JPH08338431A - 磁気軸受 - Google Patents
磁気軸受Info
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- JPH08338431A JPH08338431A JP7146568A JP14656895A JPH08338431A JP H08338431 A JPH08338431 A JP H08338431A JP 7146568 A JP7146568 A JP 7146568A JP 14656895 A JP14656895 A JP 14656895A JP H08338431 A JPH08338431 A JP H08338431A
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- JP
- Japan
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- magnetic
- rotary shaft
- permanent magnet
- magnet
- thrust
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2360/00—Engines or pumps
- F16C2360/44—Centrifugal pumps
- F16C2360/45—Turbo-molecular pumps
Landscapes
- Magnetic Bearings And Hydrostatic Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 軸受剛性を強くすることができる磁気軸受を
提供する。 【構成】 回転軸12は、その上部において、ラジアル
電磁石14a、14b等で構成されたラジアル磁気軸受
によって径方向の支持を受ける。また、下部において
は、スラスト電磁石18によって軸方向の位置が制御さ
れる。回転軸12の下端には、円環状の回転側永久磁石
16aが取り付けられ、これと対向する固定側に設けら
れた固定側永久磁石22によって磁気的吸引力が働くよ
うになっている。回転側永久磁石16aと固定側永久磁
石22とは、径方向の寸法が異なるので、回転側永久磁
石16aが固定側永久磁石22の中心軸上に位置してい
る場合でも、両者間に径方向の磁気的吸引力が作用す
る。
提供する。 【構成】 回転軸12は、その上部において、ラジアル
電磁石14a、14b等で構成されたラジアル磁気軸受
によって径方向の支持を受ける。また、下部において
は、スラスト電磁石18によって軸方向の位置が制御さ
れる。回転軸12の下端には、円環状の回転側永久磁石
16aが取り付けられ、これと対向する固定側に設けら
れた固定側永久磁石22によって磁気的吸引力が働くよ
うになっている。回転側永久磁石16aと固定側永久磁
石22とは、径方向の寸法が異なるので、回転側永久磁
石16aが固定側永久磁石22の中心軸上に位置してい
る場合でも、両者間に径方向の磁気的吸引力が作用す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気軸受に係り、例え
ば、ターボ分子ポンプや高速スピンドル等で使用される
磁気軸受にかんする。
ば、ターボ分子ポンプや高速スピンドル等で使用される
磁気軸受にかんする。
【0002】
【従来の技術】磁気軸受は、磁力により回転軸を非接触
で支持するものであり、超高速回転や長期間無保守等が
可能なことから、近年、ターボ分子ポンプや高速スピン
ドル等で広く利用されるようになっている。磁気軸受で
は、永久磁石による磁気的反発力を利用して回転軸を所
定の浮上位置に保持するものや、電磁石を用いて回転軸
の位置を積極的に制御する制御型のものがある。
で支持するものであり、超高速回転や長期間無保守等が
可能なことから、近年、ターボ分子ポンプや高速スピン
ドル等で広く利用されるようになっている。磁気軸受で
は、永久磁石による磁気的反発力を利用して回転軸を所
定の浮上位置に保持するものや、電磁石を用いて回転軸
の位置を積極的に制御する制御型のものがある。
【0003】図7は、3軸制御型の磁気軸受を表したも
のである。この磁気軸受10では、回転軸12が、ラジ
アル電磁石14a、14bによって径方向に支持され
る。また、軸方向の支持は、回転軸12の端部や、これ
と対向する固定側に設けられた回転側永久磁石16a及
び固定側永久磁石16bと、回転軸12の円盤12aに
対向して配置された円環形状のスラスト電磁石18とに
よって行われる。すなわち、回転側永久磁石16aと固
定側永久磁石16bは、互いに異なる極性の磁極を対向
させており、これらの間では、磁気的吸引力が働くよう
