JPH08333080A - クレーンの走行装置 - Google Patents

クレーンの走行装置

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Publication number
JPH08333080A
JPH08333080A JP14288495A JP14288495A JPH08333080A JP H08333080 A JPH08333080 A JP H08333080A JP 14288495 A JP14288495 A JP 14288495A JP 14288495 A JP14288495 A JP 14288495A JP H08333080 A JPH08333080 A JP H08333080A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wheel
axle
supporting
rocker beam
buffer material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14288495A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Horayama
隆弘 洞山
Takeshige Harada
武重 原田
Shigeru Okano
茂 岡野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
IHI Transport Machinery Co Ltd
Original Assignee
IHI Corp
Ishikawajima Transport Machinery Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp, Ishikawajima Transport Machinery Co Ltd filed Critical IHI Corp
Priority to JP14288495A priority Critical patent/JPH08333080A/ja
Publication of JPH08333080A publication Critical patent/JPH08333080A/ja
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  • Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 地震が発生しても、極端な大地震でない限り
脱輪を防ぎ、衝撃力および振れを吸収することができる
クレーンの走行装置を提供することにある。 【構成】 走行車輪が車輪軸方向にスライド可能に取付
けられていて、かつ、車輪軸を支持しているロッカービ
ームと該車輪の間に緩衝材が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はクレーンの走行装置に関
するもので、とりわけ、地震による振れを吸収するよう
にしたクレーンの走行装置に係るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来から地震対策を主眼とした構造のク
レーンの走行装置は非常に少なく、台風などの到来が予
期される場合はレールクランプ装置で固定しておいた
り、ブームを風の方向に向けておいたりしておく程度で
あった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の技
術においては、予期できない地震が発生した場合は、走
行車輪がレールから脱輪して使用不可能になるばかりで
なく、復旧に多くの手間と時間をかけなければならない
という問題点があった。本発明は、上記のような問題点
を解決しようとするものである。すなわち、本発明は、
地震が発生しても、極端な大地震でない限り脱輪を防
ぎ、衝撃力および振れを吸収することができるクレーン
の走行装置を提供することを目的とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、走行車輪が車輪軸方向にスライド可能に
取付けられていて、かつ、車輪軸を支持しているロッカ
ービームと該車輪の間に緩衝材が設けられているものと
した。
【０００５】
【作用】本発明によれば、走行車輪が車輪軸方向にスラ
イド可能に取付けられているので、そのスライド分だけ
余裕が生じ、脱輪が防がれ、かつ、車輪軸を支持してい
るロッカービームと該車輪の間に緩衝材が設けられてい
るので、これにより、衝撃力および振れが吸収される。
【０００６】
【実施例】図１は本発明の一実施例を示した一部断面正
面図である。図１において、１は走行車輪、２は車輪
軸、３はロッカービーム、４はゴムなどからなる緩衝
材、５は鉄板などの金属板、６は該車輪１のフランジ、
７は走行レール、８はヤードである。
【０００７】すなわち、走行車輪１が車輪軸２の軸方向
（矢印９の方向）にスライド可能に取付けられていて、
つまり、該車輪１に車輪軸２が緩挿入されていて、か
つ、車輪軸２を支持しているロッカービーム３と該車輪
１の間に緩衝材４，４（例えば厚さ１００ｍｍの円板状
のもの）が設けられていて、該緩衝材４，４の車輪１側
に対向する面に金属板（円板）５，５が取付けられてい
る。
【０００８】図１に示すように構成されたクレーンの走
行装置においては、走行車輪１が車輪軸２の方向（矢印
９の方向）にスライド可能に取付けられているので、地
震時にはそのスライド分だけ余裕が生じ、脱輪が防が
れ、かつ、車輪軸２を支持しているロッカービーム３と
該車輪１の間に緩衝材４，４が設けられているので、該
緩衝材４，４により、衝撃力および振れが吸収される。
また前記緩衝材４，４の車輪１側に対向する面に金属板
５，５が取付けられているので、走行車輪１が緩衝材
４，４に直接接触することが避けられ、従って該緩衝材
４，４の早期摩耗が防止される。
【０００９】
【発明の効果】以上説明をしたように、本発明によれ
ば、走行車輪が車輪軸方向にスライド可能に取付られて
いるので、地震時にはそのスライド分だけ余裕が生じ、
脱輪が防がれ、かつ、車輪軸を支持しているロッカービ
ームと該車輪の間に緩衝材が設けられているのでこれに
より、衝撃力および振れが吸収され、地震が発生して
も、あまり問題は生じない。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例を示した一部断面正面図であ
る。
【符号の説明】
１ 走行車輪 ２ 車輪軸 ３ ロッカービーム ４ 緩衝材 ５ 金属板 ７ レール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡野 茂 東京都中央区明石町６番４号 石川島運搬 機械株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 走行車輪が車輪軸方向にスライド可能に
    取付けられていて、かつ、車輪軸を支持しているロッカ
    ービームと該車輪の間に緩衝材が設けられていることを
    特徴とする、クレーンの走行装置。
  2. 【請求項２】 前記緩衝材の車輪側に対向する面に金属
    板が取つけられている請求項１記載のクレーンの走行装
    置。
JP14288495A 1995-06-09 1995-06-09 クレーンの走行装置 Pending JPH08333080A (ja)

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JP14288495A JPH08333080A (ja) 1995-06-09 1995-06-09 クレーンの走行装置

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JPH08333080A true JPH08333080A (ja) 1996-12-17

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ID=15325839

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JP (1) JPH08333080A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103318755A (zh) * 2013-07-05 2013-09-25 无锡港盛港口机械有限公司 一种起重机平衡梁结构

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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