JPH08338289A - 空燃比制御装置 - Google Patents

空燃比制御装置

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JPH08338289A
JPH08338289A JP16807395A JP16807395A JPH08338289A JP H08338289 A JPH08338289 A JP H08338289A JP 16807395 A JP16807395 A JP 16807395A JP 16807395 A JP16807395 A JP 16807395A JP H08338289 A JPH08338289 A JP H08338289A
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air
fuel ratio
deterioration
sensor
fuel
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光太郎 宮下
Hirofumi Muto
浩文 武藤
Katsushi Watanabe
勝志 渡辺
Yukio Noda
幸男 野田
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/02Circuit arrangements for generating control signals
    • F02D41/14Introducing closed-loop corrections
    • F02D41/1438Introducing closed-loop corrections using means for determining characteristics of the combustion gases; Sensors therefor
    • F02D41/1444Introducing closed-loop corrections using means for determining characteristics of the combustion gases; Sensors therefor characterised by the characteristics of the combustion gases
    • F02D41/1454Introducing closed-loop corrections using means for determining characteristics of the combustion gases; Sensors therefor characterised by the characteristics of the combustion gases the characteristics being an oxygen content or concentration or the air-fuel ratio
    • F02D41/1456Introducing closed-loop corrections using means for determining characteristics of the combustion gases; Sensors therefor characterised by the characteristics of the combustion gases the characteristics being an oxygen content or concentration or the air-fuel ratio with sensor output signal being linear or quasi-linear with the concentration of oxygen

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  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 容易かつ正確に空燃比センサの応答性劣化を
検出することができる空燃比制御装置を提供する。 【構成】 LAFセンサ17の応答劣化判定が開始され
ると(ステップS553)、PIフィードバック制御で
得られた検出当量比KACTが反転判定用基準値KCM
RPHより小さい状態から大きい状態へと反転する毎
に、カウンタNWAVEが「1」だけインクリメントさ
れ(ステップS561)、タイマtmWAVEが所定時
間TMWAVEを越えると(ステップS562)、検出
当量比KACTの周期tmCYCLが算出され(ステッ
プS563)、この周期tmCYCLが所定周期tmC
YCLOK以上であるときは、LAFセンサ17の応答
性が劣化していると判定される(ステップS564、S
565)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の排気系に設
けられた空燃比センサの出力に基づいて機関に供給され
る混合気の空燃比を目標空燃比にフィードバック制御す