になっている。また、スラスト電磁石18は、磁性材料
である円盤12aに対して磁気的吸引力を作用させるよ
うになっており、この磁力を制御して永久磁石16a、
16b間の磁気的吸引力との釣り合いを取ることで、回
転軸12を所定の位置に浮上保持するようになってい
る。
のである。この磁気軸受10では、回転軸12が、ラジ
アル電磁石14a、14bによって径方向に支持され
る。また、軸方向の支持は、回転軸12の端部や、これ
と対向する固定側に設けられた回転側永久磁石16a及
び固定側永久磁石16bと、回転軸12の円盤12aに
対向して配置された円環形状のスラスト電磁石18とに
よって行われる。すなわち、回転側永久磁石16aと固
定側永久磁石16bは、互いに異なる極性の磁極を対向
させており、これらの間では、磁気的吸引力が働くよう
になっている。また、スラスト電磁石18は、磁性材料
である円盤12aに対して磁気的吸引力を作用させるよ
うになっており、この磁力を制御して永久磁石16a、
16b間の磁気的吸引力との釣り合いを取ることで、回
転軸12を所定の位置に浮上保持するようになってい
る。
【0004】図8は、永久磁石16a、16bの詳細形
状を表したものであり、(A)は上方から、(B)は側
方から見た場合の形状をそれぞれ示している。図8
(A)に示すように、永久磁石16a、16bは、円環
形状を有しており、それぞれ同一寸法で形成されてい
る。例えば、外径a1、b1、及び内径a2、b2は、
それぞれ互いに等しい(a1=b1、a2=b2) これらの永久磁石16a、16b間では、両者の位置が
径方向にずれると、軸方向の磁力の他に、元の位置(中
心位置)に戻そうとする径方向の磁力、すなわち復元力
が働く。
状を表したものであり、(A)は上方から、(B)は側
方から見た場合の形状をそれぞれ示している。図8
(A)に示すように、永久磁石16a、16bは、円環
形状を有しており、それぞれ同一寸法で形成されてい
る。例えば、外径a1、b1、及び内径a2、b2は、
それぞれ互いに等しい(a1=b1、a2=b2) これらの永久磁石16a、16b間では、両者の位置が
径方向にずれると、軸方向の磁力の他に、元の位置(中
心位置)に戻そうとする径方向の磁力、すなわち復元力
が働く。
【0005】図9は、回転側永久磁石16aの径方向へ
のずれ量Xと、両者間の働く復元力Fとの関係を表した
ものである。なお、この図では、図6において左右方向
にX軸をとり、原点を固定側永久磁石16bの中心軸上
に取った場合のずれ量Xが示されている。
のずれ量Xと、両者間の働く復元力Fとの関係を表した
ものである。なお、この図では、図6において左右方向
にX軸をとり、原点を固定側永久磁石16bの中心軸上
に取った場合のずれ量Xが示されている。
【0006】図9から分かるように、回転側永久磁石1
6aが固定側永久磁石16bから+x、あるいは−x方
向にずれるほど回転軸12を固定側永久磁石16bの中
心に戻そうとする復元力Fは大きくなる。従って、回転
軸12は、電磁石14a、14bのみならず、その下端
においても、永久磁石16a、16bにより径方向の支
持を受けることとなる。
6aが固定側永久磁石16bから+x、あるいは−x方
向にずれるほど回転軸12を固定側永久磁石16bの中
心に戻そうとする復元力Fは大きくなる。従って、回転
軸12は、電磁石14a、14bのみならず、その下端
においても、永久磁石16a、16bにより径方向の支
持を受けることとなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このタイプの
磁気軸受では、図9に示すように、回転軸12が固定側
永久磁石16bの中心に位置しているときに、復元力F
が0であるため、軸受剛性が弱く、磁気軸受の制御が不
安定であった。例えば、回転軸を回転駆動して定常回転
数に到達させる過程においては、固有振動数付近の回転
数(共振点)で、回転側永久磁石16aが設けられた回
転軸12の下側が大きく振れ回り、共振点の通過が困難
となっていた。
磁気軸受では、図9に示すように、回転軸12が固定側
永久磁石16bの中心に位置しているときに、復元力F
が0であるため、軸受剛性が弱く、磁気軸受の制御が不
安定であった。例えば、回転軸を回転駆動して定常回転
数に到達させる過程においては、固有振動数付近の回転
数(共振点)で、回転側永久磁石16aが設けられた回
転軸12の下側が大きく振れ回り、共振点の通過が困難
となっていた。
【0008】そこで、本発明は、軸受剛性を強くするこ
とができる磁気軸受を提供することを目的とする。
とができる磁気軸受を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、回転軸の一端を構成する磁性部材と、この磁性部材
