JPH08335056A - 表示装置 - Google Patents
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- JPH08335056A JPH08335056A JP16702695A JP16702695A JPH08335056A JP H08335056 A JPH08335056 A JP H08335056A JP 16702695 A JP16702695 A JP 16702695A JP 16702695 A JP16702695 A JP 16702695A JP H08335056 A JPH08335056 A JP H08335056A
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- Japan
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- light emitting
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- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
- Control Of El Displays (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 平均電力およびピーク電力を低減でき、発光
素子の寿命を伸ばすことができる表示装置を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 複数の発光ダイオード素子L1〜L12と、
各発光ダイオード素子L1〜L12を駆動する複数の駆
動バッファB1〜B12と、各駆動バッファB1〜B1
2を制御する制御プロセッサQ1とを有する表示装置に
おいて、発光ダイオード素子L1〜L12とそれぞれに
対応する駆動バッファB1〜B12とを規定数のグルー
プに振り分けるとともに、上記制御プロセッサによって
各グループの駆動バッファを任意のデューティ比で有効
にし、かつ、時間軸上において各グループの位相を、
(フレーム周期)/(グループ数)の間隔ずつずらしな
がら順々に有効にするようにした。
素子の寿命を伸ばすことができる表示装置を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 複数の発光ダイオード素子L1〜L12と、
各発光ダイオード素子L1〜L12を駆動する複数の駆
動バッファB1〜B12と、各駆動バッファB1〜B1
2を制御する制御プロセッサQ1とを有する表示装置に
おいて、発光ダイオード素子L1〜L12とそれぞれに
対応する駆動バッファB1〜B12とを規定数のグルー
プに振り分けるとともに、上記制御プロセッサによって
各グループの駆動バッファを任意のデューティ比で有効
にし、かつ、時間軸上において各グループの位相を、
(フレーム周期)/(グループ数)の間隔ずつずらしな
がら順々に有効にするようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電力によって発光する
素子、例えばLED素子によって表示を行う表示装置に
関する。
素子、例えばLED素子によって表示を行う表示装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えばファクシミリ装置や複
写機等の操作パネルには、LED素子の点灯状態によ
り、各種の状態を知らせるようにしたものが普及してい
る。
写機等の操作パネルには、LED素子の点灯状態によ
り、各種の状態を知らせるようにしたものが普及してい
る。
【0003】図2は、ファクシミリ装置における操作パ
ネルの一例を示す平面図である。
ネルの一例を示す平面図である。
【0004】図中のDSP1は、液晶(LCD)ディス
プレイであり、SW01は、読み取り解像度指定のスイ
ッチである。また、SW02は、読み取り濃度指定のス
イッチであり、SW03は、読み取りモード切り替えの
スイッチである。
プレイであり、SW01は、読み取り解像度指定のスイ
ッチである。また、SW02は、読み取り濃度指定のス
イッチであり、SW03は、読み取りモード切り替えの
スイッチである。
【0005】また、SW04は、受信モード切り替えの
スイッチであり、SW05は、送信モード切り替えのス
イッチである。また、SW06は、スタンプモード切り
