JPH08336134A - 動画像圧縮符号化方法、動画像圧縮符号化装置、動画像復号方法、動画像復号装置、及び、記録媒体 - Google Patents

動画像圧縮符号化方法、動画像圧縮符号化装置、動画像復号方法、動画像復号装置、及び、記録媒体

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JPH08336134A
JPH08336134A JP18565795A JP18565795A JPH08336134A JP H08336134 A JPH08336134 A JP H08336134A JP 18565795 A JP18565795 A JP 18565795A JP 18565795 A JP18565795 A JP 18565795A JP H08336134 A JPH08336134 A JP H08336134A
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JP18565795A
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Yoshihiro Hori
吉宏 堀
Mayumi Niwa
真裕美 丹羽
Seiichiro Takahashi
誠一郎 高橋
Akiomi Kunisa
亜輝臣 国狭
Mineki Taoka
峰樹 田岡
Noburo Ito
修朗 伊藤
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 MPEG方式等による動画像圧縮技術による
符号・復号時の画質の向上を図る。 【解決手段】 入力される動画像を垂直位置により異な
るサブサンプリング(ラインオフセットサブサンプリン
グ)を行い画素を間引いて圧縮符号化を行う。そして、
復号時に間引いた画素を補間(内挿)することにより、
斜め方向の周波数成分を減衰させてから、符号化する。
これにより、復号時の画質の向上を図る。また、この際
に同時にサンプリング内容に関する情報を出力し、復号
時に入力されたサブサンプリング内容を示す情報に基
き、符号化時のサブサンプリング対応する内挿補間を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は入力動画像をサブサ
ンプリングを行って符号化する動画像の圧縮符号化方
法、及び装置、並びに符号化された動画像を内挿補間を
行って出力する復号手段及び装置、並びにサブサンプリ
ングされて圧縮符号化されたデータを記録する記録媒体
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】動画像の圧縮符号化としては、MPEG(ISO
/IEC 11172(MPEG1)、ISO/IEC 13818(MPEG2))に代表され
るDCT(Discrete Cosine Transform)及び量子化を用い、
画像単位内圧縮と画像単位間圧縮を折り混ぜて行う手法
が多く用いられている。これらの動画像の圧縮符号化方
式においては、まず画像データを全てマクロブロックと
呼ばれる小領域に分割し、その領域毎に圧縮処理を行
う。
【0003】ここで、画像単位内圧縮とは、その圧縮デ
ータのみで復号が可能な圧縮形態であり、画像単位間圧
縮とは、他の画像データとの相関を利用し、その動き及
び差分を用いて圧縮符号化を行うものである。画像単位
内圧縮においては、その画像内部の全てのマクロブロッ
クはそのまま二次元離散余弦変換(DCT)が行われ、空間
周波数成分が求められる。
【0004】これに量子化と呼ばれる行列除算が行われ
る。これは、周波数成分を所定の値を持った行列で除算
するものである。そして、その行列値以下の精度を落と
すことが可能となる。そして人間の視覚特性が高周波側
に対して鈍感であることを利用して、低周波側に高周波
側よりも多くの符号を割当てる。
【0005】復号装置側では、可変長復号によって得ら
れた量子化データとこの量子化行列を乗算することによ
り、空間周波数成分を復元することが可能になる。次に
画像単位間圧縮においては、このマクロブロック毎に、
参照される画像からの動きベクトルを求め、そのマクロ
ブロックに最も近い領域を検出する。そしてその領域と
該当マクロブロックデータとの差分に対し、二次元離散
余弦変換(DCT)を行い、量子化を行い、圧縮符号化を行
う。
【0006】この差分データと前記動きベクトルが符号
化される。
【0007】この手法では、画角の増大によって符号化
する画素数が膨大な数になるめに、各符号化単位毎(MPE
Gにおけるマクロブロック等)に配分できるデータ量が減
少してしまい、各領域毎の高周波成分に与えるデータ量
が少なくなる。これらの符号化単位においては、ヘッダ
や動きベクトル等の最低限必要なデータを符号化しなく
てはならず、実際に画像データに分配するデータ量が極
端に減少し、復号画像の画質が低下してしまう。
【0008】また動きベクトルの演算処理も、この数が
増えることにより膨大な量となってしまう。このため、
例えばMPEG1(ISO/IEC11172)では、入力画像データの高
周波成分を半分にして、大幅に画質をぼやかした後に、
画素を間引くことにより、データ量を効率的に削減して
いる。
【0009】そして、復号側では復号して得られた画像
データを内挿補間し、画像を復元している。この方法で
は、水平方向の周波数成分が半分に減衰するため、画質
の点で問題があった。また、人間の視覚特性は斜め方向
に対して鈍感であることが多方面で報告されており、斜
め方向の周波数成分を除去しても主観的な画質は大きく
劣化しないと言われている。
【0010】DCTと量子化による圧縮手法においては、
この斜め方向の周波数成分も水平方向、垂直方向と同様
に均等に符号を割当てることになるため、実際には主観
的な画質に余り寄与しない斜め方向の符号が多くなって
しまうことがあった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、動画像圧縮
を行う場合に、画素列の垂直位置に従って異なるサブサ
ンプリングを行うことにより、復号時の画質の向上を実
現するものである。また、本発明は、動画像の符号化前
に間引き処理を行ってデータ量の圧縮を行う場合に、こ
の間引き処理を動画像の動きに応じて適応的に行って、
画質の向上を実現するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明では、動画像を圧縮符号化する場合に入
力動画像に対し垂直位置により異なるサブサンプリング
を行い、サブサンプリングされた画像を圧縮符号化する
ことを第1の特徴とする。本発明は、動画像を圧縮符号
化する場合に、入力動画像に対し垂直位置により異なる
サブンサンプリングを行い、サブサンプリングされた画
像を圧縮符号化し、同時にサブサンプリング内容を示す
情報を出力することを第2の特徴とする。
【0013】本発明は、動画像を圧縮符号化する場合
に、入力動画像に対しラインオフセットサブサンプリン
グを行い、サブサンプリングされた画像を圧縮符号化す
ることを第3の特徴とする。本発明は、動画像を圧縮符
号化する場合に、入力動画像に対しラインオフセットサ
ブサンプリングを行い、サブサンプリングされた画像を
圧縮符号化し、同時にラインオフセットサブサンプリン
グした旨の情報を出力することを第4の特徴とする。
【0014】本発明は、動画像を圧縮符号化する場合
に、入力動画像の動きを検出し、それに従い、入力動画
像に対し異なるサブサンプリングを行い、サブサンプリ
ングされた画像を圧縮符号化することを第5の特徴とす
る。本発明は、動画像を圧縮符号化する場合に、入力動
画像の動きを検出し、それに従い、入力動画像に対し異
なるサブサンプリングを行い、サブサンプリングされた
画像を圧縮符号化し、サブサンプリングの内容を出力す
ることを第6の特徴とする。
【0015】本発明は、動画像を圧縮符号化する場合
に、入力動画像の動きを検出し、それに従い、入力動画
像に対し異なるサブサンプリングを行い、サブサンプリ
ングされた画像を重み付け加算し、得られた画像データ
を圧縮符号化することを第7の特徴とする。本発明は、
動画像を圧縮符号化する場合に、入力動画像の動きを検
出し、それに従い、入力動画像に対し異なるサブサンプ
リングを行い、サブサンプリングされた画像を重み付け
加算し、得られた画像データを圧縮符号化し、サブサン
プリングの内容と重み付け内容を出力することを第8の
特徴とする。
【0016】本発明は、動画像を圧縮符号化する装置に
おいて、入力されている動画像信号の垂直位置を検出
し、その検出結果に従ってサブサンプリング点を変更し
て、入力された動画像信号をサブサンプリングし、サブ
サンプリングされた動画像信号を圧縮符号化することを
第9の特徴とする。本発明は、動画像を圧縮符号化する
装置において、入力されている動画像信号の垂直位置を
検出し、その検出結果に従ってサブサンプリング点を変
更して、入力された動画像信号をサブサンプリングし、
サブサンプリングされた動画像信号を圧縮符号化し、サ
ンプリング情報を出力することを第10の特徴とする。
【0017】本発明は、動画像を圧縮符号化する装置に
おいて、入力されている動画像信号の垂直位置を検出
し、その検出結果に従ってラインオフセットサブサンプ
リングし、サブサンプリングされた動画像信号を圧縮符
号化することを第11の特徴とする。本発明は、動画像
を圧縮符号化する装置において、入力されている動画像
信号の垂直位置を検出し、その検出結果に従ってライン
オフセットサブサンプリングし、サブサンプリングされ
た動画像信号を圧縮符号化し、サンプリング内容に符号
化データにラインオフセットサブサンプリングした旨の
情報を出力することを第12の特徴とする。
【0018】本発明は、動画像を圧縮符号化する装置に
おいて、入力されている動画像信号に対してそれぞれ異
なる複数種類のサブサンプリング処理を行い、入力動画
像信号の動き量を検出し、検出された動き量に従って複
数種類のサブサンプリング出力の中から一つの出力を選
択し、圧縮符号化を行うことを第13の特徴とする。本
発明は、動画像を圧縮符号化する装置において、入力さ
れている動画像信号に対してそれぞれ異なる複数種類の
サブサンプリング処理を行い、入力動画像信号の動き量
を検出し、検出された動き量に従って複数種類のサブサ
ンプリング出力の中から一つの出力を選択し、圧縮符号
化を行い、選択されたサブサンプリングに対応する情報
を符号化し、圧縮符号化時の出力符号列に挿入すること
を第14の特徴とする。
【0019】本発明は、動画像を圧縮符号化する装置に
おいて、入力されている動画像信号に対して伝送画素数
が同じでそれぞれ形態が異なる複数種類のサブサンプリ
ング処理を行い、入力動画像信号の動き量を検出し、検
出された動き量に従って複数種類のサブサンプリング出
力を重み付け加算を行い、その出力を圧縮符号化を行う
ことを第15の特徴とする。
【0020】本発明は、動画像を圧縮符号化する装置に
おいて、入力されている動画像信号に対して伝送画素数
が同じでそれぞれ形態が異なる複数種類のサブサンプリ
ング処理を行い、入力動画像信号の動き量を検出し、検
出された動き量に従って複数種類のサブサンプリング出
力を重み付け加算を行い、その出力を圧縮符号化を行
い、重み付け加算時の演算情報を符号化し、圧縮符号化
時の出力符号列に挿入することを第16の特徴とする。
【0021】本発明は、動画像を圧縮符号化する装置に
おいて、入力されている動画像信号に対して伝送画素数
が同じでそれぞれ形態が異なる複数種類のサブサンプリ
ング処理を行い、入力動画像信号の動き量を検出し、検
