JPH08333874A - 建築用パネル - Google Patents

建築用パネル

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JPH08333874A
JPH08333874A JP16689095A JP16689095A JPH08333874A JP H08333874 A JPH08333874 A JP H08333874A JP 16689095 A JP16689095 A JP 16689095A JP 16689095 A JP16689095 A JP 16689095A JP H08333874 A JPH08333874 A JP H08333874A
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JP
Japan
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reinforcing
panel
face material
along
reinforcing surface
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Withdrawn
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JP16689095A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Kobayashi
和彦 小林
Taketo Matsumoto
丈人 松本
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 脆性部材の流動不良,加圧不良による外観不
良や強度不足が生じない建築用パネルを提供する。 【構成】 補強面材11に多数突設した立上部14を有
する係合突起13のうち、70%以上の係合突起13を
立上部14における補強面材11に沿う面方向Bと、軽
量コンクリート12等の脆性部材の流動方向Aとの挟み
角が0度ないし45度となるように配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は建築用パネルに係り、さ
らに詳しく言えば、例えば建物の床下に配線,配管等を
施工するための二重床構造に用いられる床パネル等の建
築用パネルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、オフィスビル等の建物には、床下
に配線,配管等を施工するために、例えば軽量コンクリ
ート等により略パネル状に形成された床パネルをスラブ
から天井方向に離間して多数敷設する二重床構造の導入
が進められている。図6に、例えば実開昭62−633
号公報や実開昭63−165031号公報等において提
案された軽量コンクリート製の床パネル60の概略を示
す。
【0003】この床パネル60は、軽量コンクリート6
1を補強するための補強面材62を有し、プレス成形に
より製造される。すなわち、下型63内に補強面材62
を水平に配置するとともに、補強面材62の平面略中央
に粘状の軽量コンクリート61を配置し(図中二点鎖線
参照)、上型64により加圧して軽量コンクリート61
を補強面材62に沿って流動させた状態で固化させ、こ
れにより略パネル形状に成形する。補強面材62は平面
略正方形状に形成された例えば鋼板とされ、軽量コンク
リート61との接合強度を向上させるための係合突起6
5が同一面上に多数突設されている。図7に示すよう
に、係合突起65は、補強面材62が例えば80度切り
起こされた平板状の立上部66を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、これらの係
合突起65は、図8(A)に示すように、補強面材62
における粘状の軽量コンクリート61が配置される箇所
(大抵の場合、図中中央)を囲むように配置されること
が多い。このような配置であると、これらの係合突起6
5は、図8(B)および図8(C)に示すように、補強
面材62に沿って流動する軽量コンクリート61の流動
方向Aに対して、立上部66の補強面材62に沿う面方
向Bの挟み角が例えば90度あるいは50度となる。し
かしながら、床パネル60を製造するにあたっては、前
述のように配置された係合突起65が軽量コンクリート
61の流動を阻害するため、軽量コンクリート61を補
強面材62の全域にわたって流動させることが難しく、
空隙部が生じる虞れがある。
【0005】一方、図9(A)に示すように、各立上部
66における補強面材62に沿う面方向が互いに交差す
るように係合突起65を配置した床パネル60Aが知ら
れている。しかしながら、この床パネル60Aは、各係
合突起65のうち、50%の係合突起65が補強面材6
2に沿って流動する軽量コンクリート61の流動方向A
に対して、立上部66の補強面材62に沿う面方向Bの
挟み角が45度以上となっている。したがって、この床
パネル60Aでも、軽量コンクリート61を補強面材6
2の全域にわたって確実に流動させるには十分ではな
い。
【0006】このため、前述した床パネル60,60A
では、例えば角部に外観不良が生じたり、あるいは加圧
不足に伴う水抜き不良により所望の強度が確保できない
という問題があった。以上のような問題は、二重床構造
に用いられる床パネルだけに生ずるものではなく、軽量
コンクリート等のパネル材と補強面材とを接合した壁パ