替えのスイッチである。
スイッチであり、SW05は、送信モード切り替えのス
イッチである。また、SW06は、スタンプモード切り
替えのスイッチである。
【0006】さらに、SW00、24〜27、34〜3
7、44〜47、54〜57、64〜67、74〜76
のスイッチは、ワンタッチボタンのスイッチであり、S
W30〜33、40〜43、50〜53のスイッチは、
テンキースイッチである。
7、44〜47、54〜57、64〜67、74〜76
のスイッチは、ワンタッチボタンのスイッチであり、S
W30〜33、40〜43、50〜53のスイッチは、
テンキースイッチである。
【0007】S61は、ストップキーのスイッチであ
り、S60は、スタートキーのスイッチである。
り、S60は、スタートキーのスイッチである。
【0008】また、L1〜12は、LED素子であり、
図8(表1)に示すような装置の各機能に割り当てられ
ており、その点灯、消灯等によって、それぞれの動作状
態を表すようになっている。
図8(表1)に示すような装置の各機能に割り当てられ
ており、その点灯、消灯等によって、それぞれの動作状
態を表すようになっている。
【0009】そして、SW01を押下するごとに、L1
→L2→L3→L1→…のようにトグル点灯し、SW0
2を押下するごとに、L4→L5→L6→L4→…のよ
うにトグル点灯する。
→L2→L3→L1→…のようにトグル点灯し、SW0
2を押下するごとに、L4→L5→L6→L4→…のよ
うにトグル点灯する。
【0010】また、SW03を押下するごとに、L7→
L8→(消灯)→L7→…のようにトグル点灯し、SW
04を押下するごとに、L9→L10→(消灯)→L9
→…のようにトグル点灯する。
L8→(消灯)→L7→…のようにトグル点灯し、SW
04を押下するごとに、L9→L10→(消灯)→L9
→…のようにトグル点灯する。
【0011】また、SW05を押下するごとに、L11
→(消灯)→L11→…のようにトグル点灯し、SW0
6を押下するごとに、L12→(消灯)→L12→…の
ようにトグル点灯する。
→(消灯)→L11→…のようにトグル点灯し、SW0
6を押下するごとに、L12→(消灯)→L12→…の
ようにトグル点灯する。
【0012】すなわち、上記の例の場合、装置状態によ
り同時に点灯する必要があるLED個数は1〜6個で可
変となる。
り同時に点灯する必要があるLED個数は1〜6個で可
変となる。
【0013】図3は、図2に示す操作パネルにおける従
来のLED駆動回路を示す回路図である。
来のLED駆動回路を示す回路図である。
【0014】図において、Q1は、ポート出力端子をも
つ1チップマイクロコンピュータであり、P1〜12
は、ポート出力信号である。また、B1〜12は、LE
D駆動用のバッファであり、R1〜12は、電流制限用
の抵抗である。
つ1チップマイクロコンピュータであり、P1〜12
は、ポート出力信号である。また、B1〜12は、LE
D駆動用のバッファであり、R1〜12は、電流制限用
の抵抗である。
【0015】LEDポートは、2バイトで構成され、ビ
ット対応は図9に示すようになっている。
ット対応は図9に示すようになっている。
【0016】そして、各ビットに1を書き込むと、その
ビットに対応するポートからHレベルが出力され、各ビ
ットに0を書き込むと、そのビットに対応するポートか
らLレベルが出力される。
ビットに対応するポートからHレベルが出力され、各ビ
ットに0を書き込むと、そのビットに対応するポートか
らLレベルが出力される。
【0017】例えば、P1にHレベルを出力すると、B
1バッファの出力がLレベルとなり、電源→R1→L1
→B1の電流経路が形成されL1が点灯する。
1バッファの出力がLレベルとなり、電源→R1→L1
→B1の電流経路が形成されL1が点灯する。
【0018】逆に、P1にLレベルを出力すると、B1
バッファの出力がHレベルになり、電流が流れずにL1
は消灯する。
バッファの出力がHレベルになり、電流が流れずにL1
は消灯する。
【0019】また、LED駆動の1つの方式として直流
点灯がある。この方式は100%デューティ比で電流を
LEDに流すものである。具体的な制御方法としては、
点灯するLEDのポートを有効にして(Hレベル出
力)、消灯するLEDのポートは無効にする(Lレベル
出力)という単純な制御を行う。
点灯がある。この方式は100%デューティ比で電流を
LEDに流すものである。具体的な制御方法としては、
