JPH08336015A - 各種文書を走査できるスキャナ - Google Patents

各種文書を走査できるスキャナ

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JPH08336015A
JPH08336015A JP8050042A JP5004296A JPH08336015A JP H08336015 A JPH08336015 A JP H08336015A JP 8050042 A JP8050042 A JP 8050042A JP 5004296 A JP5004296 A JP 5004296A JP H08336015 A JPH08336015 A JP H08336015A
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JP
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roller
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JP8050042A
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English (en)
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Dominique Bertrand
ベルトラン ドミニク
Jean-Marie Gatto
− マリー ガット ジャン
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Original Assignee
FAST FR ADVANCED SYST TECHNOL SARL
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 走査すべき文書との接触面に擦傷を作った
り、汚損することなく、挿入した文書の平行度を保証
し、その挿入角が調整可能な、各種文書を走査できるス
キャナを提供すること。 【解決手段】 このスキャナ10は、発光素子、集光素
子および受光素子を含むセンサ列12を使い、案内部材
75に沿って挿入された文書15を無接触で走査する。
挿入された文書は、対向運動装置66の第1機構65の
当接部67に当接し、走査軸と平行にされる。その平行
度が正常であることをセンサが検出すると、リレー70
がこのスキャナを作動状態にし、当接部67を引込め、
第2機構68の板ばね69で文書をローラに圧接し、ロ
ーラ43を駆動するモータを始動して文書を送る。走査
が終ると、リレー74が作動状態を解く。センサ列12
は、ローラ43と同軸の関係に配置されて、その回りに
揺動可能であるため、文書挿入角を調整できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文書挿入角を調整
でき、挿入装置と接触しないセンサを使い且つ挿入した
文書の平行度を自動的に検出し、各種文書を走査できる
スキャナに関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術のスキャナは、多数の欠点を有
する。それらは、走査すべき文書と接触し且つ光学走査
軸が横断する透明板を備えたセンサ列を使用する。上記
スキャナに挿入する文書の平行度を保証することも不可
能である。
【0003】他の従来技術のスキャナでは、光学走査軸
と駆動ローラを移動することによって平行度を保証して
いる。この移動は、文書を平行に挿入できるようにし、
光学走査軸の位置での擦傷を防ぐが、必然的に光学走査
軸に達する透明板の汚損を防止するものではない。
【0004】その上、駆動ローラの丸くされた部分が挿
入した文書をかむようになり、それが文書の厚さまたは
しわ(wrinkling)の関数であるでこぼこ(i
rregularities)を生じて、その結果、距
離が文書の特性の関数として一定でなくなる。
【0005】他の構成では、汚損問題を避けるために、
段を設けることが必要になってきている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】これらの欠点を無くす
るために、本発明は、ローラの移動を使わずに且つ擦傷
も汚損も生じずに、挿入した文書の平行度を自動的に検