出された動き量に従って複数種類のサブサンプリング出
力を重み付け加算を行い、その出力を圧縮符号化を行
い、重み付け比率を符号化し、圧縮符号化時の出力符号
列に挿入することを第17の特徴とする。
【0022】本発明は、動画像を圧縮符号化する装置に
おいて、入力されている動画像信号に対して伝送画素数
が同じでそれぞれ形態が異なる複数種類のサブサンプリ
ング処理を行い、入力動画像信号の動き量を検出し、検
出された動き量に従って複数種類のサブサンプリング出
力を重み付け加算を行い、その出力を圧縮符号化を行
い、重み付け加算時の動き情報及びサブサンプリング情
報のいずれかもしくは両方を符号化し、圧縮符号化時の
出力符号列に挿入することを第18の特徴とする。
【0023】本発明は、入力動画像信号に対してn(n
≧2)フレーム周期でサブサンプリング位相を順次変化
させるフレームオフセットサブサンプリングによって間
引を行い、その出力を圧縮符号化し、入力動画像の各領
域における動き量を検出し、動き量を符号化して出力す
ることを第19の特徴とする。本発明は、入力動画像信
号に対してn(n≧2)フレーム周期でサブサンプリン
グ位相を順次変化させるフレームオフセットサブサンプ
リングによって間引を行い、その出力を圧縮符号化し、
入力動画像の各領域における動き量を検出し、動き量を
符号化して入力動画像信号が圧縮符号化された符号化列
に挿入することを第20の特徴とする。
【0024】本発明は、入力動画像信号の動き量を検出
し、その動き量に従って入力動画像信号に対してサブサ
ンプリングを行い、出力を圧縮符号化し、サブサンプリ
ングによる間引を施した旨の情報を符号化して出力する
ことを第21の特徴とする。本発明は、入力動画像信号
の動き量を検出し、その動き量に従って入力動画像信号
に対してサブサンプリングを行い、出力を圧縮符号化
し、サブサンプリングの位相情報を符号化して出力する
ことを第22の特徴とする。
【0025】本発明は、動画像圧縮符号化データを復号
する場合に、入力された動画像圧縮符号化データを復号
し、復号されたデータの垂直位置により異なる内挿補間
を行うことを23の特徴とする。本発明は、動画像圧縮
符号化データを復号する場合に、入力された動画像圧縮
符号化データを復号し、同時に入力された符号化時のサ
ブサンプリング内容を示す情報に従い、復号されたデー
タの内挿補間を行うことを第24の特徴とする。
【0026】本発明は、動画像圧縮符号化データを復号
する場合に、入力された動画像圧縮符号化データを復号
し、同時に入力された符号化時のサブサンプリング内容
と、重み付け内容を示す情報に従い、復号されたデータ
の内挿補間を行なったデータをそれぞれ重み付け加算を
行い、画像として出力することを第25の特徴とする。
【0027】本発明は、動画像圧縮符号化データを復号
する場合に、入力された動画像圧縮符号化データを復号
し、同時に入力された符号化時の動き情報に従い、復号
されたデータの内挿補間を行い、画像として出力するこ
とを第26の特徴とする。本発明は、動画像圧縮符号化
データを復号する場合に、入力された動画像圧縮符号化
データを復号し、同時に入力された動き情報に従い、復
号されたデータを内挿補間を行った後、重み付け加算を
行い、画像として出力することを第27の特徴とする。
【0028】本発明は、動画像圧縮符号化データを復号
する場合に、入力された動画像圧縮符号化データを復号
し、復号されたデータの垂直位置により異なる内挿補間
を行うことを第28の特徴とする。本発明は、動画像圧
縮符号化データを復号する場合に、入力された動画像圧
縮符号化データを復号し、同時に入力された符号化時の
サブサンプリング内容を示す情報に従い、復号されたデ
ータの内挿補間を行うことを第29の特徴とする。
【0029】本発明は、動画像圧縮符号化データを復号
する装置において、入力された圧縮符号化データを復号
し、出力データの垂直位置を検出し、検出結果と同時に
入力されたサンプリング情報に基いて復号された動画像
データを内挿補間することを第30の特徴とする。本発
明は、動画像圧縮符号化データを復号する装置におい
て、入力されたデータから画素符号化データとサブサン
プリング情報とを分離し、圧縮符号化データを復号し、
復号出力をサブサンプリング情報に従って内挿補間の形
態を変更して内挿補間を行い、画像データとして出力す
ることを第31の特徴とする。
【0030】本発明は、動画像圧縮符号化データを復号
する装置において、入力されたデータから画素符号化デ
ータとサブサンプリング情報とを分離し、圧縮符号化デ
ータを復号し、復号出力をサブサンプリング情報に従っ
て行う内挿補間の形態を選択して内挿補間を行い、画像
データとして出力することを第32の特徴とする。本発
明は、動画像圧縮符号化データを復号する装置におい
て、入力されたデータから画素符号化データとサブサン
プリング情報とを分離し、圧縮符号化データを復号し、
復号出力を複数種類の内挿補間を行い、サブサンプリン
グ情報に従って内挿補間の出力を重み付け加算を行い、
画像データとして出力することを第33の特徴とする。
【0031】本発明は、動画像圧縮符号化データを復号
する装置において、入力されたデータから画素符号化デ
ータとサブサンプリング情報とを分離し、圧縮符号化デ
ータを復号し、復号出力を複数種類の内挿補間を行い、
サブサンプリング情報に従って内挿補間の出力を重み付
け加算を行い、画像データとして出力することを第34
の特徴とする。
【0032】本発明は、動画像圧縮符号化データを復号
する装置において、入力されたデータから画素符号化デ
ータとサブサンプリング情報とを分離し、圧縮符号化デ
ータを復号し、復号出力をフレーム間補間及びフレーム
内補間を行い、サブサンプリング情報に従ってフレーム
間補間とフレーム内補間の出力を選択し、画像データと
して出力することを第35の特徴とする。
【0033】本発明は、動画像圧縮符号化データを復号
する装置において、入力されたデータから画素符号化デ
ータとサブサンプリング情報とを分離し、圧縮符号化デ
ータを復号し、復号出力をフレーム間補間及びフレーム
内補間を行い、サブサンプリング情報に従ってフレーム
間補間とフレーム内補間の出力を補間の出力を重み付け
加算し、画像データとして出力することを第36の特徴
とする。
【0034】本発明は、動画像圧縮符号化データを復号
する装置において、入力されたデータから画素符号化デ
ータとサブサンプリング情報とを分離し、圧縮符号化デ
ータを復号し、復号出力をフレーム間補間及びフレーム
内補間を行い、復号出力もしくは両補間出力から動き情
報を検出し、この動き情報に従ってフレーム間補間とフ
レーム内補間の出力を選択し、画像データとして出力す
ることを第37の特徴とする。
【0035】本発明は、動画像圧縮符号化データを復号
する装置において、入力されたデータから画素符号化デ
ータとサブサンプリング情報とを分離し、圧縮符号化デ
ータを復号し、復号出力をフレーム間補間及びフレーム
内補間を行い、復号出力もしくは両補間出力から動き情
報を検出し、この動き情報に従ってフレーム間補間とフ
レーム内補間の出力を重み付け加算し、画像データとし
て出力することを第38の特徴とする。
【0036】本発明は、動画像圧縮符号化データを復号
する装置において、入力された圧縮符号化データを復号
し、復号出力をフレーム間補間及びフレーム内補間を行
い、符号化データ内から動き情報を抽出し、この動き情
報に従ってフレーム間補間とフレーム内補間の出力を選
択し、画像データとして出力することを第39の特徴と
する。
【0037】本発明は、動画像圧縮符号化データを復号
する装置において、入力された圧縮符号化データを復号
し、復号出力をフレーム間補間及びフレーム内補間を行
い、符号化データ内から動き情報を抽出し、この動き情
報に従ってフレーム間補間とフレーム内補間の出力を重
み付け加算し、画像データとして出力することを第40
の特徴とする。本発明は、動画像圧縮符号化データを記
録した記録媒体において、該符号化データの圧縮符号化
時に用いたサブサンプリング内容を示す情報を記録した
ことを第41の特徴とする。
【0038】本発明は、動画像圧縮符号化データを記録
した記録媒体において、該符号化データの圧縮符号化時
に用いたサブサンプリング内容を示す情報と重み付けを
示す情報を記録したことを第42の特徴とする。本発明
は、動画像圧縮符号化データを記録した記録媒体におい
て、該符号化データの圧縮符号化時に用いた動き情報を
記録したことを第43の特徴とする。
【0039】本発明は、動画像を圧縮符号化する場合
に、入力された動画像にサブサンプリングを施し、出力
画像データをMPEG、H.261等のフレーム間圧縮
符号化を行うことを第44の特徴とする。本発明は、動
画像を圧縮符号化する装置において、入力された動画像
にサブサンプリングを施し、出力画像データをMPE
G、H.261等のフレーム間圧縮符号化を行うことを
第45の特徴とする。
【0040】本発明は、動画像を復号する場合におい
て、入力された動画像符号化データをMPEG、H.2
61等のフレーム間圧縮符号化に基づいた復号を行い、
内挿補間を行うことを第46の特徴とする。本発明は、
動画像を復号する装置において、入力された動画像符号
化データをMPEG、H.261等のフレーム間圧縮符
号化に基づいた復号を行い、内挿補間を行うことを第4
7の特徴とする。 [作用]第1の請求項によれば、入力された動画像がそ
の垂直位置によって異なるサブサンプリングが行われ、
符号化される。
【0041】第2の請求項によれば、入力された動画像
がその垂直位置によって異なるサブサンプリングが行わ
れ、符号化され、そのサブサンプリング内容を示す情報
が出力される。第3の請求項によれば、入力された動画
像がラインオフセットサブサンプリングされて符号化さ
れる。
【0042】第4の請求項によれば、入力された動画像
がラインオフセットサブサンプリングされて符号化さ
れ、ラインオフセットサブサンプリングされた旨の情報
が出力される。第5の請求項によれば、入力された動画
像の動き情報が検出され、その動き情報に基いて異なる
形態のサブサンプリングが為され、符号化される。
【0043】第6の請求項によれば、入力された動画像
の動き情報が検出され、その動き情報に基いて異なる形
態のサブサンプリングが為され、符号化され、同時にサ
ブサンプリングの内容を示す情報が出力される。第7の
請求項によれば、入力された動画像の動き情報が検出さ
れ、その動き情報に基いて異なる形態のサブサンプリン
グが為され、重み付け加算され、符号化される。
【0044】第8の請求項によれば、入力された動画像
の動き情報が検出され、その動き情報に基いて異なる形
態のサブサンプリングが為され、重み付け加算され、符
号化され、同時にサブサンプリングの内容と重み付け内
容を示す情報が出力される。第9の請求項によれば、入
力された動画像がその垂直位置によって異なるサブサン
プリングが行われ、符号化される。
【0045】第10の請求項によれば、入力された動画
像がその垂直位置によって異なるサブサンプリングが行
われ、符号化され、そのサブサンプリング内容を示す情
報が出力される。第11の請求項によれば、入力された
動画像がラインオフセットサブサンプリングされて符号
化される。
【0046】第12の請求項によれば、入力された動画
像がラインオフセットサブサンプリングされて符号化さ
れ、ラインオフセットサブサンプリングした旨の情報が
出力される。第13の請求項によれば、入力された動画
像に異なる複数のサブサンプリングが施され、入力動画
像に対して動き検出が為され、その動き量に従って複数
のサブサンプリングの中から出力が選択され、符号化さ
れる。