ネルや天井パネル等の建築用パネルにも生じている。本
発明は、このような従来の問題を解決するためになされ
たもので、その目的は、パネル材による外観不良や強度
不足が生じない建築用パネルを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載した発明は、補強面材と、
前記補強面材に沿って流動して固化するパネル材とを有
し、前記補強面材および前記パネル材が前記補強面材に
多数突設された係合突起を介して接合されている建築用
パネルにおいて、前記係合突起が前記補強面材の厚み方
向に起立する平板状の立上部を有し、前記各係合突起の
うち、70%以上の係合突起が前記立上部における前記
補強面材に沿う面方向と前記パネル材の流動方向との挟
み角が0度ないし45度となるように配置されているこ
とを特徴としている。
【0008】この場合、補強面材としては、難燃性を有
する例えば鉄,アルミニウム等の金属や、各種合成樹
脂,炭素繊維,強化ガラス繊維(FRP),セラミッ
ク,木材等や、これらの複合材等の素材を例えば板金形
成,射出成形等により形成しておけばよい。一方、パネ
ル材としては、軽量コンクリートや繊維補強セメントあ
るいは珪酸カルシウム等が採用でき、補強面材の面上を
流動し、固化すると脆性を有する任意の材質が採用でき
る。
【0009】また、係合突起としては、金属製の補強面
材の場合、従来のように立上部を切り起こし成形してお
いてもよく、あるいは溶接,接着等により補強面材に接
続しておいてもよい。さらに、立上部としては、補強面
材に対して直交している必要はなく、従来のように傾斜
していてもよい。
【0010】一方、本発明の請求項2に記載した発明
は、補強面材と、前記補強面材に沿って流動して固化す
るパネル材とを有し、前記補強面材および前記パネル材
が前記補強面材に多数突設された係合突起を介して接合
されている建築用パネルにおいて、前記係合突起が前記
補強面材の厚み方向に起立する平板状の立上部を有し、
前記各係合突起のうち、70%以上の係合突起が前記立
上部における前記補強面材に沿う面方向と前記パネル材
の流動開始点を中心とする前記補強面材に沿う放射方向
との挟み角が0度ないし45度となるように配置されて
いることを特徴としている。
【0011】そして、本発明の請求項3に記載した発明
は、前記パネル材の流動開始点が前記補強面材の平面中
心であることを特徴としている。この場合、補強面材が
平面略正方形状であれば、各対角線の交点位置を流動開
始点とすればよく、当該位置に粘状のパネル材を配置し
て上型等により加圧すればよい。
【0012】
【作用】このような本発明の請求項1に記載した発明に
おいては、補強面材に多数突設された係合突起のうち、
70%以上の係合突起が例えば軽量コンクリート等のパ
ネル材の流動方向と、立上部の面方向との挟み角が0度
ないし45度となるように配置されているため、従来の
補強面材に比較してパネル材の流動を阻害しないことに
なる。すなわち、パネル材が建築用パネルの全域にわた
って流動するため、例えば角部に外観不良が生じたり、
あるいは加圧不足に伴う水抜き不良により所望の強度が
確保できないという問題を解消できることになる。
【0013】一方、本発明の請求項2に記載した発明に
おいては、70%以上の係合突起がパネル材の流動開始
点を中心とする放射方向に対して0度ないし45度とな
るように配置されているため、無作為に流動するパネル
材の流動方向を考慮して係合突起を配置する場合に比較
して補強面材の製作を容易に行えることになる。そし
て、本発明の請求項3に記載した発明においては、パネ
ル材の流動開始点が補強面材の平面中心であるため、パ
ネル材が補強面材に沿って均一に流動し、全域にわたっ
て空隙部が生じる虞れを解消できることになり、これら
により前記目的が達成される。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。なお、以下に説明する各実施例において、既に図
6ないし図9において説明した部材については、図中に
同一符号を付すことにより説明を簡略あるいは省略す
る。
【0015】図1には、本発明に係る第1実施例が示さ
れている。本実施例において例示される建築用パネル
は、建物の床下に配線,配管等を施工するための二重床
構造に用いられる床パネル10である。この床パネル1
0は、平面略正方形状に形成された鋼板製の補強面材1
1と、この補強面材11に沿って流動し、かつ、固化す
るとパネル材となる例えば軽量コンクリート12とによ
り所定厚みを有する略パネル形状に形成されている。
【0016】補強面材11の同一面上には、係合突起1
3が多数突設されている。図2(A)に示すように、係
合突起13は、補強面材11を例えば80度切り起こし
た立上部14を有し、補強面材11と一体的に設けられ
ている。そして、これらの係合突起13は、補強面材1
1の平面中心から補強面材11に沿う線Aと、立上部1
4における補強面材11に沿う面方向Bとの挟み角が0
度ないし45度となるように配置されている(図1,図
2(B)および図2(C)参照)。
【0017】ところで、床パネル10を製造するにあた
っては、粘状の軽量コンクリート12が補強面材11の
平面略中央に配置されるため、補強面材11の平面中心
から補強面材11に沿う線Aを、軽量コンクリート12
の流動開始点を中心とする補強面材に沿う放射方向と換
言できる。すなわち、係合突起13は、軽量コンクリー
ト12の流動開始点を中心とする補強面材に沿う放射方