点灯するLEDのポートを有効にして(Hレベル出
力)、消灯するLEDのポートは無効にする(Lレベル
出力)という単純な制御を行う。
【0020】なお、発光強度は、直流に挿入した抵抗に
よってIFを調整して設定できる。そして、通常は、直
流点灯時にLEDに流れる順電流IFは数十mAであ
る。
よってIFを調整して設定できる。そして、通常は、直
流点灯時にLEDに流れる順電流IFは数十mAであ
る。
【0021】また、他の方式としてはパルス点灯があ
る。この方式は点灯させる各LEDを100%以下のデ
ューティ比で、かつ高速フレーム周期で電流をLEDに
流すものである。このパルス点灯の長所は平均電力を少
なくすることである。
る。この方式は点灯させる各LEDを100%以下のデ
ューティ比で、かつ高速フレーム周期で電流をLEDに
流すものである。このパルス点灯の長所は平均電力を少
なくすることである。
【0022】当然、遅いフレーム周期でデューティをか
けると、点滅して見えるだけであるので、点灯して見え
るためには、数KHz以上のフレーム周波数が必要であ
る。また、パルス点灯に限りパルス順電流IFPとして
直流点灯の順電流IFよりも大きくできる。一般的に、
IFPはデューティが少ないほど、あるいはフレーム周
期が短いほど大きくとれる。従って、パルス点灯による
発光強度は、IFPを直流点灯時よりも大きく設定した
り、デューティ比の割合を変化させるなどして調整でき
る。
けると、点滅して見えるだけであるので、点灯して見え
るためには、数KHz以上のフレーム周波数が必要であ
る。また、パルス点灯に限りパルス順電流IFPとして
直流点灯の順電流IFよりも大きくできる。一般的に、
IFPはデューティが少ないほど、あるいはフレーム周
期が短いほど大きくとれる。従って、パルス点灯による
発光強度は、IFPを直流点灯時よりも大きく設定した
り、デューティ比の割合を変化させるなどして調整でき
る。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
直流点灯では、LEDを駆動するためには1個あたり数
十mAの電流を流す必要があり、平均電力かつピーク電
力を大きく消費してしまう。
直流点灯では、LEDを駆動するためには1個あたり数
十mAの電流を流す必要があり、平均電力かつピーク電
力を大きく消費してしまう。
【0024】例えば、図2のような操作部のLED駆動
回路の例では、装置状態により6個のLEDを同時に点
灯しなければならない場合がある。直流点灯時にLED
1個当たりIF=15mAの設定であれば、6個同時点
灯によって90mAもの消費電流が必要となってしま
う。
回路の例では、装置状態により6個のLEDを同時に点
灯しなければならない場合がある。直流点灯時にLED
1個当たりIF=15mAの設定であれば、6個同時点
灯によって90mAもの消費電流が必要となってしま
う。
【0025】一方、パルス点灯では平均電力を少なくす
ることが可能であるが、複数のLEDを同一タイミング
でデューティをかけると、ピーク電力は直流点灯と変わ
らないか、あるいは、IFP>IFで使用した場合は直
流点灯より大きくなるという欠点は回避できない。
ることが可能であるが、複数のLEDを同一タイミング
でデューティをかけると、ピーク電力は直流点灯と変わ
らないか、あるいは、IFP>IFで使用した場合は直
流点灯より大きくなるという欠点は回避できない。
【0026】本発明は、平均電力およびピーク電力を低
減でき、発光手段の寿命を伸ばすことができる表示装置
を提供することを目的とする。
減でき、発光手段の寿命を伸ばすことができる表示装置
を提供することを目的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明は、電力によって
発光する複数の発光手段と、各発光手段を駆動する複数
の駆動手段と、各駆動手段を制御する制御手段とを有す
る表示装置において、上記各発光手段とそれぞれに対応
する駆動手段とを規定数のグループに振り分けるととも
に、上記制御手段によって各グループの駆動手段を任意
のデューティ比で有効にし、かつ、時間軸上において各
グループの位相を、(フレーム周期)/(グループ数)
の間隔ずつずらしながら順々に有効にすることを特徴と
する。
発光する複数の発光手段と、各発光手段を駆動する複数
の駆動手段と、各駆動手段を制御する制御手段とを有す
る表示装置において、上記各発光手段とそれぞれに対応
