JPH0833319A - 三相平衡装置 - Google Patents
三相平衡装置Info
- Publication number
- JPH0833319A JPH0833319A JP6170557A JP17055794A JPH0833319A JP H0833319 A JPH0833319 A JP H0833319A JP 6170557 A JP6170557 A JP 6170557A JP 17055794 A JP17055794 A JP 17055794A JP H0833319 A JPH0833319 A JP H0833319A
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- component
- conversion circuit
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E40/00—Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
- Y02E40/50—Arrangements for eliminating or reducing asymmetry in polyphase networks
Landscapes
- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
- Power Conversion In General (AREA)
- Ac-Ac Conversion (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高調波補償をすることのない三相平衡装置を
提供する。 【構成】 ＣＴで検出した三相交流検出値から帯域通過
フィルタにより基本波成分ｉuf，ｉvf，ｉwｆを抽出
し、三相／二相変換回路２、回転座標変換回路３にて基
本波正相分を直流，基本波逆相分を２倍周波成分に変換
し、高域通過フィルタ４1，４2にて基本波逆相分を抽出
し、更に回転座標変換回路３の逆変換をする回転座標変
換回路５及び二相／三相変換回路６にて三相に変換し、
基本波逆相分を検出する。この基本波逆相分には高調波
が含まれていないので、この基本波逆相分を指令値とし
て電力変換回路を補償制御すれば、負荷電流に高調波が
含まれていても高調波を補償することはない。
提供する。 【構成】 ＣＴで検出した三相交流検出値から帯域通過
フィルタにより基本波成分ｉuf，ｉvf，ｉwｆを抽出
し、三相／二相変換回路２、回転座標変換回路３にて基
本波正相分を直流，基本波逆相分を２倍周波成分に変換
し、高域通過フィルタ４1，４2にて基本波逆相分を抽出
し、更に回転座標変換回路３の逆変換をする回転座標変
換回路５及び二相／三相変換回路６にて三相に変換し、
基本波逆相分を検出する。この基本波逆相分には高調波
が含まれていないので、この基本波逆相分を指令値とし
て電力変換回路を補償制御すれば、負荷電流に高調波が
含まれていても高調波を補償することはない。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、三相交流の逆相分電流
を補償する三相平衡装置に関する。
を補償する三相平衡装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】三相平衡装置は、三相インバータと、三
相電流の逆相分電流を検出して三相インバータを補償制
御する制御回路とにより構成されている。
相電流の逆相分電流を検出して三相インバータを補償制
御する制御回路とにより構成されている。
【０００３】従来三相平衡装置の制御回路の電流指令を
演算する演算部は図２に示すように、電流検出器（Ｃ
Ｔ）により検出した三相電流ｉu，ｉv，ｉwを三相／二
相変換回路で二相交流ｉα，ｉβに変換し、更に回転座
標変換回路３により基本波正相分を直流成分、基本波逆
相分を基本波の２倍周波成分，更に高周波成分に変換す
る（ｉd，ｉq）。この二軸の有効電流成分ｉｄ及び無効
電流成分ｉqから高域通過フィルタ４1及び４2により基
本波の正相分を除去し、抽出した電流ｉd2，ｉq2を回転
座標変換回路５により上記回転座標変換回路３の逆変換
を行い二相交流ｉα2，ｉβ2に変換し、二相／三相変換
回路６で三相交流ｉu2，ｉv2，ｉw2に変換する。即ち、
三相電流ｉu，ｉv，ｉwから基本波逆相電流成分ｉu2，
ｉv2，ｉw2を検出する。しかして、制御回路は、この検
出した基本波逆相成分を指令値としてインバータを制御
する。
演算する演算部は図２に示すように、電流検出器（Ｃ
Ｔ）により検出した三相電流ｉu，ｉv，ｉwを三相／二
相変換回路で二相交流ｉα，ｉβに変換し、更に回転座
標変換回路３により基本波正相分を直流成分、基本波逆