る空燃比制御装置に関し、特に広域空燃比センサの劣化
検出機能を備えた空燃比制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の排気系に広域空燃比センサを
設け、この空燃比センサの出力に基づいて機関に供給す
る混合気に空燃比を比例項、積分項等を用いてフィード
バック制御する手法は従来より広く知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の空燃比制御装置では、センサ保護用プロテクタの目
詰まり等により広域空燃比センサの応答性が劣化して
も、運転者はそれを早期に且つ的確に把握することがで
きないため、広域空燃比センサの応答性が劣化したこと
により供給空燃比のフィードバック制御が適正に行われ
ず、運転者が気づかないうちにエミッション特性および
運転性が悪化する虞れがあるという問題があった。
【0004】本発明は上記従来技術の問題を解決するた
めになされたものであり、その目的は、容易かつ正確に
空燃比センサの応答性劣化を検出することができる空燃
比制御装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1の空燃比制御装置は、内燃機関の排
気系に設けられ排気ガス中の酸素濃度に比例する値を出
力する空燃比検出手段と、該空燃比検出手段の出力に基
づいて前記機関に供給する混合気の空燃比を比例項およ
び積分項により目標空燃比にフィードバック制御する空
燃比フィードバック制御手段と、前記空燃比検出手段の
出力の反転周期を算出する反転周期算出手段と、該反転
周期算出手段により算出された反転周期に基づいて前記
空燃比検出手段の劣化を検出する劣化検出手段とを備え
たことを特徴とする。
【0006】同じ目的を達成するために本発明の請求項
2の空燃比制御装置は、上記請求項1の構成において、
前記反転周期算出手段は、前記空燃比検出手段の出力の
反転を判別する基準値にヒステリシスを設けたことを特
徴とする。
【0007】
【作用】本発明の請求項1の空燃比制御装置によれば、
空燃比検出手段の出力に基づいて内燃機関に供給する混
合気の空燃比が比例項および積分項により目標空燃比に
フィードバック制御され、前記空燃比検出手段の出力の
反転周期が算出され、該算出された反転周期に基づいて
前記空燃比検出手段の劣化が検出される。
【0008】本発明の請求項2の空燃比制御装置によれ
ば、前記空燃比検出手段の出力はヒステリシスを設けた
基準値と比較されその反転が判別される。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
【0010】図1は本発明の一実施例にかかる内燃機関
(以下「エンジン」という)及びその制御装置の構成を
示す図である。同図中、1は各気筒に吸気弁及び排気弁
(図示せず)を各1対ずつ設けたDOHC直列4気筒の
エンジンである。
【0011】エンジン1の吸気管2は分岐部(吸気マニ
ホルド)11を介してエンジン1の各気筒の燃焼室に連
通する。吸気管2の途中にはスロットル弁3が配されて
いる。スロットル弁3にはスロットル弁開度(θTH)
センサ4が連結されており、スロットル弁開度θTHに
応じた電気信号を出力して電子コントロールユニット
(以下「ECU」という)5に供給する。吸気管2に
は、スロットル弁3をバイパスする補助空気通路6が設
けられており、該通路6の途中には補助空気量制御弁7
が配されている。補助空気量制御弁7は、ECU5に接
続されており、ECU5によりその開弁量が制御され
る。
【0012】吸気管2のスロットル弁3の上流側には吸
気温(TA)センサ8が装着されており、その検出信号
がECU5に供給される。吸気管2のスロットル弁3と
吸気マニホルド11の間には、チャンバ9が設けられて
おり、チャンバ9には吸気管内絶対圧(PBA)センサ
10が取り付けられている。PBAセンサ10の検出信
号はECU5に供給される。
【0013】エンジン1の本体にはエンジン水温(T
W)センサ13が装着されており、その検出信号がEC
U5に供給される。ECU5には、エンジン1のクラン
ク軸(図示せず)の回転角度を検出するクランク角度位
置センサ14が接続されており、クランク軸の回転角度
に応じた信号がECU5に供給される。クランク角度位
置センサ14は、エンジン1の特定の気筒の所定クラン
ク角度位置で信号パルス(以下「CYL信号パルス」と
いう)を出力する気筒判別センサ、各気筒の吸入行程開
始時の上死点(TDC)に関し所定クランク角度前のク
ランク角度位置で(4気筒エンジンではクランク角18
0度毎に)TDC信号パルスを出力するTDCセンサ及
びTDC信号パルスより短い一定クランク角周期(例え
ば30度周期)で1パルス(以下「CRK信号パルス」
という)を発生するCRKセンサから成り、CYL信号
パルス、TDC信号パルス及びCRK信号パルスがEC
U5に供給される。これらの信号パルスは、燃料噴射時
期、点火時期等の各種タイミング制御及びエンジン回転
数NEの検出に使用される。
【0014】吸気マニホルド11の吸気弁の少し上流側