する駆動手段とを規定数のグループに振り分けるととも
に、上記制御手段によって各グループの駆動手段を任意
のデューティ比で有効にし、かつ、時間軸上において各
グループの位相を、(フレーム周期)/(グループ数)
の間隔ずつずらしながら順々に有効にすることを特徴と
する。
【0028】また、各グループ内で同時点灯する発光手
段とそれぞれに対応する駆動手段の数は、(同時点灯の
最大個数)≧(グループ数)の場合であって、(同時点
灯の最大個数)÷(グループ数)+1で計算される値未
満の整数値であることを特徴とする。
段とそれぞれに対応する駆動手段の数は、(同時点灯の
最大個数)≧(グループ数)の場合であって、(同時点
灯の最大個数)÷(グループ数)+1で計算される値未
満の整数値であることを特徴とする。
【0029】
【作用】本発明では、平均電力が直流点灯に比べ軽減で
き、かつピーク消費電力が従来のパルス点灯に比べ軽減
でき、かつデューティ比によって発光強度の調整が可能
であり、かつ直流点灯に比べ実質の点灯時間が短くなる
ので、経時変化によるLED素子等の発光手段の劣化が
少なく、寿命が長くなる。
き、かつピーク消費電力が従来のパルス点灯に比べ軽減
でき、かつデューティ比によって発光強度の調整が可能
であり、かつ直流点灯に比べ実質の点灯時間が短くなる
ので、経時変化によるLED素子等の発光手段の劣化が
少なく、寿命が長くなる。
【0030】
【実施例】図1は、本発明の一実施例におけるLED駆
動制御の動作を示すフローチャートである。なお、本実
施例は、例えば上記図2に示すFAX操作パネルのLE
Dを駆動するものであり、LED駆動回路の構成は、図
3に示した回路と同様であるものとする。
動制御の動作を示すフローチャートである。なお、本実
施例は、例えば上記図2に示すFAX操作パネルのLE
Dを駆動するものであり、LED駆動回路の構成は、図
3に示した回路と同様であるものとする。
【0031】上記図1のフローチャートは、定期的にサ
ブルーチンとして実行される。例えば、1ms周期のタ
イマインタラプトによってサブルーチンコールされる。
ブルーチンとして実行される。例えば、1ms周期のタ
イマインタラプトによってサブルーチンコールされる。
【0032】図1において、S1は、このサブルーチン
のエントリーである。そして、S2では、ワークメモリ
上のLEDパラメータPを読み出して、テンポラリレジ
スタ(CPUのレジスタなど)に記憶させる。
のエントリーである。そして、S2では、ワークメモリ
上のLEDパラメータPを読み出して、テンポラリレジ
スタ(CPUのレジスタなど)に記憶させる。
【0033】つまり、LEDを点灯させるには、直接ポ
ートをアクセスするのではなく、1度ワークメモリ上に
用意したLEDパラメータ(2バイト)をアクセスす
る。
ートをアクセスするのではなく、1度ワークメモリ上に
用意したLEDパラメータ(2バイト)をアクセスす
る。
【0034】また、LEDパラメータのビット対応は、
図10に示すようになっている。そして、各ビットに1
を書き込むと、本サブルーチンによって対応するLED
を点灯させる。また、各ビットに0を書き込むと、本サ
ブルーチンによって対応するLEDを消灯させる。従っ
て、テンポラリレジスタも2バイトを要する。
図10に示すようになっている。そして、各ビットに1
を書き込むと、本サブルーチンによって対応するLED
を点灯させる。また、各ビットに0を書き込むと、本サ
ブルーチンによって対応するLEDを消灯させる。従っ
て、テンポラリレジスタも2バイトを要する。
【0035】次に、S3では、トグルカウンタkの値を
ワークメモリから読み出す。トグルカウンタkは、1→
2→3→4→5→6→7→8→9→1→…と、9つのカ
ウンタ値を繰り返すもので、初期値は1〜9の間で任意
とし、サブルーチンがコールされるごとに値を変化さ
せ、ワークメモリに格納する。
ワークメモリから読み出す。トグルカウンタkは、1→
2→3→4→5→6→7→8→9→1→…と、9つのカ
ウンタ値を繰り返すもので、初期値は1〜9の間で任意
とし、サブルーチンがコールされるごとに値を変化さ
せ、ワークメモリに格納する。
【0036】本実施例では、LEDを3グループに分け
ている。上記従来技術の説明で既に述べたが、LEDの
同時点灯の必要最大個数は6個であるので、各グループ
で同時点灯する個数を (同時点灯の最大個数)÷(グループ数)+1=6÷3
+1=3 の計算結果によって、各グループ内で同時に点灯するL
