JPH08338135A - コンクリートポンプ車におけるホッパ後方カバー装置 - Google Patents

コンクリートポンプ車におけるホッパ後方カバー装置

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JPH08338135A
JPH08338135A JP14477795A JP14477795A JPH08338135A JP H08338135 A JPH08338135 A JP H08338135A JP 14477795 A JP14477795 A JP 14477795A JP 14477795 A JP14477795 A JP 14477795A JP H08338135 A JPH08338135 A JP H08338135A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hopper
winding member
cover
ratchet wrench
concrete
Prior art date
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Pending
Application number
JP14477795A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Yamashita
泰史 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd filed Critical Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
Priority to JP14477795A priority Critical patent/JPH08338135A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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  • On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)
  • Reciprocating Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ホッパ内より飛散する生コンクリートがホッパ
後方の吐出配管に付着するのを防止する。 【構成】ホッパ6の後部に回転自在な巻取部材12を設
け、巻取部材12には張り出し可能なカバー13を巻取
り可能に設ける。巻取部材12の一端にはカバー13を
巻取るために巻取部材12を回転させるラチェットレン
チ14を着脱可能に設け、ラチェットレンチ14の一部
をホッパ6に固縛しうる固縛装置15を設け、ホッパ6
より飛散する生コンクリートがホッパ6後方の吐出配管
7に付着するのを防止するようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ミキサー車等から供給
された生コンクリートをコンクリートポンプにより吐出
配管を介して打設現場へ圧送するためのコンクリートポ
ンプ車のホッパに関するものでる。
【0002】
【従来の技術】従来のコンクリートポンプ車はホッパ内
の生コンクリートをコンクリートポンプにて打設現場ま
で圧送するようになっており、そのホッパ内にはミキサ
ー車から生コンクリートが供給され、ホッパ内の生コン
クリートは流動化を維持するとともにコンクリートポン
プ側に導くための攪拌羽根にて攪拌されている。またホ
ッパの上部前端にはホッパ上部を開閉するための開閉蓋
が回動自在に軸支されており、生コンクリート圧送時に
は開閉蓋を上方回動させ、圧送終了後は下方回動させ
て、ホッパ内に異物が侵入するのを防止するようになっ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが前記構造にあ
っては、ミキサー車からホッパ内に落下供給された生コ
ンクリートがホッパ内に溜まった生コンクリートに衝突
してホッパ外へ飛散したり、ホッパ内で攪拌羽根によっ
て攪拌された生コンクリートがホッパ外へ飛散する。そ
の際、ホッパの前方へ飛散する生コンクリートは上方回
動位置にある開閉蓋に当たるため、ホッパ前方に生コン
クリートが飛散するのは防止することができる。しかし
ホッパの後方へ飛散する生コンクリートはホッパ後方下
部の吐出配管に直接付着するため、生コンクリート圧送
終了後に吐出配管を水洗いしなければならず、特に吐出
配管は断面円形で屈曲しているため大変労力を要する作
業であった。そこで本発明は、生コンクリート供給時に
ホッパ内より飛散する生コンクリートが吐出配管に付着
するのを防止するようしたコンクリートポンプ車におけ
るホッパ後方カバー装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、車体後部にミ
キサー車等から供給される生コンクリートを受け入れる
ホッパを搭載し、前記ホッパ下部にはホッパの後方に伸
長された吐出配管を連接してホッパ内の生コンクリート
をコンクリートポンプにて打設現場まで圧送するコンク
リートポンプ車において、前記ホッパ後部に回転自在な
巻取部材を設け、前記巻取部材にはホッパ内より飛散す
る生コンクリートが吐出配管に付着するのを防止するた
めのカバーを巻取り可能に設け、前記巻取部材の一端に
はカバーを巻取るために前記巻取部材を回転させるラチ
ェットレンチを着脱可能に設け、前記ホッパにはラチェ
ットレンチの一部を固縛しうる固縛装置を設けたことを
特徴とするものである。
【0005】
【作用】ホッパ内へ生コンクリートを供給したり、ホッ
パ内の生コンクリートを圧送する時は巻取部材に巻取り
収納されたカバーを手で引っ張り出して吐出配管を覆
い、前記カバーによりホッパ内から飛散した生コンクリ
ートが付着するのを防止する。ところでカバーを張り出
