JPH0833708B2 - 人工呼吸の練習をするためのマネキン - Google Patents

人工呼吸の練習をするためのマネキン

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JPH0833708B2
JPH0833708B2 JP63093333A JP9333388A JPH0833708B2 JP H0833708 B2 JPH0833708 B2 JP H0833708B2 JP 63093333 A JP63093333 A JP 63093333A JP 9333388 A JP9333388 A JP 9333388A JP H0833708 B2 JPH0833708 B2 JP H0833708B2
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JP63093333A
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ビョルン ケーンケ オレ
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アムブー アンテルナシオナール アクチェセルスカベト
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    • G09BEDUCATIONAL OR DEMONSTRATION APPLIANCES; APPLIANCES FOR TEACHING, OR COMMUNICATING WITH, THE BLIND, DEAF OR MUTE; MODELS; PLANETARIA; GLOBES; MAPS; DIAGRAMS
    • G09B23/00Models for scientific, medical, or mathematical purposes, e.g. full-sized devices for demonstration purposes
    • G09B23/28Models for scientific, medical, or mathematical purposes, e.g. full-sized devices for demonstration purposes for medicine
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、口−口法又は口−鼻法によって人口呼吸の
練習をするためのマネキンに関する。
このマネキンは、肺を模した膨張可能な要素(以下、
「肺」という)と、胸を模した要素(以下、「胸」とい
う)と、頭部を模した中空要素とを含み、前記頭部は、
空気口をもつ交換できる2膨張可能なバッグを収容する
キャビティを有し、この空気口は、口及び鼻を模した交
換可能な要素と気密連結されており、頭部のキャビティ
は、空気口を介して肺と連結されている。
〔従来の技術〕
デンマーク特許明細書第137,206号が上記の形式のマ
ネキンを開示している。
従来技術のマネキンの交換できる膨張可能なバッグを
非弾性材料で作るのが好ましく、このバッグは、使用者
がマネキンの口又は鼻要素から口を移してバッグ内部の
圧力を大気圧に戻すときに生ずる非膨張状態に戻ると
き、肺が潰れるような形状を有する。バックの崩壊と同
時に、バッグの膨張の際、空気口を介して頭部のキャビ
ティ、次いで肺に導入された空気は、頭部のキャビティ
に流れる。
第2エアシステム(即ち、バッグ、エアダクト及び肺
を囲む頭部のキャビティの部分)が漏洩し、実際に漏洩
がしばしば生ずる場合には、肺の膨張の際、空気は第2
エアシステムから周囲の大気に通る。
従って、肺が非膨張状態に戻ったとき、バッグは完全
に潰れない。
その結果、バッグの新たな膨張の際、少量の空気がエ
アダクト及び肺に導入され、その後の各サイクルの際、
導入する空気量は増加する。
バッグの中の空気の蓄積量のため、第2エアシステム
の僅かな漏洩でさえ、各サイクルの際、マネキンが徐々
に解剖学的に正確に機能しなくなる(即ち、再生しなく
なる)ような変化を引き起こす。
弾性材料のバッグ(例えば、ゴムの風船)を使用する
ことが試みられてきたが、肺及び胸の膨張に抗する抵抗
を模す場合には、肺の性状よりもむしろゴム風船の性状
に依存するため、マネキンの使用に際して、現実性が損
なわれる。さらに、かかるゴム風船は高品質の要求を満
たさなければならず、かかる要求は風船を高価にし実施
コストを増大させる。かくして、衛星上の理由のため、
特に、伝染物の拡散のおそれを減少させるために、新し
い人間が使い始めるときに、新しい風船を挿入しなけれ
ばならない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的は、第2エアシステムの漏洩によって引
き起こされる上述の欠点を除去したり減少させたりする
ことである。
〔問題点を解決するための手段〕
以下の説明から明らかになるこの目的及びその他の目
的は、静止状態において所定の内部容積を有する弾性的
に膨張可能なカバーによってバッグが囲まれていること
を特徴とする本発明のマネキンによって達成される。
弾性的に膨張可能なカバーは、バッグの次の各サイク
ル(即ち、膨張に引き続く圧力解放によるガス放出)が
静止状態におけるカバーの内部容積に対応する程度に潰
れるようにする。従って、マネキンの使用を延長された
後でさえ、空気はバッグの中に残らない。
使用者の呼気がカバーに接触しないので、マネキンの
各人の使用の後に、弾性的に膨張可能なカバーを交換す
る必要はない。かくして、マネキンの使用コストを著し
く増大させることなしに、比較的高価なカバーを使用す
ることができる。
バッグとこれを囲む弾性的に膨張可能なカバーを組み
合わせて使用する利点は、単純で廉価なバッグを使用す
ることができることにある。廉価なプラスチックのフィ
ルム又は紙でバッグを準備することができる。
カバーは気密である必要はなく、バッグが確実に再生