の端面に対して、異なる極性と異なる径方向の寸法とを
有する磁極を軸方向に対向させた固定側磁石と、この固
定側磁石が前記磁性部材に作用させる軸方向の磁気的吸
引力と反対方向の磁力を前記回転軸に作用させるスラス
ト磁石と、このスラスト磁石と前記固定側磁石の少なく
とも一方の磁力を制御することで、前記回転軸の軸方向
の位置を制御する制御手段とを磁気軸受に具備させて前
記目的を達成する。
は、回転軸の一端を構成する磁性部材と、この磁性部材
の端面に対して、異なる極性と異なる径方向の寸法とを
有する磁極を軸方向に対向させた固定側磁石と、この固
定側磁石が前記磁性部材に作用させる軸方向の磁気的吸
引力と反対方向の磁力を前記回転軸に作用させるスラス
ト磁石と、このスラスト磁石と前記固定側磁石の少なく
とも一方の磁力を制御することで、前記回転軸の軸方向
の位置を制御する制御手段とを磁気軸受に具備させて前
記目的を達成する。
【0010】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
磁気軸受において、前記固定側磁石と磁性部材が、互い
に対向した面において円形の外縁部を有することで前記
目的を達成する。請求項3記載の発明では、請求項1記
載の磁気軸受において、前記磁性部材と前記固定側磁石
が、互いに異なる極性の磁極を対向させた永久磁石であ
ることで前記目的を達成する。
磁気軸受において、前記固定側磁石と磁性部材が、互い
に対向した面において円形の外縁部を有することで前記
目的を達成する。請求項3記載の発明では、請求項1記
載の磁気軸受において、前記磁性部材と前記固定側磁石
が、互いに異なる極性の磁極を対向させた永久磁石であ
ることで前記目的を達成する。
【0011】請求項4記載の発明では、請求項1記載の
磁気軸受に、前記回転軸の他端側を磁力により径方向に
支持するラジアル磁気軸受を具備させて前記目的を達成
する。
磁気軸受に、前記回転軸の他端側を磁力により径方向に
支持するラジアル磁気軸受を具備させて前記目的を達成
する。
【0012】
【作用】請求項1記載の磁気軸受では、固定側磁石によ
って磁性部材の端面に磁気的吸引力が作用する。この磁
気的吸引力は、固定側磁石の磁極と磁性部材の端面との
径方向における寸法差によって、軸方向のみならず径方
向の力成分を含む。スラスト磁石は、この磁性部材に対
する軸方向の磁気的吸引力と反対方向の磁力を回転軸に
作用させ、このスラスト磁石と前記固定側磁石の少なく
とも一方の磁力が制御手段によって制御されることで、
回転軸の軸方向の位置が制御される。
って磁性部材の端面に磁気的吸引力が作用する。この磁
気的吸引力は、固定側磁石の磁極と磁性部材の端面との
径方向における寸法差によって、軸方向のみならず径方
向の力成分を含む。スラスト磁石は、この磁性部材に対
する軸方向の磁気的吸引力と反対方向の磁力を回転軸に
作用させ、このスラスト磁石と前記固定側磁石の少なく
とも一方の磁力が制御手段によって制御されることで、
回転軸の軸方向の位置が制御される。
【0013】請求項2記載の磁気軸受では、固定側磁石
と磁性部材との間に働く磁気的吸引力の径方向の力成分
が、磁性部材を固定側磁石の中心に保持する求心力とし
て作用する。請求項3記載の磁気軸受では、磁性部材と
固定側磁石との間で磁気的吸引力が働く。
と磁性部材との間に働く磁気的吸引力の径方向の力成分
が、磁性部材を固定側磁石の中心に保持する求心力とし
て作用する。請求項3記載の磁気軸受では、磁性部材と
固定側磁石との間で磁気的吸引力が働く。
【0014】請求項4記載の磁気軸受では、ラジアル磁
気軸受が回転軸の他端側を磁力により径方向に支持す
る。これにより、回転軸は、軸方向と径方向に非接触の
支持を受ける。
気軸受が回転軸の他端側を磁力により径方向に支持す
る。これにより、回転軸は、軸方向と径方向に非接触の
支持を受ける。
【0015】
【実施例】以下、本発明の磁気軸受における一実施例を
図1ないし図6を参照して詳細に説明する。なお、従来
と同様の構成については、同一の符号を付すこととす
る。図1は、本実施例による磁気軸受の概略構造を表し
たものである。
図1ないし図6を参照して詳細に説明する。なお、従来
と同様の構成については、同一の符号を付すこととす
る。図1は、本実施例による磁気軸受の概略構造を表し
たものである。
【0016】本実施例の磁気軸受20は、例えば、ター
ボ分子ポンプのロータを支持するために使用される。な
お、以下の説明では、図1の左右方向にX軸、紙面に垂
直方向にY軸、及び上下方向にZ軸を取ることとする。
図1に示すように、回転軸12は、図において下端部で
径を小さくした段付きの円柱形状を有している。回転軸
12の図1において上部では、これをX軸方向に挟むよ
