JPH08336756A - 扉装置における扉開閉装置 - Google Patents

扉装置における扉開閉装置

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JPH08336756A
JPH08336756A JP7168088A JP16808895A JPH08336756A JP H08336756 A JPH08336756 A JP H08336756A JP 7168088 A JP7168088 A JP 7168088A JP 16808895 A JP16808895 A JP 16808895A JP H08336756 A JPH08336756 A JP H08336756A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
doors
roller chain
door
chain
rod member
Prior art date
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Pending
Application number
JP7168088A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Isshiki
昭広 一色
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sintokogio Ltd
Original Assignee
Sintokogio Ltd
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Publication date
Application filed by Sintokogio Ltd filed Critical Sintokogio Ltd
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Publication of JPH08336756A publication Critical patent/JPH08336756A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 2個の扉を左右方向へ移動させて相互に引き
離しまたは近付けて開閉するようにした扉装置における
扉開閉装置において、ねじ機構を用いることなく、2個
の扉を開閉することが可能な装置を提供する。 【構成】 扉6、7の移動方向へ延びて配設されたガイ
ドバー3と、ガイドバー3に摺動自在に装着されかつ2
個の扉6、7がそれぞれ垂設された2個の摺動部材8
と、ガイドバー3に沿って延びかつ正逆回転可能に構成
された無端状のローラーチェーン10と、所要の間隔を
おいて配置された一対の鎖車18、19とこれら一対の
鎖車18、19のうち少なくとも一方の鎖車を出力軸に
嵌着させたモータ14を有してローラーチェーン10を
正逆回転させる駆動装置11と、ローラーチェーン10
の途中における一対の鎖車18、19のうち一方の鎖車
から見て往行側と復行側に当たる位置にそれぞれ装着さ
れかつ2個の摺動部材8にそれぞれ接続された2個の連
結機構12、13と、を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2個の扉を左右方向へ
移動させて相互に引き離しまたは近付けることにより開
閉するようにした扉装置における扉開閉装置の改良に関
する。
【0002】
【従来技術と課題】従来、この種の装置の一つとして、
いわゆるねじ機構が用いられてねじ軸の正逆回転によ
り、ナットに連結された2個の扉が開閉されるように構
成されたものがある。しかし、このねじ機構による扉の
開閉では、例えば扉をショットブラスト装置の研掃室を
構成するキャビネットに適用するとともに、開き端時の
扉を別途設けたストッパで止めるようにした場合、開き
端に扉がストッパで止められた時にねじ軸とナットのね
じ部分同士が噛み込んだ状態となり、このような弊害
は、扉を閉じて扉に装着したシールを圧縮した時にも見
られ、この結果、その後の作動を円滑に行うことができ
なくなる問題があった。しかも、前記ねじ軸が扉の重量
で撓み、ナットの移動も円滑に行われなくなるなどの問
題もあった。本発明は上記の問題を解消するために為さ
れたもので、その目的は、ねじ機構を用いることなく、
2個の扉を開閉することが可能な装置を提供することに
ある。
【0003】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の扉開閉装置は、2個の扉を左右方向へ移動