向Aと、立上部14における補強面材11に沿う面方向
Bとの挟み角が0度ないし45度となるように配置され
ている。
【0018】図1に戻って、本実施例の建築用パネル1
0を製造するにあたっては、まず、図示しない下型内に
補強面材11を水平に配置するとともに、補強面材11
の平面略中央に粘状の軽量コンクリート12を配置す
る。次に、図示しない上型により加圧することにより、
軽量コンクリート12を補強面材11に沿って流動させ
る。この際、粘状の軽量コンクリート12が補強面材1
1の平面略中央を流動開始点としてから放射方向に流動
するが、係合突起13が補強面材11の平面中心から補
強面材11に沿う線Aに対して、立上部14における補
強面材11に沿う面方向Bの挟み角が0度ないし45度
となるように配置されているため、従来の補強面材に比
較して流動を阻害することはない。
【0019】また、粘状のパネル材12は、補強面材1
1の平面中心を流動開始点として流動するため、補強面
材11に沿って均一に流動し、特定箇所に空隙部等が生
じる虞れはない。そして、軽量コンクリート12が完全
に固化する所定時間が経過した後、互いに接合された補
強面材11と軽量コンクリート12とを脱型して床パネ
ル10を得る。
【0020】本実施例の床パネル10によれば、製造に
あたって、軽量コンクリート12の流動が従来の補強面
材に比較して阻害されないため、軽量コンクリート12
が補強面材11の全域にわたって確実に流動し、かつ、
十分に加圧される。したがって、従来の床パネルのよう
に、例えば角部に外観不良が生じないとともに、所望の
強度が確保できる。
【0021】また、係合突起13が軽量コンクリート1
2の流動開始点を中心とする補強面材11に沿う放射方
向Aに対して、立上部14の補強面材11に沿う面方向
Bが0度ないし45度となるように配置されている。こ
のため、係合突起13を配置するにあたっては、上型に
より加圧された無作為に流動する軽量コンクリート12
を考慮することなく容易に補強面材11を製作できる。
【0022】図3には、本発明に係る第2実施例が示さ
れている。なお、以下に説明する本実施例において、前
述した第1実施例において既に説明した部材について
は、図中に同一符号を付すことにより説明を簡略あるい
は省略する。本実施例の床パネル20においても、係合
突起13が補強面材11の平面中心から補強面材11に
沿う線Aと、立上部14における補強面材11に沿う面
方向Bとの挟み角が0度ないし45度となるように配置
されているため、前述した第1実施例において示した床
パネル10と同様な効果が得られる。
【0023】図4には、本発明に係る第3実施例が示さ
れている。なお、以下に説明する本実施例において、前
述した第1実施例あるいは第2実施例において既に説明
した部材については、図中に同一符号を付すことにより
説明を簡略あるいは省略する。本実施例の床パネル30
においては、多数の係合突起13のうち、70%以上の
係合突起13が補強面材11の平面中心から補強面材1
1に沿う線Aに対して、立上部14における補強面材1
1に沿う面方向Bの挟み角が0度ないし45度となるよ
うに配置されている。このため、本実施例の床パネル3
0においても、前述した第1実施例において示した床パ
ネル10、あるいは前述した第2実施例において示した
床パネル20と略同様な効果が得られる。
【0024】次に、前述した第1実施例の床パネル1
0,第2実施例の床パネル20および第3実施例の床パ
ネル30と、図8(A)で示した床パネル60および図
9(A)で示した床パネル60Aとを比較した強度試験
の結果を説明する。なお、以下、床パネル10,20,
30をそれぞれ実施例1,実施例2,実施例3とすると
ともに、床パネル60,60Aをそれぞれ比較例1,比
較例2として説明する。
【0025】実施例1および実施例2は、多数の係合突
起13のうち、すべて(100%)の係合突起13が立
上部14における補強面材11に沿う面方向Bと軽量コ
ンクリート12の流動方向Aとの挟み角が0度ないし4
5度となるように配置されている。また、実施例3は、
多数の係合突起13のうち、70%の係合突起13が立
上部14における補強面材11に沿う面方向Bと軽量コ
ンクリート12の流動方向Aとの挟み角が0度ないし4
5度となるように配置されている。
【0026】これらに対して、比較例1は、多数の係合
突起65のうち、すべて(100%)の係合突起65が
立上部66における補強面材62に沿う面方向Bと軽量
コンクリート11の流動方向Aとの挟み角が45度より
大きく、かつ、90度以下となるように配置されてい
る。また、比較例2は、多数の係合突起65のうち、5
0%の係合突起65が立上部66における補強面材62
に沿う面方向Bと軽量コンクリート11の流動方向Aと
の挟み角が0度ないし45度となり、他の係合突起65
が立上部66における補強面材62に沿う面方向Bと軽
量コンクリート11の流動方向Aとの挟み角が45度よ
り大きく、かつ、90度以下となるように配置されてい
る。
【0027】これらの実施例1,実施例2,実施例3,
比較例1および比較例2を1辺が500mmの平面略正
方形状に形成し、試験器として使用したインテスコ社製
2050により、辺中央部直辺を2mm/minで加圧
したときの2.5mm変位荷重および終局荷重を表1に
示す。なお、表1中、2.5mm変位荷重および終局荷
重は、比較例1の値を100とした指数を示している。
【表1】
【0028】この強度試験の結果によれば、実施例1お
