JPH08338242A - 空冷エンジン - Google Patents
空冷エンジンInfo
- Publication number
- JPH08338242A JPH08338242A JP14581395A JP14581395A JPH08338242A JP H08338242 A JPH08338242 A JP H08338242A JP 14581395 A JP14581395 A JP 14581395A JP 14581395 A JP14581395 A JP 14581395A JP H08338242 A JPH08338242 A JP H08338242A
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- JP
- Japan
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- engine
- case
- cylinder
- guide case
- connecting leg
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 空冷エンジンに冷却風の導風ケースを気密状
に取り付けた場合であっても、そのエンジンのメンテナ
ンスを容易にできるようにする。 【構成】 エンジン1のシリンダ3及びシリンダヘッド
4を上側から覆う導風ケース21を設ける。上記エンジ
ン1のクランクケースカバー6の外周部分6aの上部
に、断面視で横U字状のフランジ部分26を突設する。
これに対応させて、上記の導風ケース21の後側の開口
縁部21bには、断面視でL字状の連結用脚部分27を
設ける。その連結用脚部分27を複数のビス28とガス
ケット29とによって上記フランジ部分26に気密状に
接合する。
に取り付けた場合であっても、そのエンジンのメンテナ
ンスを容易にできるようにする。 【構成】 エンジン1のシリンダ3及びシリンダヘッド
4を上側から覆う導風ケース21を設ける。上記エンジ
ン1のクランクケースカバー6の外周部分6aの上部
に、断面視で横U字状のフランジ部分26を突設する。
これに対応させて、上記の導風ケース21の後側の開口
縁部21bには、断面視でL字状の連結用脚部分27を
設ける。その連結用脚部分27を複数のビス28とガス
ケット29とによって上記フランジ部分26に気密状に
接合する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、空冷エンジンに関
し、より具体的に説明すれば、冷却ファンから吐出され
た冷却風をシリンダ及びシリンダヘッドの外周空間を経
てエンジンの外側空間へ案内する技術に関する。
し、より具体的に説明すれば、冷却ファンから吐出され
た冷却風をシリンダ及びシリンダヘッドの外周空間を経
てエンジンの外側空間へ案内する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、防音式のエンジン発電機やエンジ
ン溶接機では、防音ボックス内に空冷エンジンを設置し
て、そのエンジンの冷却ファンの冷却風を導風ケースに
よってシリンダ及びシリンダヘッドの外周空間を経て防
音ボックスの外側空間へ排出可能に構成したものがあ
る。これにより、上記シリンダ及びシリンダヘッドから
受熱した冷却風によって防音ボックス内の温度が上昇す
るのを防止するのである。
ン溶接機では、防音ボックス内に空冷エンジンを設置し
て、そのエンジンの冷却ファンの冷却風を導風ケースに
よってシリンダ及びシリンダヘッドの外周空間を経て防
音ボックスの外側空間へ排出可能に構成したものがあ
る。これにより、上記シリンダ及びシリンダヘッドから
受熱した冷却風によって防音ボックス内の温度が上昇す
るのを防止するのである。
【0003】上記の導風ケースを空冷エンジンに取付け
るにあたって、本発明者は、図3の取付け構造を本発明
に先立って考えた。図3(A)は、本発明の一実施例を示
す図1(A)に相当する部分図で、図3(B)は、上記の図
3(A)中のB−B線矢視の拡大した部分断面図である。
その先発明例は、クランクケース52の上側に配置した
シリンダ及びシリンダヘッドを上側から覆う導風ケース
71を設け、その導風ケース71の下端をクランクケー
スカバー56の外周部分56aの上面に対面させたもの
である。これにより、上記の導風ケース71がクランク
ケースカバー56の端面から外向きに突出しないので、
その導風ケース付きエンジンをコンパクトに造ることが
可能となった。
るにあたって、本発明者は、図3の取付け構造を本発明
に先立って考えた。図3(A)は、本発明の一実施例を示
す図1(A)に相当する部分図で、図3(B)は、上記の図
3(A)中のB−B線矢視の拡大した部分断面図である。
その先発明例は、クランクケース52の上側に配置した
シリンダ及びシリンダヘッドを上側から覆う導風ケース
