JP3704327B2 - 回動開閉の障害回避自在のキャスターを有する開き門扉 - Google Patents

回動開閉の障害回避自在のキャスターを有する開き門扉 Download PDF

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【0001】
【従来の技術】
門柱に門扉本体の吊元側をヒンジ連結することによって該門扉本体を吊持ちした片開き乃至両開きの開き門扉においては,該門扉本体にキャスターを設置しその重量を戸先側で支持することによって門扉本体の垂れ下りを防止するとともにキャスターの転動によって門扉本体のスムーズな開閉を行うようにすることが多く,この場合,例えば鋳物門扉に見られるように門扉本体の戸先側先端部位にキャスターを定位置固定することによって一般にその設置を行うものとされている。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
しかし乍ら門扉の設置場所の地表はコンクリート仕上面とされることが多いが,一般にコンクリート仕上面は,これが現場施工のコンクリート打ちを行って形成されることによって必ずしも水平で平坦であるとは限らず,門扉本体の回動開閉方向に傾斜したり凹凸があったりしていることも多いし,また水道メーターの設置等によって同じく門扉本体の回動開閉方向に部分的な突出部が存在したりしていることも多い。
【0003】
このように傾斜,凹凸,部分的な突出部等が門扉本体のキャスター移動軌跡,即ちヒンジを中心とする回動開閉による円弧軌跡に存在すると,該キャスターの移動が妨げられたり,キャスターが地表から浮上ったりして,門扉本体の回動開閉障害をなったり,キャスターを設置しながら門扉本体の垂れ下りを招いたりする結果となる。
【0004】
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので,その解決課題とするところは,ヒンジを中心とする門扉本体の回動開閉に際してキャスターがその障害を回避自在とするとともにキャスターを簡易にして納まりよい外観に配置した回動開閉の障害回避自在のキャスターを有する開き門扉を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題に添って本発明は,門扉本体の下框長手方向に設置した前後に対をなす支持条に中空ホロー状にしてアルミ押出材一体成形のキャスター支持部材を長手方向任意位置に取付設置し該キャスター支持部材に下框から前後方向に突出するようにキャスターを支持し,ヒンジを回動中心として回動する門扉本体に対して,同じくヒンジを回動中心とするキャスターの回動半径をその幅方向に可変とし得るようにし,キャスターの回動軌跡を門扉本体先端の回動軌跡とは独立して自由に設定自在とし,地表に存在することある傾斜,凹凸,突出部等の回動開閉障害を回避しつつ,キャスターの下支え支持によって門扉本体のスムーズ且つ安定した回動開閉を可能とするとともに上記キャスター支持部材の両側面にその端部を閉塞処理する端部キャップを配置してキャスター支持部材を好ましい外観形状を呈するようにしたものであって,即ち請求項1に記載の発明を,ヒンジを介して門柱に吊支持した門扉本体の下框に長手方向に向けて前後に対をなすように形成した支持条と,該支持条に対応して取付基板に形成した前後突起を各支持条に長手方向スライド自在に係合支持し該取付基板から固定金具を下框の下面に突き当て又は螺入することによって該下框長手方向任意位置に取付設置するとともに該取付基板を水平に延設しその前後中間位置にキャスターボルト貫通用の透孔を穿設した張出部と該張出部を覆って張出部から下框長手方向に添う正面側に起立配置してキャスターボルト締着固定用空隙を形成した化粧カバー部とを備えて上記張出部上を中空ホロー状としたアルミ押出材一体成形のキャスター支持部材と,該キャスター支持部材の化粧カバー部の両側面に嵌合脚部を嵌合固定して該化粧カバー部両側面を閉塞処理した端部キャップと,上記キャスター支持部材の上記張出部の透孔から化粧カバー部におけるキャスターボルト締着用空隙に上向きに挿通して上記下框から前後方向に張出突設した張出部に該張出部を挟着する締着ナットによりキャスターボルトを締着固定することによって配置し上記門扉本体吊支持のヒンジとの回動半径を可変としたキャスターとを備えてなることを特徴とする回動開閉の障害回避自在のキャスターを有する開き門扉としたものである。