には、各気筒毎に燃料噴射弁12が設けられており、各
噴射弁は図示しない燃料ポンプに接続されているととも
にECU5に電気的に接続されて、ECU5からの信号
により燃料噴射時期及び燃料噴射時間(開弁時間)が制
御される。エンジン1の点火プラグ(図示せず)もEC
U5に電気的に接続されており、ECU5により点火時
期θIGが制御される。
【0015】排気管16は分岐部(排気マニホルド)1
5を介してエンジン1の燃焼室に接続されている。排気
管16には分岐部15が集合する部分の直ぐ下流側に、
広域空燃比センサ(以下「LAFセンサ」という)17
が設けられている。さらにLAFセンサ17の下流側に
は直下三元触媒19及び床下三元触媒20が配されてお
り、またこれらの三元触媒19及び20の間には酸素濃
度センサ(以下「O2センサ」という)18が装着され
ている。三元触媒19、20は、排気ガス中のHC,C
O,NOx等の浄化を行う。
【0016】LAFセンサ17は、ローパスフィルタ2
2を介してECU5に接続されており、排気ガス中の酸
素濃度(空燃比)に略比例した電気信号を出力し、その
電気信号をECU5に供給する。O2センサ18は、そ
の出力が理論空燃比の前後において急激に変化する特性
を有し、その出力は理論空燃比よりリッチ側で高レベル
となり、リーン側で低レベルとなる。O2センサ18
は、ローパスフィルタ23を介してECU5に接続され
ており、その検出信号はECU5に供給される。排気還
流機構30は、吸気管2のチャンバ9と排気管16とを
接続する排気還流路31と、排気還流路31の途中に設
けられ、排気還流量を制御する排気還流弁(EGR弁)
32と、EGR弁32の弁開度を検出し、その検出信号
をECU5に供給するリフトセンサ33とから成る。E
GR弁32は、ソレノイドを有する電磁弁であり、ソレ
ノイドはECU5に接続され、その弁開度がECU5か
らの制御信号によりリニアに変化させることができるよ
うに構成されている。
【0017】蒸発燃料処理装置40では、燃料タンク4
1は通路42を介してキャニスタ45に連通し、キャニ
スタ45はパージ通路43を介して吸気管2のチャンバ
9に連通している。キャニスタ45は、燃料タンク41
内で発生する蒸発燃料を吸着する吸着剤を内蔵し、外気
取込口を有する。通路42の途中には、正圧バルブ及び
負圧バルブから成る2ウェイバルブ46が配設され、パ
ージ通路43の途中にはデューティ制御型の電磁弁であ
るパージ制御弁44が設けられている。パージ制御弁4
4は、ECU5に接続されており、ECU5からの信号
に応じて制御される。
【0018】また、ECU5には、大気圧を検出する大
気圧(PA)センサ21が接続されており、その検出信
号がECU5に供給される。
【0019】ECU5は、上述した各種センサからの入
力信号波形を整形して電圧レベルを所定レベルに修正
し、アナログ信号値をデジタル信号値に変化する等の機
能を有する入力回路と、中央処理回路(CPU)と、該
CPUで実行される各種演算プログラムや後述する各種
マップ及び演算結果等を記憶するROM及びRAMから
なる記憶回路と、燃料噴射弁12等の各種電磁弁や点火
プラグに駆動信号を出力する出力回路とを備えている。
【0020】ECU5は、上述の各種エンジン運転パラ
メータ信号に基づいて、LAFセンサ17及びO2セン
サ18の出力に応じたフィードバック制御運転領域やオ
ープン制御運転領域等の種々のエンジン運転状態を判別
するとともに、エンジン運転状態に応じ、下記数式1に
より燃料噴射弁12の燃料噴射時間TOUTを演算し、
この演算結果に基づいて燃料噴射弁12を駆動する信号
を出力する。
【0021】
【数1】TOUT(N)=TIMF×KTOTAL×K
CMDM×KLAF ここでNは、気筒番号を表し、これを付したパラメータ
は気筒毎に算出される。なお、本実施例ではエンジンへ
の燃料供給量は燃料噴射時間として算出されるが、これ
は噴射される燃料量に対応するので、TOUTを燃料噴
射量若しくは燃料量とも呼んでいる。
【0022】また、KTOTALは、エンジン水温TW
に応じて設定されるエンジン水温補正係数KTW,排気
還流実行中に排気還流量に応じて設定されるEGR補正
係数KEGR,蒸発燃料処理装置40によるパージ実行
時にパージ燃料量に応じて設定されるパージ補正係数K
PUG等のフィードフォワード系補正係数をすべて乗算
することにより算出される補正係数であり、KCMDM
は最終目標空燃比係数、KLAFはLAFセンサ17の
出力に応じて算出されるPID補正係数である。
【0023】本実施例では、上述した燃料噴射時間TO
UT(N)の算出等の機能は、ECU5のCPUによる
演算処理により実現されるので、この処理のフローチャ
ートを参照して処理の内容を具体的に説明する。
【0024】図2は、LAFセンサ17の出力に応じて
PID補正係数KLAFを算出する処理のフローチャー
トである。本処理はTDC信号パルスの発生毎に実行さ
れる。
【0025】ステップS1では、始動モードか否か、す
なわちクランキング中か否かを判別し、始動モードのと
きは始動モードの処理へ移行する(ステップS11)。
