JPH08334404A - 被計量物の計量方法 - Google Patents

被計量物の計量方法

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JPH08334404A
JPH08334404A JP14165995A JP14165995A JPH08334404A JP H08334404 A JPH08334404 A JP H08334404A JP 14165995 A JP14165995 A JP 14165995A JP 14165995 A JP14165995 A JP 14165995A JP H08334404 A JPH08334404 A JP H08334404A
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JP
Japan
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weighing
weighed
holder
weight
filling
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JP14165995A
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English (en)
Inventor
Osamu Nakada
理 中田
Shinji Iizuka
伸二 飯塚
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Publication date
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  • Weight Measurement For Supplying Or Discharging Of Specified Amounts Of Material (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁力を利用した生産システムにおける被計量
物の計量を精度良く行うことができる被計量物の計量方
法を提供すること。 【構成】 磁力を利用した生産システムにおける被計量
物の計量方法において、磁石を備えたホルダーの重量を
第1の計量器で計量した後に、該ホルダーに被計量物を
収容して該ホルダー及び該被計量物の重量を第2の計量
器で計量し、更に上記第2の計量器における計量値W2
から上記第1の計量器における計量値W1を差し引くこ
とを特徴とする被計量物の計量方法

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁力を用いた生産シス
テムにおける被計量物、特に、容器内に充填した粉粒体
や液状物等の被計量物の計量方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、充填装置や包装装置等の種々の付
帯装置を搬送ラインに付設した生産システムにおいて、
各装置間を結ぶ搬送ラインの各所に磁石を配設するとと
もに、磁石を備えたホルダーに搬送物を収納し、各磁石
間に作用する磁力によって搬送物を各装置に搬送するこ
とが行われている。
【0003】斯かる磁力を利用した生産システムでは、
搬送ラインにおける搬送物の搬送を磁力の作用によって
行うため、搬送物の位置決めや移送を正確且つ迅速に行
えるほか、作業環境の消音化等の数多くの利点が得られ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な磁石を配設した搬送ラインに、充填・計量装置を付設
して搬送物の充填・計量(又は該搬送物に更に充填物を
充填したときの計量)を上記ホルダーと共に行う場合に
は、磁力、特に上記ホルダーの磁石からの磁力が計量器
に及ぼす影響、即ち、充填・計量装置における計量器
に、計量精度を高める目的で、電圧変化を利用した電子
式の計量器を採用した場合において、計量器が実際の重
量よりも高い計量値を示すという影響があった。
【0005】従って、本発明の目的は、磁力を利用した
生産システムにおける被計量物の計量を精度良く行うこ
とができる被計量物の計量方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、磁力を利用し
た生産システムにおける被計量物の計量方法において、
磁石を備えたホルダーの重量を第1の計量器で計量した
後に、該ホルダーに被計量物を収容して該ホルダー及び
該被計量物の重量を第2の計量器で計量し、更に上記第
2の計量器における計量値W2から上記第1の計量器に
おける計量値W1を差し引くことを特徴とする被計量物
の計量方法を提供することにより、上記目的を達成した
ものである。被計量物の計量方法。
【0007】
【作用】本発明に係る被計量物の計量方法においては、
磁石を備えたホルダーの重量を第1の計量器で計量した