うに2つのラジアル電磁石14a、14bが対向配置さ
れており、図示しないが、Y軸方向(図1の紙面に垂直
方向)にも回転軸12を挟んで対向する2つのラジアル
電磁石が配設されている。これらラジアル電磁石14
a、14b等と対向する回転軸12の外周面は、磁性材
料で構成されている。
ボ分子ポンプのロータを支持するために使用される。な
お、以下の説明では、図1の左右方向にX軸、紙面に垂
直方向にY軸、及び上下方向にZ軸を取ることとする。
図1に示すように、回転軸12は、図において下端部で
径を小さくした段付きの円柱形状を有している。回転軸
12の図1において上部では、これをX軸方向に挟むよ
うに2つのラジアル電磁石14a、14bが対向配置さ
れており、図示しないが、Y軸方向(図1の紙面に垂直
方向)にも回転軸12を挟んで対向する2つのラジアル
電磁石が配設されている。これらラジアル電磁石14
a、14b等と対向する回転軸12の外周面は、磁性材
料で構成されている。
【0017】また、回転軸12の周囲には、そのX軸方
向への変位とY軸方向への変位をそれぞれ検出する図示
しない変位センサが配設されている。前述した2対計4
個のラジアル電磁石14a、14b等は、その励磁電流
が、図示しない変位センサの検出値に応じて、X軸方向
に対を成す1組のラジアル電磁石14a、14bとY軸
方向に対を成す図示しない1組のラジアル電磁石とで、
それぞれ独立にフィードバック制御されるようになって
いる。そして、このフィードバック制御によって、回転
軸12の径方向における位置制御が行われるようになっ
ている。すなわち、本実施例では、ラジアル電磁石14
a、14bや図示しないラジアル電磁石、及び変位セン
サ等によって、回転軸12を径方向に支持するラジアル
磁気軸受が構成されている。
向への変位とY軸方向への変位をそれぞれ検出する図示
しない変位センサが配設されている。前述した2対計4
個のラジアル電磁石14a、14b等は、その励磁電流
が、図示しない変位センサの検出値に応じて、X軸方向
に対を成す1組のラジアル電磁石14a、14bとY軸
方向に対を成す図示しない1組のラジアル電磁石とで、
それぞれ独立にフィードバック制御されるようになって
いる。そして、このフィードバック制御によって、回転
軸12の径方向における位置制御が行われるようになっ
ている。すなわち、本実施例では、ラジアル電磁石14
a、14bや図示しないラジアル電磁石、及び変位セン
サ等によって、回転軸12を径方向に支持するラジアル
磁気軸受が構成されている。
【0018】一方、回転軸12の下端部に設けられた小
径部12bには、円環状の回転側永久磁石16aが取り
付けられている。また、回転側永久磁石16aと対向す
る固定側には、同様に円環状の固定側永久磁石22が配
設されている。これら永久磁石16a、22は、対向す
る磁極の極性が互いに異なり、両者間に磁気的吸引力が
働くようになっている。例えば、回転側永久磁石16a
の下側がN極であるとすると、これと対向する固定側永
久磁石22の上側は、S極である。従って、回転軸12
は、重力と共に、これら永久磁石16a、22間の磁力
によっても、常に下方(−Z方向)に吸引されるように
なっている。
径部12bには、円環状の回転側永久磁石16aが取り
付けられている。また、回転側永久磁石16aと対向す
る固定側には、同様に円環状の固定側永久磁石22が配
設されている。これら永久磁石16a、22は、対向す
る磁極の極性が互いに異なり、両者間に磁気的吸引力が
働くようになっている。例えば、回転側永久磁石16a
の下側がN極であるとすると、これと対向する固定側永
久磁石22の上側は、S極である。従って、回転軸12
は、重力と共に、これら永久磁石16a、22間の磁力
によっても、常に下方(−Z方向)に吸引されるように
なっている。
【0019】図2は、本実施例の回転側永久磁石16a
と固定側永久磁石22の断面形状を表したものである。
図2に示すように、本実施例では、回転側永久磁石16
aの外径a1より固定側永久磁石22の外径b1の方が
小さく、また、回転側永久磁石16aの内径a2よりも
固定側永久磁石22の内径b2の方が大きい(a1>b
1、a2<b2)。但し、この径方向の寸法差は、永久
磁石16a、22の設計段階から予め設けられたもので
あり、加工精度に起因して生じる形状誤差(一般公差)
とは本質的に異なる。
と固定側永久磁石22の断面形状を表したものである。
図2に示すように、本実施例では、回転側永久磁石16
aの外径a1より固定側永久磁石22の外径b1の方が
小さく、また、回転側永久磁石16aの内径a2よりも
固定側永久磁石22の内径b2の方が大きい(a1>b
1、a2<b2)。但し、この径方向の寸法差は、永久
磁石16a、22の設計段階から予め設けられたもので