始動モードでなければ、目標空燃比係数(目標当量比)
KCMD及び最終目標空燃比係数KCMDMの算出(ス
テップS2)及びLAFセンサ出力選択処理を行う(ス
テップS3)とともに検出当量比KACTの演算を行う
(ステップS4)。検出当量比KACTは、LAFセン
サ17の出力を当量比に変換したものである。
【0026】次いでLAFセンサ17の活性化が完了し
たか否かの活性判別を行う(ステップS5)。これは、
例えばLAFセンサ17の出力電圧とその中心電圧との
差を所定値(例えば0.4V)と比較し、該差が所定値
より小さいとき活性化が完了したと判別するものであ
る。
【0027】次にエンジン運転状態がLAFセンサ17
の出力に基づくフィードバック制御を実行する運転領域
(以下「LAFフィードバック領域」という)にあるか
否かの判別を行う(ステップS6)。これは、例えばL
AFセンサ17の活性化が完了し、且つフュエルカット
中やスロットル全開運転中でないとき、LAFフィード
バック領域と判定するものである。この判別の結果、L
AFフィードバック領域にないときはリセットフラグF
KLAFRESETを「1」に設定し、LAFフィード
バック領域にあるときは「0」とする。
【0028】続くステップS7では、リセットフラグF
KLAFRESETが「1」か否かを判別し、FKLA
FRESET=1のときは、ステップS8に進んでPI
D補正係数KLAFを「1.0」に設定するとともに、
PID制御の積分項KLAFIを「0」に設定して、本
処理を終了する。
【0029】また、FKLAFRESET=0のとき
は、PID補正係数KLAFの演算を行って(ステップ
S10)、本処理を終了する。
【0030】次に、図2のステップS10におけるPI
D補正係数KLAF算出処理を、図3〜5のフローチャ
ートを用いて説明する。図3〜5の処理は、TDC信号
パルスの発生毎に実行される。
【0031】ステップS701では、目標当量比KCM
Dと検出当量比KACTとの偏差DKAF(k)(=K
CMD(k)−KACT(k))を算出し、LAFセン
サ17の応答劣化判定を実行するモニタ許可条件が
「1」で成立したことを示すフラグFLFMCHKが
「1」に設定されているか否かを判別し(ステップS7
02)、「1」に設定されているときは、ストイキ劣化
判定が終了したことを「1」で示すフラグFLFSTE
NDが「1」に設定されているか否かを判別する(ステ
ップS703)。その結果、ステップS702でFLF
MCHK=0であるとき、およびステップS703でF
LFSTEND=0であるときは、いずれもステップS
704以降のP項(比例項)、I項(積分項)およびD
項(微分項)によるPID補正係数KLAFの算出処理
を行う。一方、ステップS703でFLFSTEND=
1であるときは、ステップS721以降のP項およびI
項のみによるPID補正係数KLAFの算出処理を行
う。
【0032】まずステップS704以下で行われるPI
D補正係数KLAF算出処理を説明する。ステップS7
04では、所定の間引き数NIのカウント値NITDC
が0になったか否かを判別し、未だ0になっていないと
きはカウント値NITDCから1を減算したものを今回
のNITDCとして(ステップS705)、今回の偏差
DKAF(k)を前回の偏差DLKF(k−1)とし
(ステップS706)、本処理を終了する。
【0033】一方、ステップS704でカウント値NI
TDC=0になったときは、比例制御ゲインKP、積分
制御ゲインKI及び微分制御ゲインKDをエンジン回転
数NEおよび吸気管内絶対圧PBAに応じてマップから
検索すると共に、間引き数NIを決定する(ステップS
707)。次いで、上記算出した偏差DKAF(k)及
び各制御ゲインKP,KI,KDを下記式に適用して、
比例項KLAFP(k)、積分項KLAFI(k)およ
び微分項KLAFD(k)を算出する(ステップS70
8)。
【0034】KLAFP(k)=DKAF(k)×KP KLAFI(k)=DKAF(k)×KI+KLAF
(k−1) KLAFD(k)=(DKAF(k)−DKAF(k−
1))×KD 続くステップS709〜S715では、上記算出した積
分項KLAFI(k)のリミット処理を行う。すなわ
ち、リミット値KLAFILMTの上限値KLAFIL
MTH及び下限値KLAFILMTLを算出し(ステッ
プS709)、KLAFI(k)値が所定上下限値KL
AFILMTH,KLAFILMTLの範囲内にあるか
否かを判別し(ステップS710、S711)、KLA
FI(k)>KLAFILMTHであるときは、KLA
FI(k)=KLAFLMTHとすると共に(ステップ
S713)、KLAF(k)=KLAFILMTHとす
る(ステップS715)。一方、KLAFI(k)<K
LAFILMTLであるときは、KLAFI(k)=K
LAFILMTLとすると共に(ステップS712)、
KLAF(k)=KLAFILMLとする(ステップS
714)。
【0035】続くステップS716では、下記式により
PID補正係数KLAF(k)を算出する。
【0036】KLAF(k)=KLAFP(k)+KL