【0006】
請求項2に記載の発明は,上記に加えて,前後に対をなす支持条及び前後突起の係合支持を,上記下框とキャスター支持部材との間で可及的単純な構造にしてキャスターにより門扉本体の安定した支持をなし得るとともにキャスター支持部材の下框の長手方向中間位置における装着を可能とすることによって,所定位置までのスライド調整を省略乃至簡易化し,框組みの形態によって下框の支持条長手方向両端が縦框によって塞がれているときでも上記装着をなし得るものとするように,これを,上記前後に対をなす下框の支持条を,下框の下面前後端に対向方向に突設したL字状突条とし,上記キャスター支持部材の取付基板を,上記前後突起の一方を有する基板本体と上記固定金具によって該基板本体に一体化自在として上記前後突起の他方を有する突起形成プレートとによる2部材構成とするとともに該突起形成プレートをキャスター支持部材の取付基板における基板本体より幾分幅狭とし,取付基板における前後突起の下框の支持条に対する係合支持を,下框の一方の支持条に上記突起形成プレートの前後一方の突起を先行係合し,次いで他方の支持条に基板本体の前後他方の突起を後続係合することによって,上記突起形成プレートと基板本体とを個別装着可能とすることによって支持条と前後突起の係合支持を下框の長手方向中間位置において自在としてなることを特徴とする請求項1に記載の回動開閉の障害回避自在のキャスターを有する開き門扉としたものである。
【0007】
本発明はこれらをそれぞれ発明の要旨としてその課題解決の手段としたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下図面の例に従って本発明を更に具体的に説明すれば,Aは開き門扉であり,該開き門扉Aは,ヒンジ2を介して門柱1に吊支持した門扉本体3の下框4にその長手方向に向けて対をなすように形成した支持条41と,該支持条41に対応して取付基板51に形成した前後突起54を各支持条41に長手方向スライド自在に係合支持し該取付基板51から固定金具56を下框4の下面に突き当て又は螺入することによって該下框4長手方向任意位置に取付設置するとともに該取付基板51を水平に延設しその前後中間位置にキャスターボルト貫通用の透孔58を穿設した張出部57と該張出部57を覆って張出部57から下框長手方向に添う正面側に起立配置してキャスターボルト締着固定用空隙を形成した化粧カバー部59とを備えて張出部57上を中空ホロー状としたアルミ押出材一体成形のキャスター支持部材5と,該キャスター支持部材5の化粧カバー部59の両側面に嵌合脚部62を嵌合固定して該化粧カバー部59両側面を閉塞処理した端部キャップ6と,上記キャスター支持部材5の上記張出部57の透孔58から化粧カバー部59におけるキャスターボルト締着用空隙に上向きに挿通して締着ナット72によってキャスターボルト71を締着固定することによって上記下框4から前後方向に張出突設した張出部57に配置して上記門扉本体3吊支持のヒンジ2との回動半径を可変に配置したキャスター7とを備えたものとしてあり,これによって門扉本体3を下支え支持することによって門扉本体3の回動開閉をスムーズ且つ安定してなし得るようにしてある。
【0009】
本例の門扉本体3は,例えばアルミの押出材による上下左右の框を框組みし,該框組みの内側に同じくアルミの押出材による縦桟を配置して形成した縦格子のものとしてあり,このとき上記框組みは,下框4長手方向両端を,その支持条41下端が縦框の下端と一致するように縦框対向面の下端に突き当てタッピングビスによって固定するように行ってあり,このように框組みして形成した門扉本体3は,その吊元側の左右一方の縦框をヒンジ2を介して門柱1に回動自在に軸支して該門柱1に対してその吊支持を行うことによってこれを該ヒンジ2,正確にはそのヒンジ軸を回動中心とする前後方向の回動開閉を自在としたものとしてある。
【0010】