あり、加工精度に起因して生じる形状誤差(一般公差)
とは本質的に異なる。
【0020】本実施例では、以上のような寸法差のた
め、固定側永久磁石16bが、その中心軸を固定側永久
磁石22の中心軸と一致させる位置にある場合でも、そ
れぞれの外縁部と内縁部は、互いに水平方向(径方向)
にずれている。従って、固定側永久磁石16bと固定側
永久磁石22の外縁部及び内縁部においては、図2に矢
印で示すように、径方向の力成分、すなわち復元力を含
む磁力が働く。
め、固定側永久磁石16bが、その中心軸を固定側永久
磁石22の中心軸と一致させる位置にある場合でも、そ
れぞれの外縁部と内縁部は、互いに水平方向(径方向)
にずれている。従って、固定側永久磁石16bと固定側
永久磁石22の外縁部及び内縁部においては、図2に矢
印で示すように、径方向の力成分、すなわち復元力を含
む磁力が働く。
【0021】図3は、X軸方向への回転側永久磁石16
aの変位と復元力との関係を表したものである。但し、
X軸の原点は固定側永久磁石22の中心軸上に取るもの
とする。この図に示すように、本実施例では、回転側永
久磁石16aが固定側永久磁石22に対して中心に位置
している場合でも、固定側永久磁石16bに対しては、
復元力F0が働いている。また、回転側永久磁石16a
が+Xあるいは−X方向に変位すると、回転軸12に対
する復元力が増加するようになっている。復元力F0の
値は、回転側永久磁石16aと固定側永久磁石22との
寸法差等で決定される。
aの変位と復元力との関係を表したものである。但し、
X軸の原点は固定側永久磁石22の中心軸上に取るもの
とする。この図に示すように、本実施例では、回転側永
久磁石16aが固定側永久磁石22に対して中心に位置
している場合でも、固定側永久磁石16bに対しては、
復元力F0が働いている。また、回転側永久磁石16a
が+Xあるいは−X方向に変位すると、回転軸12に対
する復元力が増加するようになっている。復元力F0の
値は、回転側永久磁石16aと固定側永久磁石22との
寸法差等で決定される。
【0022】なお、図1や図2では、形状を分かりやす
くするため、固定側永久磁石16bや固定側永久磁石2
2の厚みda、dbや、両者の寸法差を大きく図示して
いる。一方、小径部12bの、図1において上側には、
磁性材料で構成されたスラスト軸受用円盤12aが設け
られている。このスラスト軸受用円盤12aの上面と軸
方向に対向する位置には、円環状のスラスト電磁石18
が配設されている。また、図示しないが、本実施例の磁
気軸受20は、回転軸12の軸方向の変位を検出する変
位センサを備えており、スラスト電磁石18は、この図
示しない変位センサの検出値に応じて、その励磁電流が
フィードバック制御されるようになっている。すなわ
ち、回転軸12が軸方向において所定の浮上位置に保持
されるように、スラスト電磁石18の励磁電流が制御さ
れる。
くするため、固定側永久磁石16bや固定側永久磁石2
2の厚みda、dbや、両者の寸法差を大きく図示して
いる。一方、小径部12bの、図1において上側には、
磁性材料で構成されたスラスト軸受用円盤12aが設け
られている。このスラスト軸受用円盤12aの上面と軸
方向に対向する位置には、円環状のスラスト電磁石18
が配設されている。また、図示しないが、本実施例の磁
気軸受20は、回転軸12の軸方向の変位を検出する変
位センサを備えており、スラスト電磁石18は、この図
示しない変位センサの検出値に応じて、その励磁電流が
フィードバック制御されるようになっている。すなわ
ち、回転軸12が軸方向において所定の浮上位置に保持
されるように、スラスト電磁石18の励磁電流が制御さ
れる。
【0023】以上のスラスト電磁石18や回転側永久磁
石16a、及び固定側永久磁石22等によって、本実施
例では、回転軸12を軸方向に支持するスラスト磁気軸
受が構成される。また、このスラスト磁気軸受と、ラジ
アル電磁石14a、14b等によって構成されたラジア
ル磁気軸受とによって、磁気軸受20は、回転軸12を
径方向に2軸、軸方向に1軸の位置制御を行う3軸制御
型の磁気軸受として機能する。
石16a、及び固定側永久磁石22等によって、本実施
例では、回転軸12を軸方向に支持するスラスト磁気軸
受が構成される。また、このスラスト磁気軸受と、ラジ
アル電磁石14a、14b等によって構成されたラジア
ル磁気軸受とによって、磁気軸受20は、回転軸12を
径方向に2軸、軸方向に1軸の位置制御を行う3軸制御
型の磁気軸受として機能する。
【0024】次に、このように構成された実施例の動作
について説明する。磁気軸受20の駆動時においては、
ラジアル電磁石14a、14b等で構成されたラジアル
磁気軸受によって回転軸12の上部が径方向に支持さ