AFI(k)+KLAFD(k) 次にステップS717乃至S721では、リミット値K
LAFLMTによるKLAF(k)値のリミットチェッ
クを行う。すなわち、ステップS717ではリミット値
KLAFLMT(KLAFLMTH,KLAFLMT
L)を算出し、次いで、KLAF(k)値が所定上限値
KLAFLMTHより大きいか否かを判別し(ステップ
S718)、KLAF(k)>KLAFLMTHである
ときは、KLAF(k)=KLAFLMTHとする(ス
テップS721)。ステップS718で、KLAF
(k)≦KLAFLMTHであるときは、KLAF
(k)値が所定下限値KLAFLMTLより小さいか否
かを判別し(ステップS719)、KLAF(k)≧K
LAFLMTLであればステップS722へ進む一方、
KLAF(k)<KLAFLMTLであるときは、KL
AF(k)=KLAFLMTLとする(ステップS72
0)。
【0037】上記ステップS714,S715,S72
0またはS721の処理が終了すると、いずれもステッ
プS722へ進んで、カウント値NITDCに間引き数
NIを設定し、今回の偏差DKAF(k)を前回の偏差
DKAF(k−1)として(ステップS723)、学習
値KREFを算出し(ステップS724)、本処理を終
了する。
【0038】以下に、ステップS725以降で行われる
P項およびI項のみによるPID補正係数KLAFの算
出処理を説明する。
【0039】ここで、図7を用いて検出当量比KAC
T、反転判定用基準値KCMRP、補正係数KLAF等
間の関係を示すタイミングチャートについて説明する。
同図は、LAFセンサ17の応答性劣化検出処理の実行
時(応答劣化判定実行中であることを「1」で示す応答
劣化判定実行フラグFLFRPMが「1」に設定されて
いる時)のタイミングチャートを示す。応答劣化検出実
行時においては、P項、I項、D項を用いた通常のPI
Dフィードバック制御は停止され、P項およびI項のみ
を用いたPIフィードバック制御により空燃比制御が行
われる。
【0040】図7に示すように、検出当量比KACTの
反転判定用基準値KCMRPにはヒステリシスが設定さ
れており、検出空燃比のリーン側からリッチ側への反転
時に適用される基準値KCMRPHと、検出空燃比のリ
ッチ側からリーン側への反転時に適用される基準値KC
MRPLによって、検出当量比KACTの反転の有無が
判断される。また、同図に示すように、反転フラグFA
FRPMが検出当量比KACTが反転判定用基準値KC
MRPHを越えたときに「1」に、反転判定用基準値K
CMRPLを下廻ったときに「0」に設定される。PI
フィードバック制御は、FAFRPM=1のときは、積
分項IRPMをPID補正係数KLAF値から減算して
KLAF値を徐々に減少させる一方、FAFRPM=0
のときは、積分項IRPMをPID補正係数KLAF値
に加算してKLAF値を徐々に増加させる積分制御と、
フラグFAFRPMの反転があったときには比例項PR
RPM,PLRPMをPID補正係数KLAF値に加減
させる比例制御とから成る。LAFセンサ17の応答性
劣化手法の詳細は後述する。
【0041】図5のフローチャートに戻り、ステップS
725では検出当量比KACTが反転判定用基準値KC
MRP(KCMRPH,KCMRPL)に対して反転し
たか否かを判別し、反転していないときは、カウント値
NITDCが0になったか否かを判別し(ステップS7
32)、NITDC=0でないときはカウント値NIT
DCから1を減算して今回カウント値NITDCとして
(ステップS737)、ステップS735へ進む。一
方、ステップS732でNITDC=0になったとき
は、反転フラグFAFRPM「1」に設定されているか
否かを判別する(ステップS733)。ここでFAFR
PM=0であるときは検出空燃比がリーン側にあるの
で、PID補正係数KLAF(k)に積分項IRPMを
加算して今回のKLAF(k)とする一方(ステップS
734)、FAFRPM=1であるときは検出空燃比が
リッチ側にあるので、PID補正係数KLAF(k)か
ら積分項IRPMを減算して今回のKLAF(k)とし
(ステップS735)、ステップS736に進んでカウ
ント値NITDCに間引き数の所定値NIRPMをセッ
トし、ステップS738へ進む。
【0042】前記ステップS725で、検出当量比KA
CTが反転判定用基準値KCMRPに対して反転したと
きは、検出当量比KACTが反転判定用基準値KCMR
Pより大きいか否かを判別する(ステップS726)。
その判別の結果、KACT>KCMRPが成立するとき
は、検出当量比KACTが反転判定用基準値KCMRP
Hより小さい状態から大きい状態へと反転したことを
「1」で示す反転フラグFAFRPMCを「1」に設定
し(ステップS729)、フラグFAFRPMを「1」
に設定して(ステップS730)、PID補正係数KL
AF(k)から減算比例項PLRPMを減算して今回の
KLAF(k)とし(ステップS731)、ステップS
736の処理を経てステップS738へ進む。
【0043】一方、前記ステップS726でKACT≦
KCMRPであるときは、フラグFAFRPMを「0」