【0047】第14の請求項によれば、入力された動画
像に異なる複数のサブサンプリングが施され、入力動画
像に対して動き検出が為され、その動き量に従って複数
のサブサンプリングの中から出力が選択され、符号化さ
れ、選択されたサブサンプリングに対応する情報が符号
化され、画像符号化された符号列に挿入される。第15
の請求項によれば、入力された動画像に異なる複数のサ
ブサンプリングが施され、入力動画像に対して動き検出
が為され、その動き量に従って複数のサブサンプリング
の出力が重み付け加算され、符号化される。
【0048】第16の請求項によれば、入力された動画
像に異なる複数のサブサンプリングが施され、入力動画
像に対して動き検出が為され、その動き量に従って複数
のサブサンプリングの中から出力が重み付け加算され、
符号化され、演算時の情報が符号化され、画像符号化さ
れた符号列に挿入される。第17の請求項によれば、入
力された動画像に異なる複数のサブサンプリングが施さ
れ、入力動画像に対して動き検出が為され、その動き量
に従って複数のサブサンプリングの中から出力が重み付
け加算され、符号化され、重み付けの情報が符号化さ
れ、画像符号化された符号列に挿入される。
【0049】第18の請求項によれば、入力された動画
像に異なる複数のサブサンプリングが施され、入力動画
像に対して動き検出が為され、その動き量に従って複数
のサブサンプリングの中から出力が重み付け加算され、
符号化され、動き情報とサブサンプリング情報のいずれ
かもしくは両方が符号化され、画像符号化された符号列
に挿入される。
【0050】第19の請求項によれば、入力された動画
像にn(n≧2)フレーム周期でサブサンプリング位相
を順次変化させるフレームオフセットサブサンプリング
が施され、圧縮符号化され、入力動画像の各領域におけ
る動き量が検出され、動き量が符号化される。第20の
請求項によれば、入力された動画像にn(n≧2)フレ
ーム周期でサブサンプリング位相を順次変化させるフレ
ームオフセットサブサンプリングが施され、圧縮符号化
され、入力動画像の各領域における動き量が検出され、
動き量およサブサンプリング情報の両方もしくはいずれ
かが符号化される。
【0051】第21の請求項によれば、入力された動画
像にサブサンプリングが為され、符号化され、そのサブ
サンプリングを行った旨の情報が符号化される。第22
の請求項によれば、入力された動画像にサブサンプリン
グが為され、符号化され、そのサブサンプリングの位相
情報が符号化される。第23の請求項によれば、入力さ
れた動画像圧縮符号化データが復号され、復号されたデ
ータの垂直位置により異なる内挿補間が行われる。
【0052】第24の請求項によれば、入力された動画
像圧縮符号化データが復号され、同時に入力されたサブ
サンプリング内容を示す情報に従い、復号されたデータ
の内挿補間が行われる。第25の請求項によれば、入力
された動画像圧縮符号化データが復号され、同時に入力
されたサブサンプリング内容と、重み付け内容を示す情
報に従い、復号されたデータの内挿補間を行ったデータ
を重み付け加算が行われ、画像として出力される。
【0053】第26の請求項によれば、入力された動画
像圧縮符号化データが復号され、同時に入力された動き
情報に従い、復号されたデータの内挿補間が行われ、画
像として出力される。第27の請求項によれば、入力さ
れた動画像圧縮符号化データが復号され、同時に入力さ
れた動き情報に従い内挿補間が為され、その重み付け加
算が行われ、画像として出力される。
【0054】第28の請求項によれば、入力された動画
像圧縮符号化データが復号され、復号されたデータの垂
直位置により異なる内挿補間が行われる。第29の請求
項によれば、入力された動画像圧縮符号化データが復号
され、同時に入力された符号化時のサブサンプリング内
容を示す情報に従い、復号されたデータの内挿補間が行
われ、画像データとして出力される。
【0055】第30の請求項によれば、入力された動画
像圧縮符号化データが復号され、同時に入力された符号
化時のサブサンプリング情報に従って、復号されたデー
タに内挿補間が為され、画像データとして出力される。
第31の請求項によれば、入力された動画像圧縮符号化
データが復号され、同時に入力された符号化時のサブサ
ンプリング情報に従って、復号されたデータに異なる内
挿補間が為され、画像データとして出力される。
【0056】第32の請求項によれば、入力された動画
像圧縮符号化データが復号され、復号されたデータが複
数の異なる内挿補間が為され、圧縮符号化データと同時
に入力されたサブサンプリング情報に従って複数の内挿
出力から一つが選択され、画像として出力される。第3
3の請求項によれば、入力された動画像圧縮符号化デー
タが復号され、復号されたデータが複数の異なる内挿補
間が為され、圧縮符号化データと同時に入力されたサブ
サンプリング情報に従って複数の内挿出力の重み付け加
算が為され、画像として出力される。
【0057】第34の請求項によれば、入力された動画
像圧縮符号化データが復号され、復号されたデータが複
数の異なる内挿補間が為され、圧縮符号化データと同時
に入力されたサブサンプリング情報に従って複数の内挿
出力の重み付け加算が為され、画像として出力される。
第35の請求項によれば、入力された動画像圧縮符号化
データが復号され、復号されたデータがフレーム内補間
とフレーム間補間が為され、圧縮符号化データと同時に
入力された動き情報に従って、フレーム内補間出力とフ
レーム間出力の一方が選択され、画像として出力され
る。
【0058】第36の請求項によれば、入力された動画
像圧縮符号化データが復号され、復号されたデータがフ
レーム内補間とフレーム間補間が為され、圧縮符号化デ
ータと同時に入力された動き情報に従って、フレーム内
補間出力とフレーム間出力の重み付け加算が為され、画
像として出力される。第37の請求項によれば、入力さ
れた動画像圧縮符号化データが復号され、復号されたデ
ータがフレーム内補間とフレーム間補間が為され、復号
データ、もしくは両補間データのうちのいずれかから動
き検出が為され、この動き量に従って、フレーム内補間
出力とフレーム間出力の一方が選択され、画像として出
力される。
【0059】第38の請求項によれば、入力された動画
像圧縮符号化データが復号され、復号されたデータがフ
レーム内補間とフレーム間補間が為され、復号データ、
もしくは両補間データのうちのいずれかから動き検出が
為され、この動き量に従って、フレーム内補間出力とフ
レーム間出力の重み付け加算が為され、画像として出力
される。
【0060】第39の請求項によれば、入力された動画
像圧縮符号化データが復号され、復号されたデータがフ
レーム内補間とフレーム間補間が為され、復号データ内
から得られた動き量に従って、フレーム内補間出力とフ
レーム間出力の一方が選択され、画像として出力され
る。第40の請求項によれば、入力された動画像圧縮符
号化データが復号され、復号されたデータがフレーム内
補間とフレーム間補間が為され、復号データ内から得ら
れた動き量に従って、フレーム内補間出力とフレーム間
出力の重み付け加算が為され、画像として出力される。
【0061】第41の請求項によれば、動画像符号化デ
ータと、該符号化データの圧縮符号化時に用いたサブサ
ンプリング内容を示す情報が記録される。第42の請求
項によれば、動画像符号化データと、該符号化データの
圧縮符号化時に用いたサブサンプリング内容と、その重
み付けを示す情報が記録される。第43の請求項によれ
ば、動画像符号化データと、該符号化データの動き情報
を示す情報が記録される。
【0062】第44の請求項によれば、入力された動画
像信号にサブサンプリングが為され、MPEG方式、
H.261方式等の動きベクトル検出によるフレーム間
圧縮符号化を含む符号化が為される。第45の請求項に
よれば、入力された動画像信号にサブサンプリングが為
され、MPEG方式、H.261方式等の動きベクトル
検出によるフレーム間圧縮符号化を含む符号化が為され
る。
【0063】第46の請求項によれば、入力された動画
像符号化データが、MPEG方式、H.261方式等の
動きベクトル検出によるフレーム間圧縮符号化を含む符
号化に対応して復号が為され、復号出力に対して内挿補
間が為される。第47の請求項によれば、入力された動
画像符号化データが、MPEG方式、H.261方式等
の動きベクトル検出によるフレーム間圧縮符号化を含む
符号化に対応して復号が為され、復号出力に対して内挿
補間が為される。
【0064】
【実施の形態】本発明を説明する。説明を簡単にするた
めに、まず、画像の画素の処理の一例を説明する。図5
に、サブサンプリング手法の一例を示す。尚、このサブ
サンプリング手法自体は、周知のラインオフセットサブ
サンプリングである。
【0065】図5は、フィールド画像の場合を示してい
る。図5Aの黒点で位置を表した画素51はサンプリング
点であり、白点で位置を表した画素52は除去点である。
このようにライン毎にサブサンプリング点を変更する。
【0066】そして、これらを図5Bのように並び換え
らる。この後に、動きベクトル検出、DCT及び量子化処
理を行い符号化する。復号側ではサンプリング画素をも
との黒点の位置に並べ換え、図5Aと同じ形に白点位置
の画素を黒点位置の画素から内挿補間する。
【0067】このような方法により、水平方向及び垂直
方向の周波数成分は損なわれず、斜め方向の周波数成分
だけが図5Cのように半分に減少されることになる。人
間の視覚特性は、周知の如く、斜め方向の周波数成分に
対して鈍感なため、これらを削減しても主観的な画質に
は大きな影響を及ぼさないことになる。このため、符号
化側でこのようなサブサンプリングを行った動画像デー
タを符号化し、復号側では復号手段により復号された動
画像データをサブサンプリング条件に従って内挿補間す
る。
【0068】これにより、主観的な画質を劣化させるこ
となく圧縮後データ量を削減することができる。また、
このようなサブサンプリングを行わずに符号化を行った
場合に対し、同じビットレートでの復号時の画質を向上
が期待できる。また、このように実際の画角を縮小する
ことにより、動きベクトルの検索範囲を大きくすること
ができる。
【0069】動きベクトルの判断は、MPEG等の画像単位
間圧縮を用いる動画像圧縮符号化方式では、非常に膨大
な量の演算を必要とする。特に高画質な画像を必要とす
る場合には広い範囲での動き検出を行う必要があり、そ
の範囲拡大のためには複雑なハードウェアが必要にな
る。しかし、上記のようなサブサンプリングを行えば、
画質を損なうことなく画角が小さくでき、同一の素子を
用いて検出可能な動き補償の範囲が実質的に拡大できる
ことになる。
【0070】以下、各実施例について説明する。
【0071】[第1実施例]図1を参照しつつ、本発明の
第1実施例を説明する。図1は、動画像圧縮符号化装置
の一例を示す。12は、画像データのサブサンプリングを
行うサブサンプリング手段である。13は、サブサンプリ
ング手段から出力された動画像データを符号化する圧縮
符号化手段である。
【0072】14は、入力された動画像の垂直位置を検出
する検出手段である。15は、検出手段の出力に従いサブ
サンプリング点をサブサンプリング手段に指示する指示
手段である。サブサンプリング手段12及び検出手段14に
入力された動画像信号は、検出手段14により画像の垂直
位置が検出される。
【0073】この手段14は、例えば、動画像信号と時分
割多重して入力された水平同期信号をエッジ検出し、そ
の数をカウントするカウンタとして構成することができ
る。そして、この検出手段14の出力を受けて指示手段15