させて相互に引き離しまたは近付けることにより開閉す
るようにした扉装置における扉開閉装置であって、前記
扉の移動方向へ延びて配設されたガイドバーと、このガ
イドバーに摺動自在に装着されかつ前記2個の扉がそれ
ぞれ垂設された2個の摺動部材と、前記ガイドバーに沿
って延びかつ正逆回転可能に構成された無端状のローラ
ーチェーンと、所要の間隔をおいて配置された一対の鎖
車とこれら一対の鎖車のうち少なくとも一方の鎖車を出
力軸に嵌着させたモータを有して前記ローラーチェーン
を正逆回転させる駆動装置と、前記ローラーチェーンの
途中における前記一対の鎖車のうち一方の鎖車から見て
往行側と復行側に当たる位置にそれぞれ装着されかつ前
記2個の摺動部材にそれぞれ接続された2個の連結機構
と、を具備し、この連結機構は、前記ローラーチェーン
間に装着された棒部材と、この棒部材に固着されたスト
ッパと、前記棒部材および前記ストッパを包囲するとと
もに前記棒部材を貫通させた筒体と、筒体の両端開口部
を閉鎖する第1、第2蓋と、前記筒体内における前記ス
トッパにより仕切られた2つの空間のうち一方の空間に
配設されて前記扉を閉じた時より圧縮される弾性部材
と、で構成したことを特徴とする。
【0004】
【作用】このように構成されたものは、無端状のローラ
ーチェーンおよび連結機構を介して2個の扉を相互に近
づけることにより扉を閉じることができる。そして、扉
が相互に接触した時のローラーチェーンの移動誤差は、
連結機構の弾性部材により吸収されるとともに、弾性部
材は、その反発力により扉同士を押圧することとなる。
また、ローラーチェーンおよび連結機構を介して2個の
扉を相互に引き離すことにより、扉を開くことができ
る。
【0005】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1ないし
図3に基づき詳細に説明する。研掃室を構成するキャビ
ネット1の前面には、製品入出用の開口2が設けてあ
り、キャビネット1の天井における前方位置には、左右
方向へ延びるガイドバー3が支持部材4、5を介して装
着してある。前記ガイドバー3には前記開口2を開閉す
る2個の扉6、7が、2個の摺動部材8をそれぞれ介し
て垂設してあり、これら2個の摺動部材8には扉移動装
置9が装着してあり、扉移動装置9は前記キャビネット
1の天井の上面に装着されている。なお、2個の扉6、
7は相互の合わせ面にシール部材6a、7aを有して合
わせ面を中心にして左右対称になっている。
【0006】また、前記扉移動装置9は、前記2個の扉
6、7の移動方向へ沿って延びかつ正逆回転移動可能に
構成されさらに後述の2個の連結機構12、13とで無
端状にされたローラーチェーン10と、所要の間隔をお
いて配置された一対の鎖車18、19とこれら一対の鎖
車18、19のうち少なくとも一方の鎖車を出力軸に嵌
着させたモータ14を有して前記ローラーチェーン10
を正逆回転させる駆動装置11と、前記ローラーチェー
ン10の途中における前記一対の鎖車18、19のうち
一方の鎖車から見て往行側と復行側に当たる位置にそれ
ぞれ装着されかつ前記2個の摺動部材8にそれぞれ接続
された2個の連結機構12、13と、とで構成してあ
り、前記駆動装置11は、減速機付きモータ14と、軸
受15を介して前記キャビネット1の天井の上面に装着
された回転軸16と、前記モータ14の出力軸および前
記回転軸16にそれぞれ嵌着されて前記ローラーチェー
ン10が掛け渡された2個の鎖車18、19とで構成し
てある。なお、2個の連結機構12、13は、構造は同
一であるが、それ自体から見た場合には向きは相互に反
対になっており、ローラーチェーン10から見た場合に
はローラーチェーン10の回転方向と同一である。
【0007】また、前記連結機構12は、前記ローラー
チェーン10の両端間に装着された棒部材20と、この
棒部材20に固着されたストッパ21と、前記棒部材2
0および前記ストッパ21を包囲するとともに前記棒部
材20を貫通させた筒体22と、筒体22の両端開口部
を閉鎖する第1、第2蓋23、24と、第1、第2蓋2
3、24にそれぞれ装着されかつ前記棒部材20を摺動
自在に貫通させたたブシュ25と、前記筒体22内にお
ける前記ストッパ21により仕切られた2つの空間のう
ち一方の空間に配設されて前記扉6、7を閉じた時、さ
らに圧縮される弾性部材26と、で構成してある。
【0008】このように構成されたものは、駆動装置1
1のモータ14を正転駆動してローラーチェーン10お
よび連結機構12、13を、図1において時計回り方向
へ回転移動させて2個の扉6、7を相互に近づけること