後に、該ホルダーに被計量物を収容して該ホルダー及び
該被計量物の重量を第2の計量器で計量し、更に上記第
2の計量器における計量値から上記第1の計量器におけ
る計量値を差し引くので、被計量物の計量値に含まれ得
る上記ホルダーの磁石の影響が確実に除去される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照しな
がら詳細に説明する。
【0009】図1及び図2は、本発明に係る被計量物の
計量方法の一実施に用いられる粉粒体の充填・計量装置
を搬送ラインに付設した生産ラインの一部を示したもの
である。図において符号1は充填・計量装置、2は搬送
ライン、Cはカートン容器、Hはホルダーを示してい
る。
【0010】図1に示したように、上記充填・計量装置
1は、搬送ライン2の一側部に隣り合わせて配設された
充填・計量機3と、計量機4とを備えている。
【0011】上記搬送ライン2は、3機のベルトコンベ
アー2a、2b、2cから構成されており、これら各ベ
ルトコンベアー2a〜2cには、プーリー(図示せず)
間に取り付けられた板等の所定位置に磁石(図示せず)
が配設されている。
【0012】また、充填・計量機3と、搬送ライン2と
の間には、磁石バケットを備えたスターホイール5、
6、7、8が配設されており、これらのスターホイール
5〜8によって、後述するホルダーH(図2参照)に収
容されたカートン容器Cの受け渡しを行うようになして
ある。
【0013】図2に示したように、上記充填・計量機3
は、フレーム本体内に配設された減速ユニットを搭載し
たモーター30と、このモーター30により回転する駆
動軸31と、上記駆動軸31に挿設固定されたターンテ
ーブル32と、上記ターンテーブル32の上方位置にお
いて同様に上記駆動軸31に挿設固定されたターレット
盤33と、このターレット盤33の周縁部に沿うように
その盤部33aの下面側に略垂直に固定された複数の投
入用ガイド34とを備えた構成とされている。上記投入
ガイド34内には、容積計量による大投入及び小投入が
可能な大投入シャッター及び小投入シャッターを備えた
計量升35が配設されており、粉粒体の投入を必要に応
じて二度行えるようになしてある。なお、この充填・計
量機3は、従来から、粉粒体の充填・計量に使用されて
いる通常のロータリー式の充填・計量機である。
【0014】上記ターンテーブル32上には、上記投入
用ガイド34の下方に位置するように、その上面周縁部
に9基のテーブル式ロードセル(計量器)36が配設さ
れている。そして、これらのロードセル36によって、
上記ホルダーH及び上記投入用ガイド34を通じて粉粒
体(被計量物)が充填されたカートン容器(被計量物)
Cの重量を計量できるようになしてある。
【0015】図3に示したように、上記ロードセル36
は、ケース体36aと、ケース体36a内に固定された
起歪体36bと、起歪体36bの上端部に固定された秤
台36cとを主体として構成されている。秤台36cの
略中央部には、磁石36dが設置されており、この磁石
36dによってホルダーHを定位置に固定できるように
なっている。上記起歪体36b内には、歪みゲージ36
eが配設されており、この歪みゲージ36eの歪みに起
因する抵抗値変化に基づいた電圧変化をアンプ(図示せ
ず)を通じて出力できるようになしてある。
【0016】図1に示したように、上記計量機4は、減
速ユニットを搭載したモーター(図示せず)と、このモ
ーターにより回転する駆動軸40と、上記駆動軸41に
挿設固定されたターンテーブル42とを備えている。タ
ーンテーブル42の上面周縁部には、上記充填機3にお
けるターンテーブル32と同様に、上記ロードセル36
と同様の構成のテーブル式ロードセル(第1の計量器)
46が9基配設されている。そして、これらのロードセ
ル46によって、上記ホルダーH及び空のカートン容器
Cの重量を計量できるようになしてある。
【0017】なお、図には示していないが、上記充填・
計量装置1は、コントローラーを搭載しており、このコ
ントローラーで、上記各モーターの駆動、及び投入ガイ
ド34を通じたカートン容器C内への粉粒体の投入等の
一連の指令、並びに上記充填・計量機3及び計量機4に
おける各ロードセルから36、46の出力に基づく粉粒
体の計量値の算定・演算等を行うようになしてある。
【0018】次に、本発明に係る被計量物の計量方法の
一手順を、上記充填・計量装置1による計量手順に基づ
いて、図4を参照しながら説明する。
【0019】まず、搬送ライン2のコンベアー2aによ
って搬送されてきたホルダーH及び空のカートン容器C
(被計量物)を、スターホイール5のバケットによって
ターンテーブル42に配設されたロードセル46上に受
け渡す。そして、後述する充填・計量機3における計量
位置(例えば、本実施例における位置X)と同位置(例
えば、本実施例における位置X’)において、ホルダー
H及び空のカートン容器C(被計量物)の重量を計量
し、計量値W1を求める。
【0020】次いで、スターホイール6によってホルダ
