JPH08336476A - 浴槽の循環金具 - Google Patents

浴槽の循環金具

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JPH08336476A
JPH08336476A JP7147364A JP14736495A JPH08336476A JP H08336476 A JPH08336476 A JP H08336476A JP 7147364 A JP7147364 A JP 7147364A JP 14736495 A JP14736495 A JP 14736495A JP H08336476 A JPH08336476 A JP H08336476A
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JP
Japan
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filter
bathtub
bath
metal fitting
outer peripheral
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Pending
Application number
JP7147364A
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English (en)
Inventor
Shinichi Ueda
信一 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Noritz Corp
Original Assignee
Noritz Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】循環金具のフィルタの目詰まりを生じにくくし
て、浴槽水の循環を長時間連続して行えるようにするこ
と。 【構成】中央に吐出ノズル4が、その周りに浴槽水の吸
い込み流路9がそれぞれあって、吸い込み流路9の開口
部に環状のキャップ12が設けられている浴槽の循環金
具において、キャップ12の内側に設置されるフィルタ
13を、取付対象への嵌合固定用の外周環状部13a
と、この外周環状部13aの内周に設けられる取り外し
時の摘み用の内周環状部13bと、両環状部13a,1
3bの間に設けられる濾過部13cとを備える構成と
し、濾過部13cを、径方向に沿って凹凸のある形状に
形成して、濾過面積を増大させている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、循環式の風呂ユニット
において、浴槽水を吸い込み吐出するために浴槽の槽壁
に取り付けられる循環金具に係り、詳しくは、その吸い
込み口に取り付けられるフィルタの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】循環式の風呂ユニットには、浴槽の湯水
を循環させながら、その湯水の浄化と保温とを行うよう
にして、一日中、いつでも入浴が楽しめるようにしたも
のがある。
【0003】これは、いわゆる24時間風呂と称するも
のであり、その一例を図4に示す。同図において、20
は浴槽、21は、浴槽水を循環させながら浄化する浄化
装置、22は、カランへの給湯のほか、浴槽20への湯
水の落とし込みや浴槽水の追い焚きを行う自動給湯風呂
装置である。
【0004】浄化装置21は、循環ポンプ23、濾過槽
24、生物濾床槽25および殺菌装置26等により循環
流路を構成したもので、その流入口には浴槽20からの
吸い込み管路27が接続され、流出口には浴槽20への
吐出管路28が接続されている。なお、符号28aは、
逆止弁である。
【0005】自動給湯風呂装置22は、カラン29や浴
槽20に給湯するための給湯流路30と、浴槽水を追い
焚きするための循環加熱流路31とを備えたものであ
る。給湯流路30には、熱交換器32とバーナ33とが
設けられ、その流入口には給水管34が接続され、流出
口は、前記カラン29のほか、図示省略した落とし込み
流路を介して、循環加熱流路31に接続されている。循
環加熱流路31には、熱交換器35とバーナ36と吸引
ポンプ37とが設けられ、その流入流出各口は、浴槽2
0と浄化装置21との間の循環管路(図示例では、吐出
管路28)に接続されている。
【0006】このような循環式の風呂ユニットにおい
て、浴槽水循環用の吐出管路28と吸い込み管路27と
は、ジェット噴流用のエア配管38とともに、単一の金
具である循環金具39に接続され、この循環金具39に
より浴槽20内部に連通している。その循環金具39
は、従来、図5に示すような構造を有している。
【0007】図5において、符号40は、二重管構造で
浴槽20の外側に取り付けられる雌型アダプタ、41
は、浴槽20の内側に取り付けられる鍔付き筒状の雄型
アダプタ、42はノズルホルダ、43は吐出ノズルであ
る。
【0008】雌型アダプタ40の外端部および外周部に
は、前記吐出管路28の一部となる流入接続管44と、
吸い込み管路27の一部となる流出接続管45と、エア
配管38とが接続されている。
【0009】そして、雌型アダプタ40の内筒40aと
外筒40bとのうち、外筒40bは、その内側に浴槽水
の吸い込み流路46を形成するもので、前記流出接続管
45と連通しており、この外筒40bには雄型アダプタ