可能なように潰れることができ且つ膨張に抗する許容で
きない抵抗を備えていなければ良い。
カバーは管状であるのが好ましく、特に本発明の好適
な実施例では、カバーは、全体的に或いは部分的に弾性
的な糸すなわち紡ぎ糸からなる織られた管状の部材から
構成される。
商標「サージフィックス」(Surgifix)として市販さ
れている管状の装飾材料が特に適当なカバー材料であ
る。
バッグを交換するときなカバーを取り替える必要はな
いので、カバーを頭部に恒久的に取り付けることが好ま
しい。
第2エアシステムの僅かな漏洩の場合には、カバーに
よって引き起こされるバッグの崩壊と関連して部分真空
が作り出される。かかる場合においては、第2エアシス
テムに一方向弁を設けることが好ましく、この一方向弁
により、第2エアシステムの内部の圧力が部分真空であ
るときに、空気は周囲大気から第2エアシステムに流れ
る。
次に、添付図面を参照して、本発明を一層詳細に説明
する。
〔実施例〕
図示したマネキンは、首部分2によって胸3と連結さ
れている頭部1を含む。頭部1は、キャビティ5を有す
る頭蓋4を含む。頭蓋4の前側は孔を含み、例えばゴム
リングのような密封リング6が孔の中に挿入されてい
る。密封リング6の内側は環状溝7を含み、例えば硬質
プラスチック材料からなるリング8が溝7の中に取り付
けられている。リング8は、弾性的に膨張可能な管状カ
バー9の一端を溝7の中に維持する。管状カバーの反対
側の端は、休止状態(第1図)においても膨張状態(第
2図)においても頭蓋4の後側に密接して位置決めされ
ている。
頭部1は又、例えば軟質プラスチック材料から作られ
た交換可能な口及び鼻要素10を含み、口を模した孔11
と、鼻孔を模した開口12とを含む。
口及び鼻要素10は内部溝を含み、(例えば硬質プラス
チック材料から作られた)ブッシング14の半径方向に延
びた環状フランジ13が環状溝の中に挿入されている。ブ
ッシング14は膨張可能なバッグ15の開口の中に挿入さ
れ、前記バッグ14は、ブッシング14の外側と密封リング
6の内部環状ビード16との間に維持される。
図示したマネキンは又、キャビティ5と連結され且つ
内部の圧力が部分真空圧まで減少するときに開放するば
ね作動式一方向弁21を有するエアダクト20を含む。エア
ダクト20は胸3のキャビティ22と連結されており、前記
キャビティ22は、膨張可能な膜23によって覆われてい
る。
図示したマネキンは、次のようにして使用される。
以前に使用したバッグがあれば、取り外して新しい口
及び鼻要素10並びにブッシング14と一緒に新しいバッグ
と取り替えることができるように、マネキンを使用し始
める前に、口及び鼻要素10をブッシング14と一緒に取り
外す。
新しい口及び鼻要素10を正確に取り付けると、マネキ
ンの使用の準備ができる。
人口呼吸の練習を口−鼻法によって行うか或いは口−
口法によって行うかに応じて、使用者は、開口12と孔11
をそれぞれ介して口及び鼻要素10に空気を吹き込み、孔
13又は開口12を指で覆う。
空気を口及び鼻要素10に導入することによって、バッ
グ15は膨らみカバー9は膨張する。
バッグ15の膨張の際、空気は頭蓋4から押し出され、
エアダクト20、次いでキャビティ22に押し込まれ、膜23
を膨張させる。
口及び鼻要素10への空気の導入が止まると、キャビテ
へ22を覆っている膜23の収縮により、空気は頭蓋4のキ
ャビティ5に送られ、バッグ15は潰れる。
バッグ15の崩壊は、キャビティ5の過圧力によって一
部引き起こされ、休止状態まで収縮するカバー9によっ
て一部引き起こされる。
カバー9の静止状態は予め決められており、第2エア
システムがあっても、その漏洩に依存しない。
第2エアシステムの漏洩による空気流が極めて遅くシ
ステムに部分真空が作り出されている場合には、空気は
一方向弁21を介してシステムに達する。
かくして、バッグ15は、各周期の最初に同じ容量の空
気を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるマネキンのバッグ及びカバーが潰
れた状態の好適な実施例の断面図、第2図は第1図のマ
ネキンのバッグ及びカバーが膨張した状態の断面図、第
3図は本発明のマネキンの口及び鼻要素の拡大断面図で
ある。 1……頭部、2……首部分、3……胸、4……頭蓋、5
……頭蓋のキャビティ、6……密封リング、9……カバ
ー、15……バッグ、21……一方向弁、22……胸のキャビ
ティ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】肺を模した膨張可能な要素と、胸を模した
    要素と、頭部を模した要素とを含み、前記頭部要素は交
    換できる膨張可能なバッグを収容するキャビティを含
    み、前記バッグは口及び鼻を模した交換可能な要素と気
    密連結された空気口を有し、頭部のキャビティをエアダ
    クトを介して肺を模した要素と連結されている、口−口
    法又は口−鼻法により人工呼吸の練習をするためのマネ
    キンにおいて、 バッグは、静止状態において所定の内部容積を有する弾
    性的に膨張可能なカバーによって囲まれていることを特
    徴とするマネキン。
  2. 【請求項2】カバーは管状であることを特徴とする請求
    項(1)記載のマネキン。
  3. 【請求項3】カバーは、全体的に或いは部分的に弾性的
    な糸すなわち紡ぎ糸からなる織られた管状の本体から構
    成されていることを特徴とする請求項(2)記載のマネ
    キン。
  4. 【請求項4】カバーは頭部要素に恒久的に取り付けられ
    ていることを特徴とする請求項(1)又は(2)記載の
    マネキン。
  5. 【請求項5】エアダクトは、中の圧力が部分真空である
    ときに空気を流入させる一方向弁を含むことを特徴とす
    る請求項1(1)乃至(4)のいずれかに記載のマネキ
    ン。
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