が、サブサンプリング手段12に対してサブサンプリング
条件を指示する。この手段15は、例えば、検出手段14か
ら出力された垂直アドレスに対するROMもしくはワイヤ
ードロジック、簡単なCPUで構成できる。
【0074】サブサンプリング手段12は、指示手段15の
指示に従い、入力された動画像データのサブサンプリン
グ処理を行う画素を変更する。このサブサンプリング手
段12は、間引き処理を行うと共にフィルタ処理も行って
いる。このサブサンプリング手段12の出力を圧縮符号化
手段13に入力し、圧縮符号化が行われ、符号化データが
出力される。
【0075】この圧縮符号化手法としては、MPEG、Moti
on JPEG、H261等の種々の動画像の圧縮手法を用いるこ
とが可能である。
【0076】[第2実施例]図2に、本発明の第2実施例
を示す。この第2実施例も動画像圧縮符号化装置であ
る。
【0077】尚、図1と同じ機能を有する手段には同じ
番号を付し説明を省略する。21は、出力手段である。入
力された動画像信号は、検出手段14により画像の垂直位
置が検出される。そして、この検出手段14の出力を受け
て指示手段15が、サブサンプリング手段12に対してサブ
サンプリング条件を指示する。
【0078】サブサンプリング手段12は、指示手段15の
指示に従い入力された動画像データのサブサンプリング
処理を行う。このサブサンプリング手段12の出力を圧縮
符号化手段13に入力し、圧縮符号化が行われる。この圧
縮符号化手法としては、MPEG、Motion JPEG、H261等の
種々の動画像の圧縮手法を用いることが可能である。
【0079】この圧縮符号化手段13の出力と同時に、指
示手段15の指示内容に従って出力手段21がサンプリング
に関する情報を出力する。この情報としては、いくつか
の形態がある。まず、出力の有無によりサブサンプリン
グの有無を表す。また、サブサンプリングの方法の違い
により、「レベルを変更する」「複数のビットを用いて
出力する」「可変長符号として出力する」等の形態が可
能である。
【0080】これは、サンプリングを行った画像を復号
装置において判別し、適切な内挿補間を行うためのもの
で、受信された信号、もしくは符号の有無により復号装
置は内挿補間の実行の有無を判断すればよく、サブサン
プリングを行わないシステムとの互換性を実現できる。
また、出力された符号化データ及びサブサンプリング内
容を示す情報は、時分割多重化やレベル多重化、もしく
はセクタインタリーブ等の処理が行われ、記録媒体に記
録されたり、通信路に送信されることになる。
【0081】また、例えば、記録媒体の場合には、別の
同期再生が可能な記録媒体を用いたり、通信路の場合に
は同時受信が可能な別チャンネルを用いることもある。
尚、第2実施例では、出力手段21は、サブサンプリング
の指示手段15からサブサンプリング内容を示す情報を
得、それを出力することとしているが、これらの情報は
サブサンプリング手段12自体から得ても構わないし、出
力手段21の上でROMデータとして保有しておくことも可
能である。
【0082】尚、第2実施例では、圧縮符号化手段13か
ら出力された符号化データとサブサンプリング内容を示
す情報を出力することとなっているが、これは圧縮符号
化時に、例えば、MPEG符号化におけるユーザ領域に挿入
するといったように、圧縮データ内にこの符号を挿入す
るように圧縮符号化手段13を構成してもよい。又、第2
実施例では、圧縮符号化手段13から出力された符号化デ
ータとサブサンプリング内容を示す情報を単に出力、も
しくは符号として出力することとなっているが、これは
圧縮符号化した符号に別の形、例えば光ディスク(CD,CD
-ROM,LD, LD-ROM等)のセクタ構造で、動画像の圧縮デー
タと別セクタにこの情報を記録してもよいし、レベル多
重や時分割多重等の多重化方式でデータに挿入してもよ
い。
【0083】[第3実施例]図3を参照しつつ、本発明の
第3実施例を説明する。図3は、動画像復号装置の一例
を示す。31は、入力された符号化データを復号する動画
像復号手段である。33は、サブサンプリングされた画像
データを内挿補間する内挿補間手段である。
【0084】34は、画素データの垂直位置を検出する検
出手段である。35は、検出手段の検出結果に従い、内挿
方法を内挿補間手段33に指示する指示手段である。復号
手段31に入力された符号化データは、この復号手段31に
より画像データに復号される。
【0085】復号手段31から出力された動画像データ
は、検出手段34と内挿補間手段33に入力される。この符
号化手法としては、MPEG、Motion JPEG、H261等の種々
の動画像の圧縮手法を用いることが可能である。検出手
段34では、出力された画素の垂直位置が検出される。
【0086】この検出手段34は、例えば、動画像信号と
時分割多重して入力された水平同期信号をエッジ検出
し、その数をカウントするカウンタとして構成すること
ができる。そして、この検出手段34の出力を受けて指示
手段35が、内挿補間手段33に対して内挿条件を指示す
る。
【0087】この指示手段35は、例えば、検出手段34か
ら出力された垂直アドレスに対するROMもしくはワイヤ
ードロジック、簡単なCPUで構成できる。
【0088】内挿補間手段33は、サブサンプリングされ
た画像の内挿補間を行う。これにより、サブサンプリン
グされて圧縮符号化された動画像データを、もとの画角
に復元再生する。この結果、サブサンプリング処理を行
わずに同じビットレートで符号化した場合と比較して、
高画質な画像として出力することが可能となる。
【0089】[第4実施例]図4を参照しつつ、本発明の
第4実施例を説明する。図4は、動画像復号装置の一例
を示す。図4において、第3実施例と同一部分には同じ
符号を付した。43は、内挿補間手段である。
【0090】入力された符号化データは、復号手段31に
より画像データに復号される。復号手段31から出力され
た動画像データは、検出手段34と内挿補間手段43に入力
される。
【0091】検出手段34では、出力された画素の垂直位
置が検出される。この検出手段34は、例えば、動画像信
号と時分割多重して入力された水平同期信号をエッジ検
出し、その数をカウントするカウンタとして構成するこ
とができる。そして、この検出手段34の出力を受けて指
示手段35が、内挿補間手段43に対して内挿条件を指示す
る。
【0092】この指示手段35は、例えば、検出手段34か
ら出力された垂直アドレスに対するROMもしくはワイヤ
ードロジック、簡単なCPUで構成できる。内挿補間手段4
3は、サブサンプリングされた画像の内挿補間を行う。
この際に図示されない入力手段から入力された、符号化
時のサブサンプリングに関する情報に従い、内挿補間が
行われる。
【0093】これにより、符号化時のサブサンプリング
形態に対応した内挿補間が可能になる。また、この符号
化時のサブサンプリング内容を示す情報の有無を判定す
ることにより、通常のデコード画像を表示するか、内挿
補間を行い画像を出力するのかを決定することができ、
従来の復号装置との互換性が実現できる。
【0094】尚、符号化時のサブサンプリング内容を示
す情報は、図4では内挿補間手段43に入力されることに
なっているが、これは指示手段35に対して入力し、それ
に従って指示を変更する形式でも良い。この場合には、
例えば指示手段35の構成を、検出手段34の出力するアド
レスを入力とするROMとし、その上位バンクにサブサン
プリング内容を示す情報を入力するといった構成で実現
できる。
【0095】[第5実施例]図6を参照しつつ、本発明の
第5実施例を説明する。図6は、動画像の圧縮符号化デ
ータと、符号化時のサブサンプリング内容を示す情報と
を、記録媒体に記録するものである。尚、図2の第2実
施例と同じ機能のブロックには同じ番号を付している。
【0096】61は、多重化手段である。62は、記録媒体
書込手段である。63は、記録媒体である。この記録媒体
63の記録形式としてはまず、圧縮符号化データと符号化
時のサブサンプリング内容を示す情報を別々に記録媒体
内に記録するものがある。
【0097】これは、例えば、CD-ROMの場合などでは、
符号化時のサブサンプリング内容を示す情報のみを別の
セクタに記録するという形態に相当する。また、この他
にもデータに多重化(レベル多重化、時分割多重化)して
記録する構成も可能である。この第5実施例の動作を説
明する。
【0098】圧縮符号化手段13及び出力手段21から出力
された、動画像の符号化データとサブサンプリング内容
を示す情報は、多重化手段61に入力される。そして、こ
こで記録媒体の形態に応じて、またデコーダ側のフォー
マットに応じて時分割多重化、レベル多重化、セクタイ
ンタリーブ等が行われる。多重化されたデータは、記録
媒体書込手段62に入力され、記録媒体63にデータが記録
される。この記録媒体としては、光ディスク(CD,CD-RO
M, LD, LD-ROM等)、磁気ディスク(ハードディスク等)、
光磁気ディスク(CD-MO, MD等)、光・磁気テープ等、種
々の記録媒体が使用可能である。
【0099】他の方法としては、例えば、MPEGの場合に
は、動画像領域内、及びシステム領域内にユーザ領域と
呼ばれる、データを書き込む側が自由に使用できる領域
が割当てられており、この領域にサブサンプリング内容
を示す情報を記録することができる。このような方法で
は、図6の多重化手段61が符号化手段13に内包された形
態となり、符号化手段13においてこれらのデータが挿入
される。
【0100】[第6実施例]図7を参照しつつ、本発明の
第6実施例を説明する。図7は、動画像符号化装置であ
る。図中、間引手段71は、サブサンプリングによって
間引処理を行い伝送画素を削減する、また、必要に応じ
て間引による折り返しなどの妨害を除去することを目的
とした帯域制限フィルタを備えている。
【0101】この図7の装置の説明の前にサブサンプリ
ング処理について説明する。サブサンプリングによる間
引手法を図8〜図13を参照しつつ説明する。図8は、
フィールド内サブサンプリングによる間引手法の時間的
変化を示す一例である。フィールドF1,F2,F3は
時間的に連続する3つのフィールドを示す。
【0102】また、ブロックB1,B2,B3はフィー
ルドF1,F2,F3の空間的に同一位置の領域から
(3×3)の領域を切り出したもので伝送画素を○、非
伝送画素を×として示している。このように各フィール
ド毎に5の目格子状の同一パターンで1/2に間引を行
う。インタレース方式の画像(現行のTV放送、NTS
C、PALなど)では、2つのフィールド(奇フィール
ドと偶フィールド)の垂直位置が異なるため、各フィー
ルドに対して、前記の如く、同一のパターンでの間引を
行うと、伝送画素の配置は画面上では図9に示すように
なる。
【0103】画面上では、少しいびつな配置になるが、
各フィールド面では5の目格子状になり、水平および時
間方向の画質劣化が少ない。また、サンプリングパター
ンが一定のため再生に必要な位相情報といったサブサン
プリング情報が不要である。図10は、別のフィールド
内サブサンプリングによる伝送画素の配置を示す図であ
る。
【0104】図9とは異なり、4フィールドで1周期構
成とし、静止画像の画質を改善しようとするものであ
る。但し、画質面では優位ではあるがフレーム毎にサブ
サンプリングの位相が異なるため位相等のサブサンプリ
ング情報の伝送が不可欠となる。図11は、別の手法、
フィールド間サブサンプリングによる間引手法の時間的
変化を示す一例である。
【0105】フィールドG1,G2,G3,G4は、時
間的に連続する4つのフィールドを示す。また、ブロッ
