JPH10314308A - 喉頭部マスク組立体 - Google Patents

喉頭部マスク組立体

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JPH10314308A
JPH10314308A JP10122099A JP12209998A JPH10314308A JP H10314308 A JPH10314308 A JP H10314308A JP 10122099 A JP10122099 A JP 10122099A JP 12209998 A JP12209998 A JP 12209998A JP H10314308 A JPH10314308 A JP H10314308A
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JP
Japan
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cuff
component
laryngeal
mask
mask assembly
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JP10122099A
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Eric Pagan
ペーガン エリック
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Smiths Group PLC
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 改良された喉頭部マスク組立体を提供するこ
とにある。 【解決手段】 喉頭部マスク組立体は、患者側端部２に
向かって弾性スカートにより形成されたマスク部分３０
を具える管状軸１を有し、この管状軸は下咽頭の部分で
の組織によりシールする。数個の管状補強構成部材４２
を有する膨張可能なカフ４は組立体の患者側喉頭部の入
口３４に軸線状に突出する。患者側端部に向かって、カ
フ４は、フラップ４７を有するが、このフラップはカフ
によりパッセージを通常は閉鎖して、喉頭蓋の進入を防
止する。フラップ４７を固着された引っ張りコード５０
により、フラップは一方に引くことができ、このフラッ
プは喉頭蓋を変形させてカフ４を通るパッセージを開放
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、患者側端部に向か
ってマスク部分を有する管状軸を具える種類の喉頭部マ
スク組立体に関するものであり、このマスク部分は、下
咽頭の部分で組織によりシールするように適合される。
【０００２】
【従来の技術】患者用に麻酔ガス及び換気ガスを管理す
る為の喉頭部マスクとして知られているエアウエイを使
用することが一般的な習慣である。これらのエアウエイ
は、その一端に膨張可能なマスクか或いは又カフを含
み、この管は、一端が下咽頭に位置し、マスクがこの領
域で周囲の組織とシールを形成するように患者の口のな
かに挿入される。喉頭部マスクは、例えばＵＳ第５３５
５８７９号、ＵＳ第５３０５７４３号、ＵＳ第５２９７
５４７号、ＵＳ第５２８２４６４号、ＧＢ２２６７０３
４号、ＵＳ第５２４９５７１号、ＵＳ第５２４１９５６
号、ＵＳ第５３０３６９７号、ＧＢ第２２４９９５９
号、ＧＢ第２１１１３９４号、ＥＰ第４４８８７８号、
ＵＳ第４９９５３８８号、ＧＢ第２２０５４９９号、Ｇ
Ｂ第２１２８５６１号、及びＧＢ第９６０３５５５号に
記載されている。
【０００３】喉頭部マスクは、より長く、声帯の下で気
管でシールされる気管内管より優れた幾つかの利点があ
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、改良
された喉頭部マスク組立体を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上述し
た種類の喉頭部マスク組立体は、前記組立体が更に、マ
スク部分を超えて喉頭部の入口へと管状軸ほぼ軸線上に
延在する膨張可能な管状カフ構成部材を含むことを特徴
とする。
【０００６】好適には、このカフ構成部材は患者側端部
で偏向可能な構成部材を含み、一方の位置では、この組
立体の患者側端部の開口に喉頭蓋が進入するのを防止
し、もう一方の位置ではこの組立体の患者側端部の開口
から離間して喉頭蓋を偏向する。この組立体は偏向可能
な構成部材により固着された引っ張りコードを含むこと
ができ、これにより偏向可能な構成部材は一方の位置か
ら他方の位置まで移動可能となすことができる。好適に
は、マスク部分は膨張不可能な弾性スカートである。或
いは又、カフ構成部材は弾性漏斗形状の構成部材であ
る。カフ構成部材はカフ構成部材の一部に亘って中央パ
ッセージを開放するように配置された単数及び好適には
複数の環状補強構成部材を含むことができる。
【０００７】本発明による喉頭部マスク組立体は、添付
図面により実施例によって説明する。
【０００８】
【発明の実施の形態】先ず図１及び図２によれば、喉頭
部マスク組立体は、患者の体に順応するように湾曲する
ＰＶＣのような湾曲可能なプラスティック材料の管状の
軸１を有する。この組立体の患者側端部２では、組立体