に設定し(ステップS727)、PID補正係数KLA
F(k)に加算比例項PRRPMを加算して今回のKL
AF(k)とし(ステップS728)、ステップS73
6の処理を経てステップS738へ進む。
【0044】次に、ステップS738では、KLAF
(k)値が所定上限値KLAFLMTHより大きいか否
かを判別し、KLAF(k)>KLAFLMTHである
ときは、KLAF(k)=KLAFLMTHとして(ス
テップS741)、本処理を終了する。
【0045】ステップS738で、KLAF(k)≦K
LAFLMTHであるときは、KLAF(k)値が所定
下限値KLAFLMTLより小さいか否かを判別し(ス
テップS739)、KLAF(k)≧KLAFLMTL
であれば直ちに本処理を終了する一方、KLAF(k)
<KLAFLMTLであるときは、KLAF(k)=K
LAFLMTLとして(ステップS740)、本処理を
終了する。
【0046】上述した図3乃至図5の処理によれば、通
常のPIDフィードバック制御による供給空燃比制御実
行中において、LAFセンサ17の応答劣化検出が許可
されたときには、フィードバック制御がPIDフィード
バック制御からPIフィードバック制御に切り替わり、
目標当量比KCMDの目標値に対する追従性を一時的に
鈍らせることができるので、検出当量比KACTの周期
がより明確になり、正確に求められ、後述するLAFセ
ンサ17の応答劣化判定が容易、正確になる。
【0047】さらに、検出当量比KACTのリーン/リ
ッチ反転判定用基準値KCMRPにヒステリシスを設け
たので、検出当量比KACTの周期がより一層明確にな
って正確に求めることができ、上記劣化判定がさらに容
易、正確になる。
【0048】PIフィードバック制御とヒステリシスと
により、前述した図7に示すように、検出当量比KAC
Tは、劣化モニタ中においては、劣化モニタ中でないと
きに比べ、振幅が拡大すると共に周期が長くなり、その
特性が明確化されていることがわかる。
【0049】以下に、LAFセンサ17の劣化判定につ
いて説明する。
【0050】図6は、LAFセンサ17の劣化判定処理
の全体構成を示すフローチャートであり、本処理は所定
時間(例えば10msec)毎に実行される。
【0051】先ずステップS501では、始動モードか
否か、即ちクランキング中か否かを判別し、始動モード
のときは直ちに本処理を終了する。始動モードでなけれ
ば、ストイキ劣化判定処理(ステップS502)、応答
劣化判定処理(ステップS503)及びリーン劣化判定
処理(ステップS504)を順次実行する。そして、ス
トイキ劣化を検出したことを「1」で示すストイキ劣化
フラグFLFSTNGが「1」か否かを判別し(ステッ
プS505)、FLFSTNG=0のときは、応答劣化
を検出したことを「1」で示す応答劣化フラグFLFR
PNGが「1」か否かを判別し(ステップS506)、
FLFRPNG=0のときは、リーン劣化を検出したこ
とを「1」で示すリーン劣化フラグFLFLNNGが
「1」か否かを判別する(ステップS507)。
【0052】その結果、ステップS505〜S507の
いずれかの答が肯定(YES)であって、何らかの劣化
を検出しているときは、LAFセンサ17が劣化してい
ないことを「1」で示すOKフラグFOK61を「0」
に設定し(ステップS511)、カウンタC61Mを
「1」だけインクリメントして(ステップS512)、
本処理を終了する。
【0053】一方、ステップS505〜S507の答が
すべて否定(NO)のときは、ストイキ劣化判定処理の
終了を「1」で示すストイキ劣化判定終了フラグFLF
STEND「1」か否かを判別し(ステップS50
8)、FLFSTEND=1のときは、応答劣化判定処
理の終了を「1」で示す応答劣化判定終了フラグFLF
RPENDが「1」か否かを判別する(ステップS50
9)。その結果、ステップS508又はS509の答が
否定(NO)のときは直ちに本処理を終了する一方、ス
テップS508及びS509の答がもとに肯定(YE
S)のときは、OKフラグFOK61を「1」に設定し
て(ステップS510)、前記ステップS512に進
む。
【0054】図8は、図6のステップS503で実行さ
れる応答劣化判定処理のフローチャートである。
【0055】先ずステップS551では、応答劣化判定
終了フラグFLFRPENDが「1」か否かを判別し、
FLAFRPEND=0のときは、モニタ許可条件フラ
グFLFMCHKが「1」か否かを判別し(ステップS
552)、FLFMCHK=1であってモニタ条件成立
時は、後述する図9の処理で設定され、応答劣化判定開
始条件が成立していることを「1」で示す応答劣化判定
開始フラグFLFRPMSが「1」か否かを判別する
(ステップS553)。その結果、応答劣化判定が終了
しているとき(FLFRPEND=1)、モニタ許可条
件不成立のとき(FLFMCHK=0)または応答劣化
判定開始条件不成立のとき(FLFRPMS=0)は、
応答劣化判定実行中であることを「1」で示す応答劣化
判定実行フラグFLFRPMおよび反転フラグFAFR
PMCを「0」に設定して(ステップS554)、本処
理を終了する。