本例にあって上記前後に対をなす下框4の支持条41は,これを,下框4の下面前後端に対向方向に突設したL字状突条とし,上記キャスター支持部材5の取付基板51を,上記前後突起54の一方を有する基板本体52と上記固定金具56によって該基板本体52に一体化自在として上記前後突起54の他方を有する突起形成プレート53とによる2部材構成とするとともに該突起形成プレート53をキャスター支持部材5の取付基板51における基板本体52より幾分幅狭とし,取付基板51における前後突起54の下框4の支持条41に対する係合支持を,下框4の一方の支持条41に上記突起形成プレート53の前後一方の突起54を先行係合し,次いで他方の支持条41に基板本体51の前後他方の突起54を後続係合することによって,上記突起形成プレート53と基板本体51とを個別装着可能とすることによって支持条41と前後突起54の係合支持を下框4の長手方向中間位置において自在としたものとしてある。
【0011】
本例にあって上記アルミの押出材によって形成した下框4の上記L字状突条とした支持条41は,該下框4に一体成形してその下面の前後端に対向方向にL字状水平部分を向けるように前後を対として,本例において前後に対称をなすように配置したものとしてある。
【0012】
また上記キャスター支持部材5における取付基板51の前後突起54は,これを,該取付基板51の前後端に上記支持条41と上下逆向きに突設することによって支持条41と各水平部分を重合するように係合支持されるL字状乃至略L字状突起とし且つ上記固定金具56を取付基板51の前後中間位置において下框4下面の前後中間位置に突き当て又は螺入するようにしてある。
【0013】
上記キャスター部材5は,これを,上記張出部57から上記キャスターボルト71の締着固定用の空隙を形成するように下框4長手方向に添う正面側に起立配置した化粧カバー部59を備えたアルミ押出材によって一体に形成するとともに該化粧カバー部59の両側面に端部閉塞用の端部キャップ6を嵌着したものとしてある。
【0014】
このとき本例の上記基板本体52は,その非張出部側の正面側先端に上記前後突起の一方における正面側,即ち前方の突起54を逆L字状に起立するように上記押出材によって一体に備えたものとしてあり,また上記突起形成プレート53は,これを上記基板本体52より幾分幅狭にして,例えば上記一方たる前方の突起54部分に相当する幅分を狭くした幅を有して,水平の基部とその前後端に上記と同様に略逆L字状の各突起54を起立配置した,例えばアルミの押出材,ステンレスの曲げ加工材等による,本例にあって基板本体52と略同等の長さのプレートとするとともに上記水平の基部にはその前後中間位置に長手方向に複数,本例においては一対のネジ孔55を透設したものとしてある。
【0015】
上記化粧カバー部59の両側面に嵌着した端部閉塞用の端部キャップ6は,化粧カバー部59の両側面の形状に合せて該両側面を塞ぐキャップ基部61と,該キャップ基部61の背面に配置して化粧カバー部59に嵌合する嵌合脚部62とを備えたものとし,本例の端部キャップ6は,上記中空ホロー状をなす化粧カバー部59の形状に合せて垂直面をなすキャップ基部61と,その中空部に嵌合するようにこれに合せた形状をなす嵌合脚部62とを備えて,例えば合成樹脂,アルミ鋳物等によって一体成型したものとしてある。
【0016】
本例にあってキャスター7は,表面に雄ネジを刻設したキャスター取付軸をなすように起立したキャスターボルト71と,該キャスターボルト71の下端に回転自在に固定したキャスター本体をなす回転車とを備えた市販のものを用いてある。
【0017】
上記キャスター支持部材5は,これを門扉本体3の下框4にその長手方向任意位置に取付設置することによって,該キャスター支持部材5を介してキャスター7を門扉本体3に配置するが,キャスター支持部材5の下框4への取付設置は,下框4の支持条41にキャスター支持部材5を上記長手方向スライド自在に係合支持し固定金具56の固定措置を施すことによって行うところ,キャスター支持部材5の係合支持は,キャスター支持部材5側でこれを2部材構成したことによって,下框4の支持条41を縦框の下端と面一とするように框組みするとともにこれに切欠部等を配置することなく,一方の支持条41に突起形成プレート53の突起54を引掛け状に先行係合し,次いで他方の支持条41に基板本体52の突起54を同じく引掛け状に後続係合するようにして,これら2部材を上記個別装着してこれを行うようにしてあり,またその固定措置は,キャスター支持部材5の取付基板51,本例にあってはその基板本体52に設置した透孔55から上記先行係合した突起形成プレート53のネジ孔55にネジ56を螺入し,その先端を下框4下面に突き当てることによって,前後突起54が各支持条41に圧接するようにネジ止めしてこれを行うものとしてある。