出し、その挿入角を調整できるスキャナに関する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、センサ列を使
い、走査すべき文書と光学走査軸の間の接触がなくどん
な種類の文書も走査できるスキャナに於いて、一方は文
書の鎖錠−解放運動であり、他方は開放−鎖錠運動であ
る二つの逆の運動を同時に組合せて走査すべき文書を容
易に挿入できるようにする装置を含み、該装置が挿入し
た文書の平行度を保証することもできるようにすること
を特徴とするスキャナに関する。
【0008】スキャナは、文書を駆動するためのローラ
およびセンサの列または群も含み、そのセンサ列の角度
は、上記文書の挿入角を調整できるように、駆動ローラ
の軸線すなわち軸の周りに調整可能である。
【0009】都合のいいことに、文書挿入力を必要とせ
ず、同時に、駆動ローラが回転していて、文書が挿入さ
れているときにだけ、擦れまたは摩擦がある。
【0010】本発明によるスキャナは、挿入した文書の
平行度を、光学走査軸の位置でこの文書と接触すること
なく自動的に検出し、上記平行度は、OCRまたは他の
複合化処置のときに非常に重要である。
【0011】いったん、文書の平行度の検出を終える
と、本発明による装置を始動または開始して、文書の通
過を自由にし、文書を光学走査軸から良好な距離に維持
し、このことが、正しい位置にあるとき、モータの前進
につながる。
【0012】都合の良い実施例に於いて、上記スキャナ
は、実際スキャナ本体を含み、その周りにセンサの列が
ある角度で揺動可能であり、更に、このスキャナによる
走査後に挿入文書を受取る収容トレーを含む。このスキ
ャナ本体は、例えば、T形断面材によって作られてい
て、その二つの横方向端部に二つのフランジが固定され
ている。他の実施例で、上記T形断面材は、都合良くこ
のスキャナをその環境に適合させる理想的形状をとるこ
とができる。このスキャナは、二つのフランジの一つ
に、二つの固定タブによるか、またはバヨネット(ba
yonet)若しくはクリップ装置によって固定された
モータを有することができ、それでローラを歯車装置を
介して回転させることができる。このモータは、スキャ
ナの長さを長くしないように、その内部の方に向けるこ
とができる。上記ローラの軸の両端に、それぞれ、中間
カラーを備えた第1軸受リングと端部にカラーを備えた
第2軸受リングを置くことができ、それらが、第1軸受
リングを備えた上記ローラの第1端を、二つのフランジ
の一つに作られた、全周が閉じた孔の中へ挿入し、次に
他端を、他の側のフランジに作られた、開いた孔の中へ
挿入し、続いて後者をこれら二つのフランジの一つにあ
る固定装置により固定できるようにする。
【0013】スキャナは、好ましくはアルミ製であり、
好ましくはT形である、単純な断面材を使用する。も
し、T形材がなければ、例えばL形断面材を作ることに
よって、形状を最適化且つ単純化することができる。
【0014】フランジ固定装置は、ねじであると都合が
良く、固定するためとこの装置の位置決め用ピンとして
の両方に使い得る。単一部材、例えば、この断面材上の
二つのフランジの間に配置されたクランプ装置が、この
固定を保証する。
【0015】センサ列の二つの横方向端部に、二つの端
部取付け部品が固定されていて、その各々は、リングの
形をした軸受を備え、それらは、開口が切り開かれてい
て弾性的であり、クリップ留め可能であってもなくても
良く、且つ、センサ列を依然として回転できるようにし
ながら、各リングに挿入せしめられる。各端部取付け部
品は、固定またはクランプ装置、例えば、各フランジに
形成された円形の弓形状開口部に挿入すべき、ねじ−ナ
ット組立体を通過させる孔を有しており、もって所望の
角度にクランプできるようになっている。
【0016】このスキャナは、都合のよいことに走査す
べき文書のための少なくとも一つの挿入案内部材も有し
ている。
【0017】本発明によるシステムは、特に、同時に逆
のまたは対向する運動をすることができる二つの機構組
立体を有する。
【0018】第1の機構は、モータが始動する前に走査
すべき文書が当接する傾斜面で終る当接部または停止部
(stop)を含んでいる。このわずかに傾斜した面
は、この当接部が動くとき、文書を確実に解放できるよ
うにする。第2の機構は、板ばねで終る部材を含み、そ
れは、モータが始動する前に文書をローラに係合させ
る。変形例では、この板ばねは強直な板ばねで、ばね効
果は、上記板ばねが固定されているレバーで得るか、ま