クC1は、連続する2つのフィールドG1,G2から構
成される画面(フレーム)の空間的に同一位置の領域か
ら(3×3)の領域を切り出したもので伝送画素を○、
非伝送画素を×として示している。同様に、ブロックC
2は、連続する2つのフィールドG3,G4から構成さ
れる画面(フレーム)の空間的に同一位置の領域から
(3×3)の領域を切り出したもので、伝送画素を○、
非伝送画素を×として示している。このように各フィー
ルド毎に5の目格子状の同一パターンで1/2に間引を
行う。
【0106】インタレース方式の画像(現行のTV放
送、NTSC、PALなど)では、奇フィールドと偶フ
ィールドの2つのフィールドから1フレーム(画面)が
構成され、例えば、MPEG2のフレーム構造による符
号化方式では、この画面単位で符号化が行われる。各フ
レーム単位で同一のサブサンプリングパターンによる間
引が行われ、伝送画素の配置は、図12に示すようにな
る。
【0107】画面上で5の目格子状の配置になり、間引
による画質劣化が少ない。また、サンプリングパターン
が一定のため再生に必要な位相情報といったサブサンプ
リング情報が不要である。図13は、別のフィールド間
サブサンプリングによる伝送画素の配置を示す図であ
る。図12とは異なり4フィールドで1周期構成とし、
静止画像の画質を改善しようとするものである。
【0108】但し、画質面では優位ではあるがフレーム
毎にサブサンプリングの位相が異なるため再生のために
位相等のサブサンプリング情報の伝送が不可欠となる。
上記のように、間引手段として、いくつか例を示した
が、本願はこれに限定されるものではない。サブサンプ
リングによる間引処理によって伝送画素を所定の数に減
少させるものであればいかなる間引手段であってよい。
【0109】また、説明した間引手段は、伝送画素を1
/2に削減させるものであるが、本願の間引手段は、サ
ブサンプリングにより伝送画素数を予め定めた所定の比
率で減少させるものであればよい。また、圧縮符号化手
段72としては、例えば、MPEG、MPEG2、Motion JPEG,H
261などの直交変換と量子化による圧縮符号化方式や、
直交変換を用いず、直接画素値を画素値のダイナミック
レンジに対応して量子化ステップを変化させて符号量を
削減するといった量子化による圧縮符号化手段などの符
号化後の符号量を削減して一定の伝送レートの符号列を
作成するものである。
【0110】図7に従って処理の流れを説明する。入力
動画信号は、間引手段71に入力されサブサンプリング
による間引処理で伝送画素を例えば1/2に削減される。
次いで、間引手段71からの出力を圧縮符号化手段72
に入力して、例えばMPEG2ビデオの符号化アルゴリズム
に従って、所定の伝送レートの符号列を出力する。
【0111】このとき、間引手段71は、再生に必要な
サブサンプリング情報(間引情報)を発生し出力する。
このサブサンプリング情報とは、サブサンプリングを実
施した旨を示す制御信号やサブサンプリングの種類、位
相情報などである。尚、この第6実施例では、サブサン
プリング情報を出力したが、圧縮符号化手段72が、符
号化画像単位内で常に一定のパターンを持つ、フレーム
完結、フィールド完結と言ったサブサンプリングによる
間引を行えば、サブサンプリング情報を必要としない場
合もある。
【0112】[第7実施例]図14を参照しつつ、本発明
の第7実施例を説明する。図14は、動画像符号化装置
である。この第7実施例は、図7の第6実施例に対して
挿入手段73を加えたもので、ある。
【0113】この挿入手段73は、入力動画像を符号化
した符号列の再生に必要なサブサンプリング情報(間引
情報)を符号化し所定の位置に挿入し、1つの符号列と
して出力するものである。例えば、圧縮符号化手段72
を、MPEG2ビデオによる圧縮符号化であるとすれば、シ
ーケンスヘッダあるいはGOPヘッダといった上位ヘッダ
に存在するユーザデータ領域にサブサンプリングを実施
した旨を示す付加情報を、フレーム毎に存在するピクチ
ャヘッダのユーザデータ領域にそのフレームにおけるサ
ブサンプリング位相情報を挿入する。
【0114】尚、ここでは、特定のサブサンプリング情
報(間引情報)をユーザ領域に挿入したが、本願は、こ
れに限定されるものでない。つまり、再生で必要な若し
くは間引処理に用いたサブサンプリング情報(間引情
報)を、画像送符号列と分離可能な位置に挿入し、一つ
の符号列を構成できればよい。
【0115】[第8実施例]図15を参照しつつ、本発明
の第8実施例を説明する。図15は、動画像符号化装置
である。図中、図14と共通のブロックについては説明
を割愛する。それぞれサブサンプリングパターンの異な
る複数の間引手段81a,81b,…,81nを備え
る。又、動き検出手段82と切換手段83を備えてい
る。
【0116】入力画像が、間引手段81a,81b,
…,81nおよび動き検出手段82に入力される。間引
手段81a、81b、…、81nでは、それぞれのサブ
サンプリングパターンに従って間引を行い伝送画素数を
減少させる。動き検出手段82では、入力動画像の動き
量を検出し、前記複数の間引手段から一つを選択する選
択信号を出力する。
【0117】切換手段83は、動き検出手段82からの
前記選択信号に従い間引手段81a,81b,…,81
nのいずれかの出力を選択し、圧縮符号化手段72に入
力する。圧縮符号化手段72は、切換手段83の出力を
圧縮符号化して画像符号列として出力する。
【0118】挿入手段77は、選択された間引手段の種
類と、再生に必要なサブサンプリング位相情報といった
サブサンプリング情報(間引情報)を符号化し、圧縮符
号化手段72の出力である画像符号列の所定の位置に挿
入する。この第8実施例では、挿入手段77を挿入手段
73のごとく説明したが、これは前記挿入手段73の機
能に限定するものではなく、第6実施例のように動画符
号列とサブサンプリング情報を別々に出力し、伝送路上
で多重して伝送する場合若しくは同一記録媒体上に記録
する場合等の別に画像符号化列に対応するサブサンプリ
ング情報を付加するようにしてもよい。
【0119】[第9実施例]図16を参照しつつ、本発明
の第9実施例を説明する。図16は、動画像符号化装置
である。この第9実施例では、第8実施例において備え
る複数の間引手段を2種類に限定する。
【0120】第1の間引手段85は、時間方向の解像度
が良好で動き領域に対して有効なフィールド内サブサン
プリングによる間引を行うものとする。そして、第2の
間引手段86は、水平及び垂直解像度が良好で静止領域
に有効なフィールド間サブサンプリングによる間引を行
うものとする。切換手段83は、動き検出手段82の出
力に従って、動きの多い画面では第1の間引手段85の
出力を選択する。そして、動きの少ない画面では第2の
間引手段の出力を選択する。
【0121】この選択出力は、圧縮符号化手段72に入
力される。
【0122】[第10実施例]図17を参照しつつ、本発
明の第10実施例を説明する。図17は、動画像符号化
装置である。この第10実施例は、第8実施例における
動き検出手段82を動き検出手段87に置き換え、切換
手段83を重み付け加算手段88に置き換えたものであ
る。
【0123】動き検出手段87は、入力動画像の動き量
を検出し、前記複数の間引手段の出力を重み付け加算す
る重み付け加算比率を決定し出力する。重み付け加算手
段88は、前記動き検出手段87の出力に従って複数の
間引手段81a,81b,…,81nの出力を重み付け
加算する。圧縮符号化手段72は、前記重み付け加算手
段88の出力を圧縮符号化して画像符号列として出力す
る。
【0124】挿入手段77は、間引手段からの出力の重
み付け加算比率や、再生に必要なサブサンプリング位相
情報といった情報を符号化して画像符号列の中に挿入す
る。第10実施例では、挿入手段77を前記挿入手段7
3のごとく説明したが、本願の挿入手段77を、第6実
施例のように動画符号列とサブサンプリング情報を別々
に出力し、伝送路上で多重して伝送する場合若しくは同
一記録媒体上に記録する場合等においては、画像符号化
列とは別にサブサンプリング情報を伝送若しくは記録し
てもよい。
【0125】[第11実施例]図18を参照しつつ、本発
明の第11実施例を説明する。図18は、動画像符号化
装置である。この第11実施例は、第10実施例におい
て備える複数の間引手段を2種類に限定する。
【0126】第1の間引手段85は、時間方向の解像度
が良好で動きある動き領域に対して有効なフィールド内
サブサンプリングによる間引を行うものとする。第2の
間引手段86は、水平及び垂直解像度が良好で静止領域
に有効なフィールド間サブサンプリングによる間引を行
うものとする。重み付け加算手段88は、動き検出87
の出力に従って、動きの多い画面では第1の間引手段8
5の出力の比率を多く、動きの少ない画面では第2の間
引手段86の出力の比率が大きくなるように重み付け加
算を行い、前記重み付け加算出力を圧縮符号化手段72
に入力する。
【0127】[第12実施例]図19を参照しつつ、本発
明の第12実施例を説明する。図19は、動画像符号化
装置である。間引手段89は、図10、図13に示すよ
うなフレーム周期で伝送画素の位相の反転するフレーム
オフセットサブサンプリングによる間引手段である。
【0128】動き検出手段90は、画像データを入力と
して再生時に用いる動き情報を検出する手段である。間
引手段89の出力は、圧縮符号化手段72に入力され符
号化される。挿入手段77は、圧縮符号化12からの符
号列に対して、動き検出手段90からの動き情報を符号
化し、圧縮符号化手段72から出力される画像符号列の
所定の位置に挿入する。
【0129】[第13実施例]図20を参照しつつ、本発
明の第13実施例を説明する。図20は、動画像復号装
置である。この第13実施例は、第6実施例の動画像符
号化装置に対する動画像復号装置である。
【0130】復号手段75は、前記圧縮符号化手段72
と対をなす符号化手段であり、例えばMPEG、MPEG2、Mot
ion JPEG,H261などの直交変換と量子化による圧縮符号
化方式や、直接画素値を画素値のダイナミックレンジに
対応して量子化ステップを変化させて符号量を削減する
といった量子化による圧縮符号化手段などで符号化され
た符号列から画像を再生する手段である。
【0131】内挿補間手段76は、復号手段75の出力
を入力とし、別に入力されるサブサンプリング情報(間
引情報)に従って内挿補間を行い再生画像を出力する。
但し、サブサンプリングの方法によってはサブサンプリ
ング情報(間引情報)を必要としない場合も存在する。
内挿補間手段76は、例えば、0挿入回路と帯域制限フ
ィルタによって構成できる。
【0132】[第14実施例]図21を参照しつつ、本発
明の第14実施例を説明する。図21は、動画像復号装
置である。この第14実施例は、第7実施例の動画像符
号化装置に対する動画像復号装置である。
【0133】この第14実施例は、第13実施例に対し
て符号分離手段74を付加したものである。第14実施
例の動画像符号化装置では、サブサンプリング情報(間
引情報)を出力した符号列の中に挿入してくる。従っ
て、符号分離手段74では、このサブサンプリング情報
(間引情報)を抽出して内挿補間手段76に与える手段
である。
【0134】本実施例では、符号分離手段74として入
力符号列の中から画像符号列以外の付加情報を抽出する
よう構成されている。しかし、本願は、符号分離手段と
して、入力符号列を画像符号列とサブサンプリング情報
(間引情報)に分離し、前記分離画像符号列を復号手段
75へ出力する符号分離手段を採用してもよい。また、
サブサンプリング情報(間引情報)が伝送路上に異なる