71を設け、その導風ケース71の下端をクランクケー
スカバー56の外周部分56aの上面に対面させたもの
である。これにより、上記の導風ケース71がクランク
ケースカバー56の端面から外向きに突出しないので、
その導風ケース付きエンジンをコンパクトに造ることが
可能となった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記クラン
クケースカバー56の外周部分56aには、所定の間隔
をあけて締付ボルト59用のボス58を設ける必要があ
るので、そのボス58の部分でクランクケースカバー5
6の外周面には凹凸が形成されている。このため、クラン
クケースカバー56の外周面と導風ケース71の下端と
の間に隙間ができやすい。その結果、上記の隙間からの
冷却風の漏れ量が多い。
クケースカバー56の外周部分56aには、所定の間隔
をあけて締付ボルト59用のボス58を設ける必要があ
るので、そのボス58の部分でクランクケースカバー5
6の外周面には凹凸が形成されている。このため、クラン
クケースカバー56の外周面と導風ケース71の下端と
の間に隙間ができやすい。その結果、上記の隙間からの
冷却風の漏れ量が多い。
【0005】上述の漏れの弊害を防止するためには、上
記の隙間にシーリング剤を充填することが考えられる。
しかし、この場合、上記の導風カバー71に覆われてい
るシリンダヘッド等のエンジン部品をメンテナンスする
ときに次の問題が生じる。即ち、上記エンジン部品をメ
ンテナンスするには、まず、上記シーリング剤を除去し
て導風カバー71を取り外し、次いでメンテナンスを実
施し、引き続いて導風カバー71を取り付け、最後に前
記の隙間にシーリング剤を再び充填するのである。この
ようにシーリング剤の除去と再充填が必要であるため、
そのエンジンのメンテナンス作業が非常に煩雑となる。
本発明の目的は、冷却風の導風ケースをエンジンに気密
状に取付けることとエンジンのメンテナンスを容易にす
ることとを両立できるようにすることにある。
記の隙間にシーリング剤を充填することが考えられる。
しかし、この場合、上記の導風カバー71に覆われてい
るシリンダヘッド等のエンジン部品をメンテナンスする
ときに次の問題が生じる。即ち、上記エンジン部品をメ
ンテナンスするには、まず、上記シーリング剤を除去し
て導風カバー71を取り外し、次いでメンテナンスを実
施し、引き続いて導風カバー71を取り付け、最後に前
記の隙間にシーリング剤を再び充填するのである。この
ようにシーリング剤の除去と再充填が必要であるため、
そのエンジンのメンテナンス作業が非常に煩雑となる。
本発明の目的は、冷却風の導風ケースをエンジンに気密
状に取付けることとエンジンのメンテナンスを容易にす
ることとを両立できるようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、例えば図1と図2に示すように、空冷
エンジンを次のように構成した。即ち、エンジン1の冷
却ファン7から吐出された冷却風をシリンダ3及びシリ
ンダヘッド4の外周空間を経て上記エンジン1の外側空
間へ案内する導風ケース21と、その導風ケース21に
設けた連結用脚部分27と、上記エンジン1のクランク
ケースカバー6の外周部分6aから突設されて上記の連
結用脚部分27に対面するフランジ部分26とを備え
る、ことを特徴とするものである。
達成するために、例えば図1と図2に示すように、空冷
エンジンを次のように構成した。即ち、エンジン1の冷
却ファン7から吐出された冷却風をシリンダ3及びシリ
ンダヘッド4の外周空間を経て上記エンジン1の外側空
間へ案内する導風ケース21と、その導風ケース21に
設けた連結用脚部分27と、上記エンジン1のクランク
ケースカバー6の外周部分6aから突設されて上記の連
結用脚部分27に対面するフランジ部分26とを備え
る、ことを特徴とするものである。
【0007】なお、上記の構成において、前記フランジ
部分26は、上記クランクケースカバー6の締付ボルト
9・9用ボス8・8の共通接線に沿わせて直線状に延び
るように形成することが好ましい。
部分26は、上記クランクケースカバー6の締付ボルト
9・9用ボス8・8の共通接線に沿わせて直線状に延び
るように形成することが好ましい。
【0008】
【作用】本発明は、例えば図1と図2に示すように、次
のように作用する。クランクケースカバー6の外周部分
6aに導風ケース21用フランジ部分26を設けたの
で、その導風ケース21の連結用脚部分27を上記フラ
ンジ部分26へ気密状に接合することによって、上記の
導風ケース21をエンジン1に気密状に取り付けること
が可能となる。しかも、上記フランジ部分26に対して
連結用脚部分27をビス28等の連結具によって容易に
着脱できるので、上記の導風ケース21によって覆われ
ているシリンダヘッド4等のエンジン部品を容易にメン