EDの最大個数を3未満の整数値である2、1、0のい
ずれかになるように振り分ける。
ている。上記従来技術の説明で既に述べたが、LEDの
同時点灯の必要最大個数は6個であるので、各グループ
で同時点灯する個数を (同時点灯の最大個数)÷(グループ数)+1=6÷3
+1=3 の計算結果によって、各グループ内で同時に点灯するL
EDの最大個数を3未満の整数値である2、1、0のい
ずれかになるように振り分ける。
【0037】その結果、次のように3つのグループGr
1〜3を構成する。
1〜3を構成する。
【0038】 Gr1=L1、2、3、4、5、6(グループ内最大点灯個数2) Gr2=L7、8、9、10 (グループ内最大点灯個数2) Gr3=L11、12 (グループ内最大点灯個数2) また、図5は、図2の操作部のLED部分を拡大して描
いたものであるが、上記のグループ分けの様子を点線で
示してある。
いたものであるが、上記のグループ分けの様子を点線で
示してある。
【0039】次に、S4では、S3で読み出したkに対
応するマスクデータM(k)をプログラムメモリから読
み出す。図11は、マスクデータM(k)の構成を示し
ている。
応するマスクデータM(k)をプログラムメモリから読
み出す。図11は、マスクデータM(k)の構成を示し
ている。
【0040】このマスクデータM(k)は、1バイトの
データで、下位3ビットが有効データであり、3つのグ
ループのマスク情報を示している。例えば、M(k)の
Gr3ビットが「0」であれば、マスク実行として、グ
ループ3に属しているLED11、12を強制的に消灯
するようにする。他方、Gr3ビットが「1」であれ
ば、マスク非実行として、グループ3に属しているLE
D11、12の点灯状況に影響を与えないようにする。
データで、下位3ビットが有効データであり、3つのグ
ループのマスク情報を示している。例えば、M(k)の
Gr3ビットが「0」であれば、マスク実行として、グ
ループ3に属しているLED11、12を強制的に消灯
するようにする。他方、Gr3ビットが「1」であれ
ば、マスク非実行として、グループ3に属しているLE
D11、12の点灯状況に影響を与えないようにする。
【0041】M(k)は、9バイトのデータ群で構成さ
れるが、これによってLED点灯時のデューティ比を制
御することになる。よって、M(k)は、LED点灯時
の発光強度に影響する。LEDの発光強度を固定にする
ならば、M(k)は、1種類の固定データとしてプログ
ラムメモリに格納しておく。また、LEDの発光強度を
可変にする場合、発光強度毎に複数のM(k)データ群
をプログラムメモリに格納しておく。
れるが、これによってLED点灯時のデューティ比を制
御することになる。よって、M(k)は、LED点灯時
の発光強度に影響する。LEDの発光強度を固定にする
ならば、M(k)は、1種類の固定データとしてプログ
ラムメモリに格納しておく。また、LEDの発光強度を
可変にする場合、発光強度毎に複数のM(k)データ群
をプログラムメモリに格納しておく。
【0042】次に、S5では、S2で読み出したPとS
4で読み出したM(k)とによってLEDポートに出力
するデータを演算によって求める。
4で読み出したM(k)とによってLEDポートに出力
するデータを演算によって求める。
【0043】既に、少し説明したが、M(k)の各グル
ープに対応しているビットが「0」であれば、そのグル
ープに属しているLEDに対応するLEDポートの値は
強制的に「0」でマスク、すなわち消灯させられる。
ープに対応しているビットが「0」であれば、そのグル
ープに属しているLEDに対応するLEDポートの値は
強制的に「0」でマスク、すなわち消灯させられる。
【0044】次に、S6では、S5の演算結果をLED
ポートに出力する。そして、S7では、kの値を調べ
る。
ポートに出力する。そして、S7では、kの値を調べ
る。
【0045】ここで、k≧9の場合には、S8でkを1
に戻してワークメモリに格納する。また、k<9の場合
には、S9でkをインクリメントしてワークメモリに格
納する。この後、S11で、本サブルーチンを復帰す
る。
に戻してワークメモリに格納する。また、k<9の場合
には、S9でkをインクリメントしてワークメモリに格
納する。この後、S11で、本サブルーチンを復帰す
る。
【0046】次に、M(k)とLEDポートへの出力の
例について説明する。
例について説明する。
【0047】まず、M(k)を図12に示すようにする