よび実施例2が、比較例1および比較例2に比較して強
度が大幅に向上していることが判る。また、実施例3に
おいても、多数の係合突起13のうち、70%の係合突
起13が立上部14における補強面材11に沿う面方向
Bと軽量コンクリート12の流動方向Aとの挟み角が0
度ないし45度となるように配置されていれば、所望の
効果を得られることが判る。
【0029】なお、本発明は前述した各実施例に限定さ
れるものではなく、本発明を達成できる範囲での改良,
変形等は本発明に含まれるものである。例えば、補強面
材の材質としては鋼板以外でもよく、アルミニウム等の
金属や、各種合成樹脂,炭素繊維,強化ガラス繊維(F
RP),セラミック,難燃性を有する木材等や、これら
の複合材等の素材を採用してもよい。また、パネル材と
しては、軽量コンクリート以外にも繊維補強セメントあ
るいは珪酸カルシウム等が採用でき、本発明は補強面材
の面上を流動し、固化すると脆性を有する任意の材質に
ついて適用できる。
【0030】また、係合突起としては、所望形状の立上
部を補強面材に溶接,接着等により接続してもよく、図
5(A)に示す略三角形状の立上部14Aを有する係合
突起13Aや、図5(B)に示すように先端が円弧状に
形成された略三角形状の立上部14Bを有する係合突起
13Bを採用してもよい。さらに、立上部としては、補
強面材に対して直交していてもよく、その角度は任意で
ある。
【0031】そして、本発明の建築用パネルは、二重床
構造に用いられる床パネルだけに適用可能なものではな
く、軽量コンクリート等のパネル材と補強面材とを接合
した壁パネルや天井パネル等にも適用可能である。その
他、各実施例で示した補強面材,パネル材,係合突起の
材質,形状,寸法,形態,数,配置個所等は本発明を達
成できるものであれば任意であり、限定されない。
【0032】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載した発明によれ
ば、軽量コンクリート等のパネル材が補強面材の全域に
わたって確実に流動し、かつ、十分に加圧されるため、
角部等に外観不良が生じることがなく、所望の強度が確
保できる。一方、本発明の請求項2に記載した発明によ
れば、補強面材11の製作が容易となる。そして、本発
明の請求項3に記載した発明によれば、パネル材が補強
面材に沿って均一に流動するため、空隙部が生じる虞れ
を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す平面図である。
【図2】係合突起を示す斜視図および平面図である。
【図3】本発明の第2実施例を示す平面図である。
【図4】本発明の第3実施例を示す平面図である。
【図5】係合突起の変形例を示す斜視図である。
【図6】従来の床パネルを示す模式断面図である。
【図7】係合突起を示す斜視図である。
【図8】従来の床パネルを示す平面図である。
【図9】従来の床パネルを示す平面図である。
【符号の説明】
10,20,30 建築用パネルである床パネル 11 補強面材 12 パネル材である軽量コンクリート 13 係合突起 14 立上部 A 流動方向 B 立上部の面方向

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 補強面材と、前記補強面材に沿って流動
    して固化するパネル材とを有し、前記補強面材および前
    記パネル材が前記補強面材に多数突設された係合突起を
    介して接合されている建築用パネルにおいて、前記係合
    突起が前記補強面材の厚み方向に起立する平板状の立上
    部を有し、前記各係合突起のうち、70%以上の係合突
    起が前記立上部における前記補強面材に沿う面方向と前
    記パネル材の流動方向との挟み角が0度ないし45度と
    なるように配置されていることを特徴とする建築用パネ
    ル。
  2. 【請求項2】 補強面材と、前記補強面材に沿って流動
    して固化するパネル材とを有し、前記補強面材および前
    記パネル材が前記補強面材に多数突設された係合突起を
    介して接合されている建築用パネルにおいて、前記係合
    突起が前記補強面材の厚み方向に起立する平板状の立上
    部を有し、前記各係合突起のうち、70%以上の係合突
    起が前記立上部における前記補強面材に沿う面方向と前
    記パネル材の流動開始点を中心とする前記補強面材に沿
    う放射方向との挟み角が0度ないし45度となるように
    配置されていることを特徴とする建築用パネル。
  3. 【請求項3】 前記パネル材の流動開始点が前記補強面
    材の平面中心であることを特徴とする請求項1あるいは
    請求項2に記載した建築用パネル。
JP16689095A 1995-06-08 1995-06-08 建築用パネル Withdrawn JPH08333874A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4825312B1 (ja) * 2010-12-24 2011-11-30 株式会社アドヴァンス コンクリート構造物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4825312B1 (ja) * 2010-12-24 2011-11-30 株式会社アドヴァンス コンクリート構造物

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