れ、固定側永久磁石22やスラスト電磁石18等で構成
されたスラスト磁気軸受によって軸方向に支持される。
について説明する。磁気軸受20の駆動時においては、
ラジアル電磁石14a、14b等で構成されたラジアル
磁気軸受によって回転軸12の上部が径方向に支持さ
れ、固定側永久磁石22やスラスト電磁石18等で構成
されたスラスト磁気軸受によって軸方向に支持される。
【0025】スラスト磁気軸受による支持では、回転軸
12の変位に応じた励磁電流のフィードバック制御によ
って、スラスト電磁石18が、固定側永久磁石22によ
る磁気的吸引力や重力に抗じる電磁力を、スラスト軸受
用円盤12aに対して作用させ、これにより、回転軸1
2の位置制御が行われる。そして、図示しないモータ等
によってトルクが伝達されることで、回転軸12は、非
接触の状態で回転する。
12の変位に応じた励磁電流のフィードバック制御によ
って、スラスト電磁石18が、固定側永久磁石22によ
る磁気的吸引力や重力に抗じる電磁力を、スラスト軸受
用円盤12aに対して作用させ、これにより、回転軸1
2の位置制御が行われる。そして、図示しないモータ等
によってトルクが伝達されることで、回転軸12は、非
接触の状態で回転する。
【0026】回転駆動時では、外部から振動が伝わった
り、あるいは共振点を通過する際に、回転軸12が振れ
回ることがある。しかし、本実施例では、回転側永久磁
石16aと固定側永久磁石22とが前述したような寸法
差を有するため、回転軸12の下端において中心に戻そ
うとする復元力が強く、振れ回りに対する減衰能が高
い。
り、あるいは共振点を通過する際に、回転軸12が振れ
回ることがある。しかし、本実施例では、回転側永久磁
石16aと固定側永久磁石22とが前述したような寸法
差を有するため、回転軸12の下端において中心に戻そ
うとする復元力が強く、振れ回りに対する減衰能が高
い。
【0027】図4は、本実施例の磁気軸受20におい
て、回転軸12に振動が加わったときの振れの振幅Wと
経過時間tとの関係を表したものであり、図5は、従来
の磁気軸受において、同一条件で回転軸12が振れ回っ
たときの振幅Wと経過時間tとの関係を表したものであ
る。
て、回転軸12に振動が加わったときの振れの振幅Wと
経過時間tとの関係を表したものであり、図5は、従来
の磁気軸受において、同一条件で回転軸12が振れ回っ
たときの振幅Wと経過時間tとの関係を表したものであ
る。
【0028】これらの図から理解されるように、本実施
例では、振れの最大振幅W1が従来の最大振幅W2より
も小さい(W1<W2)。また、所定の振幅値に減衰す
るまでの時間t1も、従来の減衰時間t2よりも短い
(t1<t2)。以上説明したように、本実施例の磁気
軸受20では、回転側永久磁石16aと固定側永久磁石
22との間で常に復元力が加わわるようになっているの
で、消費電力が少ないという3軸制御型磁気軸受の特徴
を有しながらも、回転軸12の下端部における径方向へ
の軸受剛性を従来よりも高くすることができる。
例では、振れの最大振幅W1が従来の最大振幅W2より
も小さい(W1<W2)。また、所定の振幅値に減衰す
るまでの時間t1も、従来の減衰時間t2よりも短い
(t1<t2)。以上説明したように、本実施例の磁気
軸受20では、回転側永久磁石16aと固定側永久磁石
22との間で常に復元力が加わわるようになっているの
で、消費電力が少ないという3軸制御型磁気軸受の特徴
を有しながらも、回転軸12の下端部における径方向へ
の軸受剛性を従来よりも高くすることができる。
【0029】また、本実施例では、回転側永久磁石16
aや固定側永久磁石22が円環状であったので、回転軸
12の径方向の変位に対する復元力が、1方向ではなく
2次元的な求心力として作用する。従って、回転軸12
がXY平面においてどの方向に変位しても、安定的にそ
の位置を中心に戻すことができる。
aや固定側永久磁石22が円環状であったので、回転軸
12の径方向の変位に対する復元力が、1方向ではなく
2次元的な求心力として作用する。従って、回転軸12
がXY平面においてどの方向に変位しても、安定的にそ
の位置を中心に戻すことができる。
【0030】なお、以上の実施例では、回転側永久磁石
16aと固定側永久磁石22との形状差(寸法差)が、
図2に示すように、a1>b1、a2<b2となってい
たが、回転側永久磁石16aと固定側永久磁石22との
間に常に径方向の磁気的吸引力が作用する形状であれ
ば、他の寸法差であってもよい。
16aと固定側永久磁石22との形状差(寸法差)が、
図2に示すように、a1>b1、a2<b2となってい
たが、回転側永久磁石16aと固定側永久磁石22との
間に常に径方向の磁気的吸引力が作用する形状であれ