相分を基本波の２倍周波成分，更に高周波成分に変換す
る（ｉd，ｉq）。この二軸の有効電流成分ｉｄ及び無効
電流成分ｉqから高域通過フィルタ４1及び４2により基
本波の正相分を除去し、抽出した電流ｉd2，ｉq2を回転
座標変換回路５により上記回転座標変換回路３の逆変換
を行い二相交流ｉα2，ｉβ2に変換し、二相／三相変換
回路６で三相交流ｉu2，ｉv2，ｉw2に変換する。即ち、
三相電流ｉu，ｉv，ｉwから基本波逆相電流成分ｉu2，
ｉv2，ｉw2を検出する。しかして、制御回路は、この検
出した基本波逆相成分を指令値としてインバータを制御
する。
【０００４】以下に上記回路２，３，５，６の演算を示
す。
す。
【０００５】ｉu＝ｓｉｎωｔ，ｉ2＝ｓｉｎ（ωｔ−２
π／３），ｉω＝ｓｉｎ（ωｔ＋２π／３）とすると、
π／３），ｉω＝ｓｉｎ（ωｔ＋２π／３）とすると、
【０００６】
【数１】
【０００７】
【数２】
【０００８】
【数３】
【０００９】
【数４】
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】上記制御回路の場合、
三相回路に高周波を発生する負荷が接続されていると、
三相交流検出値に高周波成分が含まれる。この高周波成
分は三相／二相変換回路２〜二相／三相変換回路６では
除去されることはないので、二相／三相変換回路６から
出力される基本波逆相電流成分には高調波成分が含まれ
る。従って逆相電流成分を指令値として電力変換回路に
より補償制御を行うと、高調波の補償も行ってしまう。
そのため装置容量が大きくなり、装置容量の算出も困難
となる。
三相回路に高周波を発生する負荷が接続されていると、
三相交流検出値に高周波成分が含まれる。この高周波成
分は三相／二相変換回路２〜二相／三相変換回路６では
除去されることはないので、二相／三相変換回路６から
出力される基本波逆相電流成分には高調波成分が含まれ
る。従って逆相電流成分を指令値として電力変換回路に
より補償制御を行うと、高調波の補償も行ってしまう。
そのため装置容量が大きくなり、装置容量の算出も困難
となる。
【００１１】本発明は、従来のこのような問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするとこは、高調波
補償をすることのない三相平衡装置を提供することにあ
る。
てなされたものであり、その目的とするとこは、高調波
補償をすることのない三相平衡装置を提供することにあ
る。
【００１２】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明における三相平衡装置は、検出した三相交流
から基本波成分を抽出するフィルタと、この三相基本波
交流を二相交流に変換する三相／二相変換回路と、この
二相交流から基本波成分を直流に、基本波逆相分を基本
波の２倍周波成分に変換する回転座標変換回路と、この
回転座標変換回路からの有効電流成分及び無効電流成分
がそれぞれ基本波の２倍周波成分を抽出する各フィルタ
と、この各フィルタからの基本波の２倍周波成分を前記
回転座標変換の逆変換にて二相交流に変換する回転座標
変換回路と、この二相交流を三相交流に変換する二相／
三相変換回路と、この二相／三相変換回路からの基本波
逆相分を指令値として補償制御を行う電力変換回路と、
からなることを特徴とする。
に、本発明における三相平衡装置は、検出した三相交流
から基本波成分を抽出するフィルタと、この三相基本波
交流を二相交流に変換する三相／二相変換回路と、この
二相交流から基本波成分を直流に、基本波逆相分を基本
波の２倍周波成分に変換する回転座標変換回路と、この
回転座標変換回路からの有効電流成分及び無効電流成分
がそれぞれ基本波の２倍周波成分を抽出する各フィルタ
と、この各フィルタからの基本波の２倍周波成分を前記
回転座標変換の逆変換にて二相交流に変換する回転座標
変換回路と、この二相交流を三相交流に変換する二相／
三相変換回路と、この二相／三相変換回路からの基本波
逆相分を指令値として補償制御を行う電力変換回路と、
からなることを特徴とする。
【００１３】
【作用】検出した三相交流からフィルタにより基本波成
分を抽出し、この高調波成分が除去された三相基本波交
流を用いて三相／二相変換回路〜二相／三相変換回路に
より基本波逆相分を検出しているので、高調波成分を含
むことなく基本波成分のみを検出することができる。し
かして、この検出した基本波逆相分を指令値として電力
変換回路にて補償制御を行えば、高調波成分の補償をす
ることなく基本波逆相分のみの補償制御ができる。
分を抽出し、この高調波成分が除去された三相基本波交
流を用いて三相／二相変換回路〜二相／三相変換回路に
より基本波逆相分を検出しているので、高調波成分を含
むことなく基本波成分のみを検出することができる。し