たはレバー運動装置で得る。本発明による装置は、少な
くとも一つの作動装置および(または)少なくとも一つ
の作動解除装置も含んでいる。それはまた、二つの機構
が適所にあることおよび走査すべき文書が正しく挿入さ
れていることを示す情報を走査できるようにする検出装
置を含んでいる。
【0019】本発明によるスキャナは、接触せずに直接
画像走査をできるようにし、それで光学走査軸が横切る
ガラス板との摩擦がない。本発明の装置にはガラスがな
いので、擦傷、汚損、清掃または保守がいらない。
【0020】都合がよいことに、この紙平行度検出装置
は、光学走査軸に関してローラの移動を使わない。当接
部が形成する小さな角度は、それが後退している間は、
文書がそれを擦らないようにし、且つそれを同じ方向に
引くことができるようにする。もし必要なら、上記当接
部を櫛形にすることができ、それは、どんなゴミもこの
櫛形の当接部を通ってスキャナの外側に落ちるようにで
きるので有利である。
【0021】板ばねの圧力は、この当接部の解放に付随
的に加えられる。この当接部は、光学走査軸に関して移
動されるので、挿入した文書の平行度を検出するために
必要な正しい距離を保証する。本発明による機構は、一
方で“紙に圧力を加えない”位置での板ばねとローラの
間の、および他方で当接部とローラの間の、正しい運動
(二つの運動の同時逆転)を保証する。
【0022】挿入した文書の平行度は、文書が当接部に
適切に当接されたときに検出され、光学走査軸が挿入し
た文書を走査し、適当な数の画素を走査したかどうかを
検出できるときに検出でき、それによってこの文書が本
当に平行であることを保証する。文書が平行であるかど
うかを示すのは、走査したがその相対位置である。この
当接部は、光学走査軸の上位に突出されずに、それにで
きるだけ近づけることができる。
【0023】センサ列の角度をスキャナに関して調整で
きることは、文書挿入角を調整可能にし、各ユーザは最
適な視覚快適性を確保してこのスキャナを使うことがで
きる。
【0024】このスキャナは、非常に簡単で、最も小さ
くされている。センサ列の取外しは、ローラの取外しを
要しない。駆動ローラは、その側板の一つを通すことに
よって非常に容易に取外される。モータは、バヨネット
装置によって固定され、他の工具を使わずにそれを直ち
に交換できるようにされている。
【0025】フランジは、ねじを使わずにクリップ装置
によって嵌挿することができ、この場合はそれらを柔軟
な材料、例えばABS、PVC、デルリンまたは類似の
プラスチック材料で作ることができる。
【0026】他の実施例では、断面材はクリップ留めを
可能とする柔軟材料で作られている。
【0027】制御装置は、少なくとも一つのリレー、お
よび(または)圧電装置および(または)マイクロモー
タを有することができる。
【0028】この装置は、単一のパルスを加えるだけで
装置を“作動させ”(即ち、板ばねを固定し、当接部を
自由にする)、続いて他の弱いパルスを加えることで作
動を解除するような鎖錠型にすることができる。作動を
解除するために、第2の装置、例えばリレーを使うこと
ができる。
【0029】この制御装置は、鎖錠装置の結果として、
例えば微小なリレーを使うので、リレーの動作が非常に
短時間(高強度)に行われ、その消費電力を削減でき
る。
【0030】他の実施例では、マイクロモータはモータ
の部分の一つの方向または他の方向への回転により、キ
ャリジをウオーム上で両方向に動かすことができる。
【0031】構造上の変形例では、この対向運動装置
は、並進運動で動く第1部分と揺動運動で動く第2部分
を有し、その両方が運動発生装置によって制御されたキ
ャリジによって動かされる。
【0032】第1部分は、当接部に終り、次にその当接
部は、上記スキャナが走査段階にないとき、走査すべき
文書に当接する傾斜面に終る。上記部分は、二つの長孔
も備え、その中を対応するピンが動くことができ、上記
二つの長孔は、方向が平行で後退軸に関して傾斜してい
る。この部分は、長孔の中を動くピンによって動かさ
れ、その孔の形状は、それを動かすことができるように
プログラムされている。
【0033】第2部分は、長孔の中を動くピンのある部
材によって作動させられ、その孔の形状は、プログラム
運動をさせるように計算されている。或る一つの形状に
よれば、例えば、キャリジを移動端で押込みまたは楔止
めすることを可能としている。