と、デューティ比6/9の発光強度の動作となる。そし
て、この場合には、図4(a)のタイミングチャートに
示すようにポートが出力される。
と、デューティ比6/9の発光強度の動作となる。そし
て、この場合には、図4(a)のタイミングチャートに
示すようにポートが出力される。
【0048】次に、M(k)を図13に示すようにする
と、デューティ比4/9の発光強度の動作となる。そし
て、この場合には、図4(b)のタイミングチャートに
示すようにポートが出力される。
と、デューティ比4/9の発光強度の動作となる。そし
て、この場合には、図4(b)のタイミングチャートに
示すようにポートが出力される。
【0049】ところで、本実施例では、サブルーチンを
呼び出すタイマ周期によってフレーム周期(トグルカウ
ンタが1周する周期)を変化させており、実際の動作は
点滅であるが、ある程度にフレーム周期を早くすれば、
人間の目には点灯しているように見える。また、不必要
に周期を早めると、バッファ等の動作電流が増えてしま
うので、適度に早い周期にするのが良い。だいたい数m
s程度が経験的に良い周期である。そこで、本実施例の
フレーム周期は9msにしてある。
呼び出すタイマ周期によってフレーム周期(トグルカウ
ンタが1周する周期)を変化させており、実際の動作は
点滅であるが、ある程度にフレーム周期を早くすれば、
人間の目には点灯しているように見える。また、不必要
に周期を早めると、バッファ等の動作電流が増えてしま
うので、適度に早い周期にするのが良い。だいたい数m
s程度が経験的に良い周期である。そこで、本実施例の
フレーム周期は9msにしてある。
【0050】また、kの値は、グループ数の倍数を選ぶ
と都合がよい。そこで、本実施例では、3倍の9を選ん
だ。なお、kの値を大きくすると、発光強度の調整がき
め細かくなるという利点がある。
と都合がよい。そこで、本実施例では、3倍の9を選ん
だ。なお、kの値を大きくすると、発光強度の調整がき
め細かくなるという利点がある。
【0051】本実施例の特有の効果として、以下のよう
なものが挙げられる。
なものが挙げられる。
【0052】・従来回路をそのまま流用してポート出力
制御のみで実現できるので実質コストの上昇が無い。
制御のみで実現できるので実質コストの上昇が無い。
【0053】・平均電力が直流点灯に比べ軽減できる。
【0054】・グループ毎に位相をずらすので、ピーク
消費電力が従来のパルス点灯に比べ軽減できる。
消費電力が従来のパルス点灯に比べ軽減できる。
【0055】・実質の点灯時間が短くなるので経時変化
によるLEDの劣化が少ない、すなわち寿命が長くな
る。
によるLEDの劣化が少ない、すなわち寿命が長くな
る。
【0056】・発光強度が9段階で調整できる。
【0057】なお、以上の実施例では、発光手段として
LEDを例に説明したが、他の電流駆動型の発光手段
(電球等)についても、同様な制御が可能である。
LEDを例に説明したが、他の電流駆動型の発光手段
(電球等)についても、同様な制御が可能である。
【0058】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。
る。
【0059】図6は、本発明の他の実施例におけるLE
D駆動回路を示す回路図である。
D駆動回路を示す回路図である。
【0060】そして、図中のQ1、B1〜12、L1〜
12、R1〜12は、上記図3と同様の要素であが、本
図では、グループ毎に回路要素のシンボルをまとめて描
いている。
12、R1〜12は、上記図3と同様の要素であが、本
図では、グループ毎に回路要素のシンボルをまとめて描
いている。
【0061】また、Q2は、トグルカウンタであり、1
msのクロックを入力して、図7に示すタイミングチャ
ートのように信号C1、C2、C3を出力する。
msのクロックを入力して、図7に示すタイミングチャ
ートのように信号C1、C2、C3を出力する。
【0062】また、G1〜12は、2入力ANDゲート
である。そして、一方の入力端子には、Q1から出力さ
れるポート信号をそれぞれ入力する。また、他方の入力
端子には、G1〜6はC1を、G7〜10はC2を、G
11〜12はC3をそれぞれ入力する。
である。そして、一方の入力端子には、Q1から出力さ
れるポート信号をそれぞれ入力する。また、他方の入力
端子には、G1〜6はC1を、G7〜10はC2を、G
11〜12はC3をそれぞれ入力する。
【0063】Q2は、C1、C2、C3のそれぞれから
