JPH08337384A - 乗客コンベアの安全装置 - Google Patents
乗客コンベアの安全装置Info
- Publication number
- JPH08337384A JPH08337384A JP14709395A JP14709395A JPH08337384A JP H08337384 A JPH08337384 A JP H08337384A JP 14709395 A JP14709395 A JP 14709395A JP 14709395 A JP14709395 A JP 14709395A JP H08337384 A JPH08337384 A JP H08337384A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- passenger
- skirt guard
- distance
- light
- conveyor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【構成】乗客コンベアのスカートガード３に乗客に不快
感を与える光を発する発光体５と乗客とスカートガード
３の距離を測定する距離測定装置８を交互に配し、乗客
が規定値以上スカートガード３に近づくと、距離測定装
置８が動作し、昇運転時に閉じ接点または下降運転時に
閉じる接点のいずれかによって、距離検出装置８の検出
部よりも降り口側にある発光体５を点灯し、乗客に不快
感を与える光を発する。 【効果】乗客が安全装置に興味を示し、欄干の下部スカ
ートガードパネルに近づいて挾まれ事故を起こし易い状
況を作り出すことなく、挾まれ事故を未然に防ぐ。
感を与える光を発する発光体５と乗客とスカートガード
３の距離を測定する距離測定装置８を交互に配し、乗客
が規定値以上スカートガード３に近づくと、距離測定装
置８が動作し、昇運転時に閉じ接点または下降運転時に
閉じる接点のいずれかによって、距離検出装置８の検出
部よりも降り口側にある発光体５を点灯し、乗客に不快
感を与える光を発する。 【効果】乗客が安全装置に興味を示し、欄干の下部スカ
ートガードパネルに近づいて挾まれ事故を起こし易い状
況を作り出すことなく、挾まれ事故を未然に防ぐ。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は乗客コンベアの安全装置
に関する。
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来は、特開平３−259895号公報のよう
に乗客に注意を促す点滅灯を設置していた。
に乗客に注意を促す点滅灯を設置していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術は欄干の下
部スカートガードパネルに点滅灯を設置することにより
乗客に注意を促し挾まれ事故を防止するものであるが、
幼児などは点滅する光に興味を示し、欄干の下部スカー
トガードパネルに近づいて挾まれ事故を起こし易い状況
を作り出す恐れがある。
部スカートガードパネルに点滅灯を設置することにより
乗客に注意を促し挾まれ事故を防止するものであるが、
幼児などは点滅する光に興味を示し、欄干の下部スカー
トガードパネルに近づいて挾まれ事故を起こし易い状況
を作り出す恐れがある。
【０００４】本発明の目的は、挾まれ事故を未然に防止
することにある。
することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】スカートガードに乗客に
不快感を与える光を発する発光体と乗客とスカートガー
ドの距離を測定する距離測定装置を交互に配し、昇運転
時に閉路する接点と下降運転時に閉じる接点によって、
距離検出装置の検出部よりも降り口側にある発光体を選
択し点灯することにより発生する乗客に不快感を与える
光によって乗客が反射的にスカートガードから離れるよ
うにする。
不快感を与える光を発する発光体と乗客とスカートガー
ドの距離を測定する距離測定装置を交互に配し、昇運転
時に閉路する接点と下降運転時に閉じる接点によって、
距離検出装置の検出部よりも降り口側にある発光体を選
択し点灯することにより発生する乗客に不快感を与える
光によって乗客が反射的にスカートガードから離れるよ
うにする。
【０００６】
【作用】スカートガードに乗客に不快感を与える光を発
する発光体と乗客とスカートガードの距離を測定する距
離測定装置を交互に配し、乗客が規定値以上スカートガ
ードに近づくと、距離測定装置が動作し、昇運転時に閉
路する接点または下降運転時に閉じる接点のいずれかに
よって、距離検出装置の検出部よりも降り口側にある発
光体を点灯し、その乗客に不快感を与える光によって乗
客を反射的にスカートガードから離れるようにすること
ができる。
する発光体と乗客とスカートガードの距離を測定する距
離測定装置を交互に配し、乗客が規定値以上スカートガ
ードに近づくと、距離測定装置が動作し、昇運転時に閉
路する接点または下降運転時に閉じる接点のいずれかに
よって、距離検出装置の検出部よりも降り口側にある発
光体を点灯し、その乗客に不快感を与える光によって乗
客を反射的にスカートガードから離れるようにすること
ができる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の一実施例について述べる。
【０００８】まず、乗客コンベア欄干の下部スカートガ
ードパネル部の構成について説明する。
ードパネル部の構成について説明する。
【０００９】図１は乗客コンベアの欄干を踏段側から見
た図である、１は踏段、２は欄干、３は欄干２の下部に
踏段１と小さな隙間を存して配するスカートガードを表
す。４は欄干２の外周を踏段１と同期して移動する移動
手摺である。
た図である、１は踏段、２は欄干、３は欄干２の下部に
踏段１と小さな隙間を存して配するスカートガードを表
す。４は欄干２の外周を踏段１と同期して移動する移動
手摺である。
【００１０】５はキセノン管を示し、６は赤外線距離測
定装置の検出部を表す。
定装置の検出部を表す。
【００１１】図２ないし図４は乗客コンベア安全装置の
ブロック図を表す。
ブロック図を表す。
【００１２】矢印は乗客コンベアの踏段１が移動する方
向を示す。
向を示す。
【００１３】７はキセノン管の駆動装置、８は赤外線距
離測定装置の距離測定部、９はキセノン管の駆動装置７
のトリガー用トランジスタ、１０は上昇運転時に閉路す
る接点を表し、１１は下降運転時に閉じる接点を示す。