かして、この検出した基本波逆相分を指令値として電力
変換回路にて補償制御を行えば、高調波成分の補償をす
ることなく基本波逆相分のみの補償制御ができる。
【００１４】
【実施例】本発明の実施例について図１について説明す
る。図１は三相平衡装置の制御回路を示すもので、
１1，１2，１3はＣＴにより検出した三相電流ｉu，
ｉv，ｉwから基本波電流ｉuf，ｉvf，ｉwfを抽出する帯
域通過フィルタ、２はこの基本波電流を二相交流ｉα，
ｉβに変換する三相／二相変換回路、３はこの二相交流
を回転座標変換して基本波正相分を直流成分，基本波逆
相分を基本波の２倍周波数成分に変換した有効電流成分
ｉd及び無効電流成分ｉqを出力する回転座標変換回路。
る。図１は三相平衡装置の制御回路を示すもので、
１1，１2，１3はＣＴにより検出した三相電流ｉu，
ｉv，ｉwから基本波電流ｉuf，ｉvf，ｉwfを抽出する帯
域通過フィルタ、２はこの基本波電流を二相交流ｉα，
ｉβに変換する三相／二相変換回路、３はこの二相交流
を回転座標変換して基本波正相分を直流成分，基本波逆
相分を基本波の２倍周波数成分に変換した有効電流成分
ｉd及び無効電流成分ｉqを出力する回転座標変換回路。
【００１５】４1，４2はこの電流成分ｉd，ｉqから基本
波の正相分を除去した電流成分ｉd2，ｉq2を抽出する高
域通過フィルタ、５はこの電流成分ｉd2，ｉq2を回転座
標変換回路３の逆変換をして二相交流ｉα2，ｉβ2に変
換する回転座標変換回路、６はこの二相交流を二相／三
相変換して三相交流ｉu2，ｉv2，ｉw2に変換する二相／
三相回路である。
波の正相分を除去した電流成分ｉd2，ｉq2を抽出する高
域通過フィルタ、５はこの電流成分ｉd2，ｉq2を回転座
標変換回路３の逆変換をして二相交流ｉα2，ｉβ2に変
換する回転座標変換回路、６はこの二相交流を二相／三
相変換して三相交流ｉu2，ｉv2，ｉw2に変換する二相／
三相回路である。
【００１６】以上のように、ＣＴにより検出した三相電
流ｉu，ｉv，ｉwから帯域通過フィルタ１1，１2，１3に
より基本波電流ｉuf，ｉvf，ｉwfのみを抽出し、三相／
二相変換回路で二相交流に変換し、更に回転座標変換回
路３により２軸の電流ｉd，ｉqに変換しているので、こ
の電流成分ｉd，ｉqは基本波正相分である直流成分と基
本波逆相分である２倍周波成分からなり、高調波成分は
含まれない。このため、高域通過フィルタ４1，４2から
出力される電流ｉd2，ｉq2は逆相分である２倍周波成分
のみとなる。そして、この電流成分ｉd2，ｉq2を回転座
標変換回路５で変換し、更に二相／三相変換回路で変換
して検出した三相電流ｉu2，ｉv2，ｉw2は基本波逆相分
のみとなるので、この三相電流を指令値として制御され
る三相平衡装置は逆相電流の補償制御のみを行い高調波
の補償制御を行うことはない。従って平衡装置として必
要な装置容量の算出が容易となる。
流ｉu，ｉv，ｉwから帯域通過フィルタ１1，１2，１3に
より基本波電流ｉuf，ｉvf，ｉwfのみを抽出し、三相／
二相変換回路で二相交流に変換し、更に回転座標変換回
路３により２軸の電流ｉd，ｉqに変換しているので、こ
の電流成分ｉd，ｉqは基本波正相分である直流成分と基
本波逆相分である２倍周波成分からなり、高調波成分は
含まれない。このため、高域通過フィルタ４1，４2から
出力される電流ｉd2，ｉq2は逆相分である２倍周波成分
のみとなる。そして、この電流成分ｉd2，ｉq2を回転座
標変換回路５で変換し、更に二相／三相変換回路で変換
して検出した三相電流ｉu2，ｉv2，ｉw2は基本波逆相分
のみとなるので、この三相電流を指令値として制御され
る三相平衡装置は逆相電流の補償制御のみを行い高調波
の補償制御を行うことはない。従って平衡装置として必
要な装置容量の算出が容易となる。
【００１７】
【発明の効果】本発明は、上述のとおり構成されている
ので、次に記載する効果を奏する。
ので、次に記載する効果を奏する。
【００１８】（１）電流検出値から基本波成分のみを抽
出し、各種演算を行って逆相電流成分を検出し、これを
指令値として不平衡装置を制御しているから、装置は不
要な高調波補償を行うことがないので、平衡装置として
必要な装置容量の算出が容易となる。
出し、各種演算を行って逆相電流成分を検出し、これを
指令値として不平衡装置を制御しているから、装置は不
要な高調波補償を行うことがないので、平衡装置として
必要な装置容量の算出が容易となる。
【００１９】（２）また、不要な高調波補償を行うこと
がないので、装置容量が増大する。
がないので、装置容量が増大する。
【図１】本発明の実施例にかかる三相平衡装置の電流指
令演算部の回路を示すブロック図。
令演算部の回路を示すブロック図。
【図２】従来例にかかる三相平衡装置の電流指令演算部
の回路を示すブロック図。
の回路を示すブロック図。