n/9のデューティ(可変)の信号を発生し、それぞれ
の位相が等間隔にずれるように出力される。
n/9のデューティ(可変)の信号を発生し、それぞれ
の位相が等間隔にずれるように出力される。
【0064】追加した回路Q2、G1〜12の消費電力
が上乗せされるが、低消費型のデバイスを使用すれば、
LEDの消費電力に比べれば小さいものになる。
が上乗せされるが、低消費型のデバイスを使用すれば、
LEDの消費電力に比べれば小さいものになる。
【0065】本実施例の特有の効果として、以下のよう
なものが挙げられる。
なものが挙げられる。
【0066】・ハードウェアのみで制御するので、ソフ
トウェアは従来通り直流点灯制御と同じ方法で点灯・消
灯の管理をすれば良い。
トウェアは従来通り直流点灯制御と同じ方法で点灯・消
灯の管理をすれば良い。
【0067】・平均電力が直流点灯に比べ軽減できる。
【0068】・ピーク消費電力が従来のパルス点灯に比
べ軽減できる。
べ軽減できる。
【0069】・実質の点灯時間が短くなるので経時変化
による劣化、すなわち寿命が長くなる。
による劣化、すなわち寿命が長くなる。
【0070】・発光強度がC1、C2、C3によって9
段階で調整できる。
段階で調整できる。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
平均電力が直流点灯に比べ軽減でき、ピーク消費電力が
従来のパルス点灯に比べ軽減できる。また、直流点灯に
比べ実質の点灯時間が短くなるので、経時変化による劣
化が低減でき、発光手段の寿命が長くなる。また、デュ
ーティ比の選択によって発光強度の調整が容易に可能と
なる。
平均電力が直流点灯に比べ軽減でき、ピーク消費電力が
従来のパルス点灯に比べ軽減できる。また、直流点灯に
比べ実質の点灯時間が短くなるので、経時変化による劣
化が低減でき、発光手段の寿命が長くなる。また、デュ
ーティ比の選択によって発光強度の調整が容易に可能と
なる。
【図1】本発明の実施例におけるLED制御動作を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図2】FAX操作部のキー配列例を示す平面図であ
る。
る。
【図3】LED制御回路の構成例を示す回路図である。
【図4】上記実施例によるLED制御を示すタイミング
チャートである。
チャートである。
【図5】上記FAX操作部におけるLED表示部を示す
拡大平面図である。
拡大平面図である。
【図6】本発明の他の実施例におけるLED制御回路の
構成例を示す回路図である。
構成例を示す回路図である。
【図7】上記他の実施例によるLED制御を示すタイミ
ングチャートである。
ングチャートである。
【図8】LED素子と装置の各機能との対応関係を示す
図表である。
図表である。
【図9】LEDポートのビット対応を示す説明図であ
る。
る。
【図10】LEDパラメータのビット対応を示す説明図
である。
である。
【図11】マスクデータのビット構成を示す説明図であ
る。
る。
【図12】マスクデータの具体例を示す説明図である。
【図13】マスクデータの他の具体例を示す説明図であ
る。
る。
B1〜12…LED駆動用バッファ、 L1〜12…LED素子、 Q1…1チップマイクロコンピュータ、 Q2…トグルカウンタ、 R1〜12…電流制限用抵抗。
Claims (6)
- 【請求項1】 電力によって発光する複数の発光手段
と、各発光手段を駆動する複数の駆動手段と、各駆動手
段を制御する制御手段とを有する表示装置において、 上記各発光手段とそれぞれに対応する駆動手段とを規定
数のグループに振り分けるとともに、上記制御手段によ
って各グループの駆動手段を任意のデューティ比で有効
にし、かつ、時間軸上において各グループの位相を、
(フレーム周期)/(グループ数)の間隔ずつずらしな
がら順々に有効にすることを特徴とする表示装置。 - 【請求項2】 請求項1の表示装置において、 各グループ内で同時点灯する発光手段とそれぞれに対応
する駆動手段の数は、(同時点灯の最大個数)≧(グル
ープ数)の場合であって、(同時点灯の最大個数)÷
(グループ数)+1で計算される値未満の整数値である
ことを特徴とする表示装置。 - 【請求項3】 電力によって発光する複数の発光素子
と、各発光素子を駆動する複数の駆動回路と、各駆動回
路を制御する制御回路とを有する表示装置において、 上記各発光素子とそれぞれに対応する駆動回路とを規定
数のグループに振り分けるとともに、上記制御回路によ