手段で多重され伝送されてくる場合若しくは同一記録媒
体上に記録されている場合に、前記サブサンプリング情
報(間引情報)を分離し出力するようにしてもよい。
【0135】[第15実施例]図22を参照しつつ、本発
明の第15実施例を説明する。図22は、動画像復号装
置である。この第15実施例は、第8実施例の動画像符
号化装置に対する動画像復号装置である。
【0136】符号分離手段74と、復号手段75と、前
記第8実施例における複数の間引手段21a,21b,
…,21とそれぞれ対をなす複数の内挿補間手段91
a,91b,…,91nと、内挿補間手段のいずれかの
出力を選択し再生画像とする切換手段92とを、備え
る。符号分離手段74は、符号列の中に多重されたサブ
サンプリング情報(間引情報)を抽出して、各内挿補間
手段91a、91b、…、91nや切換手段92に供給
する。このサブサンプリング情報は、例えば、前記各サ
ブサンプリングにおける位相情報、選択間引手段等の情
報である。
【0137】前記各内挿補間手段91a,91b,…,
91nは、再生に必要な位相情報に基づき復号手段75
の出力に対して内挿処理を施し内挿画像を出力する。切
換手段92は、符号分離手段74で分離されたサブサン
プリング情報に基づき内挿補間手段91a,91b,
…,91nのいずれか一つを選択し再生画像として出力
する。
【0138】尚、この実施例では、切換手段92は、内
挿補間手段91a,91b,…,91nのいずれか一つ
の出力を、選択し出力するスイッチであるが、この切換
手段としては、内挿補間手段91a,91b,…,91
nのいずれか一つの動作を許容する動作制御回路であっ
てもよい。
【0139】[第16実施例]図23を参照しつつ、本発
明の第16実施例を説明する。図23は、動画像復号装
置である。この第16実施例は、第9実施例の動画像符
号化装置に対する動画像復号装置である。
【0140】第9実施例の第1の間引手段85に対する
フィールド内内挿補間手段94と、第2の間引手段86
に対するフィールド間内挿補間手段95と、この2つの
補間手段94,95の出力の内いずれか一方を選択して
出力する切換手段92を備える。
【0141】[第17実施例]図24を参照しつつ、本発
明の第17実施例を説明する。図24は、動画像復号装
置である。この第17実施例は、第10実施例の動画像
符号化装置に対する動画像復号装置である。
【0142】符号分離手段74と、復号手段75と、前
記第3実施例における複数の間引手段81a,81b,
…,81nとそれぞれ対をなす複数の内挿補間手段91
a,91b,…,91nと、重み付け加算手段93とを
備える。符号分離手段74は、符号列の中に多重された
サブサンプリング情報、例えば、前記各サブサンプリン
グにおける位相情報、各間引出力の重み付け加算比率等
の再生に必要な情報を抽出して、各内挿補間手段91
a,91b,…,91nや重み付け加算手段93に供給
する。
【0143】重み付け加算手段93では、前記重み付け
加算比に準じて前記各内挿補間手段91a,91b,
…,91nの出力を多重して再生画像として出力する。
【0144】[第18実施例]図25を参照しつつ、本発
明の第18実施例を説明する。図25は、動画像復号装
置である。この第18実施例は、第11実施例の動画像
符号化装置に対する動画像復号装置である。
【0145】第11実施例における第1の間引手段85
に対応して、フィールド内内挿を行う第1の補間手段9
4と、第2の間引手段86に対応して、フィールド間内
挿を行う第2の補間手段95と、符号化時に符号列に挿
入した重み付け加算比率を含むサブサンプリング情報
(間引情報)を分離する符号分離手段74と、この2つ
の内挿補間手段94,95の内挿出力を前記重み付け加
算比率に準じて重み付け加算する重み付け加算手段83
とを、備える。
【0146】[第19実施例]図26を参照しつつ、本発
明の第19実施例を説明する。図26は、動画像復号装
置である。この第19実施例は、第12実施例の動画像
符号化装置に対する動画像復号装置である。
【0147】第12実施例の数フレーム周期でサブサン
プリングの位相が変化するフレームオフセットサブサン
プリングによる間引手段89において、例えば、図1
0、図13のごとくフレーム周期でサブサンプリングの
位相が反転するサブサンプリングによって間引され、圧
縮符号化された画像符号列を入力とする。復号手段75
は、動き補償による圧縮符号化によって符号化された符
号列から伝送画素を復元する。
【0148】フレーム間内挿補間手段94は、復号手段
75の復元画像を入力としフレームオフセットにいる伝
送画素の位相にしたがって連続する4フィールドから内
挿補間を行って空間解像度の高い再生画像を得る。フレ
ーム内内挿補間手段95は、復号手段75の復元画像を
入力としフレームオフセットにいる伝送画素の位相にし
たがって、符号化時にフレーム内サブサンプリングが施
されている場合には単一フレームのみから、符号化時に
フィールド内サブサンプリングが施されている場合には
単一フィールドのみから内挿補間を行い時間解像度の高
い再生画像を得る。
【0149】第12実施例の動画像符号化装置では、動
き検出手段90で検出した動き情報を画像符号列と共に
伝送している。符号分離手段74では、内挿補間に必要
なサブサンプリング情報(間引情報)および動き情報を
分離し、前記サブサンプリング情報をフレーム間内挿補
間手段94やフレーム内内挿補間手段95に、動き情報
から算出した重み付け加算比率を重み付け加算手段93
に分配する。
【0150】重み付け加算手段93は、重み付け加算比
率に従って2つの内挿補間手段94,95の出力を重み
付け加算して再生画像として出力する。なお、重み付け
加算手段93において、2つの内挿補間手段97,98
の出力のいずれか一方を選択して出力するようにしても
よい。
【0151】[第20実施例]図27を参照しつつ、本発
明の第20実施例を説明する。図27は、動画像復号装
置である。この第20実施例は、第6または第7実施例
の符号化装置において、間引手段71を図10,図13
に示すようなフレーム周期で伝送画素の位相の反転する
フレームオフセットサブサンプリングによる間引手段8
9として符号化した時の動画像復号装置である。
【0152】動き検出手段90は、復号手段75の復号
後の画像を入力とし動き量に従って重み付け加け比率を
演算する。重み付け加算手段93は、動き検出手段90
からの前記重み付け加算比率に従って前記2つの内挿補
間手段94,95の出力を重み付け加算し再生画像とし
て出力する。
【0153】尚、この実施例では、動き検出手段90
は、復号手段75の出力で動き検出を行っている。しか
し、動き検出手段90は、フレーム間内挿補間手段9
4、または、フレーム内挿補間手段95の出力から動き
検出を行ってもよい。また、これらの内の複数の出力か
ら動き検出を行ってよい。
【0154】[第21実施例]図28を参照しつつ、本発
明の第21実施例を説明する。図28は、動画像復号装
置である。この第21実施例は、第6または第7実施例
の符号化装置において間引手段71を図10、図13に
示すようなフレーム周期で伝送画素の位相の反転するフ
レームオフセットサブサンプリングによる間引手段と
し、圧縮符号化手段72をフレーム間またはフィールド
間動き補償を用いた圧縮符号化手段としたときの動画像
復号装置である。
【0155】復号手段75は、前記動き補償による圧縮
符号化によって符号化された符号列から伝送画素を復元
する。動き検出手段99は、復号手段75の処理途中で
動き補償に用いる動き情報や差分画素値等の復号化以前
のデータから復号後の動き領域や動きの量等の動き情報
を検出し、重み付け加算比率として出力する。
【0156】
【発明の効果】本発明によれば、動画像の圧縮符号化方
法及び圧縮符号化装置において、入力された動画像信号
を垂直位置によって異なったサブサンプリング処理する
ことにより、画質を大きく劣化させることなく画角を減
少することができ、復号時の再生動画像の画質を向上す
ることができる。
【0157】また、符号化時のサブサンプリング内容を
示す情報を出力することにより、復号装置側においてこ
の情報を検出し、内挿補間の有無を判定することが可能
になり、サブサンプリング処理を行わないシステムとの
互換性を実現できる。
【0158】また、動画像の復号方法及び復号装置にお
いて、入力された符号化データを復号した場合に、出力
された動画像データをその垂直位置に従って符号化時に
対応した内挿補間を行うことにより、符号化時に画質を
大きく劣化させることなく画角を減少することが可能と
なり、復号時の再生動画像の画質を向上することができ
る。
【0159】また、符号化時のサブサンプリング内容を
示す情報を検出し、内挿補間の有無を判定することによ
り、サブサンプリング処理を行わないシステムとの互換
性を実現できる。また、動画像データの記録媒体におい
て、動画像符号化データと、該符号化データの圧縮符号
化時に用いたサブサンプリング内容を示す情報が記録さ
れるために、これらのデータを復号する際に符号化時の
サブサンプリング形態に対応した内挿補間をすることが
可能となる。
【0160】また、復号装置側において、符号化時のサ
ブサンプリング内容を示す情報を検出し、内挿補間の有
無を判定することにより、サブサンプリング処理を行わ
ないシステムとの互換性を実現できる。符号化時に画質
を大きく劣化させることなく画角を減少することが可能
となり、復号時の再生動画像の画質を向上することがで
きる。
【0161】また、本発明によれば、ラインオフセット
サブサンプルにより、画質を余り落とすこと無く符号化
時の情報量を低減できる。且つ、サブサンプル処理の後
の符号化手段が動きベクトルを検出し、この動きベクト
ルを利用して画像圧縮を行う符号化方式であれば、この
動きベクトルのサーチ範囲を広範囲と出来る。
【0162】また、本発明によれば、動画像の圧縮符号
化方法及び圧縮符号化装置において、入力された動画像
信号を動き情報に従って異なったサブサンプリング処理
又は内挿処理(補間処理)をすることにより、画質を大
きく劣化させることなく効率的に画角を減少することが
でき、復号時の再生動画像の画質を向上することができ
る。
【0163】また、符号化時のサブサンプリング内容を
示すサブサンプリング情報を出力することにより、復号
装置側においてこの情報を検出し、内挿補間の有無を判
定することが可能になり、サブサンプリング処理を行わ
ないシステムとの互換性を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す図である。
【図2】本発明の第2実施例を示す図である。
【図3】本発明の第3実施例を示す図である。
【図4】本発明の第4実施例を示す図である。
【図5】ラインオフセットサブサンプリング及びその特
性を示す説明図である。
【図6】本発明の第5実施例を示す図である。
【図7】第6実施例を示す符号化装置の構成図である。
【図8】フィールド内サブサンプリングを説明する説明
図である。
【図9】フィールド内サブサンプリングパターンの一例
を示す図である。
【図10】フィールド内サブサンプリングパターンの別
の一例を示す図であ。
【図11】フィールド間サブサンプリングを説明するた
めの説明図である。
【図12】フィールド間サブサンプリングパターンの一
例を示す図である。
【図13】フィールド間サブサンプリングパターンの別
の一例を示す図である。
【図14】第7実施例を示す符動画像号化装置の構成図
である。
【図15】第8実施例を示す符動画像号化装置の構成図
である。
【図16】第9実施例を示す動画像符号化装置の構成図
である。