【0034】可動部分に作られたこれらの長孔は、プロ
グラム運動をさせるように計算された形状であるのが都
合がよい。
【0035】
【発明の実施の形態】図1に示すように、本発明による
スキャナ10には、実際のスキャナ本体11を有し、そ
の周りにセンサの列または群12が角度範囲13で揺動
可能である。収容トレー14は、このスキャナによる走
査後の文書15を受取る。
【0036】図2、図3および図4に示すように、スキ
ャナ本体は、例えば、T形断面材20によって作られて
いて、その二つの横方向端部には二つのフランジ21、
22が固定されている。ここでは各フランジのそれぞれ
に形成されている二つの長孔25、26に二つの突出部
23、24を挿入することによって固定が行われる。各
フランジには、円形で弓形状の開口部30、31が形成
されている。それらフランジの一方は、全周にわたって
閉じた、円筒形孔32であり、他方は外部に開いた円筒
形孔33である。
【0037】このスキャナはまた、例えば二つの固定タ
ブ41、42によって、二つのフランジの一つ(22)
に固定されたモータ40を有し、このモータ40が歯車
44を介して駆動ローラ43を回転できるようにしてい
る。もし、スキャナを長くしたくないなら、このモータ
を、例えばスキャナの内側の方に向けて方向変換する。
【0038】駆動ローラ43の軸45の二つの端部に
は、中間カラー47を備えた軸受リング46と端部カラ
ー49を備えた軸受リング48が嵌挿されていて、これ
により、軸受リング46を備えたこのローラの第1端を
閉じた孔32の中へ挿入し、次に他端を開いた孔33の
中へ挿入し、続いて後者をフランジ22に配設された固
定ねじ50により固定できるようにする。別の構成で
は、リング46を予め孔32に固定する。
【0039】センサ列12の二つの横方向端部には、二
つの端部取付け部品55、56が、例えば、孔57に挿
入できる固定クリップまたはねじにより固定されてい
る。これらの端部取付け部品は、クリップ留め方式の軸
受59を備え、これらは、センサ列を回転できるように
しながら、リング46および48の各々に挿入せしめら
れる。
【0040】各取付け部品には、所望の挿入角にクラン
プできるようにするための例えば、各円形で弓形状の開
口部30、31に挿入すべきねじ−ナット組立体62
(63)を通過させる孔60、61が形成されている。
【0041】図2は、スキャナをカバーまたはシャシに
固定できるようにするクランプ装置64を示す。
【0042】図5に示すように、センサ列12は長い構
造体であり、その中に受光細長部材すなわちアレー78
および光放射システム76、例えば発光ダイオードから
成るアレーおよび発光管、並びに合焦装置77、作動状
態にする一つ以上のリレー70および小さな作動状態解
除リレー74がある。装置は、スキャナに挿入した文書
に対して当接部67を確実に動かし、同時にこの文書を
ローラ43に圧接させるように板ばね69を確実に動か
すことを可能にする。
【0043】リンク機構66の形をしたこの装置は、一
方は文書の鎖錠−解放運動であり、他方は文書の開放−
鎖錠運動である二つの逆の運動を同時にすることがで
き、挿入した文書の平行度を確保することもできる二つ
の機構65および68によって走査すべき文書を挿入で
きるようにしている。
【0044】この装置は、一方にモータの始動前に紙が
当接する傾斜面に終る当接部67を、他方に板ばね69
に終る要素68を有する。
【0045】適当な処理装置は、走査画素の位置を走査
しながら、文書15が、図10に示すように、特に平行
度に関して、正しく挿入されているかどうかを検知でき
るようにする。
【0046】モータが始動するすぐ前に、当接部67が
後退して、走査すべき文書が通過できるようにし、同時
に板ばね69がこの文書をローラ43に係合させる。
【0047】引き続いて作動準備状態にする電磁石すな
わち電極石70を作動する処理装置によって、走査すべ
き文書が正しく挿入されたことが検出される。鎖錠部材
58がリンク機構66を作動位置に鎖錠する。部材71
および72が、当接部67への運動の伝達を可能にす
る。
【0048】部材68の端部に配置された光電セル73
は、この処理装置に対して装置66が本当に適所にある
かどうかを指示する情報を読みとることをできるように
する。この機構は、挿入した文書が光学走査軸に平行で
あり、これに引き続いて処理装置がスキャナの適当な画
素を走査した場合にのみ活性化される。