【0056】一方、ステップS553の答が肯定(YE
S)のときは、反転フラグFAFRPMCが「1」に設
定されているか否かを判別し(ステップS555)、F
AFRPMC=0であるときは直ちに本処理を終了し、
一方FAFRPMC=1であるときは反転フラグFAF
RPMCを「0」に設定する(ステップS556)。次
いで前記応答劣化判定実行フラグFLFRPMを「1」
に設定して(ステップS557)、前回フラグFLFR
PMが「1」であったか否か判別する(ステップS55
8)。そして、前回はFLFRPM=0であったとき
は、カウンタNWAVE及びアップカウントタイマtm
WAVEを「0」に設定して(ステップS559、S5
60)、本処理を終了する。
【0057】ステップS558で、前回もFLFRPM
=1であったときは、カウンタNWAVEを「1」だけ
インクリメントして(ステップS561)、タイマtm
WAVEの値が所定時間TMWAVEを越えたか否かを
判別する(ステップS562)。tmWAVE<TMW
AVETであるときは、直ちに本処理を終了し、tmW
AVE>TMWAVETであるときは、下記式により周
期tmCYCLを算出する(ステップS563)。
【0058】tmCYCL=tmWAVE/NWAVE 続くステップS564では、周期tmCYCLが所定周
期tmCYCLOKより短いか否かを判別し、tmCY
CL<tmCYLOKであれば、終了フラグFLFRP
ENDを「1」に設定する(ステップS566)ととも
に、劣化判定実行フラグFLFRPMを「0」に設定し
て(ステップS567)、本処理を終了する。
【0059】一方、ステップS564で、tmCYCL
≧tmCYCLOKであるときは、応答劣化と判定し
て、応答劣化判定フラグFLFRPNGを「1」に設定
して(ステップS565)、前記ステップS566に進
む。
【0060】上述した図8の処理によれば、所定時間T
MWAVEにおいて、PID補正係数KLAFの微分補
正禁止および反転判定用基準値KCMRPのヒステリシ
ス設定により明確化された検出当量比KACTの周期が
算出され、この周期に基づいてLAFセンサ17の応答
性劣化が容易かつ正確に判定される。
【0061】図9は、上述したLAFセンサの応答劣化
判定のモニタ許可条件を判定する処理のフローチャート
であり、本処理は優先度の高い処理が実行されない、い
わゆるバックグラウンドで実行される。
【0062】先ずステップS572では、O2センサ1
8が活性状態にあることを「1」で示す活性フラグnO
2Rが「1」か否かを判別し、nO2R=1であるとき
は、エンジン1及びエンジン1を搭載した車両の運転状
態が所定の領域にあるか否かを判別する(ステップS5
73)。
【0063】即ち、エンジン水温TWが所定上下限値T
WLAFMH,TWLAFMLの範囲内にあるか否か、
吸気温TAが所定上下限値TALAFMH,TALAF
MLの範囲内にあるか否か、エンジン回転数NEが所定
上下限値NELAFMH,NELAFMLの範囲内にあ
るか否か、吸気管内絶対圧PBAが所定上下限値PBL
AFMH,PBLAFMLの範囲内にあるか否か及び車
速Vが所定上下限値VLAFMH,VLAFMLの範囲
内にあるか否かを判別し、すべての判別の答が肯定(Y
ES)のとき、運転状態が所定の領域にあると判定す
る。
【0064】そして、その場合にはさらに当該車両が車
速の変化率が小さいクルーズ状態にあることを「1」で
示すフラグFCRSが「1」か否かを判別し(ステップ
S574)、FCRS=1のときは、リセットフラグF
KLAFRESETが「0」か否かを判別する(ステッ
プS575)。
【0065】以上の判別の結果、ステップS572〜S
575のいずれかの答が否定(NO)のときは、モニタ
条件不成立と判定してステップS580に進み、パージ
カットすべき旨を「1」で示すパージカットフラグFL
AFPGを「0」とし、次いでダウンカウントタイマt
mLFMCHKに所定時間TLFMCHKをセットして
スタートさせ(ステップS581)、モニタ許可条件フ
ラグFLFMCHKを「0」に設定し(ステップS58
3)、ダウンカウントタイマtmLFRPMSに所定時
間TLFRPMSをセットしてスタートさせ(ステップ
S586)、応答劣化判定開始フラグFLFRPMSを
「0」に設定して(ステップS588)、本処理を終了
する。
【0066】また、ステップS575でFKLAFRE
SET=0であって、空燃比フィードバック制御領域に
あるときには、モニタ許可条件フラグFLFMCHKが
「1」か否かを判別し(ステップS576)、FLFM
CHK=1であるときは、直ちにステップS578に進
む一方、FLFMCHK=0であるときは、目標当量比
KCMDが所定値KCMDZML(例えば理論空燃比に
対応する値、すなわち1.0に設定される)以上か否か
を判別する(ステップS577)。そして、KCMD<
KCMDZMLであるときは、モニタ許可条件不成立と
判定して前記ステップS580に進み、KCMD≧KC
MDZMLであるときは、ステップS578に進む。
【0067】ステップS578では、応答劣化判定終了