ーH及び空のカートン容器Cを搬送コンベアー2bに受
け渡す。
【0021】次いで、ホルダーH及び空のカートン容器
Cをスターホイール7のバケットによって充填・計量機
3のターンテーブル32上に配設されたロードセル36
上に受け渡す。そして、上記投入ガイド34を通じて計
量升35内の粉粒体(被計量物)を大投入する。そし
て、投入による振動などの影響が収まった後、位置X’
において大投入後のホルダーH及びカートン容器の重量
を計量し、計量値W2を求める。
【0022】そして、基準計量値Wから上記ロードセル
36おける計量値W2及び上記ロードセル46における
計量値W1の差(W2−W1)を引いた値Aを演算し、
この値Aのに基づいて小投入して粉粒体を追加投入す
る。この際、小投入は、値Aの落下補正(計量升35か
らカートン容器Cまでに至るまでの時間補正)を考慮し
た設定重量値で小投入シャッターを閉じて完了する。以
上の充填・計量を各カートン容器C毎に独立して行い、
ホルダーH及びカートン容器Cの風袋、並びにホルダー
Hの磁力による影響を除いた、カートン容器C内の粉粒
体の正確な重量を計量する。
【0023】このようにしてホルダーH及び粉粒体の充
填の完了したカートン容器Cは、スターホイール8を通
じて搬送コンベアー2cに受け渡され、包装工程等の後
工程へと搬送される。
【0024】以上説明したように、本実施例に係る被計
量物の計量方法によれば、磁力を利用した生産システム
における粉粒体の計量を精度良く行うことができる。
【0025】本発明に係る被計量物の計量方法において
使用する、磁石を備えたホルダーは、従来からこの種の
磁気を利用した生産システムにおいて使用されるカート
ン容器用、ボトル容器用、袋容器用等の通常のホルダー
を使用することができる。
【0026】本発明に係る被計量物において計量する被
計量物は、磁力を持たないものであれば特に制限され
ず、それ自身が定型性を有するものはもちろん、粉粒
体、液状体等それ自身に定型性を有しないもの及びそれ
に定型性を付与するためのカートン容器、ボトル容器、
袋容器等の容器を含むものである。上記定型性を有する
ものとしては、例えば、金属類、プラスチックス類、紙
類等が挙げられる。また、上記粉粒体としては、例え
ば、洗剤、漂白剤、入浴剤、食品、医薬品等の粉粒体が
挙げられる。また、上記液状物としては、例えば、洗
剤、漂白剤、入浴剤、シャンプー、リンス、化粧品等の
液状体が挙げられる。
【0027】本発明に係る被計量物の計量方法は、上記
実施例の充填・計量装置1による実施に限定されるもの
ではない。
【0028】例えば、上記実施例では、本発明をロータ
リー式の充填・計量機3及び計量機4によって、ホルダ
ーH及びカートン容器Cを搬送ラインからはずして充填
・計量を行うようにしたが、2機のいわゆるリニアー式
の充填・計量機によってホルダーH及びカートン容器C
を搬送ラインからはずさずに充填・計量させるようにし
てもよい。
【0029】
【発明の効果】本発明に係る被計量物の計量方法によれ
ば、磁力を利用した生産システムにおける被計量物の計
量を精度良く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る被計量物の計量方法に用いられる
充填・計量装置の一実施例を示す要部を切り欠いた概略
平面図である。
【図2】同装置における充填・計量機の構成を示す要部
側断面図である。
【図3】同充填・計量機における計量器の構成を示す側
断面図である。
【図4】本発明に係る被計量物の計量方法の一手順を示
すフロー図である。
【符号の説明】
32a ロードセル(第2の計量器) 42a ロードセル(第1の計量器) C カートン容器(被計量物) H ホルダー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁力を利用した生産システムにおける被
    計量物の計量方法において、 磁石を備えたホルダーHの重量を第1の計量器46で計
    量した後に、該ホルダーHに被計量物を収容して該ホル
    ダーH及び該被計量物の重量を第2の計量器36で計量
    し、更に上記第2の計量器36における計量値W2から
    上記第1の計量器46における計量値W1を差し引くこ
    とを特徴とする被計量物の計量方法。
  2. 【請求項2】 基準計量値Wから上記第2の計量器36
    における計量値W2及び上記第1の計量器46における
    計量値W1の差(W2−W1)を引いた値Aに基づい
    て、更に被計量物を追加して計量することを特徴とする
    請求項1に記載の被計量物の計量方法。
JP14165995A 1995-06-08 1995-06-08 被計量物の計量方法 Pending JPH08334404A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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