JPH08333974A - 両開き門扉における戸体の取付け構造 - Google Patents

両開き門扉における戸体の取付け構造

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JPH08333974A
JPH08333974A JP16685495A JP16685495A JPH08333974A JP H08333974 A JPH08333974 A JP H08333974A JP 16685495 A JP16685495 A JP 16685495A JP 16685495 A JP16685495 A JP 16685495A JP H08333974 A JPH08333974 A JP H08333974A
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JP
Japan
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door
gate
fixing
double
door body
Prior art date
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Pending
Application number
JP16685495A
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English (en)
Inventor
Masakatsu Yamashita
征勝 山下
Bunpei Yamauchi
文兵 山内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanwa Shutter Corp
Original Assignee
Sanwa Shutter Corp
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Publication date
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Publication of JPH08333974A publication Critical patent/JPH08333974A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 戸体の取付け調整作業を容易に行うことがで
き、短期間で両開き門扉を設置することができる両開き
門扉における戸体の取付け構造を提供する。 【構成】 所定間隔を存して立設した門柱2の対向面
に、固定ボルト6を植設した支持プレート7をそれぞれ
埋設し、かつ両開き門扉1を構成する各戸体3a、3b
の吊元側を、持送り金具9を介して当該各支持プレート
7に装着するに、上記支持プレート7と持送り金具9と
の間に、固定ボルト6を水平方向調整自在に挿通する固
定面部12と、持送り金具9を上下固定位置調整自在に
螺着する支持面部13とからなるL形のアングル材8を
介装した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、住宅や建築物の周囲に
設けられる両開き門扉に係り、特に、戸体の取付け調整
作業を容易に行うことができ、短期間で両開き門扉を設
置することができる戸体の取付け構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、住宅や建築物の周囲に所定の開口
幅を存して立設した門柱に、一対の戸体を取り付けて構
成される両開き門扉は、立設した門柱の対向外壁の上下
位置にヒンジを形成する一方の羽根をそれぞれ埋設し、
戸体の吊元側上下を他方の羽根に固着する取付け構造
や、アンカーボルトまたは固定ボルトを植設した支持プ
レートを対向外壁に埋設し、該支持プレートに螺着した
持送り金具に戸体の吊元側を支持させる取付け構造、等
により両開き門扉を形成することが一般に知られてい
る。
【0003】しかしながら、上述の各構成では、先に固
設したヒンジあるいは支持プレート等に戸体の吊元側を
取り付ける際に、各戸体の水平状態および閉鎖時におけ
る戸先側の対向間隔の調整を行うことができず、それ
故、門柱に戸体を取り付ける場合には、ヒンジや支持プ
レートの門柱への埋設時に、予め戸体の水平出しと各戸
体間の対向間隔を厳密に調整する、という煩わしい作業
が必要となり、門柱の立設から戸体の取付けに至る一連
の作業を効率良く行うことができない許りでなく、設置
完了後の両開き門扉を繰返し開閉動作させると、ヒン
ジ、支持プレートの取付け不良による吊元側のがたつ
き、戸体の自重による戸先側の片下がり等を誘発し易
く、その都度、取付けヒンジや持送り金具の交換、ある
いは戸体の吊元側の補修を余儀なくされ、円滑な開閉作
動を長期に亘って維持することができない、という欠点
を有するものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の如き
実状に鑑み、従来の欠点を解消すべく創案されたもので
あって、その目的とするところは、上下および水平方向
調整自在なアングル材を介して門柱に各戸体を取付け、
当該戸体の水平出しと各戸体間の対向間隔の調整作業を
容易に行うことができ、設置工事の簡略化を促進するこ
とができると共に、両開き門扉の円滑な開閉作動を、長
期に亘って維持することができる両開き門扉における戸