テナンスできる。
のように作用する。クランクケースカバー6の外周部分
6aに導風ケース21用フランジ部分26を設けたの
で、その導風ケース21の連結用脚部分27を上記フラ
ンジ部分26へ気密状に接合することによって、上記の
導風ケース21をエンジン1に気密状に取り付けること
が可能となる。しかも、上記フランジ部分26に対して
連結用脚部分27をビス28等の連結具によって容易に
着脱できるので、上記の導風ケース21によって覆われ
ているシリンダヘッド4等のエンジン部品を容易にメン
テナンスできる。
【0009】
【実施例】図1と図2は、本発明の一実施例を示してい
る。図1(A)は、エンジンの立面図である。図1(B)
は、上記の図1(A)中のB−B線矢視の拡大した部分断
面図である。図2は、上記の図1(A)のエンジンの右側
面図である。
る。図1(A)は、エンジンの立面図である。図1(B)
は、上記の図1(A)中のB−B線矢視の拡大した部分断
面図である。図2は、上記の図1(A)のエンジンの右側
面図である。
【0010】このエンジン1は、立形空冷式のガソリン
エンジンに構成されている。クランクケース2の上部か
らシリンダ3が上向きに突設され、そのシリンダ3の上
部にシリンダヘッド4とヘッドカバー5とが順に固定さ
れる。上記クランクケース2の開口端2aがクランクケ
ースカバー6によって保密状に覆われる。そのクランク
ケースカバー6の外周部分6aには7箇所のボス8が突
設されており、各ボス8に挿入した締付ボルト9によっ
て上記クランクケースカバー6がガスケット10を介し
て上記クランクケース2の開口端2aに押圧固定されて
いる。
エンジンに構成されている。クランクケース2の上部か
らシリンダ3が上向きに突設され、そのシリンダ3の上
部にシリンダヘッド4とヘッドカバー5とが順に固定さ
れる。上記クランクケース2の開口端2aがクランクケ
ースカバー6によって保密状に覆われる。そのクランク
ケースカバー6の外周部分6aには7箇所のボス8が突
設されており、各ボス8に挿入した締付ボルト9によっ
て上記クランクケースカバー6がガスケット10を介し
て上記クランクケース2の開口端2aに押圧固定されて
いる。
【0011】上記クランクケースカバー6から突出され
たクランク軸12が発電機(図示せず)に連結可能とされ
る。図1(A)中の符号13は、上記の発電機を支持する
ブラケットである。また、符号15は吸気管、符号16
は気化器、符号17は排気管である。符号18は、遠心
式冷却ファン7のファンケースである。上記エンジン1
と上記の発電機とが防音ボックス(図示せず)内に設置さ
れている。
たクランク軸12が発電機(図示せず)に連結可能とされ
る。図1(A)中の符号13は、上記の発電機を支持する
ブラケットである。また、符号15は吸気管、符号16
は気化器、符号17は排気管である。符号18は、遠心
式冷却ファン7のファンケースである。上記エンジン1
と上記の発電機とが防音ボックス(図示せず)内に設置さ
れている。
【0012】上記ファンケース18内の羽根車(図示せ
ず)から吐出された冷却風は、導風ケース21によって
前記シリンダ3及びシリンダヘッド4の外周空間を経て
ダクト22へ案内され、そのダクト22から前記の防音
ボックス(図示せず)の外側空間へ排出される。これによ
り、上記シリンダ3及びシリンダヘッド4から受熱した
冷却風によって防音ボックス内の温度が上昇するのを防
止できる。なお、上記シリンダ3及びシリンダヘッド4
には所定の間隔をあけて冷却風用案内カバー23が装着
されている。
ず)から吐出された冷却風は、導風ケース21によって
前記シリンダ3及びシリンダヘッド4の外周空間を経て
ダクト22へ案内され、そのダクト22から前記の防音
ボックス(図示せず)の外側空間へ排出される。これによ
り、上記シリンダ3及びシリンダヘッド4から受熱した
冷却風によって防音ボックス内の温度が上昇するのを防
止できる。なお、上記シリンダ3及びシリンダヘッド4
には所定の間隔をあけて冷却風用案内カバー23が装着
されている。
【0013】以下、上記の導風ケース21をエンジン1
に取り付けるための構造について説明する。前記ファン
ケース18の上部と前記シリンダ3・シリンダヘッド4
・ヘッドカバー5とが導風ケース21によって上側から
覆われ、その導風ケース21が複数のブラケットおよび
取付けボルト(いずれも図示せず)を介して上記エンジン
1に支持される。
に取り付けるための構造について説明する。前記ファン
ケース18の上部と前記シリンダ3・シリンダヘッド4
・ヘッドカバー5とが導風ケース21によって上側から
覆われ、その導風ケース21が複数のブラケットおよび
取付けボルト(いずれも図示せず)を介して上記エンジン
1に支持される。
【0014】上記の箱状の導風ケース21の下側の開口
縁部と上記エンジン1とが気密される。即ち、上記ファ