【0049】電磁石74は、装置66を不作動状態に
し、検出を制御することができ、処理装置がモータを止
めることを可能ならしめる。第1案内部材75および第
2案内部材75’が走査すべき文書をよりよく挿入でき
るようにする。
【0050】文書を挿入した瞬間は、ローラ43はいず
れとも関係が無く、従って自由に回転することができ
る。このローラは、文書が挿入されてきた場合のみに回
転する。このような装置は、ローラのゴムが、それが協
働する装置、即ち本発明の板ばね69、と擦れるのを避
ける。従って、補足的な力がモータに伝達されることは
ない。それで、上記ローラは、摩擦係数が非常に高い材
料でできている。紙とローラの間の摩擦または擦れもゼ
ロで、紙の摩擦係数が良いために、紙と板ばねの間のそ
れは非常に小さい。
【0051】図6から図9までに示す変形例では、装置
66は、並進運動させ得る少なくとも一組の電磁石7
9、79’によって制御されるキャリジ80を含み、第
1部分81に別の方向の別の並進運動をさせ、第2部分
82に軸83周りの揺動運動をさせる。
【0052】第1部分81は、当接部84に終り、その
当接部は、それ自身、上記スキャナが走査段階にないと
き、走査すべき文書に当接する傾斜面に終る。
【0053】図7(A)および図8に示す図は、図6の
矢印7Aおよび8の方向に見た図に相当する。
【0054】図7(A)に示すように、部分81は、二
つのスライドすなわち長孔85、86を備え、その中を
対応するピン85’、86’が動くことができ、上記二
つの孔は、方向が平行で後退軸に関して傾斜している。
それには第3の長孔87もあり、その中を対応するピン
87’が動くことができる。このピンと長孔は、この部
分に逆の関係に配設することができる(ピン87’
a)。
【0055】図7(B)に示すように、プログラム運動
を可能にするために第3長孔の形状に基づいて作動する
ようにすることができる。この孔は、例えば円弧、放物
線、双曲線等の適当な形状をどれでも与えることができ
る。連続する角度α、βおよびγがそれぞれ45°、0
°および30°の異なる値をとることもできる。
【0056】それで、例示した方法では、電磁石を使用
してその可動部の距離の二乗におおよそ比例する力を供
給するように調整することができる。長孔の形状は、電
磁石によって供給される力が一定であるように選ぶこと
ができる。この形状は、大まかに電磁石の可動部に供給
される力の形状の逆の指数曲線の形状である。
【0057】第2部分82、82’は、長孔の中を動く
ピンのある部材によって作動させられ、その孔の形状を
プログラム運動ができるように形成することができる。
このピンと長孔は、この部分に逆の関係に配設すること
ができる。
【0058】図8および図9は、第2部分82の変形を
示す。キャリジ80は、例えばこのキャリジ80を移動
端で押込むことを可能にする少なくとも一つの固定位置
94、94’があるスライドすなわち長孔91を有し、
その中でフォーク93と一体のピン92が動くことがで
きる。
【0059】図8は、光電セル100も示す。
【0060】この発明によるスキャナは、図13に示す
ように作動する。
【0061】使用するモータは、例えば1回転当りのス
テップ数が小さく、例えば12と48の間にある、ステ
ッピングモータである。良く制御すると、そのようなモ
ータは、高トルクを維持しながら高速で回転することが
できる。本発明は、モータのステップを正確に制御する
ことができる装置を提案する。歯車装置44が回転数す
なわち駆動ローラに対する所望分解能を減らすことを可
能にする。このモータは、ステップ数を大きくして減速
装置の使用を避けることもできる。
【0062】図11に示すように、モータ40の制御シ
ステムは、とりわけスイッチ102、増幅器103、1
05、107およびモータ巻線供給回路に挿入された抵
抗器Rを有する。この抵抗器は、巻線中の電流を正確に
測定できるようにする。
【0063】従って、この電流の瞬間値Iinstを使
って銅の温度、出された正確な磁束およびステップの進
みまたは遅れを測定し;この電流(積分器104)の平
均値Imoyを使って吸収された動力を測定し;フィル
タ107を使って制御パラメータおよびステップの進み
または遅れを測定する。
【0064】処理装置MTがこれら全ての値を受け、異
なる巻線に加えるべき位相補正値を計算できるようにす
る。
【0065】図11に示すように、モータの消費を最適