体の取付け構造を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】課題を解決するため、本
発明が採用した技術的手段は、所定間隔を存して立設し
た門柱の対向面に、固定ボルトを植設した支持プレート
をそれぞれ埋設し、かつ両開き門扉を構成する各戸体の
吊元側を、持送り金具を介して当該各支持プレートに装
着するに、上記支持プレートと持送り金具との間に、固
定ボルトを水平方向調整自在に挿通する固定面部と、持
送り金具を上下固定位置調整自在に螺着する支持面部と
からなるL形のアングル材を介装したことを特徴とする
ものである。
【0006】
【作用】したがって、本発明によれば、煩わしい戸体の
取付け調整作業を行うことなく、門柱の設置工事を行う
ことができると共に、螺着作業のみでスムーズに取付け
位置を調整しながら戸体を設置することができ、また設
置完了後の再調整も容易に行うことができる。
【0007】
【実施例】本発明の構成を、図面に示した一実施例に基
づき詳細に説明する。図において、1は建築物の正面に
設置した両開き門扉であり、該両開き門扉1は、左右に
所定間隔を存して立設した門柱2、2にそれぞれ各個別
に開閉可能な戸体3a、3bの吊元側を枢支して構成さ
れ、下部に設けたガイドローラ4、4に各戸体3a、3
bを支承して開口部5を開放、閉鎖するようになってい
る。
【0008】上記各門柱2、2の対向壁2a、2aに
は、図2に示すように、複数の固定ボルト6、6…を外
面に植設した支持プレート7、7が、対向壁の上下に位
置してそれぞれアンカーボルト7a、7aを介して埋設
されており、当該支持プレート7、7に、後述するアン
グル材8、8´および持送り金具9、9´を介して門柱
2に戸体3a、3bを吊り込み、上下に分割した上カバ
ー10a、10bまたは下カバー11により上記各アン
グル材8、8´を包覆する構成となっている。
【0009】上記戸体3a、3bの上部を支持する各ア
ングル材8、8´は、固定面部12と支持面部13とか
らなるL形に形成されていると共に、上記固定面部12
には、固定ボルト6、6…の挿通位置に対応して水平方
向の長溝14、14…がそれぞれ穿設されており、ま
た、支持面部13には、該支持面部13を貫通して持送
り金具9を固定する調整ボルト15の長溝16、16…
が穿設され、上記アングル材8、8´を支持プレート7
に対し水平方向調整自在に、かつ持送り金具9をアング
ル部材8に対し上下固定位置調整自在に螺着するように
なっている。
【0010】一方、前記持送り金具9、9´は、図3お
よび図4に示すように、調整ボルト15、15…を介し
て各アングル材8、8´の支持面部13にそれぞれ螺着
されていると共に、上記持送り金具9を形成する本体9
aの先端部には、戸体3a、3bの上端面に垂設した枢
支ボルト17、17が貫通する支持孔18、18が穿設
されている。
【0011】また、持送り金具9´を形成する本体9´
aの先端部には、戸体3a、3bの下端面を支持する枢
支ピン19、19の嵌着凹部20、20が形成されてい
ると共に、上記本体9´aの下方に位置する開口部5の
土中には、当該本体9´aの下面を支持するL形の支承
部材21が埋設されて、持送り金具9´の土中への埋入
を防止する構成となっている。なお、17aは枢支ボル
ト17の冠装ナット、22、22は固定ボルト6に螺合
する固定ナット、23、23は、調整ボルト15、15
に螺合する調整ナット、24は持送り金具9と支持面部
13との間に介装されるスペーサーである。
【0012】叙上の如き構成において、各門柱2、2に
戸体3a、3bを開閉自在に取り付けるには、まず、先
に立設した門柱2、2の対向壁2a、2aの上下位置に
アンカーボルト7a、7a…を介して支持プレート7、
7をそれぞれ螺着し、その面部に突出した固定ボルト
6、6…に固定ナット22、22…をダブルナット状に
仮止めした後に、アングル材8、8´の固定面部12、
12に穿設した長溝14、14に上記固定ボルト6、6
…を挿通する。そして、再びダブルナットをなす固定ナ
ット22、22…を固定ボルト6、6…に螺合させて、
アングル材8、8´を支持プレート7、7の対向壁2
a、2aに仮装着する。
【0013】次に、上述の如く門柱2、2の上下位置に
仮装着したアングル材8、8´の支持面部13、13と
の間にスペーサー24、24を挟持させた状態で、調整
ボルト15、15…および調整ナット23、23…を介
して持送り金具9、9´をアングル材8、8´にそれぞ
れ仮装着する。
【0014】然る後、戸体3a、3bを枢支ボルト17
および枢支ピン19を介して上記持送り金具9、9´の
上下間に開閉自在に軸支すれば、両開き門扉1の仮取付
け作業が完了し、その後に両開き門扉1の調整作業に移
行することになる。
【0015】ここで、上記調整作業で行う戸体3a、3
bの水平出し、戸先側の対向間隔および前後位置合せの
調整について、以下に詳述する。まず、戸体3a、3b
の水平出しおよび戸先側の対向間隔は、支持プレート
7、7に対する固定面部12の間隙調整によって行われ
る。すなわち、固定ボルト6、6に螺合した固定ナット
22、22の螺進退を調整することにより、支持プレー
ト7の外面と固定面部12の外面との遠近間隔aが変化
し、各アングル材8、8´を介した持送り金具9、9´
の持出し位置の変更量を確認しながら、戸体3a、3b
の相互の水平位置を一致させ、かつ戸先側の対向間隔が