41が螺合により結合されている。雌型アダプタ40の
内筒40aは、その内側に循環水の吐出流路47を形成
するもので、前記の流入接続管44およびエア配管38
と連通しており、この内筒40aには、ノズルホルダ4
2の内端筒部が密に嵌合されている。ノズルホルダ42
は、そのフランジ部分が雄型アダプタ41に固着されて
いる。そして、このノズルホルダ42の中央に吐出ノズ
ル43が浴槽20内に突出する形で保持されている。
【0010】吐出ノズル43の周りには、環状のキャッ
プ48が吸い込み流路46の開口部を覆う形で取り付け
られており、その内側に、図6に示す円筒形のメッシュ
からなるフィルタ49が設置されている。
【0011】なお、符号50は、吐出流路47内に設け
られたエジェクタノズルである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、循環式の風
呂ユニットに使用される循環金具39では、上記のよう
に、浴槽水の吸い込み口にフィルタ49が取り付けられ
るが、従来のものは、円筒形で、軸方向幅が短く規制さ
れるために、フィルタ面積が比較的狭くなっている。そ
のため、早期に目詰まりを起こしやすく、特に長時間連
続運転する上記のような風呂ユニットでは、問題があっ
た。
【0013】したがって、本発明は、循環金具内でのフ
ィルタの設置空間を有効に利用して、フィルタ面積の増
大を図り、浴槽水の循環を長時間連続して行えるように
することをを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、中央に浴槽内
に突出する吐出ノズルが配置され、この吐出ノズルの外
周に浴槽水の吸い込み流路が形成され、吸い込み流路の
開口部に環状フィルタを介してキャップが設けられてい
る浴槽の循環金具において、次のような構成をとる。
【0015】本発明の第1の循環金具では、前記フィル
タを、外周環状部と、この外周環状部の内周に設けられ
る内周環状部と、両環状部の間に設けられる濾過部とを
備える構成とし、かつ、前記濾過部の径方向の一部に、
他の径部より前方へ膨出する凸状膨出部が設けられてい
る。
【0016】本発明の第2の循環金具では、前記フィル
タを、取付対象への嵌合固定用の外周環状部と、この外
周環状部の内周に設けられる取り外し時の摘み用の内周
環状部と、両環状部の間に設けられる濾過部とを備える
構成とし、かつ、前記濾過部の外周側に前方へ膨出する
凸状膨出部が、内周側に後方へ膨出する凹状膨出部が設
けられている。
【0017】
【作用】フィルタの濾過部に凹凸状の膨出部を設けてい
るから、単純な形状としているものに比べて濾過部の延
面積が大きくなり、目詰まりが生じにくくなる。
【0018】そして、目詰まりが生じた場合に、フィル
タの膨出部を指で摘んで取り外せるようになる。
【0019】また、第2の循環金具では、フィルタを取
り外すときに、操作者の指が濾過部の内周の凹状膨出部
に収まることになるので、取り外しが容易となる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の詳細を図1ないし図3に示す
実施例に基づいて説明する。図1および図2は本発明の
一実施例にかかり、図1は、循環金具の断面図、図2は
その要部の分解側面図で、半部を断面して示している。
【0021】これらの図において、符号1は、浴槽の槽
壁であり、2は、二重管構造で浴槽の外側に取り付けら
れる雌型アダプタ、3は、浴槽の内側に取り付けられる
鍔付き筒状のノズルホルダ、4は吐出ノズルである。
【0022】雌型アダプタ2の外端部には、流入接続管
5がエルボ管6を介して接続されるとともに、外周部に
は流出接続管7とエア配管8とが接続されている。ここ
での流入接続管5および流出接続管7が、図4に示した
浄化装置21のような浴槽水の循環管路27,28に接
続されるものである点は、従来の循環式風呂ユニットと
同じである。
【0023】雌型アダプタ2の内筒2aと外筒2bとの
うち、外筒2bは、その内側に浴槽水の吸い込み流路9
を形成するもので、前記流出接続管7と連通しており、
この外筒2bにはノズルホルダ3が螺合により結合され
ている。雌型アダプタ2の内筒2aは、その内側に循環
水の吐出流路10を形成するもので、前記の流入接続管
5およびエア配管8と連通しており、この内筒2aに
は、吐出ノズルホルダ4の内端部が密に嵌合されてい
る。吐出ノズル4は、ノズルホルダ3の中央から浴槽内
に突出する形で、そのフランジもしくは十字状の張り出
し部分4fがノズルホルダ3に固着されている。なお、
符号11は、吐出流路10内に設けられたエジェクタノ
ズルである。
【0024】吐出ノズル4の周りには、環状のキャップ
12が吸い込み流路9の開口部を覆う形で取り付けられ
ている。このキャップ12は、外径部に浴槽水の流入孔
12hを有するとともに、外径部の内側数カ所に係止用
の爪12iを有する。この爪12iは、図2に分離して
示すように、ノズルホルダ3のフランジ3fの外径縁に
ある爪3gと係合してキャップ12をノズルホルダ3側
に止着するもので、キャップ12をノズルホルダ3のフ
ランジ3fにかぶせた状態で回すことで、両爪12i,
3gは互いに係合したり、係合が外れたりするようにな
っている。
【0025】このキャップ12の内側に環状のフィルタ
13が設置されている。このフィルタ13は、取付対象