す方向への巻取部材の回転は規制されない状態になって
いる。 生コンクリート圧送終了後は生コンクリートが
付着したカバーを水洗いした後、固縛装置によるラチェ
ットレンチの固縛を解除させ、ラチェットレンチで巻取
部材を回転させてカバーを巻取部材に巻取って収納す
る。カバー収納後はラチェットレンチを固縛装置により
ホッパ側部に固縛する。またコンクリートポンプ車の各
部を修理する場合には、カバー巻取り用のラチェットレ
ンチを固縛解除させて工具として使用する。
【0006】
【実施例】以下本発明の実施例を図面にて説明すると、
図1及び図2において、1は生コンクリートを圧送する
ためのコンクリートポンプ車であって、該コンクリート
ポンプ車1の車体2中央部には、コンクリートポンプ3
が搭載されている。前記コンクリートポンプ3は、一対
のポンプシリンダ4と、該ポンプシリンダ4の後方に設
けたバルブ装置5とから成り、前記バルブ装置5の上方
にはホッパ6を設けた、前記バルブ装置5の後方には吐
出配管7を設け、前記ホッパ6内に供給された生コンク
リートを一対のポンプシリンダ4で交互に吸い込み・圧
送を行い、バルブ装置5の揺動にて前記一対のポンプシ
リンダ4を吐出配管7に交互に連通させ、生コンクリー
トを打設現場まで圧送するようになっている。
【0007】前記ホッパ6の両側部及び後部には略コ字
形の薄板からなるホッパフロア8が横設されており、洗
浄作業や保守作業を行う際の足場を確保するようになっ
ている。また前記ホッパ6内部には攪拌羽根9が回転可
能に軸支されており、ホッパ6内の生コンクリートの流
動化を維持するとともにポンプシリンダ4側に導くよう
になっている。10は前記ホッパ6の上部前端に開閉可
能に軸支された開閉蓋である。
【0008】前記ホッパ6の後部にはホッパ6より飛散
する生コンクリートが吐出配管7に付着するのを防止す
るためのカバー装置11が設けられており、前記カバー
装置11はホッパフロア8の後部下方に設けられた巻取
部材12と、該巻取部材12に巻き付けられたシート状
のカバー13と、該巻取部材12に着脱可能に設けたラ
チェットレンチ14と、該ラチェットレンチ14をホッ
パ6側部に固縛する固縛装置15とから成っている。
【0009】前記巻取部材12はホッパフロア8の略横
幅全長にわたる長さを有し、該巻取部材12の両端部は
図4の如くホッパフロア8の下面に突設した一対の支持
ブラケット16にて回転可能に支持されている。また前
記巻取部材12の一端には六角ボルトの被係合部17が
一体形成されており、図5の如く前記被係合部17には
前記ラチェットレンチ14が係合できるようになってい
る。
【0010】前記カバー13は吐出配管7を覆うことが
できる程度の広さであって、一方の端縁は巻取部材12
の外周面に固定され、他方のフリーの端縁を広げること
により吐出配管7を覆いホッパ6より飛散する生コンク
リートが吐出配管7に付着するのを防止できるようにな
っている。また巻取部材12の回転にて巻取部材12の
外周面にカバー13を巻取り収納できるようになってい
る。
【0011】前記ラチェットレンチ14は図3の如く係
合部18と把持部19とから形成されており、前記係合
部18を巻取部材12の被係合部17に係合させて把持
部19を上下回動させることにより、係合部18ととも
に巻取部材12が回転するようになっている。その際、
係合部18は図9の如く矢印Aの方向に回動させるとラ
チェットレンチ14と被係合部17とが係合状態とな
り、矢印Bの方向に回動させるとラチェットレンチ14
と被係合部17との係合状態が解除するようになってい
る。
【0012】前記固縛装置15は、図3、図6及び図7
に示す如くホッパ6側方のホッパフロア8の下面に突設
した補強板20に断面逆L字形の固定部材21を固着
し、前記固定部材21に固着した受金具22と、前記受
金具22の凹陥部23内に回転自在に抱持され操作杆2
4を有する回転金具25とより構成している。前記受金
具22及び回転金具25にはラチェットレンチ14の把
手部と略同径の円弧を有する略U字形の係合溝26、2
7が設けてあり、両係合溝26、27を一致させること
によりラチェットレンチ14の把手部を抜き差しできる
ようになっている。
【0013】本発明は前記の如き構成で次に作用につい
て説明する。生コンクリートを打設する際は、巻取部材
12に巻取り収納されているカバー13の端縁を手で引
張り出して図8の如くホッパ6後方の吐出配管7を覆う
ように広げた状態にする。その際、巻取部材12のラチ
ェットレンチ14と被係合部17とは係合解除状態にあ
る。
【0014】この状態でホッパ6内にミキサー車より生
コンクリートを供給する。前記供給時には、ホッパ6内
に落下供給された生コンクリートがホッパ6内に溜まっ
た生コンクリートに衝突してホッパ6後方へ飛散した
り、ホッパ6内で攪拌羽根9によって攪拌された生コン
クリートがホッパ6後方へ飛散するので、ホッパ6後方
に飛散する生コンクリートをカバー13で受け止める。
これによりホッパ6後方の吐出配管7に生コンクリート
が付着するのを防止することができる。その際、ホッパ
6前方に飛散する生コンクリートは上方回動位置にある
開閉蓋10に当たるので、ホッパ6前方に生コンクリー
トが飛散するのを防止することができる。
【0015】生コンクリート圧送終了後はまず生コンク
リートが付着したカバー13を洗浄した後、ラチェット
レンチ14の固縛装置15を解除する。すなわち図6の
如く垂下状態にある操作杆24を時計方向へ回動させて
図7の如く回転金具25の係合溝27を受金具22の係
合溝26に一致させラチェットレンチ14の把持部19
を外す。固縛解除したラチェットレンチ14の把持部1
9を図8の如く上下回動させて巻取部材12を回転させ
巻取部材12の外周面にカバー13を巻取って図2の如
くホッパフロア8の後部下方に収納する。
【0016】カバー13収納後は、固縛装置15により
ラチェットレンチ14をホッパ6側部に固定させる。す