ば、他の寸法差であってもよい。
【0031】例えば、図6の(A)〜(C)で示すよう
に、外径a1とb1、及び内径a2とb2の大小関係を
変えてもよい。また、回転側永久磁石と固定側永久磁石
との大小関係を図6(A)〜(C)で示すものと逆にす
ることで、固定側永久磁石の幅(b1−b2)/2の方
が回転側永久磁石のそれ(a1−a2)/2より大きく
なるにしてもよい。
に、外径a1とb1、及び内径a2とb2の大小関係を
変えてもよい。また、回転側永久磁石と固定側永久磁石
との大小関係を図6(A)〜(C)で示すものと逆にす
ることで、固定側永久磁石の幅(b1−b2)/2の方
が回転側永久磁石のそれ(a1−a2)/2より大きく
なるにしてもよい。
【0032】更に、回転側永久磁石16aや固定側永久
磁石22は、円環状でなくてもよい。例えば、図6
(D)に示すように、両者とも円盤形状を有していても
よい。この場合には、固定側永久磁石22′の直径b
を、図示するように回転側永久磁石16a′の直径aよ
り小さくしたり(a>b)、あるいはその逆にしたりす
る(b>a)。
磁石22は、円環状でなくてもよい。例えば、図6
(D)に示すように、両者とも円盤形状を有していても
よい。この場合には、固定側永久磁石22′の直径b
を、図示するように回転側永久磁石16a′の直径aよ
り小さくしたり(a>b)、あるいはその逆にしたりす
る(b>a)。
【0033】以上の説明では、16a、22は、1対の
磁石を使用しているが、複数個の永久磁石を組み合わせ
て使用しても良い。また、以上の実施例では、回転軸1
2の下端に回転側永久磁石16aが設けられていたが、
固定側永久磁石22による磁気的吸引力を受けるもので
あれば、他の部材が設けられていてもよい。例えば、磁
化されていない強磁性材料で成るリングを回転軸12の
下端部に設けてもよい。
磁石を使用しているが、複数個の永久磁石を組み合わせ
て使用しても良い。また、以上の実施例では、回転軸1
2の下端に回転側永久磁石16aが設けられていたが、
固定側永久磁石22による磁気的吸引力を受けるもので
あれば、他の部材が設けられていてもよい。例えば、磁
化されていない強磁性材料で成るリングを回転軸12の
下端部に設けてもよい。
【0034】また、固定側永久磁石22の代わりに、電
磁石を使用してもよい。この場合、スラスト電磁石18
のみ成らず、固定側永久磁石22の代わりの電磁石の励
磁電流を制御することで、回転軸12の軸方向における
位置制御を行ってもよい。更に、磁気軸受20は、3軸
制御型の磁気軸受であったが、本発明は5軸制御型の磁
気軸受においても適用することができる。
磁石を使用してもよい。この場合、スラスト電磁石18
のみ成らず、固定側永久磁石22の代わりの電磁石の励
磁電流を制御することで、回転軸12の軸方向における
位置制御を行ってもよい。更に、磁気軸受20は、3軸
制御型の磁気軸受であったが、本発明は5軸制御型の磁
気軸受においても適用することができる。
【0035】すなわち、ラジアル電磁石14a、14b
等と同様なラジアル磁気軸受が回転軸の下側にも設けら
れた5軸制御型の磁気軸受においても、以上の実施例と
同様なスラスト磁気軸受を設け、回転側永久磁石と固定
側永久磁石との間に寸法差を設けてもよい。
等と同様なラジアル磁気軸受が回転軸の下側にも設けら
れた5軸制御型の磁気軸受においても、以上の実施例と
同様なスラスト磁気軸受を設け、回転側永久磁石と固定
側永久磁石との間に寸法差を設けてもよい。
【0036】5軸制御型の磁気軸受では、回転軸12
が、その一端(上側)と他端(下側)とで径方向の支持
を受けるため、軸受剛性が比較的高いが、本発明を適用
することで、より一層剛性を高めることができる。ま
た、スラスト磁気軸受による復元力が、下側のラジアル
磁気軸受を補助するため、結果的にラジアル電磁石の消
費電力を従来の5軸制御型磁気軸受よりも少なくするこ
とができる。
が、その一端(上側)と他端(下側)とで径方向の支持
を受けるため、軸受剛性が比較的高いが、本発明を適用
することで、より一層剛性を高めることができる。ま
た、スラスト磁気軸受による復元力が、下側のラジアル
磁気軸受を補助するため、結果的にラジアル電磁石の消
費電力を従来の5軸制御型磁気軸受よりも少なくするこ
とができる。
【0037】
【発明の効果】本発明の磁気軸受によれば、軸受剛性を
強くすることができる。また、構造が単純なので小型化
が可能となり、安価に製造できる。
強くすることができる。また、構造が単純なので小型化
が可能となり、安価に製造できる。
【図1】本発明の一実施例による磁気軸受を概略的に示
した説明図である。
した説明図である。
【図2】同磁気軸受の一部を拡大した詳細図である。
【図3】同磁気軸受における回転側永久磁石の変位と復