離測定装置の距離測定部、９はキセノン管の駆動装置７
のトリガー用トランジスタ、１０は上昇運転時に閉路す
る接点を表し、１１は下降運転時に閉じる接点を示す。
【００１４】なお、昇運転時に閉じる接点１０と下降運
転時に閉じる接点１１は同時に閉路する事はない。
転時に閉じる接点１１は同時に閉路する事はない。
【００１５】５はキセノン管を示し、６は赤外線距離測
定装置の検出部を表す。
定装置の検出部を表す。
【００１６】次に、安全装置の動作を乗客コンベアが上
昇運転する場合を例にとって説明する。
昇運転する場合を例にとって説明する。
【００１７】乗客コンベアは上昇運転中であるので、昇
運転時に閉路する接点１０は閉じ、下降運転時に閉路す
る接点１１は開の状態になっている。
運転時に閉路する接点１０は閉じ、下降運転時に閉路す
る接点１１は開の状態になっている。
【００１８】この状態で乗客が、スカートガード３に近
づくと、カートガード３に取り付けた赤外線距離測定装
置の検出部６、および赤外線距離測定装置の測定部８で
乗客とスカートガード３の距離を測定する。
づくと、カートガード３に取り付けた赤外線距離測定装
置の検出部６、および赤外線距離測定装置の測定部８で
乗客とスカートガード３の距離を測定する。
【００１９】乗客とスカートガード３の距離が所定値以
下である場合、トリガー用トランジスタ９が動作し、距
離検出装置の検出部６よりも降り口側にあるキセノン管
の駆動装置７を動作させることによってキセノン管５を
点灯させる。
下である場合、トリガー用トランジスタ９が動作し、距
離検出装置の検出部６よりも降り口側にあるキセノン管
の駆動装置７を動作させることによってキセノン管５を
点灯させる。
【００２０】乗客に不快感を与える光としてキセノン管
が発する強い閃光を利用するが、この他、不快な色の
光，極度に照度の高い光を利用する方法も考えることが
できる。
が発する強い閃光を利用するが、この他、不快な色の
光，極度に照度の高い光を利用する方法も考えることが
できる。
【００２１】
【発明の効果】本発明によれば、欄干の下部スカートガ
ードパネルと乗客の距離を測定し、一定の距離以下にな
ると発光体から乗客に不快感を与える光を発し、乗客が
反射的に欄干の下部スカートガードパネルから離れるた
め、乗客が安全装置に興味を示し、欄干の下部スカート
ガードパネルに近づいて挾まれ事故を起こし易い状況を
作り出すことなく、挾まれ事故を未然に防止することが
できる。
ードパネルと乗客の距離を測定し、一定の距離以下にな
ると発光体から乗客に不快感を与える光を発し、乗客が
反射的に欄干の下部スカートガードパネルから離れるた
め、乗客が安全装置に興味を示し、欄干の下部スカート
ガードパネルに近づいて挾まれ事故を起こし易い状況を
作り出すことなく、挾まれ事故を未然に防止することが
できる。
【図１】乗客コンベア安全装置の側面図。
【図２】乗客コンベア安全装置のブロック図。
【図３】乗客コンベア安全装置のブロック図。
【図４】乗客コンベア安全装置のブロック図。
１…踏段、２…欄干、３…スカートガード、４…移動手
摺、５…キセノン管、６…検出部、７…駆動装置、８…
距離測定部、９…トランジスタ、１０，１１…接点。
摺、５…キセノン管、６…検出部、７…駆動装置、８…
距離測定部、９…トランジスタ、１０，１１…接点。
Claims (2)
- 【請求項１】一方の乗降口から他方の乗降口にかけて無
端状に連結されて移動する踏板と、前記踏板と同期移動
するハンドレールと、前記踏板の両端に直立して前記ハ
ンドレールの走行路を形成する欄干とを含むものにおい
て、前記欄干の下部スカートガードパネルに不快な光を
放つ発光体と、前記欄干の下部スカートガードパネルと
乗客の距離を測定する装置を交互に内蔵したことを特徴
とする乗客コンベアの安全装置。 - 【請求項２】請求項１において、前記乗客コンベアの運
転方向にあわせて、前記乗客に不快感を与える光を発す
る前記発光体が、前記乗客を検出した前記欄干の前記下
部スカートガードパネルと前記乗客の距離を測定する装
置よりも前記乗客コンベアの降り口側に位置するよう
に、前記発光体の点灯のトリガーとなる前記欄干の前記
下部スカートガードパネルと前記乗客の距離を測定する
装置を選択する乗客コンベアの安全装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14709395A JPH08337384A (ja) | 1995-06-14 | 1995-06-14 | 乗客コンベアの安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14709395A JPH08337384A (ja) | 1995-06-14 | 1995-06-14 | 乗客コンベアの安全装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08337384A true JPH08337384A (ja) | 1996-12-24 |
Family
ID=15422325
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14709395A Pending JPH08337384A (ja) | 1995-06-14 | 1995-06-14 | 乗客コンベアの安全装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08337384A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011178525A (ja) * | 2010-03-02 | 2011-09-15 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | エスカレータ引き込まれ防止装置 |
-
1995
- 1995-06-14 JP JP14709395A patent/JPH08337384A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011178525A (ja) * | 2010-03-02 | 2011-09-15 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | エスカレータ引き込まれ防止装置 |
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