フラグFLFRPENDが「1」か否かを判別し、FL
FRPEND=1であって判定が終了したときは、前記
ステップS580に進む。また、FLFRPEND=0
であるときは、パージカットフラグFLAFPGを
「1」に設定してパージカットし(ステップS57
9)、前記ステップS581でスタートしたタイマtm
LFMCHKの値が「0」か否かを判別する(ステップ
S582)。最初は、tmLFMCHK>0であるので
前記ステップS583に進み、tmLFMCHK=0と
なると、応答劣化判定のモニタ許可条件成立と判定して
フラグFLFMCHKを「1」に設定して(ステップS
584)、ストイキ劣化判定終了フラグFLFSTEN
Dが「1」か否かを判別する(ステップS585)。
【0068】その結果、FLFSTEND=0であって
ストイキ劣化判定が終了していないときは、前記ステッ
プS586に進み、ストイキ劣化判定が終了してFLF
STEND=1となると、ステップS587に進み、ス
テップS586でスタートしたタイマtmLFRPMS
の値が「0」か否かを判別する(ステップS587)。
最初は、tmLFRPMS>0であるので、前記ステッ
プS588に進み、tmLFRPMS=0となると、応
答劣化判定開始フラグFLFRPMSを「1」に設定し
(ステップS589)、応答劣化判定の開始を許可す
る。
【0069】以上説明したように、本実施例によれば、
PIDフィードバック制御により供給空燃比を制御する
空燃比制御装置において、微分制御を禁止して比例制御
および積分制御のみを実行することによって明確化され
た検出当量比KACTの周期に基づいて、容易かつ正確
にLAFセンサ17の応答性劣化を判定できる。その結
果、運転者が気付かないうちにエミッション特性および
運転性が悪化するという不具合を回避することができ
る。
【0070】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の空燃比制御装置
によれば、内燃機関の排気系に設けられ排気ガス中の酸
素濃度に比例する値を出力する空燃比検出手段と、該空
燃比検出手段の出力に基づいて前記機関に供給する混合
気の空燃比を比例項および積分項により目標空燃比にフ
ィードバック制御する空燃比フィードバック制御手段
と、前記空燃比検出手段の出力の反転周期を算出する反
転周期算出手段と、該反転周期算出手段により算出され
た反転周期に基づいて前記空燃比検出手段の劣化を検出
する劣化検出手段とを備えたので、容易かつ正確に空燃
比センサの応答性劣化を検出することができる。
【0071】本発明の請求項2記載の空燃比制御装置に
よれば、前記反転周期算出手段は、前記空燃比検出手段
の出力の反転を判別する基準値にヒステリシスを設けた
ので、より一層容易かつ正確に空燃比センサの応答性劣
化を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる内燃機関及びその制
御装置の構成を示す図である。
【図2】LAFセンサ出力に基づいて空燃比補正係数を
算出する処理のフローチャートである。
【図3】PID補正係数(KLAF)算出処理のフロー
チャートである。
【図4】PID補正係数(KLAF)算出処理のフロー
チャートである。
【図5】PID補正係数(KLAF)算出処理のフロー
チャートである。
【図6】LAFセンサ劣化判定処理の全体構成を示すフ
ローチャートである。
【図7】検出当量比KACT、反転判定用基準値KCM
RP、補正係数KLAF等間のタイミングチャートを示
す図である。
【図8】LAFセンサの応答劣化判定処理のフローチャ
ートである。
【図9】LAFセンサの応答劣化判定のモニタ許可条件
の判定を行う処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1 内燃機関(本体) 2 吸気管 5 電子コントロールユニット(ECU) 12 燃料噴射弁 16 排気管 17 広域空燃比センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野田 幸男 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の排気系に設けられ排気ガス中
    の酸素濃度に比例する値を出力する空燃比検出手段と、
    該空燃比検出手段の出力に基づいて前記機関に供給する
    混合気の空燃比を比例項および積分項により目標空燃比
    にフィードバック制御する空燃比フィードバック制御手
    段と、前記空燃比検出手段の出力の反転周期を算出する
    反転周期算出手段と、該反転周期算出手段により算出さ
    れた反転周期に基づいて前記空燃比検出手段の劣化を検
    出する劣化検出手段とを備えたことを特徴とする空燃比
    制御装置。
  2. 【請求項2】 前記反転周期算出手段は、前記空燃比検
    出手段の出力の反転を判別する基準値にヒステリシスを
    設けたことを特徴とする請求項1記載の空燃比制御装
    置。
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