って各グループの駆動回路を任意のデューティ比で有効
にし、かつ、時間軸上において各グループの位相を、
(フレーム周期)/(グループ数)の間隔ずつずらしな
がら順々に有効にすることを特徴とする表示装置。 - 【請求項4】 請求項3の表示装置において、 各グループ内で同時点灯する発光素子とそれぞれに対応
する駆動回路の数は、(同時点灯の最大個数)≧(グル
ープ数)の場合であって、(同時点灯の最大個数)÷
(グループ数)+1で計算される値未満の整数値である
ことを特徴とする表示装置。 - 【請求項5】 複数の発光ダイオード素子と、各発光ダ
イオード素子を駆動する複数の駆動バッファと、各駆動
バッファを制御する制御プロセッサとを有する表示装置
において、 発光ダイオード素子とそれぞれに対応する駆動バッファ
とを規定数のグループに振り分けるとともに、上記制御
プロセッサによって各グループの駆動バッファを任意の
デューティ比で有効にし、かつ、時間軸上において各グ
ループの位相を、(フレーム周期)/(グループ数)の
間隔ずつずらしながら順々に有効にすることを特徴とす
る表示装置。 - 【請求項6】 請求項5の表示装置において、 各グループ内で同時点灯する発光ダイオード素子とそれ
ぞれに対応する駆動バッファの数は、(同時点灯の最大
個数)≧(グループ数)の場合であって、(同時点灯の
最大個数)÷(グループ数)+1で計算される値未満の
整数値であることを特徴とする表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16702695A JPH08335056A (ja) | 1995-06-08 | 1995-06-08 | 表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16702695A JPH08335056A (ja) | 1995-06-08 | 1995-06-08 | 表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08335056A true JPH08335056A (ja) | 1996-12-17 |
Family
ID=15842020
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16702695A Pending JPH08335056A (ja) | 1995-06-08 | 1995-06-08 | 表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08335056A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11305713A (ja) * | 1998-04-27 | 1999-11-05 | Abikkusu Kk | 発光輝度制御系に特徴を有する表示装置およびランプユニット |
JP2009134313A (ja) * | 2009-03-16 | 2009-06-18 | Yamaha Corp | 電子楽器 |
CN102270419A (zh) * | 2010-06-07 | 2011-12-07 | 张广涵 | 一种基于电力网的led显示系统 |
JP2015155971A (ja) * | 2014-02-20 | 2015-08-27 | 株式会社イシダ | 表示システム |
-
1995
- 1995-06-08 JP JP16702695A patent/JPH08335056A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11305713A (ja) * | 1998-04-27 | 1999-11-05 | Abikkusu Kk | 発光輝度制御系に特徴を有する表示装置およびランプユニット |
JP2009134313A (ja) * | 2009-03-16 | 2009-06-18 | Yamaha Corp | 電子楽器 |
CN102270419A (zh) * | 2010-06-07 | 2011-12-07 | 张广涵 | 一种基于电力网的led显示系统 |
JP2015155971A (ja) * | 2014-02-20 | 2015-08-27 | 株式会社イシダ | 表示システム |
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