は喉頭部マスク構成部材３と以下に詳細に記載する膨張
可能なカフ４とを有する。喉頭部カフ４の内側は、壁内
で軸１の長さに亘って延在する膨張ルーメン５と連通
し、この軸１は組み合わせた膨張インジケータ及びコネ
クタ７により終端する小さな開口膨張線６に連結され
る。この組立体の機械側端部８は、患者の口から少しだ
け突き出している。
【０００９】喉頭部マスク構成部材は、ＧＢ第２２０５
４９９号に記載されているような通常の膨張可能な種類
とすることができ、この記載中にはこの構成部材は各膨
張線と連通している。しかしながら、図示したように、
本発明の実施例においては、マスク３は膨張可能ではな
く、患者側端部２で軸１の外側に固着された楕円形状の
薄い可撓性の弾力のあるスカート３０の形態である。こ
のマスク３の周囲の形状は、喉頭部入口３４の開口３３
の周囲の回りにシールを形成するように、下咽頭３１の
部分の組織に従い、この組織によってシールされるよう
に、選択される。
【００１０】軸１の患者側端部２は、喉頭部カフ４を支
持し、このカフは軸の患者側端部を超えて軸線上に突出
する。カフ４は、内壁４０及び外壁４１とを有する円筒
形状である。この内壁４０は、カフの後ろ部分４３に沿
って互いから離間している数個の環状補強構成部材４２
を支持し、前記構成部材はカフの後ろ部分を通る中央パ
ッセージ４４を開放状態に維持するように動作する。前
方端部に向かって、カフ４は、互いに全く逆の２つの湾
曲したプレート４５及び４６を有し、これらのプレート
はカフの前方位置を硬化させるように作用する。カフ４
の前方端部は図２Ａに示したように形成されるので、そ
の弾性によって、カフの前方端部がスカート３０の前方
表面を含む平面にほぼ沿って延在するように、カフの反
対側に向かってカフの周囲のほぼ半分に亘って延在する
フラップ部分４７を駆動する。この状態の場合には、軸
１の前方端部に対する開口が閉鎖されていることが判明
した。
【００１１】又この組立体は、カフ４内に延在してフラ
ップ部分４７に対して前方端部で固着される引っ張りコ
ード５０をも含む。このコード５０は、軸１に亘り延在
するパッセージ５１を介して組立体の長さに亘って延在
する。このコード５０の後方端部５２は図１に示したよ
うに組立体の機械側端部から延在する。このコード５０
は、引っ張る場合には図２Ｂに示したようにカフの反対
側から離れてフラップ部分４７を引くように配置され
る。この位置においてはカフ４は、このカフがマスク３
の前方患者側端部を超えて突出するような長さである。
【００１２】マスク組立体は、喉頭部マスクにより使用
される従来のいかなる方法においても導入されているの
で、このマスク３は喉頭部の入口３４の開口３３の回り
に延在するように配置される。この組立体は、図２Ａに
示したような状態のカフ４により即ちカフの開口を覆う
フラップ部分４７により導入される。これにより、挿入
中は喉頭蓋３５が組立体の患者側端部に入ることが防止
される。次に臨床医は、フラップ４７が真っ直ぐに下方
に揺れ動き、このフラップがマスク３の患者側端部に亘
って下方に折られるべき場合には、組立体を通ってパッ
セージを開放し且つ喉頭蓋を一方の側に移す。又これに
より、軸の患者側端部２と、喉頭部の入口に突出する喉
頭部カフ４が得られる。次に臨床医は、空気が軸線上に
及び放射状に喉頭部の入口３４へと膨張するように、カ
フ４にコネクタ７を介して体積を測定した空気を導入す
る。コード５０は機械側端部に幾つかの方法でクリップ
することができるので、フラップ４７は開放されたまま
であり、或いは導入された空気によるカフの膨張はフラ
ップの開放を維持するのにはそれ自身で十分である。
【００１３】カフ４が膨張する場合には、カフは図２Ｃ
に示した位置に対して外側に軸線状且つ放射状に延在す
る。この位置においては、カフ４は喉頭部入口３４に延
在するが、喉頭３２自身の中では延在しない。カフの放
射状の膨張により、喉頭部の入口の組織によるシールが
得られる。
【００１４】喉頭部カフ４が効果的なシールを形成する
ので、喉頭部マスク３により形成されたシールは完全な
ものであることを要しない。本発明の組立体は、通常の
喉頭部マスクと比較して改良されたシールを形成するこ
とができ、及び喉頭蓋がいかなる障害をも確実に持たな
いという利点を有する。
【００１５】種々の改良が可能である。例えば、喉頭部
カフは、正の気圧により膨張される必要はないが、発泡
体のような弾力性材料で満たすことはでき、負の気圧か
或いは引っ張りコードのような機械的な配置の形状によ
り挿入或いは除去に対して体積が減少する。マスクは喉
頭部の入口の回りでシールする必要はないが、咽頭部分
でシールできる。
【００１６】或いは又他の配置において、組立体は喉頭
部の入口３４内に突出するが自身によっては完全なシー
ルを形成しない膨張可能でないカフを有する。このよう
な組立体は、図３Ａ乃至図３Ｄに示されている。この組
立体は、図１及び図２に示されたものと同一種類のマス
ク３’を有するが、膨張可能なカフ４の代わりに、この
組立体は、弾性材料の形状のカフ４’を有し、このカフ
４’は図３Ｃ及び図３Ｄに示したような自然な状態で
は、平坦な漏斗の形状を有する。カフ４’は２個の窪み
６０及び６１により２個の横方向の部分６２及び６３に
分割される。患者に導入する為には、横方向の部分の１
つ６３が図３Ａに示したようにもう１つの部分６２に挿
