | |
JP2008267457A (ja) | 電動式直動アクチュエータおよび電動式ブレーキ装置 | |
JP2002048170A (ja) | 電動ディスクブレーキ | |
KR100351486B1 (ko) | 자동차의 전기 브레이크 장치 | |
JP2009174585A (ja) | 電動式直動アクチュエータおよび電動式ブレーキ装置 |