化できるようにする二つの電圧レベルによって巻線を制
御することができる。図11は、二つの制御信号U1、
U2および巻線に加える二つの電圧V1、V2を示す。
【0066】他の実施例では、この電流の測定がモータ
への一定電流の供給を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるスキャナを示す。
【図2】本発明によるスキャナの分解図を示す。
【図3】本発明によるスキャナの平面図を示す。
【図4】本発明によるスキャナの断面図で、その駆動シ
ステムを示す。
【図5】本発明によるスキャナの断面図で、無接触セン
サの調整を示す。
【図6】本発明によるスキャナの変形例を示す。
【図7】本発明によるスキャナの変形例を示す。
【図8】本発明によるスキャナの変形例を示す。
【図9】本発明によるスキャナの変形例を示す。
【図10】本発明によるスキャナに挿入した文書が平行
な場合(A部)と平行でない場合(B部)をそれぞれ示
す。
【図11】モータ制御システムを示す。
【図12】モータ制御信号の例を示す。
【図13】本発明によるスキャナの動作フローチャート
を示す。
【符号の説明】
10 スキャナ 12 センサ列 13 角度 15 文書 20 断面材 21 フランジ 22 フランジ 32 閉じた孔 33 開いた孔 40 モータ 43 ローラ 44 歯車装置 45 軸 46 第1軸受リング 47 中間カラー 48 第2軸受リング 49 端部カラー 50 固定装置 55 端部取付け部品 56 端部取付け部品 59 軸受 60 固定装置 61 固定装置 62 固定装置 63 固定装置 65 第1機構 66 対向運動装置 67 当接部 68 第2機構 69 板ばね 70 作動準備装置 74 作動準備解除装置 75 案内部材 75’ 案内部材 79 運動発生装置 79’ 運動発生装置 80 キャリジ 81 第1部分 82 第2部分 82’ 第2部分 85 長孔 85’ ピン 86 長孔 86’ ピン 87 長孔 91 長孔 92 ピン 93 部材

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センサ列を使い、走査すべき文書と光学
    走査軸を接触させずに各種文書を走査できるスキャナで
    あって、一つは前記文書の鎖錠−解放運動であり、他は
    該文書の開放−鎖錠運動である逆の運動の同時組合せに
    よって走査すべき前記文書を容易に挿入できるようにす
    る装置を含み、該装置が挿入した前記文書の平行度を保
    証するスキャナ。
  2. 【請求項2】 挿入した前記文書を駆動するためのロー
    ラおよびセンサ列を有し、該センサ列の前記スキャナに
    関する角度が調整でき、それにより前記文書の挿入角が
    調整可能な請求項1に記載のスキャナ。
  3. 【請求項3】 前記装置が挿入力を必要とせずに前記文
    書を挿入できるようにし、同時に、駆動ローラが回転し
    ていて、前記文書が挿入されている場合だけ、擦れまた
    は摩擦があるようにできる請求項2に記載のスキャナ。
  4. 【請求項4】 その回りに前記センサ列が或る角度範囲
    で揺動可能な実際のスキャナ本体および前記スキャナに
    よる走査に引き続いて挿入した前記文書を受取る収容ト
    レーを有する請求項1に記載のスキャナ。
  5. 【請求項5】 前記スキャナ本体が断面材によって作ら
    れていて、その二つの横方向端部に二つのフランジが固
    定されている請求項4に記載のスキャナ。
  6. 【請求項6】 前記断面材がT形断面材である請求項5
    に記載のスキャナ。
  7. 【請求項7】 ローラを歯車装置を介して回転させるこ
    とができるように、二つのフランジの一つに固定された
    モータを有し、該モータが、前記スキャナの長さを長く
    しないように、該スキャナの内側に向けて方向転換され
    ている請求項5に記載のスキャナ。
  8. 【請求項8】 前記ローラの軸の二つの端部に、それぞ
    れ、中間カラーを備えた第1軸受リングおよび端部カラ
    ーを備えた第2軸受リングが嵌挿されていて、これによ
    り該第1軸受リングを備えた前記ローラの第1端を、二
    つの前記フランジの一方に形成された閉じた孔の中へ挿
    入し、次に他端を、他方の前記フランジに形成された開
    いた孔の中へ挿入し、続いて後者をこれら二つの前記フ