ンケース18の外周面の上部には、上記の導風ケース2
1の前開口縁部21aに固定した円弧状ブラケット24
がウレタンゴム製ガスケット(図示せず)を介して押圧接
当される。
縁部と上記エンジン1とが気密される。即ち、上記ファ
ンケース18の外周面の上部には、上記の導風ケース2
1の前開口縁部21aに固定した円弧状ブラケット24
がウレタンゴム製ガスケット(図示せず)を介して押圧接
当される。
【0015】また、前記のクランクケースカバー6の外
周部分6aの上部には、断面視で横U字状のフランジ部
分26が突設される。このフランジ部分26の上面は、
前記ボス8・8の上端同士の共通接線に沿って延びるよ
うに形成されている。上記フランジ部分26に対応し
て、上記の導風ケース21の後開口縁部21bには断面
視でL字状の連結用脚部分27が設けられる。その連結
用脚部分27が複数のビス28とガスケット29とによ
って上記のフランジ部分26に気密状に接合される。
周部分6aの上部には、断面視で横U字状のフランジ部
分26が突設される。このフランジ部分26の上面は、
前記ボス8・8の上端同士の共通接線に沿って延びるよ
うに形成されている。上記フランジ部分26に対応し
て、上記の導風ケース21の後開口縁部21bには断面
視でL字状の連結用脚部分27が設けられる。その連結
用脚部分27が複数のビス28とガスケット29とによ
って上記のフランジ部分26に気密状に接合される。
【0016】なお、上記の導風ケース21の左右の開口
縁部21c・21dは、クランクケース2等のエンジン
構成部材に対して平面状に対面されているため、そのク
ランクケース2等に対してウレタンゴム製のガスケット
(図示せず)だけで気密状に接合されている。
縁部21c・21dは、クランクケース2等のエンジン
構成部材に対して平面状に対面されているため、そのク
ランクケース2等に対してウレタンゴム製のガスケット
(図示せず)だけで気密状に接合されている。
【0017】前述したように、上記クランクケースカバ
ー6のフランジ部分26をボス8・8の共通接線に沿っ
て直線状に形成したので、導風ケース21の連結用脚部
分27も直線状に形成することが可能となり、その導風
ケース21の製作が容易である。
ー6のフランジ部分26をボス8・8の共通接線に沿っ
て直線状に形成したので、導風ケース21の連結用脚部
分27も直線状に形成することが可能となり、その導風
ケース21の製作が容易である。
【0018】上記の実施例は次のように変更可能であ
る。前記フランジ部分26と連結用脚部分27との連結
具は、ビス28に代えて、U字状のバンドや金具等であ
ってもよい。空冷エンジン1は、ガソリンエンジンに代
えてディーゼルエンジンであってもよく、立形に代えて
横形であってもよい。冷却ファン7は、遠心式に代えて
軸流式のものであってもよい。本発明に係る導風ケース
付きエンジンは、防音ボックス内の設置に限定されるも
のではなく、防音ケース無しの設置であってもよい。
る。前記フランジ部分26と連結用脚部分27との連結
具は、ビス28に代えて、U字状のバンドや金具等であ
ってもよい。空冷エンジン1は、ガソリンエンジンに代
えてディーゼルエンジンであってもよく、立形に代えて
横形であってもよい。冷却ファン7は、遠心式に代えて
軸流式のものであってもよい。本発明に係る導風ケース
付きエンジンは、防音ボックス内の設置に限定されるも
のではなく、防音ケース無しの設置であってもよい。
【0019】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成され作用す
ることから次の効果を奏する。クランクケースカバーの
外周部に導風ケース用のフランジ部分を設けたので、そ
の導風ケースの連結用脚部分を上記フランジ部分へ気密
状に接合することによって、上記の導風ケースをエンジ
ンに気密状に取り付けることが可能となる。しかも、上
記フランジ部分に対して連結用脚部分をビス等の連結具
によって容易に着脱できるので、上記の導風ケースによ
って覆われているシリンダヘッド等のエンジン部品を容
易にメンテナンスできる。
ることから次の効果を奏する。クランクケースカバーの
外周部に導風ケース用のフランジ部分を設けたので、そ
の導風ケースの連結用脚部分を上記フランジ部分へ気密
状に接合することによって、上記の導風ケースをエンジ
ンに気密状に取り付けることが可能となる。しかも、上
記フランジ部分に対して連結用脚部分をビス等の連結具
によって容易に着脱できるので、上記の導風ケースによ
って覆われているシリンダヘッド等のエンジン部品を容
易にメンテナンスできる。
【0020】また、上記クランクケースカバーの外周部
分の剛性を上記フランジ部分によって高めることが可能
なので、そのクランクケースカバーをクランクケースに
強力に押圧固定できる。さらに、上記フランジ部分は、
ダイキャスト等によって上記クランクケースカバーと一