【0018】
キャスター7は,キャスター支持部材5の,本例において上記張出部57に設置することによって上記門扉本体3を下支え支持するようにしてあり,該張出部57への設置は,その透孔58にキャスター7の上記起立したキャスターボルト71を挿通して,該キャスターボルト71に合せた雌ネジを刻設した上下に複数,本例にあっては一対の締着ナット72によって締着固定することによってこれを行うようにしてあり,このとき透孔58を上記下框4より前後方向に張出突設した張出部57に設置したことによって,上記下框から前後方向に張出突設した張出部に締着固定して,キャスター7を下框4より前後方向に変位した位置に設置して,例えば下框4の下位に直接にキャスター7を設置することによる煩雑さを解消するようにしてある。
【0019】
上記キャスター7のキャスターボルト71の締着固定は,一対のうち上方の締着ナット72をキャスター支持部材5に回転不能に支持することによって固定ナットとする一方,下方の締着ナット72をキャスターボルト71に螺装し,これら一対の締着ナット72によってキャスター支持部材5の上記張出部57を挟着して行うものとしてあり,このときキャスターボルト71は上記固定ナットに対してその高さ位置を可変とし得ることによって,下框4に対するキャスター7設置高さを適宜に調整自在としてキャスター7の好ましい接地形態を確保することができるようにしてある。
【0020】
端部キャップ6は,上記支持条41に対するキャスター支持部材5のネジ56止め設置乃至キャスター7の設置後に,その化粧カバー部59の両側面に,嵌合脚部62を嵌合固定してその嵌着を行ってこれを閉塞するように配置し,その両側面の閉塞処理を行うようにすればよい。
【0021】
このように門扉本体3に配置したキャスター7は,キャスター支持部材5に支持され,該キャスター支持部材5は門扉本体3の下框4長手方向に設置した支持条41に長手方向任意位置で固定自在とすることによって,下框4の長手方向,即ち門扉本体3の幅方向に任意位置の設置が可能となるから,門扉本体3を吊支持したヒンジ2を回動中心とするキャスター7の回動半径を可変とすることができ,ヒンジ2を回動中心として回動する門扉本体3先端の回動軌跡とは独自の回動軌跡を描いてその回動をなし得るように自由に設定自在となって,地表に存在することある傾斜,凹凸,突出部等の回動開閉障害を回避しつつ,キャスター7の下支え支持によって門扉本体3のスムーズ且つ安定した回動開閉が可能となる。
【0022】
また支持条41は下框4の下面に配置し,キャスター支持部材5のネジ56突き当てを該下面において行う一方,キャスター7の支持を下框4の前後方向に張出突設した張出部57においてその透孔58にボルト71を締着固定して行うようにしたから,キャスター7の設置に用いる支持条41が下框4に露出するのを防止して良好な外観を確保するとともに該支持条41に対するキャスター支持部材5,該キャスター支持部材5に対するキャスター7の配置を簡易にして納まり良い外観になし得るものとすることができ,更にキャスター支持部材5をアルミ押出材によって一体に形成し,その両側面に端部キャップ6を嵌着配置したから,キャスター支持部材5を好ましい外観形状を呈するものとして形成することができる。
【0023】
図示した例は以上のとおりとしたが,幅方向一対の門扉本体を両開き又は片開きの門扉とすること,支持条を下框の下面に逆T字状に突出するように背合せのL字状に前後に対をなすように形成し,キャスター支持部材の前後突起をこれに合せるよう,キャスター支持部材の取付基板に一体に又は上記と同様に2部材構成のものとすること,支持条の配置を下框の正面乃至背面に行うようにすること,支持条の配置を上記下框の下面に成型材を一体的に後付することによって行うようにすること等を含めて,本発明の実施に当って,門柱,ヒンジ,門扉本体,下框,支持条,キャスター支持部材,キャスター等の各具体的形状,構造,材質,これらの関係,これらに対する付加等は,上記発明の要旨に反しない限りその形態を様々なものとすることができる。
【0024】
【発明の効果】