    ランジの一方に配設された固定装置により固定できるよ
    うにする請求項7に記載のスキャナ。
  9. 【請求項9】 前記センサ列の二つの前記横方向端部
    に、二つの端部取付け部品が固定されていて、該各端部
    取付け部品がクリップ留め方式の軸受を備え、該軸受が
    前記センサ列を回転できるようにしながら、各リング上
    に挿入せしめられる請求項8に記載のスキャナ。
  10. 【請求項10】 前記各端部取付け部品が固定装置も有
    し、もって前記センサ列を選択した前記角度範囲に固定
    できる請求項9に記載のスキャナ。
  11. 【請求項11】 少なくとも一つの案内部材を有し、走
    査すべき前記文書をよりよく挿入できる請求項1に記載
    のスキャナ。
  12. 【請求項12】 ローラと交互に協働して、同時に逆の
    運動をすることができる二つの機構組立体を有する請求
    項1に記載のスキャナ。
  13. 【請求項13】 前記機構組立体の長孔の形状が、ピン
    の移動をプログラムできるようになされている請求項1
    2に記載のスキャナ。
  14. 【請求項14】 少なくとも一つの作動装置および少な
    くとも一つの作動解除装置を含む請求項12に記載のス
    キャナ。
  15. 【請求項15】 前記機構組立体が適所にあることを示
    す情報を走査できる検出装置を有する請求項12に記載
    のスキャナ。
  16. 【請求項16】 第1機構が傾斜面に終る当接部を含
    み、モータが始動する前の待機段階で、前記当接部に走
    査すべき前記文書が当接する請求項12に記載のスキャ
    ナ。
  17. 【請求項17】 汚物が通過できるように、前記当接部
    が櫛形形状をしている請求項16に記載のスキャナ。
  18. 【請求項18】 前記文書が動いている間に擦れるのを
    防ぐように、前記当接部が解放角を有する請求項16に
    記載のスキャナ。
  19. 【請求項19】 前記第2機構が、板ばねに終る部材を
    有し、該部材が前記文書を前記ローラに係合させる請求
    項12に記載のスキャナ。
  20. 【請求項20】 対向運動をする装置は、並進運動で動
    く第1部分と揺動運動で動く第2部分とを有し、その両
    方が少なくとも一つの運動発生装置により制御されたキ
    ャリジによって動くようになされた請求項12に記載の
    スキャナ。
  21. 【請求項21】 前記運動発生装置が電磁石である請求
    項20に記載のスキャナ。
  22. 【請求項22】 前記運動発生装置が圧電装置である請
    求項20に記載のスキャナ。
  23. 【請求項23】 前記運動発生装置がマイクロモータで
    ある請求項20に記載のスキャナ。
  24. 【請求項24】 前記第1部分が二つの長孔を備え、そ
    の中を対応するピンが動くことができ、前記二つの長孔
    は、方向が平行で後退軸に関して傾斜している請求項2
    0に記載のスキャナ。
  25. 【請求項25】 前記第2部分は、長孔の中を動くピン
    を有する部材によって作動され、前記長孔の形状が、プ
    ログラム運動をさせるように設計されている請求項20
    に記載のスキャナ。
  26. 【請求項26】 可動部分の長孔が、プログラム運動を
    させるように設計されている請求項1に記載のスキャ
    ナ。
  27. 【請求項27】 前記長孔が少なくとも一つの固定装置
    を構成する請求項26に記載のスキャナ。
JP8050042A 1995-03-08 1996-03-07 各種文書を走査できるスキャナ Pending JPH08336015A (ja)

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FR9502702 1995-03-08
FR9502702A FR2731575B1 (fr) 1995-03-08 1995-03-08 Scanner de tout type de document

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FR2731575B1 (fr) 1997-06-06
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