【図17】第10実施例を示す動画像符号化装置の構成
図である。
【図18】第11実施例を示す動画像符号化装置の構成
図である。
【図19】第12実施例を示す動画像符号化装置の構成
図である。
【図20】第13実施例を示す動画像復号装置の構成図
である。
【図21】第14実施例を示す動画像復号装置の構成図
である。
【図22】第15実施例を示す動画像復号装置の構成図
である。
【図23】第16実施例を示す動画像復号装置の構成図
である。
【図24】第17実施例を示す動画像復号装置の構成図
である。
【図25】第18実施例を示す動画像復号装置の構成図
である。
【図26】第19実施例を示す動画像復号装置の構成図
である。
【図27】第20実施例を示す動画像復号装置の構成図
である。
【図28】第21実施例を示す動画像復号装置の構成図
である。
【符号の説明】
12・・・・・サブサンプリング手段、 13・・・・・圧縮符号化手段 14・・・・・検出手段、 15・・・・・指示手段、 21・・・・・出力手段、 31・・・・・復号手段、 33・・・・・内挿補間手段、 34・・・・・検出手段、 35・・・・・指示手段、 43・・・・・内挿補間手段。 71・・・・・間引手段、 72・・・・・圧縮符号化手段、 73・・・・・挿入手段、 74・・・・・符号分離手段、 75・・・・・復号手段、 76・・・・・内挿補間手段、 77・・・・・挿入手段、 81a…81n・・・・・間引手段、 82・・・・・動き検出手段、 83・・・・・切換手段、 85・・・・・フィールド内サブサンプリングによる第
1の間引手段、 86・・・・・フィールド間サブサンプリングによる第
2の間引手段、 87・・・・・動き検出手段、 88・・・・・重み付け加算手段、 89・・・・・フレームオフセットサブサンプリングに
よる間引手段、 90・・・・・動き検出手段、 91a…91n・・・・・内挿補間手段、 92・・・・・切換手段、 93・・・・・重み付け加算手段、 94・・・・・フィールド内内挿による第1の補間手
段、 95・・・・・フィールド間内挿による第2の補間手
段、 96・・・・・フレーム間内挿補間手段 97・・・・・フレーム内内挿補間手段 99・・・・・動き検出手段。
フロントページの続き (72)発明者 国狭 亜輝臣 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 田岡 峰樹 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 伊藤 修朗 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (47)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力動画像信号に垂直位置により異なる
    サブサンプリング処理を行い、サブサンプリングされた
    画像を圧縮符号化することを特徴とする動画像圧縮符号
    化方法。
  2. 【請求項2】 入力動画像信号に垂直位置により異なる
    サブサンプリング処理を行い、サブサンプリングされた
    画像を圧縮符号化し、同時にサブサンプリングの内容を
    示す情報を出力することを特徴とする動画像圧縮符号化
    方法。
  3. 【請求項3】 入力動画像信号にラインオフセットサブ
    サンプリング処理を行い、サブサンプリングされた画像
    を圧縮符号化することを特徴とする動画像圧縮符号化方
    法。
  4. 【請求項4】 入力動画像信号にラインオフセットサブ
    サンプリング処理を行い、サブサンプリングされた画像
    信号を圧縮符号化し、同時にラインオフセットサブサン
    プリングを行った旨の情報を出力することを特徴とする
    動画像圧縮符号化方法。
  5. 【請求項5】 入力動画像信号の動き情報を検出し、そ
    の動き情報に基づいて異なる形態のサブサンプリングを
    行い、サブサンプリングされた画像を圧縮符号化するこ
    とを特徴とする動画像圧縮符号化方法。
  6. 【請求項6】 入力動画像信号の動き情報を検出し、そ
    の動き情報に基づいて異なる形態のサブサンプリングを
    行い、サブサンプリングされた画像を圧縮符号化し、同
    時にサブサンプリングの内容を示す情報を出力すること
    を特徴とする動画像圧縮符号化方法。
  7. 【請求項7】 入力動画像信号の動き情報を検出し、そ
    の動き情報に基づいて異なる形態のサブサンプリングを
    行い、それぞれの出力データを重み付け加算を行い、圧
    縮符号化することを特徴とする動画像圧縮符号化方法。
  8. 【請求項8】 入力動画像信号の動き情報を検出し、そ
    の動き情報に基づいて異なる形態のサブサンプリングを
    行い、それぞれの出力データを重み付け加算を行い、圧
    縮符号化し、同時にサブサンプリングの内容と重み付け
    内容を示す情報を出力することを特徴とする動画像圧縮
    符号化方法。
  9. 【請求項9】 入力された動画像信号にサブサンプリン
    グ処理を行うサブサンプリング手段(12)と、 入力されている動画像信号の垂直位置を検出する検出手
    段(14)と、 前記検出手段(14)から得られた結果に従い、サブサンプ
    リング点を前記サブサンプリング手段(12)に指示する指
    示手段(15)と、 前記サブサンプリング出力された動画像信号を圧縮符号
    化する圧縮符号化手段(13)とを有することを特徴とする
    動画像圧縮符号化装置。
  10. 【請求項10】 入力された動画像信号にサブサンプリ
    ング処理を行うサブサンプリング手段(12)と、 入力されている動画像信号の垂直位置を検出する検出手
    段(14)と、前記検出手段(14)から得られた結果に従い、
    サブサンプリング点を前記サブサンプリング手段(12)に
    指示する指示手段(15)と、 前記サブサンプリング手段(12)から出力された動画像信
    号を圧縮符号化する圧縮符号化手段(13)と、 前記指示手段(15)のサンプリング内容に従いサンプリン
    グ情報を出力する出力手段(21)とを有することを特徴と
    する動画像圧縮符号化装置。
  11. 【請求項11】 入力された動画像信号の垂直位置を検
    出する検出手段(14)と、 前記検出手段(14)の出力に従い、入力された動画像信号
    にラインオフセットサブサンプリング処理を行うライン
    オフセットサブサンプリング手段(12)と、 前記サブサンプリング手段(12)から出力された動画像信
    号を圧縮符号化する圧縮符号化手段(13)とを有すること
    を特徴とする動画像圧縮符号化装置。
  12. 【請求項12】 入力された動画像信号の垂直位置を検
    出する検出手段(14)と、 前記検出手段(14)の出力に従い、入力された動画像信号
    にラインオフセットサブサンプリング処理を行うライン
    オフセットサブサンプリング手段(12)と、 前記サブサンプリング手段(12)から出力された動画像信
    号を圧縮符号化する圧縮符号化手段(13)と、 動画像データがラインオフセットサブサンプリングされ
    たことを示すデータを出力する出力手段(21)とを有する
    ことを特徴とする動画像圧縮符号化装置。
  13. 【請求項13】 入力動画像信号に対してそれぞれ異な
    るサブサンプリングによる間引処理を施す複数の間引手
    段(81a〜81n)(85,86)と、 入力動画像信号の動き量を検出する動き検出手段(82)
    と、 前記動き検出手段(82)の出力に従って、前記複数のサブ
    サンプリングによる間引手段の出力の中から一つを選択
    して出力する切換手段(83)と、 この切換手段(83)により選択された出力を圧縮符号化す
    る圧縮符号化手段(72)とを有することを特徴とする動画
    像圧縮符号化装置。
  14. 【請求項14】 入力動画像信号に対してそれぞれ異な
    るサブサンプリングによる間引処理を施す複数の間引手
    段(81a〜81n)(85,86)と、 入力動画像信号の動き量を検出する動き検出手段(82)
    と、 前記動き検出手段(82)の出力に従って、前記複数のサブ
    サンプリングによる間引手段の出力の中から一つを選択
    して出力する切換手段(83)と、 前記切換手段(83)により選択された出力を圧縮符号化す
    る圧縮符号化手段(72)と前記切換手段(72)の選択したサ
    ブサンプリングに対応するサブサンプリング情報を符号
    化し、前記圧縮符号化手段(72)の出力である符号列の所
    定の位置に挿入する挿入手段(77)とを有することを特徴
    とする動画像圧縮符号化装置。
  15. 【請求項15】 入力動画像信号に対して伝送画素数が
    同じで、それぞれ形態が異なるサブサンプリングによる
    間引処理を施す複数の間引手段(81a〜81n)(85,86)と、 入力動画像信号の動き量を検出する動き検出手段(87)
    と、 この動き検出手段(87)の出力に従って決められた比率
    で、前記複数のサブサンプリングによる間引手段の出力
    を重み付け加算を行う演算手段(88)と、 前記演算手段の出力を圧縮符号化する圧縮符号化手段(7
    2)とを有することを特徴とする動画像圧縮符号化装置。
  16. 【請求項16】 入力動画像信号に対して伝送画素数が
    同じで、それぞれ形態が異なるサブサンプリングによる
    間引処理を施す複数の間引手段(81a〜81n)(85,86)と、 入力動画像信号の動き量を検出する動き検出手段(87)
    と、 前記動き検出手段(87)の出力に従って決められた比率
    で、前記複数のサブサンプリングによる間引手段の出力
    を重み付け加算を行う演算手段(88)と、 前記演算手段(88)の出力を圧縮符号化する圧縮符号化手
    段(72)と、 前記演算手段(88)で用いられた演算情報を符号化し、前
    記圧縮符号化手段(72)の出力である符号列の所定の位置
    に挿入する挿入手段(77)とを有することを特徴とする動
    画像圧縮符号化装置。
  17. 【請求項17】 前記挿入手段(77)で符号化される演算
    情報は、重み付け比率である請求項16に記載の動画像
    圧縮符号化装置。
  18. 【請求項18】 前記挿入手段(77)で符号化される演算
    情報は、前記動き検出手段(88)から得られた動き情報及
    びサブサンプリング情報のいずれかまたは両方である請
    求項16に記載の動画像圧縮符号化装置。
  19. 【請求項19】 入力動画像信号に対してn(n≧2)
    フレーム周期でサブサンプリング位相を順次変化させる
    フレームオフセットサブサンプリングによって間引を行
    う間引手段(89)と、 前記間引手段(89)の出力を圧縮符号化する圧縮符号化手
    段(72)と、 入力動画像信号の各領域における動き量を検出する動き
    検出手段(90)と、 前記動き検出手段の出力を符号化して出力する動き符号
    化手段(77)とを有することを特徴とする動画像圧縮符号
    化装置。
  20. 【請求項20】 入力動画像信号に対してn(n≧2)
    フレーム周期でサブサンプリング位相を順次変化させる
    フレームオフセットサブサンプリングによって間引を行
    う間引手段(89)と、 前記間引手段(89)の出力を圧縮符号化する圧縮符号化手
    段(72)と、 入力動画像信号の各領域における動き量を検出する動き