１…帯域通過フィルタ ２…三相／二相変換回路 ３…回転座標変換回路 ４…高域通過フィルタ ５…回転座標変換回路３の逆変換を行う回転座標変換回
路 ６…二相／三相変換回路 ｉu，ｉv，ｉw…三相電流 ｉuf，ｉvf，ｉwf…基本波電流 ｉu2，ｉv2，ｉw2…基本波逆相分電流（指令値）
路 ６…二相／三相変換回路 ｉu，ｉv，ｉw…三相電流 ｉuf，ｉvf，ｉwf…基本波電流 ｉu2，ｉv2，ｉw2…基本波逆相分電流（指令値）
Claims (1)
- 【請求項１】 検出した三相交流から基本波成分を抽出
するフィルタと、 この三相基本波交流を二相交流に変換する三相／二相変
換回路と、 この二相交流から基本波成分を直流に、基本波逆相分を
基本波の２倍周波成分に変換する回転座標変換回路と、 この回転座標変換回路からの有効電流成分及び無効電流
成分からそれぞれ基本波の２倍周波成分を抽出する各フ
ィルタと、 この各フィルタからの基本波の２倍周波成分を前記回転
座標変換の逆変換にて二相交流に変換する回転座標変換
回路と、 この二相交流を三相交流に変換する二相／三相変換回路
と、 この二相／三相変換回路からの基本波逆相分を指令値と
して補償制御を行う電力変換回路と、からなることを特
徴とした三相平衡装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17055794A JP3237406B2 (ja) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | 三相平衡装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17055794A JP3237406B2 (ja) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | 三相平衡装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0833319A true JPH0833319A (ja) | 1996-02-02 |
| JP3237406B2 JP3237406B2 (ja) | 2001-12-10 |
Family
ID=15907069
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17055794A Expired - Lifetime JP3237406B2 (ja) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | 三相平衡装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3237406B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013085338A (ja) * | 2011-10-07 | 2013-05-09 | Daihen Corp | 位相調整装置、系統対抗分生成装置、系統連系インバータシステム、および、位相調整方法 |
| JP2013101016A (ja) * | 2011-11-08 | 2013-05-23 | Daihen Corp | 不平衡率検出装置、および不平衡率検出方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2020133951A1 (en) | 2018-12-26 | 2020-07-02 | Huawei Technologies Co., Ltd. | Multi-channel mode converters with silicon lenses |
-
1994
- 1994-07-22 JP JP17055794A patent/JP3237406B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013085338A (ja) * | 2011-10-07 | 2013-05-09 | Daihen Corp | 位相調整装置、系統対抗分生成装置、系統連系インバータシステム、および、位相調整方法 |
| JP2013101016A (ja) * | 2011-11-08 | 2013-05-23 | Daihen Corp | 不平衡率検出装置、および不平衡率検出方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3237406B2 (ja) | 2001-12-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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