入されるので、カフの患者側端部は閉鎖され、半円筒形
状である。この位置においては、カフ４’は、マスク
３’を超えて突出することはない。２つの引っ張りコー
ド６４及び６５はカフ４’の逆部分６３に固着されるの
で、一度この逆部分が患者の位置にある場合には、この
コードは、図３Ｂ乃至図３Ｄに示された自然の形状にカ
フを開放するように引っ張ることができる。これによ
り、喉頭蓋がマスク３’の端部に亘り位置する場合に
は、再びこの喉頭蓋３５は常軌を逸して歪む。カフ４’
の自然弾性は喉頭部の入口の反対の側に対して２つの部
分６２及び６３を駆動する。
【図面の簡単な説明】
【図１】使用に際する喉頭部マスク組立体の側方立面図
を示したものである。
【図２】（Ａ）挿入する前の喉頭部カフを示したマスク
組立体の患者側端部の断面側方立面図を拡大して示した
ものである。 （Ｂ）中間の及び膨張した状態の各々の喉頭部カフのを
示したマスク組立体の患者が端部の断面側方立面図を拡
大して示したものである。 （Ｃ）中間の及び膨張した状態の各々の喉頭部カフのを
示したマスク組立体の患者が端部の断面側方立面図を拡
大して示したものである。
【図３】（Ａ）挿入する前の代替的な組立体の患者側端
部の斜視図を示したものである。 （Ｂ）挿入前の図３Ａの組立体の断面側方立面図を示し
たものである。 （Ｃ）挿入後の膨張した組立体の断面側方立面図を示し
たものである。 （Ｄ）挿入後に膨張した組立体の患者側端部の斜視図で
ある。
【符号の説明】
１ 軸 ２ 患者側端部 ３ マスク ４ カフ ５ 膨張ルーメン ６ 膨張線 ７ 膨張インジケータ及びコネクタ ８ 機械側端部 ３０ 可撓性を有する弾性スカート ３１ 下咽頭 ３２ 喉頭 ３３ 開口 ３４ 喉頭部入口 ３５ 喉頭蓋 ４０ 内側の壁 ４１ 外側の壁 ４２ 数個の環状補強構成部材 ４３ カフの後方部分 ４４ 中央パッセージ ４５ 湾曲したプレート ４６ 湾曲したプレート ４７ フラップ部分 ５０ コード ５１ パッセージ ５２ コードの後方部分 ６０ 窪み ６１ 窪み ６２ 横方向部分 ６３ 横方向部分 ６４ 引っ張りコード ６５ 引っ張りコード

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 患者側端部（２）の方向にマスク部分
    （３）を有する管状軸（１）を具え、このマスク部分が
    下咽頭（３１）の部分で組織によりシールされるように
    適合される喉頭部マスク組立体において、前記組立体が
    マスク部分（３）を超えて喉頭部の入口（３４）に管状
    軸（１）のほぼ軸線状に延在する伸張可能な管状カフ構
    成部材（４、４’）を更に含むことを特徴とする喉頭部
    マスク組立体。
  2. 【請求項２】 前記カフ構成部材（４）が患者側端部で
    偏向可能な構成部材（４７）を含み、この構成部材は１
    つの位置では組立体の患者側端部の開口に喉頭蓋を進入
    させないようにし、もう１つの位置では組立体の患者側
    端部の開口から離間して喉頭蓋を偏向させることを特徴
    とする請求項１に記載の喉頭部マスク組立体。
  3. 【請求項３】 前記組立体が、偏向可能な構成部材を１
    つの位置からもう１つの位置まで移動可能となす、偏向
    可能な構成部材（４７）を固着した引っ張りコード（５
    ０）を含むことを特徴とする請求項２に記載の喉頭部マ
    スク組立体。
  4. 【請求項４】 前記マスク部分が膨張可能でない弾性ス
    カート（３）であることを特徴とする請求項１乃至３の
    いずれか１項に記載の喉頭部マスク組立体。
  5. 【請求項５】 前記カフ構成部材（４）が膨張可能であ
    ることを特徴とする請求項１乃至４のいずれか１項に記
    載の喉頭部マスク組立体。
  6. 【請求項６】 前記カフ構成部材が弾性漏斗型構成部材
    （４’）であることを特徴とする請求項１乃至４のいず
    れか１項に記載の喉頭部マスク組立体。
  7. 【請求項７】 前記カフ構成部材（４）が、カフ構成部
    材の一部に亘って中央パッセージを開放状態に保つよう
    に配置された少なくとも１つの管状補強構成部材（４
    ２）を含むことを特徴とする請求項１乃至６のいずれか
    １項に記載の喉頭部マスク組立体。
  8. 【請求項８】 カフ構成部材（４）が複数の管状補強構
    成部材（４２）を含むことを特徴とする請求項７に記載
    の喉頭部マスク組立体。
JP10122099A 1997-05-03 1998-05-01 喉頭部マスク組立体 Pending JPH10314308A (ja)

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GBGB9709297.7A GB9709297D0 (en) 1997-05-03 1997-05-03 Laryngeal mask assemblies
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EP (1) EP0880975A3 (ja)
JP (1) JPH10314308A (ja)
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