への嵌合固定用の外周環状部13aと、この外周環状部
13aの内周に設けられる取り外し時の摘み用の内周環
状部13bと、両環状部13a,13bの間に設けられ
る濾過部13cとを備えている。この濾過部13cは、
メッシュからなり、その外周側には前方(浴槽内方側)
へ膨出する凸状膨出部13dが、内周側に後方(浴槽の
槽壁側)へ膨出する凹状膨出部13eが設けられてい
る。
【0026】上記の構成において、浄化装置のような循
環装置からの循環水は、流入接続管5から雌型アダプタ
2の内筒2a内部に流入して、吐出ノズル4から浴槽内
に吐出され、一方、浴槽水は、キャップ12の外径部に
ある流入孔12hから流入して、ノズルホルダ3の筒部
内側の吸い込み流路9を通り、流出接続管7から循環装
置に流れる。
【0027】この浴槽水の吸い込みの際、キャップ12
の流入孔12hから流入した浴槽水は、フィルタ13の
外径部から内径部に向けて、その濾過部13cの凹凸面
に沿うように流れて、フィルタ13のほぼ全体に広がり
ながら濾過部13cを通過し、吸い込み流路9に流れ込
む。このように、浴槽水はフィルタ13の一部に集中す
ることなく全体に広がり、しかも、その濾過部13cは
凹凸に湾曲していて、円筒形や円板形のような単純な形
状のものより延面積が広くなっているから、目詰まりし
にくい。
【0028】図3は本発明の他の実施例にかかり、フィ
ルタの側面図で、半部を断面して示している。同図に示
すように、フィルタ13は、濾過部13cが円錐形に形
成されており、外周の平坦部分に円弧状に湾曲された線
材からなる摘み部13fが取り付けられている。この摘
み部13fは、起倒自在で、フィルタ13をキャップ1
2の内側に設置する場合は、濾過部13c上に倒せばよ
い。
【0029】
【発明の効果】本発明では、吐出ノズルの周りで環状の
キャップの内側に設置されるフィルタについて、その設
置空間を有効に利用して、フィルタの濾過部の延面積の
増大を図るように工夫しているから、従来の円筒形のも
のに比べ面積が広く、それだけ目詰まりしにくいもので
あり、長時間の使用が可能で、特に連続運転する循環式
の風呂ユニットには好適である。また、目詰まりした際
には、膨出部を手指で摘んで取り外せばよく、取り付け
取り外しが容易にできる。
【0030】特に、本発明の第2の循環金具では、フィ
ルタを取り外すときに、操作者の指が濾過部の内周の凹
状膨出部に収まることになるので、取り外しが容易とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る循環金具の断面図
【図2】上記実施例の要部の分解側面図で、半部を断面
して示す
【図3】本発明の他の実施例に係るフィルタの側面図
で、半部を断面して示す
【図4】循環金具が使用される循環式風呂ユニットの構
成図
【図5】従来の循環金具の断面図
【図6】上記従来の循環金具に使用されるフィルタの斜
視図
【符号の説明】
4 吐出ノズル 9 吸い込み流路 12 キャップ 13 フィルタ 13a 外周環状部 13b 内周環状部 13c 濾過部 13d 濾過部の凸状膨出部 13e 濾過部の凹状膨出部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央に浴槽内に突出する吐出ノズルが配
    置され、この吐出ノズルの外周に浴槽水の吸い込み流路
    が形成され、吸い込み流路の開口部に環状フィルタを介
    してキャップが設けられている浴槽の循環金具であっ
    て、 前記フィルタが、外周環状部と、この外周環状部の内周
    に設けられる内周環状部と、両環状部の間に設けられる
    濾過部とを備え、 かつ、前記濾過部の径方向の一部に、他の径部より前方
    へ膨出する凸状膨出部が設けられている、ことを特徴と
    する浴槽の循環金具。
  2. 【請求項2】 中央に浴槽内に突出する吐出ノズルが配
    置され、この吐出ノズルの外周に浴槽水の吸い込み流路
    が形成され、吸い込み流路の開口部に環状フィルタを介
    してキャップが設けられている浴槽の循環金具であっ
    て、 前記フィルタが、取付対象への嵌合固定用の外周環状部
    と、この外周環状部の内周に設けられる取り外し時の摘
    み用の内周環状部と、両環状部の間に設けられる濾過部
    とを備え、 かつ、前記濾過部の外周側に前方へ膨出する凸状膨出部
    が、内周側に後方へ膨出する凹状膨出部が設けられてい
    る、ことを特徴とする浴槽の循環金具。
JP7147364A 1995-06-14 1995-06-14 浴槽の循環金具 Pending JPH08336476A (ja)

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JP (1) JPH08336476A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000217727A (ja) * 1999-02-03 2000-08-08 Chofu Seisakusho Co Ltd 浴槽洗浄機能付き循環口金
JP2013057445A (ja) * 2011-09-08 2013-03-28 Hatano Seisakusho:Kk 浴槽用出湯具およびその整流部材

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