体に形成できるので、製作が容易である。従って、上述
の各効果を達成できながらも導風ケースの取付け構造を
安価に製作できる。
分の剛性を上記フランジ部分によって高めることが可能
なので、そのクランクケースカバーをクランクケースに
強力に押圧固定できる。さらに、上記フランジ部分は、
ダイキャスト等によって上記クランクケースカバーと一
体に形成できるので、製作が容易である。従って、上述
の各効果を達成できながらも導風ケースの取付け構造を
安価に製作できる。
【図1】本発明に係るエンジンの一実施例を示してい
る。図1(A)は、上記エンジンの立面図である。図1
(B)は、上記の図1(A)中のB−B線矢視の拡大した部
分断面図である。
る。図1(A)は、上記エンジンの立面図である。図1
(B)は、上記の図1(A)中のB−B線矢視の拡大した部
分断面図である。
【図2】上記の図1(A)のエンジンの右側面図である。
【図3】先発明例を示している。図3(A)は、前記の図
1(A)に相当する部分図である。図3(B)は、上記の図
3(A)中のB−B線矢視の拡大した部分断面図である。
1(A)に相当する部分図である。図3(B)は、上記の図
3(A)中のB−B線矢視の拡大した部分断面図である。
1…エンジン、3…シリンダ、4…シリンダヘッド、6
…クランクケースカバー、6a…クランクケースカバー
6の外周部分、7…冷却ファン、21…導風ケース、2
6…フランジ部分、27…連結用脚部分。
…クランクケースカバー、6a…クランクケースカバー
6の外周部分、7…冷却ファン、21…導風ケース、2
6…フランジ部分、27…連結用脚部分。
Claims (1)
- 【請求項1】 エンジン(1)の冷却ファン(7)から吐出
された冷却風をシリンダ(3)及びシリンダヘッド(4)の
外周空間を経て上記エンジン(1)の外側空間へ案内する
導風ケース(21)と、その導風ケース(21)に設けた連
結用脚部分(27)と、上記エンジン(1)のクランクケー
スカバー(6)の外周部分(6a)から突設されて上記の連
結用脚部分(27)に対面するフランジ部分(26)とを備
える、ことを特徴とする空冷エンジン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14581395A JPH08338242A (ja) | 1995-06-13 | 1995-06-13 | 空冷エンジン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14581395A JPH08338242A (ja) | 1995-06-13 | 1995-06-13 | 空冷エンジン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08338242A true JPH08338242A (ja) | 1996-12-24 |
Family
ID=15393740
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14581395A Pending JPH08338242A (ja) | 1995-06-13 | 1995-06-13 | 空冷エンジン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08338242A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998036162A1 (fr) * | 1997-02-14 | 1998-08-20 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Caisson diffuseur d'air pour moteurs a refroidissement par air |
-
1995
- 1995-06-13 JP JP14581395A patent/JPH08338242A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998036162A1 (fr) * | 1997-02-14 | 1998-08-20 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Caisson diffuseur d'air pour moteurs a refroidissement par air |
US6044811A (en) * | 1997-02-14 | 2000-04-04 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Air guide casing for air-cooled engine |
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