により扉6、7を閉じることができる。そして、扉6、
7が相互に接触した時のローラーチェーン10の移動誤
差は、連結機構12、13の圧縮コイルバネ26により
吸収されるとともに、圧縮コイルバネ26は、その反発
力によりシール部材6a、7aを圧縮することとなる
(図2参照)。また、モータ14を逆転駆動してローラ
ーチェーン10および連結機構12、13を反時計回り
方向へ回転移動させて2個の扉6、7を相互に引き離す
ことにより、扉6、7を開くことができる。なお、この
場合、連結機構12、13の筒体22は第1蓋23、ス
トッパ21および棒部材20を介して牽引されることと
なる(図3参照)。
【0009】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明
は、扉の移動方向へ延びて配設されたガイドバーと、こ
のガイドバーに摺動自在に装着されかつ前記2個の扉が
それぞれ垂設された2個の摺動部材と、前記ガイドバー
に沿って延びかつ正逆回転可能に構成された無端状のロ
ーラーチェーンと、所要の間隔をおいて配置された一対
の鎖車とこれら一対の鎖車のうち少なくとも一方の鎖車
を出力軸に嵌着させたモータを有して前記ローラーチェ
ーンを正逆回転させる駆動装置と、前記ローラーチェー
ンの途中における前記一対の鎖車のうち一方の鎖車から
見て往行側と復行側に当たる位置にそれぞれ装着されか
つ前記2個の摺動部材にそれぞれ接続された2個の連結
機構と、を具備したから、ねじ機構を用いることなく、
2個の扉を開閉することが可能になり、したがって、2
個の扉を円滑かつ確実に開閉することができるなどの優
れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1におけるA−A断面拡大図(扉が閉じた場
合)である。
【図3】図1におけるA−A断面拡大図(扉が開いた場
合)である。
【符号の説明】
6、7 扉 10 ローラーチェーン 11 駆動装置 12、13 連結機構 14 モータ 18、19 20 棒部材 21 ストッパ 22 筒体 23 第1蓋 24 第2蓋 25 ブシュ 26 圧縮コイルバネ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2個の扉を左右方向へ移動させて相互に
    引き離しまたは近付けることにより開閉するようにした
    扉装置における扉開閉装置であって、前記扉6、7の移
    動方向へ延びて配設されたガイドバー3と、このガイド
    バー3に摺動自在に装着されかつ前記2個の扉6、7が
    それぞれ垂設された2個の摺動部材8と、前記ガイドバ
    ー3に沿って延びかつ正逆回転可能に構成された無端状
    のローラーチェーン10と、所要の間隔をおいて配置さ
    れた一対の鎖車18、19とこれら一対の鎖車18、1
    9のうち少なくとも一方の鎖車を出力軸に嵌着させたモ
    ータ14を有して前記ローラーチェーン10を正逆回転
    させる駆動装置11と、前記ローラーチェーン10の途
    中における前記一対の鎖車18、19のうち一方の鎖車
    から見て往行側と復行側に当たる位置にそれぞれ装着さ
    れかつ前記2個の摺動部材8にそれぞれ接続された2個
    の連結機構12、13と、を具備し、この連結機構1
    2、13は、前記ローラーチェーン10の両端間に装着
    された棒部材20と、この棒部材20に固着されたスト
    ッパ21と、前記棒部材20および前記ストッパ21を
    包囲するとともに前記棒部材20を貫通させた筒体22
    と、この筒体22の両端開口部を閉鎖する第1、第2蓋
    23、24と、前記筒体22内における前記ストッパ2
    1により仕切られた2つの空間のうち一方の空間に配設
    されて前記扉6、7を閉じた時、さらに圧縮される弾性
    部材26と、で構成したことを特徴とする扉装置におけ
    る扉開閉装置。
JP7168088A 1995-06-09 1995-06-09 扉装置における扉開閉装置 Pending JPH08336756A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101963035A (zh) * 2010-09-27 2011-02-02 天津市万木辐射防护工程有限公司 重型电动辐射防护门
CN102787780A (zh) * 2012-08-25 2012-11-21 苏州岸肯电子科技有限公司 静音室的可移动隔音门
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