本発明は以上のとおりに構成したから,請求項1に記載の発明は,門扉本体の下框長手方向に設置した前後に対をなす支持条に中空ホロー状にしてアルミ押出材一体成形のキャスター支持部材を長手方向任意位置に取付設置し該キャスター支持部材に下框から前後方向に突出するようにキャスターを支持し,ヒンジを回動中心として回動する門扉本体に対して,同じくヒンジを回動中心とするキャスターの回動半径をその幅方向に可変とし得るようにし,キャスターの回動軌跡を門扉本体先端の回動軌跡とは独立して自由に設定自在とし,地表に存在することある傾斜,凹凸,突出部等の回動開閉障害を回避しつつ,キャスターの下支え支持によって門扉本体のスムーズ且つ安定した回動開閉を可能とし,これによって,ヒンジを中心とする門扉本体の回動開閉に際してキャスターがその障害を回避自在とするとともにキャスターを簡易にして納まりよい外観に配置した回動開閉の障害回避自在のキャスターを有する開き門扉を提供することができる。
【0025】
請求項2に記載の発明は,上記に加えて,前後に対をなす支持条及び前後突起の係合支持を,上記下框とキャスター支持部材との間で可及的単純な構造にしてキャスターにより門扉本体の安定した支持をなし得るとともにキャスター支持部材の下框の長手方向中間位置における装着を可能とすることによって,所定位置までのスライド調整を省略乃至簡易化し,框組みの形態によって下框の支持条長手方向両端が縦框によって塞がれているときでも上記装着をなし得るものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 門扉の背面図である。
【図2】 キャスターを設置した門扉本体の斜視図である。
【図3】 要部の分解斜視図である。
【図4】 下框とキャスターとの関係を示す拡大縦断面図である。
【符号の説明】
A 門扉
1 門柱
2 ヒンジ
3 門扉本体
4 下框
5 キャスター支持部材
6 端部キャップ
7 キャスター
41 支持条
54 前後突起

Claims (2)

  1. ヒンジを介して門柱に吊支持した門扉本体の下框に長手方向に向けて前後に対をなすように形成した支持条と,該支持条に対応して取付基板に形成した前後突起を各支持条に長手方向スライド自在に係合支持し該取付基板から固定金具を下框の下面に突き当て又は螺入することによって該下框長手方向任意位置に取付設置するとともに該取付基板を水平に延設しその前後中間位置にキャスターボルト貫通用の透孔を穿設した張出部と該張出部を覆って張出部から下框長手方向に添う正面側に起立配置してキャスターボルト締着固定用空隙を形成した化粧カバー部とを備えて上記張出部上を中空ホロー状としたアルミ押出材一体成形のキャスター支持部材と,該キャスター支持部材の化粧カバー部の両側面に嵌合脚部を嵌合固定して該化粧カバー部両側面を閉塞処理した端部キャップと,上記キャスター支持部材の上記張出部の透孔から化粧カバー部におけるキャスターボルト締着用空隙に上向きに挿通して上記下框から前後方向に張出突設した張出部に該張出部を挟着する締着ナットによりキャスターボルトを締着固定することによって配置し上記門扉本体吊支持のヒンジとの回動半径を可変としたキャスターとを備えてなることを特徴とする回動開閉の障害回避自在のキャスターを有する開き門扉。
  2. 上記前後に対をなす下框の支持条を,下框の下面前後端に対向方向に突設したL字状突条とし,上記キャスター支持部材の取付基板を,上記前後突起の一方を有する基板本体と上記固定金具によって該基板本体に一体化自在として上記前後突起の他方を有する突起形成プレートとによる2部材構成とするとともに該突起形成プレートをキャスター支持部材の取付基板における基板本体より幾分幅狭とし,取付基板における前後突起の下框の支持条に対する係合支持を,下框の一方の支持条に上記突起形成プレートの前後一方の突起を先行係合し,次いで他方の支持条に基板本体の前後他方の突起を後続係合することによって,上記突起形成プレートと基板本体とを個別装着可能とすることによって支持条と前後突起の係合支持を下框の長手方向中間位置において自在としてなることを特徴とする請求項1に記載の回動開閉の障害回避自在のキャスターを有する開き門扉。
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