元力との関係を示した図である。
元力との関係を示した図である。
【図4】同磁気軸受において回転軸に振動が加わった場
合の振れの時間推移を示した図である。
合の振れの時間推移を示した図である。
【図5】従来の磁気軸受において回転軸に振動が加わっ
た場合の振れの時間推移を示した図である。
た場合の振れの時間推移を示した図である。
【図6】本発明の他の実施例を示した説明図である。
【図7】従来の磁気軸受を示した説明図である。
【図8】同磁気軸受における回転側永久磁石及び固定側
永久磁石の詳細形状を示した説明図である。
永久磁石の詳細形状を示した説明図である。
【図9】同磁気軸受における回転側永久磁石の変位と復
元力との関係を示した図である。
元力との関係を示した図である。
12 回転軸 12a スラスト軸受用円盤 14a、14b ラジアル電磁石 16a 回転側永久磁石 18 スラスト電磁石 20 磁気軸受 22 固定側永久磁石
Claims (4)
- 【請求項1】 回転軸の一端を構成する磁性部材と、 この磁性部材の端面に対して、異なる極性と異なる径方
向の寸法とを有する磁極を軸方向に対向させた固定側磁
石と、 この固定側磁石が前記磁性部材に作用させる軸方向の磁
気的吸引力と反対方向の磁力を前記回転軸に作用させる
スラスト磁石と、 このスラスト磁石と前記固定側磁石の少なくとも一方の
磁力を制御することで、前記回転軸の軸方向の位置を制
御する制御手段とを具備することを特徴とする磁気軸
受。 - 【請求項2】 前記固定側磁石と磁性部材は、互いに対
向した面において円形の外縁部を有することを特徴とす
る請求項1記載の磁気軸受。 - 【請求項3】 前記磁性部材と前記固定側磁石は、互い
に異なる極性の磁極を対向させた永久磁石であることを
特徴とする請求項1記載の磁気軸受。 - 【請求項4】 前記回転軸の他端側を磁力により径方向
に支持するラジアル磁気軸受を備えたことを特徴とする
請求項1記載の磁気軸受。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7146568A JPH08338431A (ja) | 1995-06-13 | 1995-06-13 | 磁気軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7146568A JPH08338431A (ja) | 1995-06-13 | 1995-06-13 | 磁気軸受 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08338431A true JPH08338431A (ja) | 1996-12-24 |
Family
ID=15410629
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7146568A Pending JPH08338431A (ja) | 1995-06-13 | 1995-06-13 | 磁気軸受 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08338431A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2901403A1 (fr) * | 2006-05-19 | 2007-11-23 | Cose Sarl Sarl | Dispositif pour la commande ou stabilisation de charges utiles incluant simultanement des moyens d'entrainement,de reduction des couples et forces parasites et de mesures de position. |
-
1995
- 1995-06-13 JP JP7146568A patent/JPH08338431A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2901403A1 (fr) * | 2006-05-19 | 2007-11-23 | Cose Sarl Sarl | Dispositif pour la commande ou stabilisation de charges utiles incluant simultanement des moyens d'entrainement,de reduction des couples et forces parasites et de mesures de position. |
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