なわち回転金具25の係合溝27を受金具22の係合溝
26に一致させた状態で、ラチェットレンチ14の係合
部18を巻取部材12の被係合部17に係合させた状態
でラチェットレンチ14の把持部19を両係合溝26、
27に当接するまで時計方向に回動させる。その後操作
杆24を反時計方向に回動させて回転金具25の係合溝
27を回転させると、図4の如くラチェットレンチ14
の把持部19は両係合溝26、27に固定される。
【0017】これによりラチェットレンチ14はホッパ
6側部に固定されるため、カバー13巻取り後のラチェ
ットレンチ14の置場を確保することができる。更にラ
チェットレンチ14は被係合部17と係合状態で固縛さ
れているため、走行中にカバー13が自然に出てくるこ
とを防止することができる。一方、コンクリートポンプ
車1の各部修理を行う場合は、ホッパ6側部に固縛され
たラチェットレンチ14を前記方法により固縛解除させ
た後、巻取部材12の被係合部17からラチェットレン
チ14を取り外して修理用の工具として使用する。修理
後は前記と逆の方法でラチェットレンチ14をホッパ6
側部に固縛する。
【0018】このようにラチェットレンチ14は一般の
修理用工具としても兼用することができ、また修理用工
具収納のための工具箱も不要となる。
【0019】
【発明の効果】以上の如く本発明は、前記ホッパ後部に
回転自在な巻取部材を設け、前記巻取部材には張出可能
なカバーを巻取り可能に設け、前記カバーにて吐出配管
を覆いホッパの後方に飛散する生コンクリートをカバー
で受け取めるようにしたのでホッパ後方の吐出配管に生
コンクリートが付着するのを防止することができるとと
もに不使用時にはコンパクトに格納しておくことができ
る。
【0020】また前記巻取部材の一端にはカバーを巻取
るために巻取部材を回転させるラチェットレンチを着脱
可能に設け、前記ラチェットレンチの一部をホッパ側の
固縛装置にて固縛するようにしたので、カバー巻取り後
のラチェットレンチの置場を確保することができるとと
もに、ラチェットレンチをコンクリートポンプ車の各部
修理を行う際の工具としても兼用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体斜視図である。
【図2】本発明のカバー装置を示す側面図である。
【図3】本発明の固縛装置を示す拡大図である。
【図4】図3のA−A図である。
【図5】ラチェットレンチと被係合部との係合状態図で
ある。
【図6】図3のB−B断面図である。
【図7】固縛装置の作業状態図である。
【図8】カバー装置の作業状態図である。
【図9】ラチェットレンチの作業状態図である。
【符号の説明】
1 コンクリートポンプ車 2 車体 6 ホッパ 7 吐出配管 11 カバー装置 12 巻取部材 13 カバー 14 ラチェットレンチ 15 固縛装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体後部にミキサー車等から供給される
    生コンクリートを受け入れるホッパを搭載し、前記ホッ
    パ下部にはホッパの後方に伸長された吐出配管を連接し
    てホッパ内の生コンクリートをコンクリートポンプにて
    打設現場まで圧送するコンクリートポンプ車において、
    前記ホッパ後部に回転自在な巻取部材を設け、前記巻取
    部材にはホッパ内より飛散する生コンクリートが吐出配
    管に付着するのを防止するためのカバーを巻取り可能に
    設け、前記巻取部材の一端にはカバーを巻取るために前
    記巻取部材を回転させるラチェットレンチを着脱可能に
    設け、前記ホッパにはラチェットレンチの一部を固縛し
    うる固縛装置を設けたことを特徴とするコンクリートポ
    ンプ車におけるホッパ後方カバー装置。
JP14477795A 1995-06-12 1995-06-12 コンクリートポンプ車におけるホッパ後方カバー装置 Pending JPH08338135A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14477795A JPH08338135A (ja) 1995-06-12 1995-06-12 コンクリートポンプ車におけるホッパ後方カバー装置

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JP14477795A JPH08338135A (ja) 1995-06-12 1995-06-12 コンクリートポンプ車におけるホッパ後方カバー装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08338135A true JPH08338135A (ja) 1996-12-24

Family

ID=15370196

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14477795A Pending JPH08338135A (ja) 1995-06-12 1995-06-12 コンクリートポンプ車におけるホッパ後方カバー装置

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JP (1) JPH08338135A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013104195A (ja) * 2011-11-11 2013-05-30 Toda Constr Co Ltd コンクリート打設用治具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013104195A (ja) * 2011-11-11 2013-05-30 Toda Constr Co Ltd コンクリート打設用治具

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