    検出手段(90)と、 前記動き情報及びサブサンプリング情報の両方もしくは
    いずれかを符号化し、前記圧縮符号化手段(72)からの出
    力である符号列の所定の位置に挿入する挿入手段(77)
    と、 を有することを特徴とする動画像圧縮符号化装置。
  21. 【請求項21】 前記サブサンプリング情報とは、サブ
    サンプリングによる間引を施した旨の情報である請求項
    14もしくは請求項18もしくは請求項20のいずれか
    1項に記載の動画像圧縮符号化装置。
  22. 【請求項22】 前記サブサンプリング情報とは、サブ
    サンプリングの位相情報である請求項14もしくは請求
    項18もしくは請求項20のいずれか1項に記載の動画
    像圧縮符号化装置。
  23. 【請求項23】 入力された動画像圧縮符号化データを
    復号し、復号されたデータの垂直位置により異なる内挿
    補間を行うことを特徴とする動画像復号方法。
  24. 【請求項24】 入力された動画像圧縮符号化データを
    復号し、同時に入力されたサブサンプリング内容を示す
    情報に従い、復号されたデータの内挿補間を行うことを
    特徴とする動画像復号方法。
  25. 【請求項25】 入力された動画像圧縮符号化データを
    復号し、同時に入力されたサブサンプリング内容と、重
    み付け内容を示す情報に従い、復号されたデータの内挿
    補間を行ったデータをそれぞれ重み付け加算を行い、画
    像として出力することを特徴とする動画像復号方法。
  26. 【請求項26】 入力された動画像圧縮符号化データを
    復号し、同時に入力された動き情報に従い、復号された
    データの内挿補間を行い、画像として出力することを特
    徴とする動画像復号方法。
  27. 【請求項27】 入力された動画像圧縮符号化データを
    復号し、同時に入力された動き情報に従い、復号された
    データの内挿補間を行った後、その重み付け加算を行
    い、 画像として出力することを特徴とする動画像復号
    方法。
  28. 【請求項28】 入力された圧縮符号化データを復号す
    る復号手段(31)と、 前記復号手段の出力データの垂直位置を検出する検出手
    段(34)と、 前記検出手段(34)の出力に従い、入力された動画像デー
    タを内挿補間する内挿補間手段(33)とを有することを特
    徴とする動画像復号装置。
  29. 【請求項29】 入力された圧縮符号化データを復号す
    る復号手段(31)と、 前記復号手段の出力データの垂直位置を検出する検出手
    段(34)と、 圧縮符号化した際のサブサンプリング内容を示す情報
    と、前記検出手段(34)の出力に従い入力された動画像デ
    ータを内挿補間する内挿補間手段(33)とを有することを
    特徴とする動画像復号装置。
  30. 【請求項30】 入力された符号化データからサブサン
    プリング情報を分離する分離手段(74)と、 前記画像符号化データを復号する復号手段(75)と、 前記分離手段のサブサンプリング情報出力に従って、前
    記復号手段の出力に内挿補間を行い、画像データとして
    出力する補間手段(76)とを有することを特徴とする動画
    像復号装置。
  31. 【請求項31】 入力された符号化データからサブサン
    プリング情報を分離する分離手段(74)と、 前記画像符号化データを復号する復号手段(75)と、 前記分離手段(74)のサブサンプリング情報出力に従っ
    て、前記復号手段(75)の出力に対して行う内挿補間の形
    態を変更し、画像データとして出力する補間手段(76)と
    を有することを特徴とする動画像復号装置。
  32. 【請求項32】 入力された符号化データからサブサン
    プリング情報を分離する分離手段(74)と、 前記画像符号化データを復号する復号手段(75)と、 前記復号手段(75)の出力に対しそれぞれ異なる内挿補間
    を行う複数の補間手段(91a〜91n)(94,95)と、 前記分離手段のサブサンプリング情報出力に従って、前
    記複数の補間手段の出力の中から一つを選択して画像デ
    ータとして出力する切換手段(92)とを有することを特徴
    とする動画像復号装置。
  33. 【請求項33】 入力された符号化データからサブサン
    プリング情報を分離する分離手段(74)と、 前記画像符号化データを復号する復号手段(75)と、 前記復号手段(75)のサブサンプリング情報出力に従っ
    て、前記復号手段(75)の出力に複数種類の内挿補間を施
    し、その重み付け加算を行い、画像データとして出力す
    る補間手段(91a〜91n,93)(94,95,93)とを有することを
    特徴とする動画像復号装置。
  34. 【請求項34】 入力された符号化データからサブサン
    プリング情報を分離する分離手段(74)と、 前記画像符号化データを復号する復号手段(75)と、 前記分離手段(74)の画像符号化データを復号する復号手
    段(75)と、 前記復号手段(75)の出力に対しそれぞれ異なる内挿補間
    を行う複数の内挿補間手段(91a〜91n)(94,95)と、 前記分離手段のサブサンプリング情報出力に従って、前
    記複数の内挿補間手段の出力を重み付け加算を行い、画
    像データとして出力する演算手段(93)とを有することを
    特徴とする動画像復号装置。
  35. 【請求項35】 入力された符号化データからサブサン
    プリング情報を分離する分離手段(74)と、 前記画像符号化データを復号する復号手段(75)と、 前記復号手段(75)の出力に対し複数フレームから内挿補
    間を行うフレーム間補間手段(94)と、 前記復号手段(94)の出力に対し符号化単位画像内で内挿
    補間を行うフレーム内補間手段(95)と、 前記分離手段(74)の動き情報出力に従って、前記フレー
    ム間補間手段の出力と前記フレーム内補間手段の出力と
    を切換えて画像データとして出力する切換手段(93)とを
    有することを特徴とする動画像復号装置。
  36. 【請求項36】 入力された符号化データからサブサン
    プリング情報を分離する分離手段(74)と、 前記画像符号化データを復号する復号手段(75)と、 前記復号手段の出力に対し複数フレームから内挿補間を
    行うフレーム間補間手段(94)と、 前記復号手段の出力に対し符号化単位画像内で内挿補間
    を行うフレーム内補間手段(95)と、 前記分離手段の動き情報出力に従って、前記フレーム間
    補間手段の出力と前記フレーム内補間手段の出力とを重
    み付け加算を行って画像データとして出力する演算手段
    (93)とを有することを特徴とする動画像復号装置。
  37. 【請求項37】 入力された符号化データから画像符号
    化データを復号する復号手段(75)と、 前記復号手段の出力に対し複数フレームから内挿補間を
    行うフレーム間補間手段(94)と、 前記復号手段の出力に対し符号化単位画像内で内挿補間
    を行うフレーム間補間手段(95)と、 前記復号手段(75)の出力もしくは前記フレーム間補間手
    段の出力もしくは前記フレーム内補間手段の出力の何れ
    かから、再生画像内の各領域における動き量を検出する
    動き検出手段(90)と、 前記動き検出手段(90)から得られた動き量に従って、前
    記フレーム間補間手段の出力と前記フレーム内補間手段
    の出力とを切換えて画像データとして出力する切換手段
    (93)とを有することを特徴とする動画像復号装置。
  38. 【請求項38】 入力された符号化データから画像符号
    化データを復号する復号手段(75)と、 前記復号手段(75)の出力に対し複数フレームから内挿補
    間を行うフレーム間補間手段(94)と、 前記復号手段の出力に対し符号化単位画像内で内挿補間
    を行うフレーム内補間手段(95)と、 前記復号手段の出力もしくは前記フレーム間補間手段の
    出力もしくは前記フレーム内補間手段の出力の何れかか
    ら、再生画像内の各領域における動き量を検出する動き
    検出手段(90)と、 前記動き検出手段から得られた動き量に従って、前記フ
    レーム間補間手段の出力と前記フレーム内補間手段の出
    力とを重み付け加算を行って画像データとして出力する
    演算手段(93)とを有することを特徴とする動画像復号装
    置。
  39. 【請求項39】 入力された符号化データを復号する復
    号手段(75)と、 前記復号手段(75)の出力に対し複数フレームから内挿補
    間を行うフレーム間補間手段(94)と、 前記復号手段(75)の出力に対し符号化単位画像内で内挿
    補間を行うフレーム内補間手段(95)と、 前記復号手段(75)から得られた、再生画像の各領域にお
    ける動き情報を用いて前記フレーム間補間及びフレーム
    内補間の何れかを切換えて画像データとして出力する切
    換手段(99,93)とを有することを特徴とする動画像復号
    装置。
  40. 【請求項40】 入力された符号化データを復号する復
    号手段(75)と、 前記復号手段(75)の出力に対し複数フレームから内挿補
    間を行うフレーム間補間手段(95)と、 前記復号手段(75)の出力に対し符号化単位画像内で内挿
    補間を行うフレーム内補間手段(95)と、 前記復号手段(75)から得られた、再生画像の各領域にお
    ける動き情報を用いて前記フレーム間補間及びフレーム
    内補間の出力を重み付け加算を行い、画像データとして
    出力する演算手段(99,93)とを有することを特徴とする
    動画像復号装置。
  41. 【請求項41】 動画像符号化データと、該符号化デー
    タの圧縮符号化時のサブサンプリング内容を示す情報を
    記録したことを特徴とする記録媒体。
  42. 【請求項42】 動画像符号化データと、該符号化デー
    タの圧縮符号化時のサブサンプリング内容と、その重み
    付けを示す情報を記録したことを特徴とする記録媒体。
  43. 【請求項43】 動画像符号化データと、該符号化デー
    タの動き情報を記録したことを特徴とする記録媒体。
  44. 【請求項44】 前記圧縮符号化は、MPEG方式、
    H.261方式等の動きベクトル検出によりフレーム間
    圧縮符号化を含むことを特徴とする、請求項1〜7のい
    ずれか1項に記載の動画像圧縮符号化方法。
  45. 【請求項45】 前記圧縮符号化手段(13)は、MPEG
    方式、H.261方式等の動きベクトル検出によるフレ
    ーム間圧縮符号化手段であることを特徴とする、請求項
    8〜22のいずれか1項に記載の動画像圧縮符号化装
    置。
  46. 【請求項46】 前記復号は、MPEG方式、H.26
    1方式等の動きベクトル検出によるフレーム間圧縮情報
    の復号であることを特徴とする請求項23〜27のいず
    れか1項に記載の動画像復号方法。
  47. 【請求項47】 前記復号手段(31)は、MEPG方式、
    H.261方式等の動きベクトル検出によるフレーム間
    圧縮情報の復号であることを特徴とする請求項28〜4
    0記載の動画像復号装置。
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