所要の間隔に達するまで固定ナット22、22の螺進退
調整を行うと共に、戸体3a、3b間の高低差は、支持
面部13、13の長溝16、16に沿って持送り金具
9、9´の固定位置を上下に調整することにより容易に
行うことができる。
【0016】また、戸体3a、3bの前後位置の調整
は、支持プレート7と固定面部12との間の遠近間隔a
の調整時に、固定ボルト6、6…を挿通した固定面部1
2の長溝14、14に沿ってアングル材8、8´を水平
方向に相対移動させることにより、戸体3a、3bの前
後位置合せを容易に行うことができる。
【0017】上記の如く調整作業を終えた後に、各固定
ナット22、22、調整ナット23、23を強固に緊締
し、上下カバー10a、10bおよび11を各アングル
材8、8´で包覆すれば、両開き門扉1の設置作業が完
了することになる。
【0018】
【発明の効果】これを要するに本発明は、所定間隔を存
して立設した門柱の対向面に、固定ボルトを植設した支
持プレートをそれぞれ埋設し、かつ両開き門扉を構成す
る各戸体の吊元側を、持送り金具を介して当該各支持プ
レートに装着するに、上記支持プレートと持送り金具と
の間に、固定ボルトを水平方向調整自在に挿通する固定
面部と、持送り金具を上下固定位置調整自在に螺着する
支持面部とからなるL形のアングル材を介装したから、
両開き門扉を構成する各戸体の水平出しと戸体間の対向
間隔の調整作業を、螺着作業のみで取付け作業を行いな
がらスムーズに進行させることができ、設置工事の簡略
化を促進することができると共に、設置完了後にヒン
ジ、支持プレートの取付け不良による吊元側のがたつ
き、戸体の自重による戸先側の片下がり等が発生した場
合にも、アングル材および持出し金具の取付け位置調整
を、ボルト、ナットの緊緩作業のみで容易に修正するこ
とができ、両開き門扉の円滑な開閉作動を、長期に亘っ
て維持することができる、という極めて有用な新規的効
果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】両開き門扉の全体正面図である。
【図2】要部斜視図である。
【図3】(a)は要部の平面図である。(b)は同上要
部側面図である。(c)は同上要部正面図である。
【図4】(a)は要部の平面図である。(b)は同上要
部側面図である。(c)は同上要部正面図である。
【符号の説明】
1 両開き門扉 2 門柱 3a 戸体 3b 戸体 6 固定ボルト 7 支持プレート 8 アングル材 9 持送り金具 12 固定面部 13 支持面部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定間隔を存して立設した門柱の対向面
    に、固定ボルトを植設した支持プレートをそれぞれ埋設
    し、かつ両開き門扉を構成する各戸体の吊元側を、持送
    り金具を介して当該各支持プレートに装着するに、上記
    支持プレートと持送り金具との間に、固定ボルトを水平
    方向調整自在に挿通する固定面部と、持送り金具を上下
    固定位置調整自在に螺着する支持面部とからなるL形の
    アングル材を介装したことを特徴とする両開き門扉にお
    ける戸体の取付け構造。
JP16685495A 1995-06-07 1995-06-07 両開き門扉における戸体の取付け構造 Pending JPH08333974A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16685495A JPH08333974A (ja) 1995-06-07 1995-06-07 両開き門扉における戸体の取付け構造

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JP16685495A JPH08333974A (ja) 1995-06-07 1995-06-07 両開き門扉における戸体の取付け構造

Publications (1)

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JPH08333974A true JPH08333974A (ja) 1996-12-17

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ID=15838886

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16685495A Pending JPH08333974A (ja) 1995-06-07 1995-06-07 両開き門扉における戸体の取付け構造

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JP (1) JPH08333974A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011206621A (ja) * 2010-03-29 2011-10-20 Minami Sangyo Kk 気流式粉砕機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011206621A (ja) * 2010-03-29 2011-10-20 Minami Sangyo Kk 気流式粉砕機

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